JP4392090B2 - ムース生成装置及びこれに用いられるムース生成用構造体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、液体と気体とによりムースを生成するムース生成装置及びこれに用いられるムース生成用構造体に関するものであり、例えば、洗面所等において手洗いを行う際、ムース状石鹸を吐出口から吐出する自動又は手動の石鹸供給装置などにおいて用いることができる。
【0002】
【従来の技術】
従来から、種々の装置において、液体と空気とによりムースを生成するムース生成装置が用いられている。
【0003】
例えば、洗面所等において手を洗うためのムース状石鹸を吐出させる手動又は自動の石鹸供給装置では、水石鹸と空気とによりムース状石鹸を生成するムース生成装置が用いられ、生成されたムース状石鹸を吐出口から吐出させている。
【0004】
このようなムース生成装置の従来例として、下記のようなものがあった。
【0005】
第1の従来のムース生成装置として、水石鹸と空気との混合体の通路に1枚だけのメッシュを配置したものがある。
【0006】
第2の従来のムース生成装置として、水石鹸と空気との混合体の通路に、2枚以上のメッシュを互いに間隔をあけることなく重ねて配置したものがある。
【0007】
第3の従来のムース生成装置として、水石鹸と空気との混合体の通路に2枚以上のメッシュを当該混合体の流れに沿って互いに間隔をあけて配置し、各メッシュ間の通路の断面積(前記混合等の流れの方向と略垂直な断面の面積)をいずれの箇所においても同一としたものがある。
【0008】
第4の従来のムース生成装置として、水石鹸と空気との混合体の通路に、当該混合体の流れに沿って、上流側の絞り通路及びその下流側の膨張室の組を2組以上順次連設し、前記2組以上のうちの2組において、絞り通路と膨張室との間にメッシュを配置し、合計2枚のメッシュを用いたものがある。
【0009】
この第4の従来のムース生成装置の具体例を図12に示す。このムース生成装置は、水石鹸吐出器具1内に設けられている。このムース生成装置は、流れに沿って順次連設された初期混合室2、細径の通路3a、先細りの膨張室4a、細径の絞り通路4b、メッシュ5、先細りの膨張室6a、細径の絞り通路6b、メッシュ7、先細りの膨張室8a、及び、一端が前記吐出口8cとなる細径の通路8bを、内部に有している。初期混合室2には、水石鹸導入通路9及び図示しない空気導入通路が連通しており、これらの通路を介してそれぞれ所定の圧力で送られて来た水石鹸及び空気が、初期混合室2内にそれぞれ導入されるようになっている。通路3aは円周面を有する部材3に形成され、膨張室4a及び絞り通路4bは円周面を有する部材4に形成され、膨張室6a及び絞り通路6bは円周面を有する部材6に形成され、先膨張室8a及び通路8bはノズル部材8に形成されている。そして、このムース生成装置は、図12に示すように、メッシュ7、部材6、メッシュ5、部材4及び部材3をその順にノズル部材8内に挿入した後、部材3を支持する支持リング10を介在させて、このノズル部材8の外周に形成した雄ねじ部を受け部材11の内周に形成した雌ねじ部に螺合することによって、組み立てられている。この組立の際、部材4,6には方向性があるため、膨張室4a,6a側を下流側としなければならない。なお、メッシュ4,5は、他の部品に対して何ら固定されていない独立した部品であり、前記螺合により他の部品に対して圧接されているのみである。図12中、12は受け部材11の開口を閉塞して初期混合室2を形成するための蓋体、13は蓋体12と受け部材11との間をシールするパッキン、14はノズル部材8と受け部材11との間をシールするOリングである。なお、受け部材11には、前記水石鹸導入通路9及び前記空気導入路の一部が形成されている。
【0010】
この図12に示す従来のムース生成装置によれば、初期混合室2内に水石鹸及び空気が導入されると、初期混合室2内で水石鹸と空気とが混合され、この混合体が、通路3aを通過して膨張室4aで膨張し、絞り通路4bで絞られた後にメッシュ5を通過して攪乱され、膨張室6aで膨張し、絞り通路6bで絞られた後にメッシュ7を通過して攪乱され、膨張室8aで膨張し、ムース状石鹸となって、通路8bを通って吐出口8cから吐出する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記第1の従来装置では、1枚のメッシュのみが用いられているので、水石鹸と空気とが十分に混ざらず、生成されるムースの木目が粗く、ムースの質が悪かった。
【0012】
前記第2の従来装置では、2枚以上のメッシュが用いられているが、それらのメッシュをただ重ねただけであったので、さほどムースの質が向上せず、やはりムースの質が悪かった。
【0013】
前記第3の従来装置では、2枚以上のメッシュが間隔をあけて配置されているが、それらの間の通路の断面積はいずれの箇所においても同一であったので、上流側のメッシュを通過した水石鹸と空気との混合体がそのまま流れて下流側のメッシュを通過するだけであるので、さほどムースの質が向上せず、やはりムースの質が悪かった。
【0014】
前記第1乃至第3の従来装置に対し、前述した図12に示すような第4の従来装置では、メッシュによる攪乱作用と絞り通路と膨張室による膨張作用とが組み合わされ、水石鹸と空気とが十分に混ざり、生成されるムースの木目が細かく、ムースの質は良かった。
【0015】
従来は、質の良いムースを生成するためには、この第4の従来装置のように、2枚のムースをそれぞれ絞り通路の下流側と膨張室の上流側との間に配置しなければならないということが技術常識となっていた。この技術常識に従って、図12に示す装置では、メッシュ5が絞り通路4bの下流側と膨張室6aの上流側との間に配置され、メッシュ7が絞り通路6bの下流側と膨張室8aの上流側との間に配置されている。
【0016】
しかしながら、前記第4の従来装置では、メッシュ、絞り通路及び膨張室が前述したように配列されていたため、メッシュを挟む両側の部材を一体に構成することは不可能であることから、部品点数が多くなるという欠点があった。例えば、図12に示す装置では、メッシュ5を挟む両側の部材4,6を一体に構成することは不可能であるので、部材4,6は別個の部材とならざるを得ず、その分、部品点数が多かった。このため、前記第4の従来装置では、コストアップを免れないとともに、製造時やメンテナンス時の組立に手数を要していた。
【0017】
なお、図12に示す装置では、使用を継続するとメッシュ5,7が埃等により次第に目詰まりしていくが、ノズル部材8を受け部材11から取り外すことによって、各部品3〜7,10を個々に取り外すことができ、メッシュ5,7を洗浄等して目詰まりをなくすメンテナンスを行うことができる。
【0018】
また、図12に示す装置では、部材4,6には方向性があり、膨張室4a,6a側を上流側としなければならないので、製造時やメンテナンス時の組立の際にその組み付け方向に注意を払わなければならずに不便であるとともに、その組み付け方向を誤ってしまうと、良質のムースを生成できなかった。
【0019】
以上説明した事情は、水石鹸及び空気によるムースのみならず、他の種々の液体と気体とによりムースを生成する場合にも同様である。
【0020】
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたもので、部品点数の低減を図りつつ良質のムースを生成することができるムース生成装置及びこれに用いられるムース生成用構造体を提供することを目的とする。
【0021】
また、本発明は、製造時やメンテナンス時等の組立における組み付け方向の制約を緩和し、その組立の手数を軽減することができるとともに、誤った組立により良質のムースを生成することができないというような事態の発生を防止することができる、ムース生成装置及びこれに用いられるムース生成用構造体を提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明の第1の態様によるムース生成装置は、液体と気体とによりムースを生成するムース生成装置において、前記液体と前記気体との混合体の通路に当該混合体の流れに沿って互いに間隔をあけて第1及び第2の網状体を配置し、前記第1及び第2の網状体間の通路を、前記第1の網状体側の断面積の大きい第1の部分と、前記第2の網状体側の断面積の大きい第2の部分と、前記第1及び第2の部分間を連絡する断面積の小さい第3の部分とで構成したものである。
【0023】
なお、前記断面積は、前記混合体の流れの方向と略垂直な断面の面積である。また、本明細書において、網状体とは、いわゆるメッシュのみならず、例えば、多数の小穴を有する板状部材などの多孔体等も含むものとする。
【0024】
前記第1及び第2の網状体のうちいずれが上流側であってもよいが、ここでは、第1の網状体が上流側、第2の網状体が下流側に配置されているものとして説明する。前記第1の態様によれば、液体と気体との混合体が第1の網状体を通過して攪乱され、断面積の大きい前記第1の部分を通り、断面積の小さい前記第3の部分で絞られ、断面積の大きい第2の部分で膨張し、第2の網状体を通過して攪乱されて、ムースとなる。
【0025】
したがって、少なくとも前記第2の部分が膨張室として作用し、これに対する上流側と下流側とでそれぞれ第1及び第2の網状体により攪乱作用を受けることとなるので、液体と気体とが十分に混ざり、十分に質の良いムースが生成される。なお、前記第1の網状体の上流側の通路の断面積を小さくしておけば、前記第1の部分も膨張室として作用するため、より良質のムースが生成され、好ましい。もっとも、本発明では、前記第1網状体の上流側の通路の断面積は、前記第1の部分の断面積より小さくしておかなくてもよい。
【0026】
そして、前記第1の態様によれば、このように第1及び第2の網状体による攪乱作用と第3の部分による膨張作用とが組み合わされて良質のムースが得られるにもかかわらず、第1及び第2の網状体間の通路が第1、第2及び第3の部分で構成されていることから、第1及び第2の網状体間の通路を形成する部材を単一部材で構成することができるので、前述した第4の従来のムース生成装置に比べて、部品点数を減らすことができる。
【0027】
本発明の第2の態様によるムース生成装置は、前記第1の態様によるムース生成装置において、前記第1及び第2の網状体のうち下流側に配置された網状体の下流側に、当該網状体を通過した前記混合体の断面積を一旦絞る絞り通路を形成したものである。
【0028】
この第2の態様のように絞り通路を更に形成しておけば、当該絞り通路を通過した後に再び膨張作用を受けることになるので、より良質のムースを生成することができ、好ましい。
【0029】
本発明の第3の態様によるムース生成用構造体は、液体と気体との混合体の通路に配置されてムースを生成するために用いられるムース生成用構造体であって、両側に開口した内部通路を有する基体であって、前記内部通路の中間部分の断面積が前記内部通路の両側の開口の断面積より小さい基体と、前記内部通路の一方側の開口を覆うように前記基体に固定された第1の網状体と、前記内部通路の他方側の開口を覆うように前記基体に固定された第2の網状体と、を備えたものである。
【0030】
この第3の態様における第1の網状体、内部通路の一方側部分、内部通路の中間部分、内部通路の他方側部分及び第2の網状体が、前記第1の態様における第1の網状体、第1の部分、第3の部分及び第2の部分にそれぞれ相当している。したがって、前記第3の態様によるムース生成用構造体を用いることにより、前記第1の態様によるムース生成装置を作製することができる。
【0031】
そして、前記第3の態様によるムース生成用構造体では、両側に開口した内部通路を有する基体に対して第1及び第2の網状体が固定されているので、製造時及びメンテナンス時等における組立においてこれらを1つの部品として取り扱うことができることから、その組立の手数を軽減することができる。
【0032】
本発明の第4の態様によるムース生成用構造体は、前記第3の態様によるムース生成用構造体において、前記混合体の通路において前記第1及び第2の網状体のいずれが上流側となるように配置しても、通過する前記混合体に対する作用が実質的に同一となるように構成されたものである。
【0033】
この第4の態様によれば、混合体の通路において前記第1及び第2の網状体のいずれが上流側となるようにムース生成用構造体を配置しても、通過する混合体に対する作用が実質的に同一となるので、当該ムース生成用構造体に方向性はない。したがって、この第4の態様によるムース生成用構造体を用いてムース生成装置を作製すれば、当該ムース生成用構造体を誤った方向に組み立ててしまうというような事態は発生し得ず、誤った組立により良質のムースを生成することができないという事態が起こり得ない。
【0034】
本発明の第5の態様によるムース生成装置は、液体と気体とによりムースを生成するムース生成装置において、第3又は第4の態様によるムース生成用構造体を備えたものである。
【0035】
この第5の態様によれば、第3又は第4の態様によるムース生成用構造体が用いられているので、前記第3及び第4の態様に関して説明した利点が得られる。
【0036】
本発明の第6の態様によるムース生成装置は、前記第6の態様によるムース生成装置において、前記ムース生成用構造体が着脱自在となるように設けられたものである。
【0037】
この第6の態様によれば、ムース生成用構造体が着脱自在となるように設けられているので、第1及び第2の網状体が目詰まりした場合などに、ムース生成用構造体を取り外して第1及び第2の網状体を洗浄するなどのメンテナンスを行うことができ、好ましい。
【0038】
本発明の第7の態様によるムース生成装置は、前記第5又は第6の態様によるムース生成装置において、前記ムース生成用構造体の下流側に配置された絞り部材であって、前記ムース用構造体を通過した前記混合体の断面積を一旦絞る絞り通路を有する絞り部材を備えたものである。
【0039】
この第7の態様によれば、前記第2の態様と同様に、より良質のムースを生成することができ、好ましい。
【0040】
【発明の実施の形態】
以下、本発明によるムース生成装置及びこれに用いられるムース生成用構造体について、図面を参照して説明する。
【0041】
図1は、本発明の一実施の形態によるムース生成装置を用いたムース供給装置の一例を示す概略構成図である。
【0042】
本例によるムース供給装置は、容器としてのタンク10内に収容された水石鹸11と空気とによりムース状石鹸(ムース)を生成し、このムース状石鹸を吐出器具12のノズル13の吐出口13aから吐出させるように構成され、しかもムース状石鹸の吐出が自動的に行われるように構成され、いわゆる水石鹸自動供給装置として構成されている。吐出器具12は洗面所等のカウンタ等100に設置され、タンク10はカウンタ等100の下方に設置されている。
【0043】
このムース供給装置では、図1に示すように、タンク10内の水石鹸11を外部に送出するように構成され、駆動モータ14と、駆動モータ14の動力により駆動されてタンク10内の水石鹸11に送出圧を与えるロータリポンプやギヤポンプ等のポンプ15とを備えている。
【0044】
タンク10は、図1に示すように、タンク10内へ補給可能な最大量の水石鹸11を補給しても、空気が気密状態で残って水石鹸11が入ることがない空気残留空間16を有している。駆動モータ14は空気残留空間16の上方に配設され、駆動モータ14の駆動軸14aが、シール部材17にて気密に保たれた状態で、空気残留空間16の上壁を貫通するように設けられている。ポンプ15はタンク10内においてタンク10の底部付近に配設され、駆動モータ14の駆動軸14aに連結されたシャフト18がポンプ15に連結されている。ポンプ15は、図示しない流入口と、流出口15aとを有し、駆動モータ14から駆動軸14a及びシャフト18を介して動力を受けることによって、前記流入口から水石鹸11を流入して送出圧を与えて流出口15aから流出させるように構成されている。流出口15aから送出された水石鹸11は、水石鹸送出チューブ19を介して、タンク10の外部の所定箇所に送り出される。この水石鹸送出チューブ19には、水石鹸11のタンク10への戻りを阻止する逆止弁22が設けられている。
【0045】
また、図1に示すように、水石鹸補給チューブ20及び空気抜きチューブ21が、それぞれタンク10に接続されている。水石鹸補給チューブ20は、タンク10の上部を貫通してタンク10の内部空間へ延び、水石鹸補給チューブ20におけるタンク10の内部空間へ開口した口20aが、タンク10の底部寄りの位置に配置されている。なお、タンク10の上部に管継手を構成しておき、水石鹸補給チューブ20をこの管継手にそれぞれ接続した2つのチューブ(タンク10内のチューブとタンク外のチューブ)に分けてもよい。空気抜きチューブ21におけるタンク10の内部空間へ開口した口21aは、タンク10の上部に配置されている。もっとも、口21aや口20aの位置は前述した位置に限定されるものではない。水石鹸補給チューブ20他端及び空気抜きチューブ21の他端は、後述するように、吐出器具12を構成するベース構造体30の接続口43,46にそれぞれ接続されている。タンク10の内部空間は、水石鹸補給チューブ20及び空気抜きチューブ21に連絡している以外、外部に対してシールされており、水石鹸補給チューブ20を介して水石鹸11がタンク10へ補給されると、これに伴い、タンク10内の空気が空気抜きチューブ21を介して外部へ排出されるようになっている。
【0046】
本例によるムース供給装置は、更に、吐出器具12に設けられノズル13の吐出口13aの付近に手が差し出されていることを感知するセンサ23と、エアーポンプ24と、制御部25とを備えている。
【0047】
エアーポンプ24のエアー吐出口は、エアー吐出チューブ26を介して三方管継手27に接続されている。さらに、前記水石鹸送出チューブ19も三方管継手27に接続され、この三方管継手27に接続された供給チューブ28が、水石鹸と空気との混合体を吐出器具12へ導くようになっている。吐出器具12には、本発明の一実施の形態によるムース生成装置が内蔵されており、このムース生成装置によって、供給チューブ28を介して供給された水石鹸と空気との混合体をムース状石鹸にして、ノズル13の吐出口13aから吐出させる。
【0048】
制御部25は、例えばマイクロコンピュータ等を用いて構成され、センサ23からの感知信号に応答して、駆動モータ14及びエアーポンプ24を一定時間作動させる。これにより、吐出口13aからムース状の石鹸が、自動的に、一定量吐出される。
【0049】
次に、吐出器具12について、図2乃至図6を参照して詳細に説明する。
【0050】
図2は、吐出器具12を示す正面図である。図3は、図2中のA−A’矢視図である。図3においては、図2中のA−A’矢視では本来現れない供給チューブ28及び接続管69も合わせて示している。図4は、図3中の要部拡大図である。図4においては、供給チューブ28及び接続管69は示していない。なお、図3及び図4において、断面として本来ハッチングを付すべき部分であっても、見易くするため、ハッチングを付していない部分がある。図5は、図3中のB−B’線に沿った断面図である。図6はムース生成用構造体90を示す図であり、図6(a)はその正面図、図6(b)はその平面図、図6(c)はその縦断面図である。
【0051】
図3に示すように、吐出器具12内には、当該吐出器具12の底部となる鍔部37を有するベース構造体30の、鍔部37から上側の部分が内蔵されている。ベース構造体30は、全体が樹脂等により一体成形されて構成されている。
【0052】
ベース構造体30は、図2乃至図5に示すように、上方に開口した漏斗状の注液空間31を画成する漏斗部32と、漏斗部32の下部から当該ベース構造体30の下端まで上下に延びて、液体補給通路33を画成する液体補給管部34と、漏斗部32の下部から若干上方に突出した位置から当該ベース構造体30の下端まで上下に液体補給管部34と並列するように延びて、空気抜き通路35を画成する空気抜き管部36と、液体補給管部34及び空気抜き管部36の途中に水平面に沿って形成された前記鍔部37と、鍔部37の下部から当該ベース構造体30の下端近くの位置まで液体補給管部34及び空気抜き管部36を覆う円筒部38と、漏斗部32の下部の前方寄りの位置に形成されて、斜め上方へ向かう円柱状のノズル保持空間39を画成するノズル保持部40と、ノズル保持部40の基端付近に形成された接続管固定部41と、ノズル保持部40の下方に位置するように液体補給管部34に形成されたセンサ固定部42と、を有している。
【0053】
液体補給通路33は、当該ベース構造体30の下端に形成された第1の接続口43と注液空間31の底部の注口44との間を連通している。接続口43は、図1中の水石鹸補給チューブ20に接続される口である。液体補給管部34における円筒部38から下方に突出した部分34aは、空気抜き管部36における円筒部38から下方に突出した部分36aと分離されて、水石鹸補給チューブ20に対する接続部を構成している。
【0054】
空気抜き管部36の上端部分36bは、注液空間31の底部から注液空間31内において上方へ、注液空間31の上部開口縁の高さより低い位置まで突出している。空気抜き管部36の上端の開口が空気抜き口45となっている。空気抜き管部36は、当該ベース構造体30の下端に形成された第2の接続口46と空気抜き口45との間を連通している。接続口46は、図1中の空気抜きチューブ21と接続される口である。空気抜き管部36における円筒部38から下方に突出した部分36aは、空気抜きチューブ21に対する接続部を構成している。
【0055】
円筒部38内には、図5に示すように、液体補給通路33及び空気抜き管部36の他に、それらの両側に、2つの通路47,48が画成されている。これらの通路47,48は、それぞれ円筒部38の下端で外部下方に開口しているとともに、それぞれ鍔部37から外部上方に開口しており、図1中の供給チューブ28及び前記センサ23の配線80を案内する案内路となっている。円筒部38の外周には、ねじ山49(図2には図示せず)が形成されている。
【0056】
図3及び図4に示すように、注液空間31の上部開口縁には、フランジ部50が形成されている。ノズル固定部40とフランジ部50との間を連結する連結部56が形成され、ねじ止めするための孔53がフランジ部50及び連結部56を貫通してノズル保持空間39に達している。
【0057】
接続管固定部41には、ねじ71が螺合される孔57、及び、ノズル保持空間39に連通する孔58が形成されている。また、センサ固定部42には、ねじ72が螺合される孔が形成されている。
【0058】
また、吐出器具12は、前記ノズル13と、本発明の一実施の形態によるムース生成装置を構成するムース生成用構造体90及び絞り部材91と、前記センサ23と、やや先細りの円筒状のケース60と、該ケース60の上部に設けられた着脱自在のドーム状の蓋61と、ベース構造体30の注液空間31に注がれる水石鹸を濾すフィルタ62と、を備えている。
【0059】
図3に示すように、ケース60には、その上部付近の内周に渡って円環状の当接部63が突設されている。この当接部63がベース構造体30のフランジ部50に当接され、ねじ(図示せず)が当接部63を挿通してフランジ部50の(図示せず)にそれぞれ螺合されることによって、ケース60がベース構造体30に対して固定されている。
【0060】
図3及び図4に示すように、ベース構造体30のノズル保持部40のノズル保持空間39内には、先端が斜めにカットされた筒状のノズル固定金具92が設けられている。この固定金具92内にノズル13の基部が嵌合され、両者の間はOリング93によりシールされている。固定金具92内におけるノズル13の後端側には、絞り部材91及びムース生成用構造体90が図示の順に設けられている。ねじ68が、ケース60の当接部63を挿通してベース構造体30の孔53に螺合され、更には固定金具92に穿設された孔を挿通して、ノズル13に圧接している。これにより、ノズル13がベース構造体30に対して固定されている。ノズル13は、ケース60の孔から外部に突出している。
【0061】
このような構造を有しているので、製造時やメンテナンス時における組立の際には、固定金具92、ムース生成用構造体90、絞り部材91、ノズル13の基端部を図4に示すようにノズル保持部40内に挿入し、ねじ68を図4に示すように螺合することによって、組み立てることができる。また、ねじ68を外せば、固定金具92、ムース生成用構造体90、絞り部材91及びノズル13を簡単に取り外すことができる。このように、ムース生成用構造体90は、着脱自在に設けられている。
【0062】
ムース生成用構造体90は、図4及び図6に示すように、基体94及び2枚のメッシュ95,96で構成されている。本実施の形態では、基体94は、円周面を有する部材であり、両端側にそれぞれ開口した内部通路を有している。この内部通路は、一方端側に開口した円柱状部分94a、他方端部側に開口した円柱状部分94b、及び、円柱状部分94a,94b間を連通する中間部分94cを有している。中間部分94cの断面積は、円柱状部分94a,94bの開口の面積より小さくなっている。メッシュ95,96は、円柱状部分94a,94bの開口をそれぞれ覆うように、基体94の両端にそれぞれ固定されている。本実施の形態では、基体94及びメッシュ95,96は樹脂で構成され、溶着することによってメッシュ95,96が基体94に固定されている。もっとも、ねじ止め等によりメッシュ95,96を基体94に固定してもよい。また、基体94及びメッシュ95,96の材質は樹脂に限定されるものではなく、例えば金属製とすることができる。この場合、ねじ止め等の他、溶接によりメッシュ95,96を基体94に固定することもできる。また、メッシュ95,96に代えて、多数の小穴を有する板状部材などの多孔体などの、他の網状体を用いてもよい。
【0063】
本実施の形態では、ムース生成用構造体90は、図6に示すように、円柱状部分94a及び円柱状部分94bの形状及び寸法が同一とされ、これによって、水石鹸と空気との混合体の通路においてメッシュ95,96のいずれが上流側となるように配置しても、通過する混合体に対する作用が同一となるようになっている。したがって、ムース生成用構造体90には方向性がない。もっとも、例えば円柱状部分94aの深さと円柱状部分94bの深さとが異なっていてもよく、この場合であっても、通過する混合体に対する作用は実質的に同一であり、ムース生成用構造体90には方向性がない。
【0064】
水石鹸と空気との混合体を導く前述した供給チューブ28は、図2乃至図5に示すように、ベース構造体30の案内路47に挿通されてケース60内に導入され、接続管69を介して孔59に接続されている。したがって、ムース生成用構造体90及び絞り部材91は、水石鹸と空気との混合体の通路に配置されていることになる。接続管69に固着された固定金具70は、ベース構造体30の接続管固定部41にねじ71により固定されている。
【0065】
本実施の形態では、ムース生成用構造体90が図3及び図4に示すように配置されているため、水石鹸と空気との混合体の通路に当該混合体の流れに沿って互いに間隔をあけてメッシュ95,96が配置され、メッシュ95,96間の通路が、メッシュ95側の断面積の大きい第1の部分(前記円柱状部分94aに相当)と、メッシュ96側の断面積の大きい第2の部分(前記円柱状部分94bに相当)と、前記第1及び第2の部分間を連絡する断面積の小さい第3の部分(前記中間部分94cに相当)とで構成されていることになる。
【0066】
また、絞り部材91は、図4に示すように、ムース生成用構造体90の下流側に配置され、ムース生成用構造体90を通過した前記混合体の断面積を一旦絞る絞り通路91aを有している。
【0067】
図3に示すように、センサ23は、ベース構造体30のセンサ固定部42にねじ72により固定されている。センサ23の前面部は、ケース60に設けられた窓から外部に臨んでいる。
【0068】
図2及び図3に示すように、カウンタ等100の孔100aにベース構造体30の円筒部38を挿通し、円筒部38のねじ山49にナット83をパッキン84を介して螺合することによって、吐出器具12がカウンタ等に固定されている。
【0069】
なお、本例によるムース供給装置では、蓋61を開けてベース構造体30の注液空間31に水石鹸を注ぐと、水石鹸が、フィルタ62により濾過された後、注口44、液体補給通路33、接続口43及び水石鹸補給チューブ20を介して、タンク10内へ補給される。これに伴い、タンク10内の空気が、空気抜きチューブ21、接続口46、空気抜き通路35、空気抜き口45を介して外部へ排出される。したがって、水石鹸のタンク10内への補給をスムーズに行うことができる。
【0070】
以上説明したように、本実施の形態によるムース生成装置は、ムース生成用構造体90及び絞り部材91で構成されている。
【0071】
この作用について図3及び図4を参照して説明すると、液体と空気との混合体が供給チューブ28及び接続管69を介して孔58に供給されると、この混合体は、メッシュ95を通過して攪乱され、断面積の大きい円柱状部分94aを通り、断面積の小さい中間部分94cで絞られ、断面積の大きい円柱状部分94bで膨張し、メッシュ96を通過して攪乱される。本実施の形態では、メッシュ96を通過した混合体は、絞り通路91aで絞られ、ノズル13の通路で膨張し、ムースとなり、ノズル13の吐出口13aから吐出される。
【0072】
したがって、円柱状部分94bが膨張室として作用し、これに対する上流側と下流側とでそれぞれメッシュ95,96により攪乱作用を受けることとなるので、液体と空気とが十分に混ざり、十分に質の良いムースが生成される。のみならず、本実施の形態では、絞り通路91aを通過した後に再び膨張作用を受けるので、より良質のムースが生成される。もっとも、本発明では、絞り部材91を取り除いてもよい。
【0073】
そして、本実施の形態によれば、このようにメッシュ95,96による攪乱作用と円柱状部分94bによる膨張作用とが組み合わされて良質のムースが得られるにもかかわらず、ムース生成用構造体90が用いられ、メッシュ95,96間の通路を形成する部材が単一部材である基体94で構成されているので、前述した第4の従来のムース生成装置に比べて、部品点数を減らすことができる。
【0074】
また、本実施の形態によれば、ムース生成用構造体90が用いられ、メッシュ95,96が基体94に対して固定されているので、製造時及びメンテナンス時等における組立においてムース生成用構造体90を1つの部品として取り扱うことができることから、その組立の手数を軽減することができる。もっとも、本発明では、ムース生成用構造体90を用いる代わりに、互いに固定されていない独立した部品として、基体94及びメッシュ95,96を用いてもよい。
【0075】
さらに、本実施の形態によれば、ムース生成用構造体90は、前述したように方向性がないので、組立に際して、ムース生成用構造体90をメッシュ95の側が上流側となるように配置してもメッシュ96の側が上流側となるように配置しても、常に良質のムースを生成することができる。したがって、組立時にムース生成用構造体90の組み付け方向に注意を払う必要がなく、組立の手数が軽減される。
【0076】
さらにまた、本実施の形態によれば、前述したように、ムース生成用構造体90が着脱自在となるように設けられているので、メッシュ95,96が目詰まりした場合などに、ムース生成用構造体90を取り外してメッシュを洗浄するなどのメンテナンスを行うことができる。
【0077】
次に、ムース生成用構造体90の他の例について、図7乃至図10を参照して説明する。図7乃至図10は、それぞれ他の例によるムース生成用構造体90を示す縦断面図である。図7乃至図10において、図6中の要素と同一又は対応する要素には同一符号を付し、その重複する説明は省略する。
【0078】
図7に示すムース生成用構造体90が図6に示すものと異なる所は、基体94の内部通路の両側部分94a,94bがそれぞれ中間部分94cに向けて先細りに形成されている点のみである。図7に示すムース生成用構造体90も方向性がない。図7に示すムース生成用構造体90を用いても、図6に示すムース生成用構造体90を用いた場合と同様の利点が得られる。
【0079】
図8に示すムース生成用構造体90が図6に示すものと異なる所は、内部通路の一方側部分94aのみが中間部分94cに向けて先細りに形成されている点のみである。図8に示すムース生成用構造体90では方向性があり、メッシュ95が上流側とされる。このように方向性があるので、組立時にはその方向性に注意する必要があるが、中間部分94cによる絞りがスムーズになるとともに他方側部分94bによる膨張が急激になる。したがって、図8に示すムース生成用構造体90を用いれば、図6や図7に示すムース生成用構造体90を用いた場合に比べて、より良質のムースを生成することができる。これらの点以外については、図8に示すムース生成用構造体90を用いても、図6に示すムース生成用構造体90を用いた場合と同様の利点が得られる。
【0080】
図9に示すムース生成用構造体90が図7に示すものと異なる所は、基体94の内部通路の中間部分94cの図中上下方向の距離が実質的になくなっている点のみである。図10に示すムース生成用構造体90が図9に示すものと異なる所は、基体94の内部通路の中間部分94c付近における基体94の断面形状が、図9に示すものでは内周に沿って三角形状となっているのに対し、図10に示すものでは内周に沿って半円形状となっている点のみである。図9及び図10に示す各ムース生成用構造体90も方向性がない。図9又は図10に示すムース生成用構造体90を用いても、図6に示すムース生成用構造体90を用いた場合と同様の利点が得られる。
【0081】
次に、本発明によるムース生成装置を用いた他の石鹸供給装置について、図11を参照して説明する。図11はこの石鹸供給装置の要部を示す一部切欠き正面図である。図11において、図12中の要素と同一又は対応する要素には同一符号を付し、その重複する説明は省略する。
【0082】
図11に示す石鹸供給装置が図12に示す石鹸供給装置と異なる所は、図12中の部材4,6及びメッシュ5,7に代えて、図6に示すムース生成用構造体90が用いられている点のみである。この場合であっても、前述した種々の利点が得られる。なお、この例では、ムース生成用構造体90の上流側のメッシュ95又は96の上流側の通路3aが細径であるので、ムース生成用構造体90の2つの凹部94a,94bが両方とも膨張室として作用する。なお、図11において、図6に示すムース生成用構造体90に代えて、図7乃至図10のいずれかに示すムース生成用構造体90を用いてもよい。
【0083】
以上、本発明の各実施の形態によるムース生成装置及びこれに用いられるムース生成用構造体並びにこれらを用いたムース供給装置の例としての石鹸供給装置について説明したが、本発明はこれらの実施の形態に限定されるものではないし、また、本発明によるムース生成装置を用いることができる装置は、前述した石鹸供給装置に限定されるものではない。例えば、本発明は、手動のムース状石鹸供給装置(押圧操作に基づいてムース状石鹸を生成して外部に吐出させる石鹸供給装置)にも適用することができる。また、本発明は、水石鹸と空気とによりムースを生成する場合に限定されず、この組合せ以外の液体と気体とによりムースを生成する場合にも適用することができる。
【0084】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、部品点数の低減を図りつつ、良質のムースを生成することができる。
【0085】
また、本発明によれば、製造時やメンテナンス時等の組立における組み付け方向の制約を緩和し、その組立の手数を軽減することができるとともに、誤った組立により良質のムースを生成することができないというような事態の発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるムース生成装置を用いたムース供給装置の一例を示す概略構成図である。
【図2】図2は、図1中の吐出器具を示す正面図である。
【図3】図2中のA−A’矢視図である。
【図4】図2中の要部拡大図である。
【図5】図3中のB−B’線に沿った断面図である。
【図6】ムース生成用構造体の一例を示す図であり、図6(a)はその正面図、図6(b)はその平面図、図6(c)はその縦断面図である。
【図7】ムース生成用構造体の他の例を示す縦断面図である。
【図8】ムース生成用構造体の更に他の例を示す縦断面図である。
【図9】ムース生成用構造体の更に他の例を示す縦断面図である。
【図10】ムース生成用構造体の更に他の例を示す縦断面図である。
【図11】本発明によるムース生成装置を用いた他の石鹸供給装置の要部を示す一部切欠き正面図である。
【図12】従来のムース生成装置を用いた水石鹸供給装置の要部を示す一部切欠き正面図である。
【符号の説明】
11 水石鹸
12 吐出器具
13 ノズル
30 ベース構造体
40 ノズル保持部
90 ムース生成用構造体
91 絞り部材
92 ノズル固定金具
94 基体
94a,94b 内部通路の両側部分
94c 内部通路の中間部分
95,96 メッシュ
Claims (7)
- 液体と気体とによりムースを生成するムース生成装置において、前記液体と前記気体との混合体の通路に当該混合体の流れに沿って互いに間隔をあけて第1及び第2の網状体を配置し、前記第1及び第2の網状体間の通路を、前記第1の網状体側の断面積の大きい第1の部分と、前記第2の網状体側の断面積の大きい第2の部分と、前記第1及び第2の部分間を連絡する断面積の小さい第3の部分とで構成したことを特徴とするムース生成装置。
- 前記第1及び第2の網状体のうち下流側に配置された網状体の下流側に、当該網状体を通過した前記混合体の断面積を一旦絞る絞り通路を形成したことを特徴とする請求項1記載のムース生成装置。
- 液体と気体との混合体の通路に配置されてムースを生成するために用いられるムース生成用構造体であって、
両側に開口した内部通路を有する基体であって、前記内部通路の中間部分の断面積が前記内部通路の両側の開口の断面積より小さい基体と、
前記内部通路の一方側の開口を覆うように前記基体に固定された第1の網状体と、
前記内部通路の他方側の開口を覆うように前記基体に固定された第2の網状体と、
を備えたことを特徴とするムース生成用構造体。 - 前記混合体の通路において前記第1及び第2の網状体のいずれが上流側となるように配置しても、通過する前記混合体に対する作用が実質的に同一となるように構成されたことを特徴とする請求項3記載のムース生成用構造体。
- 液体と気体とによりムースを生成するムース生成装置において、請求項3又は4記載のムース生成用構造体を備えたことを特徴とするムース生成装置。
- 前記ムース生成用構造体が着脱自在となるように設けられたことを特徴とする請求項5記載のムース生成装置。
- 前記ムース生成用構造体の下流側に配置された絞り部材であって、前記ムース用構造体を通過した前記混合体の断面積を一旦絞る絞り通路を有する絞り部材を備えたことを特徴とする請求項5又は6記載のムース生成装置。
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