JP4401798B2 - 蒸気タービン船の主タービントルク制限装置 - Google Patents

蒸気タービン船の主タービントルク制限装置 Download PDF

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Description

本願発明は、蒸気タービン船における主タービンがオーバートルクの運転状態とならないようにトルクを制限する装置に関する。
従来より、蒸気タービン船の主タービンの操縦は、港内運転時等の操船モード(maneuvering zone)では回転数制御で行われ、大洋航海時等の航行モード(navigation zone)では操縦弁の開度一定制御によって行われている。この航行モードにおける操縦弁の開度一定制御は、主タービンに供給する蒸気量一定の運転制御であり、図6のグラフに示すように、横軸の操縦弁開度と縦軸の主タービン回転数との対応関係から、操縦弁の開度制御(リフト量制御)によって主タービンの回転数を制御し、主タービンを一定トルクで運転するようにした制御である。
また、このように操縦される主タービンは、通常、平水域での運転においては、主タービンが高トルクで運転することがないように設計されている。例えば、図7のグラフに示す蒸気タービン船における主タービン運転制限カーブのように、横軸に示す主タービンの軸回転数と縦軸に示す出力とが互いに100%となる点 をデザインポイントとし、軸回転数は105%、出力は103%、そして運転時のトルクを105%までに制限した斜線で囲む範囲 内で運転するように設計されている。
しかし、大洋航行時には高波や強風が発生した荒天時等もあり、このような荒天時等には船体に作用する波や風の外力によって船体速度が落ち、プロペラを駆動する主タービンの回転数が落ちてタービン翼に作用する圧力が上昇して高トルクの運転状態となり、場合によってはオーバートルクの運転状態となる可能性がある。
そのため、このような荒天時等には、主タービンが高トルクの運転とならないように機関長等がその状況に応じて主タービンの回転数を制御する運転を行っている。
なお、この種の従来技術として、タービンフランジの内側と外側の温度を検出し、この温度に基いて指示回転数に対するそれらの将来の温度を予測し、フランジの内外温度差を一定にする増減速の時間を設定して、その時間に沿ったスケジュールで回転数を増減速させるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
特開昭49−50302号公報(第3−9頁、図2)
ところで、通常、前記した荒天時等でオーバートルクとなる状況は航行モードの運転状態であるため、主タービンの運転制御は操縦弁の開度一定制御となる。そのため、負荷状況が大きく変化する荒天時等に操縦弁の開度制御によって主タービンの回転数をその状況に応じて制御するのは難しく、機関長等の経験や勘に頼って制御される場合が多い。
しかしながら、近年、熟練した機関長等が少なくなり、荒天時等の状況に応じて安定した運転制御を行うのが難しくなっている。その上、主タービンは負荷トルクに関係なく操縦弁開度制御によって制御されてオーバートルクに対し何ら制御がなされていないので、荒天時等の主タービン運転制御がオーバートルクの運転状態となる可能性がある。そのため、このようなオーバートルクの状態で運転を行うと、主タービンや減速機の損傷に至るおそれがある。特に、プロペラを駆動する減速機の歯車に大きな負荷が作用して損傷に至るおそれがある。
さらに、従来は主タービンや他の構成が出力に対して大きな余裕を持たせて設計されていたが、近年、製造費用の削減や小型化のために主タービンや各構成を船体に対して余裕の少ない設計がなされているため、この点からも荒天時等の運転がオーバートルクの運転状態となって、前記したように主タービンや減速機の損傷に至るおそれを生じる。
このようなことから、荒天時等のように負荷変動が大きな運転状況においても主タービンがオーバートルクの運転状態とならないように制限できる装置が切望されている。
なお、前記特許文献1は、タービンフランジの内外温度に基いて回転数を増減速させようとするものであり、主タービンがオーバートルクの運転状態とならないように制限できるものではない。
そこで、前記課題を解決するために、本願発明は、蒸気タービン船のプロペラを駆動する主タービンの航行モードにおける回転数制御を、ハンドル指令に基づく操縦弁の開度調整による主蒸気量で行う蒸気タービン船の主タービントルク制限装置であって、前記プロペラの実回転数を検出する回転数検出器と、該回転数検出器で検出した実回転数に適した軸トルクとなる指令回転数を設定した実回転数テーブルとを設け、該実回転数テーブルから実回転数に対する指令回転数を出力し、該指令回転数とハンドル指令の回転数とを比較して低い回転数をハンドル指令回転数として出力して主タービンのトルクが設定値を超えないように前記操縦弁の開度を制御する制御装置を設けている。このようにすれば、実回転数に基いて主タービンのトルクが設定値を超えないように制限することができる。
また、蒸気タービン船のプロペラを駆動する主タービンの航行モードにおける回転数制御を、ハンドル指令に基づく操縦弁の開度調整による主蒸気量で行う蒸気タービン船の主タービントルク制限装置であって、前記プロペラの実トルクを検出するトルク検出器と、該トルク検出器で検出した実トルクに適した軸トルクとなる指令回転数を設定した実トルクテーブルとを設け、該実トルクテーブルから実トルクに対する指令回転数を出力し、該指令回転数とハンドル指令の回転数とを比較して低い回転数をハンドル指令回転数として出力して主タービンのトルクが設定値を超えないように前記操縦弁の開度を制御する制御装置を設けてもよい。このようにすれば、実トルクに基いて主タービンのトルクが設定値を超えないように制限することができる。
さらに、蒸気タービン船のプロペラを駆動する主タービンの航行モードにおける回転数制御を、ハンドル指令に基づく操縦弁の開度調整による主蒸気量で行う蒸気タービン船の主タービントルク制限装置であって、前記プロペラの実回転数を検出する回転数検出器と該プロペラの実トルクを検出するトルク検出器とを設け、該回転数検出器で検出した実回転数に適した軸トルクとなる指令回転数を設定した実回転数テーブルを設け、該実回転数テーブルから実回転数に対する指令回転数を出力し、該指令回転数とハンドル指令の回転数とを比較して低い回転数を主指令回転数として出力するとともに、前記トルク検出器で検出した実トルクに適した軸トルクとなる指令回転数を設定した実トルクテーブルを設け、該実トルクテーブルから実トルクに対する指令回転数を出力し、該指令回転数と前記主指令回転数とを比較して低い回転数をハンドル指令回転数として出力して主タービンのトルクが設定値を超えないように前記操縦弁の開度を制御する制御装置を設ければ、実回転数と実トルクとに基いて、より安定して主タービンのトルクが設定値を超えないように制限することができる。
また、前記蒸気タービン船の主タービントルク制限装置において、前記実回転数に対する指令回転数とハンドル指令の回転数とを比較して低い回転数を主指令回転数とし、該主指令回転数をタイムスケジューラによって所定時間で増減速させ、該増速又は減速させた主指令回転数と前記実トルクに対する指令回転数とを比較して低い回転数をハンドル指令回転数として出力するようにすれば、最終的に操縦弁に出力されるハンドル指令回転数を実トルクで制限して、負荷上昇によるトルク上昇を安定して制限することができる。
本願発明は、以上説明したような手段により、実際の負荷に応じて変化する主タービントルクがオーバートルクとならないように制限することが可能となる。
以下、本願発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本願発明の一実施形態を示す蒸気タービン船における主タービントルク制限装置の構成図である。なお、この実施形態では、実回転数と実トルクとによって主タービンのトルクがオーバートルクとならないように制限する例を説明する。
図示するように、プロペラ1のプロペラ軸5を駆動する減速機2には、高圧の主タービン3と低圧タービン4とが設けられている。この実施形態では、低圧タービン4によって熱回収効率を上げているが、この低圧タービン4は無くてもよい。
前記主タービン3には、主蒸気を供給する供給管6が接続されており、この供給管6には主蒸気の供給量を制御する操縦弁7が設けられている。また、前記プロペラ軸5には、このプロペラ軸5の実回転数を検出する回転数検出器8と、このプロペラ軸5に作用する実トルクを検出するトルク検出器9とが設けられている。これら回転数検出器8とトルク検出器9とは、配線11,12によって制御装置10と接続されている。
この制御装置10と前記操縦弁7とは配線13によって接続されており、制御装置10からの信号に基いて開度調整がなされるように構成されている。この操縦弁7の開度調整によって主タービン3に供給される主蒸気量が制御される。蒸気タービン船が航行モードで運転されている時には、この操縦弁7の開度調整による主蒸気量によって主タービン3の回転数が決まる。このような主タービントルク制限装置50の詳細を以下に説明する。
図2は図1に示す主タービントルク制限装置における実回転数に基づいて主タービンのトルクを制限するようにした機能を示すブロック図であり、図3は図2に示す実回転数に対する指令回転数を示すグラフである。図4は図1に示す主タービントルク制限装置における実トルクに基づいて主タービンのトルクを制限するようにした機能を示すブロック図であり、図5は図4に示す実トルクに対する指令回転数を示すグラフである。なお、これらの図において、「ハンドル指令」と「指令回転数」とは表現が異なるが、「ハンドル指令」は主タービンの回転数を指令する回転数信号のことで主タービンに対する「指令回転数」と同じであり、信号の位置で表現を異ならせたものである。
図2に示すように、船橋14(Wheel House)からのハンドル指令15と、機関制御室16(Engine Control Room)からのハンドル指令17とが制御装置10(図示する縦線の右側は制御装置内を示す。)に入力されており、これらの指令のいずれかがセレクション18によって選択されるように構成されている。19は、船橋14および機関制御室16から出力されたレバー傾転角を操縦弁開度パーセントのハンドル指令15,17に変換する変換テーブルである。
そして、セレクション18によって選択された側のハンドル指令15又は17がハンドル指令テーブル20によってハンドル指令回転数21(ハンドル指令)に変換されて出力される。このハンドル指令回転数21は、ハンドル指令テーブル20によって前進(AHEAD)又は後進(ASTERN)、もしくは停止(STOP)位置でのハンドル指令15又は17(横軸)の大きさに応じて、主タービン3の最大回転数に対する割合の主指令回転数(縦軸)として出力される。
一方、プロペラ軸5(図1)から検出された実回転数22が制御装置10に入力されている。この入力された実回転数22は、実回転数テーブル23によって主タービンがオーバートルクとならないような第1指令回転数24として出力される。
図3に示すように、この実施形態における実回転数テーブル23は、横軸に実回転数の最大回転数に対する割合を示し、縦軸に指令回転数の最大回転数に対する割合を示している。また、この実施形態では、図の右側に示す前進側(AHEAD)、図の左側に示す後進側(ASTERN)共に、横軸に示す実回転数のほぼ50%の範囲となる操船モードでは指令回転数24を50%の一定にして指令回転数を制限しないようにしている。そして、実回転数が50%を超える航行モードでは、前進側および後進側共に、実回転数にほぼ比例するように指令回転数24を増加させるような制限を与えている。
図2に示すように、この実回転数テーブル23から出力された第1指令回転数24は、第1低側選択手段25(LOW SELECT)によって前記ハンドル指令テーブル20から出力されたハンドル指令回転数21と比較される。この低側選択手段25は、ハンドル指令回転数21と第1指令回転数24とを比較して低い方を選択して出力する手段である。例えば、ハンドル指令回転数21が第1指令回転数24よりも高い場合には第1指令回転数24が選択されて出力され、ハンドル指令回転数21が第1指令回転数24よりも低い場合はハンドル指令回転数21が選択されて出力される。
つまり、航行モードにおいては、ハンドル指令15又は17に応じたハンドル指令回転数21と、実回転数から主タービン3の運転に適した上限の指令回転数24とが比較され、それらの低い方が低側選択手段25で選択されて主指令回転数26(後述する実トルクによる回転数制限がない場合は、ハンドル指令回転数となる。)として出力されるようにしている。
したがって、航行モードでは、プロペラ軸5の回転数に関係なく大きなハンドル指令15又は17を出したとしても、プロペラ軸5の実回転数が低い場合には実回転数テーブル23からその実回転数に適した指令回転数24が出力されるので、ハンドル指令15又は17がこの指令回転数24を超える場合でも低側選択手段25によって指令回転数24が選択されて実回転数に適した回転数以上の指令がでないように制限される。これにより、プロペラ軸5の回転数が負荷上昇等で低下した場合には主指令回転数26が制限されるので、主タービン3のトルクが大きく上昇するのを制限することができる。
なお、この実施形態では主指令回転数26(ハンドル指令回転数)として回転数を用いているため、ハンドル指令テーブル20の後に低側選択手段25を設けているが、実回転数から前記ハンドル指令15又は17と同一の信号を出力するように構成すれば、ハンドル指令テーブル20の前に低側選択手段25が設けられる。
一方、制御装置10には、操縦弁7の弁開度27が入力されている。この弁開度は弁開度変換テーブル28によって回転数相当の信号29に変換されている。この図では1つの弁開度変換テーブル28によって変換されているが、複数の変換テーブルを設けるようにしてもよい。
この回転数相当の信号29と前記主指令回転数26とが、選択部30によって選択され、図示する[A]に出力される。
図4に示すように、前記図2の[A]と図4の[A]とは同一であり、選択部30から入力された主指令回転数26(又は回転数相当の信号29)はタイムスケジューラ31に入力されている。このタイムスケジューラ31では、横軸に示す所定の時間で縦軸に示す前記主指令回転数26(ハンドル指令回転数)まで徐々に回転数を上昇させるように制御される。タイムスケジューラ31は、蒸気タービン船に応じて設定されている。このタイムスケジューラ31から出力された主指令回転数26がこの制御装置10(図の両側部に示す縦線の内側)に取り込まれている回転数信号32と比較部33で比較され、タイムスケジューラ31に基づく時間と回転数との関係を保つようにフィードバック制御されている。
一方、プロペラ軸5(図1)から検出された実トルク34が制御装置10に入力されている。この入力された実トルク34は、実トルクテーブル35によって主タービンがオーバートルクとならないような第2指令回転数36として出力される。
図5に示すように、この実施形態における実トルクテーブル35は、横軸に実トルクの最大トルクに対する割合を示し、縦軸に指令回転数の最大回転数に対する割合を示している。また、この実施形態では、横軸に示す実トルクのほぼ30%の範囲となる操船モードでは指令回転数36を約68%の一定にして指令回転数を制限しないようにしている。そして、実トルクがほぼ30%を超える航行モードでは、実トルクの上昇に伴って徐々に指令回転数36の上昇率が小さくなるような制限を与えている。
この実トルクテーブル35から出力された第2指令回転数36は、第2低側選択手段37(LOW SELECT)によって前記タイムスケジューラからの主指令回転数26と比較される。この第2低側選択手段37は、主指令回転数26と第2指令回転数36とを比較して低い方を選択する手段である。例えば、主指令回転数26が第2指令回転数36よりも高い場合には第2指令回転数36が選択されて出力され、主指令回転数26が第2指令回転数36よりも引く場合は主指令回転数26が選択されて出力される。
つまり、航行モードにおいては、主指令回転数26と、実トルクから主タービン3の運転に適した上限の指令回転数36とが比較され、それらの低い方が低側選択手段37で選択されてハンドル指令回転数38として出力されるようにしている。
したがって、航行モードでは、プロペラ軸5に作用するトルクがオーバートルクとなるような大きな主指令回転数26がタイムスケジューラ31から出力されたとしても、プロペラ軸5の実トルク34が高い場合には実トルクテーブル35によってその実トルク34に適した指令回転数36がハンドル指令回転数38として出力されるので、主指令回転数26がこの指令回転数36を超える場合には低側選択手段37によって指令回転数36が選択されて実トルク34に適した回転数以上の指令がでないように制限される。
この低側選択手段37から出力されるハンドル指令回転数38は、自動運転信号39との選択部40を介して弁開度変換テーブル41によって操縦弁7(図1)を操作する電気信号に変換され、操縦弁7の開度を操作する信号として制御装置10から操縦弁7に出力される。なお、この弁開度変換テーブル41では、回転数信号を操縦弁7の弁リフト量を制御する信号に変換しているが、装置構成に応じた変換テーブルを設けて変換するようにすればよい。
これにより、主タービン3の回転数信号として出力されたハンドル指令回転数38に対応するように、操縦弁7によって主タービン3に供給される主蒸気の量、すなわち、操縦弁7の弁リフト量が制御される。
しかも、この実施形態では、上述した図2に示すように、ハンドル指令15又は17を実回転数22に応じた指令回転数24で制限するとともに、この指令回転数24で制限した主指令回転数26を、図4に示すように実トルク34に応じた指令回転数36で制限するようにしているので、実回転数と実トルクとに基いて主タービンのトルクがオーバートルクとならないような設定値を超えないように制限することが安定して行える。
すなわち、この実施形態によれば、航行モードでは、プロペラ軸5の回転数に関係なく大きなハンドル指令15,17を出したとしても、プロペラ軸5の実回転数が低い場合には実回転数テーブル23からその実回転数に適した指令回転数24が出力されて、ハンドル指令15,17がこの指令回転数24を超える場合には低側選択手段25によって指令回転数24が選択されて主指令回転数26として出力され、そして、この主指令回転数26が、プロペラ軸5の実トルクに適した回転数として実トルクテーブル35から出力された指令回転数36と比較され、主指令回転数26がこの指令回転数36を超える場合には低側選択手段37によって指令回転数36が選択されて実トルクに適した回転数以上の指令回転数がでないようにハンドル指令回転数38が制限されるので、実回転数および実トルクの両方から制限された回転数以上の回転数となる量の主蒸気が主タービン3に供給されないように操縦弁7の弁開度を制御することができる。
したがって、操船者等の運転操作にかかわらず、主タービン3がオーバートルクの状態で運転されることはなく、荒天時等で外力が作用した場合でも主タービン3を設計範囲内で安定して運転することが可能となる。
上述した実施形態においては、実回転数テーブル23と実トルクテーブル35とから出力された第1指令回転数24と第2指令回転数36とによって主タービン3への主蒸気量を制限するようにしているが、実回転数又は実トルクのいずれか一方のみでも主タービン3への主蒸気量を制限することはできる。この主蒸気量が制限された場合、操縦者等が確認できるように警報を出してもよい。
なお、上述した実施形態における実回転数テーブル23や実トルクテーブル35における指令回転数24,36の制限カーブは一例であり、船体の大きさや主タービン3の特性、その他、使用条件に応じて設定すればよく、上述した実施形態に限定されるものではない。
また、上述した実施形態では、プロペラ軸5から実回転数と実トルクとを検出するように構成しているが、減速機2や主タービン3からこれらを検出するようにしてもよい。
さらに、上述した実施形態は最良の実施形態の一例を示しており、本願発明の要旨を損なわない範囲での種々の変更は可能であり、本願発明は上述した実施形態に限定されるものではない。
本願発明に係る蒸気タービン船の主タービントルク制限装置は、様々な海象状況において蒸気タービン船の主タービンがオーバートルクとならないように運転するために有用である。
本願発明の一実施形態を示す蒸気タービン船における主タービントルク制限装置の構成図である。 図1に示す主タービントルク制限装置における実回転数に基づいて主タービンのトルクを制限するようにした機能を示すブロック図である。 図2に示す実回転数に対する指令回転数を示すグラフである。 図1に示す主タービントルク制限装置における実トルクに基づいて主タービンのトルクを制限するようにした機能を示すブロック図である。 図4に示す実トルクに対する指令回転数を示すグラフである。 蒸気タービン船における操縦弁の開度一定制御時の操縦弁開度と主タービン回転数との関係を示すグラフである。 蒸気タービン船における主タービン運転制限カーブを示すグラフである。
符号の説明
1…プロペラ
2…減速機
3…主タービン
4…低圧タービン
5…プロペラ軸
6…供給管
7…操縦弁
8…回転数検出器
9…トルク検出器
10…制御装置
11,12,13…配線
14…船橋
15…ハンドル指令
16…機関制御室
17…ハンドル指令
18…セレクション
19…変換テーブル
20…ハンドル指令テーブル
21…ハンドル指令回転数
22…実回転数
23…実回転数テーブル
24…第1指令回転数
25…第1低側選択手段
26…主指令回転数(ハンドル指令回転数)
27…弁開度
28…弁開度変換テーブル
29…回転数相当の信号
30…選択部
31…タイムスケジューラ
32…回転数信号
33…比較部
34…実トルク
35…実トルクテーブル
36…第2指令回転数
37…第2低側選択手段
38…ハンドル指令回転数
39…自動運転信号
40…選択部
41…弁開度変換テーブル
50…主タービントルク制限装置

Claims (4)

  1. 蒸気タービン船のプロペラを駆動する主タービンの航行モードにおける回転数制御を、ハンドル指令に基づく操縦弁の開度調整による主蒸気量で行う蒸気タービン船の主タービントルク制限装置であって、
    前記プロペラの実回転数を検出する回転数検出器と、該回転数検出器で検出した実回転数に適した軸トルクとなる指令回転数を設定した実回転数テーブルとを設け、該実回転数テーブルから実回転数に対する指令回転数を出力し、該指令回転数とハンドル指令の回転数とを比較して低い回転数をハンドル指令回転数として出力して主タービンのトルクが設定値を超えないように前記操縦弁の開度を制御する制御装置を設けた蒸気タービン船の主タービントルク制限装置。
  2. 蒸気タービン船のプロペラを駆動する主タービンの航行モードにおける回転数制御を、ハンドル指令に基づく操縦弁の開度調整による主蒸気量で行う蒸気タービン船の主タービントルク制限装置であって、
    前記プロペラの実トルクを検出するトルク検出器と、該トルク検出器で検出した実トルクに適した軸トルクとなる指令回転数を設定した実トルクテーブルとを設け、該実トルクテーブルから実トルクに対する指令回転数を出力し、該指令回転数とハンドル指令の回転数とを比較して低い回転数をハンドル指令回転数として出力して主タービンのトルクが設定値を超えないように前記操縦弁の開度を制御する制御装置を設けた蒸気タービン船の主タービントルク制限装置。
  3. 蒸気タービン船のプロペラを駆動する主タービンの航行モードにおける回転数制御を、ハンドル指令に基づく操縦弁の開度調整による主蒸気量で行う蒸気タービン船の主タービントルク制限装置であって、
    前記プロペラの実回転数を検出する回転数検出器と該プロペラの実トルクを検出するトルク検出器とを設け、該回転数検出器で検出した実回転数に適した軸トルクとなる指令回転数を設定した実回転数テーブルを設け、該実回転数テーブルから実回転数に対する指令回転数を出力し、該指令回転数とハンドル指令の回転数とを比較して低い回転数を主指令回転数として出力するとともに、前記トルク検出器で検出した実トルクに適した軸トルクとなる指令回転数を設定した実トルクテーブルを設け、該実トルクテーブルから実トルクに対する指令回転数を出力し、該指令回転数と前記主指令回転数とを比較して低い回転数をハンドル指令回転数として出力して主タービンのトルクが設定値を超えないように前記操縦弁の開度を制御する制御装置を設けた蒸気タービン船の主タービントルク制限装置。
  4. 前記実回転数に対する指令回転数とハンドル指令の回転数とを比較して低い回転数を主指令回転数とし、該主指令回転数をタイムスケジューラによって所定時間で増減速させ、該増速又は減速させた主指令回転数と前記実トルクに対する指令回転数とを比較して低い回転数をハンドル指令回転数として出力するようにした請求項3記載の蒸気タービン船の主タービントルク制限装置。

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