JP4390459B2 - 生物組織部分の病巣の位置検出装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、生物組織部分中の少なくとも1つの病巣の位置を検出するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
生物組織部分中の少なくとも1つの病巣の位置を検出するための方法として、病巣が組織部分と異なる電気的特性を有し、組織部分中の電気的特性は本質的に一定であり、相異なる周波数を有する一連の電気的励起信号を組織部分に与えるステップと、組織部分の表面上の複数の測定位置においてそこに励起信号に基づいて生ずる電気的応答信号を測定するステップと、応答信号中の周波数に無関係な信号成分を決定し、位置検出ステップの入力値として周波数に無関係な信号成分を爾後処理するステップと、組織部分をモデル化し、リードフィールドのセットを決定するステップとを有する方法は公知である(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
上述の方法においては、電気的インピーダンス測定による撮像の際には、被検体(患者)に1つまたは複数の位置において電流が流され、または電圧が与えられる。検査すべき組織部分と1つまたは複数の位置において電気的に接触させられるM個の電極(M≧1)を使用して、流された電流に基づいて生ずる電圧が測定される。またそれに代えて専らまたは付加的に、与えられた電圧に基づいて生ずる電流が測定される。電圧および(または)電流は被検体の電気的な特性(例えば数学的な意味で複素コンダクタンスにより記述される)により決定される。こうしてM個の異なる位置における測定データが得られる。
【0004】
少なくとも1つの時間的に変化する電流の供給により、かつ(または)少なくとも1つの時間的に変化する電圧の印加により、種々の周波数での空間的なデータ(電流値および(または)電圧値)が得られる。こうして電気的コンダクタンスの組織に典型的な周波数依存性の結果として周波数に関係する空間的な測定データが得られる。N個の周波数でのM個の測定データの場合にはM×N個のデータが得られる。これらのデータはたとえばトランススキャン(TransScan)社のTS2000装置において行われるように、時間に無関係なコンダクタンス値に、またキャパシタンス値に、すなわちアドミッタンス値に変換され、二次元の電極配置に相応して表示することができる。
【0005】
【特許文献1】
国際公開第99/48422号パンフレット
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、冒頭に記載されている種類の位置検出のための装置において、位置検出の精度を高めることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この課題は、ほぼ一定の電気的特性を有する生物組織部分における前記生物組織部分と異なる電気的特性を有する少なくとも1つの病巣の位置を検出するための装置において
異なる周波数を有する一連の電気的励起信号を生物組織部分に与える手段と、生物組織部分の表面上の複数の測定位置において電気的励起信号に基づいて生ずる電気的応答信号を測定する手段と、電気的応答信号中の周波数に無関係な信号成分を決定し、位置検出ステップの入力値として周波数に無関係な信号成分を後処理する手段と、生物組織部分をモデル化し、リードフィールドのセットを決定する手段と、リードフィールドをまず正規化し、次に直交リードフィールドに変換する手段と、位置検出ステップで周波数に無関係な信号成分を直交リードフィールドと比較する手段と、周波数に無関係な信号成分を最も良く再現する直交リードフィールドの位置を病巣の位置として出力する手段とが設けられることにより解決される。それに関連して、病巣を有する組織部分に対して、その重要な特性が測定データに適合されているモデルが使用される。こうして位置検出精度が改善される。
【0008】
本発明の有利な構成は、リードフィールドが第1の変換で正規化されることを特徴とする。それにより種々のリードフィールド成分の大きさが無次元かつ深さに無関係にされる。
【0009】
別の有利な構成では、リードフィールドが第2の変換で直交リードフィールドに変換される。それにより位置検出がより確実にまたより誤りを生じにくくなり、例えばごく小さな部分がより明らかになる。位置検出のために必要とされるリードフィールドがこうして、検査すべき組織部分および病巣の物理的特性に一層良く適合される。
【0010】
本発明の別の有利な構成は、直交リードフィールドが特異値分解によりリードフィールドから決定されることを特徴とする。特異値分解のための方法は広く普及して応用されている。さまざまな入力値組み合わせの際のその挙動は良く知られている。
【0011】
本発明の別の特に有利な構成は、電気的なイミタンスデータが応答信号から表面上の位置に関係して決定され、イミタンスデータの少なくとも1つの極大およびそれに付属の表面上の位置が決定され、相応の極大の位置の下側の相応の病巣の少なくとも1つの深さ位置が極大の位置に関係して決定されることを特徴とする。それにより病巣の位置検出のための費用が顕著に低減される。
【0012】
最後に本発明の別の特に有利な構成は、応答信号から生物学的な信号源の周波数依存性が決定され、病巣が周波数依存性に関係して分類されることを特徴とする。周波数依存性の形式は病巣の組織の形式により決定される。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の実施例を以下に図面により説明する。
【0014】
図1は、生物学的な組織部分4の限られた空間領域2の信号アクティビティを位置的に検出し、識別し得る測定および評価装置を示す。その際に、空間領域2はその他の組織部分4と異なる電気的コンダクタンスを有し、その他の組織部分4はほぼ空間的に一定の電気的コンダクタンスを有することが仮定されている。これらの仮定は、生物学的な組織部分4が婦人の胸であり、限られた空間領域2が腫瘍であるときには、十分に良く満たされている。
【0015】
測定装置にはアプリケータ6が属しており、このアプリケータ6は、空間的に分布して配置され組織部分4の表面と接触させられる多数の電極8を有する。図1には、図面を見やすくするため、5つの電極8のみが示されている。しかし、十分に正確な位置検出のためには、たとえば9×9cm2 の面上にM=256個の電極8が配置されていなければならないであろう。
【0016】
電極8は一方では電気的接続導線10を経て電気的エネルギー源(電流源または電圧源)12と、また他方では電気的接続導線14を経て測定値前処理回路16と接続されている。組織部分4のアプリケータ6と反対の側に対向電極18が配置されており、この対向電極は同じく電位測定の場合には電流源12と、または電圧測定の場合には電圧源12と、また測定値前処理回路16と接続されている。アプリケータ6の一部分を対向電極として構成することもできる。
【0017】
電気的エネルギー源12を使用して生物学的組織部分4にK個の数の電極8(ここで1≦K≦M)を介して電位測定の場合には交流電流が、また電流測定の場合には交流電圧が、そこに空間的な電流分布を発生させるために、供給される。外部から供給される電流または印加される電圧により、周りの組織4とは異なる電気的コンダクタンスを有する限られた空間領域2が電気的に分極されその分極される空間領域2が近似的に病巣の生物電気的な信号源としてみなされ得得られた各信号の強さは考察される空間領域2の大きさおよび周波数に依存する複素コンダクタンスに関係している。
【0018】
空間的に限られた領域2の位置検出および識別は、供給された電流により組織部分4の表面上に発生される電位がM個の電極位置において、または印加された電圧により組織部分4のなかに発生される電流がM個の電極位置において測定され、評価回路に導かれることによって、このような生物電気的な信号源の発見および強さの決定に帰せられる。限られた空間領域2のなかの電気的コンダクタンスの周波数依存性は相応の組織の特徴付け(分類)および識別のための重要な量であるので、電流源12からたとえば100Hz〜500Hzの範囲内のN個の異なる周波数を有する電流が、または電圧源12からたとえば100Hz〜500Hzの範囲内のN個の異なる周波数を有する電圧が発生され、組織部分4に供給され得る。
【0019】
測定値前処理回路16はたとえば測定増幅器、フィルタおよびアナログ‐ディジタル変換器を含んでいる。測定値前処理回路16は電子計算機20の1つまたは複数のデータ入力端と接続されている。測定値とならんで計算機には組織部分4のモデル22が与えられ、その助けをかりて後でまた説明するように上述の生物電気的な信号源の位置検出および識別が行われる。その結果の表示は、たとえば信号源、従って空間領域2、の位置が標識されている組織部分の解剖学的構造のグラフィックな表示としてモニター24を介して行われる。さらにそこには、電流周波数または電圧周波数に関係している信号アクティビティを特徴付ける量が表示されている。モデル22はなかんずく組織部分4のなかの発生される電流パターンおよび供給位置により決定されているので、上位の入力および制御装置26が設けられており、それによって電流供給電極8または電圧印加電極8の数および位置、電流周波数または電圧周波数の値およびモデルが予め与えられ得る。
【0020】
位置検出方法は例として図2により説明される。先ずその入力量、すなわち測定データおよびモデルデータが、次いで方法ステップが説明される。
【0021】
位置検出方法のための入力量は、
a)M個の電極位置ベクトルrm (以下rmと略しベクトルを現すものとする)(m=1、…、M)およびN個の電流周波数または電圧周波数υn(n=1、…、N)に関係する測定値を有するM×NデータマトリックスD(参照符号102)、
b)図2中に参照符号104を付されているK個のリードフィールドのL k (r i 、r m 、n m )、(k=1、…、K)、たとえば多極リードフィールド、のセットで、次のものに関係する。
−検査領域4のボリュウムコンダクタモデル、
−位置ベクトルri(以下riと略しベクトルを現すものとする) における生物電気的な信号源としてのコンダクタンス不均等性のモデル化、
−測定の形式(電位測定および(または)電流測定)および
−測定電極8、その位置rm 、その法線ベクトルnm(以下 m と略しベクトルを現すものとする) により記述される面方位およびその幾何学的な広が
【0022】
データDは参照信号に関して固定の時点で測定された電流値および(または)電圧値であってよく、または参照信号に関して複数の時点で取得された電流値および(または)電圧値の線形組み合わせであってもよい。線形組み合わせの形成の際に利用される係数の結果として、データはコンダクタンス値および(または)キャパシタンス値に変換され得る。以下の考察は測定時点に無関係である。従って測定時点は式中には独立変数としてあげられない。以下の説明中で測定データセットDが引き合いに出されるときには、このことは例としてアドミッタンスデータに変換された電流データに基づいて行われる。アドミッタンスデータは純粋に実の量(電気的なコンダクタンス値としてのみ存在している)であってよく、または純粋に虚の量(サセプタンス値としてのみ存在している)であってよく、または複素量(コンダクタンス値としてもサセプタンス値としても存在している)であってもよい。
【0023】
データマトリックスDは少なくとも2つのデータセットの線形組み合わせからも生じ得る。たとえば病巣信号を有するデータセットと病巣信号無しの空間的に隣接するデータセットとの差が考察され得る。刺激する電気的フィールドの寄与は差データのなかで、完全に消去されないとしても、明らかに減ぜられる。
【0024】
後処理された測定データを位置検出ステップに導くことが必要であり得る。たとえば縁データの切断により縁アーチファクトが消去される。それらは存在していない周波数依存性を装い得よう。
【0025】
ボリュウムコンダクタの最も簡単な例は伝導性の無限の空間である。ここで“伝導する”は考察される媒体のコンダクタンスが複素量であることを含んでいる。このことは、オーム特性としても誘電特性としても記述されていることを意味する。ボリュウムコンダクタの別の例は伝導性の無限の半空間である。両モデルは患者に無関係である。
【0026】
電流測定または電位測定のための電気的なリードフィールドは、位置ベクトルrk(以下rkと略しベクトルを現すものとする) における強さ1の点源から発生される電気的なフィールド成分、又は位置rm における第mの測定電極に関する法線ベクトルnm(以下nmと略しベクトルを現すものとする) により定められている所与の測定装置により測定可能な電位である。
【0027】
その後のステップのために、M個の測定位置における第kのリードフィールドの値Lk (k=1、…、K)の値をデータ空間(Lの下の下線により記号で表される)のM次元のベクトルにまとめることは有益である
(1) k (r)・(Lk (r,r1 ),…,Lk (r,rm ))T
ここでk=1、…、K
この際rは病巣の重心位置である。
【0028】
本方法の信号処理は
1.データマトリックスの特異値分解(図2中の参照符号106)
2.特異値分解の解析(図2中の参照符号108)
3.本来の位置検出(図2中の参照符号110)
から成っている。
【0029】
特異値分解106は上の一般的に複素量のデータマトリックスに対して
(2) D=USVH
で表される。この際に
−Uは電極位置のインデックスにのみ関係する統一的なM×Mマトリックス
−Sは対角線のなかにmin(M,N)の実の特異値を有し、その他では消滅する要素を有するM×Nの特異値マトリックス
−Vは周波数インデックスにのみ関係する統一的なN×Nマトリックス
−Hは閉じられた論理積
である。
【0030】
特異値はそれらの減少する数値的な大きさに相応して並べられている、すなわち、
(3) s1 ≧s2 ≧…≧smin(M,N)
【0031】
【数1】
Figure 0004390459
によりマトリックスUおよびVの第qの列ベクトルを表すと、代替的なテンソル記述(式の右辺中の後から2番目の符号はテンソル積を表す)
【数2】
Figure 0004390459
は明らかに、第qの特異値が専らUおよびVの第qの列ベクトルと結び付けられていることを示す。uおよびvにおける1重及び二重の下線は、それがM次元のまたはN次元のベクトルであることを示す。
【0032】
列ベクトル qのMインデックスは正方形に配置されている測定電極の通し番号を付けられたインデックスに相当する。従ってこれらの列ベクトルはM1/2×M1/2次元のマトリックスに変換され、また実数/虚数部分は二次元の測定値分布のように表され得る。これらの列ベクトルはM‐次元のデータ空間のなかの周波数に関係する直交正規化されたベースベクトルであり、またここでは固有マップと呼ばれる。なぜならば、それらは再び電極配置にわたる測定値分布として表され得るからである。16×16データマトリックスDの場合には qベクトルは256次元である。従ってそれは一般に複素16×16測定値分布として表され得る。
【0033】
特異値解析108は有意義な特異値の数Qdom 、従ってまた独立した信号源の数を示す。
【0034】
さもなければ均等なボリュウムコンダクタのなかの球不均等性は、両方のコンダクタンス成分(周囲および球)が相異なる周波数特性を有するならば、たとえば2つの有意義な特異値(Qdom =2)を有する特異値スペクトルを生ずる。
【0035】
付属の列ベクトル q はM次元のデータ空間のなかの周波数に無関係なQdom次元の信号空間のベースベクトルとみなされる。残りのM‐Qdom 列ベクトルは直交信号空間のベースベクトルである。この空間は以前の文献中でノイズ空間と呼ばれる。
【0036】
病巣のコンダクタンス不均等性の探索は誘導される信号源の位置/重心位置の探索に相当する。コンピュータによるこの探索は、検査すべき身体領域4を数学的にシミュレートすべき撮像されたモデルボリュウムコンダクタの離散化を必要とする。
【0037】
病巣は深さ、大きさおよび向きに関係して二次元の測定値分布のなかに信号上昇(“ピーク”)を発生するので、探索領域は信号上昇の下側の領域に制限され得る。望ましい探索は際立ったピークの下側の深さ方向の線に沿っての探索である。
【0038】
探索ストラテジーの数学は、変換されたリードフィールドにより各々のラスター位置においてモデルデータを発生し、これらを測定データから得られた周波数に無関係な信号空間と比較することにある。信号空間とモデルデータ空間との間の間隔尺度がローカルな極小をとる位置が実際の信号源及び従って病巣2の位置として理解される。
【0039】
モデルデータはリードフィールドの変換から生ずる。有利な変換は先ず、(1)からのKのリードフィールド k(k=1、…、K)を正規化することにある(処理ステップ116)。その際にそれぞれ個々のリードフィールドがその規準と関連付けられ、その結果下記の式のような正規化されたリードフィールド k (n)生ずる。
【数3】
Figure 0004390459
【0040】
たとえばM×Kのリードフィールド‐マトリックスL(n)の特異値分解118により次いで直交化されたリードフィールドが得られる。正規化はインデックス(n)により示されている。
【数4】
Figure 0004390459
【0041】
分かりやすくするためリードフィールドの独立変数、源位置の位置ベクトル、は省略された。マトリックスULの最初のKの列ベクトル(r)L,K、(以下(r)L,Kと略しベクトルを現すものとする)(k=1、…K)は探索される源位置に関係する正規直交化されたリードフィールドである。
【0042】
位置検出110のために、離散化されたボリュウムコンダクタの各々の位置rにおいて、変換されたリードフィールド(r)L,Kと信号空間との間の間隔がどのように大きいかが検査される。適切な尺度は関数
【数5】
Figure 0004390459
である。
【0043】
この関数は直交信号空間への変換されたリードフィールドの投影値に相当する。なぜならば、
【数6】
Figure 0004390459
は直交信号空間への投影マトリックスを表すので、
(8) Fk(r)=|(r)L,K2
であるからである。
【0044】
0を導き出すための出力式は
【数7】
Figure 0004390459
で表される。
【0045】
係数ciに対する解が評価尺度
【数8】
Figure 0004390459
のなかに使用されると、ベクトルFk(r)に対する0での表現が続く。
【0046】
実際の位置検出関数Fは間隔Fkの最小値である。それは
【数9】
Figure 0004390459
により定義されている。
【0047】
位置検出関数のローカルな極小はそれらの数値に相応して単調に増大するように並べられる。最初のQdom−1のローカルな極小に対応付けるべき位置は信号源の位置とみなされる。1だけの減少は、1つの有意義な特異値が信号源を囲む組織により惹起されることを考慮に入れる。しかしながら考察にあたっては、このようなローカルな極小は、ノイズしきいの下側に位置している信号位置として排除される。
【0048】
外部から励起される電気的フィールドの寄与を消去する差データの場合には、1だけの減少は省略される。
【0049】
分類114のためには、発見された病巣位置において、周波数に関係し、病巣を特徴付ける、数学的な意味で複素量の電気的なパラメータが種々の周波数のアドミッタンスデータから計算される。これらのパラメータは病巣および周囲の組織のコンダクタンスの1つの関数である。病巣ボリュウム内の誘導されたダイポール分布に関する多極展開による病巣の記述の場合には、これらの電気的なパラメータは多極モーメントである。以下では分類が例として電気的な多極モーメントの決定により説明される。
【0050】
分類または組織決定のための出力データは、
1.N個の電圧周波数fn(n=1、…、N)へのN個のアドミッタンスデータセットYn、および
2.所与の位置における第kの多極モーメントの結果としての測定値生成を記述するK個の多極リードフィールドLk(k=1、…、K)
である。
【0051】
周波数fnでMの位置において測定されたアドミッタンス値Yn(rm)(m=1、…、M)はM次元のデータベクトル nにまとめられる。それは
(12) n=(Yn(r1),…,Yn(rM))T
ここでYn(rm)=Gn(rm)+i2πfnn(rm)
この際にGおよびCは周波数fnにおいて測定位置rmに対応付けられているコンダクタンス値およびキャパシタンスである。
−個々の多極リードフィールドLk(rm,nm,r)(k=1、…K)は位置ベクトルrにおける第kの点状の単位多極のモデル測定値である。それらは、
−ボリュウムコンダクタモデル、
−測定の形式(電位測定および(または)電流測定、ここでは電流測定)、
−測定電極に関する測定位置rmおよび法線ベクトルnm、および
−位置検出される病巣の重心位置として解釈される点状の多極の位置
に関係する。
【0052】
ここには電流測定の場合に例として、どのようにアドミッタンス値データが外部から励起される電気的な背景フィールドおよび位置検出された病巣の誘導された多極モーメントと関連するかが示される。先ず位置rmにおいて測定されたアドミッタンス値が電流密度j、測定位置における電極面上の法線ベクトルnm、電極面の値AElektrおよび印加される交流電圧の振幅U0により与えられている。
【数10】
Figure 0004390459
インデックスnおよび大きさfnは第nの測定周波数を示す。
【0053】
例としての多極モデルの仮定のもとに電流密度は電気的な背景フィールドベクトルEbgrd(以下Ebgrdと略しベクトルを現すものとする)、測定表面におけるコンダクタンスκsurおよび位置rl(l=1、…Nloci)において位置検出されたNloci病巣のKのリードフィールドに対応付けられている多極モーメントpk(rl,fn)(式中rlはベクトル)により表され得る。
【数11】
Figure 0004390459
【0054】
ベクトル記述およびマトリックス記述を使用して、前記の式はよりコンパクトに記述することができる。周波数fの電流密度の上に導入された法線成分のベクトルは
(15) (f)(j1(f),…,jM(f))T
ここで jm(f)≡nm・j(rm,f)
【0055】
相応の仕方で電気的な背景フィールドの法線成分のベクトルが定義されている。
(16) bgrd(f) ≡(Ebgrd,1(f),…, Ebgrd,M(f))T
ここで Ebgrd,m(f) ≡nm・Ebgrd(rm,f)
【0056】
位置rlに対応付けられている多極モーメントは1つのベクトルにまとめられる。
(17) p1(rl,f)=(p1(rl,f),…,pk(rl,f))T
【0057】
位置rlにおける点状の多極のリードフィールドのM×Kマトリックスは
【数12】
Figure 0004390459
により表される。
【0058】
この際に第2のマトリックス中の下線は1つのM次元の列ベクトルへの個々のガイドフィールドのまとめを意味する。
【0059】
式(14)はいま
【数13】
Figure 0004390459
により記述される。
【0060】
すぐ次のステップで全多極ベクトルおよび全リードフィールドマトリックスが定義される。全リードフィールドマトリックスΛはすべての源位置のリードフィールドを含んでおり、またその結果としてM×Nloci・Kマトリックスである。それは
【数14】
Figure 0004390459
により表される。
【0061】
考察すべきリードフィールドの数は源位置から源位置へと変化し得る。個別マトリックスL(rl),(l=1、…Nloci)はその場合にM×Kl次元であり、また全マトリックスは
【数15】
Figure 0004390459
次元である。
【0062】
全多極ベクトルは、上にあげた一般的な場合には、
【数16】
Figure 0004390459
次元の列ベクトルである。
【数17】
Figure 0004390459
【0063】
式(14)および(19)は電気的背景フィールドから発生される電流密度 sur(fn)=κsur(fn) bgrd(fn)を含んでいる。それは解くべき線形の式システムのなかで2つの仕方で取り扱われ得る。
【0064】
可能性1
測定表面における背景フィールド bgrdは知られており、またコンダクタンスksur は知られていない。式(13)ないし(21)からアドミッタンスと決定すべき量:コンダクタンスksurおよび多極モーメント、との間の下記の関連が生ずる。
【数18】
Figure 0004390459
【0065】
マトリックスΛ1はM×Sマトリックス、S=Nloci・K+1または
【数19】
Figure 0004390459
である。ベクトルp1はS次元である。
【0066】
可能性2
背景フィールド bgrdおよびコンダクタンスκsurが知られていない。背景フィールドが測定面の下側で一定であることが仮定され得るならば、付加的な未知量は測定位置に無関係な背景電流密度である。
(23) bgrd=Ebgrdm×1およびjsur(fn)≡κ(fn) Ebgrd(fn)
ここで1M×1はM次元の列ベクトルであり、
【数20】
Figure 0004390459
が生ずる。
【0067】
Λ2 およびp2 のマトリックス次元およびベクトル次元はM×SおよびSであり、その際にS=Nloci・K+1または
【数21】
Figure 0004390459
である。
【0068】
可能性3
背景フィールド bgrdおよびコンダクタンスκsurが知られていない。さらに背景電流密度が測定位置に関係することが仮定される。
【数22】
Figure 0004390459
ここで1M×MはM×Mの単位マトリックスである。マトリックス次元およびベクトル次元はM×SおよびSであり、その際にS=Nloci・K+Mまたは
【数23】
Figure 0004390459
である。
【0069】
線形の式システム(22)、(24)および(25)は、M>Sの場合には、不足既知であり、またそれらは、M<Sの場合には、過剰既知である。解はマトリックスΛi(i=1,2,3)の一般化された反転により与えられている。
【0070】
周波数fn(n=1,…,N)に関する解は
(26) pi(fn)=Λi + n,i=1,2,3
ここでΛi + は一般化された逆マトリックスを表す
により表される。
【0071】
種々の周波数に関する解ベクトルpiは、式(22)、(24)および(25)に見られるように、病巣の前もって位置検出された重心位置における多極モーメントp(fn)(n=1,…,N)の探索される周波数特性を含んでいる。上述のように多極モーメントは数学的に複素量である。
【0072】
図3Aないし3Dはアプリケータの面に関して悪性の胸部病巣の臨床的なコンダクタンス値データを示す。図3Aは100Hzの周波数の際の、図3Bは200Hzの周波数の際の、図3Cは1000Hzの周波数の際の、また図3Dは2000Hzの周波数の際のコンダクタンス値データを示す。それに属する多極周波数特性の1つのグラフィックな表示を図4Aないし4Fが含んでいる。しかしこの例では、実効的な多極モーメントの実部のみが計算されるように、コンダクタンス値データのみが使用された。図4Aないし4Fは周波数を横軸にとって電流密度の経過(図4A)、ダイポールモーメント(図4B)、クワドルポールモーメント(図4C)およびオクツポールモーメント(図4Dないし4F)を示す。それらの寄与がノイズレベルの上に位置している構成要素のみが示されている。測定周波数は100、200、1000および2000Hzであった。
【0073】
電気的な背景フィールドの測定データ寄与は、病巣信号有りおよび病巣信号無しのデータセットの差が考察されるならば、減ぜられ、または完全に消去され得る。その際に病巣信号無しのデータセットは病巣信号が見出された面のすぐ隣で取得されているべきであろう。
【0074】
病巣信号有りおよび病巣信号無しのデータセットの差形成の後に周波数fn(n=1、…、N)の差データ diff,nに対して下記の反転すべき式が生ずる。
(27) diff,n=Λp(fn
【0075】
この際に背景フィールドの寄与は消去されていると仮定されている。マトリックスΛおよび多極モーメントベクトルpは先に定義されている、式(20)および(21)を見られたい。
【0076】
多極モーメントはその場合次のとおりである。
(28) p(fn)=Λ+ diff(fn)
ここでΛ+はΛの一般化された逆マトリックスであ
【0077】
図5は種々の組織形式に対してコンダクタンスの実部を、また図6はそれに付属の虚部を周波数に関係して示す。これらの値は文献から知られている。分類のために、測定値から計算された周波数に関係する値が既知の値と比較される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 生物学的組織部分の少なくとも1つの病巣の位置を検出するための装置の主な構成要素の概要図。
【図2】 病巣を位置検出するための主な方法ステップの流れ図。
【図3】 悪性の胸部病巣の臨床的なコンダクタンス値データの位置との関係の表示図。
【図4】 病巣の多極モーメントの実部の表示図。
【図5】 種々の組織形式のコンダクタンスの周波数に関係する実部の表示図。
【図6】 種々の組織形式のコンダクタンスの周波数に関係する虚部の表示図。
【符号の説明】
2 制限された空間領域
4 生物学的な組織部分
6 アプリケータ
8 電極
10 接続導線
12 電気的エネルギー源
14 接続導線
16 測定値前処理回路
18 対向電極
20 電子計算機
22 モデル
24 モニター
102 測定データ
104 リードフィールド
106 特異値分解
108 特異値分解の解析
110 位置検出ステップ
112 位置
114 分類
116 正規化
118 特異値分解

Claims (3)

  1. ほぼ一定の電気的特性を有する生物組織部分(4)における前記生物組織部分と異なる電気的特性を有する少なくとも1つの病巣(2)の位置を検出するための装置において、
    異なる周波数を有する一連の電気的励起信号を前記生物組織部分(4)に与える手段と、
    前記生物組織部分(4)の表面上の複数の測定位置において前記電気的励起信号に基づいて生ずる電気的応答信号(102)を測定する手段と、
    前記電気的応答信号中の周波数に無関係な信号成分を決定し、位置検出ステップ(110)の入力値として周波数に無関係な信号成分を後処理(106、108)する手段と、
    前記生物組織部分(4)をモデル化し、リードフィールド(104)のセットを決定する手段と、
    前記リードフィールド(104)をまず正規化し(116)、次に直交リードフィールドに変換する(118)手段と、
    前記位置検出ステップ(110)で前記周波数に無関係な信号成分を前記直交リードフィールドと比較する手段と、
    前記周波数に無関係な信号成分を最も良く再現する直交リードフィールドの位置(112)を病巣(2)の位置として出力する手段
    が設けられる生物組織部分の病巣の位置検出装置。
  2. 前記直交リードフィールドを特異値分解(118)により前記リードフィールド(104)から決定する手段が設けられる請求項1記載の装置。
  3. 前記生物組織部分(4)を電気的なボリュウムコンダクタによりモデル化する手段が設けられる請求項1または2記載の装置。
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