JP4391590B2 - 電気通信ネットワーク内で経路選択アドレスを変換するためのシステム - Google Patents
電気通信ネットワーク内で経路選択アドレスを変換するためのシステム Download PDFInfo
- Publication number
- JP4391590B2 JP4391590B2 JP54301097A JP54301097A JP4391590B2 JP 4391590 B2 JP4391590 B2 JP 4391590B2 JP 54301097 A JP54301097 A JP 54301097A JP 54301097 A JP54301097 A JP 54301097A JP 4391590 B2 JP4391590 B2 JP 4391590B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- network
- node
- signal
- point code
- stp
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04Q—SELECTING
- H04Q3/00—Selecting arrangements
- H04Q3/0016—Arrangements providing connection between exchanges
- H04Q3/0025—Provisions for signalling
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
この出願は、ジャン・リンドクイスト(Jan Lindquist)他による「電気通信システム内のネットワークプロトコル変換モジュール(A Network Protocol Conversion Module Within A Telecommunications System)」と題する1996年4月10日付けで出願した米国特許出願第08/630,355号に関連している。
発明の背景
発明の技術分野
本発明は異なる通信ネットワーク間の適用業務レイヤ信号の通信に関し、特に、第1の信号システム第7号(SS7:Signaling System No.7)電気通信ネットワークから送信される適用業務レイヤ信号内の点コード及びサブシステム番号の第2のSS7電気通信ネットワーク内で経路選択可能な広域タイトル番号への変換に関する。
関連技術の説明
典型的な電気通信交換機は、電気通信ユーザに対して電気通信サービスを提供するための非常に多数の装置、信号端末、及び最も重要なソフトウエア及びハードウエア、モジュールを備えた複合デジタルプロセッサである。このデジタルプロセッサ及び共通チャネル信号(CCS:Common Chanuel Signaling)ネットワークシステムが開発されることによって、代表的電気通信交換機は単なる音声データに比してはるかに多くのものを維持し、移送することができる。この種のデータはビデオ画像、制御信号または適用業務特定情報を含み得る。この種の適用業務特定情報の例は、利用者のクレジットカード番号を確めるべく、既存の電気通信ネットワークを越えて通信されるクレジットカード検査データであってよい。
2つ以上の電気通信交換機が相互にデータを適正に交換するためには、「会話(Conversation)」に対する全ての関係者は特定の電気通信プロトコルに同意する必要がある。このプロトコルは各関係者が厳密に従って、データを正しい場所にタイムリーにかつ正確に引き渡すと共に、ネットワークまたは一連のネットワークを越えて会話またはセッション中のエンドユーザに認識可能なデータを伝達しなければならない。従って、現代の電気通信工業においては、標準通信システムは、開放型システム間相互接続(OSI:Open Systems Interconnections)モデルに基づくプロトコルを使用して相互にリンクされている。
このOSIモデルは、異なるベンダーによって行われる異なるシステム間の通信のための諸規格に関する唯一の国際的に認められた枠組である。OSIの目的は、任意のネットワークに接続した任意のベンダーのコンピュータシステムがこのネットワーク上の他のコンピュータシステムとデータを自由に共有することができる開放型システムネットワーク環境を作り上げることである。しかしながら、システムが「開放型(open)」であることは、特定のプロトコルまたは仕様を意味するものではない。むしろ、OSIはユーザが自分達自身の通信仕様を開発してより高いレベルのOSIレイヤに従うことを許容し支持する概念的でかつ機能的な枠組をもたらすものである。電気通信通信用の最も広く受け入れられているOSI規格はこれまでは共通チャネル信号(CCS:Common Chanuel Signaling)である。特に、米国においてCCSを実施するための最も一般に使用されている技術はこれまで信号システム第7号(SS7)である。しかしながら、同一のSS7通信プロトコル内でも、発信ノードから宛先ノードに各信号を移送するための異なる機構があることに留意すべきである。
SS7ネットワーク内で信号を経路選択するのに基本的に2つの異なる方法がある。第1に、経路選択は点コード(PC:point code)及びサブシステム番号(SSN:Subsystem number)(以下において、集合的にPC/SSNと称する)の組合せに基づくことができる。PC/SSNが信号に対して設けられるとき、機能するネットワーク内の(例えば、信号転送点(STP:Signal transfer point)等の)各関係するノードは、指定したPC/SSNを規定するデータを有しなければならない。従って、信号を特定のPC/SSNで受信するときはいつも、機能しているネットワーク内の各転送ノードは、信号をどこにまた誰に送るのかを正確に知る。
代替例として、広域タイトル番号を使用して各信号を経路選択することもできる。信号を発信するノードが宛先ノードに関連するPC/SSNを知り得ないとき、広域タイトル番号は経路選択目的のために使用しなければならない。発信ノードと宛先ノードを接続する各転送ノードは、特定の広域タイトル番号を有する被受信信号を或るネットワークまたは方向に向けて送ることを知るに過ぎない。或る時点で、正確なPC/SSNは信号がその最終的な宛先に到達できるようにもたらさなければならない。この機能は広域タイトル変換として知られており、通常、宛先ノードに隣接するSTPによって実行される。隣接するSTP以外の全ての他の中間のノードは正しい方向に信号を送るだけであるので、PC/SSNを利用するネットワークとは異なり、中間の転送ノードは受信した広域タイトル番号によって示される宛先ノードを規定するデータを含む必要はない。
SS7ネットワーク内の特定のノードと関連するPS/SSNがSS7ネットワーク(SS7ネットワーク内の全ての関係するノードは特定のノードとPC/SSNを相関させるデータを有している)全体に渡って規定されていれば、規定したPC/SSNを使用して信号を経路付けすることははるかに効率的でかつ直接的である。発信ノードを宛先ノードと接続する全ての中間ノードは信号をどこにかつどのようにして送るのかを知っているので、発信ノードによって送信される信号は指定された宛先ノードに直接経路選択されることとなる。しかしながら、PC/SSNがSS7ネットワーク全体を通して規定されなければ、関連するPC/SSN規定データを含む特定の転送ノードに達するまでは、広域タイトル番号を使用して信号を経路選択しなければならない。この種の広域タイトル変換は非効率的であり、信号の経路選択を遅らせる。
第1のSS7ネットワーク内の第1のノードから第2のSS7ネットワーク内の第2のノードまで信号を伝達するとき、第1のノードと関連するPC/SSNは被呼者アドレス(Cdpa:called party address)として信号中に含まれる。この種の被呼者アドレスは、第1のノードに信号を戻すべく第2のSS7ネットワーク内の第2のノードによって後で利用される。しかしながら、第2のSS7ネットワーク内の全ての中間ノードが第1のノードを表わすPC/SSN値で規定されない限り、第2のSS7ネットワークを越えたこの種の経路選択は可能ではない。一方、広域タイトル番号を被呼者アドレスとして使用して全てのその信号を常に送信することは第1のノードにとって効率的ではない。何故ならば、このことは信号経路選択を遅らせると共に、第1のSS7ネットワーク内の各中間ノードから処理時間を更に要求するからである。
従って、指定されたPC/SSNを規定させることのないSS7ネットワークを越えてPC/SSNを用いて送信される信号を経路選択するのに変換システムを提供することは有益となろう。
発明の概要
本発明は、特定の信号用の発呼者アドレスを表わす点コード及びサブシステム番号(PC/SSN)を対応する広域タイトル番号に変換して、特定のPC/SSNを規定させることのない信号システム第7号(SS7)ネットワークを越えて信号を移送することを可能にする方法及び装置を開示する。第1のSS7を第2のSS7ネットワークに接続する変換器信号移送点(STP:signal transfer point)は、被受信信号内の発呼者アドレスを表わすPC/SSNを対応する広域タイトル番号に変換する。変換して得られた広域タイトル番号は、信号を発信する第1のSS7ネットワーク内の第1のノードを表わし、変換して得られた広域タイトル番号を被呼者アドレスとして使用して戻り信号を後で変換器STPによって受信するとき、変換器STPは広域タイトルアドレスを最初のPC/SSNに変換し直す。次いで、変換器STPはPC/SSNを被呼者アドレスとして使用して戻り信号を第1のノードに送信する。
別の実施例において、変換器STPによって変換された広域タイトル番号は、第1のSS7ネットワーク内の第1のノードの代わりに変換器STPを表わす。被受信信号が変換器STPによって変換され送信される毎に、被受信PC/SSNは被送信信号内の任意選択信号接続制御部(SCCP:Signaling Connection Control Part)のパラメータのうちの1つに更に含められる。変換された広域タイトル番号を被呼者番号として使用すると共に、最初のPC/SSNを更に含める戻り信号を被変換STPによって後で受信するとき、変換器STPは含められたPC/SSNを抽出し、この抽出したPC/SSNを被呼者アドレスとして使用する戻り信号を第1のノードに送る。
【図面の簡単な説明】
本発明の方法及び装置の更に完全な理解は、添付図面と関連して行われる以下の詳細な説明を参照して得ることができる。
図1は代表的な信号システム第7号(SS7)の電気通信ネットワークを図示するブロック図である。
図2はSS7電気通信システム内の異なるレイヤを図示するブロック図である。
図3は発信ノードを宛先ノードに接続する代表的なSS7電気通信ネットワークを表わすネットワークアーキテクチャーである。
図4は点コード及びサブシステム番号をアドレス指定機構として利用する信号によってとられる論理的ルーチング経路を図示するブロック図である。
図5は広域タイトル番号をアドレス指定機構として利用する信号によってとられる可能なルーチング経路を図示するブロック図である。
図6は、PC/SSNを利用する第1のSS7ネットワークが広域タイトル番号を利用する第2のSS7ネットワークとインターフェースするときに存在する経路選択不整合性を図示するブロック図である。
図7は、第1及び第2のSS7電気通信ネットワークの間で伝達される信号内の被呼者アドレスを変換するための信号接続制御部(SCCP)モジュールとインターフェースする変換モジュールを図示するブロック図である。
図8は、第1のSS7ネットワークを第2のSS7ネットワークに接続すると共に、被受信信号内の点コード及びサブシステム番号を対応する広域タイトル番号に変換する変換器信号転送点(STP)を図示するブロック図である。
図面の詳細な説明
図1は、本発明を実施し得る代表的な信号システム第7号の電気通信ネットワークのセクションを表わす図である。デジタル交換の出現によって、共通チャネル信号(CCS)は急速に回線交換ネットワークの呼の接続を取り扱う好ましい方法となってきている。米国でCCSを実施するための最も一般に使用される技術は、国際電信電話諮問委員会(CCITT:Consultative Committee on International Telephone & Telegraph)によって最初に作られ、後に米国標準規格協会(ANSI:American National Standards Instifute)によって修正された信号システム第7号(SS7)である。ネットワーク内で経路選択及び信号機能を実行するため、市内交換機A等の第1のノード10Aから第2のノード10Bにパケット交換信号ネットワークを介してメッセージを送らなければならない。双対信号転送点(STP)270A及び270Bは、任意の2つのノードの間に1つ以上の信号リンク275を常に設けることによって、信号メッセージの高信頼度転送をもたらすように構成されている。適用業務レイヤデータを含むこれらの信号は、発信ノード及び宛先ノード(ノードは市内交換機、データベース、または電気通信ネットワークの一部として接続した任意の他の信号発生要素を備えることができる)の間に物理的接続を確立すること無く、ネットワークまたは一連のネットワーク内で移送される。チャネル搬送音声データとは異なり、各個別のパケットはその宛先ノードに向って個々にかつ別々に経路選択される。従って、各信号はSTPに対してパケットを宛先ノードに正確に引き渡すように指示する発信及び宛先アドレスを含んでいる。クレジットカード検査手続きまたはクラス自動コールバック機能(Class Automatic Callback featuve)等の適用業務レイヤモジュールによって要求されるデータは、トランザクション・ケイパブル・アプリケーション部(TCAP:Transaction Capable Application Part)メッセージ信号または他の適用業務レイヤ信号中に含められ、ネットワークの1つのノードからネットワークの別のノードに移送される。詳述すると、各信号ヘッダー内の信号接続制御部(SCCP:Signaling Connection Control Part)パラメータは、必要な発信及び宛先アドレスで埋められて、信号がネットワークまたは一連のネットワークを横切って進むことができるようになっている。
図2は代表的なSS7電気通信システム内の異なるレイヤを図示するブロック図である。開放型システムインターフェース(OSI)のレイヤ・アーキテクチャーによれば、SS7電気通信システムは多数のシステムレイヤにレイヤ化される。基本的に、SS7は2つの部分、即ちユーザ部及びメッセージ転送部を有する。メッセージ転送部(MTP:message transter part)300はSS7ネットワークシステムの最下位のレイヤであり、ネットワークの1つの点から別の点に物理的にデータを転送するのに使用される。ユーザ部は幾つかの多様性がある。この種のユーザ部の諸例は、基本電話サービスのための電話ユーザ部(TUP:Telephone User Part)360、及び複合型音声、データそれに音声サービスのための統合デジタル通信サービス網(ISDN:Integrated Service Digital Network)ユーザ部(ISUP)350である。これらのユーザ部はまたMTP300を利用して、接続は無いが順序付けられた移送サービス(Connection-lessbut sequenced transport service)を提供する。SS7ネットワークの真に最高位のレイヤにあるアプリケーション340は、トランザクション・ケクパビリティズ・アプリケーション部(TCAP:Transaction Capabilities Application Part)レイヤ330、及び信号接続制御部(SCCP:Signaling Connection Control Part)レイヤ310を利用して、MTP300を介して1つのアプリケーションから別のアプリケーションに適用業務レイヤデータを移送する。アプリケーションは更にそれら自身が専有するメッセージ信号を利用して、SCCPレイヤ310と直接インターフェースして、1つのアプリケーションから別のアプリケーションに適用業務レイヤデータを伝達することができる。
SCCP310の目的は、終端間経路選択のための手段を提供することである。従って、SCCP310は特定の信号内の指定したアドレスを処理して、指定した宛先にデータを適切に引き渡す。このアドレス指定情報は、信号転送点(STP)等の各信号点にてMTP300によって使用されて、どの通信リンクを使用すべきかを決定するようになっている。
図3は、移動交換局/ビジター位置指定レジスタ(MSC/VLR:mobile switcting center/visitor location register)10A等の第1のノードをホーム位置指定レジスタ(HLR:home location register)20B等の宛先ノードに接続する代表的なSS7電気通信ネットワークを表わすネットワーク・アーキテクチャーである。移動電気通信システムを使用して、移動局がMSC/VLRエリアに移る毎に、機能するMSC/VLR 10Aは移動局と関連するHLR 10Bと通信して、移動局の現在の位置をHLR 10Bに知らせる。移動局が現在彼のホーム公衆地上移動ネットワーク(PLMN:Public Land Mobile Network)から離れて位置していれば、機能するMSC/VLR 10AはホームHLR 10Bに接続するものより他のSS7ネットワークに接続するノードであり得る。次いで、MSC/VLR 10AはこのMSC/VLR 10AをHLR 10Bに接続する多数の中間ノードを介して、ホームHLR 10Bと通信する。MSC/VLR 10Aによって送信される信号内の被呼者アドレスは、各中間ノードがHLR 10Bを宛先ノードをHLR 10Bとして認識できるようにしなけばならず、従って、被送信信号を正確な宛先に送ることができるようにしなければならない。第2のノードから第1のノードへの戻り信号の引き渡しを適切に促進するために、MSC/VLR 10Aによって使用された発呼者のアドレスは更に各中間ノードが後で第2のSS7ネットワークを越えて信号を移送できるようにしなければならない。
SS7ネットワーク内で信号を経路選択するのには基本的に2つの異なる方法がある。先ず、信号経路選択は点コード(PC)及びサブシステム番号(SSN、以下において集合的にPC/SSNと称する)の組合せに基づくことができる。代替例として、広域タイトル番号を使用して、信号を経路選択することもできる。PC/SSNを利用することは信号を経路選択するのに最も直接的でかつ効果的な方法ではあるが、全てのSS7ネットワークは特定のPC/SSNを利用して各信号を経路選択することはできない。
図4は、PC/SSNをアドレス指定機構として利用する間にSS7ネットワークを越えて信号によってとられる論理的ルーチング経路を図示するブロック図である。PC/SSNが被呼者アドレス(Cdpa)としてもたらされるとき、機能するSS7ネットワーク20内の発信ノードを宛先ノードに接続するあらゆる関係するノード(図4には図示されておらず、図3の270を参照されたい)は、特定のPC/SSNを規定するデータを含まなければならない。従って、特定のPC/SSNを有する信号を受信する各中間の関係ノードは、どのようにしてかつどこへ信号を送るかを知っている。従って、全てのリンクが大いに有効であると仮定すれば、論理的経路30は、機能するMSC/VLR 10A及びホームHLR 10Bの間で信号を伝達するのに、SS7ネットワークによってとられる信号経路を例示している。
特定のPC/SSNを介した経路選択が、SS7ネットワーク内で信号を移送する効果的でかつ直接的な方法ではあるとしても、この種の経路選択は、この特定のSS7ネットワーク内の全ての関係する中間ノードが特定のPC/SSNを含まない限り可能ではない。通常、第1のSS7ネットワーク内の各発信及び宛先ノードを識別するデータを第1のSS7ネットワークに対して規定するように要求することは問題ではない。しかしながら、第2のSS7ネットワークに接続したあらゆるノードを識別するデータを規定することを第1のSS7ネットワークに対して要求することは必ずしも可能または望ましいことではない。
代替的に、広域タイトル番号を介して信号を経路選択することもできる。従って、図5は、広域タイトル番号を利用して信号を伝達すべく、SS7ネットワークによってとられる可能なルーチング経路を例示するブロック図である。電気通信加入者によってダイヤルされるディレクトリ番号等の広域タイトル番号は宛先ノードがどこに位置しているかを正確に指摘することはない。機能するSS7ネットワーク内の各中間ノード(図5には図示せず、図3を参照されたい)は、特定の広域タイトル番号を特定のノードと相関付けするデータを含んではいない。しかしながら、受信した広域タイトル番号の関連する部分を分析することによって、各中間ノードは少なくとも被受信信号を正しい方向に送ることができる。例えば、214−555−1212を含む信号が信号転送点(STP)によって被呼者アドレスとして受信されれば、STPは指定した宛先ノードの正確な位置を決定することができない。しかしながら、最初の3つの接頭部等の広域タイトル番号の一部分を分析することによって、STPはこの信号はテキサス州(Texas)エリアのダラス市(Dallas)にまで送る必要があることを確かめることができる。一旦、信号がダラス市のSTPに到達すれば、別のSTPは次の3つの桁を分析して、テキサス州エリアのダラス市内の適切なサブエリアを決定する。結局、この信号は中間ノード、即ち、通常は被受信広域タイトル番号を認識し、この広域タイトル番号を対応するPC/SSNに変換し、かつ信号を最終的な宛先ノードに送る最終的宛先ノードに接続した隣接するSTPに到達することとなる。
従って、機能するMSC/VLR 10AがホームHLR 10BをSS7ネットワーク20内の被呼者アドレスとして表わす特定の広域タイトル番号を使用して信号を送信すれば、機能するSS7ネットワーク20内の全ての可能なルーチング経路は論理的経路30によって例示される。機能するMSC/VLR 10A及びホームHLR 10B間に直接的な接続を確立する代わりに、機能するSS7ネットワーク20内の各中間ノードは、(論理的方向矢印40によって示すような)正確な方向に信号を送るに過ぎない。或る時点で、PC/SSNがもたらされると共に、信号がその最終的宛先ノードに引き渡される。PC/SSNを介して信号を経路選択することと比較すれば、広域タイトル番号を利用する信号経路選択は非効率的でかつ煩わしい。何故ならば、各中間の転送用ノードは被受信広域タイトル番号を分析しなければ鳴らないからである。しかしながら、記憶容量及び保守上の理由のために、第1のSS7ネットワークは通常、別のSS7ネットワークに接続した外部ノードを規定するデータは記憶しない。従って、信号が別のSS7ネットワークに接続した外部ノードの方に送信されれば、広域タイトル番号アドレス指定機構が必要である。
図6は、PC/SSNを利用する第1のSS7ネットワークが広域タイトル番号を利用する第2のSS7ネットワークとインターフェースするときに存在する経路選択不整合性を例示するブロック図である。第2のSS7ネットワーク20Bは、第1のSS7ネットワーク10A内の第1のノード10Aと関連するPC/SSNを規定するデータは含まない。第1のSS7ネットワーク内の第1のノード10Aが第2のSS7ネットワーク内の第2のノード10Bに向けて適用業務レイヤ信号を送信するとき、第2のノード10Bを表わす広域タイトル番号は被呼者番号として使用される。しかしながら、第1のノードへの戻り信号の適正な引き渡しを促進するために、第1のノード10Aによって送信される信号は更に発呼者アドレスである自身のPC/SSNを含む。広域タイトル番号は双方のSS7ネットワーク上で経路選択可能であるので、指定された広域タイトルアドレスを被呼者アドレスとして使用する信号は、第1のノード10Aから第2のノード10Bに適切に経路選択される。信号の受信に応じて、第2のノード10Bが第1のノード10Aに戻り信号を送信したければ、被受信信号内の発呼者アドレスは戻り信号用の被呼者アドレスとして利用される。しかしながら、被呼者アドレスはPC/SSNである。第2のSS7ネットワーク20B内の各中間転送用ノードは指定されたPC/SSNを規定するデータは含まないので、戻りアドレスを第1のSS7ネットワーク20Aに適切に経路選択することはできない。
従って、変換システムが指定されたPC/SSNを対応する広域タイトル番号に変換して、第1のSS7ネットワークが指定されたPC/SSNを経路選択アドレスとして使用する信号を経路選択できるようにすると共に、第2のSS7ネットワークが変換された広域タイトル番号を経路選択アドレスとして使用する同一の信号を経路選択できるようにする必要がある。
本発明の教示によれば、図7は第1及び第2のSS7電気通信ネットワークの間で伝達される信号内の被呼者アドレスを変換する信号接続制御部(SCCP)モジュールとインターフェースする変換モジュールを図示するブロック図である。第1のSS7ネットワークMTPレイヤ300Aは第1のSS7ネットワークから信号を物理的に移送すると共に、第1のSS7ネットワークSCCPモジュール310Aとインターフェースしている。第1のSCCPモジュール310Aは第1のMTPレイヤ300Aから信号を受信し、この信号を変換モジュール50に送る。変換モジュール50は、その変換テーブルまたはレジスタ60に記憶された動的な値に応じて、発信ノードを表わす被受信PC/SSNを対応する広域タイトル番号に変換する。変換された発呼者アドレスSCCPパラメータを有すると共に、依存として同一の適用業務レイヤデータを含む信号は第2のSS7ネットワークに送信されて、宛先アプリケーションノードに引き渡される。従って、被変換信号は第2のSS7ネットワークSCCPモジュール310Bとインターフェースされる。順次、第2のSCCPモジュール310Bはこの信号を宛先ノードに対する物理的移送のための第2のSS7ネットワークMTPレイヤ300Bとインターフェースさせる。被変換発呼者アドレスは後で宛先ノードによって使用されて、発信ノードに戻り信号を送信するようになっている。
全体の変換及びインターフェースプロセスの際に、信号ヘッダ内のSCCPレイヤデータのみが変換モジュールによって処理され、TCAPデータを含む全ての他のレイヤデータが変換モジュールを通して透過的に移送される。
図8は本発明の例示的実施例である。変換器STP40は第1のSS7ネットワーク20Aを第2のSS7ネットワーク20Bに接続させる。呼のセットアップ及び音声データ通信を含む通常の電話サービスに対して、何ら変換器は必要ではない。通常の電話接続に対して、ISUPまたはTUP等の各信号はSCCPパラメータを必要とはしない。しかしながら、MSC/VLRおよびHLRの間で伝達される移動アプリケーション部(MAP)信号等の、SCCPパラメータを利用する信号に含められた適用業務レイヤデータは、変換器STP40に存在する変換モジュール50によってインターセプトされ、変換される。各信号は図7にて説明した方法に従ってインターセプトされ、変換モジュール50に送られる。
変換器STP40内にある変換モジュール50は、広域タイトル番号及びそれらの相互参照ポインタを記憶する変換テーブル60を参照することによって、被受信PC/SSN値を対応する広域タイトル番号に変換する。例示的な変換テーブルまたはレジスタ60は以下のテーブルを備えている。
前記エントリを使用して、PC/SSN SCCPパラメータ値はテーブル2に従って更に相互参照され、対応する広域タイトル番号に変換される。
図8において、5のSSN値を有する第1のノード10Aは、8−9−1のPC値を有する第1のSS7ネットワーク20Aに接続されている間に、適用業務レイヤ信号(第1の信号)を発信する。従って、この第1の信号に対する発呼アドレスは、PC=8−9−1でSSN=5である。宛先ノードを指定するユーザ入力式被呼者アドレスはまた、SCCPパラメータによって指定されて、例えば、TT=3及び広域タイトル番号=051122214を示す必要がある。指定された被呼者アドレスを広域タイトル番号フォーマットで使用して、第1のSS7ネットワーク20Aは変換器STP40に向けて第1の信号を経路選択することができる。前記発呼者アドレス及び被呼者アドレスを含む第1の信号が変換器STP40によって一旦受信されると、受信された発呼者アドレス及び被呼者アドレスは、前記テーブル1及び2に従って変換される。
被呼者アドレスSCCPパラメータ値に対して、TT=3は1 SS7ラベルに対応しているので、何ら変換はテーブル2の第1の行によって指定されるようには行われない。変換モジュール50は、被呼者アドレスが既に広域タイトル番号フォーマットであって、何ら変換は行われないことを仮定している。第2のSS7ネットワーク20B内の第2のノード10Bを示す被呼者アドレスはユーザによって適正に指定されているので、第1の信号は最後の宛先に対して移送可能である。
一方、発呼者アドレスは、第1の信号を第2のノード10Bに引き渡すのに、第2のSS7ネットワークによって利用されることはない。しかしながら、第2のノード10Bが第1のノード10Aにメッセージを戻したいと実質的に欲すれば、含められた発呼者アドレスは新しい戻り信号に対する被呼者アドレスとして使用される。既に説明したように、第1のSS7ネットワーク20A内の第1のノード10Aを表わす指定されたPC/SSNは第2のSS7ネットワーク20B内では規定されないので、被受信PC/SSNを被呼者アドレスとして使用する戻り信号の経路選択は可能ではない。従って得られたメッセージを第1のノード10Aに適正に引き渡すことを促進するために、変換モジュール50は、第1の信号を第2のノード10Bに送信する間に、本発明の教示に従ってPC/SSNフォーマットで記憶されている発呼者アドレスを対応する広域タイトル番号に変換する。
第1のノード10Aによって指定される発呼者アドレスはSSN=5及びPC=8−9−1を備えている。この特定のPC/SSNは2 SS7ラベルであるので、SCCPパラメータ値はテーブル2の第2の行によって指定されるように変換される。
従って、テーブル1及び2を使用して、第1の信号の発呼者アドレス(Cgpa)及び被呼者アドレス(Cdpa)は
Cdpa:TT=3 Cgpa:PC=8−9−1
GTN=051122214 SSN=5
から、
Cdpa:TT=3 Cgpa:TT=8
GTN=051122214 GTN=8134445555
に変換される。
続いて、第2のSS7ネットワーク20B内の第2のノード10Bが戻り信号を第1のノード10Aに送信するとき、以下のSCCP被呼者アドレス及び発呼者アドレスを第2のノード10Bによって再度送信し、変換器STP40によって受信する。
Cgpa:TT=3 Cdpa:PC=8−9−1
GTN=051122214 SSN=5
前述の如く列挙したように、第1の信号に対するCgpa及びCdpa SCCPパラメータ値が変換されて、戻り信号に対するCdpa及びCgpaパラメータ値を含むようになる。被変換広域タイトル番号を被呼者アドレスとして使用して、戻り信号が第2のSS7ネットワーク20Bに渡って第2のノード10Bから変換器STP40に適切に経路選択される。一旦、戻り信号が変換モジュール50によって受信されると、第1のSS7ネットワークを越えた一層直接的な信号転送を促進するために、受信された被呼者アドレスは前記テーブル1及び2を索引することによって最初のPC/SSN SCCPパラメータ値に変換し戻される。従って、発呼者アドレス及び被呼者アドレスは、
Cdpa:PC=8−9−1 Cgpa:TT=3
SSN=5 GTN=051122214
に変換される。
PC/SSNフォーマットの再変換した被呼者アドレスを使用して、変換器STP40は第1のSS7ネットワーク20Aに渡って戻り信号を直接的かつ効率的に第1のノード10Aに送信することができる。
本発明の別の実施例として、対応する広域タイトル番号との全ての可能なPC/SSN組合せを記憶するのに変換器STP40によって必要とされる記憶容量を低減するために、変換器STP40内の変換モジュール50は被受信信号内のPC/SSN SCCPパラメータ値を変換器STP40を表わす広域タイトル番号に変換する。変換器STP40を表わす広域タイトル番号を有する第1の信号を発呼者アドレスとして送信することにより、第2のノード10Bによって送信される任意の引き続く各戻り信号が変換器STP40に経路選択されて戻されることとなる。第1の信号を第2のノード10Bに送信する間、第1のノード10Aから発呼者アドレスとして受信されたPC/SSN SCCPパラメータ値は、第2のSS7ネットワーク20Bによって利用されない任意選択SCCPパラメータに更に含められる。これらの任意選択パラメータは第2のノード10Bによって処理されずに、第2のノード10Bから戻り信号上に含められる。従って、最初のPC/SSN SCCPパラメータ値は、変換器STP40から第2のノード10Bに送信されるときに、第1の信号に「ピギーバック(piggy backed)」される。決定を行って戻り信号を送信するとき、被受信PC/SSN SCCPパラメータ値は、送信された戻り信号上に「ピギーバック」されることによって変換器STP40に戻される。「ピギーバック」されたPC/SSN値が変換器STP40によって一旦受信されると、前記テーブル1を利用して変換を行う代わりに、含められたPC/SSN値は変換モジュール50によって戻り信号から抽出されて、第1のSS7ネットワークを越えて被呼者アドレスとして送信される。
発呼者アドレスとして変換器STP40に割り当てられた広域タイトル番号を利用することによって、変換モジュール50はPC/SSN値と対応する広域タイトル番号との全ての可能な組合せを内部に記憶しなくて済む。
本発明の方法及び装置の好ましい実施例を添付図面に図示し、前述の詳細な説明において説明してきたが、この発明は開示した実施例に制限されるものではなく、多数の再構成、修正及び変更が可能であることを了知されたい。従って、この発明は前述されると共に、以下の請求の範囲によって規定されるものとして解釈すべきである。
Claims (16)
- 第1の信号システム第7号(SS7)ネットワーク(20A)内の第1のノード(10A)及び第2のSS7ネットワーク(20B)内の第2のノード(10B)の間で信号を伝達する方法であって、
前記第1のSS7ネットワーク及び前記第2のSS7ネットワークが変換器信号転送点(STP)(40)によって接続され、前記信号は発呼者アドレスとして前記第1のノードを表わす点コード及びサブシステム番号を含み、
該点コード及びサブシステム番号は前記第1のSS7ネットワーク内では経路選択可能であるが前記第2のSS7ネットワーク内では経路選択可能ではなく、前記変換器信号転送点(STP)によって前記第1のノードから前記信号を受信する段階を備えた前記方法であって、前記信号が前記発呼者アドレス(Cgpa)として前記第1のノードを表わす前記点コード及びサブシステム番号を含んでなる前記方法において、
前記変換器STPによって前記受信した点コード及びサブシステム番号を前記電気通信ネットワーク内で経路選択可能な広域タイトル番号に変換すると共に、前記発呼者アドレスとして前記信号中の前記広域タイトル番号を置換する段階と、前記第2のSS7ネットワークを越えて前記変換器STPから前記第2のノードに向けて前記信号を送信する段階と、を具備したことを特徴とする前記方法。 - 請求項1記載の方法において、前記変換器STPは国際ゲートウエイSTPを備えている前記方法。
- 請求項1記載の方法において、前記信号に応じて前記第2のノードから送られる戻り信号を前記変換器STPによって受信する段階であって、前記戻り信号は被呼者アドレスとして前記広域タイトル番号を使用し、前記第2のSS7ネットワークを越えて移送されてなる前記段階と、
前記広域タイトル番号を前記第1のノードを表わす前記点コード及びサブシステム番号に変換すると共に、前記被呼者アドレスとして前記点コード及びサブシステム番号を置換する段階と、
前記第1のSS7ネットワークを越えて前記変換器STPから前記第1のノードに向けて前記戻り信号を送信する段階と、を更に具備したことを特徴とする前記方法。 - 請求項3記載の方法において、変換する前記段階はメモリ(60)から前記第1のノードを表わす前記点コード及びサブシステム番号を取り出す段階を更に備えた前記方法。
- 請求項1記載の方法において、前記変換器STPに取り付けたメモリ(60)に前記第1のノードを表わす前記点コード及びサブシステム番号を記憶する段階を更に具備した前記方法。
- 請求項1記載の方法において、前記信号は複数のパラメータを備えたことと、前記信号を送信する前記段階が、前記第2のSS7ネットワークによって使用されない前記複数のパラメータのうちの1つに前記受信した点コード及びサブシステム番号を含める段階を更に備えた前記方法。
- 請求項6記載の方法において、前記第2のノードから送られた戻り信号を前記変換器STPによって受信する段階であって、前記戻り信号は被呼者アドレスとして前記広域タイトル番号を使用して前記第2のSS7ネットワークを越えて移送され、この際、前記戻り信号は前記点コード及びサブシステムを更に含んでなる前記段階と、
前記変換器STPによって前記戻り信号から前記含められた点コード及びサブシステム番号を抽出する段階と、
前記被呼者アドレスとして前記抽出した点コード及びサブシステム番号を使用して、前記第1のSS7ネットワークを越えて前記変換器STPから前記第1のノードに向けて前記戻り信号を送信する段階と、を更に具備した前記方法。 - 第1の信号システム第7号(SS7)ネットワーク(20A)内の第1のノード(10A)及び第2のSS7ネットワーク(20B)内の第2のノード(10B)の間で適用業務レイヤデータを含む信号を伝達するシステムであって、
前記信号は発呼者アドレスとして前記第1のノードを表わす点コード及びサブシステム番号を含み、該点コード及びサブシステム番号は前記第1のSS7ネットワーク内で規定され、かつ前記点コード及びサブシステム番号は前記第2のSS7ネットワーク内では規定されず、前記第1のSS7ネットワークを前記第2のSS7ネットワークに接続する変換器信号転送点(STP)(40)を備えた前記システムであって、前記変換器STPが前記第1のSS7ネットワークから前記信号を受信する信号接続制御部(SCCP)レイヤモジュール(310A)を有してなる前記システムにおいて、前記変換器STPが、
前記SCCPレイヤモジュールとインターフェースして、前記受信した信号内の前記点コード及びサブシステム番号を前記第2のSS7ネットワークによって経路選択可能な広域タイトル番号に変換する変換モジュール(50)であって、前記広域タイトル番号が前記変換器STPを表わしてなる前記変換モジュールを具備した前記システム。 - 請求項8記載のシステムにおいて、対応する広域タイトル番号と共に、前記第1のSS7ネットワーク内の可能な点コード及びサブシステム番号を記憶するメモリテーブル(60)を具備した前記システム。
- 請求項9記載のシステムにおいて、前記SCCPモジュールが前記第2のノードから戻り信号を受信し、該戻り信号は被呼者アドレスとして前記広域タイトル番号を使用して前記第2のSS7ネットワークを越えて経路選択され、前記変換モジュールが前記広域タイトル番号を前記信号内にて既に受信した前記点コード及びサブシステム番号に変換し、
前記SCCPモジュールが前記被呼者アドレスとして前記変換した点コード及びサブシステム番号を使用して、前記第1のSS7ネットワークを越えて前記戻り信号を前記第1のノードに送信する前記システム。 - 請求項8記載のシステムにおいて、前記信号は複数のパラメータを備え、前記変換器STPは前記第2のSS7ネットワークによって使用されない前記複数のパラメータの内の1つに前記点コード及びサブシステム番号を含める手段を更に備えた前記システム。
- 請求項11記載のシステムにおいて、前記SCCPレイヤモジュールは前記第2のノードから、被呼者アドレスとして前記広域タイトル番号を使用して前記第2のSS7ネットワークを越えて経路選択される戻り信号を受信すると共に、前記点コード及びサブシステム番号を含み、
前記変換モジュールが前記戻り信号から前記含められた点コード及びサブシステム番号を抽出し、
前記SCCPレイヤモジュールが前記被呼者番号として前記抽出した点コード及びサブシステム番号を使用して前記第1のノードに向けて前記戻り信号を送信する前記システム。 - 請求項8記載のシステムにおいて、前記第2のSS7ネットワークを越えて前記信号を前記第2のノードに送信する手段(30)を更に具備したことを特徴とする前記システム。
- 請求項8記載のシステムにおいて、前記変換器STPは国際ゲートウエイSTPを備えた前記システム。
- 請求項8記載のシステムにおいて、前記第1のノードを表わす前記点コードサブシステム番号を記憶するメモリテーブル(60)を更に具備した前記システム。
- 請求項15記載のシステムにおいて、前記SCCPモジュールは前記第2のノードから戻り信号を受信し、該戻り信号が被呼者アドレスとして前記広域タイトル番号を使用して前記第2のSS7ネットワークを越えて経路選択され、前記変換モジュールが前記メモリテーブルから前記第1のノードを表わす前記点コード及びサブシステム番号を取り出し、
前記SCCPモジュールは前記被呼者アドレスとして前記取り出した点コード及びサブシステム番号を使用して前記第1のSS7ネットワークを越えて前記戻り信号を前記第1のノードに送信する前記システム。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/653,266 US5838782A (en) | 1996-05-24 | 1996-05-24 | System for converting a routing address within a telecommunications network |
US08/653,266 | 1996-05-24 | ||
PCT/US1997/009365 WO1997044962A2 (en) | 1996-05-24 | 1997-05-22 | A system for converting a routing address within a telecommunications network |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000511381A JP2000511381A (ja) | 2000-08-29 |
JP4391590B2 true JP4391590B2 (ja) | 2009-12-24 |
Family
ID=24620155
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP54301097A Expired - Lifetime JP4391590B2 (ja) | 1996-05-24 | 1997-05-22 | 電気通信ネットワーク内で経路選択アドレスを変換するためのシステム |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5838782A (ja) |
EP (1) | EP0901737B1 (ja) |
JP (1) | JP4391590B2 (ja) |
CN (1) | CN1203681C (ja) |
AU (1) | AU731251B2 (ja) |
BR (1) | BR9709029A (ja) |
CA (1) | CA2255726C (ja) |
DE (1) | DE69739819D1 (ja) |
WO (1) | WO1997044962A2 (ja) |
Families Citing this family (49)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09107400A (ja) * | 1995-10-12 | 1997-04-22 | Fujitsu Ltd | 通信属性変換装置の自動捕捉方法及びその装置とそれを有する通信システム |
SE504405C2 (sv) * | 1995-11-10 | 1997-02-03 | Telia Ab | Förbättringar av eller avseende telekommunikationstjänster |
EP0810800A3 (de) * | 1996-05-28 | 2001-01-03 | Siemens Aktiengesellschaft | Verfahren zur Anbindung von Teilnehmern an die Kommunikationssysteme einer Mehrzahl von Netzbetreibern |
EP0814621A3 (en) * | 1996-06-17 | 1998-11-11 | Ericsson Invention Ireland Limited | A telecommunications switching system |
US6134316A (en) * | 1996-10-18 | 2000-10-17 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson | Telecommunications network with relocateability of subscriber number |
US6081591A (en) * | 1997-04-16 | 2000-06-27 | Skoog; Frederick H. | Signaling network gateway device and method for use in a signaling network |
US6044142A (en) * | 1997-05-06 | 2000-03-28 | Telefonaktiebolaget L M Ericsson | Method and arrangement for integrating intelligent network services with operator assisted services |
US6094479A (en) * | 1997-05-06 | 2000-07-25 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson | Computer telephony integration gateway |
US5995610A (en) * | 1997-05-06 | 1999-11-30 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson | Cooperative call processing across public and private intelligent networks |
US6324183B1 (en) | 1998-12-04 | 2001-11-27 | Tekelec | Systems and methods for communicating messages among signaling system 7 (SS7) signaling points (SPs) and internet protocol (IP) nodes using signal transfer points (STPS) |
US7050456B1 (en) | 1998-12-04 | 2006-05-23 | Tekelec | Methods and systems for communicating signaling system 7 (SS7) user part messages among SS7 signaling points (SPs) and internet protocol (IP) nodes using signal transfer points (STPs) |
US6944184B1 (en) | 1998-12-04 | 2005-09-13 | Tekelec | Methods and systems for providing database node access control functionality in a communications network routing node |
US6308075B1 (en) * | 1998-05-04 | 2001-10-23 | Adc Telecommunications, Inc. | Method and apparatus for routing short messages |
US6353621B1 (en) * | 1998-09-15 | 2002-03-05 | Lucent Technologies, Inc. | Method to allow seamless service to mobile subscribers across various mobile switching centers supporting multiple intersystem standards |
US7002988B1 (en) | 1998-12-04 | 2006-02-21 | Tekelec | Methods and systems for communicating SS7 messages over packet-based network using transport adapter layer interface |
US6987781B1 (en) | 1998-12-04 | 2006-01-17 | Tekelec | Methods and systems for routing signaling messages in a communications network using circuit identification code (CIC) information |
US6377674B1 (en) * | 1998-12-30 | 2002-04-23 | At&T Corp. | Method for global title translation processing |
US6611533B1 (en) * | 1999-01-13 | 2003-08-26 | Nortel Networks Limited | Public telephone network, intelligent network, and internet protocol network services interworking |
DE19901204C2 (de) * | 1999-01-14 | 2001-02-01 | Siemens Ag | Verfahren zur Realisierung von Mehrfach-Punktcodes in einer Vermittlungsstelle |
US6954526B1 (en) | 1999-04-05 | 2005-10-11 | Tekelec | Methods and systems for routing calling name service query messages in a communication network |
WO2001054434A1 (en) * | 2000-01-21 | 2001-07-26 | Globalstar L.P. | Pseudo-global title translation for international roaming of ansi-41 subscribers |
EP1277355B1 (en) | 2000-04-21 | 2016-06-08 | Tekelec Global, Inc. | Methods and systems for providing dynamic routing key registration |
US7318091B2 (en) | 2000-06-01 | 2008-01-08 | Tekelec | Methods and systems for providing converged network management functionality in a gateway routing node to communicate operating status information associated with a signaling system 7 (SS7) node to a data network node |
US6987839B1 (en) * | 2000-06-29 | 2006-01-17 | Cisco Technology, Inc. | Arrangement for converting telephone number formats for notification systems |
US6577723B1 (en) | 2000-07-13 | 2003-06-10 | At&T Wireless Service, Inc. | Application of TCAP criteria in SCCP routing |
FI20002093A (fi) * | 2000-09-22 | 2002-03-23 | Nokia Corp | Osoitetiedon siirtäminen protokollapinossa |
CN1202643C (zh) * | 2000-10-07 | 2005-05-18 | Lg电子株式会社 | 具有无线电链路控制层的无线电通信系统和数据处理方法 |
US6990089B2 (en) * | 2000-12-12 | 2006-01-24 | Telelec | Methods and systems for routing messages in a radio access network |
US7092381B2 (en) * | 2000-12-29 | 2006-08-15 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) | Delivery of broadcast teleservice messages over packet data networks |
US6965592B2 (en) * | 2001-01-24 | 2005-11-15 | Tekelec | Distributed signaling system 7 (SS7) message routing gateway |
DE10110679B4 (de) * | 2001-03-06 | 2005-12-15 | Siemens Ag | Verfahren zur Übertragung einer Signalisierungsnachricht im SS#7-Netz |
KR100418967B1 (ko) * | 2001-05-07 | 2004-02-14 | 엘지전자 주식회사 | 넘버 세븐 신호망에서 신호 메시지의 총괄명 번역 장치 및방법 |
US7580517B2 (en) * | 2001-06-05 | 2009-08-25 | Tekelec | Methods and systems for providing duplicate point code support in a signaling message routing node |
DE60239475D1 (de) * | 2001-08-22 | 2011-04-28 | Tekelec Calabasas | Verfahren zur Verbesserung der Ausnutzung einer Zeitmultiplex-Kommunikationsstrecke eines Signalisierungstransferpunktes, und entsprechender Signalisierungstransferpunkt |
US7190781B2 (en) | 2002-01-04 | 2007-03-13 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) | Message transfer part point code mapping method and node |
CN1254117C (zh) * | 2002-07-29 | 2006-04-26 | 华为技术有限公司 | 信令点和子系统动态负荷分担的方法 |
US7386112B1 (en) * | 2003-07-08 | 2008-06-10 | Cisco Technology, Inc. | Arrangement for controlling SS7 message routing by selecting a signaling link selection field based on an affected destination |
US7804789B2 (en) | 2004-03-18 | 2010-09-28 | Tekelec | Methods, systems, and computer program products for organizing, managing, and selectively distributing routing information in a signaling message routing node |
US8126017B1 (en) * | 2004-05-21 | 2012-02-28 | At&T Intellectual Property Ii, L.P. | Method for address translation in telecommunication features |
US7532647B2 (en) | 2004-07-14 | 2009-05-12 | Tekelec | Methods and systems for auto-correlating message transfer part (MTP) priority and internet protocol (IP) type of service in converged networks |
US7835513B2 (en) * | 2004-11-30 | 2010-11-16 | Alcatel Lucent | SS7 telecommunications node and method for synthetic global title translation |
CN101212754B (zh) * | 2006-12-25 | 2011-10-05 | 上海欣泰通信技术有限公司 | 一种电信领域移动网事务整合的方法 |
CA2679151A1 (en) | 2007-02-26 | 2008-09-04 | Performance Technologies Inc. | Point code emulation for common channel signaling system no. 7 signaling network |
US9043451B2 (en) | 2007-07-31 | 2015-05-26 | Tekelec, Inc. | Methods, systems, and computer readable media for managing the flow of signaling traffic entering a signaling system 7 (SS7) based network |
WO2011100615A2 (en) | 2010-02-12 | 2011-08-18 | Tekelec | Methods, systems, and computer readable media for performing diameter answer message-based network management at a diameter signaling router (dsr) |
US9444854B2 (en) * | 2010-09-07 | 2016-09-13 | T-Mobile Usa, Inc. | Session initiation protocol (SIP) router |
EP2652994B1 (en) * | 2010-12-17 | 2018-08-29 | Telefonaktiebolaget LM Ericsson (publ) | Enabling a communication server to use msc-s related functions |
WO2013059480A1 (en) * | 2011-10-18 | 2013-04-25 | Smartroam Pte Ltd. | Conversion dialing system and method |
CN104753905B (zh) * | 2013-12-31 | 2018-02-23 | 中国移动通信集团上海有限公司 | 一种在内部通信网中通信数据的处理方法及装置 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61276465A (ja) * | 1985-05-31 | 1986-12-06 | Fujitsu Ltd | 信号網間接続方式 |
GB2207835B (en) * | 1987-08-06 | 1991-06-05 | Stc Plc | Message based signalling system |
US5506894A (en) * | 1991-06-03 | 1996-04-09 | At&T Corp. | System for processing calling party information for international communications services |
US5282244A (en) * | 1991-06-24 | 1994-01-25 | At&T Bell Laboratories | Virtual signaling network method |
JPH05236138A (ja) * | 1992-02-20 | 1993-09-10 | Nec Corp | 電子交換機 |
US5278823A (en) * | 1992-03-27 | 1994-01-11 | At&T Bell Laboratories | Method and apparatus for permitting intranework testing of internetwork functions |
US5640446A (en) * | 1995-05-01 | 1997-06-17 | Mci Corporation | System and method of validating special service calls having different signaling protocols |
US5546450A (en) * | 1995-06-21 | 1996-08-13 | Bell Atlantic Network Services, Inc. | System and method for providing switch translations |
-
1996
- 1996-05-24 US US08/653,266 patent/US5838782A/en not_active Expired - Lifetime
-
1997
- 1997-05-22 JP JP54301097A patent/JP4391590B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1997-05-22 CA CA002255726A patent/CA2255726C/en not_active Expired - Lifetime
- 1997-05-22 EP EP97927887A patent/EP0901737B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1997-05-22 BR BR9709029-8A patent/BR9709029A/pt not_active IP Right Cessation
- 1997-05-22 CN CNB971965072A patent/CN1203681C/zh not_active Expired - Fee Related
- 1997-05-22 AU AU32236/97A patent/AU731251B2/en not_active Ceased
- 1997-05-22 DE DE69739819T patent/DE69739819D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1997-05-22 WO PCT/US1997/009365 patent/WO1997044962A2/en active IP Right Grant
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CA2255726C (en) | 2005-01-25 |
US5838782A (en) | 1998-11-17 |
WO1997044962A3 (en) | 1997-12-31 |
DE69739819D1 (de) | 2010-05-06 |
CA2255726A1 (en) | 1997-11-27 |
CN1203681C (zh) | 2005-05-25 |
BR9709029A (pt) | 2000-05-09 |
CN1225780A (zh) | 1999-08-11 |
AU731251B2 (en) | 2001-03-29 |
AU3223697A (en) | 1997-12-09 |
EP0901737A2 (en) | 1999-03-17 |
WO1997044962A2 (en) | 1997-11-27 |
EP0901737B1 (en) | 2010-03-24 |
JP2000511381A (ja) | 2000-08-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4391590B2 (ja) | 電気通信ネットワーク内で経路選択アドレスを変換するためのシステム | |
JP3936400B2 (ja) | 電気通信システム内におけるネットワークプロトコル変換モジュール | |
US6965592B2 (en) | Distributed signaling system 7 (SS7) message routing gateway | |
US7463613B2 (en) | Method and system enabling communications between a switched telephone network and a wireless network | |
US6987781B1 (en) | Methods and systems for routing signaling messages in a communications network using circuit identification code (CIC) information | |
WO2000036852A2 (en) | Mechanism and method for distributing isup stacks over multiple loosely coupled processors | |
US7519051B2 (en) | Methods and related apparatus for operating a gateway to act as a conduit for a structured transaction | |
US7043002B2 (en) | Methods and systems for identifying, redirecting, and processing messages of different SS7 protocol variations | |
US6717940B1 (en) | Message transfer part level three alias point codes | |
US7639667B1 (en) | Method and system for transmitting messages in a communications network | |
EP1156682B1 (en) | Signalling in an intelligent network | |
KR100455878B1 (ko) | 어플리케이션층데이터를포함하는신호를통신하는시스템및신호접속제어부분파라미터를변환하는시스템 | |
KR100456070B1 (ko) | 신호전달방법및시스템 | |
WO2000051395A2 (en) | Call routing between a circuit switched and a packet switched network | |
MXPA98009609A (en) | A system to convert an itinerary address within a telecommunication network | |
Redmill | An Introduction to SS7 | |
MXPA98008304A (en) | Conversion module of network protocol within a telecommunication system |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040520 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20061005 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070731 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080902 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20081126 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090915 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20091008 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121016 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131016 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |