JP4400357B2 - 静電容量検出装置 - Google Patents
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Description
CR=ε0・εR・SR/tR
CT=ε0・εox・ST/tox
にて定義し(ε0は真空の誘電率)、容量検出電極の面積をSD(μm2)、容量検出誘電体膜の厚みをtD(μm)、容量検出誘電体膜の比誘電率をεDとして信号検出素子の素子容量CDを
CD=ε0・εD・SD/tD
と定義した時に(ε0は真空の誘電率)、此の素子容量CDは、基準コンデンサ容量CRとトランジスタ容量CTとの和であるCR+CTよりも十分に大きい事を特徴とする。更に基準コンデンサ容量CRがトランジスタ容量CTよりも十分に大きいのが理想的である。従って素子容量CDは基準コンデンサ容量CR単体よりも十分に大きい事をも特徴とする。容量検出誘電体膜は静電容量検出装置の最表面に位置する事をも特徴と為す。又、本発明は測定されるべき対象物が容量検出誘電体膜に接しずに対象物距離tAを以て離れて居り、対象物容量CAを真空の誘電率ε0と空気の比誘電率εAと容量検出電極の面積SDとを用いて、
CA=ε0・εA・SD/tA
と定義した時に、基準コンデンサ容量CRは対象物容量CAよりも十分に大きい事を特徴とする。此処でも基準コンデンサ容量CRがトランジスタ容量CTよりも十分に大きいのが理想的である。
CR=ε0・εR・SR/tR
CT=ε0・εox・ST/tox
にて定義し(ε0は真空の誘電率)、容量検出電極の面積をSD(μm2)、容量検出誘電体膜の厚みをtD(μm)、容量検出誘電体膜の比誘電率をεDとして信号検出素子の素子容量CDを
CD=ε0・εD・SD/tD
と定義した時に(ε0は真空の誘電率)、
此の素子容量CDは、基準コンデンサ容量CRとトランジスタ容量CTとの和であるCR+CTよりも十分に大きく、且つ対象物が容量検出誘電体膜に接しずに対象物距離tAを以て離れて居り、対象物容量CAを真空の誘電率ε0と空気の比誘電率εAと容量検出電極の面積SDとを用いて、
CA=ε0・εA・SD/tA
と定義した時に、基準コンデンサ容量CRが対象物容量CAよりも十分に大きい事を特徴とする。此処でも基準コンデンサ容量CRがトランジスタ容量CTよりも十分に大きいのが理想的である。従って素子容量CDは基準コンデンサ容量CR単体よりも十分に大きく、且つ基準コンデンサ容量CR単体が対象物容量CAよりも十分に大きい事をも特徴とする。
CR=ε0・εR・SR/tR
CT=ε0・εox・ST/tox
と定義する(ε0は真空の誘電率)。又、容量検出電極の面積をSD(μm2)、容量検出誘電体膜の厚みをtD(μm)、容量検出誘電体膜の比誘電率をεDとして信号検出素子の素子容量CDを
CD=ε0・εD・SD/tD
と定義する(ε0は真空の誘電率)。対象物表面が素子容量CDの接地電極となり、容量検出電極が容量検出誘電体膜を挟んで他方の電極に相当する。容量検出電極は信号増幅用薄膜半導体装置のゲート電極と基準コンデンサの一方の電極とに接続されて居るので、素子容量CDを持つコンデンサとトランジスタ容量CTを持つコンデンサとが直列に接続され、同時に素子容量CDを持つコンデンサは基準コンデンサ容量CRを持つコンデンサとも直列に接続される事に成る。基準コンデンサの他方の電極は行線に接続され、行線が選択された際には電圧Vddが印可される。一方、信号増幅素子は列選択素子と直列接続されて行線と出力線との間に配置されているので、行線が選択された際に於ける信号増幅用MIS薄膜半導体装置のドレイン電位はVddのk倍(0<k≦1)となる(図4)。kの値は列選択素子の抵抗値と信号増幅素子の抵抗値にて定まり、具体的にはゼロよりも大きく、1以下である。列選択素子を設けぬ場合にkの値は1になる。行線への印可電圧と信号増幅素子のドレイン電位は此等3つのコンデンサの静電容量に応じて分割されるから、この状態にて信号増幅用薄膜半導体装置のゲート電極に掛かる電圧(凸部が接した時のゲート電圧)VGTは
CD>10×(CR+CT)
との関係を満たせば良い。この場合、VGT/Vddは0.1程度以下となり薄膜半導体装置はオン状態には成り得ない。対象物の凸部を確実に検出するには、対象物の凸部が静電容量検出装置に接した時に、信号増幅用薄膜半導体装置がオフ状態に成る事が重要である。従って電源電圧Vddに正電源を用いる場合には信号増幅用薄膜半導体装置として、ゲート電圧がゼロ近傍でドレイン電流が流れないエンハンスメント型(ノーマリーオフ型)N型トランジスタを用いるのが好ましい。より理想的には、伝達特性に於けるドレイン電流が最小値となるゲート電圧(最小ゲート電圧)をVminとして、この最小ゲート電圧が
0<0.1×Vdd<Vmin
又は
0<VGT<Vmin
との関係を満たす様な信号増幅用N型MIS薄膜半導体装置を使用する。反対に電源電圧Vddに負電源を用いる場合には信号増幅用薄膜半導体装置として、ゲート電圧がゼロ近傍でドレイン電流が流れないエンハンスメント型(ノーマリーオフ型)P型トランジスタを用いる。理想的には信号増幅用P型MIS薄膜半導体装置の最小ゲート電圧Vminが
Vmin<0.1×Vdd<0
又は
Vmin<VGT<0
との関係を満たす信号増幅用P型MIS薄膜半導体装置を使用する事である。斯うする事に依り対象物の凸部を、電流値Iが非常に小さいとの形態にて確実に検出し得るので有る。
CA=ε0・εA・SD/tA
と定義する。斯うして対象物が容量検出誘電体膜から離れた状態では、素子容量CDと対象物容量CAとが直列に接続され、更に此等のコンデンサに互いに並列接続されたトランジスタ容量CTと基準コンデンサ容量CRとが直列に接続される事になる。基準コンデンサには電圧Vddが印可され、信号増幅素子のドレイン電極にはkVddの電圧が印可される(図5)。印可電圧は静電容量に応じて四つのコンデンサー間で分割されるので、この条件下にて信号増幅用薄膜半導体装置のゲート電極に掛かる電圧(谷が来たときのゲート電圧)VGVは
CR>10×CA
との関係を満たせば良い。又、kの値如何に関わらず指紋の谷等が接近した時にトランジスタがオン状態になるには基準コンデンサ容量CRがトランジスタ容量CTよりも十倍以上大きくしておけば良い。
此等の条件を満たすと、VGT/Vddは0.9程度以上となり薄膜半導体装置は容易にオン状態と化す。対象物の凹部を確実に検出するには、対象物の凹部が静電容量検出装置に近づいた時に、信号増幅用薄膜半導体装置がオン状態に成る事が重要である。電源電圧Vddに正電源を用いる場合には信号増幅用薄膜半導体装置としてエンハンスメント型(ノーマリーオフ型)N型トランジスタを用いており、このトランジスタの閾値電圧VthがVGVよりも小さいのが好ましい。より理想的には、
0<Vth<0.91×Vdd
との関係を満たす様な信号増幅用N型MIS薄膜半導体装置を使用する。反対に電源電圧Vddに負電源を用いる場合には信号増幅用薄膜半導体装置としてエンハンスメント型(ノーマリーオフ型)P型トランジスタを用ており、理想的には信号増幅用P型MIS薄膜半導体装置の閾値電圧VthがVGVよりも大きいのが好ましい。より理想的には、
0.91×Vdd<Vth<0
との関係を満たす信号増幅用P型MIS薄膜半導体装置を使用する事である。斯うする事に依り対象物の凹部が、電流値Iが非常に大きいとの形態にて確実に検出されるに至る。
CR>10×CT
との関係式を満たした上で、素子容量CDと基準コンデンサ容量CRと対象物容量CAとが
CD>10×CR
CR>10×CA
との関係を満たす様に静電容量検出装置を特徴付ける。又、電源電圧Vddに正電源を用いる場合には信号増幅用薄膜半導体装置としてエンハンスメント型(ノーマリーオフ型)N型トランジスタを用いるのが好ましく、此のN型トランジスタの最小ゲート電圧Vminは
0<0.1×Vdd<Vmin 又は0<VGT<Vmin
との関係を満たし、更に閾値電圧VthがVGVよりも小さく、具体的には
0<Vth<0.91×Vdd 又は0<Vth<VGV
との関係を満たしているエンハンスメント型N型トランジスタを用いるのが理想的である。反対に電源電圧Vddに負電源を用いる場合には信号増幅用薄膜半導体装置としてエンハンスメント型(ノーマリーオフ型)P型トランジスタを用いるのが好ましく、此のP型トランジスタの最小ゲート電圧Vminは
Vmin<0.1×Vdd<0 又はVmin<VGT<0
との関係を満たし、更に閾値電圧VthがVGVよりも大きく、具体的には
0.91×Vdd<Vth<0 又はVGV<Vth<0
との関係を満たしているエンハンスメント型P型トランジスタを用いるのが理想的である。
CD>10×CR
CR>10×CT
CR>10×CA
との関係を満たす。斯くして電源電圧Vddを3.3Vとすると、指紋の山が静電容量検出装置表面に接した時に信号増幅用MIS薄膜半導体装置のゲート電極に印可される電圧VGTは0.30Vとなり、指紋の谷が来た時に此のゲート電極に印可される電圧VGVは3.11Vとなる。本実施例にて用いた信号増幅用N型薄膜半導体装置の最小ゲート電圧Vminは0.35Vで有り、指紋の山が接した時のゲート電圧VGTの0.30Vよりも大きいために、信号増幅用N型薄膜半導体装置は完全にオフ状態となった。一方、閾値電圧Vthは1.42Vであり、指紋の谷が来た時に得られるゲート電圧VGVの3.11Vより小さいために、信号増幅用N型薄膜半導体装置は完全にオン状態となった。この結果、指紋の山が静電容量検出装置表面に接した時に信号増幅素子から出力される電流値は4.5×10-13Aと窮めて微弱となる。反対に指紋の谷が来た時には信号増幅素子から2.6×10-5Aと大きな電流が出力され、指紋等の凹凸情報を精度良く検出するに至った。
Claims (22)
- 対象物との距離に応じて変化する静電容量を検出する事に依り、該対象物の表面形状を読み取る静電容量検出装置に於いて、
該静電容量検出装置はM行N列の行列状に配置されたM本の行線とN本の列線、及び該行線と該列線との交点に設けられた静電容量検出素子とを具備し、
該静電容量検出素子は信号検出素子と信号増幅素子とリセット素子と列選択素子とを含み、
該信号検出素子は容量検出電極と容量検出誘電体膜とを含み、
該信号増幅素子はソース電極とドレイン電極とゲート電極とを有する信号増幅用薄膜半導体装置から成り、
該リセット素子はソース電極とドレイン電極とゲート電極とを有するリセット用薄膜半導体装置から成り、
該列選択素子はソース電極とドレイン電極とゲート電極とを有する列選択用薄膜半導体装置から成り、
前記信号増幅素子のゲート電極と前記容量検出電極と前記リセット素子のドレイン電極とが接続されており、
前記リセット素子のソース電極は、前記行線に接続されており、
前記信号増幅用薄膜半導体装置と前記列選択用薄膜半導体装置とは直列に接続されて、前記行線と前記出力線との間に配置される
事を特徴とする静電容量検出装置。 - 前記リセット素子がスイッチオン状態になった際に前記信号増幅素子のゲート電極と前記容量検出電極とを接地電位とし得る事を特徴とする請求項1記載の静電容量検出装置。
- 前記リセット素子がスイッチオン状態となって居る間に前記信号増幅素子のドレイン電極を接地電位とし得る事を特徴とする請求項1または2記載の静電容量検出装置。
- 前記リセット素子のゲート電極が前記行線の隣接段に位置する行線に接続されて居る事を特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の静電容量検出装置。
- 前記信号増幅用薄膜半導体装置のドレイン電極は、前記M本の行線のうち特定の行線が選択された状態で、特定の列選択素子に選択信号が入力されて、前記静電容量検出素子が選択状態とされた時に前記特定の行線と電気的に導通される事を特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の静電容量検出装置。
- 前記静電容量検出装置は出力線を含み、前記信号増幅用薄膜半導体装置のソース電極は、前記M本の行線のうち特定の行線が選択された状態で、特定の列選択素子に選択信号が入力されて、前記静電容量検出素子が選択状態とされた時に該出力線と電気的に導通される事を特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の静電容量検出装置。
- 前記信号増幅素子と前記リセット素子とが同一導電型の薄膜半導体装置である事を特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の静電容量検出装置。
- 前記列選択素子はP型薄膜半導体装置であり、前記信号増幅素子はN型薄膜半導体装置であり、前記列選択素子と前記信号増幅素子との間にPN接合ダイオードを設ける事を特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の静電容量検出装置。
- 対象物との距離に応じて変化する静電容量を検出する事に依り、該対象物の表面形状を読み取る静電容量検出装置に於いて、
該静電容量検出装置はM行N列の行列状に配置されたM本の行線とN本の列線、及び該行線と該列線との交点に設けられた静電容量検出素子とを具備し、
該静電容量検出素子は信号検出素子と信号増幅素子とリセット素子と列選択素子とを含み、
該信号検出素子は容量検出電極と容量検出誘電体膜と基準コンデンサとを含み、
該基準コンデンサは基準コンデンサ第一電極と基準コンデンサ誘電体膜と基準コンデンサ第二電極とから成り、
該信号増幅素子はソース電極とドレイン電極とゲート電極とを有する信号増幅用薄膜半導体装置から成り、
該リセット素子はソース電極とドレイン電極とゲート電極とを有するリセット用薄膜半導体装置から成り、
該列選択素子はソース電極とドレイン電極とゲート電極とを有する列選択用薄膜半導体装置から成り、
前記信号増幅素子のゲート電極と前記容量検出電極と前記基準コンデンサ第二電極と前記リセット素子のドレイン電極とが接続されており、
前記リセット素子のソース電極は、前記行線に接続されており、
前記信号増幅用薄膜半導体装置と前記列選択用薄膜半導体装置とは直列に接続されて、前記行線と前記出力線との間に配置される
事を特徴とする静電容量検出装置。 - 前記基準コンデンサ第一電極と前記行線とが接続されて居る事を特徴とする請求項9記載の静電容量検出装置。
- 前記リセット素子がスイッチオン状態になった際に前記信号増幅素子のゲート電極と前記容量検出電極と前記基準コンデンサ第二電極とを接地電位とし得る事を特徴とする請求項9または10記載の静電容量検出装置。
- 前記リセット素子がスイッチオン状態となって居る間に前記信号増幅素子のドレイン電極を接地電位とし得る事を特徴とする請求項9乃至11のいずれかに記載の静電容量検出装置。
- 前記基準コンデンサ第一電極が接地電位となっている間に前記リセット素子をスイッチオン状態とし得る事を特徴とする請求項9乃至12のいずれかに記載の静電容量検出装置。
- 前記リセット素子のゲート電極が前記行線の隣接段に位置する行線に接続されて居る事を特徴とする請求項9乃至13のいずれかに記載の静電容量検出装置。
- 前記信号増幅用薄膜半導体装置のドレイン電極は、前記M本の行線のうち特定の行線が選択された状態で、特定の列選択素子に選択信号が入力されて、前記静電容量検出素子が選択状態とされた時に前記特定の行線と電気的に導通される事を特徴とする請求項9乃至14のいずれかに記載の静電容量検出装置。
- 前記静電容量検出装置は出力線を含み、前記信号増幅用薄膜半導体装置のソース電極は、前記M本の行線のうち特定の行線が選択された状態で、特定の列選択素子に選択信号が入力されて、前記静電容量検出素子が選択状態とされた時に該出力線と電気的に導通される事を特徴とする請求項9乃至15のいずれかに記載の静電容量検出装置。
- 前記信号増幅素子と前記リセット素子とが同一導電型の薄膜半導体装置である事を特徴とする請求項9乃至16のいずれかに記載の静電容量検出装置。
- 前記列選択素子はP型薄膜半導体装置であり、前記信号増幅素子はN型薄膜半導体装置であり、前記列選択素子と前記信号増幅素子との間にPN接合ダイオードを設ける事を特徴とする請求項9乃至17のいずれかに記載の静電容量検出装置。
- 前記基準コンデンサの電極面積をSR(μm2)、前記基準コンデンサ誘電体膜の厚みをtR(μm)、前記基準コンデンサ誘電体膜の比誘電率をεR、前記信号増幅用薄膜半導体装置のゲート電極面積をST(μm2)、前記ゲート絶縁膜の厚みをtox(μm)、前記ゲート絶縁膜の比誘電率をεoxとして、前記基準コンデンサ容量CRと前記信号増幅用薄膜半導体装置のトランジスタ容量CTとを
CR=ε0・εR・SR/tR
CT=ε0・εox・ST/tox
にて定義し(ε0は真空の誘電率)、
前記容量検出電極の面積をSD(μm2)、前記容量検出誘電体膜の厚みをtD(μm)、前記容量検出誘電体膜の比誘電率をεDとして前記信号検出素子の素子容量CDを
CD=ε0・εD・SD/tD
と定義した時に(ε0は真空の誘電率)、
該素子容量CDは、該基準コンデンサ容量CRと該トランジスタ容量CTとの和であるCR+CTよりも十分に大きい事を特徴とする請求項9至乃18のいずれかに記載の静電容量検出装置。 - 前記容量検出誘電体膜は前記静電容量検出装置の最表面に位置する事を特徴とする請求項19記載の静電容量検出装置。
- 前記対象物が前記容量検出誘電体膜に接しずに対象物距離tAを以て離れて居り、対象物容量CAを真空の誘電率ε0と空気の比誘電率εAと前記容量検出電極の面積SDとを用いて、
CA=ε0・εA・SD/tA
と定義した時に、
前記基準コンデンサ容量CRは該対象物容量CAよりも十分に大きい事を特徴とする請求項9乃至20のいずれかに記載の静電容量検出装置。 - 前記容量検出誘電体膜は前記静電容量検出装置の最表面に位置し、前記基準コンデンサの電極面積をSR(μm2)、前記基準コンデンサ誘電体膜の厚みをtR(μm)、基準コンデンサ誘電体膜の比誘電率をεR、前記信号増幅用薄膜半導体装置のゲート電極面積を
ST(μm2)、前記ゲート絶縁膜の厚みをtox(μm)、ゲート絶縁膜の比誘電率をεoxとして前記基準コンデンサ容量CRと前記信号増幅用薄膜半導体装置のトランジスタ容量CTとを
CR=ε0・εR・SR/tR
CT=ε0・εox・ST/tox
にて定義し(ε0は真空の誘電率)、
前記容量検出電極の面積をSD(μm2)、前記容量検出誘電体膜の厚みをtD(μm)、前記容量検出誘電体膜の比誘電率をεDとして前記信号検出素子の素子容量CDを
CD=ε0・εD・SD/tD
と定義した時に(ε0は真空の誘電率)、
該素子容量CDは、該基準コンデンサ容量CRと該トランジスタ容量CTとの和であるCR+CTよりも十分に大きく、
前記対象物が前記容量検出誘電体膜に接しずに対象物距離tAを以て離れて居り、対象物容量CAを真空の誘電率ε0と空気の比誘電率εAと前記容量検出電極の面積SDとを用いて、
CA=ε0・εA・SD/tA
と定義した時に、
該基準コンデンサ容量CRは該対象物容量CAよりも十分に大きい事を特徴とする請求項9至乃18のいずれかに記載の静電容量検出装置。
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