JP4386638B2 - 光学的リンクに故障が生じたときの光学ネットワークにおけるパケットトラフィックのクオリティの維持 - Google Patents
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Description
【技術分野】
本発明は、一般に、光学ネットワークにおいてパケットトラフィックをサポートすることに係り、より詳細には、光学ネットワークリンクに故障が生じたときにインターネットトラフィックを保護することに係る。
【0002】
【背景技術】
図1は、OSI及びTCP/IP通信モデルを示す。7層のOSIモデルは、規格コミッティーにより行われた研究から形成されたものであり、一方、ハードウェア層の最上部に構築された4つのTCP/IP層は、調査会社により行われた実際の研究から形成されたものである。OSIモデルにより定義されたセッション及びプレゼンテーション層の機能は、TCP/IPモデルから省略され、そしてこれらの機能は、異なるTCP/IPプロトコルにより必要に応じて満足される。
【0003】
TCP/IPモデルでは、ユーザがアプリケーション層においてネットワークアプリケーションと対話する。データは、ユーザからコマンドとして受け取られそして接続の他端におけるネットワークアプリケーションからデータとして受け取られる。TCP/IPアプリケーションは、クライアント/サーバー対で通信する。搬送層は、2つのネットワーク間ホストの間に生じるデータの流れを、TCP(送信制御プロトコル)を使用してマネージする。ネットワーク層では、データがインターネットを経て移動される。インターネットプロトコル(IP)は、この層において、ネットワーク媒体とは独立してネットワークを横切ってパケットをルーティングするように動作する。ネットワークインターフェイス層としても知られているデータリンク層は、単一ネットワークを横切ってデータを転送するように働く。物理的ネットワークは、多数の種類の物理的媒体、例えば、銅線、光ファイバー、無線チャンネル等で構成される。
【0004】
アプリケーション及び搬送層は、端−端プロトコルとして機能し、そしてこれらプロトコルは、エンドシステム間の通信に関連している。これとは対照的に、データリンク及びネットワーク層では、プロトコルが、トラフィックがとる実際の供給ルートに関連している。ネットワーク層では、データグラムが最終的なソースホストにアドレスされるが、中間のルーターが行先アドレスを検査しそしてどんな経路が必要であろうとトラフィックをローカルにルーティングする。
【0005】
データリンク層では、ローカルネットワークアドレッシングが重要となっている。というのは、同じ物理的ワイヤにおいてしかホストのハードウェアアドレスが分からないからである。従って、データリンク層は、1つ以上のルーターのソース及び行先アドレスを示す。
異なるネットワーク層に異なる機能を指定することにより、グローバルに広がるネットワーク(インターネット)を横切ってトラフィックをルーティングすることができる。介在するルーターのみが、ネットワーク間構造に関する著しい量の情報を必要とし、ホストは、どのトラフィックがローカルでそしてどれがそうでないかを知ればよい。
【0006】
TCP送信の信頼性は、受信の知識の使用、再送信の要求及び時間切れの使用に基づいている。IP送信は、送信レート、帯域巾、遅延及びスループットに対して何ら保証を与えるものではない。換言すれば、IPプロトコルは、広く使用されている別のプロトコルである非同期転送モード(ATM)とは異なり、サービスクオリティの保証を与えるものではない。
上述したように、インターネットプロトコル(IP)は、ネットワーク層においてネットワーク媒体とは独立してネットワークを横切ってパケットをルーティングするように動作し、そしてデータリンク層は、多数の種類の物理的媒体より成る単一ネットワークを横切ってデータを送信するように働く。
【0007】
SONET(同期光学ネットワーク)及びSDH(同期デジタルハイアラーキー)のような高速ネットワークは、物理的送信媒体としてファイバーを使用している。公衆テレコミュニケーションインフラストラクチャーの一部分である今日の光学ネットワークは、インターネットトラフィックの顕著な部分を搬送する。
次に、ファイバーの切断に対する光学ネットワークの保護について簡単に説明する。光学的保護の基本的な原理は、トラフィックに対する予約経路を構成することである。予約経路とは、別のファイバー及び別のルートを意味する。簡単なポイント対ポイントリンクに対して2つの基本的保護概念、即ち1+1保護及び1:1保護が使用される。
【0008】
図2Aは、ソースから行先へ2つの別々のファイバーを経てトラフィックが同時に送信される1+1保護を示している。一方のファイバーは、作用ファイバーであり、そして他方のファイバーは、保護ファイバーであり、ここでは、スプリッターが同じデータを両方のファイバーへ送信する。従って、1+1保護では、ソースから行先へ2本のファイバーがあって、この2本の別々のファイバーを経てトラフィックが同時に送信される。スイッチが、受信のために2本のファイバーの一方を選択する。作用ファイバーが切れた場合には、行先で保護ファイバーへ切り換えられ、データを受信し続ける。スイッチング時間は、非常に高速で、約2msである。
【0009】
図2Bは、1:1保護を示す。ソースからのトラフィックは、一度に1本のファイバーのみを経て送信され、即ち作用ファイバーを経て送信される。通常の動作では、別のファイバー即ち保護ファイバーは、「コールド」であり、即ちデータは転送されない。一方向通信システムでは、ファイバーの切断が行先により検出され、ソースでは検出されない。従って、作用ファイバーが欠陥となった場合には、行先がそれを検出し、その際に、光学的スイッチが保護ファイバーへ切り換える。次いで、行先は、シグナリングプロトコルを使用して、保護ファイバーへ切り換えるべきであることをソースに通知しなければならない。両方向通信では、ファイバーの切断がソース及び行先の両方によって検出される。1:1保護では、リンクの両端に光学的スイッチが必要とされる。スイッチング時間は、1+1保護の場合より明らかに大きい。
【0010】
IPルーターは、インターネットにおいてIPパケットのルーティングを実行する。ルーターは、ある接続されたネットワークから別のネットワークへネットワークトラフィックを転送する。更に、ネットワークは、光学的ネットワークであり、そしてそれに加えて、それらの間には多数の間欠的な光学的ネットワークが存在する。IPルーターを使用して光学的ネットワークを経てIPパケットをルーティングする場合に複雑さを招く要因は、IPネットワーク及び光学的ネットワークが多数の層で構成されることである。両ネットワークにおける各層は、それ自身の保護を有する。更に、光学的ネットワークの保護メカニズムとインターネットのネットワーク層との間にはインターワーキングが存在しない。従って、インターネットプロトコル(IP)が動作するネットワーク層は、光学的ネットワークの光学層、及び対応的に、ファイバーの保護とは完全に独立している。
【0011】
上述した特徴の欠点は、IPルーターが、光学的搬送層がいかに設定されるか知るすべがなく、即ちIP層が、ノード間の光学的ルートにほとんど気付かないことである。従って、ファイバーの切断に対して光学的保護を構成するときに、光学的ネットワークを経て送信されているトラフィックの性質に何ら注意が払われない。この欠点は、インターネット送信に対して指定されるサービスクオリティ(QoS)に関して更に明らかである。公知技術においては、インターネットプロトコル(IP)は、該インターネットプロトコル(IP)のQoSレベルに一致するように容量使用が最適化されていない単なるポイント対ポイント接続として光学層をみている。一方、光学層は、インターネットプロトコルのQoSをサポートしない。
【0012】
【発明の開示】
本発明の目的は、QoSルーティング及びIPパケット転送をサポートするために光学的保護及びIP層保護のインターワーキングを可能にする方法を案出することである。
この目的は、リングネットワークの一部分を形成するように光学的なポイント対ポイントリンクを構成し、そして異なるリンクに対して異なる保護形式を構成することにより達成される。リングネットワークの光学的リンクの各々に対して1+1保護又は1:1保護を使用することにより、各光学的リンクには、そのリンクを経て送信されているインターネットトラフィックの性質に対応する適切な保護レベルを設けることができる。
【0013】
リンクの高い保護レベルは、ファイバーの切断によりリンク欠陥が生じても、その欠陥の前と同じビットレートで、インターネットトラフィックのほぼ中断のない送信を保証する。この保護レベルは、1+1保護で達成される。光学層は、遅延を許容しない高プライオリティのインターネットトラフィックに対してこの保護を与えることができる。
リンクの中間の保護レベルは、ファイバーの切断によりリンク欠陥が生じても、短い中断周期の後に、その欠陥の前と同じビットレートで、インターネットトラフィックの送信を保証する。光学層は、ある程度の遅延を許容する高プライオリティのインターネットトラフィックに対してこの保護を与える。この保護レベルは、1:1保護で達成される。
【0014】
高い保護レベルと中間の保護レベルとの間の主たる相違は、欠陥に対するそれらの応答時間である。
リンクの低い保護レベルは、ファイバーの切断によりリンク欠陥が生じた場合にインターネットトラフィックの中断のない送信を保証するものではない。従って、光学層には保護が与えられない。インターネットトラフィックがドロップすると、IP層が直ちに欠落リンクを検出し、その結果、新たな状態を受け入れるようにルートテーブルを変更する。欠落リンクを使用していたインターネットトラフィックは、ネットワークの残り部分が混雑状態でない場合に復帰する。
中間の保護レベルにおいては、光学層の光学的シグナリングが、保護を行い、IP層は、保護動作がいつ行われるか知らない。
光学層の保護レベルは、それに対応するプライオリティレベルをIP層に有する。
【0015】
【発明を実施するための最良の形態】
以下、添付図面を参照して本発明の好ましい実施形態を詳細に説明する。
図3は、物理的媒体として光ファイバーを含むリングネットワークを示す。このネットワークは、2つの光学的リングと、光学的インターフェイス(OIF)を経てこれらリングに接続された3つのルーターとで構成される。これらリングは、トポロジー的に簡単である一方、欠陥が存在するときに高度の利用性を与える。リンクは、ファイバーの切断により欠陥となり、そしてノードは、停電又は装置の故障により欠陥となるが、リングネットワークは、どのノード対の間にも少なくとも2つの個別の経路を与えるので、欠陥に対し復元力がある。経路は、ソース及び行先ノードを除くと、一般に、ノードもリンクももたない。
【0016】
図3を参照すれば、ルーター1と2の間のトラフィックは、1+1保護され、即ちファイバー21は、作用ファイバーであり、そしてファイバー23は、保護ファイバーである。同じ方向へのトラフィックを有する平行なファイバーは、多数の光学チャンネルを搬送できる単一のファイバーと置き換えることができる。この目的のために、例えば、波長分割多重化(WDM)技術を使用することができ、この場合、WDMマルチプレクサ及びデマルチプレクサを各々使用することによりファイバーに波長を追加したり除去したりすることができる。ルーター1と2の間のトラフィック、及びルーター1と3の間のトラフィックは、両方向性である。簡単化のために、以下では、ルーター1からルーター2及び3へのトラフィックの方向のみを考える。
【0017】
ルーター1は、ルーター2へデータを送信するためのインターフェイスOIF11を有し、従って、ルーター2は、ルーター1からのデータを受信するためのインターフェイスOIF21を有している。スイッチ220は、ファイバー21からの光学的パワーを監視し、そしてファイバーの切断によって光学的パワーが消失した場合に、光学的スイッチ220は、単にファイバー23へ切り換え、そしてデータの受信を続ける。この切り換え時間は非常に短く、約2msである。1つの光学的インターフェイスのみが両端に必要とされる。例えば、ルーター1とルーター2との間のファイバーの合計容量が2.5Gビット/sである場合には、ルーター1と2との間のトラフィックに対して5Gビット/sの最大容量を与えるのではなく、2.5Gビット/sしか与えられない。一方、1+1保護であるために、この容量は、通常の動作状態において使用できるだけでなく、アクティブな保護が行われるときにはファイバーの欠陥中にも使用できる。
【0018】
この保護は、インターネットトラフィックに対して高い保護レベルを与える。ほとんどの場合、予約ファイバーへの切り換えは高速であり、IP層は、光学層に欠陥が生じたことに全く気付かない。従って、1+1保護されるポイント対ポイント接続は、インターネットトラフィックが非常に信頼性の高い接続を必要とするクライアントに対して与えることができる。
【0019】
中間及び低保護レベルは、ルーター1と3との間のトラフィックに与えることができる。ルーター1及び3には、2つの光学的インターフェイスがあり、即ちルーター1は、データを送信するためのインターフェイスOIF12及びOIF13を有し、従って、ルーター3は、ルーター1からのデータを受信するためのインターフェイスOIF31及びOIF32を有する。上記例の場合と同様に、ルーター3からルーター1へのトラフィックがあるが、このトラフィックは図示されていない。従って、ルーター1と3との間には2つの光学的リンクがある。ルーター1とルーター3との間の各リンクの容量が2.5Gビット/sである場合には、それらルーター間に使用できる最大容量は、5Gビット/sであり、両ファイバーがトラフィックに対して使用される。この場合に、送信側ルーターにおいて負荷分担原理が使用され、光学的インターフェイスOIF12とOIF13との間でトラフィックを分担する。
【0020】
本発明によれば、ルーター1とルーター3との間のトラフィックは、1:1保護される。この1:1保護構成によれば、このリンクのファイバー24は、「作用ファイバー」として選択され、一方、ファイバー22は、「保護ファイバー」である。いずれのファイバーを作用ファイバーとして選択してもよいことに注意されたい。例えば、ルーター1が光学的インターフェイス12及び光学的スイッチ210を経てファイバー24へ送信するトラフィックが保護され、その際に、ルーター3は、常に、そのトラフィックを、ファイバー24から光学的スイッチ230及び光学的インターフェイス32を経て受信するか、又はファイバー22から光学的スイッチ230及び光学的インターフェイス31を経て受信することができる。
【0021】
しかしながら、保護ファイバーが「コールド」である1+1保護の基本的原理とは対照的に、通常の動作において、トラフィックは、保護ファイバー22も経て搬送される。従って、IPルーター1は、光学的インターフェイスOIF13及び光学的スイッチ210を経てファイバー24へパケットを送信する。プライオリティの低いパケットは、光学的インターフェイスOIF12及び光学的スイッチ210を経てファイバー22へルーティングされる。パケットのプライオリティクラスに関わりなく、ルーター1とルーター3との間に転送される全てのパケットに同じビットレートが与えられる。
【0022】
ファイバー24にファイバー切断が生じた場合には、1:1構成に基づく保護動作が実行される。光学的スイッチ230は、ファイバー24からパケット即ち光が到達しないことを検出し、その際に、スイッチ230は、パケットをファイバー22から光学的インターフェイス32へそしてファイバー24から光学的インターフェイス31へルーティングするようにスイッチする。同時に、スイッチ230は、シグナリングプロトコルを使用してスイッチの切り換えをスイッチ210に通知し、その際に、スイッチ210は、パケットを光学的インターフェイス13からファイバー22へそして光学的インターフェイス12からファイバー24へ誘導するように切り換わる。
【0023】
その結果、中間プライオリティのパケットは、依然、ルーター1からルーター3へ供給されるが、短い中断の後に、欠陥の前とは別のファイバーを経て供給される。プライオリティの低いパケットは、切れたファイバー24へ向けられ、それ故、これらのパケットは、失われる。
上述した保護構成においては、プライオリティの低いパケットは、中間プライオリティのパケットと同じビットレートで送信されるが、欠陥状態では、中間プライオリティのトラフィックが生き残り、低プライオリティトラフィックは中断される。従って、低プライオリティトラフィックは、常に、ドロップされる危険に曝される。
【0024】
ファイバー22にファイバー切断が生じた場合には、光学的スイッチ210及び230は、それらの位置を変化しない。その結果、ファイバー24を通る中間プライオリティトラフィックは生き残るが、ファイバー22を通る低プライオリティトラフィックは中断される。
要約すれば、中間プライオリティパケットは、どのリンクにファイバー切断が生じても、ルーター1とルーター2との間に常に送信することができる。
【0025】
ルーターは、どのパケットがどの光学的インターフェイスにルーティングされるか判断する。この判断は、その基礎となる光学的ネットワークの知識なく行われる。いずれの場合にも、光学的ネットワークのオペレータは、光学的ネットワーク及びファイバーの保護を前もって構成し、そして考慮されるトラフィックの要求を考慮に入れて、あるプライオリティレベルを与えるあるファイバーへルーターがあるトラフィックをルーティングするように適当な仕方でルーターを構成する。
【0026】
トラフィックをプライオリティクラスに分類することは、例えば、IPパケットの行先及び/又は発信点により実行することができる。分類が行われた後に、適当なノード間の保護形式が選択され、そしてそれに応じてリンクが構成される。次いで、ルーターは、パケットを適切な光学的インターフェイスへ向け、そして更に、適切な光学的ファイバーへ向ける。しかしながら、リングネットワークにおける光学的リンクの構成は、多少静的なもので、設定された構成は、滅多に変更されない。いずれの場合にも、ルーターは、トラフィックがいかにファイバーに向けられるか判断する。
【0027】
本発明は、IP層の保護と光学層の保護を結合するものであるが、これらの層は、互いに完全に独立していることに注意する価値がある。光学層とIP層との間にはいかなる制御信号も流れないにも関わらず、ノード間のインターネットトラフィックのクオリティが維持される。現在のインターネットプロトコルは、1+1及び1:1の両保護構成をサポートする。
本発明による光学的保護スイッチングは、現在開発されて出現した「サービスクオリティ(QoS)ルーティング」と共にインターネットに対して特に適している。このQoSルーティングでは、ルーター間のリンクにQoSパラメータが関連される。異なる搬送クラスに対してルーティングテーブルが別々に形成される。
【0028】
これは、図4及び図3を参照して詳細に説明する。
図4は、図3のルーター1及び3と、それらの間のリンクとを示す。更に、この図は、IP層の観点から見た構成を示す。リンク1は、ファイバー24に対応し、そしてリンク2は、ファイバー22に対応する。ルーター1からルーター3へのトラフィックについて考える。ルーター1は、到来するIPパケットのQoSパラメータをチェックする。パケットが高い信頼性及び低い遅延を必要とすることをパラメータが指示する場合に、パケットは、リンク1を経てルーティングされる。このルートは、図3に実線の矢印で示されている。他のパケット、即ちパケットがより長い遅延を許容しそして低い信頼性要求をもつことをQoSパラメータが指示するパケットは、リンク2を経てルーティングされる。このルートは、図3に点線の矢印で示されている。リンク1のQoSが高いので、リンク1に搬送されるパケットは、リンク2に搬送されるパケットより高い価格が課せられる。
【0029】
リンク2にファイバー切断が生じた場合に、そのリンクは、修理時間中に取り外される。IP層における保護が生じ、そしてIPネットワークが過負荷でない場合には数秒以内にIP接続が回復される。リンク1は、もしあっても、非常に短い中断しか受けず、そしてIP層では欠陥が保護をトリガーしない。
IP層では、3つの異なる解決策、即ち負荷分担構成、変更型QoSパケット転送構成、及びQoSルーティング構成が使用される。
【0030】
負荷分担構成は、現在のルーターに使用されるが、この構成は、ファイバーの切断後にリンク1が生き残りそしてリンク2が生き残らないことを知る利点を取り入れるものではない。
変更型QoSパケット転送構成では、リンク1を経て搬送される低プライオリティパケットをドロップするのではなく、リンク1が混雑状態になる徴候がある場合に、パケットがリンク2へ向けられる。
QoSルーティング構成では、リンクは、上述した異なるルーティングパラメータを有する。
【0031】
図5は、5つのプライオリティレベルを許す光学的ネットワークを示す。この図は、リングにおいてルーター1とルーター3との間に4本の光学的ファイバーが存在する点で図3と相違する。もちろん、ルーター間の付加的なリンクの数は5に限定されず、いかなる数Nのファイバーも使用できる。従って、保護構成は1:Nとして知られている。この1:N保護構成では、N本の作用ファイバーが単一の保護ファイバーを共用し、ここでは、保護は、単一作用ファイバーのいずれにおいても欠陥を取り扱うことができる。それ故、ファイバー51、52及び54は、ルーター1と3との間で高プライオリティトラフィックを各々送信することができ、そしてファイバー55は、低プライオリティトラフィックを搬送する。ファイバー51ないし54のいずれかにファイバー切断が生じた場合には、そのトラフィックがファイバー55へルーティングされ、そしてそのファイバー55の低プライオリティトラフィックがドロップされる。
【0032】
従って、ファイバー51−54の各々に対して異なるプライオリティレベルを指定することができる。例えば、最も高いプライオリティのトラフィックを搬送しているファイバー52にファイバー切断が生じた場合には、トラフィックがファイバー55へルーティングされ、そのトラフィックがドロップされる。その後、ファイバー51に欠陥が生じた場合には、そのトラフィックが、低プライオリティのファイバー53へルーティングされ、ファイバー55にはルーティングされない。というのは、これは、ファイバー51よりプライオリティの高いトラフィックを搬送しているからである。更に、ルーター出力の全容量は、光学的インターフェイスOIF12・・・OIFN及びOIF32・・・OIFNの各々の間で分割することができる。今日の光学的インターフェイスの典型的な容量は、2.5Gビット/sである。従って、5つのリンク51−55の間で10Gビット/sのレートをもつトラフィックを分担することができる。
【0033】
1:N保護構成が使用される場合には、IPワールドにも同じ数のプライオリティレベルが必要とされる。
本発明は、リングネットワーク、特に、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)及びSONET/SDHネットワークに適用することができる。
ここに提案する方法は、例えば、クライアントに課金するのに適している。従って、課金は、公知技術のようにトラフィックの量に基づくのではなく、クライアントにより要求されるQoSに基づいて行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 TCP/IPプロトコルの層モデルを示す図である。
【図2A】 光学的リンクの1+1保護を示す図である。
【図2B】 光学的リンクの1:1保護を示す図である。
【図3】 光学的リンクネットワークを示す図である。
【図4】 IP層の観点から見た構成を示す図である。
【図5】 光学的リンクの1:N保護を示す図である。
Claims (16)
- ルーターと、光ファイバーと、これらルーター及び光ファイバーを相互接続する光学的スイッチとを備えた光学的ネットワークにおいて故障に対してパケットトラフィックを保護する方法であって、
インターネットプロトコルのIP層においてパケットトラフィックに対して異なるサービスクオリティクラスを指定し、
各々が少なくとも2つの並列な光ファイバーより成る複数の光学的リンクを経て送信されるパケットトラフィックのサービスクオリティクラスに基づいて異なる光学的リンクに異なる保護レベルが与えられるように複数の異なる光学的リンクに対して複数の異なる保護形式を構成し、
送信側ルーターにおいてパケットのサービスクオリティクラスに基づいて光学的リンクへパケットをルーティングし、そして
ファイバーのトラフィック中断に応答して、そのトラフィック中断により影響を受けるパケットトラフィックの指定のサービスクオリティクラスに基づいて保護手順を実行する、
という段階を備えた方法。 - 上記光ファイバー及びルーターは、送信側ルーターとそれに対応する受信側ルーターとの間に少なくとも2つの異なる光学的リンクを定める少なくとも2つの両方向性リングを形成するように接続される請求項1に記載の方法。
- 送信側ルーター端及び上記光学的リンクのそれに対応する受信側ルーター端の両方において光学的スイッチの状態を変化させることにより上記保護手順を実行する請求項1に記載の方法。
- 上記送信側ルーターは、パケットのプライオリティに基づいて適当な光学的インターフェイスへパケットをルーティングし、そして上記光学的リンクの光ファイバーのいずれかのトラフィック中断の期間中に同じルーティングを続ける請求項3に記載の方法。
- サービスクオリティを定義するパラメータがパケットの各々にアタッチされ、そして上記送信側ルーターは、上記パラメータに基づいて適当な光学的インターフェイスへパケットをルーティングする請求項1又は3に記載の方法。
- 上記光学的リンクのうちの1つには、送信側ルーターと受信側ルーターとの間のN+1のプライオリティクラスのトラフィックに対して1+Nの並列な光ファイバーより成る1:N保護が与えられ、各光ファイバーは、異なるプライオリティクラスのパケットを搬送し、
上記1+Nの光ファイバーのいずれかのトラフィック中断に応答して、そのファイバーのパケットを、最低プライオリティのパケットを搬送するファイバーへスイッチングし、そして
最低プライオリティのパケットをドロップする、
という段階を更に備えた請求項1に記載の方法。 - 各パケットには、次のサービスクオリティクラス、即ち高プライオリティ、中間プライオリティ及び低プライオリティ、の1つが指定される請求項1ないし6のいずれかに記載の方法。
- 上記光学的リンクのうちの第1のものには、送信側ルーターと受信側ルーターとの間の高プライオリティパケットのトラフィックに対して2つの並列な光ファイバーより成る1+1保護が与えられ、更に、上記光ファイバーの両方を経て高プライオリティのパケットを送信する段階を備え、上記光ファイバーのいずれかにトラフィック中断が生じた後、それに対応する受信側ルーターが残りの光ファイバーからパケットの受信を継続する請求項1に記載の方法。
- 上記異なる光学的リンクのうちの第2のものには、送信側ルーターと受信側ルーターとの間の中間及び低プライオリティパケットのトラフィックに対して少なくとも第1及び第2の並列な光ファイバーより成る1:1保護が与えられ、更に、
上記第1の光ファイバーを経て中間プライオリティのパケットを送信し、
上記第2の光ファイバーを経て低プライオリティのパケットを送信し、
上記第1の光ファイバーのトラフィック中断に応答して、中間プライオリティのパケットを上記第2の光ファイバーへスイッチングすると共に、低プライオリティのパケットを上記第1の光ファイバーへスイッチングし、その際に、受信側ルーターにおいて中間プライオリティパケットの受信は、短いスイッチング遅延の後に続けられるが、低プライオリティパケットは失われ、そして
上記第2の光ファイバーのトラフィック中断に応答して、受信側ルーターにおいて中間プライオリティパケットの受信は上記第1の光ファイバーを経て遅延を伴わずに前のように続けられるが、低プライオリティパケットは失われる、
という段階を備えた請求項8に記載の方法。 - 複数の異なる光学的リンクより成る光学的ネットワークのためのルーターにおいて、各光学的リンクは、少なくとも2つの並列な光ファイバーより成り、各光学的リンクには、上記光ファイバーのうちの1つのトラフィック中断の場合には異なる保護レベルが与えられ、該ルーターは、パケットのサービスクオリティクラスに基づいて、パケットを上記光学的リンクへルーティングするように構成されていることを特徴とするルーター。
- 該光学的ネットワークは、WDMネットワーク又はSDH/SОNETネットワーク又はMANネットワークである請求項10に記載のルーターを含む光学的ネットワーク。
- パケットのプライオリティに基づいて、パケットを適当な光学的インターフェイスへルーティングし、上記光ファイバーのいずれかのトラフィック中断の期間中に同じルーティングを続けるように構成されている請求項10に記載のルーター。
- パケットの各々にアタッチされたサービスクオリティを定義するパラメータに基づいて、パケットを適当な光学的インターフェイスへルーティングするように構成されている請求項10に記載のルーター。
- 上記光学的リンクのうちの1つには、受信側ルーターへのN+1プライオリティクラスのトラフィックに対して1+Nの並列な光ファイバーより成る1:N保護が与えられ、上記1+Nの光ファイバーのいずれかのトラフィック中断に応答して、そのファイバーのパケットは、最低プライオリティのパケットを搬送するファイバーへスイッチングされ、その最低プライオリティのパケットはドロップされる請求項10に記載のルーター。
- 上記光学的リンクのうちの第1のものには、受信側ルーターへの高プライオリティパケットのトラフィックに対して2つの並列な光ファイバーより成る1+1保護が与えられ、高プライオリティのパケットは、上記光ファイバーの両方を経て送信され、上記光ファイバーのいずれかのトラフィック中断が生ずるとき、上記受信側ルーターは、残りの光ファイバーからパケットの受信を継続する請求項10に記載のルーター。
- 上記異なる光学的リンクのうちの第2のものには、受信側ルーターへの中間及び低プライオリティパケットのトラフィックに対して少なくとも第1及び第2の並列な光ファイバーより成る1:1保護が与えられ、中間プライオリティのパケットは、上記第1の光ファイバーを経て送信され、低プライオリティのパケットは、上記第2の光ファイバーを経て送信され、上記第1の光ファイバーのトラフィック中断に応答して、中間プライオリティのパケットは、上記第2の光ファイバーへスイッチングされ、低プライオリティのパケットは、上記第1の光ファイバーへスイッチングされ、その際に、受信側ルーターにおいて中間プライオリティパケットの受信は短いスイッチング遅延の後に続けられるが、低プライオリティパケットは失われ、上記第2の光ファイバーのトラフィック中断に応答して、中間プライオリティのパケットの受信は、上記第1の光ファイバーを経て遅延を伴わずに前のように続けられるが、低プライオリティパケットは失われる請求項15に記載のルーター。
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