JP4395244B2 - Method and apparatus for joining water shielding sheet - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、廃棄物最終処理場、各種貯水池や農業用ため池、農・工業用水路、ゴルフ場の池、庭園、公園等において防水のために敷設される遮水シートの接合方法及び接合装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、漏水防止のために、熱可塑性樹脂やゴム等の高分子材料からなる遮水シートが広く使用されている。この遮水シートは、製造設備上の制約、施工現場までの運搬性及び現場での敷設性から、幅2〜5m、長さ10〜30m程度の原反・広幅シートで製造される。そして、複数のシートを施工現場に運搬した後にシートの端部又は側縁を重ね合わせて展張し、シート相互を接合して敷設される。
【0003】
ここで、シート間の接合方法としては、溶剤系や自然加硫型の接着剤を用いる方法、熱可塑性樹脂からなるシートの端部を熱溶融して圧着する熱融着方法等が採用されている。即ち、接合部となる2枚の遮水シートの端部又は側縁に接着剤を塗布又は熱溶融し、相互に重ね合わせてローラ等で圧着するのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、いずれの方法を採用するにしても、シートが1〜2週間太陽に暴露されていると表層部の劣化が進行し、接着不良や融着不良が生じ易くなるという問題がある。
【0005】
即ち、シートの配置から接合までに場合によっては数日以上が経過することがあり、その間、少なくとも両端に配置されたシートの外側の側縁は常時大気環境中に暴露されることになる。一方、相互に重ね合わされたシート端部は暴露される危険が少ないものの、シートのめくれ等によって接合面が暴露される場合がある。更に、常時暴露されていたシートの中央部に、新たにシートや吸引部材を手動融着する場合もある。
【0006】
そして、接合しようとする面が大気中に暴露されると、太陽光によって、ことに紫外線によってシートの表層部等が劣化するため、適正に接合することができないという問題を生じるのである。なお、太陽光、特に紫外線による表層部の劣化は高分子材料のシートにおいて一般に起こるものであるが、特に熱可塑性ウレタンを用いた場合に劣化の程度が大きい。
【0007】
また、このような問題に対処すべく、従来における遮水シート保護方法としてビニールシートでの養生等がある。しかし、遮水シートの表面と密着していないため汚れやすく、風で飛ばされるケースもあり、安定した保護方法といえるものではなかった。
【0008】
そこで本発明は、上述の問題に鑑み、接合部が大気環境中に暴露されていても接着不良や融着不良を確実に防止することのできる遮水シートの接合方法及び接合装置を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、以上の課題を解決するためになされたものであり、その要旨は、第1に、高分子材料からなる2枚の遮水シートを重ね合わせて両者を接合する遮水シートの接合方法であって、少なくとも遮水シートに当接する部分がフェルト、樹脂発泡体、又は海綿で構成された研磨具により、接合しようとする個所の一方又は双方の遮水シート表層部を除去し、その後、相互に接合する遮水シートの接合方法に係るものである。
【0010】
また、研磨具におけるフェルト、樹脂発泡体、又は海綿が回転又は摺動しつつ連続的に遮水シートに当接して表層部を除去するものである。
【0011】
本発明の第2の要旨は、高分子材料からなる2枚の遮水シートを重ね合わせて両者を接合する遮水シートの接合方法であって、樹脂粒状物を遮水シート表面に連続的に吹き付けることにより、接合しようとする個所の一方又は双方の遮水シート表層部を除去し、その後、相互に接合する遮水シートの接合方法に係るものであり、好ましくは、樹脂粒状物が、球状又は表面に複数の突起を有する形状のものである。
【0012】
なお、遮水シートを構成する高分子材料は、熱可塑性エラストマー(TPE)が好ましく、特に、オレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO)、ウレタン系熱可塑性エラストマー(TPU)、高密度ポリエチレン(HDPE)のいずれかとすることが好ましい。そして、遮水シート相互の接合個所に熱風を噴射しつつローラで押圧し、2枚の遮水シートを熱融着するのである。
【0013】
本発明の第3の要旨は、研磨具により接合しようとする個所の遮水シート表層部を除去し、熱融着により遮水シート同士を接合しつつ移動する遮水シートの接合装置であって、少なくとも遮水シートに当接する部分がフェルト、樹脂発泡体、又は海綿で構成された研磨具若しくは樹脂粒状物を遮水シート表面に連続的に吹き付ける手段と、遮水シート相互の接合個所への熱風噴射手段と、接合個所を押圧しつつ回転するローラとからなり、接合装置の移動方向前方から、研磨具若しくは吹き付け手段、熱風噴射手段、ローラの順にそれぞれ配置されている遮水シートの接合装置に係るものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明に使用する遮水シートは、熱可塑性樹脂やゴム等の高分子材料からなるものであって、例えば熱可塑性エラストマー(TPE)、特に、オレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO)、ウレタン系熱可塑性エラストマー(TPU)、高密度ポリエチレン(HDPE)のいずれかが好適に使用される。そして、厚さ1〜4mm、幅2〜5m、長さ10〜30mの原反シート又は広幅シートで製造される。
【0015】
本発明は、このような高分子材料からなる遮水シートの劣化した表層部を除去し、新鮮な部分同士を接合しようとするものである。ここで、除去手段として研磨具またはブラストによる方法を採用するが、研磨具は何でもよいというものではなく、少なくとも遮水シートに当接する部分が軟質材で構成されている必要がある。また、ブラストにおける吹き付け材は、樹脂粒状物でなければならない。
【0016】
即ち、金属や木材等からなる構造材の表面を研磨する場合、金たわし、砥石、サンドペーパー等が取り付けられたサンダーやグラインダー等が用いられ、ブラスト用の吹き付け材は金属球が用いられているが、高分子材料からなる遮水シートの場合、これら従来の研磨具や吹き付け材を使用すると過大な力がシートに加わり、また、界面が高温になるために、シート自体の強度低下等、機械的物性の低下を招くという問題が生じる。更に、形状の変形、シートの厚みが確保できなくなるという問題も生じてしまうのである。
【0017】
従って、本発明の意図するところは、高分子材料のような比較的軟質の材料の場合であっても、母材に悪影響を与えることなく表層部を除去することにあり、そのため、従来の金たわしや砥石等の除去部材の代わりに、研磨具として軟質材を用いるか、吹き付け材として樹脂粒状物を用いているのである。なお、軟質材は、少なくとも遮水シートに当接する部分に使用すればよく、研磨具全体が軟質材で構成されている必要はない。
【0018】
ここで、遮水シート表層部の除去部材として使用する軟質材は、例えば、繊維材料や多孔質材料を使用することができる。繊維材料には織布、不織布等があるが、特に、フェルトを使用することが好ましい。また、多孔質材料には樹脂発泡体や海綿があり、樹脂発泡体には各種の軟質フォームを使用できる。
【0019】
そして、シート表層部を除去するには、軟質材を回転又は摺動させつつ連続的に遮水シートに当接してやればよい。なお、表層部の除去個所は、相互に接合しようとする遮水シートの劣化部分であり、通常、重ね合わされる下側遮水シートの上面が大気環境中に暴露され劣化するが、一方の遮水シートに限らず、双方の表層部を除去してもよい。
【0020】
また、吹き付け材として使用する樹脂粒状物は、一般的に球状のものを使用すればよいが、表面に複数の突起を有する形状のものを使用すれば、表層部の除去効率が向上する。なお、樹脂粒状物の材質、硬さは、遮水シートに使用する高分子材料に合わせて、表層部のみを有効に除去できるようなものを適宜選定する。
【0021】
このようにして劣化した表層部を除去した後、2枚の遮水シートを重ね合わせて相互に接合するのであるが、シート間の接合方法としては、溶剤系や自然加硫型の接着剤を用いる方法、熱融着方法等、各種の方法を採用することができる。ただし、接着剤を用いるとその塗布作業が必要となり、塗布量の不均一等に起因する接着不良が生じる恐れがあるので、注意を要する。
【0022】
従って遮水シート同士の接合は、強い接合部強度があり、接合品質が安定し、施工性に優れた熱融着による一体加工とする方法が最良である。そして、熱融着接合装置として、移動方向前方から、少なくとも遮水シートに当接する部分が軟質材で構成された研磨具若しくは樹脂粒状物の吹き付け手段、遮水シート相互の接合個所への熱風噴射手段、接合個所を押圧しつつ回転するローラの順にそれぞれ配置されている接合装置を使用することにより、遮水シートを連続的に接合できる。
【0023】
即ち、相対するそれぞれの接合部を自走式熱融着接合装置の転圧ローラの間にはさみ込み、熱風ノズルをシート間に差し込んで熱風を噴射し、熱溶融すると同時にローラが回転して自動走行を開始することで、熱風を噴射しつつローラで押圧してシートを瞬間的に圧着して融着するのである。
【0024】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面により説明する。
遮水シートは、幅2〜5m、長さ10〜30m程度の原反・広幅シートで製造され、施工現場に運搬される。そして、2枚のシートの端部又は側縁を60〜120mmの範囲で重ね合わせて敷設される。
【0025】
即ち、図1及び図2は、上記した本発明の遮水シートの接合方法及び接合装置を示す概念図であり、遮水シート1A,1Bは厚さ2.0mm、幅4.95m、長さ12.5mの法面用広幅シート(株式会社ブリヂストン 商品名「ジオライナー」)である。そして、図1のように、重ね合わせ部が自走式融着接合装置のローラ4A,4Bの間にはさみ込まれる。
【0026】
ここで自走式融着接合装置は、図2に示すように移動方向前方から、遮水シート1Bの表層部に当接する部分がフェルトで構成された研磨具2A、熱風噴射手段3、接合個所を押圧しつつ回転するローラ4A,4Bの順にそれぞれ配置されている。
【0027】
そして、研磨具2Aが回転して遮水シート1Bの劣化した表層部が除去され、熱風噴射手段3からの熱風によって遮水シート1A,1Bの劣化のない接合個所が熱溶融し、この状態でローラ4A,4Bにより押圧され、遮水シート1A,1Bが瞬間的に圧着される。また、ローラ4A,4Bが矢印のように回転して自走式融着接合装置の自動走行が開始されるので、シート表層部の除去、接合個所の熱溶融、シートの圧着が連続的に繰り返される。
【0028】
また、図3は、図2の研磨具2Aに代えて樹脂粒状物の吹き付け手段2Bを採用した自走式融着接合装置を示す概念図である。即ち、吹き付け手段2Bから樹脂粒状物が遮水シート1Bの表面に連続的に吹き付けられ、劣化した表層部が除去される。そして、図2の自走式融着接合装置と同様に、シート表層部の除去、接合個所の熱溶融、シートの圧着が連続的に繰り返される。
【0029】
従って、図4に示すように、接合部5において劣化部分が除去された遮水シート1A,1Bは、幅30mm以上で信頼性良く熱融着されるのである。なお、自走式融着接合装置は図4の奥行き方向に走行し、このような熱融着を繰り返すことにより、図5に示すように、廃棄物最終処分場の法面等において、接合部5を有する遮水シート1A,1Bの敷設が完了する。
【0030】
【発明の効果】
以上説明した通り、本発明の遮水シートの接合方法及び接合装置によれば、遮水シートがたとえ長期間大気環境中に暴露されることとなった場合であっても、遮水シート自体の物性、形状等を損なわず、劣化した表層部のみを除去できるので、接合の信頼性を大幅に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の遮水シートの接合方法を示す概念図である。
【図2】図2は、本発明の遮水シートの接合装置の一例を示す概念図である。
【図3】図3は、本発明の遮水シートの接合装置の他の例を示す概念図である。
【図4】図4は、本発明の接合方法による遮水シートの接合後の状態を示す斜視図である。
【図5】図5は、本発明の接合方法によって遮水シートを法面に敷設した状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1A,1B‥遮水シート
2A‥研磨具
2B‥吹き付け手段
3‥熱風噴射手段
4A,4B‥ローラ
5‥接合部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a method and apparatus for joining a water shielding sheet laid for waterproofing in a waste final treatment plant, various reservoirs, agricultural ponds, agricultural / industrial waterways, golf course ponds, gardens, parks, etc. It is.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a water shielding sheet made of a polymer material such as a thermoplastic resin or rubber has been widely used to prevent water leakage. This water-impervious sheet is manufactured as a raw / wide sheet having a width of about 2 to 5 m and a length of about 10 to 30 m because of restrictions on manufacturing facilities, transportability to a construction site, and layability on the site. And after conveying a some sheet | seat to a construction site, the edge part or side edge of a sheet | seat is piled up and extended, and sheets are joined and laid.
[0003]
Here, as a bonding method between sheets, a method using a solvent-based or natural vulcanization type adhesive, a heat fusion method in which an end portion of a sheet made of a thermoplastic resin is melted and pressure-bonded are adopted. Yes. That is, an adhesive is applied or heat-melted to the ends or side edges of the two water-impervious sheets to be joined, and they are overlapped with each other and pressed with a roller or the like.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, regardless of which method is employed, there is a problem that if the sheet is exposed to the sun for 1 to 2 weeks, the surface layer portion deteriorates and adhesion failure and fusion failure are likely to occur.
[0005]
That is, in some cases, several days or more may elapse between the arrangement of the sheets and the joining, and during that time, at least the outer side edges of the sheets arranged at both ends are always exposed to the atmospheric environment. On the other hand, although the end portions of the sheets overlapped with each other are less likely to be exposed, the joint surfaces may be exposed by turning the sheets. Furthermore, a new sheet or suction member may be manually fused to the central portion of the sheet that has always been exposed.
[0006]
When the surfaces to be joined are exposed to the atmosphere, the surface layer portion of the sheet is deteriorated by sunlight, particularly by ultraviolet rays, so that there is a problem that the sheets cannot be joined properly. In addition, although deterioration of the surface layer part by sunlight, especially ultraviolet rays generally occurs in a sheet of a polymer material, the degree of deterioration is large particularly when thermoplastic urethane is used.
[0007]
Moreover, in order to cope with such a problem, there is curing with a vinyl sheet as a conventional method for protecting a water shielding sheet. However, since it is not in close contact with the surface of the water-impervious sheet, it is easily soiled and sometimes blown by the wind, which is not a stable protection method.
[0008]
Therefore, in view of the above-described problems, the present invention provides a water shielding sheet joining method and joining apparatus that can reliably prevent adhesion failure and fusion failure even when the joint is exposed to the atmospheric environment. It is intended.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
The present invention has been made in order to solve the above-mentioned problems. The gist of the present invention is, firstly, joining of a water shielding sheet in which two water shielding sheets made of a polymer material are overlapped to join both. A method of removing a surface layer portion of one or both of the portions to be joined with a polishing tool in which at least a portion that contacts the water shielding sheet is made of felt, resin foam, or sponge , and then The invention relates to a method of joining the water shielding sheets that are joined together.
[0010]
Also, I felt in the abrasive article, the resin foam or sponge is intended to remove the surface layer portion in contact with the continuous water-impervious sheet while rotating or sliding.
[0011]
The second gist of the present invention is a water shielding sheet joining method in which two water shielding sheets made of a polymer material are overlapped and joined together, and the resin particulates are continuously applied to the surface of the water shielding sheet. The surface layer part of one or both of the portions to be joined is removed by spraying, and then the water shielding sheet is joined to each other. Preferably, the resin granules are spherical. Alternatively, the surface has a plurality of protrusions.
[0012]
The polymer material constituting the water shielding sheet is preferably a thermoplastic elastomer (TPE), and in particular, any of an olefin thermoplastic elastomer (TPO), a urethane thermoplastic elastomer (TPU), and a high density polyethylene (HDPE). It is preferable to do it. And it presses with a roller, spraying a hot air on the junction part of a waterproof sheet, and heat-seal | fuses two waterproof sheets.
[0013]
The third gist of the present invention is a water shielding sheet joining device that moves while joining the water shielding sheets by heat fusion, removing the surface layer portion of the water shielding sheets to be joined by the polishing tool. , Means for continuously spraying a polishing tool or a resin granular material composed of felt, resin foam, or sponge at least on the surface of the water shielding sheet to the surface of the water shielding sheet; The apparatus for joining water-impervious sheets, comprising a hot air jetting means and a roller that rotates while pressing the joining portion, is arranged in the order of the polishing tool or the spraying means, the hot air jetting means and the roller from the front in the moving direction of the joining apparatus. It is related to.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The water shielding sheet used in the present invention is made of a polymer material such as a thermoplastic resin or rubber and is, for example, a thermoplastic elastomer (TPE), in particular, an olefin thermoplastic elastomer (TPO), a urethane thermoplastic. Either an elastomer (TPU) or high density polyethylene (HDPE) is preferably used. And it manufactures with the raw fabric sheet or wide sheet | seat of thickness 1-4mm, width 2-5m, and length 10-30m.
[0015]
The present invention is intended to remove the deteriorated surface layer portion of the water-impervious sheet made of such a polymer material and join fresh portions together. Here, a polishing tool or a blasting method is adopted as the removing means. However, the polishing tool is not limited to anything, and at least a portion that contacts the water shielding sheet needs to be made of a soft material. Moreover, the spraying material in a blast must be a resin granular material.
[0016]
That is, when polishing the surface of a structural material made of metal, wood, or the like, a sander or grinder with a gold scrubber, grindstone, sandpaper, or the like is used, and a metal sphere is used as a blasting material. However, in the case of a water shielding sheet made of a polymer material, if these conventional polishing tools and spraying materials are used, excessive force is applied to the sheet, and the interface becomes hot, resulting in a decrease in strength of the sheet itself. This causes a problem that the physical properties are deteriorated. Furthermore, there arises a problem that the deformation of the shape and the thickness of the sheet cannot be secured.
[0017]
Therefore, the intent of the present invention is to remove the surface layer without adversely affecting the base material, even in the case of a relatively soft material such as a polymer material. Instead of a removal member such as a scourer or a grindstone, a soft material is used as a polishing tool, or a resin granular material is used as a spraying material. Note that the soft material may be used at least in a portion that comes into contact with the water shielding sheet, and the entire polishing tool does not need to be made of the soft material.
[0018]
Here, as the soft material used as the removal member of the surface portion of the water shielding sheet, for example, a fiber material or a porous material can be used. The fiber material includes a woven fabric and a non-woven fabric, and it is particularly preferable to use felt. In addition, porous materials include resin foam and sponge, and various flexible foams can be used for the resin foam.
[0019]
And in order to remove a sheet | seat surface layer part, what is necessary is just to contact | abut to a water-impervious sheet | seat continuously, rotating or sliding a soft material. The removed portion of the surface layer portion is a deteriorated portion of the water shielding sheet to be bonded to each other. Usually, the upper surface of the lower water shielding sheet to be superposed is exposed to the air environment and deteriorated, but one of the water shielding sheets is deteriorated. Not only the water sheet, but both surface layer portions may be removed.
[0020]
In addition, the resin granular material used as the spraying material may generally be spherical, but if a shape having a plurality of protrusions on the surface is used, the removal efficiency of the surface layer portion is improved. In addition, the material and hardness of the resin granular material are appropriately selected according to the polymer material used for the water shielding sheet so that only the surface layer portion can be effectively removed.
[0021]
After removing the deteriorated surface layer portion in this way, the two water-impervious sheets are overlapped and joined to each other. As a joining method between the sheets, a solvent-based or natural vulcanizing type adhesive is used. Various methods such as a method to be used and a heat sealing method can be employed. However, if an adhesive is used, it is necessary to apply the adhesive, and care should be taken because there is a risk of poor adhesion due to uneven application amount.
[0022]
Therefore, the best method for joining the water shielding sheets is to have a strong joint strength, a stable joint quality, and an integrated process by heat fusion with excellent workability. And, as a heat fusion bonding apparatus, from the front in the moving direction, at least a portion that abuts on the water shielding sheet is a polishing tool or a resin granular material spraying means composed of a soft material, and hot air jets to the joint between the water shielding sheets By using the joining devices arranged in the order of the means and the rollers that rotate while pressing the joining portion, the water shielding sheet can be joined continuously.
[0023]
In other words, the respective joints facing each other are sandwiched between the compaction rollers of the self-propelled thermal fusion bonding apparatus, the hot air nozzle is inserted between the sheets, hot air is jetted, and the rollers rotate and automatically rotate. By starting running, the sheet is pressed and fused instantaneously by jetting hot air while being jetted.
[0024]
【Example】
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
The water-impervious sheet is manufactured as a raw / wide sheet having a width of 2 to 5 m and a length of 10 to 30 m, and is transported to a construction site. And the edge part or side edge of two sheets is piled up in the range of 60-120 mm, and is laid.
[0025]
That is, FIGS. 1 and 2 are conceptual diagrams showing the water shielding sheet joining method and joining apparatus of the present invention described above. The
[0026]
Here, as shown in FIG. 2, the self-propelled fusion splicing apparatus has a
[0027]
Then, the
[0028]
FIG. 3 is a conceptual diagram showing a self-propelled fusion bonding apparatus that employs a resin granular material spraying means 2B in place of the
[0029]
Therefore, as shown in FIG. 4, the
[0030]
【The invention's effect】
As described above, according to the joining method and joining device of the water shielding sheet of the present invention, even if the water shielding sheet is exposed to the atmospheric environment for a long time, Since only the deteriorated surface layer portion can be removed without impairing physical properties, shapes, etc., the reliability of bonding can be greatly improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a conceptual diagram showing a method for joining a water shielding sheet of the present invention.
FIG. 2 is a conceptual diagram showing an example of a water shielding sheet joining apparatus according to the present invention.
FIG. 3 is a conceptual diagram showing another example of the water shielding sheet joining apparatus of the present invention.
FIG. 4 is a perspective view showing a state after the water shielding sheet is joined by the joining method of the present invention.
FIG. 5 is a perspective view showing a state in which a water shielding sheet is laid on a slope by the joining method of the present invention.
[Explanation of symbols]
1A, 1B ... Water-
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