JP4395246B2 - Deflector structure of vehicle sunroof - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両の屋根に設けられた開口を開放状態にした際に当該開口の前縁にて起立するディフレクタを設けた車両用サンルーフのディフレクタ構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
車両としての自動車の固定ルーフに開口を形成し、ガラスや鋼板などからなる可動パネルを例えば車両の前後方向にスライド自在に設けて、開口を選択的に開閉し得るようにした車両用サンルーフがある。そのような車両用サンルーフにあって、可動パネルを開いた開放状態で走行した際の風切り音の発生や室内への風の巻き込みを抑制するために、例えば実開昭61−52518号公報に開示されているように、開放状態において起立することにより開口の前縁に沿って延在するようになるディフレクタを設けたものがある。
【0003】
上記したような従来のディフレクタ構造におけるディフレクタは、サンルーフのインナフレームに組み付けられたリンク機構のリンク自由端に支持されている。なお、ディフレクタが起立状態になるように上方に向けてリンクがばね付勢されており、全閉時には全閉方向に移動するスライドルーフによりリンクが押し下げられてディフレクタがスライドルーフ下方に収容されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、車種毎にルーフの形状が異なっていることから、最適な整流を行うためには車種別にディフレクタの形状を変える必要がある。そのように車種別に対応したディフレクタを用意することは、設計や製造が煩雑化するなど、製造コストが高騰化するという問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このような課題を解決して、ディフレクタの汎用性を高めて製造コストを低廉化することを実現するために、本発明に於いては、車両の屋根に設けられた開口を開放状態にした際に当該開口の前縁にて起立するディフレクタを設けた車両用サンルーフのディフレクタ構造であって、前記ディフレクタが、前記起立時に前記開口の車幅方向全長に亘りかつ前記開口の前縁に沿って延在するブレードと、前記ブレードに着脱自在な別部材からなると共に前記起立時に前記車両の前方に臨むように前記ブレードに組み付けられた整流部材とを有し、前記ブレードは、閉断面形状の孔部と隔壁を介して当該孔部と並列に設けられかつ前記車両の前方に臨む面に開口する溝部とを有する断面形状に形成され、前記整流部材は、前記溝部内に受容されて前記溝部と係合する胴部と、前記溝部の外側に臨んで整流面を形成する整流部とを有するものとした。
【0006】
これによれば、ブレードを共通として、整流部材を車種毎に異なる形状に形成することができるため、車種毎に合わせたディフレクタを形成する際に整流部材の大きさ(高さ)及び傾斜を変える設計変更を行って加工すれば良く、設計及び製造工程を簡略化することができる。
【0007】
特に、前記溝部と前記胴部とが、互いに前記ブレードの長手方向に対しては抜き差し可能でありかつ当該長手方向に交差する向きに対しては係合し得るように形成されていることによれば、ブレードと整流部材との組み付けを容易に行うことができ、両者を互いに係合させることができる。
【0008】
また、前記ブレードに、前記溝部の開口側にて互いに対向するように形成された一対の係合片部が設けられていることによれば、整流部材の長手方向溝内に受容される部分を係合片部と係合させると共に、開口の外側に臨む部分により整流部を形成することができるため、長手方向溝への係合部の形状と、整流部材の整流面の形状とを容易に設計することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に添付の図面に示された具体例に基づいて本発明の実施の形態について詳細に説明する。
【0010】
図1は、本考案が適用された自動車用サンルーフの概要を示す車両の要部斜視図である。固定ルーフ1には、車体幅方向を長辺とする概ね矩形をなす開口2が形成されている。その開口2に対応した形状に形成された例えば板ガラス等からなる可動パネル3により、開口2を全閉または開放可能にしている。なお、本発明を構成する諸部材は、自動車の前後方向に沿う中心線に対して略左右対称に配設されているので、以下、その位置関係は、特に断わらない限り、車室中央を基準にして説明する。
【0011】
図2に、本サンルーフのフレームを固定ルーフ1の上方から見た平面図を示す。この図2に示されるように、固定ルーフ1の開口2の左右両側方部には、可動パネル3の左右の側部をスライド自在に支持するべく互いに平行な左右一対の側部フレーム4が設けられている。側部フレーム4は、アルミニウム合金の引き抜き材からなり、開口2の車両に於ける左右の両側縁に沿って延在し、さらに固定ルーフ1の車両後方部に至り、適所を固定フレーム1の内面にねじ止めにて固設されている。それら両側部フレーム4の開口2側である車両前方側の両端部間には、前部フレーム5がその両端を各側部フレーム4に結合されかつ適所を固定フレーム1の内面にねじ止めにて固設されている。その前部フレーム5と両側部フレーム4とによりコ字形インナフレームが形成されている。
【0012】
可動パネル3の内面に於ける左右両側端部には図1に示されるように前後方向に延在するステー3aがそれぞれ固定されている。それらステー3aの下端部に装着された各スライダ3bが、上記両側部フレーム4に形成された各ガイドレール4aに摺動自在に係合している。
【0013】
また、上記した両側部フレーム4の中間部同士には、固定ルーフ1の内面に固設された中間部補強スティフナ8の両端部がそれぞれ結合されている。両側部フレーム4の前部フレーム5とは相反する側の両遊端部間にはモータ7が配設されている。モータ7には減速機9が一体化されており、それらを支持するモータ取付ブラケット10と共にモータ装置が構成されている。そのモータ取付ブラケット10は、固定ルーフ1の内面にねじ止めにて固定されている。
【0014】
上記スライダ3bには駆動力伝達ケーブルとしてのプッシュプルケーブル6の先端部が結合されている。そのプッシュプルケーブル6の基端部側が、モータ7に一体化された減速機の駆動軸にラックアンドピニオン状に噛み合わされている。そして、モータ7を正逆転させてプッシュプルケーブル6を押し引き駆動することにより、可動パネル3が車両前後方向にスライドするようになっている。
【0015】
次に、上記したようにして構成されたサンルーフ装置のディフレクタ取り付け構造について、図3及び図4を参照して以下に示す。なお、図3は、図2の矢印III線により示された部分の拡大平面図であり、図4は、図3の矢印IV−IV線に沿って見た側面図である。また、図3及び図4では起立状態のディフレクタ11が示されている。そのディフレクタ11は、起立状態で開口2の前縁に沿って延在するようになる略直線状に形成されている。
【0016】
図3及び図4に示されるように、本リンク機構には、ディフレクタ11の左右の端部に結合されかつ開口2のコーナ形状に合わせて湾曲状に形成されたアッパーリンク12と、アッパーリンク12のディフレクタ11側の下面側に枢支ピン13を介して一端部を連結されたロアーリンク15と、ディフレクタ11から連続して延出するように形成されたアッパーリンク12のその延出遊端部に一端部を枢支されたアーム部材17とが設けられている。
【0017】
固定ルーフ1に固着されたベース部材14にロアーリンク15の他端部が枢支されていると共に、ケーブルガイド溝16にスライド自在にアーム部材17の他端部が係合している。また、ディフレクタ11を開口2から上昇させるために、アッパーリンク12とロアーリンク15とを互いに拡開するように付勢する向きにねじりコイルばね18が枢支ピン13に同軸的に組み付けられている。
【0018】
なお、ケーブルガイド溝16は、側部フレーム4の引き抜き加工時に一体的に形成され、車両中心線側に開放された略C字形断面形状をなしている。そのケーブルガイド溝16の車両前方部分には、アーム部材17の上記他端部に一体的に設けられた係合ピン17aがスライド自在に係合している。
【0019】
また、ディフレクタ11の上昇限位置は、アッパーリンク12の延出端部にて側方に突設されたストッパ12aがアーム部材17の下面に衝当して、それ以上のロアーリンク15及びアッパーリンク12の拡開開度が規制されることにより定められている。なお、図4に示されている可動パネル3の形状は、アーム部材17の上方に位置する部分の断面形状の外形を示している。
【0020】
また、可動パネル3の全閉状態では、可動パネル3の側縁部の前側下部に設けられたデフスライダ3aにより、ねじりコイルばね18の拡開付勢力に抗してアーム部材17が押し下げられて、可動パネル3の下方にディフレクタ11が収納されるようになる。
【0021】
次に、本発明に基づくディフレクタ11の構造について以下に示す。図5及び図6に示されるように、本ディフレクタ11にあっては、上記したアッパーリンク12と結合されるブレード19と、ブレード19の起立状態で車両前方に臨む面に設けられた整流部材20とにより構成されている。これらブレード19及び整流部材20は成形や押し出しなどにより加工されるものであって良い。
【0022】
ブレード19の断面形状は、中間部を曲折されたくの字状をなし、その曲折部に設けられた隔壁を介して、長手方向溝としての溝部19aと孔部19bとを並列に配置するように形成されている。その溝部19aは、ブレード19の長手方向に全長に渡って延在し、ブレード19の扁平C字状をなす壁部により画定されている。なお、溝部19aは図5における上方に向けて開口している。
【0023】
アッパーリンク12のブレード19との結合側端面には、上記孔部19bに挿入可能な結合用突部12aが突設されている。その結合用突部12aを孔部19bに挿入した状態で、ブレード19の対応する壁部と結合用突部12aとを図示されないリベットなどにより結合することにより、ブレード19とアッパーリンク12とが一体化されるようになっている。
【0024】
本ディフレクタ11にあっては、溝部19aの開口を遮蔽するように整流部材20が組み付けられている。その組み付け構造について以下に示す。
【0025】
上記溝部19aの開口側には互いに対向する一対の係合片部19cが設けられている。それに対応して、整流部材20には、図5に示されるブレード19への組み付け状態で、開口の外側に臨むようにブレード19の外方に突出する山形断面状に形成された整流部20aと、溝部19a内に受容される胴部20bと、胴部20bの長手方向に沿う両側面にて上記一対の係合片部19cに係合可能に形成された係合溝20cとが設けられている。
【0026】
このように構成されたブレード19と整流部材20とを互いに組み付ける際には、図6に示されるように、整流部材20をブレード19の長手方向一端側から溝部19aに対して図の矢印Aに示されるように挿入する。この場合、両者が直線状に形成されていれば何ら問題なく挿入作業を行うことができ、また弧状をなしていてもその曲率が大であれば、同様に挿入作業を容易に行うことができる。
【0027】
その挿入後の状態にあっては、ブレード19と整流部材20との係合部分(係合片部19c・係合溝20c)が、長手方向に交差する向き(溝部19aの開口面に直交する向き)に対して係合することから、組み付け途中で脱落することがない。
【0028】
そして、ブレード19と整流部材20との長さが同一の場合には上記挿入後に両者を長手方向に対して互いに揃えて、アッパーリンク12の結合用突部12aを孔部19bに挿入し、上記したようにリベットなどでアッパーリンク12とブレード19とを結合する。これにより、ブレード19から整流部材20が抜け落ちることを好適に防止することができる。
【0029】
このように、ブレード19と整流部材20とを互いに別部材により構成したことから、同じブレード19に対して異なる形状の整流部材を組み付けることができる。その一例を図7に示す。なお、図7において、上記図示例と同様の部分については同一の符号を付してその詳しい説明を省略する。
【0030】
この整流部材21には、図7に示されるブレード19への組み付け状態で、溝部19aの開口を埋めてブレード19の上面と連続する平面を有するように平板状に形成された整流部21aと、溝部19a内に受容される胴部21bと、胴部20bの長手方向に沿う両側面にて上記一対の係合片部19cに溝部19a内から係合可能に形成された一対の係合部21cと、胴部21bの整流部21aとは相反する側に突設されて溝部19cの底面に当接するようにされた脚部21dとが設けられている。
【0031】
この整流部材21をブレード19に組み付ける際には、前記整流部材20と同様に、整流部材21をブレード19の長手方向一端側から溝部19aに対して挿入する。この時、係合部21cを係合片部19cの溝部19a内側に潜り込ませるようにして挿入する。そして、係合片部19cに対して係合部21cが溝部19a内側から係合すると共に、脚部21dが溝部19aの底面に当接するようにされており、係合部21cの係合片部19cに対する係合状態が保持されるため、整流部材21が脱落することがない。
【0032】
なお、整流部材の形状は、上記2種類に限られるものではなく、その整流部の形状(大きさや高さ及び傾斜)や係合片部19cに係合する部分などを種々の形状に形成することができる。したがって、図示例以外にも種々の形状の整流部材を形成することができ、種々の車種に対応したディフレクタを用意することができ、汎用性が高くなる。
【0033】
【発明の効果】
このように本発明によれば、ブレードを共通として、整流部材を車種毎に異なる形状に形成することから、車種毎に合わせたディフレクタを形成する際に整流部材の大きさ(高さ)及び傾斜を変える設計変更を行って加工すれば良く、設計及び製造工程を簡略化することができる。したがって、ディフレクタを構成する部品の汎用化を促進することができるため、部品コストを低廉化し得る。また、そのようにしても多機種対応が十分可能となる。
【0034】
特に、ブレードと整流部材との係合部分が、互いの長手方向に対しては抜き差し可能でありかつ長手方向に交差する向きに対しては係合し得るように形成されていることによれば、ブレードと整流部材との組み付けを容易に行うことができる。また、ブレードに、長手方向溝と、長手方向溝の開口側にて互いに対向する一対の係合片部とを設けることにより、整流部材の長手方向溝内に受容される部分を係合片部と係合させると共に、開口の外側に臨む部分により整流部を形成することができ、長手方向溝への係合部の形状と、整流部材の整流面の形状とを自由に設計することができ、汎用性が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案が適用された自動車用サンルーフの概要を示す車両の要部斜視図。
【図2】サンルーフのフレームを固定ルーフの上方から見た平面図。
【図3】図2の矢印III線により示された部分の拡大平面図。
【図4】図3の矢印IV−IV線に沿って見た側面図。
【図5】図3の矢印V−V線に沿って見たディフレクタの断面図。
【図6】ディフレクタを構成する整流部材のブレードへの組み付け要領を示す部分斜視図。
【図7】整流部材の他の形状を示す図5に対応する図。
【符号の説明】
1 固定ルーフ
2 開口
3 可動パネル、3a ステー、3b スライダ
4 側部フレーム、4a ガイドレール
5 前部フレーム
6 プッシュプルケーブル
7 モータ
8 中間部補強スティフナ
9 減速機
10 モータ取付ブラケット
11 ディフレクタ
12 アッパーリンク、12a ストッパ
13 枢支ピン
14 ベース部材
15 ロアーリンク
16 ケーブルガイド溝
17 アーム部材
17a 係合ピン
18 ねじりコイルばね
19 ブレード、19a 溝部、19b 孔部、19c 係合片部
20 整流部材、20a 整流部、20b 胴部、20c 係合溝
21 整流部材21a 整流部、21b 胴部、21c係合部、21d 脚部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a deflector structure for a vehicle sunroof provided with a deflector that stands at the front edge of the opening when the opening provided in the roof of the vehicle is opened.
[0002]
[Prior art]
There is a vehicle sunroof in which an opening is formed in a fixed roof of an automobile as a vehicle, and a movable panel made of glass or steel plate is slidable in, for example, the longitudinal direction of the vehicle so that the opening can be selectively opened and closed . In such a sunroof for a vehicle, for example, disclosed in Japanese Utility Model Laid-Open No. 61-52518 in order to suppress the generation of wind noise when the vehicle is driven with the movable panel opened and the entrainment of the wind into the room. Some have provided a deflector that, when raised in the open state, extends along the leading edge of the opening.
[0003]
The deflector in the conventional deflector structure as described above is supported by the link free end of the link mechanism assembled to the inner frame of the sunroof. The link is spring-biased upward so that the deflector is in an upright state, and when fully closed, the link is pushed down by the slide roof moving in the fully closed direction so that the deflector is accommodated below the slide roof. It has become.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, since the shape of the roof differs for each vehicle type, it is necessary to change the shape of the deflector for each vehicle type in order to perform optimum rectification. Providing a deflector corresponding to the vehicle type in this way has a problem that the manufacturing cost is increased, such as complicated design and manufacturing.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve such problems and improve the versatility of the deflector to reduce the manufacturing cost, in the present invention, when the opening provided on the roof of the vehicle is opened, The vehicle sunroof deflector structure is provided with a deflector that stands up at the front edge of the opening, and the deflector extends over the entire length of the opening in the vehicle width direction and along the front edge of the opening. Mashimasu and Lube blade, have a rectifying member which is assembled to the blade so as to face the front of the vehicle at the time of the standing with consisting separate member removable for self standing on the blade, the blade is closed section And a groove portion that is provided in parallel with the hole portion through the partition wall and that opens to a surface facing the front of the vehicle. The rectifying member is received in the groove portion and is And the body of the groove and engages, and as having a rectifying portion for forming a rectifying surface facing the outside of the groove.
[0006]
According to this, since the rectifying member can be formed in a different shape for each vehicle type using a common blade, the size (height) and inclination of the rectifying member are changed when forming a deflector for each vehicle type. The design can be changed and processed, and the design and manufacturing process can be simplified.
[0007]
In particular, the groove part and the body part are formed so as to be detachable with respect to the longitudinal direction of the blade and engage with each other in a direction intersecting with the longitudinal direction. In this case, the blade and the rectifying member can be easily assembled, and both can be engaged with each other.
[0008]
Further, the blade is provided with a pair of engaging piece portions formed so as to face each other on the opening side of the groove portion , so that the portion received in the longitudinal groove of the rectifying member is provided. Since the rectifying portion can be formed by the portion facing the outside of the opening while being engaged with the engaging piece portion, the shape of the engaging portion to the longitudinal groove and the shape of the rectifying surface of the rectifying member can be easily achieved. Can be designed.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail based on specific examples shown in the accompanying drawings.
[0010]
FIG. 1 is a perspective view of a main part of a vehicle showing an outline of an automobile sunroof to which the present invention is applied. The
[0011]
FIG. 2 shows a plan view of the frame of the sunroof as viewed from above the
[0012]
As shown in FIG. 1, stays 3 a extending in the front-rear direction are fixed to the left and right ends of the inner surface of the
[0013]
Further, both end portions of the intermediate
[0014]
A tip portion of a push-
[0015]
Next, the deflector mounting structure of the sunroof device configured as described above will be described below with reference to FIGS. 3 is an enlarged plan view of a portion indicated by an arrow III line in FIG. 2, and FIG. 4 is a side view taken along an arrow IV-IV line in FIG. 3 and 4 show the
[0016]
As shown in FIGS. 3 and 4, the link mechanism includes an
[0017]
The other end of the
[0018]
The
[0019]
Further, the upper limit position of the
[0020]
In the fully closed state of the
[0021]
Next, the structure of the
[0022]
The cross-sectional shape of the
[0023]
A
[0024]
In this
[0025]
A pair of engaging
[0026]
When the
[0027]
In the state after the insertion, the engagement portion (
[0028]
If the
[0029]
As described above, since the
[0030]
The rectifying
[0031]
When the rectifying
[0032]
The shape of the rectifying member is not limited to the above two types, and the shape (size, height and inclination) of the rectifying portion, the portion engaged with the
[0033]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, since the blade is used in common and the rectifying member is formed in a different shape for each vehicle type, the size (height) and inclination of the rectifying member are formed when the deflector is formed for each vehicle type. It is sufficient to carry out processing by changing the design to change the design, and the design and manufacturing process can be simplified. Therefore, since the generalization of the parts constituting the deflector can be promoted, the part cost can be reduced. In addition, even in such a case, it is possible to sufficiently handle multiple models.
[0034]
In particular, according to the engagement portion of the blade and the flow regulating member being formed so as to be detachable with respect to each other in the longitudinal direction and to be able to engage with the direction intersecting with the longitudinal direction. The blade and the flow regulating member can be easily assembled. Further, by providing the blade with a longitudinal groove and a pair of engaging pieces facing each other on the opening side of the longitudinal groove, a portion received in the longitudinal groove of the rectifying member is used as an engaging piece. The rectifying part can be formed by the part facing the outside of the opening, and the shape of the engaging part to the longitudinal groove and the shape of the rectifying surface of the rectifying member can be freely designed. High versatility.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a main part of a vehicle showing an outline of an automobile sunroof to which the present invention is applied.
FIG. 2 is a plan view of the sunroof frame viewed from above the fixed roof.
FIG. 3 is an enlarged plan view of a portion indicated by an arrow III line in FIG. 2;
4 is a side view taken along the line IV-IV in FIG. 3;
5 is a cross-sectional view of the deflector taken along line VV in FIG.
FIG. 6 is a partial perspective view showing a procedure for assembling the rectifying member constituting the deflector to the blade.
FIG. 7 is a view corresponding to FIG. 5 showing another shape of the flow regulating member.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (4)
前記ディフレクタが、前記起立時に前記開口の車幅方向全長に亘りかつ前記開口の前縁に沿って延在するブレードと、前記ブレードに着脱自在な別部材からなると共に前記起立時に前記車両の前方に臨むように前記ブレードに組み付けられた整流部材とを有し、
前記ブレードは、閉断面形状の孔部と隔壁を介して当該孔部と並列に設けられかつ前記車両の前方に臨む面に開口する溝部とを有する断面形状に形成され、
前記整流部材は、前記溝部内に受容されて前記溝部と係合する胴部と、前記溝部の外側に臨んで整流面を形成する整流部とを有することを特徴とする車両用サンルーフのディフレクタ構造。A deflector structure for a vehicle sunroof provided with a deflector that stands up at the front edge of the opening when the opening provided in the roof of the vehicle is opened,
Said vehicle when said upright together with the deflector has an extending Mashimasu Lube blade along the leading edge of the over the vehicle width direction length of the opening when standing and the opening, consists of a separate member removable for self standing on the blade wherein possess a rectifying member which is assembled to the blade so as to face forward,
The blade is formed in a cross-sectional shape having a hole with a closed cross-sectional shape and a groove that is provided in parallel with the hole via a partition wall and opens to a surface facing the front of the vehicle,
The deflector structure for a vehicle sunroof characterized in that the rectifying member has a trunk portion that is received in the groove portion and engages with the groove portion, and a rectifying portion that faces the outside of the groove portion to form a rectifying surface. .
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