JP4398900B2 - ガスエンジン用燃料供給装置 - Google Patents

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Description

本発明は,性状の異なる2種類のガス燃料をガスエンジンに選択的に供給し得るようにした,ガスエンジン用燃料供給装置に関する。
かゝるガスエンジン用燃料供給装置は,特許文献1に開示されるように,既に知られている。
特開平5−156974号公報
ところで,上記特許文献1に開示されるガスエンジン用燃料供給装置では,それを構成する複数のレギュレータや,燃料切換弁,遮断弁等の間を燃料導管で繋いでいるため,配管関連の部品が多く必要であり,それに関連して部品の組み付け工数も多く,コストの低減が困難である上,装置が大型になって,その設置に広大なスペースを必要とする。
本発明は,かゝる事情に鑑みてなされたもので,レギュレータ,燃料切換弁,遮断弁等の各間の燃料導管の配管を不要にして,安価で且つコンパクトな,ガスエンジン用燃料供給装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために,本発明のガスエンジン用燃料供給装置は,第1燃料源から導入した第1燃料をガス化するベーパーライザと,このベーパーライザから導入したガス状の第1燃料の調圧を行う1次レギュレータと,この1次レギュレータから送出されたガス状の第1燃料を導入する第1入口通路,第2燃料源から送出されたガス状の第2燃料を導入する第2入口通路,並びに共通の出口通路を有すると共に,第1及び第2入口通路を選択的に出口通路に接続し得る燃料切換弁と,この燃料切換弁の出口通路から送出されたガス状の第1燃料又は第2燃料を略大気圧状態に調圧してガスエンジンのミキサに供給する共通の2次レギュレータと,前記燃料切換弁及び2次レギュレータ間の燃料通路をガスエンジンの作動・停止に応じて開・閉する遮断弁とを備え,前記ベーパーライザ,1次レギュレータ,燃料切換弁,遮断弁及び2次レギュレータを相互に一体的に連結してユニット化したことを第1の特徴とする。
また本発明は,第1の特徴に加えて,前記遮断弁及び1次レギュレータと前記燃料切換弁との各連結部を着脱可能に構成すると共に,前記遮断弁及び1次レギュレータから前記燃料切換弁を分離したときには,前記遮断弁に1次レギュレータ及び,第2燃料源に連なる第2燃料管を選択的に連結し得るようにしたことを第2の特徴とする。
さらに本発明は,第1又は第2の特徴に加えて,前記ベーパーライザ及び1次レギュレータにより第1モジュール体を構成したことを第3の特徴とする。
さらにまた本発明は,第1又は第2の特徴に加えて,遮断弁及び2次レギュレータにより第2モジュール体を構成したことを第4の特徴とする。
さらにまた本発明は,第1〜第3の特徴の何れかに加えて,前記ベーパーライザに燃料加熱用のヒータを設けたことを第5の特徴とする。
本発明の第1の特徴によれば,燃料切換弁を,第1入口通路及び出口通路間を接続するようにセットしたときは,第1燃料源から送出された第1燃料がベーパーライザでガス化され,1次レギュレータで調圧され,燃料切換弁を経て遮断弁に向かう。そこでガスエンジンが始動されると,それに応じて遮断弁が開弁するので,燃料切換弁を通過した第1燃料は2次レギュレータで略大気圧状態に調圧され,ガスエンジンに供給される。また燃料切換弁を,第2入口通路及び出口通路間を接続するように切換えたときは,第2燃料源から送出された第1燃料が燃料切換弁を経て遮断弁に向かう。そこでガスエンジンが始動されると,それに応じて遮断弁が開弁するので,遮断弁を通過した第2燃料は2次レギュレータで略大気圧状態に調圧され,ガスエンジンに供給される。したがって2次レギュレータは,第1燃料及び第2燃料の何れに対しても共通に調圧機能を発揮するので1個で足り,装置の簡素化に寄与し得る。
しかもベーパーライザ,1次レギュレータ,燃料切換弁,遮断弁及び2次レギュレータを相互に一体的に連結してユニット化したので,これら構成要素間の配管を不要にすることができると共に,組立工数の削減をもたらし,第2レギュレータが1個で足りることゝ相俟って,コストの低減と装置のコンパクト化を図ることができる。
また本発明の第2の特徴によれば,遮断弁及び1次レギュレータに燃料切換弁を連結することにより,第1及び第2燃料を選択的にガスエンジンに供給する切換式燃料供給装置を構成することができ,また遮断弁及び1次レギュレータから前記切換弁を分離して,遮断弁に1次レギュレータを直接連結することにより,専ら第1燃料をガスエンジンに供給する第1燃料専用の供給装置を構成することができ,また遮断弁に第2燃料管を直接連結することにより,専ら第2燃料をガスエンジンに供給する第2燃料専用の供給装置を構成することができる。したがって,上記三タイプの燃料供給装置においては共通機器が多く存在することになり,量産性が向上してコストの低減が期待できる。
さらに本発明の第3の特徴によれば,ベーパーライザ及び1次レギュレータにより第1モジュール体を構成したことで,切換式燃料供給装置,第1燃料専用の供給装置及び第2燃料専用の供給装置等の組み立てを簡単に行うことができる。
さらにまた本発明の第4の特徴によれば,遮断弁及び2次レギュレータにより第2モジュール体を構成したことで,切換式燃料供給装置,第1燃料供給装置及び第2燃料供給装置等の組み立てを簡単に行うことができる。
さらにまた本発明の第5の特徴によれば,第1燃料源からベーパーライザに導入した液状の第1燃料を,ヒータによる加熱により気化を効果的に行うことができる。
本発明の実施の形態を,図面に示す本発明の好適な実施例に基づき以下に説明する。
図1は本発明の燃料供給装置を備えるガスエンジンの燃料供給系統図,図2は上記燃料供給装置の各機能モジュールをモデル化して表した拡大側面図,図3は同燃料供給装置の一部を利用して,第1燃料専用の供給装置を構成した態様を示す側面図,図4は同燃料供給装置の一部を利用して,第2燃料専用の供給装置を構成した態様を示す側面図である。
先ず図1において,ガスエンジンEは,例えば発電機の駆動用に供される。このガスエンジンEには,その吸気ポート1に連通する吸気通路2を有するミキサ3が装着され,このミキサ3には,吸気通路2を通る吸入空気を濾過するエアクリーナ4が接続される。
ミキサ3は,吸気通路2を開閉するスロットル弁5と,このスロットル弁5の上流側で吸気通路2に開口する燃料ノズル6とが設けられており,その燃料ノズル6には,本発明に係る燃料供給装置Sの一つの燃料出口7から延出した供給管8が接続される。また燃料供給装置Sは,一対の第1及び第2燃料入口9A,9Bを備えており,第1燃料源11A及び第2燃料源11Bから延出した第1及び第2燃料管10A,10Bがそれぞれ接続され,燃料供給装置Sは,第1燃料源11Aの第1燃料FA及び第2燃料源11Bの第1燃料FBの一方を選択的に導入して調圧し,ミキサ3に供給するようになっている。第1燃料源11Aは,第1燃料FA,例えばブタンガスを充填したカセット式の小型ボンベ15で構成され,また第2燃料源11Bは,例えばプロパンガスを充填した大型ボンベ16で構成される。
さて,図2により上記燃料供給装置Sについて詳しく説明する。
燃料供給装置Sは,ベーパーライザ17,1次レギュレータ18,燃料切換弁19,遮断弁20,2次レギュレータ21及びジェット切換弁22からなっている。
ベーパーライザ17は,その一側に前記第1燃料入口9Aを備えており,これに第1燃料管10Aが接続される。ベーパーライザ17は,第1燃料源11Aから第1燃料管10Aを通して送られた液状の第1燃料FAをガス化させるもので,そのガス化を促進させるべく,その第1燃料FAを加熱する電気ヒータ23を備える。
ベーパーライザ17及び1次レギュレータ18の相対向する端部には対をなす第1連結部26,26が形成され,この第1連結部26,26を相互にボルト連結することにより,ベーパーライザ17及び1次レギュレータ18内部の燃料通路が相互に連通した第1モジュール体31が構成される。1次レギュレータ18では,ベーパーライザ17でガス化した第1燃料FAを所定の圧力まで減圧するようになっている。
遮断弁20及び2次レギュレータ21の相対向する端部には対をなす第2連結部27,27が形成され,この第2連結部27,27を相互に着脱可能にボルト連結することにより,遮断弁20及び2次レギュレータ21内部の燃料通路が相互に連通した第2モジュール体32が構成される。遮断弁20は,ガスエンジンEの作動時にクランク室や吸入ポート等の負圧発生部35に連通する負圧導入部36を有し,負圧導入部36に負圧を導入したとき開弁して,内部の燃料通路を導通させる。即ち,ガスエンジンEの作動・停止に応じて開・閉して内部の燃料通路を開放・遮断するようになっている。2次レギュレータ21は,遮断弁20から送られたガス状の第1燃料FAを略大気圧状態に調圧する。
燃料切換弁19及びジェット切換弁22は,共通基板37に取り付けられて第3モジュール体33に構成される。その共通基板37と1次レギュレータ18との相対向する端部には対をなす第3連結部28,28が形成されており,この第3連結部28,28を相互に着脱可能にボルト結合され,これによって燃料切換弁19及び1次レギュレータ18内部の燃料通路が接続される。
また共通基板37と,遮断弁20及び2次レギュレータ21との相対向する端部には対をなす第4連結部29,29が形成されており,この第4連結部29,29を相互に着脱可能にボルト結合され,これによって燃料切換弁19及び遮断弁20内部の燃料通路が接続され,同時に2次レギュレータ21及びジェット切換弁22内部の燃料通路が接続される。
共通基板37には,遮断弁20と反対側の側面に前記第2燃料入口9Bが,1次レギュレータ18と反対側に前記燃料出口7が設けられ,その第2燃料入口9Bに,第2燃料源11Bから延出した第2燃料管10Bが,また燃料出口7に,燃料ノズル6に連なる供給管8がそれぞれ接続される。
燃料切換弁19は,1次レギュレータ18に連通する第1入口通路40Aと,第2燃料入口9Bに連なる第2入口通路40Bと,遮断弁20に連通する出口通路41を有すると共に,その第1及び第2入口通路40A,40Bの一方を選択して出口通路41に接続するコック42を備えている。
ジェット切換弁22は,それぞれの出口側が前記燃料出口7に連なる一対の第1ジェット44A及び第2ジェット44Bと,第1ジェット44Aの入口に連なる第1出口通路45Aと,第2ジェット44Bの入口に連なる第2出口通路45Bと,1次レギュレータ18の連通する入口通路46とを有すると共に,第1及び第2出口通路45A,45Bの一方を選択して入口通路46に接続するコック47を備えている。そして,共通基板37には,上記燃料切換弁19のコック42及びジェット切換弁22のコック47を同時に切換え操作し得る単一の操作レバー48が取り付けられる。換言すれば,両コック42,47は,操作レバー48を介して連動し,燃料切換弁19においてコック42により第1入口通路40A又は第2入口通路40Bが出口通路41に接続されると,ジェット切換弁22においては第1出口通路45A又は第2出口通路45Bが入口通路46に接続されるようになっている。
以上のようにして,ベーパーライザ17,1次レギュレータ18,燃料切換弁19,遮断弁20及び2次レギュレータ21及びジェット切換弁22は,相互に一体的に連結されてユニット化される。
次に,この実施例の作用について説明する。
[切換式燃料供給装置態様]
図2に示すように,ベーパーライザ17,1次レギュレータ18,燃料切換弁19,遮断弁20及び2次レギュレータ21及びジェット切換弁22は,相互に一体的に連結されてユニット化されることで,切換式の燃料供給装置Sが構成される。その際,ベーパーライザ17及び1次レギュレータ18により第1モジュール体31が,遮断弁20及び2次レギュレータ21により第2モジュール体32が,燃料切換弁19及びジェット切換弁22により第3モジュール体33がそれぞれ構成されるので,切換式の燃料供給装置Sの構成に当たっては,三つのモジュール体31〜33を連結することで,簡単に構成することができ,組立性が極めて良好である。 而して,燃料切換弁19により第1入口通路40A及び出口通路41間を接続すれば,これに連動してジェット切換弁22が入口通路46及び第1出口通路45A間を接続する。その結果,第1燃料源11Aから送出された第1燃料FAは,第1燃料管10Aを経てベーパーライザ17に導入されてガス化され,次いで1次レギュレータ18で調圧され,燃料切換弁19を経て遮断弁20に向かう。そこでガスエンジンEが始動されると,それに応じて遮断弁20が開弁されるので,遮断弁20を通過した第1燃料FAは2次レギュレータ21で略大気圧状態に調圧された後,ジェット切換弁22により第1ジェット44A側に誘導され,第1ジェット44Aにより第1燃料FAに対応した適正な流量に規制され,供給管8を介してミキサ3の燃料ノズル6に供給される。ミキサ3の吸気通路2では,燃料ノズル6からの噴霧燃料と,エアクリーナ4で濾過された空気との混合気が生成され,それがスロットル弁5により流量を制御されながら,ガスエンジンEに吸入されていく。したがって,ガスエンジンEは,ガス状の第1燃料FAをもって運転を継続することができる。
次に,燃料切換弁19を,第2入口通路40B及び出口通路41間を接続する側に切換えれば,これに連動してジェット切換弁22が入口通路46及び第2出口通路45B間を接続する。その結果,今度は第2燃料源11Bから送出された第2燃料FBが第2燃料管10Bを経て直ちに遮断弁20に向かう。そして遮断弁20を通過した第2燃料FBは2次レギュレータ21で略大気圧状態に調圧された後,ジェット切換弁22により第2ジェット44B側に誘導され,第2ジェット44Bにより,第2燃料FBに対応した適正な流量に規制されながら,ガスエンジンEのミキサ3に供給される。したがって,ガスエンジンEは,ガス状の第1燃料FBをもって運転を継続することができる。
以上から明らかなように,2次レギュレータ21は,第1燃料FA及び第1燃料FBの何れに対しても共通に調圧機能を発揮するので1個で足り,燃料供給装置Sの簡素化に寄与し得る。しかもベーパーライザ17,1次レギュレータ18,燃料切換弁19,遮断弁20及び2次レギュレータ21を相互に一体的に連結してユニット化したので,これら構成要素間の配管を不要にすることができると共に,組立工数の削減をもたらし,第2レギュレータ21が1個で足りることゝ相俟って,コストの低減と装置のコンパクト化を図ることができる。
[第1燃料専用の燃料供給装置態様]
図3に示すように,第1モジュール体31と第2モジュール体32とを,第1モジュール体31の第2連結部28と第2モジュール体32の第4連結部29とを相互に直接ボルト連結する。それによって1次レギュレータ18の通路と遮断弁20の通路とが自動的に接続される。2次レギュレータ21の,開放された出口には,専用の第1ジェット44Aを介して供給管8を接続する。
而して,第1燃料源11Aから送出された第1燃料FAが第1燃料管10Aを経てベーパーライザ17に導入されてガス化され,次いで1次レギュレータ18で調圧された後,遮断弁20に直接向かう。そこでガスエンジンEが始動されると,それに応じて遮断弁20が開弁されるので,遮断弁20を通過した第1燃料FAは2次レギュレータ21で略大気圧状態に調圧された後,第1ジェット44A及び供給管8を経てミキサ3の燃料ノズル6に供給される。したがって,この形態の燃料供給装置は,専ら第1燃料FAをガスエンジンEに供給するものとなる。
このような形態の燃料供給装置の組み立てに際しても,ベーパーライザ17及び1次レギュレータ18からなる第1モジュール体31と,遮断弁20及び第2モジュール体32とを連結することにより,その装組み立てを簡単,迅速に行うことができ,組立性が良好である。
[第2燃料専用の燃料供給装置態様]
図4に示すように,第2モジュール体32において,遮断弁20側の通路入口に第2燃料管10Bを直接接続し,2次レギュレータ21の通路出口に専用の第2ジェット44Bを介して供給管8を接続する。
而して,第2燃料源11Bから送出されたガス状の第1燃料FBは第2燃料管10Bを経て直ちに遮断弁20に向かう。そこでガスエンジンEが始動されると,それに応じて遮断弁20が開弁されるので,遮断弁20を通過した第1燃料FBは2次レギュレータ21で略大気圧状態に調圧された後,第2ジェット44B及び供給管8を経てミキサ3の燃料ノズル6に供給される。したがって,この形態の燃料供給装置は,専ら第1燃料FBをガスエンジンEに供給するものとなる。
以上より明らかなように,切換式のガスエンジン用燃料供給装置Sでは,その構成要素を選択的に組み合わせることにより,第1燃料専用型及び第2燃料専用型など,異なるタイプの燃料供給装置を構成することができ,その結果,これら三タイプの燃料供給装置においては共通機器が多く存在することになり,量産性が向上してコストの低減が期待できる。
本発明は,上記実施例に限定されるものではなく,その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。例えば,第1モジュール体31は,ベーパーライザ17及び1次レギュレータ18を不離一体に結合することで構成することもでき,また第2モジュール体32も,遮断弁20及び2次レギュレータ21を不離一体に結合することで構成することができる。
本発明の燃料供給装置を備えるガスエンジンの燃料供給系統図。 上記燃料供給装置の各機能モジュールをモデル化して表した拡大側面図。 同燃料供給装置の一部を利用して,第1燃料専用の供給装置を構成した態様を示す側面図。 同燃料供給装置の一部を利用して,第2燃料専用の供給装置を構成した態様を示す側面図。
符号の説明
E・・・・・ガスエンジン
FA・・・・第1燃料(ブタンガス)
FB・・・・第2燃料(プロパンガス)
S・・・・・ガスエンジン用燃料供給装置
3・・・・・ミキサ
7・・・・・燃料出口
8・・・・・供給管
9A・・・・第1燃料入口
9B・・・・第2燃料入口
11A・・・第1燃料源
11B・・・第2燃料源
17・・・・ベーパーライザ
18・・・・1次レギュレータ
19・・・・燃料切換弁
20・・・・遮断弁
21・・・・2次レギュレータ
23・・・・ヒータ
31・・・・第1モジュール体
32・・・・第2モジュール体

Claims (5)

  1. 第1燃料源(11A)から導入した第1燃料(FA)をガス化するベーパーライザ(17)と,このベーパーライザ(17)から導入したガス状の第1燃料(FA)の調圧を行う1次レギュレータ(18)と,この1次レギュレータ(18)から送出されたガス状の第1燃料(FA)を導入する第1入口通路(40A),第2燃料源(FB)から送出されたガス状の第2燃料(FB)を導入する第2入口通路(9B),並びに共通の出口通路(41)を有すると共に,第1及び第2入口通路(40A,40B)を選択的に出口通路(41)に接続し得る燃料切換弁(19)と,この燃料切換弁(19)の出口通路(41)から送出されたガス状の第1燃料(FA)又は第2燃料(FB)を略大気圧状態に調圧してガスエンジン(E)のミキサ(3)に供給する共通の2次レギュレータ(21)と,前記燃料切換弁(19)及び2次レギュレータ(21)間の燃料通路をガスエンジン(E)の作動・停止に応じて開・閉する遮断弁(20)とを備え,前記ベーパーライザ(17),1次レギュレータ(18),燃料切換弁(19),遮断弁(20)及び2次レギュレータ(21)を相互に一体的に連結してユニット化したことを特徴とする,ガスエンジン用燃料供給装置。
  2. 請求項1記載のガスエンジン用燃料供給装置において,
    前記遮断弁(20)及び1次レギュレータ(18)と前記燃料切換弁(19)との各連結部を着脱可能に構成すると共に,前記遮断弁(20)及び1次レギュレータ(18)から前記燃料切換弁(19)を分離したときには,前記遮断弁(20)に1次レギュレータ(18)及び,第2燃料源(11B)に連なる第2燃料管(10B)を選択的に連結し得るようにしたことを特徴とする,ガスエンジン用燃料供給装置。
  3. 請求項1又は2記載のガスエンジン用燃料供給装置において,
    前記ベーパーライザ(17)及び1次レギュレータ(18)により第1モジュール体(31)を構成したことを特徴とする,ガスエンジン用燃料供給装置。
  4. 請求項1又は2記載のガスエンジン用燃料供給装置において,
    前記遮断弁(20)及び2次レギュレータ(21)により第2モジュール体(32)を構成したことを特徴とする,ガスエンジン用燃料供給装置。
  5. 請求項1〜3の何れかに記載のガスエンジン用燃料供給装置において,
    前記ベーパーライザ(17)に燃料加熱用のヒータ(23)を設けたことを特徴とする,ガスエンジン用燃料供給装置。
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