JP4388797B2 - 映像表示方法 - Google Patents

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本発明は、複数の映像信号を切り替えながら表示する映像表示方法に関する。
テレビジョン受信機などの映像表示装置において、画面を複数のブロックに分割して複数の映像信号を表示するマルチ画面表示機能や、1つの画面内に一定周期で映像信号を切り替え表示するザッピング機能などが知られている。たとえば、特許文献1では、チューナとデコーダを2セット設ける構成により、親画面の映像を動画表示したまま、子画面に他のチャンネルの内容を表示するマルチ画面テレビジョン受信機が提案されている。
複数の映像信号を切り替え表示する処理は、一般に次のように行われる。
入力ソースがアナログ放送の場合、各チャンネルが順次選局されるように受信周波数が一定周期で切り替えられる。受信信号は、チューナ部でベースバンド信号に変換された後、NTSC復号器等で色信号、水平同期信号、垂直同期信号及びクロックに復号される。得られた画像データは、A/D変換されてメモリの異なる領域にそれぞれ蓄積される。
入力ソースがデジタル放送の場合、各チャンネル(サービスID)が順次選局されるように、受信周波数、トランスポートストリーム識別(TSID)が一定周期で切り替えられる。受信信号は、チューナ部でトランスポートストリーム(TS)信号に変換され、画像、音声、その他のデータに復号される。得られた画像データは、メモリの異なる領域にそれぞれ蓄積される。
そして、マルチ画面表示の際は、蓄積された各チャンネル対応の画像データを並べて1画面を構成し、D/A変換して出力する。あるいは、ザッピング表示の際は、各チャンネル対応の画像データを順次D/A変換して1画面に出力する。
特開平6−178227号公報
上記従来技術では、映像(番組やチャンネル)の内容に関係なく、一定周期で映像信号の切り替え及び画像の描画が実行される。したがって、映像の動きが大きいか否か、あるいは、ユーザが好むと好まざるとに拘らず、一定周期でしか映像が更新されない。
そうすると、ユーザは多数の映像の中から自分の視聴したいものを見つけ出そうと思っても、マルチ画面表示等において映像の内容を的確に把握することが困難となり、結局、マルチ画面表示等でとりあえず映像選択をし、単画面表示で内容を確認するといった煩雑な操作を繰り返さざるを得なかった。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、ユーザが所望の映像を容易に発見できるように複数の映像信号を切り替え表示する技術を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明では、以下の手段または処理によって複数のチャンネルにそれぞれ対応する複数の画像をマルチ画面で表示する
本発明に係る映像表示方法は、
複数のチャンネルにそれぞれ対応する複数の画像をマルチ画面で表示する映像表示方法であって、
デジタル放送信号を受信する受信工程と、
前記受信工程で受信されたデジタル放送信号から、前記複数のチャンネルのそれぞれの番組について、その番組のジャンルの情報を取得し、ジャンル毎の動き量が予め格納されたテーブルを参照して、動き量の大きいジャンルの番組に対応するチャンネルほど重要度レベルが高くなるように、各チャンネルの重要度レベルを決定する決定工程と、
前記複数のチャンネルを1つずつ順次選択するとともに、選択したチャンネルの映像信号をデコードして出力する選択工程と、
前記選択工程で順次デコードされて出力される各チャンネルの映像信号に基づく画像をメモリに蓄積するとともに、該メモリに蓄積される画像をチャンネル毎に順次読み出し、前記複数のチャンネルにそれぞれ対応する複数の画像を合成してマルチ画面で表示する処理を行う表示処理工程と、
を含み、
前記表示処理工程では、前記決定工程で決定された重要度レベルの高いチャンネルほど多くのフレームの画像を前記メモリに蓄積し、前記マルチ画面において、前記重要度レベルの高いチャンネルに対応する画像ほど頻繁に切り替えて表示する処理を行う
本発明によれば、映像信号ごとに設定された表示属性に基づいて選択順序(表示順序)や表示フレーム数が適宜決定されるので、複数の映像信号の切り替え表示において、ユーザは所望の映像を容易に発見できるようになる。
特に、映像の動き量やユーザの嗜好(好み)など各映像の内容に応じてフレームレートを変えたり、優先度によって選択回数(表示頻度)を変えたりすることで、映像選択のために必要な情報をユーザに対し適切に伝えることが可能となる。
以下、図面を用いて、本発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。
(第1の実施形態)
<映像表示システムの構成>
図5に、本発明の第1の実施形態に係る映像表示システムの構成例を示す。この映像表示システムは、デジタル放送を受信して表示するテレビジョン受信機などに利用される。
映像表示システムは、IRD(Integrated Receiver/Decoder)501、モニタ502
、ケーブル503、リモートコントローラ(以下、リモコンという。)504、アンテナ505などを備える。アンテナ505で受信された衛星や地上波等のデジタル放送信号は
、IRD501に入力される。IRD501は、デジタル放送信号から視聴対象となる信号を選局し、画像、音声、その他のデータに復号する。IRD501で生成された画像、音声信号は、ケーブル503を介してモニタ502に伝送され、出力される。リモコン504はIRD501に命令を送るためのものである。
<IRDの構成>
図2にデジタル放送を受信しマルチ画面表示を行うためのIRD501の構成例を示す。
IRD501は、放送受信手段201、デマルチプレクサ202、MPEG2(Moving
Picture Expert Group 2)ビデオデコーダ203、表示データ生成手段204、MPE
G2オーディオデコーダ205、D/A変換手段206、CPU(中央処理装置)207、コンディショナル・アクセス・モジュール(CAM)208、番組情報記憶手段209、操作手段210、フレームメモリ211を備える。
放送受信手段201は、アンテナ505からのデジタル放送信号を受信、選局してTS信号を出力する。
デマルチプレクサ202は、放送受信手段201から出力されるTS信号をパケット識別子(PID)でフィルタリングし、各種データに分別する。
MPEG2ビデオデコーダ203は、デマルチプレクサ202によって分別されたMPEG2画像データを復号する。
表示データ生成手段204は、MPEG2ビデオデコーダ203により復号された画像信号とCPU207により作られた表示データを元に描画した画像とをフレームメモリ211を用いて合成し、NTSC等のモニタ502の仕様に合った信号フォーマットに変換する。
MPEG2オーディオデコーダ205は、デマルチプレクサ202によって分別されたMPEG2音声データを復号する。
D/A変換手段206は、MPEG2オーディオデコーダ205の復号結果をステレオ音声等の音声信号として外部に出力する。
CPU207は、IRD501の各部の制御を行う制御手段である。たとえば、CPU207は、デマルチプレクサ202により分別された各種テーブルデータ(PAT、NIT、PMT、BAT、SDT、EIT、TOT、CATなど)やデータ放送データを解読し、それらのうち表示する情報は表示データ生成手段204に出力し、番組情報として記憶しておくものは番組情報記憶手段209に記憶させる。
CAM208は、図示しないCPU、ROM、RAM等から構成されるICカードの読取装置を含み、ICカードに含まれている暗号解読キーと解読プログラムを用いてデマルチプレクサ202により暗号化TSを分別させる。
番組情報記憶手段209は、CPU207により処理された各種テーブルデータを番組選択のための番組情報として記憶する。番組情報記憶手段209の記憶内容は、IRD501の電源を切っても失われない。
操作手段210は、リモコン504等の操作によりチャンネル選択等を行う。
フレームメモリ211は、表示データ生成手段204が画像を合成する際に一次蓄積用として使われる。
衛星やCATVや地上波等のデジタル放送を視聴するには、ユーザはリモコン504等を用いてチャンネル(サービスID)を指示する。ユーザの指示は操作手段210を経てCPU207に通知される。CPU207は指示されたチャンネルに対応する周波数、TSID等を放送受信手段201に設定する。放送受信手段201は、その設定に従い、アンテナ505で受信した信号をTS信号に変換する。TS信号はデマルチプレクサ202によって画像データ、音声データ、その他データに分別される。画像データはMPEG2ビデオデコーダ203、音声データはMPEG2オーディオデコーダ205、その他データはCPU207に受け渡される。TS信号が暗号化されている場合には、CAM208が暗号解読キーと解読プログラムを用いてTS信号を復号する。
MPEG2ビデオデコーダ203はMPEG方式で圧縮されているビデオ信号をデコードし、表示データ生成手段204に画像データを送る。表示データ生成手段204は、画像データを表示用の信号に変換する。MPEG2オーディオデコーダ205はMPEG方式で圧縮されているオーディオ信号をデコードし、D/A変換手段206に送る。D/A変換手段206はオーディオ信号をD/A変換し、左チャンネルと右チャンネルの信号として出力する。
IRD501から出力された画像信号と音声信号は、ケーブル503で接続されたモニタ502の画面やスピーカから出力される。これによりユーザはリモコン504等で指示したチャンネルを視聴することができる。
マルチ画面表示を行う際は、CPU207は放送受信手段201、デマルチプレクサ202にチャンネル切替え命令を出し、表示データ生成手段204にチャンネル切替えに対応して送られてくる画像データをフレームメモリ211の個別の領域に一時蓄積するよう命令を出す。この動作をマルチ画面表示する画面数繰り返すことでマルチ画面を構成する。
<リモコンの構成>
図8はリモコン504の構成例を示す。リモコン504は、IRD501をコントロールするための命令を決めるための操作ボタン801、操作ボタン801の命令を赤外線等の無線信号として送信する送信部802を備える。
操作ボタン801は、IRD501の電源の入切を決める電源ボタン、希望の数字を入力するための0〜9の数字ボタン、数字ボタンの入力を取り消すための取消ボタン、数字ボタンの入力を決定するための決定ボタン、電子番組情報を表示するための番組情報ボタン、マルチ画面表示選択または電子番組情報選択で番組選択を行うための番組選択ボタン、出力音声の音量の増減を行うための音量+−ボタン、出力音声を切るための消音ボタン、チャンネルの増減を行うためのチャンネル+−ボタン等がある。
番組選択ボタンを押し番組選択モードに遷移した場合、2の数字ボタンは上への移動ボタン、4の数字ボタンは左への移動ボタン、6の数字ボタンは右への移動ボタン、8の数字ボタンは下への移動ボタンとなる。番組選択ボタンは一度押すとマルチ画面表示選択に、もう一度押すと電子番組情報選択にと選択方法が切り替わる。元の表示モードに戻す場合は、取消ボタンを押すか、移動ボタンを押して番組を選択し決定ボタンを押す。
<マルチ画面表示>
ユーザが目的の番組を探す場合、複数の番組を図4のようにマルチ画面表示してその中から選択する方法がある。
マルチ画面表示を行う際のユーザ操作は次のように行う。まず第一に、操作ボタン801の番組選択ボタンを押すことでマルチ画面表示選択モードに切替える。すると、図4のような9画面分割したマルチ画面が表示される。次に、操作ボタン801の移動ボタンで番組選択マーカ401を移動させて番組1〜9を選択する。そして、操作ボタン801の決定ボタンを押すことで視聴する番組を決定する。これにより、通常表示モードの単画面表示で選択した番組を視聴することができる。
次に、マルチ画面表示を行うための画像処理に付いて説明する。
図3に表示データ生成手段204の構成例を示す。表示データ生成手段204は、解像度変換手段301、画像合成手段302、D/A変換手段303、メモリコントローラ304を備える。
解像度変換手段301は、MPEG2ビデオデコーダ203又はCPU207から入力された画像データをそれぞれ所望の大きさに変換する。画像合成手段302は、解像度変換された複数の画像データを合成して画面に表示する構成にする。詳しくは、画像合成手段302は、まず、解像度変換手段301から受け取った画像データを、メモリコントローラ304を介してフレームメモリ211の表示領域に対応するアドレスに書き込む。その後、画像合成手段302は、フレームメモリ211から画像データを読み出してD/A変換手段303に出力する。このとき、メモリコントローラ304は、画像合成手段302とフレームメモリ211の間の入出力タイミングを調整する。D/A変換手段303は、画像合成手段302から出力される画像データをD/A変換して表示用の信号に変換する。
例えば、図4のように画面を9個の子画面に分割し、9つの番組をマルチ表示する際には、解像度変換手段301はMPEG2ビデオデコーダ203から入力される画像データを1/9に縮小する。画像合成手段302はその画像データをフレームメモリ211に一時蓄積する。その際、画像データは表示箇所となる子画面に対応したアドレスに蓄積される。フレームメモリ211の蓄積内容の更新は子画面ごとの領域単位で行われる。
画像合成手段302はメモリコントローラ304を経由してモニタ502の仕様に合った信号フォーマットの同期タイミングでフレームメモリ211から9つの番組の画像データを読み出す。この画像データはD/A変換手段303で表示用の信号に変換され、モニタ502にマルチ画面表示される。
メモリコントローラ304は2重のバッファを備えており、更新する番組(新たに書き込みを行う画像データ)の領域については、読み出しを行っている領域を保護しつつ書き込みを行う。これにより、更新中の番組の領域を読み出しても画像の乱れが起こらないように処理される。
次に、マルチ画面表示における各映像の更新手順について説明する。
本実施形態では、映像信号(チャンネル、番組など)ごとに表示属性(重要度レベル)を設定し、その重要度レベルに基づいて映像信号の選択順序を決定する。そして、その選択順序に従って映像信号を選択し、重要度レベルごとに定められているフレーム数の映像を表示する処理を繰り返すことによって、各映像の更新を行う。
図6は映像更新処理で参照されるテーブルの一例を示している。これらのテーブルは番組情報記憶手段209に格納される。
(A−1)は、チャンネルCH1〜9のそれぞれに設定されている重要度レベル(表示属性)のテーブルである。
この重要度レベルは、マルチ画面表示を実行する前に予め設定されている情報である。重要度レベルの設定に関しては、ユーザがリモコン504等を操作して入力できるようにしてもよいし、IRD501が自動的に設定してもよい。
たとえば、重要度レベルは、図7の(B−1)のように各チャンネルに対応したユーザの好みレベルF_LEVEL(チャンネル嗜好情報)に基づいて決めたり、(B−2)のように
各チャンネルに対応した動きレベルM_LEVEL(動き量情報)に基づいて決めることができ
る。
また、(C−1)のように各チャンネルのジャンルを番組情報であるEITのコンテント識別子から割り出し、(C−2)のように各ジャンルに対応したユーザの好みレベルF_LEVEL(ジャンル嗜好情報)から決めたり、(C−3)のように各ジャンルに対応した動
きレベルM_LEVEL(動き量情報)から決めてもよい。
嗜好情報に基づいて設定する場合はユーザの嗜好に合うチャンネルほど重要度レベルが大きくなるように、動き量情報に基づいて設定する場合は動き量の大きいチャンネルほど重要度のレベルが大きくなるように、各チャンネルの重要度レベルを決定する。
ユーザの好みレベルに関しては、ユーザ自身に予め登録してもらってもよいし、ユーザの操作履歴等に基づいてIRD501が自動的にユーザの好みを判断してもよい。また、動きレベルに関しては、デコード中にモーションベクターから判定したり、Iピクチャがデコードされるまでに不要となる他のピクチャーデータのモーションベクターで判断したり、ジャンルに対応した動きの特性から判断してもよい。
図6の(A−2)は、重要度レベルごとの表示フレーム数(continuity)と優先度(priority)と最大割り当て可能数(maximum)が定められているテーブルである。この例で
は、
レベル1は表示フレーム数1、優先度LO、最大割り当て可能数9、
レベル2は表示フレーム数1、優先度HI、最大割り当て可能数9、
レベル3は表示フレーム数60、優先度LO、最大割り当て可能数4、
レベル4は表示フレーム数120、優先度LO、最大割り当て可能数2、
レベル5は表示フレーム数600、優先度LO、最大割り当て可能数1
となっている。
ここで表示フレーム数は、1回の更新で表示されるフレーム数である。表示フレーム数が多いほど、フレームレートの高い(滑らかな)動画として表示されることになる。優先度は、映像信号の選択回数(頻度)を左右する情報である。優先度がLOの映像には、全部の映像が更新される間に1回だけ更新機会が与えられる。優先度がHIの映像には、優先度がLOのいずれかの映像が更新される度に更新機会が与えられる。最大割り当て可能数は、当該重要度レベルを最大でいくつの子画面に割り当て可能かどうかを表す情報である。つまり、表示フレーム数が多いほど最大割り当て可能数は小さくなる。
(A−1)のテーブルに設定された重要度レベルに基づいて各チャンネルの選択順序を決定し、フレームメモリ211の更新手順をテーブル化したものが(A−3)と(A−4
)のテーブルである。(A―3)は初期画像の更新手順を表す初回更新手順テーブルである。初期画面では、優先度がLOの映像だけが、重要度レベルの高い(大きい)順に更新される。(A−4)は(A―3)の更新手順の後でマルチ画面表示が終わるまで繰り返される更新手順を表す更新手順テーブルである。優先度がHIのチャンネルCH2,7は、頻繁に更新されることがわかる。
(A−4)の更新手順テーブルに従って更新処理を行えば、更新が一巡する間に(更新手順608〜628が一通り実行される間に)、
レベル1のチャンネルCH1,6は1フレーム、
レベル2のチャンネルCH2,7は7フレーム、
レベル3のチャンネルCH3,8は60フレーム、
レベル4のチャンネルCH4,9は120フレーム、
レベル5のチャンネルCH5は600フレーム
ずつ表示される。つまり、重要度レベルが大きいほど、また優先度が高いほどフレームレートが高くなる。そして、図7のように動き量や嗜好情報に基づき重要度レベルを設定した場合には、動き量の大きいチャンネルほど、またユーザの嗜好に合うチャンネルほどフレームレートが高くなり、滑らかな動画として表示されることになる。
次に、図1を参照して、上記更新手順テーブルに基づく具体的な更新処理について詳しく説明する。図1はCPU207の動作フローを示している。
ステップS101において、CPU207は、リモコン504からの命令の解析を行う。その指示がマルチ画面表示を行う命令であると判断すると、ステップS102に処理を進める。
ステップS102において、CPU207は、表示繰り返しの初回であるかどうかを判断し、初回であったなら、ステップS103に処理を進める。
ステップS103において、CPU207は、図6(A−3)の初回更新手順テーブルを参照する。
ステップS104において、CPU207は、更新手順601から順番に指定のチャンネルに相当する周波数とTSIDを放送受信手段201に設定する。設定内容に応じて放送受信手段201は所望のチャンネルの番組のTSを出力する。
ステップS105において、CPU207は、指定のチャンネルに相当するPIDと指定のフレーム数をデマルチプレクサ202に設定する。指定のフレーム数はデマルチプレクサ202内部で計数するか、またはCPU207で計数を行う。設定内容に応じて、デマルチプレクサ202は画像データ、音声データ、その他データに分別し、画像データをMPEG2ビデオデコーダ203に、音声データをMPEG2オーディオデコーダ205に、その他データをCPU207に受け渡す。
ステップS106において、CPU207は、指定のフレーム数を表示データ生成手段204に設定する。指定のフレーム数は表示データ生成手段204内部で計数するか、またはCPU207で計数を行う。表示データ生成手段204は指定のフレーム数分の画像をMPEG2ビデオデコーダ203から受け取ると、解像度変換手段301で1/9の大きさに画像を縮小する。そして、画像合成手段302は各フレームの画像をフレームメモリ211に書き込むとともに、モニタ502の仕様に合った信号フォーマットの同期タイミングで表示用のデータをフレームメモリ211から読出し、D/A変換手段303を経由してモニタ502に出力する。
そして、再びステップS101に戻る。マルチ画面表示のままである限り、CPU207はステップS101〜S106を繰り返し、初回更新手順テーブルの更新手順602〜607を実行する。
更新手順607が終わった後は、ステップS102の判断処理にてステップS107に分岐し、CPU207は図6(A−4)の更新手順テーブルを参照するようになる。更新手順テーブルの更新手順608〜628に関する処理も、上述したものと同様である。なお、更新手順628を実行した後は、再度更新手順608へ戻り、更新手順テーブルの内容を繰り返す。
上記処理によって、9個の子画面の各映像の表示が指定フレーム数だけ順に更新されていく。このとき、重要度レベルの大きい映像ほど高いフレームレートの動画が表示される。ユーザはマルチ画面表示を見ながら、視聴を希望する映像を選び出し、リモコン504を操作して決定することができる。
ステップS101において、リモコン504からの命令の解析を行い、その指示がマルチ画面表示を解除する命令であると判断すると、ステップS108において、リモコン504からの命令の解析を行い指示された内容を受信設定として参照する。
そして、ステップS104〜S106において指定の内容を設定し、ステップS101以降の動作を繰り返す。但し、ステップS104〜S106において設定内容に変更が無ければCPU207は設定を行わない。
以上述べたように本実施形態によれば、マルチ画面表示において、映像信号ごとに設定された重要度レベルに基づいて選択順序(更新順序)や表示フレーム数が適宜決定される。特に、映像の動き量やユーザの嗜好(好み)など各映像の内容に応じてフレームレートを変えたり、優先度によって更新頻度を変えたりすることで、映像選択のために必要な情報をユーザに対し適切に伝えることができる。従って、ユーザは視聴を希望する映像を容易に発見できるようになる。
なお、本実施形態では図4に示すように9個の子画面でマルチ画面表示を行ったが、画面の分割数は何個でも構わない。また、図9に示すように、番組情報記憶手段209に記憶されているEIT等の番組情報をもとにCPU207が作成した表示データを各画面上に画像データと共に表示することも好ましい。この場合は番組が何であるかを画面の更新時以外でも知ることができる。
マルチ画面表示における映像の配列順序は、チャンネル順、ユーザの好み順、ジャンル順など、種々のものが考えられる。
また、本実施形態ではマルチ画面表示を例示したが、本発明はザッピング表示における更新フレーム数(時間)の調整にも適用可能である。たとえば、リモコン504のチャンネル+ボタンまたは−ボタンを押すことでチャンネルザッピング表示を指示できるようにし、ザッピングによる各チャンネルの更新フレーム数や選択順序を図6の各種テーブルに基づいて制御すればよい。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態を説明する。上記第1の実施形態では9個の子画面全てでマルチ画面表示を行ったが、本実施形態では通常の視聴を行う親画面とマルチ画面表示を行う子画面とを表示する。
本実施形態の映像表示システムの全体構成は第1の実施形態のもの(図5)と同様である。
図10に本実施形態のIRD1000の構成例を示す。なお、図中、第1の実施形態のIRD501(図2)と同等の機能を有する部分には同一の符号を付している。以下、第1の実施形態と異なる部分を中心に説明する。
<IRDの構成>
本実施形態のIRD1000は、放送受信手段B1001、デマルチプレクサB1002、MPEGビデオデコーダB1003、表示データ生成手段B1004、MPEGオーディオデコーダB1005、D/A変換手段B1006を備える。
放送受信手段B1001は、放送受信手段201と同様、アンテナ505からのデジタル放送信号を受信、選局してTS信号を出力する。
デマルチプレクサB1002は、放送受信手段B1001から出力されるTS信号をパケット識別子(PID)でフィルタリングし、各種データに分別する。
MPEGビデオデコーダB1003は、デマルチプレクサB1002によって分別されたMPEG2画像データを復号する。
表示データ生成手段B1004は、MPEG2ビデオデコーダ203およびMPEG2ビデオデコーダB1003により復号された画像信号とCPU207により作られた表示データを元に描画した画像とをフレームメモリ211を用いて合成し、NTSC等のモニタ502の仕様に合った信号フォーマットに変換する。
MPEGオーディオデコーダB1005は、デマルチプレクサB1002によって分別されたMPEG2音声データを復号する。
D/A変換手段B1006は、MPEG2オーディオデコーダ205およびMPEG2オーディオデコーダB1005の復号結果をステレオ音声等の音声信号として外部に出力する。
以上のように、本実施形態のIRD1000は、放送受信手段〜デマルチプレクサ〜MPEGデコーダからなる処理系を2系統備えている。
衛星やCATVや地上波等のデジタル放送を視聴するための処理は、第1の実施形態と同様である。すなわち、ユーザがリモコン504等を用いてチャンネル(サービスID)を指示すると、そのチャンネルの信号が放送受信手段201および放送受信手段B1001で受信される。受信信号は、それぞれデマルチプレクサ202およびデマルチプレクサB1002で分別され、それぞれ対応するブロックに渡され処理される。
ビデオ信号については、MPEG2ビデオデコーダ203、MPEG2ビデオデコーダB1003でデコードされ、表示データ生成手段B1004にて表示用の信号に変換される。オーディオ信号については、MPEG2オーディオデコーダ205、MPEG2オーディオデコーダB1005でデコードされ、D/A変換手段B1006に送られる。D/A変換手段B1006は、2系統のオーディオ信号のどちらかをD/A変換して左チャンネルと右チャンネルの信号として出力する。
IRD1000から出力された2系統の画像信号は、ケーブル503で接続されたモニタ502の画面に並べて表示される。そして一方の画像信号に対応した音声信号がモニタ502のスピーカから出力される。これによりユーザはリモコン504等で指示したチャンネルを視聴することができる。
<マルチ画面表示>
図12は本実施形態のマルチ画面表示の構成例を示す。通常の視聴を行う親画面1201が1つと、マルチ画面表示を行う子画面1202〜1204が3つの計4画面に分割されている。
このようなマルチ画面表示を行う際、CPU207は放送受信手段201、デマルチプレクサ202に対して、ユーザが選択したチャンネルを受信する旨の命令を出すとともに、放送受信手段B1001、デマルチプレクサB1002に対してはチャンネル切替え命令を出す。またCPU207は、表示データ生成手段B1004にそれぞれの系統から送られてくる画像データをフレームメモリ211の個別の領域に一時蓄積するよう命令を出す。放送受信手段B1001、デマルチプレクサB1002に対しては、マルチ画面表示の対象となるチャンネル数(以下、受信可能番組数という。)だけ上記動作を繰り返す。これにより、親画面1201には番組メインが通常表示され、子画面1202〜1204には番組サブ1〜3がマルチ画面表示される。なお、受信可能番組数が子画面の数(3画面)より多い場合には、最初に子画面1202〜1204にそれぞれ番組サブ1〜3を表示し、次に番組サブ2〜4を表示するというように、表示するチャンネルを入れ替えていけばよい。
ユーザがある番組を視聴中に裏番組の確認をする場合、図12のようなマルチ画面表示を行い、その番組は親画面1201にて引き続き視聴し、子画面1202〜1204に裏番組を表示させる方法がある。
マルチ画面表示を行う際のユーザ操作は、第1の実施形態と同様、リモコン504を用いて行う。まず、操作ボタン801の番組選択ボタンを押すことでマルチ画面表示選択モードに切替える。すると、図12のような4画面分割したマルチ画面が表示される。
マルチ画面表示をやめて通常表示に戻す場合は、操作ボタン801の取消ボタンを押せばよい。これにより親画面1201に表示されている番組メインが単画面表示となる。
また、番組サブを単画面表示にする場合は、操作ボタン801の移動ボタンで番組選択マーカ1205を移動させて子画面1202〜1204のいずれかを選択し、操作ボタン801の決定ボタンを押せばよい。これにより通常表示モードとなり、選択された番組サブが単画面表示となる。
次に、マルチ画面表示を行うための画像処理に付いて説明する。
図11に表示データ生成手段B1004の構成例を示す。第1の実施形態の表示データ生成手段204と同等の機能を有する部分には同一の符号を付してある。
表示データ生成手段B1004は、解像度変換手段B1101を備える。この解像度変換手段B1101は、MPEG2ビデオデコーダB1003又はCPU207から入力された画像データをそれぞれ所望の大きさに変換する。その他の構成は表示データ生成手段204(図3)と同様である。
例えば、図12のように4画面に分割して表示する際には、解像度変換手段301はM
PEG2ビデオデコーダ203から入力される画像データを水平2/3に縮小するか、水平の両端を1/6ずつ切り落とす。画像合成手段302はその画像データをメモリコントローラ304経由でフレームメモリ211に一時蓄積する。他方、解像度変換手段B1101はMPEG2ビデオデコーダB1003から入力される画像データを1/9に縮小する。画像合成手段302はその画像データをメモリコントローラ304経由でフレームメモリ211に一時蓄積する。その際、画像データは表示箇所となる子画面に対応したアドレスに蓄積される。フレームメモリ211の蓄積内容の更新は画面毎の領域単位で行われる。
画像合成手段302はメモリコントローラ304を経由してモニタ502の仕様に合った信号フォーマットの同期タイミングでフレームメモリ211から4つの番組の画像データを読み出す。この画像データはD/A変換手段303で表示用の信号に変換され、モニタ502にマルチ画面表示される。
メモリコントローラ304は2重のバッファを備えており、更新する番組(新たに書き込みを行う画像データ)の領域については、読み出しを行っている領域を保護しつつ書き込みを行う。これにより、更新中の番組の領域を読み出しても画像の乱れが起こらないように処理される。
マルチ画面表示における子画面1202〜1204の各映像の更新手順は第1の実施形態と同様の方法で行われる。
各チャンネルの重要度レベルは第1の実施形態と同様の内容を適用するが、最大割り当て可能数は受信可能番組数に応じて変更する。ただし、レベル4、レベル5と高いレベルにおいては同様の値を用いることが望ましい。
重要度レベルの決定方法に付いては、第1の実施形態と同様、ユーザの好みレベルF_LEVEL(嗜好情報)から決めたり、動きレベルM_LEVEL(動き量情報)から決めることが好ましい。
次に、図13を参照して、子画面1202〜1204の具体的な更新処理について詳しく説明する。図13はCPU207の動作フローを示している。ここでは、受信可能番組数が9である場合について説明する。よって、各種テーブルは全て第1の実施形態と同じもの(図6)を用いる。
ステップS1301において、CPU207は、リモコン504からの命令の解析を行う。その指示がマルチ画面表示を行う命令であると判断すると、ステップS1302に処理を進める。
ステップS1302において、CPU207は、表示繰り返しの初回であるかどうかを判断し、初回であったなら、ステップS1303に処理を進める。
ステップSS1303において、CPU207は、図6(A−3)の初回更新手順テーブルを参照する。
ステップS1304において、CPU207は、更新手順601から順番に指定のチャンネルに相当する周波数とTSIDを放送受信手段B1001に設定する。設定内容に応じて放送受信手段B1001は所望のチャンネルの番組のTSを出力する。
ステップS1305において、CPU207は、指定のチャンネルに相当するPIDと
指定のフレーム数をデマルチプレクサB1002に設定する。指定のフレーム数はデマルチプレクサB1002内部で計数するか、またはCPU207で計数を行う。設定内容に応じて、デマルチプレクサB1002は画像データ、音声データ、その他データに分別し、画像データをMPEG2ビデオデコーダB1003に、音声データをMPEG2オーディオデコーダB1005に、その他データをCPU207に受け渡す。
ステップS1306において、CPU207は、指定のフレーム数を表示データ生成手段B1004に設定する。指定のフレーム数は表示データ生成手段B1004内部で計数するか、またはCPU207で計数を行う。表示データ生成手段B1004は指定のフレーム数分の画像をMPEG2ビデオデコーダB1003から受け取ると、解像度変換手段B1101で1/9の大きさに画像を縮小する。そして、画像合成手段302は各フレームの画像をフレームメモリ211に書き込むとともに、モニタ502の仕様に合った信号フォーマットの同期タイミングで表示用のデータをフレームメモリ211から読出し、D/A変換手段303を経由してモニタ502に出力する。
そして、再びステップS1301に戻る。マルチ画面表示のままである限り、CPU207はステップS1301〜S1306を繰り返し、初回更新手順テーブルの更新手順602〜607を実行する。
更新手順607が終わった後は、ステップS1302の判断処理にてステップS1307に分岐し、CPU207は図6(A−4)の更新手順テーブルを参照するようになる。更新手順テーブルの更新手順608〜628に関する処理も、上述したものと同様である。なお、更新手順628を実行した後は、再度更新手順608へ戻り、更新手順テーブルの内容を繰り返す。
上記処理によって、3個の子画面に表示されるチャンネルが入れ替わるとともに、各チャンネルの映像が指定フレーム数だけ順に更新されていく。このとき、重要度レベルの大きい映像ほど高いフレームレートの動画が表示される。ユーザはマルチ画面表示を見ながら、番組メインと番組サブのなかから視聴を希望する映像を選び出し、リモコン504を操作して決定することができる。
ステップS1301において、リモコン504からの命令の解析を行い、その指示がマルチ画面表示を解除する命令であると判断すると、ステップS1308において、リモコン504からの命令の解析を行い指示された内容を受信設定として参照する。
ステップS1309において、番組サブが選択されたのであれば放送受信手段201の設定をその番組の内容に変更し、マルチ画面表示の解除または番組メインが選択されたのであれば元の設定を維持する。放送受信手段201はその設定内容に応じて所望のチャンネルの番組のTSを出力する。
ステップS1310において、CPU207指定のチャンネルに相当するPIDをデマルチプレクサ202に設定する。設定内容に応じて、デマルチプレクサ202は画像データ、音声データ、その他データに分別し、画像データをMPEG2ビデオデコーダ203に、音声データをMPEG2オーディオデコーダ205に、その他データをCPU207に受け渡す。これにより選択された番組が単画面表示となる。
そして、ステップS1306において指定の内容を設定し、ステップS1301以降の動作を繰り返す。但し、ステップS1304〜S1306、S1309、S1310において設定内容に変更が無ければCPU207は設定を行わない。
以上述べたように本実施形態によれば、メインの番組を視聴しつつ複数の裏番組を同時に表示するというマルチ画面表示においても、上記第1の実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
本発明の第1の実施形態に係る映像更新処理のフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係るIRDの構成例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る表示データ生成手段の構成例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るマルチ画面表示の画面構成例を示す図である。 本発明の実施形態に係る映像表示システムの構成例を示す図である。 映像更新処理で参照されるテーブルの一例を示す図である。 映像更新処理で参照されるテーブルの一例を示す図である。 リモコンの構成例を示す図である。 マルチ画面表示の他の構成例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係るIRDの構成例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る表示データ生成手段の構成例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係るマルチ画面表示の画面構成例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る映像更新処理のフローチャートである。
符号の説明
201 放送受信手段
202 デマルチプレクサ
203 MPEG2ビデオデコーダ
204 表示データ生成手段
205 MPEG2オーディオデコーダ
206 D/A変換手段
207 CPU
208 CAM
209 番組情報記憶手段
210 操作手段
211 フレームメモリ
301 解像度変換手段
302 画像合成手段
303 D/A変換手段
304 メモリコントローラ
401 番組選択マーカ
501 IRD
502 モニタ
503 ケーブル
504 リモコン
505 アンテナ
601〜628 更新手順
801 操作ボタン
802 送信部
1000 IRD
1001 放送受信手段B
1002 デマルチプレクサB
1003 MPEG2ビデオデコーダB
1004 表示データ生成手段B
1005 MPEG2オーディオデコーダB
1006 D/A変換手段B
1101 解像度変換手段B
1201 親画面
1202〜1204 子画面
1205 番組選択マーカ

Claims (4)

  1. 複数のチャンネルにそれぞれ対応する複数の画像をマルチ画面で表示する映像表示方法であって、
    デジタル放送信号を受信する受信工程と、
    前記受信工程で受信されたデジタル放送信号から、前記複数のチャンネルのそれぞれの番組について、その番組のジャンルの情報を取得し、ジャンル毎の動き量が予め格納されたテーブルを参照して、動き量の大きいジャンルの番組に対応するチャンネルほど重要度レベルが高くなるように、各チャンネルの重要度レベルを決定する決定工程と、
    前記複数のチャンネルを1つずつ順次選択するとともに、選択したチャンネルの映像信号をデコードして出力する選択工程と、
    前記選択工程で順次デコードされて出力される各チャンネルの映像信号に基づく画像をメモリに蓄積するとともに、該メモリに蓄積される画像をチャンネル毎に順次読み出し、前記複数のチャンネルにそれぞれ対応する複数の画像を合成してマルチ画面で表示する処理を行う表示処理工程と、
    を含み、
    前記表示処理工程では、前記決定工程で決定された重要度レベルの高いチャンネルほど多くのフレームの画像を前記メモリに蓄積し、前記マルチ画面において、前記重要度レベルの高いチャンネルに対応する画像ほど頻繁に切り替えて表示する処理を行う
    ことを特徴とする映像表示方法。
  2. 前記選択工程では、前記決定工程で決定された重要度レベルの高いチャンネルから順番に選択することを特徴とする請求項1記載の映像表示方法。
  3. 複数のチャンネルにそれぞれ対応する複数の画像をマルチ画面で表示部に表示する映像表示制御装置であって、
    デジタル放送信号を受信して、前記複数のチャンネルのうち選択されたチャンネルの映像信号をデコードして出力する受信手段と、
    前記受信手段によって受信されたデジタル放送信号から、前記複数のチャンネルのそれぞれの番組について、その番組のジャンルの情報を取得し、ジャンル毎の動き量が予め格納されたテーブルを参照して、動き量の大きいジャンルの番組に対応するチャンネルほど
    重要度レベルが高くなるように、各チャンネルの重要度レベルを決定する決定手段と、
    前記複数のチャンネルを1つずつ順次選択するとともに、選択したチャンネルの映像信号をデコードして出力するように、前記受信手段を制御する選択制御手段と、
    前記受信手段により順次デコードされて出力される各チャンネルの映像信号に基づく画像をメモリに蓄積するとともに、該メモリに蓄積される画像をチャンネル毎に順次読み出し、前記複数のチャンネルにそれぞれ対応する複数の画像を合成してマルチ画面で前記表示部に表示する処理を行う表示処理手段
    を備え
    前記表示処理手段は、前記決定手段で決定された重要度レベルの高いチャンネルほど多くのフレームの画像を前記メモリに蓄積し、前記マルチ画面において、前記重要度レベルの高いチャンネルに対応する画像ほど頻繁に切り替えて表示する処理を行う
    ことを特徴とする映像表示制御装置。
  4. 前記選択制御手段は、前記決定手段で決定された重要度レベルの高いチャンネルから順番に選択することを特徴とする請求項記載の映像表示制御装置。
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