JP4387695B2 - 原子炉の燃料集合体及びそのグリッド - Google Patents

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Description

発明の背景
発明の分野
本発明は一般的に原子炉に関し、さらに詳細には、加圧水型原子炉の改良型グリッド及びかかるグリッドを使用する燃料集合体に関する。
関連技術の説明
大抵の加圧水型原子炉の炉心は、多数の細長い燃料集合体より成る。これらの燃料集合体では、複数の燃料棒が、燃料集合体の長さ方向に沿って軸方向に離隔し、燃料集合体の複数の細長いシンブル管に固着された複数のグリッドにより、整然としたアレイ状に保持されている。シンブル管は通常、制御棒または計測手段を受容する。燃料集合体の両端部にある上部及び下部ノズルは、燃料棒の端部のわずかに上方及び下方へ延びるこれらの案内シンブル管に固定されている。
当該技術において周知のように、グリッドは、炉心内における燃料棒の間隔を維持し、燃料棒の振動を防止し、燃料棒に横方向支持を与え、また、ある程度、燃料棒が縦方向に移動しないように摩擦保持する。従来設計のグリッドの1つのタイプは、複数のストラップを互いに差し込むことにより、それぞれが別個に燃料棒及びシンブル管を受容する、多数の、ほぼ正方形のセルより成る鶏卵容器状の構成である。シンブル管は、その構成によるが、燃料棒を受容するセルと同じサイズのセルに受容されるか、または互いに差し込まれるストラップにより画定される比較的大型のシンブルセルに受容される。
公知のグリッドのストラップは、各セルが比較的可撓性の一対のばねと、4つまたはそれ以上の比較的剛性のディンプルとを有する構成であり、ばね及びディンプルは互いに差し込まれるストラップの金属から外方に突出するように形成されている。各セルのばね及びディンプルは、セルを貫通する燃料棒またはシンブル管と係合する。グリッドの外側ストラップは、互いに固着されて内側ストラップを取り囲むことにより、グリッドに強度と剛性を付与する。
グリッド及びストラップの特定の形状にもよるが、各ストラップは、原子炉内で水が混合され易くして燃料棒と水との間の対流熱交換を促進する1またはそれ以上の混合翼を有する。原子炉は水が各燃料集合体をほぼ垂直上方に流れるように設計されているため、混合翼は水の混合を促進するが、水が翼に当たるためにグリッドに力及びトルクがかかる。このようにグリッドに力及びトルクがかかると、グリッドにより燃料棒に応力または振動が加わる。
当該技術分野では、原子炉の運転時に、原子炉内の高温、高圧及び高い流体速度によりグリッドと燃料棒との間に振動が発生する傾向があることも知られている。グリッドは燃料セル内で燃料棒を支持するため、それらの間のかかる振動により燃料棒が擦過する可能性がある。このような擦過が十分に過酷であると、燃料棒が破壊されて原子炉内の水の核汚染が発生する。従って、ばね及びディンプルがグリッドと燃料棒との間の擦過による摩耗を最小限に抑えるように設計された改良型グリッドを提供することが望ましい。
当該技術分野において知られているように、かかるグリッドのストラップは通常、ジルカロイまたは原子炉内の原子環境に適合する他のかかる材料のような公知の材料で製造される。しかしながら、ジルカロイは原子環境に長期間さらされると膨張する傾向があり、かかる膨張の程度は金属成形作業により加工硬化したストラップ領域で大きいことが知られている。かかる膨張により燃料集合体の寸法安定性が損なわれるため、かかる改良型グリッドも燃料集合体の寸法安定性を促進し維持するものであることが望ましい。さらに、かかる改良型グリッドは熱−水力学的性能が優れており、製造コストが低いのが望ましい。
発明の概要
本願発明は、燃料棒とシンブル管のうち少なくとも一方を含む複数の円筒部材を支持する構造を備えた原子炉の燃料集合体用グリッドであって、グリッドは格子状に相互連結されて複数のセルを画定する複数のストラップを有し、各ストラップは上流端縁部を有し、各ストラップは下流端縁部を有し、上流端縁部と下流端縁部とは互いにほぼ反対側に位置し、各ストラップは複数のストラップ部材を含み、各ストラップ部材は少なくとも1つの
セルの壁部を画定し、各ストラップ部材は突出するばねを有し、各ストラップ部材は突出するディンプルを有し、ばねとディンプルとは関連のストラップ部材に形成された1つの溝の少なくとも一部の互いに反対側にあって、ストラップ部材から互いに反対方向で外方に突出し、この溝は上流端縁部と下流端縁部との間のほぼ中間点にあり、一対のばねと一対のディンプルとが各セル内に延び、各セル内に延びる一対のばねのうちの一方と一対のディンプルのうちの一方とは互いに直接対向し、各セル内に延びる一対のばねのうちの他方と一対のディンプルのうちの他方とは互いに直接対向し、直接対向するばねとディンプルとは実質的に同一の高さを有する燃料集合体用グリッドを提供する。
従って、本発明の1つの局面によると、燃料棒との間の擦過による摩耗を減少させるように構成された原子炉の燃料集合体用改良型グリッドが提供される。
本発明の別の局面によると、燃料棒に対応する形状部を有するように成形されたばね及びディンプルを備えたかかるグリッドが提供される。
本発明の別の局面によると、原子炉を通過する冷却材の圧力降下を減少させるように構成されたばね及びディンプルを備えたかかるグリッドが提供される。
本発明の別の局面によると、ストラップが複数のばね及びディンプルを含むように成形され、ばね及びディンプルがそれぞれ実質的に同じ高さ及び幅を有し、各ばねとそれと直接対向するただ1つのディンプルとがグリッドのセル内で燃料棒を支持する直接対向する対の支持手段を構成するかかるグリッドが提供される。
本発明の別の局面によると、熱−水力学的性能が改善されたかかるグリッドが提供される。
本発明の別の局面によると、製造コストが低いかかるグリッドが提供される。
本発明の別の局面によると、グリッドが組み込まれる燃料集合体の寸法安定性を改善するかかるグリッドが提供される。
本発明の別の局面によると、上述した特徴部分のうちの1またはそれ以上を組み込んだ改良型グリッドを有する改良型燃料集合体が提供される。
好ましい実施例の説明
図1は、略示した原子炉4に取り付けた燃料集合体10の一例を示す。燃料集合体10の下部ノズル12は、原子炉4の炉心領域の下部炉心支持プレート14上に燃料集合体10を支持する。原子炉4は、炉心支持プレート14上に複数の燃料集合体10を有する加圧水型原子炉である。燃料集合体10の骨格構造は、下部ノズル12だけでなく、上端部の上部ノズル16と、下部ノズル12と上部ノズル16との間を縦方向に延びて該ノズルに両端部を連結された多数の細長い案内管またはシンブル管18を有する。
燃料集合体10はさらに、シンブル管18に沿って軸方向に離隔し該シンブル管に取り付けられた複数の横方向グリッド20と、グリッド20により横方向に離隔支持された細長い燃料棒22の整然としたアレイとを有する。図1に示す燃料集合体10の一例は、中心部において下部ノズル12と上部ノズル16との間を延びる計測管24を有する。燃料集合体10は、このように部品が配列されると、それらの部品を損傷することなく取り扱うことが容易な一体的なユニットを形成する。
上述したように、燃料集合体10内の燃料棒22のアレイは、燃料集合体10の長さ方向に離隔したグリッド20により互いに離隔した関係に保持される。各燃料棒22は複数の燃料ペレットを収納し、上部端栓28及び下部端栓30により両端部を閉じられている。燃料ペレットは核分裂性物質より成り、原子炉4の反応エネルギーを発生させる。
水またはホウ素を含む水のような液状減速材/冷却材は、下部炉心プレート14の複数の流れ開口を介して上方に燃料集合体10へ向けて圧送される。燃料集合体10の下部ノズル12を通過する冷却材は、シンブル管18を介して、また燃料集合体の燃料棒22に沿って、上方に流れることにより、燃料集合体で発生する熱を抽出して有用な仕事をする。
核分裂プロセスを制御するための多数の制御棒34は、燃料集合体10の所定位置にあるシンブル管18内を往復運動可能である。詳述すると、上部ノズル16の上方に位置する棒クラスター制御機構36は制御棒34を支持する。制御機構36は、半径方向に延びる複数のアーム38を備え内側に螺設部を有する円筒部材37を備えている。各アーム38は制御棒34に連結されているため、制御機構36は、全て公知の態様で、制御棒34をシンブル管18内を垂直方向に移動させることにより燃料集合体内の核分裂プロセスを制御することができる。
本発明の改良型グリッド20の1つを図2に示す。このグリッド20は、複数の第1のストラップ42(図3)、複数の第2のストラップ46(図4)、複数の第3のストラップ50(図5)及び複数の第4のストラップ54(図6)を有する。第1、第2、第3、第4のストラップ42、46、50、54は、互いに差し込まれて格子を形成するため、ほぼ正方形の複数のセル58が画定される。各セル58は、一本の燃料棒28またはシンブル管18を受容するように構成されている。燃料棒22及びシンブル管18は、一般的に知られた構成の細長い円筒部材であることがわかる。
図3に最もよく示されるように、第1のストラップ42はそれぞれ、ジルカロイまたは原子環境に適合する他の適当な材料製の細長い板状部材である。第1のストラップ42はそれぞれ、互いに反対側の上流端縁部62a及び下流端縁部66aを有する。図3では、上流端縁部62aを第1のストラップ42の底部に、また下流端縁部66aを上部に示す。原子炉4は加圧水型原子炉であり、冷却材は原子炉4内を垂直上方に流れるため、第1のストラップ42を通って垂直上方に流れる冷却材は、上流端縁部62aを通過した後下流端縁部66aを通過することがわかる。従って、図3は、原子炉4の燃料集合体10に装着されるグリッド20に使用される第1のストラップ42を立面図で示す。
以下においてさらに詳述するが、図3及び6から、第1のストラップ42と第4のストラップ54とは互いに垂直鏡像関係にある点を除きほぼ同一であることがわかる。同じことは第2のストラップ46と第3のストラップ50(図4及び5)についても言える。しかしながら、第1、第2、第3、第4のストラップ42、46、50、54は、下流端縁部66から延びる混合翼または他のかかる構造(図示せず)を備えるように構成されていることがわかる。そのため、第1、第2、第3、第4のストラップ42、46、50、54は、図3−6には詳示しないが、それぞれ異なる設計である。
図3からわかるように、第1のストラップ42は、互いに離隔し上流端縁部62a及び下流端縁部66aの両方に沿って延びる複数の溶接タブ70aを有する。さらに、第1のストラップ42に平行離隔関係に形成された複数のスロット74aは、第1のストラップ42の縦方向を横断する方向に向いている。スロット74aは、上流端縁部60aの溶接タブ70aを貫通した後、第1のストラップ42の上流端縁部62aと下流端縁部66aとの間の点まで延びることがわかる。図3はさらに、各スロット74aの終点と下流端縁部66aとの間を延びる仮想線82aを示す。
スロット74aと関連の仮想線82aとは共に、第1のストラップ42上に複数のストラップ部材78aを画定する。各ストラップ部材78aは、一対の隣接スロット74aと関連の仮想線82aとの間にあって、上流端縁部62aと下流端縁部66aとの間を延びる材料部である。
各ストラップ部材78aには、第1のばね溝86a、第2のばね溝90a及びディンプル溝94aが形成されていることがわかる。第1及び第2のばね溝86a、90aはほぼU字形であるが、ディンプル溝94aはほぼ真直ぐであることがわかる。さらに、第1及び第2のばね溝86a、90a及びディンプル溝94aは全て、全体として一対のスロット74aの間に位置することがわかる。
従って、各ストラップ部材78aは、ばね98a、ディンプル102a及びフレーム106aを含むことがわかる。ばね98aは、第1のばね溝86aと第2のばね溝90aとの間に画定され、ディンプル102aは第2のばね溝90aとディンプル溝94aとの間で画定される。ばね98a及びディンプル102aは共にフレーム106aから延びることがわかる。フレーム106aはスロット付き部分110aとスロットなし部分114aとを含むものとして定義されるが、スロット付き部分110aはディンプル溝94aと上流端縁部62aとの間を延び、スロットなし部分114aはスロット付き部分110aとは反対側で下流端縁部66aに隣接している。フレーム106aはさらに、ストラップ部材78aの両側において、各スロット74aと、第1及び第2のばね溝86a、90aの端部との間を延びるストラップ部材78aの部分及び各スロット74aと、ディンプル溝94aの端部との間を延びるストラップ部材78aの部分を含む。
第1のストラップ42はストラップ軸118aを有するが、このストラップ軸118aはその上を縦方向に延び、ディンプル溝94aに平行な第2のばね溝90aの部分にほぼ沿った位置にある。従って、ばね98aとディンプル102aとは、ストラップ軸118aの両側にあることがわかる。従って、第1のストラップ42がグリッド20に組み込まれ、このグリッド20が原子炉40に装填される燃料集合体10に組み込まれると、ばね98aはディンプル102aの垂直上方に位置する。以下において詳述するように、ばね98aとディンプル102aとは、フレーム106aから互いに反対方向で外方に突出するように成形されている。
ばね98aとディンプル102aとは、第2のばね溝90aの互いに反対側にある。また第2のばね溝90aは、上流端縁部62aと下流端縁部66aとのほぼ中間点に位置することがわかる。ばね98aとディンプル102aとは第2のばね溝90aを共有すると言えるため、第1のストラップ42の高さ、即ちストラップ軸118aに関する横方向の距離が比較的小さくなるように成形することが可能であり、このため材料を節約し原子炉4の運転時における圧力降下を減少することができる。
図4からわかるように、第2のストラップ46は第1のストラップ42と多数の類似点を有するが、幾つかの相違点がある。第2のストラップ46は、互いに反対側にある一対の上流端縁部62b及び上流端縁部66bと共に、上流端縁部62b及び下流端66bの両方から延びる複数の溶接タブ70bを有することがわかる。スロット74bは、上流端縁部62bから延びて複数のストラップ部材78bを画定する。スロット74bはディンプル溝94bのほぼ近傍で終端し、第1及び第2のばね溝86b、90bはディンプル溝94bと上流端縁部62bとの間に位置することがわかる。ばね89bは第1のばね溝86bと第2のばね溝90bとの間に画定され、ディンプル102bは第2のばね溝90bとディンプル溝94bとの間で画定され、また、ばね98b及びディンプル98bは、フレーム106bから延びることがわかる。
図5からわかるように、第3のストラップ50は第1のストラップ42と多くの類似点を有するが相違点も幾つかある。第3のストラップ50は、互いに反対側にある一対の上流端縁部62c及び下流端縁部66cと共に、上流端縁部62c及び下流端縁部66cの両方から延びる複数の溶接タブ70cを有することがわかる。スロット74cは、下流端縁部66cから延びて複数のストラップ部材78cを画定する。スロット74cはディンプル溝94cのほぼ近傍で終端し、第1及び第2のばね溝86c、90cはディンプル溝94cと下流端縁部66cとの間にあることがわかる。ばね98cは第1のばね溝86cと第2のばね溝90cとの間に画定され、ディンプル102cは第2のばね溝90cとディンプル溝94cとの間に画定され、また、ばね98c及びディンプル102cはフレーム106cから延びることがわかる。
第3のストラップ50はさらに、ディンプル溝94cと平行な第2のばね溝90cの部分を貫通するストラップ軸118cを有する。第3のストラップ50の場合、ディンプル102cはばね98cの垂直下方に位置する。
図6からわかるように、第4のストラップ54は第1のストラップ42と多数の類似点を有するが、相違点も幾つかある。第4のストラップ54は、互いに反対側にある一対の上流端縁部62d及び下流端縁部66dと共に、上流端縁部62d及び下流端縁部66dの両方から延びる複数の溶接タブ70dを有することがわかる。スロット74dは、下流端縁部66dから延びて複数のストラップ部材78dを画定する。スロット74dは第1のばね溝86dのほぼ近傍で終端し、第1のばね溝86d及び第2のばね溝90dはディンプル溝94dと上流端縁部62dとの間にあることがわかる。ばね98dは第1のばね溝80dと第2のばね溝90dとの間に画定され、ディンプル102dは第2のばね溝90dとディンプル溝94dとの間に画定され、また、ばね98d及びディンプル102dはフレーム106dから延びることがわかる。
第4のストラップ54はさらに、ディンプル溝94dと平行な第2のばね溝90dの部分を貫通するストラップ軸118dを有する。第4のストラップ54の場合、ディンプル102dはばね98dの垂直上方に位置する。
図7から最もよくわかるように、第1のストラップ42と第2のストラップ46とは、グリッド20上において、互い違いに且つ平行に配置される。同様に、第3のストラップ50と第4のストラップ54とは、グリッド20上において、互い違いに且つ平行に配置される。さらに、第1及び第2のストラップ42、46は、第3及び第4のストラップ50、54に対してほぼ垂直に配向される。第1、第2、第3、第4のストラップ42、46、50、54の配置構成をこのようにすると、ストラップ軸118は、第2のばね溝90の指示部分を貫通し図2の紙面にほぼ平行な仮想グリッド平面182(図9及び10)を画定する。前の段落からわかるように、用語「ストラップ軸118」は集合的にストラップ軸118a、118b、118c、118dを意味し、また、用語「第2のばね溝90」は集合的に第2のばね溝90a、90b、90c、90dを意味するが、同様な集合用語は他でも使用されていることがわかる。
図9及び10から最もよくわかるように、ばね98及びディンプル102はフレーム106から互いに反対方向に突出する。図3の第1のストラップ42の例では、そのばね98aは全て同一方向に突出し、そのディンプル102aは全てそれとは反対の同一方向に突出する。他の構成のグリッド20(図示せず)では、異なるストラップ部材78aのばね98aはフレーム106aから反対方向に突出するが、一般的に、任意特定のストラップ部材78aのディンプル102aはそのばね98aとは反対の方向に突出することがわかる。
図7及び8から最もよくわかるように、各ばね98はばねプレート122及び一対のばね結合部126を有するように成形されている。ばねプレート122は、円筒部材、即ち1つのシンブル管18または燃料棒22の外側表面に順応してそれと係合するよう成形された弓形のばね形状部130を有するように成形されている。
ばね結合部126は、ばねプレート122の両側からフレーム106へ延びる。各ばね結合部はその上を縦方向に延びるばね結合部軸132(図3)を有し、ばね結合部軸132はグリッド平面182とほぼ平行なことがわかる。
ディンプル102は、それらがディンプルプレート134及び一対のディンプル結合部138を含み、ディンプルプレートが弓状のディンプル形状部142を有するように成形され、ディンプル結合部138がディンプルプレート134の両側からフレーム106へ延びるという点で同一構成である。ディンプル形状部142はほぼ弓状であり、円筒部材、即ち、1つのシンブル管18または燃料棒22に順応してそれと係合するよう構成されている。各ディンプル結合部138は、その上を縦方向に延びるディンプル結合部軸144(図3)を有するが、ディンプル結合部軸144はグリッド平面182及びばね結合部軸132とほぼ平行なことがわかる。
ばね形状部130及びディンプル形状部142と円筒部材との係合部分は、その円筒部材に沿って約15乃至25°の範囲のアークを形成する。
図8からわかるように、各セル58は、一般的に、相互連結された4つのストラップ部材78により画定される。詳述すると、2つのばね98と2つのディンプル102とが各セル58内に突出する。ばね98の1つとディンプル102の1つとは、直接対向する一対の支持手段として協働することにより円筒部材を所与の方向で支持する。本明細書中の用語「直接対向する」、「対向する」またはその活用表現は、構造部が互いに反対方向に作用するか、対向するように存在するか、基準に関してほぼ同じ高さかまたはほぼ同じ影響範囲内にあるか、もしくは他の態様では両方が拮抗または対向関係にあることを意味する。
従って、図9からわかるように、図示の円筒部材178と係合するばね98とディンプル102とは円筒部材178に沿う同じ縦方向位置にあり、円筒部材178の互いに反対側で同じ垂直位置にある、即ち、グリッド平面182に対して同じ高さを有する。かくして、上述のばね98とディンプル102とは、図9の紙面にほぼ平行な平面において円筒部材178を支持する一対の対向支持手段を構成する。
図10のばね98及びディンプル102についても同じことが言える。しかしながら、図10のばね98とディンプル102とはストラップ軸118により画定されるグリッド平面182の下方にあるが、図9のばね98とディンプル102とはグリッド平面182の垂直上方にあることがわかる。しかしながら、特定のグリッド20の構成に応じて、任意所与のセル58内にある2対の支持手段は、本発明の範囲から逸脱することなく、グリッド平面の上方または下方に位置する。
ばね98及びディンプル102は共に可撓性を備えるため、各対の支持手段の間に介在する円筒部材178は所与の平面内で保持される。しかしながら、ばね98はディンプル102と比べると高い可撓性を有することがわかる。この点に関しては、図3−6からわかるように、第1及び第2のばね溝86、90はほぼU字形であるため、ばね結合部126はディンプル結合部136より比較的小さい。詳述すると、図3からわかるように、ばね結合部126は第1及び第2のばね溝86、90の対向する端部86´と90´との間を延びるが、ディンプル結合部138はディンプル溝94と第2のばね溝90の平行部分90″との間全体を延びる。ばね結合部126がディンプル結合部138より小さく、さらにフレーム106との接触面積が小さいため、ばね98はディンプル102より高い可撓性を有する。
スロット74は、ばね結合部126及びディンプル結合部138の近傍にあり、ばね結合部126及びディンプル結合部138のほぼ全長に沿って延びている。スロット74は、ばね結合部126及びディンプル結合部138の近傍をそれらのほぼ全長にわたって延びるため、ばね98及びディンプル102の可撓性を増加させるように作用し、その結果、円筒部材178と係合するように構成されたばね98及びディンプル102の柔軟性が増加する。グリッド20の組立てに際して、第1及び第2のストラップ42、46のスロット74a、74bを第3及び第4のストラップ50、54のスロット74c、74dと係合した後、対応する溶接タブ70を互いに溶接して定位置に固定することがわかるが、スロット74は、可撓性をさらに増加させるためにかかる係合に必要な長さよりもさらに深くする。
スロット74の幅は、原子環境内で通常生じるストラップの膨張の一部を吸収するため第1、第2、第3、第4のストラップ42、46、50、54の厚さよりも大きくする。かくして、スロット74の幅を比較的大きくするとグリッド20の寸法安定性が増加するが、その理由は、グリッド20の部品の膨張がある程度比較的幅広のスロット74により吸収されるからである。
図9及び10からわかるように、ばねプレート122は全て線162で示す高さを有し、ディンプルプレート134は全て線166で示す高さを有する。ばねの高さ162は、ディンプルの高さ166にほぼ等しいことがわかる。同様に、図8からわかるように、ばねプレート122はばね形状部130により支持されるばね接触長さを有し、ディンプルプレート134はディンプル形状部142により支持されるディンプル接触長さを有する。ばね接触長さは、ディンプル接触長さとほぼ等しい。ばね接触長さとディンプル接触長さとがこのように等しい理由の少なくとも一部は、図示の実施例ではばねプレート122の幅とディンプルプレート134の幅とがほぼ等しいことによる。
このように、ばね98とディンプル102とは円筒部材178に対してほぼ同じ表面接触面積を有し、かかる表面接触面積は公知設計のグリッドより大きい。さらに、ばねの高さ162とディンプルの高さ166とは比較的大きいため、原子炉4の運転時における円筒部材の耐振性が改善される。
原子炉4を流れて燃料棒22と接触する冷却材は、燃料棒22とほぼ平行な方向に流れることがわかる。図8からわかるように、ばね結合部126は、ばねプレート122からフレーム106へ原子炉4の冷却材の流れにほぼ垂直な方向に延びる。同様に、ディンプル結合部138は、ディンプルプレート134からフレーム106へ原子炉4の冷却材の流れにほぼ垂直な方向に延びる。このように、ばね結合部126及びディンプル結合部138は、せいぜい公称圧力降下を発生させるにすぎないばね先端部146(図9及び10)及びディンプルの先端部150を提供する以外は原子炉4の冷却材の流れに干渉しない。実際、図8からわかるように、ばね98は、そのばね98とフレーム106との間にばね流れチャンネル154を提供するように構成されている。同様に、ディンプル102は、そのディンプル102とフレーム106との間にディンプル流れチャンネル158を提供するように構成されている。この点において、ばね結合部126及びディンプル結合部138はそれぞれグリッド平面182にほぼ平行な方向に延びるため、ばね結合部126及びディンプル結合部138がグリッド平面182にほぼ垂直な方向またはそれに斜めの方向に延びる場合と比べると圧力降下が実質的に減少することがわかる。このように圧力降下が減少すると、それに応じて原子炉4の熱−水力学的性能が改善される。
各ストラップ部材78をばね98及びディンプル102をそれぞれ1個づつ備えるように構成すると、各ストラップ部材78の支持手段が原子炉4内で圧力降下を発生させるばね先端部146及びディンプル先端部150は実質的にただ1個にすぎないことがわかる。さらに、各ストラップ部材78にただ1個のディンプル102を設けると、協働する複数対のディンプルを備えた公知のストラップ部材で必要であった各対のディンプルの同一平面性に関するチェックが不要になるが、その理由は、本発明の各ストラップ部材78にはディンプル102がただ1個あるにすぎないからである。このように手間が減少するため、グリッド20のコストがそれに応じて低下する。さらに、任意のストラップ部材78のばね98とディンプル102とは垂直方向に隣接し、それらの間にフレーム106の部分が含まれないという有利な点があるため、第1、第2、第3、第4のストラップ42、46、50、54は、公知のストラップよりも比較的狭く構成することができ、このように使用材料を少なくすると、グリッド20の製造コストがさらに低下することがわかる。
ばねプレート122をばね形状部130を有するように、またディンプルプレート134をディンプル形状部142を有するように構成すると、ばね98及びディンプル102は比較的大きい表面積で燃料棒20と係合できる。当業者であればわかるように、ばね98及びディンプル102が燃料棒22と係合するため、それらの間に発生する応力が燃料棒22の被覆から擦過により材料を除去する結果、燃料棒22とばね98及びディンプル102との間にさらに擦過が生じないような十分な接触面積が存在するようになる。ばね98及びディンプル102をばね形状部132及びディンプル形状部142を有するように構成すると、ばね98及びディンプル102は燃料棒22の外側表面に実質的に順応しそれに対応するように既に構成されているため、このような擦過が迅速に阻止されるようになる。従って、ばね98及びディンプル102の順応性により燃料棒22の擦過の程度が減少し、これにより燃料棒22上の流れにより生じる振動の影響が減少する。
かくして、本発明の改良型グリッド20は、熱−水力学的性能が改良され、燃料集合体10の寸法安定性を改善し、その結果燃料棒22の擦過が減少し、公知のグリッドより低いコストでの製造が可能なことがわかる。従って、グリッド20を組み込む燃料集合体10は同様な特徴を有し、同様な利点を備えることがわかる。
本発明の特定実施例を詳細に述べたが、当業者は、本願の開示全体に鑑みてそれら詳細事項に対する種々の変形例及び設計変更を想到できることがわかるであろう。図示説明した特定の構成は例示的であって本発明の範囲を限定するものでなく、この範囲は頭書の特許請求の範囲及びその全ての均等物の全幅を享受すべきである。
本発明に従って、略示し予め短くした燃料集合体を含む原子炉を示す部分断面概略立面図である。 本発明のグリッドの上面図である。 グリッドの一部を示す前立面図である。 グリッドの別の部分を示す前立面図である。 グリッドの別の部分を示す前立面図である。 グリッドの別の部分を示す前立面図である。 図2の一部を示す拡大図である。 図7の一部を示す拡大図であり、円筒部材を仮想線で示す。 図8の線9−9に沿う断面図である。 図8の線10−10に沿う断面図である。

Claims (6)

  1. 燃料棒とシンブル管のうち少なくとも一方を含む複数の円筒部材を支持する構造を備えた原子炉の燃料集合体用グリッドであって、
    グリッドは格子状に相互連結されて複数のセルを画定する複数のストラップを有し、
    各ストラップは上流端縁部を有し、
    各ストラップは下流端縁部を有し、
    上流端縁部と下流端縁部とは互いにほぼ反対側に位置し、
    各ストラップは複数のストラップ部材を含み、
    各ストラップ部材は少なくとも1つのセルの壁部を画定し、
    各ストラップ部材は突出するばねを有し、
    各ストラップ部材は突出するディンプルを有し、
    ばねとディンプルとは関連のストラップ部材に形成された1つの溝の少なくとも一部の互いに反対側にあって、ストラップ部材から互いに反対方向で外方に突出し、
    この溝は上流端縁部と下流端縁部との間のほぼ中間点にあり、
    一対のばねと一対のディンプルとが各セル内に延び、
    各セル内に延びる一対のばねのうちの一方と一対のディンプルのうちの一方とは互いに直接対向し、
    各セル内に延びる一対のばねのうちの他方と一対のディンプルのうちの他方とは互いに直接対向し、
    直接対向するばねとディンプルとは実質的に同一の高さを有する燃料集合体用グリッド。
  2. 各ストラップ部材はフレームを含み、
    ばね及びディンプルはフレームから突出し、
    各ばねはばねプレートと、フレームとばねプレートとの間を延びる一対のばね結合部を有し、
    各ディンプルはディンプルプレートと、フレームとディンプルプレートとの間を延びる一対のディンプル結合部を有し、
    ばね結合部はディンプル結合部より高い可撓性を有する請求項1の燃料集合体用グリッド。
  3. ばね結合部はディンプル結合部より小さい請求項2の燃料集合体用グリッド。
  4. 各ストラップ部材はフレームを含み、
    ばね及びディンプルはフレームから突出し、
    各ばねはばねプレートと、フレームとばねプレートとの間を延びる一対のばね結合部とを含み、
    各ディンプルはディンプルプレートと、フレームとディンプルプレートとの間を延びる一対のディンプル結合部とを含み、
    各ストラップはストラップ軸を有し、
    実質的に全部のストラップのストラップ軸はほぼ仮想グリッド平面内にあり、
    各ばね結合部はフレームとディンプルプレートとの間を延びるディンプル結合部軸を含み、
    各ディンプル結合部はフレームとディンプルプレートとの間を延びるディンプル結合部軸を含み、
    ばね結合部軸とディンプル結合部軸とは全て仮想グリッド平面にほぼ平行に向いている請求項1の燃料集合体用グリッド。
  5. 各ばねプレートはばね形状部を含むように成形され、
    各ディンプルプレートはディンプル形状部を含むように成形され、
    ばね形状部及びディンプル形状部は1つの円筒部材の外側表面にほぼ対応してそれと係合する構造である請求項2または4の燃料集合体用グリッド。
  6. 各ストラップはストラップ軸を含み、
    ストラップ軸はほぼ仮想グリッド平面内にあり、
    複数のストラップは複数の第1のストラップ、複数の第2のストラップ、複数の第3のストラップ及び複数の第4のストラップを含み、
    第1及び第2のストラップはグリッド上において互い違いに且つ実質的に平行に配設され、
    第3及び第4のストラップはグリッド上において互い違いに且つ実質的に平行に配設され、
    第1及び第2のストラップは第3及び第4のストラップに対して実質的に垂直に配設され、
    第1及び第3のストラップのばねは仮想グリッド平面より上方にあり、
    第2及び第4のストラップのばねは仮想グリッド平面より下方にあり、
    第1及び第3のストラップのディンプルは仮想グリッド平面より下方にあり、
    第2及び第4のストラップのディンプルは仮想グリッド平面より上方にある請求項1の燃料集合体用グリッド。
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