JP4395592B2 - 漏洩対策画像生成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、TEMPESTにより盗聴される漏洩電波の対策に関する。
TEMPEST等の盗聴技術により、利用者がコンピュータ等を利用しているときに、意図せずに発している電磁波を傍受することで、離れた場所から画面情報を再現することが可能である。
このような盗聴技術の対策として、電波遮断を行う方法が考えられるが、妨害電波を抑制するVCCI基準などでは盗聴対策としては十分でないことが本願発明者の研究によりわかっている。
また、特許文献1に示すように、重要な情報を扱う電子機器やその付属するケーブル等を十分にシールドし、電波の届かない域へ隔離する方法などが用いられているが、導電性の素材でできた電源線や水道管などを介して盗聴を行うことや、電力の消費を解析する電力解析によって盗聴することが可能であることから、こういった漏洩への対策を予め施した施設内にコンピュータ等を設置する場合を除けば現実的ではなく、例えば、特設される投票所で電子投票を利用する場合には適用困難である。
そこで、従来上位30%の水平方向の高周波数成分を持つ信号を、TEMPESTが有効な信号として利用していることに着眼し、このような信号を発生する部分を取り除いたフォントを用いることで、低コストな漏洩対策が行われている。
しかし、このような方法であれば、正常な利用者によるフォントの視認性も低下する。また、最近ではTEMPESTの性能向上によって、このようなフォントで表される文字であっても視認可能な程度に再現することが可能となっている。
更に、文字だけでなく、例えば文字の周辺やその背景として現れる画像についても盗聴対策が必要な場合もある。
特開平6−209180号公報
このことから、正常な利用者による視認性の低下を抑えつつ、水平方向の高周波数成分が一層発生しにくいフォントを利用する方法や、文字以外の画像についても同様に水平方向の高周波数成分を取り除く方法等が考えられるが、これらの方法を漏洩対策を行おうとする画像に一様に適用するなら、例えば、ある種の文字については大きく視認性が低下することとなり、利用者によってはその文字を識別できない場合も予想される。
例えば、「ひらがな」と「漢字」のような精細度の異なる文字を含む画像を上記の方法で処理するなら、その視認性低下の影響は「ひらがな」より、より精細な画像である「漢字」に大きく現れると考えられる。
このため、「ひらがな」を読み取られないよう、画像を一様に処理するなら「漢字」の視認性が低下し、利用者がそこに現れる文字を識別できなくなる可能性が高まる。また逆に、「漢字」を盗聴者に読み取られないように、画像を処理するなら「ひらがな」は盗聴者によって容易に視認され、識別される可能性が高まる。
そこで本発明は、低コストで一般的に利用可能なTEMPEST対策可能であり、且つ様々な精細度を持つ画像について漏洩対策可能である漏洩対策画像生成装置を提供することをその主たる課題としたものである。
すなわち本発明は、漏洩対策を施す画像であり、精細度が異なる文字を含む原画像を表す原画像情報と、画像の精細さに関する情報であり、単位面積当たりの彩度又は明度の変化の激しさにより画像の複雑さの程度を示す画像精細度情報とを受け付ける受付部と、前記画像精細度情報が示す画像の複雑さの程度に基づいて、漏洩対策のための平滑化処理の方法又は/及び度合いを定めるパラメータである漏洩対策パラメータを算出する制御部と、前記漏洩対策パラメータに基づいて前記原画像を平滑化処理することで得られる漏洩対策画像を表す漏洩対策画像情報を算出する漏洩対策画像生成装置本体とを備え、前記制御部が、画像の複雑さの程度が大きいほど軽度の平滑化処理を行うように前記漏洩対策パラメータを定めるものであることを特徴としたものである。
このようなものであれば、例えば彩度や明度の変化の激しさ等、画像の精細さに関する情報に基づいて適切な漏洩対策処理を行い、利用者の視認性の低下を抑えつつ、漏洩対策画像を生成することができる。
また、文字を表す画像に適用するなら、前記受付部が、前記原画像情報が単一の文字の形体を表すものであって、前記画像精細度情報が該文字の画数を表す情報を含むものであることを特徴とするものであれば、例えば未知の漢字に関しても、その画数を知ることで精細度を知ることができ、様々な漢字を表す画像について適切に漏洩対策することができる。
また、前記受付部が、前記原画像情報が単一の文字の形体を表すものであって、前記画像精細度情報が文字のサイズを表す情報を含むものであることを特徴とするものであれば、様々なサイズの文字を表す画像について、その画像の精細度を区別し、漏洩対策を行う場合に都合がよい。
また、前記受付部が、前記原画像情報が単一の文字の形体を表すものであって、前記画像精細度情報が文字のフォントを表す情報を含むものであることを特徴とするものであれば、フォント(書体)より、様々な言語で書かれた文字を表す画像について漏洩対策を行う場合に都合がよい。
また、前記受付部が、前記原画像情報が単一の文字の形体を表すものであって、前記画像精細度情報が文字コードを含むものであることを特徴とするものであれば、各文字毎に適切な漏洩対策を行う方法を定めることが可能となる。
また、漏洩対策を施す画像であり、精細度が異なる文字を含む原画像を表す原画像情報を受け付ける受付部と、前記原画像情報より、画像の精細さに関する情報であり、単位面積当たりの彩度又は明度の変化の激しさにより画像の複雑さの程度を示す画像精細度情報を算出し、前記画像精細度情報に基づいて、漏洩対策のための平滑化処理の方法又は/及び度合いを定めるパラメータである漏洩対策パラメータを算出する制御部と、前記漏洩対策パラメータに基づいて、前記原画像を平滑化処理することで得られる漏洩対策画像を表す漏洩対策画像情報を算出する漏洩対策画像生成装置本体とを備えたものであることを特徴とするものであっても良い。
このようなものであれば、制御部が原画像より画像精細度を算出するため、画像を出力する一般的な装置と組み合わせて汎用的に用いるのに都合がよい。
更に前記原画像を当該原画像が精細であるほど小さく分割することで原画像部分とし、前記原画像部分を表す前記原画像部分情報と、前記原画像部分から前記原画像を復元可能にする復元情報とを算出する分割部と、前記原画像部分情報より、画像の精細さに関する情報であり、単位面積当たりの彩度又は明度の変化の激しさによりその画像の複雑さの程度を示す画像精細度情報を算出し、前記画像精細度情報に基づいて、漏洩対策のための平滑化処理の方法又は/及び度合いを定めるパラメータである漏洩対策パラメータを算出する制御部と、前記漏洩対策パラメータに基づいて、前記原画像部分を平滑化処理することで得られる漏洩対策画像部分を表す漏洩対策画像部分情報を算出する漏洩対策画像生成装置本体と、前記漏洩対策画像部分情報と前記復元情報とに基づいて、前記原画像と対応する漏洩対策画像を表す漏洩対策画像情報を算出する前記結合部とを備え、前記制御部が、画像の複雑さの程度が大きいほど軽度の平滑化処理を行うように前記漏洩対策パラメータを定めるものであることを特徴とするものが好ましい。
このようなものであれば、一画像を表す情報を複数の画像部分を表す情報へ分割し、各画像部分の精細度に応じて適切な漏洩対策処理を行い、漏洩対策画像を生成できるため、より汎用な利用が可能となる。
また、漏洩対策を画像一般に適用するなら、前記画像精細度情報が、前記原画像に含まれる各ドットの、明度又は彩度等の視覚的属性を表す情報であるドット情報の分布を表す情報を含むものであることを特徴とするものが好ましい。
このようなものであれば、例えばドットの明度や彩度が所定量変化する間隔等から精細度を知ることができる。
このように画像精細度情報に応じて漏洩対策処理を行うのであれば、前記漏洩対策画像生成装置本体が、前記漏洩対策パラメータと、前記原画像や前記原画像部分等の画像を表す画像情報とを受け付ける第2受付部と、ガウス分布等中央からの距離に応じて減衰する分布のパターンである分布パターンに基づいて、前記原画像に含まれる各ドットの、明度又は彩度等の視覚的属性を表す情報であるドット情報を、その周辺のドットへ拡散させる拡散処理を行うことで得られる拡散画像を表す拡散画像情報を算出する拡散部と、濃度パターン法、ディザ法、誤差拡散法等の疑似階調表示法に基づいて、前記拡散画像に含まれる各ドットのドット情報を変換する疑似階調化処理を行うことで得られる前記漏洩対策画像情報又は前記漏洩対策画像部分情報を算出する疑似階調化部とを備えるものであり、前記拡散部が、前記漏洩対策パラメータに従って前記分布パターンを定める又は/及び前記疑似階調化部が、前記漏洩対策パラメータに従って前記疑似階調表示法を定めるようにしたことを特徴とするものであれば好ましい。
このようなものであれば、画像精細情報に応じて適切に漏洩対策処理を行うことが可能となる。
このようなものであれば、今日のTEMPESTによる盗聴を防止することが可能となるだけでなく、発生する電磁波に着眼するのではなく、画像そのものに着眼することで、漏洩対策を画像に施す際に、視認性の低下を抑えるような管理や調整が容易になる。
<第1実施形態>
以下、本発明の第1の実施の形態について説明する。
図1は、この実施の形態における漏洩対策画像生成装置1を示した構成図である。この漏洩対策画像生成装置1は、同図が示すように、例えば汎用コンピュータであり、図1に示すように、CPU101、内部メモリ102、HDD等の外部記憶装置103、通信ネットワークに接続するためのモデム等の通信インタフェース104、ディスプレイ105、マウスやキーボードといった入力手段106等を具備する。
しかして本実施形態では、図2に示すように、前記コンピュータに所定のプログラムをインストールし、そのプログラムに基づいてCPU101や周辺機器を共働させることにより、受付部2、制御部3、漏洩対策画像生成装置本体4等として機能するようにしている。
以下に各部を詳細に説明する。
本漏洩対策画像生成装置1は、文字を含む画像を対象として漏洩対策を行うものであり、文字により表現される情報の漏洩について漏洩対策した画像を生成する装置であり、その主な構成は、受付部2と、制御部3と、漏洩対策画像生成装置本体4とを備えたものである。
本実施形態では、受付部2は、漏洩対策を施す画像である原画像を表す原画像情報と、画像の精細さに関する情報である画像精細度情報とを受け付けるものである。また、原画像は単一の文字の形体を表すものであり、画像精細情報は該文字の画数、サイズ、フォント、文字コード等を示す情報を含むものである。具体的には、例えば画像を生成するソフトウェアより内部メモリ102に設定した共有メモリ空間を介して、又は画像を生成するハードウェアよりディスプレイ105出力や、NIC等の通信インタフェース104と、内部メモリ102に設定したFIFOとを介して、又は予め外部記憶装置103に格納された例えば画像ファイルやテキストファイル及びフォントファイル等を参照して、原画像情報や画像精密度情報の格納アドレス又は完全なコピーを、例えばCPU101により実行されるアプリケーションやオペレーティングシステムのプロセス又はスレッドが所定の内部メモリ102に設けた実行可能なコード格納領域をコールすることで、受付部2内に設けた内部メモリ102領域へ格納することで受け付けている。なおここで言う格納アドレスとはメモリハンドル等も含むものである。
制御部3は、前記画像精細度情報に基づいて漏洩対策の処理手段を定めるパラメータである漏洩対策パラメータを算出するものである。
本実施形態における制御部3は、例えば文字の画数が多く、サイズが小さく、フォント(書体)が複雑であるほど原画像が複雑となることから、このような場合には漏洩対策画像生成装置本体4が軽度な漏洩対策処理を行うように漏洩対策パラメータを定める。また、例えば画数と文字の複雑さとの関係が増加の相関関係になく、例外的に扱う方が良い成果が得られる文字については、予め文字コードと、その複雑さに相応すると見なせる画数とを対応させて例えば2分木構造に格納しておき、漏洩対策パラメータの算出に利用している。
漏洩対策画像生成装置本体4は、前記漏洩対策パラメータに基づいて前記原画像を漏洩対策処理することで得られる漏洩対策画像を表す漏洩対策画像情報を算出するものである。
前記漏洩対策画像生成装置本体4は、画像を漏洩対策パラメータに基づいて平滑化することで漏洩対策を行い、利用者の視認性の低下を抑えた漏洩対策画像を算出するようにしている。
平滑化とは、例えば、所定領域に集中した略同一の情報を有したドットの配置から成る画像について、前記略同一の情報を有したドットをその周辺の領域にまで分布させたり、前記略同一の情報の組みを、近接する色情報が混合されて見える等の効果を利用して、互いに異なる複数の情報の組みへと変換することにより、画像の視覚的な略同一性を保ちつつ、そのドットが有する情報を一様に分布させることである。
具体的に、漏洩対策画像生成装置本体4は、第2受付部41と、拡散部42と、疑似階調化部43とを備えるものであり、前記拡散部42が、前記漏洩対策パラメータに従って前記分布パターンを定める又は/及び前記疑似階調化部43が、前記漏洩対策パラメータに従って前記疑似階調表示法を定めるようにしたものである。本実施形態では、漏洩対策画像生成装置本体4は、制御部3と同一のハードウェア上で実行され、制御部3よりコールされることでCPU101により実行されるように構成しているが、例えば制御部3とは異なる図示しないCPUにより実行され、制御部3とは通信インタフェース104や内部バスなどによって接続されるように構成しても構わない。
本実施形態の第2受付部41は、漏洩対策パラメータと前記原画像や前記原画像部分等の画像を表す画像情報とを受け付けるものである。本実施形態では、原画像情報を画像情報として受け付けるようにしている。具体的には、例えば制御部3より内部メモリ102に設定した共有メモリ空間を介して、又は画像を生成するハードウェアよりディスプレイ105出力や、PCIバス等の内部バスと、内部メモリ102に設定したFIFOとを介して、漏洩対策パラメータや画像情報の格納アドレス又は完全なコピーを、例えばCPU101により実行されるアプリケーションやオペレーティングシステムのプロセス又はスレッドが所定の内部メモリ102に設けた実行可能なコード格納領域をコールすることで、第2受付部41内に設けた内部メモリ102領域へCPU又はDMAコントローラ等が格納することで受け付けるようにしている。
拡散部42は、漏洩対策パラメータに含まれる分布パラメータに従って前記分布パターンを定め、前記分布パターンに基づいて、前記原画像に含まれる各ドットの、明度又は彩度等の視覚的属性を表す情報であるドット情報を、その周辺のドットへ拡散させる拡散処理を行うことで得られる拡散画像情報を算出するものである。
また拡散部42は、ベクタ・データで表された原画像をラスタ・データへ変換する図示しないデータ変換部とを備えている。
分布パターンは、原画像を拡散処理することで得られる拡散画像において視認性が大きく低下しないように、中央からの距離に応じて減衰する分布のパターンとなるように定めており、その形状は分布パラメータを用いることで定めることができる。本実施形態では分布パターンをガウス関数で表されるガウス分布としており、分布パラメータとして、ガウス関数のパラメータである分散(σ2)を含めている。しかし、拡散部42は分布パラメータに基づいて予め拡散部42が備えたアルゴリズムを選択するものであっても良いし、分散処理に要するコードやデータ等を別途DLL等に納め、分布パラメータとしてそのDLL名等を用いることで様々な分布パターンを利用できるようにしても構わない。
拡散処理とは、前記分布パターンに従って、原画像に含まれるドットのドット情報を分布させ、新しい画像である拡散画像を生成する処理である。本漏洩対策画像生成装置1では、拡散画像に含まれるドットのドット情報を定めるのに、以下のような式に従って原画像に含まれるドットのドット情報を参照することで拡散処理を行っている。
上式における(xa,yb)は算出を行うドットの位置を表し、(xi,yj)は参照を行う周辺ドットの座標を表す。σ2は分散を表すもので、値が大きいほど拡散が強く、ぼけた感じの画像となる。p(x,y)はドット情報を表しており、本実施形体では(赤、緑、青)の色情報としている。
また、式(1)の左辺が生成する拡散画像のドット情報を示しており、拡散画像はラスタ・データ形式で生成される。
このような拡散処理を行うと、原画像に含まれるドットにはないドット情報が現れることになる。しかし、現実的に利用可能な色数は有限であることから、利用可能な、最も類似したドット情報を用いて拡散画像を生成している。本漏洩対策画像生成装置1では、前記原画像が用いるよりも多くの階調を用いた拡散画像情報を算出するようにしている。
疑似階調化部43は、漏洩対策パラメータに含まれる疑似階調表示法パラメータに従って疑似階調表示法を定め、濃度パターン法、ディザ法、誤差拡散法等の疑似階調表示法に基づいて、前記拡散画像に含まれる各ドットのドット情報を変換する疑似階調化処理を行うことで得られる前記漏洩対策画像情報又は前記漏洩対策画像部分情報を算出するものである。
本実施形態では漏洩対策画像情報を算出するようにしてある。
疑似階調表示法とは、所定のドット情報のセットを用いてドット・パターンを作ることで、有ある画像に含まれる、前記所定のドット情報と異なるドット情報のセットから成るドット・パターンを置き換え、前記画像が表す情報と略同一な情報を表す画像を得る方法であり、ある決められた階調でより豊富な階調を表現することを可能とする方法である。特に、元の画像に含まれるより少ないドット情報のセットを用いたドット・パターンで置き換えることにより前記元の画像で用いられる色数を減らし、減色を行うことができる。
本漏洩対策画像生成装置1では、疑似階調化部43が減色を行うことで疑似階調化し、現画像と同じ階調を用いた漏洩対策画像を算出するようにしている。
疑似階調表示法は、従来画像で用いられている色数を減らす目的で利用されているものであり、本漏洩対策画像生成装置1でも漏洩対策画像の減色を行うことで拡散画像が用いるよりも少ない階調を用いるようにしているが、疑似階調化により、拡散画像に含まれる、一又は複数のドットから成るあるドット・パターンを、例えば濃淡等のドット情報の異なる、一又は複数のドットから成るドット・パターンへ変換できればよく、必ずしも減色を行う必要はない。
また、本漏洩対策画像生成装置1ではディザ法を用いて疑似階調化処理しており、疑似階調表示法パラメータによって与えられるサイズや、ディザ・パターンを利用するようにしている。
以下に図2を参照しながら、図5のフローチャートを用いて、本実施形態における漏洩対策画像生成装置1の動作の一例を示す。
まず、受付部2が、単一の文字の形体を表す原画像情報と、該文字の画数、サイズ、フォント、文字コードを示す画像精細度情報とを受け付ける(Sa1)。
制御部3が、画像精細度情報に基づき漏洩対策パラメータの算出する(Sa2)
漏洩対策画像生成装置本体4が、漏洩対策パラメータに基づき漏洩対策処理を行う(Sa3)。
次に、図3を参照しながら、図5のフローチャートを用いて、漏洩対策画像生成装置本体4による漏洩対策処理動作の一例を示す。
まず、第2受付部41が、漏洩対策パラメータと画像情報とを受け付ける。(S1)。
拡散部42が、漏洩対策パラメータに含まれる分布パラメータに従って前記分布パターンを定め、前記分布パターンに基づいて、前記原画像に含まれる各ドットの、明度又は彩度等の視覚的属性を表す情報であるドット情報を、その周辺のドットへ拡散させる拡散処理を行い(S2)、拡散画像情報を算出する。
疑似階調化部43が、漏洩対策パラメータに含まれる疑似階調表示法パラメータに従って疑似階調表示法を定め、疑似階調表示法に基づいて、前記拡散画像情報が表す画像を疑似階調化処理し(S3)、漏洩対策画像情報を算出する。
このようにすれば、漏洩する電磁波をTEMPESTにより盗聴された場合にも、情報処理装置のモニタに表示される文字画像を読み取られにくいものとすることができる。また、出力される電磁波でなく、表示される画像を対象として平滑化するものであるから、漏洩対策画像を生成する際に原画像の視認性の低下を防ぐような管理や調整が行いやすい。図8は第2受付部41が受け付けるデータ構造の一例を示しており、その格納されているデータは、例えば、拡散部42が、σ=3としてガウスフィルタをある原画像部分に適用し、疑似階調化部43が、疑似階調化部43によって予め定められている、32色を用いた第1のディザのパターンを利用して前記原画像部分を疑似階調化することを表している。
<第2実施形態>
以下、本発明の第2の実施の形態について説明する。
なお、この図中、前記実施形態に対応する部材には同一の符号を付している。
本実施形態における漏洩対策画像生成装置1は、画像精細度情報を算出することで画像一般を適切に漏洩対策処理することを目的としたものであり、画像により表現される情報の漏洩について対策を施した漏洩対策画像を生成する装置である。
本漏洩対策画像生成装置1の構成は、漏洩対策を施す画像である原画像を表す原画像情報を受け付ける受付部2と、前記原画像を分割することで原画像部分とし、前記原画像部分を表す前記原画像部分情報と、前記原画像部分から前記原画像を復元可能にする復元情報とを算出する分割部5と、前記原画像部分情報より、画像の精細さに関する情報である画像精細度情報を算出し、前記画像精細度情報に基づいて、漏洩対策の処理手段を定めるパラメータである漏洩対策パラメータを算出する制御部3と、前記漏洩対策パラメータに基づいて、前記原画像部分を漏洩対策処理することで得られる漏洩対策画像部分を表す漏洩対策画像部分情報を算出する漏洩対策画像生成装置本体4と、前記漏洩対策画像部分情報と前記復元情報とに基づいて、前記原画像と対応する漏洩対策画像を表す漏洩対策画像情報を算出する前記結合部6とを備えるようにしたものである。
受付部2は、漏洩対策を施す画像である原画像を表す原画像情報を受け付けるものである。
分割部5は、原画像を分割することで原画像部分とし、原画像部分を表す原画像部分情報と、原画像部分から前記原画像を復元可能にする復元情報とを算出するものである。
本実施形態では、原画像の表す画面を4軸に線対称に分割するため、正方形の原画像部分へ分割するようにしているが、例えば6軸に線対称な正六角形や、矩形や正三角形等を組み合わせで表される任意の図形等であっても構わない。また、正方形の大きさ等はパラメータによって設定するか、又は隣接する原画像部分の画像精細度情報に応じて可変とすることが可能である。この場合、例えば画像がより精細であるほど、小さな画像部分となるように定めるのが好ましい。
また、前記原画像部分から前記原画像を復元可能にする復元情報を算出するものであり、本実施形態では復元情報として原画像部分の水平方向のと垂直方向の相対的な位置を用いている。
制御部3は、前記原画像部分情報より、画像の精細さに関する情報である画像精細度情報を算出し、前記画像精細度情報に基づいて、漏洩対策の処理手段を定めるパラメータである漏洩対策パラメータを算出するものである。
前記画像精細度情報は、画像に含まれる各ドットの、明度又は彩度等の視覚的属性を表す情報であるドット情報の分布を表す情報を含むものであり、このような情報により画像の精細度を表している。
漏洩対策画像生成装置本体4は第1の実施形態と同様であるが、本実施形態の第2受付部41は原画像部分情報を画像情報として受け付け、疑似階調化部43は漏洩対策画像部分情報を算出するようにしてある。
結合部6は、原画像部分と漏洩対策画像部分とが一対一対応の関係にあることを利用し、前記漏洩対策画像部分と前記復元情報とに基づいて、漏洩対策画像部分より漏洩対策画像を表す漏洩対策画像情報を算出するものである。
以下に図4を参照しながら、図7のフローチャートを用いて、本実施形態における漏洩対策画像生成装置1の動作の一例を示す。
受付部2が、原画像情報を受け付ける(Sb1)。
分割部5が、原画像を分割し、原画像部分を表す原画像部分情報と復元情報とを算出する(Sb2)。
制御部3が、各原画像部分の画像精細度情報と、漏洩対策パラメータとを算出する(Sb3)
漏洩対策画像生成装置本体4が、漏洩対策パラメータに基づき各原画像部分に漏洩対策処理を行い、漏洩対策画像部分を算出する(Sb4)。
結合部6が、復元情報に基づき、漏洩対策画像部分を結合処理し、漏洩対策画像を算出する(Sb5)。
なお、漏洩対策処理は第1の実施形態と同様である。
このようにすれば、漏洩する電磁波をTEMPESTにより盗聴された場合にも、情報処理装置のモニタに表示される画像を読み取られにくいものとすることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限られない。
例えば、第2の実施形態において、原画像情報は、HTML形式のデータと、複数の埋込画像データとを組み合わせたものであっても構わない。このような場合には、分割部は原画像を、文字やレイアウトを表すHTML形式のデータと、写真や図形等を表す各埋込画像データとに分割することが好ましい。
この場合、漏洩対策画像生成装置本体が、HTML形式のデータが表す画像をラスタ・データとして算出し、各データを漏洩対策処理した後、結合部がHTML形式のデータと同様の画像を表すラスタ・データと、各埋込画像データとを結合して一つの画像データとして出力するようにすればよい。
また、漏洩対策画像生成装置本体がHTMLデータに基づいて、HTMLデータと重ねることでの適切に漏洩対策を行えるような背景画像を作成し、結合部は漏洩対策処理された各埋込画像データと、作成した背景画像と、前記背景画像を背景として表示するようなタグを追加したHTML形式のデータとを出力するようにすれば、リンクタグによるリンク機能などを既存のWebブラウザで利用可能であり、都合がよい。
前記各構成の一部又は全部を適宣組み合わせてもよい。その他本発明の趣旨を逸脱しない範囲で様々な変形が可能である。
本願発明の実施形態における漏洩対策画像生成装置のハードウェア構成図。 第1の実施形態における漏洩対策画像生成装置の機能の構成を示す機能ブロック図。 本発明の実施形態における漏洩対策画像生成装置本体の機能の構成を示す機能ブロック図。 第2の実施形態における漏洩対策画像生成装置の機能の構成を示す機能ブロック図。 第1の実施形態における、漏洩対策画像を生成する動作の一例を示すフローチャート。 本発明の実施形態における、漏洩対策画像生成装置本体動作の一例を示すフローチャート。 第2の実施形態における、漏洩対策画像を生成する動作の一例を示すフローチャート。 本願発明の実施形態において、漏洩対策画像生成装置本体が受け付けるデータ構造の一例を示すデータ構造説明図。
符号の説明
1…漏洩対策画像生成装置
2…受付部
3…制御部
4…漏洩対策画像生成装置本体
41…第2受付部
42…拡散部
43…疑似階調化部
5…分割部
6…結合部

Claims (9)

  1. 漏洩対策を施す画像であり、精細度が異なる文字を含む原画像を表す原画像情報と、画像の精細さに関する情報であり、単位面積当たりの彩度又は明度の変化の激しさにより画像の複雑さの程度を示す画像精細度情報とを受け付ける受付部と、
    前記画像精細度情報が示す画像の複雑さの程度に基づいて、漏洩対策のための平滑化処理の方法又は/及び度合いを定めるパラメータである漏洩対策パラメータを算出する制御部と、
    前記漏洩対策パラメータに基づいて前記原画像を平滑化処理することで得られる漏洩対策画像を表す漏洩対策画像情報を算出する漏洩対策画像生成装置本体とを備え、
    前記制御部が、画像の複雑さの程度が大きい場合ほど軽度の平滑化処理を行うように前記漏洩対策パラメータを定めるものであることを特徴とする漏洩対策画像生成装置。
  2. 前記原画像情報が単一の文字の形体を表すものであって、前記画像精細度情報が該文字の画数を表す情報を含むものであり、前記制御部が前記画数に応じた平滑化処理の方法又は/及び度合いを定める前記漏洩対策パラメータを算出することを特徴とする前記請求項1記載の漏洩対策画像生成装置。
  3. 前記原画像情報が単一の文字の形体を表すものであって、前記画像精細度情報が文字のサイズを表す情報を含むものであり、前記制御部が前記文字のサイズに応じた平滑化処理の方法又は/及び度合いを定める前記漏洩対策パラメータを算出することを特徴とする前記請求項1又は2記載の漏洩対策画像生成装置。
  4. 前記原画像情報が単一の文字の形体を表すものであって、前記画像精細度情報が文字のフォントを表す情報を含むものであり、前記制御部が前記文字のフォントに応じた平滑化処理の方法又は/及び度合いを定める前記漏洩対策パラメータを算出することを特徴とする前記請求項1乃至3いずれか記載の漏洩対策画像生成装置。
  5. 前記原画像情報が単一の文字の形体を表すものであって、前記画像精細度情報が文字コードを含むものであり、前記制御部が前記文字コードに応じた平滑化処理の方法又は/及び度合いを定める前記漏洩対策パラメータを算出することを特徴とする前記請求項1乃至4いずれか記載の漏洩対策画像生成装置。
  6. 漏洩対策を施す画像であり、精細度が異なる文字を含む原画像を表す原画像情報を受け付ける受付部と、
    前記原画像情報より、画像の精細さに関する情報であり、単位面積当たりの彩度又は明度の変化の激しさにより画像の複雑さの程度を示す画像精細度情報を算出し、前記画像精細度情報に基づいて、漏洩対策のための平滑化処理の方法又は/及び度合いを定めるパラメータである漏洩対策パラメータを算出する制御部と、
    前記漏洩対策パラメータに基づいて、前記原画像を平滑化処理することで得られる漏洩対策画像を表す漏洩対策画像情報を算出する漏洩対策画像生成装置本体とを備え、
    前記制御部が、画像の複雑さの程度が大きいほど軽度の平滑化処理を行うように前記漏洩対策パラメータを定めることを特徴とする漏洩対策画像生成装置。
  7. 漏洩対策を施す画像であり、精細度が異なる文字を含む原画像を表す原画像情報を受け付ける受付部と、
    前記原画像を当該原画像の精細であるほど小さく分割することで原画像部分とし、前記原画像部分を表す原画像部分情報と、前記原画像部分から前記原画像を復元可能にする復元情報とを算出する分割部と、
    前記原画像部分情報より、画像の精細さに関する情報であり、単位面積当たりの彩度又は明度の変化の激しさにより画像の複雑さの程度を示す画像精細度情報を算出し、前記画像精細度情報に基づいて、漏洩対策のための平滑化処理の方法又は/及び度合いを定めるパラメータである漏洩対策パラメータを算出する制御部と、
    前記漏洩対策パラメータに基づいて、前記原画像部分を平滑化処理することで得られる漏洩対策画像部分を表す漏洩対策画像部分情報を算出する漏洩対策画像生成装置本体と、
    前記漏洩対策画像部分情報と前記復元情報とに基づいて、前記原画像と対応する漏洩対策画像を表す漏洩対策画像情報を算出する前記結合部とを備え、
    前記制御部が、画像の複雑さの程度が大きいほど軽度の平滑化処理を行うように前記漏洩対策パラメータを定めるものであることを特徴とする漏洩対策画像生成装置。
  8. 前記画像精細度情報が、前記原画像に含まれる各ドットの、明度又は彩度等の視覚的属性を表す情報であるドット情報の分布を表す情報を含むものであり、前記制御部が前記ドット情報の分布に応じた平滑化処理の方法又は/及び度合いを定める前記漏洩対策パラメータを算出することを特徴とする前記請求項1乃至7いずれか記載の漏洩対策画像生成装置。
  9. 前記漏洩対策画像生成装置本体が、
    前記漏洩対策パラメータと、前記原画像や前記原画像部分等の画像を表す画像情報とを受け付ける第2受付部と、
    ガウス分布等中央からの距離に応じて減衰する分布のパターンである分布パターンに基づいて、前記原画像に含まれる各ドットの、明度又は彩度等の視覚的属性を表す情報であるドット情報を、その周辺のドットへ拡散させる拡散処理を行うことで得られる拡散画像を表す拡散画像情報を算出する拡散部と、濃度パターン法、ディザ法、誤差拡散法等の疑似階調表示法に基づいて、前記拡散画像に含まれる各ドットのドット情報を変換する疑似階調化処理を行うことで得られる前記漏洩対策画像情報又は前記漏洩対策画像部分情報を算出する疑似階調化部とを備えるものであり、
    前記拡散部が、前記漏洩対策パラメータに従って前記分布パターンを定める又は/及び
    前記疑似階調化部が、前記漏洩対策パラメータに従って前記疑似階調表示法を定めるようにしたことを特徴とする前記請求項1乃至8いずれか記載の漏洩対策画像生成装置。
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