JP4394015B2 - コイル耐圧試験器 - Google Patents

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本発明は、コイルに高周波、高電圧を加えて、コロナ放電の有無を高い精度で検査するコイル耐圧試験器に関する。
通常、高圧電極の周囲の気体は、電極の電位によってイオン化され、微小な暗電流が流れる。前記電極の電位を次第に上昇させた場合、ある電圧から徐々に電流が増加し、遂には飛躍的に電流が増大する電位が存在し、このときに発生する現象が火花放電であり、その火花放電にいたるまでに流れる微小な電流も放電であって、これをコロナ放電又は部分放電と呼んでいる。
例えば、コイルに火花放電が発生した場合、コイルの不良として容易に検知できるが、コロナ放電は動作不良とならないため、検知できない場合が多い。然しながら、コロナ放電はオゾンを発生し、オゾンの酸化作用によって電気機器の絶縁が劣化して、半年〜1年後に故障を発生させる可能性が高く、しかも、コロナ放電は電波雑音を放出するので、電子機器の正常な動作を妨げるなどの問題を起こすので放置することはできない。
古くからコロナ放電の測定には部分放電試験器が使われているが、その部分放電試験器は、扱う試験周波数が低く、50Hz或いは60Hzである為、コイルの巻線間にコロナ放電が発生するような高い電圧を加えることは出来ず、例えば、電線自体の絶縁試験等の一部の試験にのみ使われている。
近年、コイルを試験する場合、コンデンサに高い電圧を充電した後、その充電電圧を瞬間的にコイルに印加するインパルス試験が行われている(例えば、特許文献1、特許文献2を参照。)。
然しながら、従来の技術に依った場合、コロナの検出感度は不十分であり、その理由を図5、図6、図7を参照して説明する。
図5は従来のインパルス発生回路を表す要部回路図であり、この回路では、高圧コンデンサ53に充電した高い電圧をスイッチング素子54を閉じて,共振コンデンサ55および被試験コイル56に加え、共振電圧を発生する。この場合、スイッチング素子54としては、サイリスタが最も多く使われている。
図6はサイリスタを用いた従来の試験器に関する動作を説明する為のタイミングチャートである。
一般に、サイリスタは、オンになって電流が流れた場合、その電流が0になるまで導通し続けるので、その間、高圧コンデンサ53の容量も共振コンデンサ55の容量に加わって動作することになる。
図6に見られる通り、サイリスタはタイミングS3まで導通するので、共振周期は長くなる。従って、スイッチングノイズがタイミングS0,S3に発生するので,同じタイミングS0、S3で発生するコロナ放電の検出を妨害することになる。
図5に見られるスイッチング素子54としてFETを使用した場合の動作を図7のタイミングチャートを用いて説明する。
FETの動作は高速であるから、スイッチングノイズはタイミングU0、U1に発生するので、タイミングU0で発生する最も重要なコロナ放電は妨害されて検出することができない。
また、コイル耐圧試験器で試験を行う場合、被試験コイルにコロナ放電を発生させるには、0−ピークで5kVの電圧が必要になることは普通であるが、その為には5kVの直流電源が必要であって、その直流電源を構成するスイッチング素子にFETを採用した場合、耐圧を維持するには10個のFETを直列接続して用いなければならない(例えば、特許文献2、段落〔0002〕を参照。)。
更に、当該技術分野の試験では、10kV以上の電圧を必要とする場合もあるが、FETで対応することは不可能に近い。
一般に、コロナ放電の電流は1桁のmAオーダーである場合が多いが、パルス幅は非常に短く、1〜2ナノ秒程度であるから、そのエネルギは小さいので、従来の試験器を用いる場合、その検出には細心の注意が必要となる。
然しながら、従来の試験器では、コロナ放電が最も発生するタイミングでスイッチングノイズも発生するので、それに妨害されて正しい検出ができない旨の問題がある。
しかも、従来の技術に於いては、コンデンサに高圧をチャージする待時間があるため、最速でも10パルス/秒程度の間隔でしか発生することはできない。通常、コロナ放電は単発波よりも連続波の方が発生しやすいので、コロナ放電の検出のためにはパルス発生を密にする事が望まれる。
特許第3331259号明細書 特開平9−325170号公報
本発明では、コイル耐圧を試験する際、試験開始時にスイッチング素子のスイッチングを行っても、そのスイッチングノイズがコロナ放電の検出に影響せず、また、高い耐圧試験電圧を発生させることが可能なコイル耐圧試験器を実現し、試験検査の精度を向上し,電気製品の安全性向上に寄与する。
微弱なコロナ放電を正確に検出する為には、試験開始時にコイル耐圧試験器で発生するスイッチングノイズがコロナ放電の検出に影響を与えないようにすることが必要であり、また、被試験コイルにコロナ放電を発生し易くする為、単発パルスではなく、高速連続パルスを印加できるようにしなければならない。
そこで、本発明に依るコイル耐圧試験器では、被試験コイルに磁気エネルギを与えるために必要な電流容量をもつと共に被試験コイルが発生する共振電圧に比較して低い電圧を出力する直流電源と、該直流電源から被試験コイルに流す電流を任意に導通・遮断することができ且つ試験開始と同時に遮断されるスイッチング素子と、該スイッチング素子に加わる負電圧を阻止するために該スイッチング素子に直列に接続されて逆電流を阻止する負電流阻止ダイオードと、該スイッチング素子が電流を遮断した直後にコイルに発生する高電圧波形からコロナ放電波形を分離する回路と、前記共振電圧である高電圧を低電圧に変換する高電圧分圧回路とを備えてなることを基本としている。
この構成からなる本発明のコイル耐圧試験器に依れば、試験開始前から被試験コイルに流していた低電圧の電流を試験開始時に遮断することで高い誘導電圧を発生させ、その高い電圧を利用して被試験コイルにコロナ放電を発生させ、そのコロナ放電をコロナ検出回路で検出するようにしている。
従って、被試験コイルに於けるコロナ放電の発生タイミングは、前記低電圧の電流を試験開始時に遮断するスイッチング素子に於けるスイッチングノイズの発生タイミングに比較して確実に遅れることになり、コロナ検出回路がスイッチング素子のスイッチングノイズを検出したとしても、その時点でコロナ放電が検出されることはあり得ないから、スイッチングノイズとコロナ放電とは時間的に分離されたものとなる。
また、コイルにコロナ放電を発生させるには、単発パルスではなく、できるだけ連続パルスを加えなければならないことは前記した通りである。本発明では、コンデンサに高圧をチャージする待時間は不要であるから、例えば1000パルス/秒の高速パルスを発生させて連続波に近いコロナ検出感度を得ることは容易であり、そして、スイッチング素子に加える直流電圧は例えば20Vの低圧であっても、高い誘導電圧を発生させることができるから、0−ピークで20kV以上の耐圧試験電圧を発生できる回路も容易に実現することができる。
前記手段を採ることに依り、コイル耐圧を試験する際、試験開始時にスイッチング素子をスイッチングすることでスイッチングノイズが発生し、そのスイッチングノイズがコロナ検出回路で検出されたとしても、実際上、被試験コイルにコロナ放電が発生し、そのコロナ放電がコロナ検出回路に検出されるのは、被試験コイルに流れていた低電圧の電流が遮断されて誘導電圧が上昇した後になるから、その検出にスイッチング素子に於けるスイッチングノイズが影響を与えることは皆無である。
また、高い耐圧試験電圧を発生させる電源として、例えば20V程度の低い直流電源があれば充分であり、しかも、従来の技術に於けるような高耐圧のコンデンサに電荷を蓄積して放出することで単発パルスを発生する旨の手段と異なり、被試験コイルには連続パルスを印加して充分なコロナ放電を発生させることができ、従って、試験検査の精度を向上させることができる。
図1は本発明に依るコイル耐圧試験器の基本的な回路を表す要部ブロック図であり、また、図2はその動作を説明する為のタイミング・チャートである。
図1に見られるコイル耐圧試験器は、最もシンプルな形態であって、0−ピークで5kVまでの耐圧テストに好適であり、被試験コイル15の試験条件に合わせて直流電源11の電圧、電流を選びスイッチング素子12を選択する。各種モータ、ソレノイド、センサコイル等の耐圧を検査することが可能であり、検査電圧の周波数は、被試験コイル15の共振周波数になる。
さて、ゲートパルス発生器14で発生したゲートパルス2aが“H”の間、IGBT(insulated gate bipolar transistor)からなるスイッチング素子12が導通する。
即ち、例えば直流20Vを発生する直流電源11の電圧が被試験コイル15に加わり、コイル15には電流が流れる。その電流は、コイル15のインダクタンスと印加電圧の関係で記号2b(図2参照)で示すように時間とともに増加しつつコイル15に流れ、その電流iはコイル15に磁気エネルギとして蓄積される。
ゲートパルス2aが“L”になって、スイッチング素子12が電流を遮断すると、コイル15に蓄積された磁気エネルギは急激に電気エネルギと変換され、記号2cに示してあるようにタイミングt1 で最大となり、それ以後は降下してコイル15の共振周期で減衰振動を繰り返すことになる。
通常、コロナ放電の発生開始はコイル15に印加される電圧の最大電圧付近であって、タイミングt1 、t3 、t5 、t7 の近傍で発生し、タイミングt0 、t2 、t4 、t6 では発生しない。
スイッチング素子12のスイッチングノイズは、タイミングt s 、t0 で発生してコロナ波形分離回路16にも混入するが、前記したコロナ放電の発生タイミングとは異なるので、記号2fに示すようにコロナ放電測定の為のタイミングを発生させることで、時間的にスイッチングノイズを除去することができる。
また、コイル15にコロナ放電を発生させるのに必要なパルスを生成する為の磁気エネルギの蓄積時間は、従来の技術で実施されている高圧コンデンサのチャージ時間に比較すると非常に早く、最も遅くても100μ秒は越えないから、駆動パルスの繰り返しは1000回/秒とすることができ、連続駆動に近いコロナ放電検出精度が得られる。
また、従来の回路では2kVのパルスを発生する為には2kVの直流電圧が必要であるが、本発明に依れば、図1及び図2からも看取できるように、電源電圧が20Vであっても非常に高い電圧(例えば2kV)の電圧を発生することができる。
被試験コイル15に流れる電流は、図2に記号2bで指示してあるように直流電源11の電圧、スイッチング素子12の導通時間ts 〜t0 の関数であり、従って電圧及び導通時間を選択することで希望の電流を得ることができる。
図1に示したスイッチング素子12はIGBT、若しくは、IEGT(injection enhanced gate transistor)が耐圧が高く大電流を流すのに好適である。
然しながら、被試験コイル15がショートしている場合、大電流からスイッチング素子12を保護する為、スイッチング素子12に流れる電流をピーク電流検出器13に依って検出し、異常であったときは過電流保護回路25がゲートパルス発生器14を停止して、スイッチング素子12を保護する。
一般に、コロナ放電はパルス幅が1〜2nsの非常に弱いパルスであるから、他のノイズと分離することは容易ではないが、本発明の場合、図2に記号2eで指示してあるスイッチングノイズと記号2dで指示してあるコロナ放電とは発生タイミングが全く異なるので、記号2fで指示してある測定タイミングを適用すれば、スイッチングノイズとコロナ放電とを確実に分離することができる。
測定タイミング2fは、ゲートパルス発生器14で容易に作成することができる。コロナ放電2dは、コロナ波形分離回路16に依って他の信号から分離し、測定タイミング2fで開くゲート回路20を経て、コロナカウンタ22で集計する。
コロナ放電の波形は非常に短いパルス幅(1〜2ns)であり、図2に記号2dで指示してあるように、被試験コイル電圧が高くなるタイミングで群発する。本発明の1例では、コロナ放電のパルス一つ一つをカウントするのではなく、群発したコロナ放電の1ブロックを1ポイントとして検出している。尚、ゲートパルス毎にコロナ放電の有無を判定して1 カウントしても良い。
図1のコイル耐圧試験器で、毎秒1000パルスのゲートパルスを発生する場合、全てのゲートパルス毎にコロナ放電が発生した場合には、毎秒1000カウントすることになるため、表示器27の変化が速すぎて視認することができない。従って、そのような場合には分周器を挿入すると良い。
また、高電圧波形は分圧器17で2000分の1にしてからピーク指示電圧計24及び火花放電検出器21を経て、火花カウンタ23に加えられる。
CPU(または論理回路)25は、コロナカウンタ22、火花カウンタ23、ピーク指示電圧計24の値と検査規格値を照合して良否判定を行い、表示器27に表示する。
スイッチング素子12が被試験コイル15に流れている電流を遮断すると、被試験コイル15には、図2に記号2cで指示してあるような高電圧が発生し、以後、コイル15の自己共振周波数で減衰振動する。
負電流阻止ダイオード18は負電圧がスイッチング素子12に加わるのを防止する為のものである。スイッチング素子12の耐圧が不足している場合には、複数のスイッチング素子を直列に接続して使用することができる。
図3は本発明に依るコイル耐圧試験器の他の実施の形態を説明する回路を表す要部ブロック図であり、図1に於いて用いた記号と同記号は同部分を表すか或いは同じ意味を持つものとする。
図3に見られるコイル耐圧試験器は、例えば、液晶バックライト照明用トランスや写真ストロボ用高圧発生トランス等の様に少巻数の一次コイルと多巻数の二次コイルを持つトランス28の検査に最適である。
この場合、高い試験電圧(二次電圧)に対して一次電圧は低いので、直流電源11やスイッチング素子12の耐圧が低くても良い旨の利点がある。試験電圧の周波数は、被試験トランス28の二次側の共振周波数となる。
試験電圧の周波数は例えば30kHz〜100kHz、試験電圧はピーク−ピークで1〜20kVである。また、被試験トランス28が巻数の少ない一次コイルと巻数の多い二次コイルを持つ場合、図示のように、一次側にスイッチング素子12の電流を流し、二次側にコロナ分離回路16及び高電圧分圧回路17を配置することができる。
図4は本発明に依るコイル耐圧試験器の更に他の実施の形態を説明する回路を表す要部ブロック図であり、図1及び図2に於いて用いた記号と同記号は同部分を表すか或いは同じ意味を持つものとする。
図4に見られるコイル耐圧試験器では、大きな磁気エネルギを蓄積することができる大容量の高電圧発生トランス29を介して被試験コイル15に適した周波数及び電圧を与えることができる。周波数と電圧は高電圧発生トランス29に依って決まるが、共振コンデンサ30を付加して変えることも可能であり、300kHz、ピーク−ピークで40kVの試験も可能である。
即ち、高電圧発生トランス29の一次側を駆動し、二次側に発生する高電圧を被試験コイル15に加え、被試験コイル15の電圧をコロナ波形分離回路16及び高電圧分圧回路17に依って検出する。
本発明に依るコイル耐圧試験器では、図1乃至図4について説明した各実施の形態に於いて、コンピューターを用いて直流電源11をコントロールすることにより、自動測定を容易に実施することができる。例えば、徐々に直流電源11の出力電圧を上昇させてコロナ放電発生電圧を自動測定したり、或いは、被試験コイル15の試験電圧を予め設定しておき、製品であるコイルのバラツキによる出力電圧の差を自動的に補正し、常に正確な電圧で試験することなどを容易に行うことができる。
本発明に依るコイル耐圧試験器の基本的な回路を表す要部ブロック図である。 図1のコイル耐圧試験器の動作を説明するタイミングチャートである。 本発明に依るコイル耐圧試験器の他の実施の形態を説明する回路を表す要部ブロック図である。 本発明に依るコイル耐圧試験器の更に他の実施の形態を説明する回路を表す要部ブロック図である。 従来のインパルス発生回路を表す要部回路図である。 サイリスタを用いた従来の試験器に関する動作を説明する為のタイミングチャートである。 FETを用いた従来の試験器に関する動作を説明する為のタイミングチャートである。
符号の説明
11 直流電源
12 スイッチング素子
13 ピーク電流検出器
14 ゲートパルス発生器
15 被試験コイル
16 コロナ波形分離回路
17 高電圧分圧器
18 負電流阻止ダイオード
19 測定タイミング発生器
20 ゲート回路
21 火花放電検出器
22 コロナカウンタ
23 火花カウンタ
24 ピーク指示電圧計
25 CPU(又は論理回路)
26 過電流保護回路
27 表示器

Claims (13)

  1. 被試験コイルに磁気エネルギを与えるために必要な電流容量をもつと共に被試験コイルが発生する共振電圧に比較して低い電圧を出力する直流電源と、
    該直流電源から被試験コイルに流す電流を任意に導通・遮断することができ且つ試験開始と同時に遮断されるスイッチング素子と、
    該スイッチング素子に加わる負電圧を阻止するために該スイッチング素子に直列に接続
    されて逆電流を阻止する負電流阻止ダイオードと、
    該スイッチング素子が電流を遮断した直後にコイルに発生する高電圧波形からコロナ放電波形を分離する回路と、
    前記共振電圧である高電圧を低電圧に変換する高電圧分圧回路と
    を備えてなることを特徴とするコイル耐圧試験器。
  2. スイッチング素子がIGBT或いはIEGTから選択されたものであること
    を特徴とする請求項1記載のコイル耐圧試験器。
  3. スイッチング素子の導通時間を可変にするゲートパルス発生器
    を備えてなることを特徴とする請求項1記載のコイル耐圧試験器。
  4. 直流電源は出力電圧が可変であること
    を特徴とする請求項1記載のコイル耐圧試験器。
  5. 検出されたコロナ放電をカウントする回路、及び、該回路のカウント数の設定値を超えた際に不良判定を行う論理回路またはCPU
    を備えてなることを特徴とする請求項1記載のコイル耐圧試験器。
  6. 検出された火花放電をカウントする回路、及び、該回路のカウント数の設定値を超えた際に不良判定を行う論理回路またはCPU
    を備えてなることを特徴とする請求項1記載のコイル耐圧試験器。
  7. スイッチング素子が複数のスイッチング素子を直列接続したものであること
    を特徴とする請求項1記載のコイル耐圧試験器。
  8. 被試験コイルが2巻線である場合、巻数が少ない一次コイルを駆動側に接続すると共に巻数が多い二次コイルを検出回路に接続すること
    を特徴とする請求項1記載のコイル耐圧試験器。
  9. 直流電源と被試験コイルの接続端との間に高電圧発生トランスを介挿してなること
    を特徴とする請求項1記載のコイル耐圧試験器。
  10. スイッチング素子に流れるピーク電流を検出し設定電流を超えた際に前記スイッチング素子の動作を停止する過電流保護回路
    を備えてなることを特徴とする請求項1記載のコイル耐圧試験器。
  11. 所要の高電圧を得る為に直流電源の出力電圧を制御する信号及びスイッチング素子の導通時間を制御する信号を送出し、前記高電圧が徐々に高くなって被試験コイルにコロナ放電または火花放電が発生したことを検知した信号が入力されて試験動作を停止する信号を送出する論理回路またはCPU
    を備えてなることを特徴とする請求項1のコイル耐圧試験器。
  12. 予め設定された高電圧の目標値に近づける為に直流電源の出力電圧を調節する信号及びスイッチング素子の導通時間を調節する信号を送出する論理回路またはCPU
    を備えてなることを特徴とする請求項1記載のコイル耐圧試験器。
  13. 火花放電及びコロナ放電の測定タイミングを設定してスイッチング素子に依るスイッチングノイズを排除する測定タイミング発生器
    を備えてなることを特徴とする請求項5或いは請求項6記載のコイル耐圧試験器。
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