JP4389515B2 - 質量分析装置 - Google Patents

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Description

本発明は、エレクトロスプレーイオン化法(ESI法)を用いて液体試料をイオン化し、分析を行う質量分析装置に関する。
質量分析装置では、イオン化部において試料をイオン化し、イオン化された試料を質量分析部に取り込んだ後、四重極質量フィルタ等の質量分析器により質量に応じて各種イオンを分離・検出することにより試料の分析を行う。
試料をイオン化する方法としては、大気圧イオン化法(API法)や高速原子衝撃イオン化法(FAB法)等様々な方法があるが、液体クロマトグラフ装置で得られた試料をイオン化する際には、API法の一種であるエレクトロスプレーイオン化法(ESI法)がよく用いられる。
ESI法では、試料溶液の噴霧を行うノズルの先端部より大気圧下のイオン化室内に試料溶液を噴霧して、液滴を形成させる。この際、ノズルの先端部に設けた電極と、質量分析部の入口又は霧化室の隔壁等の対向電極との間に高電圧を印加し、両者の間に強い(大きな電位勾配を有する)電界を形成し、この電界により試料をイオン化する。このような方法により形成された試料のイオンを多数含む液滴は、真空下にある質量分析部に取り込まれ、試料の分析が行われる(特許文献1、特許文献2参照)。
流量の大きい試料を噴霧する場合には、噴霧を効率化するために、また、噴霧された溶媒の気化を促進するために、アシストガス(ネブライズガスとも呼ぶ)を流す場合もある。
図1は、ESI法において用いられるエレクトロスプレー10の一例の断面図である。このエレクトロスプレー10は、外側のネブライズガスガイド15と内側のノズル11の二重管構造となっており、ノズル11とネブライズガスガイド15の間の通路にアシストガスを送給しつつ、内側のノズル11の中心孔13の先端の液滴噴霧口14から液体試料をイオン化室中に送り出すことにより、液体試料が霧化される。
ノズル11の先端部は金属電極12とされ、この電極12に、対向電極16に対して大きな電位差を与えることにより、液滴噴霧口14の近傍に強い電界が形成される。図2に示すように、この電界により試料はイオン化され、正負のイオンに分離される。対向電極16に引き寄せられる極性を有するイオン(図2の場合は正のイオン)は、試料に溶け込んだ状態又はイオン単体としてノズル11の外に引き出され、噴霧される。
特開平11−230957号公報 特開平10−160707号公報
ゲノム創薬や環境分析等の分野においては微量成分の分析が必要とされ、また、分析に使用できる試料の量も少ないことが多い。このため、従来よりも少量の試料で分析可能な、しかも高感度の質量分析装置が求められている。
また、一般の分析においても、アシストガスを使用する場合には、そのための準備が必要であり、ランニングコストも無視し得ないものであった。電極への印加電圧を高くすることによりアシストガスの使用量を低減することは可能であるが、その場合には高圧の電源を使用する必要があるとともに、安全性に対する配慮も必要となることから、装置のコストアップにつながる。
本発明はこのような課題を解決するために成されたものであり、その目的とするところは、少量の試料からできるだけ多くのイオンを生成することのできる、検出感度の高い質量分析装置を提供することにある。また、霧化のためのアシストガスの使用量を低減することのできる、或いは印加電圧を低下させることのできる質量分析装置を提供する。
上記課題を解決するために成された本発明の第1の態様は、ノズルの先端部より試料溶液を噴霧するとともに、該ノズル先端部に設けた1個の電極のみに高電圧を印加することにより電界を形成し、該電界によって試料のイオンを含む液滴を形成する質量分析装置において、該電極の長さをその径と略同一又はそれ以下としたことを特徴とする。

同じく上記課題を解決するために成された本発明の第の態様は、ノズルの先端部より試料溶液を噴霧するとともに、該ノズル先端部に設けた電極に高電圧を印加し、対向電極との間に電位勾配を発生させることによって試料のイオンを含む液滴を形成する質量分析装置において、該ノズル先端部と対向電極の間にノズルと同軸のイオン通過口を有する別の電極を設け、この別の電極とノズル先端部の電極との間に、前記別の電極と対向電極との間に生じる電位勾配よりも大きな電位勾配を有する電界を形成したことを特徴とする。
本発明に係る質量分析装置ではいずれも、ノズル先端部に設けた電極の周辺に強い電界を形成する。すなわち、第1の態様では、ノズル先端に設けた電極の長さを短くすることにより、ノズルの液滴噴霧口の前方の電界強度を高める。第2の態様では、ノズル先端の電極の近傍に上記のような電極を設け、そこに、ノズル先端の電極に印加する電圧との大きな電位差を有する電圧を印加することにより、ノズル先端に強い電界を形成する。



いずれの態様によっても、ノズルの液滴噴霧口の近傍の電界強度が高まることにより、ノズル先端及びそこから噴霧される液体試料のイオン化が促進され、より多くのイオンが形成される。これにより、質量分析部に取り込まれるイオンの量が増加するため、少量の試料であっても高感度で質量分析を行うことができるようになる。
また、電界による噴霧の効果が大きくなるため、アシストガスを使用する場合でも、その使用量を低減することができる。これにより、ランニングコストが減少する。或いは、アシストガスの流量を低減しない場合には、より低圧の電源を使用することができるため、装置のコストを低下させることができる。
図3は、本発明を実施した四重極型質量分析装置の概略構成図である。本実施例の質量分析装置20は、イオン化部30、質量分析部40、並びにこれら各部及びその構成要素の動作を制御する制御部(図示せず)等から成る。イオン化部30は、霧化室31及びその中に備えられたエレクトロスプレー10等から成る。質量分析部40は、第1中間室41、第2中間室42、及び検出室43から成る。第1中間室41には第1イオンレンズ44が、第2中間室42には第2イオンレンズ45が、そして、検出室43には四重極フィルタ46と検出器47が備えられる。
霧化室31では、液体クロマトグラフ等から供給される試料がエレクトロスプレー10から噴霧される際、イオン化電圧によりイオン化される。このイオンは圧力差によりオリフィス16から第1中間室41に吸引され、第1イオンレンズ44により収束・加速された後、同様に圧力差により第2中間室42に吸引される。ここでも同様に、試料イオンは第2イオンレンズ45により収束され、検出室43に送られる。検出室43では、四重極フィルタ46の各ロッドに印加されたRF電圧及び直流電圧により、所定の質量数のイオンのみが四重極フィルタ46の通過を許され、検出器47により検出される。
本実施例の質量分析装置20で用いるエレクトロスプレー10のノズル先端の構造を図4に示す。ノズル11の先端には金属電極12が設けられ、電極12の中心には、ノズル11と同心、同径の中心孔13が設けられる。試料溶液は、電極12の中心孔13の先端である液滴噴霧口14より噴霧され、電極12に印加される高電圧によりイオン化される。
本実施例の質量分析装置20では、電極12の長さLを、図4に示すように、その径Dと略同一又はそれ以下としている。電極12の長さLを短くすることにより液滴噴霧口14近傍の電界強度を高めることができるため、噴霧される液滴がより細かくなるとともに、試料のイオン化が促進され、その結果、より高感度の分析を行うことができるようになる。
(実施例1の変形例)
実施例1の変形例として、電極12の外径Dを小さくした電極を図5(a)〜(d)に示す。電極12の外径Dを小さくすることによっても、噴霧口14の近傍の電界強度を高めることができ、上記効果を得ることができる。
より具体的にこれらの変形例を説明すると、図5(a)は、電極12をチューブ状とし、その外径Dをノズル11の径D0よりも小さくした例である。図5(b)は電極12をリング状とした例であり、図5(c)はノズル11の先端に薄い金属板を接着して電極12とした例である。更に、図5(d)は、ノズル11先端の中心孔13(噴霧口14)の周囲に金属薄膜を蒸着して電極12とした例である。
本実施例の質量分析装置20の概略構成は、図3と同様である。本実施例の質量分析装置20では、図6に示すように、エレクトロスプレー10のノズル11の先端部の電極12の形状を、液滴噴霧口14を頂点とするテーパ状としている。実施例1と同様、電極12の中心にはノズル11と同心、同径の中心孔13が設けられ、その先端である液滴噴霧口14より試料溶液が噴霧される。電極12の先端のテーパー角を小さくすることにより、噴霧口14の近傍の電界強度がより高まる。
本実施例の質量分析装置20の概略構成は、図3と同様である。本実施例の質量分析装置20では、図7に示すように、エレクトロスプレー10のノズル11の先端部に設けた電極12の前方に、ノズル11及び電極12の中心孔13と同軸のイオン通過口18を有する電極17を設けている。電極17には、その電極17を設けない場合の同じ位置の空間電位に比べて対向電極16寄りの電位となるように電圧を印加する。これにより、従来の装置と比較して噴霧口14の近傍の電界強度が高まり、試料のイオン化が効率的に行われるようになる。本実施例では、電極17としてイオン通過口18を有する板状電極を用いたが、リング状電極(分割リング状のものを含む)、メッシュ状電極等を用いることもできる。
ノズル先端の電極を上記各種形状とした場合の、噴霧口14の近傍の電場配位の状態を計算した。その結果を図8〜図11に示す。電場配位計算は、表面電荷法を用いた荷電粒子光学計算ソフトCPO-2D Student Edition(CPO社製)を使用した。
従来の質量分析装置で使用されていたエレクトロスプレー10の電極の場合の計算結果は図8(a)(b)の通りである。計算条件は次の通りである。
試料出口電極 長さ:無限大、外径:0.5mm、中心孔の直径:0.1mm、電位:+5kV
対向電極(真空容器導入部円盤) 直径:10mm、中心穴の直径:0.2mm、電位:0V
第1実施例(図4)の場合の計算結果は図9の通りである。計算条件は次の通りである。
電極12:長さ:0.5mm
外径:0.5mm
中心孔の直径:0.1mm
第1実施例の変形例(図5(a))の場合の計算結果は図10の通りである。計算条件は次の通りである。
電極12:長さ:0.2mm
外径:0.3mm
中心孔の直径:0.1mm
第2実施例(図6)の場合の計算結果は図11の通りである。計算条件は次の通りである。
電極12:先端の角度:30°
外径:0.5mm
中心孔の直径:0.1mm
図8(b)〜図11はいずれも同じ縮尺で表されており、隣り合う等電位面(線)の電位差は0.5Vである。図9〜図11と図8を比較するとわかるように、図4〜図6の電極12を有するエレクトロスプレー10の場合、噴霧口14の近傍の電界の電位勾配は図8の場合と比較して非常に急峻になっている。ここで、ノズル11が誘電体の場合は電場が乱れることがあるが、ここでは簡単のためにその影響は無視している。
第3実施例(図7)の場合の電場配位を図12(a)に示す。同じ縮尺により、従来の質量分析装置20のエレクトロスプレー10の噴霧口14の近傍の電場配位を図12(b)に示す。これらの図から、実施例4の質量分析装置20では、実施例1及び2の装置と同様、従来の装置20と比較してエレクトロスプレー10の液滴噴霧口14の近傍に急峻な電位勾配を有する電界が形成されることがわかる。
以上のように、本発明の実施例1〜3に係る質量分析装置20では、エレクトロスプレー10の液滴噴霧口14の近傍において、従来の装置20と比較して急峻な電位勾配を有する電界が形成されるため、試料溶液の噴霧を行った際には試料が効率的にイオン化され、イオン化された試料を高濃度で含有する液滴が形成される。このため、実施例1〜3に記載の質量分析装置20を用いることにより、少量の試料からでも多くのイオンが生成され、高感度で試料の分析を行うことが可能である。
従来の質量分析装置のエレクトロスプレーの液滴噴霧口周辺の断面図。 試料がイオン化される様子及びイオン化された試料を含有する液滴が形成される様子を示した図。 本発明を実施した四重極型質量分析装置の概略構成図。 実施例1の質量分析装置のエレクトロスプレーの液滴噴霧口周辺の断面図。 いずれも実施例1の変形例の質量分析装置のエレクトロスプレーの液滴噴霧口周辺の断面図であり、(a)は電極の外径を小さくしたもの、(b)電極をリング状としたもの、(c)はノズルの先端に金属板を接着したもの、(d)はノズルの先端に金属薄膜を蒸着したものである。 実施例2の質量分析装置のエレクトロスプレーの液滴噴霧口周辺の断面図。 実施例3の質量分析装置のエレクトロスプレーの液滴噴霧口周辺の断面図。 従来の質量分析装置のエレクトロスプレーの液滴噴霧口近傍の電場配位図であり、(a)は対向電極を含む全体図、(b)は液滴噴霧口近傍の拡大図である。 実施例1の質量分析装置のエレクトロスプレーの液滴噴霧口近傍の電場配位図。 実施例1の変形例の質量分析装置のエレクトロスプレーの液滴噴霧口近傍の電場配位図。 実施例2の質量分析装置のエレクトロスプレーの液滴噴霧口近傍の電場配位図。 (a)実施例3の質量分析装置のエレクトロスプレーの液滴噴霧口近傍の電場配位図、(b)従来の質量分析装置のエレクトロスプレーの液滴噴霧口近傍の電場配位図。
符号の説明
10…エレクトロスプレー
11…ノズル
12…電極
13…中心孔
14…液滴噴霧口
15…ネブライズガスガイド
16…対向電極
17…電極
18…イオン通過口
20…質量分析装置
30…イオン化部
31…霧化室
40…質量分析部
41…第1中間室
42…第2中間室
43…検出室
44…第1イオンレンズ
45…第2イオンレンズ
46…四重極フィルタ
47…検出器

Claims (2)

  1. ノズルの先端部より試料溶液を噴霧するとともに、該ノズル先端部に設けた1個の電極のみに高電圧を印加することにより電界を形成し、該電界によって試料のイオンを含む液滴を形成する質量分析装置において、該電極の長さをその径と略同一又はそれ以下としたことを特徴とする質量分析装置。
  2. ノズルの先端部より試料溶液を噴霧するとともに、該ノズル先端部に設けた電極に高電圧を印加し、対向電極との間に電位勾配を発生させることによって試料のイオンを含む液滴を形成する質量分析装置において、該ノズル先端部と対向電極の間にノズルと同軸のイオン通過口を有する別の電極を設け、この別の電極とノズル先端部の電極との間に、前記別の電極と対向電極との間に生じる電位勾配よりも大きな電位勾配を有する電界を形成したことを特徴とする質量分析装置。
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