JP2004531959A - 通信ネットワークにおける修復保護 - Google Patents
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- H04L45/28—Routing or path finding of packets in data switching networks using route fault recovery
Abstract
ネットワークのノードを接続する少なくとも幾つかのリンク用に伝送帯域幅の一部を予約することによって、ネットワーク上の失敗したリンクの修復が達成される。伝送帯域幅の予約された部分は、失敗したリンクから転送されたトラフィックを伝送するための、転送されるトラフィック用の修復パスを与え、それにより保護パスが動的に決定されるようにするのに用いられる。予約された部分は、連続的に連結されたペイロードが保護帯域幅にわたって伝送可能になるように、ブロックとして構成されることが好ましい。
Description
【0001】
(技術分野)
本発明は、通信ネットワークにおける修復保護に関する。より具体的には、本発明は、光通信ネットワークのような通信ネットワークに向けられた接続における修復保護に関する。
【0002】
(背景技術)
通信ネットワークは、トラフィックがネットワーク上で回路(パス)を介してルーティングされるように方向付けられた通信であるネットワークと、トラフィックがネットワーク上で独立してルーティングされる無接続ネットワークとに分類することができる。
通信ネットワークは、ネットワーク上の失敗の際にネットワークを保護するために頻繁に修復を使用する。こうしたネットワークには、インターネット・プロトコル(IP)及び非同期転送モード(ATM)ネットワークが含まれる。IP及びATMネットワークは無接続ネットワークの例であり、それにより所与のパスのために予約される恒久的な保護パスをもたない。保護は、失敗が検出された後にトラフィック用の新しいルートを決定すること(再ルーティングすること)によって達成される。ネットワークは、代わりのルートが利用可能であることを保証するために、容量、すなわち予備の帯域幅のレベルをもたなければならない。これは、全帯域幅の20%又はその程度とすることができる。それとは対照的に、1+1割り当ては、帯域幅の100%の過供給を要求する。失敗する前に失敗する場所は分からないので、予備の帯域幅をネットワーク上に一様に分散させて、あらゆる可能性のある失敗に対応しなければならない。
IP/ATMネットワークにおいては、ネットワークにおける保護パスの供与は単純明快である。装置を接続するリンクは、リンク上で搬送される小さいパケット又はセルに対して大きな容量をもつ。粒度が小さいので、予備の帯域幅を供与することは問題ではない。
【0003】
図1は、IPルータのIP網目状ネットワーク10を示しており、IPルータ、すなわちノード12から20までが網目状に構成されている。リンク22から34までの各々は、例えば、20%の公称予備容量を有する。ノード12(IPルータA)と14(IPルータD)との間のリンク24において失敗23が生じた場合には、結果として生じるパスの損失が、ノードAからDまで、及びAからDを介してEまでのパケットの伝送を混乱させる。ルータによって失敗が検出されたときには、代わりのルートを確立することができる。例えば、AからDに向けられたパケットは、3つのパス、すなわちA−B−E−D、A−B−D又はA−C−Dのうちの1つによって再ルーティングすることができる。AからEまでに向けられたパケットはまた、失敗23によって中断される。失敗のあるリンク24を避ける代わりのルートは、A−C−D−E、A−B−E及びA−B−D−Eである。
【0004】
この種の再ルーティング保護を可能にする主要な因子は、リンク帯域幅に対するパケットの低い粒度である。これは、代わりのルートにおける予備の帯域幅を簡単に見つけられるようにする。さらに、異なるビットレートをもつパケットをリンク上で伝送する能力は、代わりのリンクを見つけることをより単純なものにする。例えば、A−D間のリンク24は622Mbpsとすることができ、A−Cは10Gbps、というようにすることができる。データパケットの性質は、リンクのビットレートに関係なく、それらをどんなリンクに沿って送ることも可能にする。しかしながら、ネットワークを横断するのにかかる遅延時間に僅かな違いがあってもよい。
現在の光ネットワークは、1+1供与に基づく非常に修復力のある保護を有する。パス(動作リンク)が設定されると、保護リンクとして別のパスが確立される。この保護リンクは、動作リンクに割り当てられる。
1+1システムは、丈夫であるが、ネットワークを保護するために帯域幅の100%の過供給を要求し、その結果として支出が高くなり、リンクを保護する場合には2倍の量の光ファイバーと装置を要求する。さらに、保護パスは、装置とファイバーとの両方のために、動作するパスから分離されなければならない。
【0005】
Generalised multi protocol label switching(GMPLS)は、光ネットワークを制御するために提案されている。GMPLSは、ネットワークに発展させるために光ネットワークの集中管理を可能にし、その接続は、クライアント装置からの要求に対して設定される。伝統的な1+1保護システムは、データネットワークで用いられる修復方法を含む保護のタイプに最も置き換えることができそうである。これの可能性のある利点は、失敗を考慮に入れた保護パスが動的に設定されることから、装置のコストと分離度テストの減少である。
しかしながら、この種の修復は、光ネットワークにおける問題を有する。これらの問題は、現在のIP/ATMデータネットワークと比較したときのデータパケットの非常に大きい粒度によって生じる。例えば、同期デジタルハイアラーキ(SDH)においては、基本単位は、典型的には同期移送モジュール1(STM−1)では155Mbpsである。STM−16は2.5Gbpsをもち、STM−64は10Gbpsサイズをもつ。これは、16又は64STM−1基本単位にそれぞれ分解することができるが、このSTM−1基本単位は、全て伝送されなければならない。パケットとは異なり、構成パケットを多数のパスにわたってフラグメント化することは可能ではない。それとは対照的に、例えば、10GのIPデータストリームは、どんな利用可能なビットレートにおいても別々にルーティングすることができる幾千ものパケットをもつ。
【0006】
光ネットワークにおいて失敗が生じるとき、光ネットワークは、ネットワークにわたって信号を多様に分散させるのに利用できる容量が不十分である。リンクの帯域幅に比べて比較的大きいパケットの粒度に起因して、影響されたトラフィックの全てをうまく再ルーティングすることができない。
さらに、或るトラフィック接続は、連続的に連結されたインターフェースを用いる。こうしたインターフェースは、典型的にはルータ又はスイッチャによって広帯域幅の接続のために用いられる。そこで、多数の基本単位が互いに付加されて(連結されて)、連続したペイロードが形成される。例えば、4つの155Mbps(STM−1)パケットは、連結されて622Mbpsのペイロード(STM−4c)を形成することができる。
連結されたペイロードをどのようにして伝送するかを決める厳しいルールが存在する。例えば、ペイロードは、フレームの連続位置において互いに伝送されなければならず、それらはフレーム構造内の特定の位置を占領しなければならない。したがって、上記の例とは異なり、連結されたSTM−16cとSTM−64cのトラフィックは、STM−1単位に分解することはできない。
【0007】
接続が設定されテイクダウンされる際に、ネットワーク帯域幅のフラグメンテーションが起こる。連結されたペイロードのために十分なだけの帯域幅がリンク上で利用可能であるが、該帯域幅は、連結されたペイロードを伝送するのにふさわしくない位置にある場合があると思われる。図2は、こうした事象の例を示す。図2を参照すると、2.5Gbpsの容量をもつSTM−16のリンク40は、各々が155Mbpsである10個のSTM−1ペイロード42を伝送する。連結された622MbpsのSTM−4cペイロード44を伝送するのに十分なだけの帯域幅が存在する。しかしながら、STM−1ペイロード42のフラグメンテーションの結果として3つになり、STM−1帯域幅によって利用可能な4つのブロックは存在しないので、STM−4cペイロードを伝送する方法はない。2つの3ブロックSTM−1帯域幅46及び48が利用可能であるが、これらがもつ帯域幅は、ペイロード44を伝送するのに不十分である。したがって、信号をこのリンク上で搬送することはできない。
光ネットワークで修復保護が実行されたときに、こうしたフラグメンテーションによって問題が生じる。修復保護は、ネットワークにおいて利用可能な帯域幅を制限する。したがって、結合されたペイロードを修復するために予備の帯域幅を見つけられる可能性は低く、公知の修復保護技術を、連続的に連結されたインターフェースにとって不適切なものにする。
【0008】
(発明の開示)
本発明は、光ネットワークにおいて修復保護を実行することに関連する問題に善処することに向けられている。大まかに言えば、これは、ネットワークのリンク上に十分な予約帯域幅を与え、それがネットワークの失敗リンクを修復するために修復パスを与えることによって達成される。
より詳細には、複数のリンクによって接続された複数のノードを含む通信ネットワークが与えられ、リンクの各々は、該リンクの少なくとも幾つかの伝送帯域幅の一部が、失敗したリンクから転送されたトラフィックを伝送して、この転送されるトラフィック用の修復パスを与えるために予約されることによって特徴付けられる伝送帯域幅を有する。
【0009】
本発明はまた、ネットワーク上の2つのノード間のデータ伝送のための光通信ネットワークにおけるリンクを与え、該リンクは、リンクの少なくとも幾つかの伝送帯域幅の一部が、失敗したリンクから転送されたトラフィックを伝送して、この転送されるトラフィック用の修復パスを与えるために予約されることによって特徴付けられる伝送帯域幅を有する。
本発明はまた、通信ネットワーク上の2つのノード間の失敗リンクを修復するための方法を与え、ネットワークは、該ネットワーク上でトラフィックを伝送するための伝送帯域幅を有する複数のリンクによって接続された複数のノードを含み、該方法は、失敗したリンクから転送されたトラフィックを伝送するために少なくとも幾つかのリンクの伝送帯域幅の一部を予約し、それにより転送されるトラフィックのために2つのノード間に修復パスを与えることによって特徴付けられる。
【0010】
本発明の実施形態は、修復のためにリンクの帯域幅の一部を予約することによって、光ネットワークのような接続に向けられたネットワークのための修復パスを実装できるという利点を有する。トラフィックは、好ましいパスが損傷するか又は動作不能になった場合に、修復帯域幅上に転送される。連続的に連結されたペイロードは、修復のために帯域幅のブロックを予約することによって、修復パスを介して伝送することができる。
さらに、リバータは、失敗したリンクが動作可能になったときに、転送されたトラフィックを失敗したリンクに戻すための手段を与え、それによりネットワークにおける修復パスの一様な分散を維持するという利点を与える。
また、連続的に連結されたペイロードは、該ペイロードが光ネットワークに入るときに、事実上連結されたペイロードに変換することができる。これは、事実上連結されたペイロードをネットワークにおける異なるリンクを介して伝送できるという利点を有する。事実上連結されたペイロードは、ネットワークの出口において、連続的に連結されたペイロードに再結合され、それによりペイロードの透明な伝送を与える。
【0011】
(発明を実施するための最良の形態)
次に、本発明の実施形態を単なる例として図面を参照しながら説明する。
説明する本発明の実施形態は、修復のためにネットワークにおいて特定的に割り当てられた帯域幅を与える。この修復帯域幅又は保護帯域幅は、失敗が起こるまでどこで修復帯域幅が必要とされるのか判断することはできないので、どんな特定のパスにも割り当てられることはない。しかしながら、それは修復のために予約される。ネットワーク全体にわたって一様に修復帯域幅を割り当てて、修復のために割り当てられ専用にされた予備容量を全てのリンクがもつことを保証することが好ましい。
保護のために帯域幅が共有されるシステムが知られており、例えば、1:N多重化セクション保護システムがある。しかしながら、こうしたシステムは、保護帯域幅が、全てが同じポイントへ及び同じポイントから移動する幾つかの指定されたパスに特定されるという点で制限される。本発明の実施形態は、ネットワーク全体に分散された修復帯域幅を与える。保護されるべき帯域幅は失敗を起こすので、パスに対する割当てはない。保護は、失敗が起こったときに動的に判断される。
【0012】
リンクを修復するためにどのように修復帯域幅を用いるかの例が、図3に示されている。ノード12’、14’、16’、及び20’は、リンク22’から34’までによって相互に接続される。この例においては、リンクの各々は、STM−1粒度をもつSTM−16容量を有する。ノード間にリンク24’を用いる4つの接続が存在し、これらは14’と12’と18’、12’と18’、及び12’と18’と20’の接続である。リンク24’が失敗する場合には、これらの接続の全ては失われる。しかしながら、種々に利用可能な保護帯域幅により、以下のルートを通してトラフィックを修復することが可能である。
・14’と12’と18’の4つの接続は、14’と18’の4つの接続として保護することができる。
・12’と18’の4つの接続は、12’と16’と18’の4つの接続として保護することができる。
・12’と18’と20’の4つの接続は、12’と14’と20’の4つの接続として保護することができる。
【0013】
失敗を判断する方法は、好ましくは、伝送データ規格において定義される標準失敗状態から導き出される。代わりのルートを見つける工程は、光ネットワーク上で実装されるマルチプロトコルラベルスイッチング(MPLS)規格か又はGMPLS規格のデータネットワークに用いられるプロトコルの使用によって決定される。
データネットワークのMPLSプロトコルは、光ネットワークにおいて効果的に動作するように修正することを必要とする。さらに、予約された修復帯域幅の存在を認識するために、プロトコルへの適切な修正が要求される。こうした修正は、修復帯域幅が通常のトラフィックに用いられないことを保証し、この実施形態においては、修復帯域幅は、パスの失敗によって失われたパスの保護のためだけに用いられなければならない。修正は、設定要求とリソース割当ての付加的なクラスを要求しても良い。
【0014】
修復帯域幅は、全ての可能性のある失敗に対する保護を与えるために、ネットワークにわたって一様に分散させる必要がある。典型的な失敗は、完全リンクによるものである。こうした失敗が生じたときに、リンクを介して伝送されるトラフィックにとって好ましいパスが失われる。その結果として、これらの失敗により、失敗の際に用いられる大きな割合の保護帯域幅がもたらされる。
失敗が修復された状態では、現在動作しているリンクは、そのトラフィックが再ルーティングされるので、トラフィックをもたない。しかしながら、保護帯域幅は、該保護帯域幅が既に損傷したリンクのトラフィックを搬送し続けるので、ロックアウトされた状態のままである。「ロックアウトされる」とは、修復帯域幅が、損傷したリンクを介して既に伝送されたトラフィック用のパスを与えるために依然として使用されることを意味する。したがって、修復帯域幅は、もはやネットワークにわたって一様に分散しない。別の失敗が起こる場合には、その後の失敗を修復するのに十分な修復帯域幅を見つけるのが困難である。
このことから考えると、保護帯域幅は復帰可能である。「復帰可能である」とは、転送されるトラフィックが予め移送された損傷リンクが修復されると、保護され転送されたトラフィックが、元のパスに戻るように復帰されることを意味する。この場合には、保護帯域幅は、損傷したリンクが動作可能になると、将来の使用のために解放される。
【0015】
別の実施形態においては、保護帯域幅を用いることなく失敗を修復することが可能であり、十分な通常の帯域幅がネットワーク上で利用可能であるべきである。トラフィックは、通常の帯域幅上で再ルーティングして、保護帯域幅を用いることを回避することができる。ルーティング・プロトコルは、この実施形態においては、それが利用可能であるならば、通常の帯域幅を用いて損傷したリンクからトラフィックを再ルーティングするように設計することができる。十分な通常の帯域幅が利用できない場合には、トラフィックは、保護帯域幅上に再ルーティングされる。この実施形態においては、保護帯域幅が用いられないときに、復帰は必要不可欠なものではない。
或る状況においては、トラフィックが幾つかのリンクを介して再ルーティングされるときに、幾つかのリンク上で保護帯域幅を用いる一方で、他のリンク上で通常の帯域幅を用いることが好ましい場合がある。これは、各々のリンクを横断するトラフィックのレベルに応じて変わる。
【0016】
別の代替的実施形態においては、保護帯域幅は、保護帯域幅が要求されないときに、普通どおりの基準で通常のトラフィックのために用いられる。好ましくは、通常通りのトラフィックは、優先度の低いトラフィックであり、保護帯域幅から外れるとすぐにネットワーク上で失敗が起こり、該トラフィックを再ルーティングするために保護帯域幅が要求される。
さらに別の代替的実施形態においては、保護帯域幅は、事実上のものである。「事実上」とは、保護帯域幅が単に保護だけのために予約されるものではないことを意味する。このさらに代替的な実施形態においては、ルーティング・プロトコルは、保護帯域幅をネットワークにおいてより一様に割り当てて、予備帯域幅の多様な利用可能性を保証するために要求される。予備帯域幅の最小閾値より下に落ちることなく回路をルーティングすることが難しくなった場合に、適切なアラームが立てられるべきである。また、失敗が修復されると、帯域幅を戻してネットワークにおける予備帯域幅の一様な分散を保証することが必要とされる。
連続的に連結されたインターフェースは、帯域幅の単一ブロックを要求することから、復帰するのに問題のあるものとなり得る。ネットワークにおける代わりのルートを見つけることは、修復保護プロトコルが用いられ予備の帯域幅が制限されるときに、困難なものとなり得る。
【0017】
さらに別の代替的実施形態においては、連続的に連結されたペイロードは、ネットワークにおいて伝送される前に、ネットワークが復帰を使用できるように事実上連結されたペイロードに変換される。このさらに代替的な実施形態においては、関連するブロックを含む事実上連結されたペイロードは、ブロックを独立してルーティングすることによって、ネットワークにおいて伝送することができる。関連するブロックが光ネットワークを出るのに伴って、これらは再結合されて連続ブロックになる。したがって、この工程は、クライアントにとって透明である。
【0018】
図4を参照すると、連続的に連結されたSTM−4cペイロード80は、光ネットワーク82を横断する。光ネットワーク上の進入点84及び出口点86において、信号は、連続仮想変換器88及び90で連続した仮想変換を受ける。そこで光ネットワークは、伝送するために、単一のSTM−4cペイロードではなく、4つの別々のSTM−1ペイロード92、94、96、98(又は信号)を有する。したがって、信号をネットワークにおいてルーティングするのがより簡単である。帯域幅の1つの大きな割当てを見つける必要はなく、そして各STM−1ペイロードは、ネットワークを横断するのに異なるパスを用いることができる。リンクの失敗が起こった場合には、代わりのルートをより簡単に見つけ出すことができる。個々のSTM−1ペイロードは、より大きな単一のSTM−4cペイロードよりも、再ルーティングするのがより簡単である。さらに、それらは異なるリンクを介して移動できるので、失敗が全てのSTM−1ペイロードに影響を及ぼす可能性は少ない。その場合、修復工程は、修復するのにより少ない信号を有する。
【0019】
4つの関連するSTM−1ペイロードは、各々が要求された目的地に到達し、要求されたオーダーで元のSTM−4cペイロードの他の構成要素と再結合されるように、適切にラベル化される。光ネットワークからの出口86において、4つのSTM−1信号が、連続仮想変換器90によって、単一のSTM−4c連続ペイロード80に戻るように結合され変換される。各STM−1ペイロードがネットワークを横断するのにかかった異なる時間に関連する時間遅延に対処するために、適切なバッファリングが必要とされると思われる。
多くの既存の伝送装置は、複雑な連続的に連結されたペイロードを取り扱うことができないので、事実上連結されたペイロードとして移送することが特に好ましい。したがって、仮想連結は、従来の装置で連続信号を伝送できるようにする。
【0020】
このさらに代替的な実施形態においては、こうした変換は、修復保護が要求されるシステム上で連続的に連結されたペイロードを取り扱う現実的な方法を与える。連続的に連結されたインターフェースは、それと同じ数のIPルータとそれらに使用するデータスイッチに遭遇する。
本発明を具体化するネットワークをインストールし維持する費用は、単一のインフラしか必要としないので、大きく減少する。1+1保護システムに要求されるようにリンクの量を2倍にする必要性はない。
ネットワークにおける全てのリンクに修復保護を与える必要性はない。代わりのパスを見つけ出すことができるように、修復保護のために予約された十分な伝送帯域幅が存在することを保証するのは重要である。2つのノード間に多数のリンクが存在する場合には、修復パスとして用いるために予約された一定の割合の帯域幅のみが必要とされる。
【0021】
請求項の範囲内に含まれる方法及びシステムの別の実施形態は、当業者であれば認識されるであろう。本発明は、例えばSTS−1等を用いるSONETシステム、並びにスイッチ波長を用いるフォトニック・システムといった他のシステムに適用可能である。さらに、修復パスは、並列に配置された一連のリンクとして配設されてもよい。単一のリンクを修復するために幾つかの修復パスを同時に用いることが可能である。
説明した実施形態は、光ネットワークに限定されるものではない。例えば、電気信号を移送するために及び無線リンクのためにSDHフレームを用いることができる。説明した実施形態は、IP/ATMパケットに比べてかなり大きいユニットが固定ビットレートで伝送されるどんな状況にも適用可能である。しかしながら、本発明は、通信に向けられた通信ネットワークに特有の用途を見出すものである。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】網状構成の通信ネットワークの概略的な図である。
【図2】STM−16リンクの概略的な図である。
【図3】本発明を具体化するネットワークの概略的な図である。
【図4】本発明を具体化する事実上連結されたペイロードの連続変換の概略的な図である。
(技術分野)
本発明は、通信ネットワークにおける修復保護に関する。より具体的には、本発明は、光通信ネットワークのような通信ネットワークに向けられた接続における修復保護に関する。
【0002】
(背景技術)
通信ネットワークは、トラフィックがネットワーク上で回路(パス)を介してルーティングされるように方向付けられた通信であるネットワークと、トラフィックがネットワーク上で独立してルーティングされる無接続ネットワークとに分類することができる。
通信ネットワークは、ネットワーク上の失敗の際にネットワークを保護するために頻繁に修復を使用する。こうしたネットワークには、インターネット・プロトコル(IP)及び非同期転送モード(ATM)ネットワークが含まれる。IP及びATMネットワークは無接続ネットワークの例であり、それにより所与のパスのために予約される恒久的な保護パスをもたない。保護は、失敗が検出された後にトラフィック用の新しいルートを決定すること(再ルーティングすること)によって達成される。ネットワークは、代わりのルートが利用可能であることを保証するために、容量、すなわち予備の帯域幅のレベルをもたなければならない。これは、全帯域幅の20%又はその程度とすることができる。それとは対照的に、1+1割り当ては、帯域幅の100%の過供給を要求する。失敗する前に失敗する場所は分からないので、予備の帯域幅をネットワーク上に一様に分散させて、あらゆる可能性のある失敗に対応しなければならない。
IP/ATMネットワークにおいては、ネットワークにおける保護パスの供与は単純明快である。装置を接続するリンクは、リンク上で搬送される小さいパケット又はセルに対して大きな容量をもつ。粒度が小さいので、予備の帯域幅を供与することは問題ではない。
【0003】
図1は、IPルータのIP網目状ネットワーク10を示しており、IPルータ、すなわちノード12から20までが網目状に構成されている。リンク22から34までの各々は、例えば、20%の公称予備容量を有する。ノード12(IPルータA)と14(IPルータD)との間のリンク24において失敗23が生じた場合には、結果として生じるパスの損失が、ノードAからDまで、及びAからDを介してEまでのパケットの伝送を混乱させる。ルータによって失敗が検出されたときには、代わりのルートを確立することができる。例えば、AからDに向けられたパケットは、3つのパス、すなわちA−B−E−D、A−B−D又はA−C−Dのうちの1つによって再ルーティングすることができる。AからEまでに向けられたパケットはまた、失敗23によって中断される。失敗のあるリンク24を避ける代わりのルートは、A−C−D−E、A−B−E及びA−B−D−Eである。
【0004】
この種の再ルーティング保護を可能にする主要な因子は、リンク帯域幅に対するパケットの低い粒度である。これは、代わりのルートにおける予備の帯域幅を簡単に見つけられるようにする。さらに、異なるビットレートをもつパケットをリンク上で伝送する能力は、代わりのリンクを見つけることをより単純なものにする。例えば、A−D間のリンク24は622Mbpsとすることができ、A−Cは10Gbps、というようにすることができる。データパケットの性質は、リンクのビットレートに関係なく、それらをどんなリンクに沿って送ることも可能にする。しかしながら、ネットワークを横断するのにかかる遅延時間に僅かな違いがあってもよい。
現在の光ネットワークは、1+1供与に基づく非常に修復力のある保護を有する。パス(動作リンク)が設定されると、保護リンクとして別のパスが確立される。この保護リンクは、動作リンクに割り当てられる。
1+1システムは、丈夫であるが、ネットワークを保護するために帯域幅の100%の過供給を要求し、その結果として支出が高くなり、リンクを保護する場合には2倍の量の光ファイバーと装置を要求する。さらに、保護パスは、装置とファイバーとの両方のために、動作するパスから分離されなければならない。
【0005】
Generalised multi protocol label switching(GMPLS)は、光ネットワークを制御するために提案されている。GMPLSは、ネットワークに発展させるために光ネットワークの集中管理を可能にし、その接続は、クライアント装置からの要求に対して設定される。伝統的な1+1保護システムは、データネットワークで用いられる修復方法を含む保護のタイプに最も置き換えることができそうである。これの可能性のある利点は、失敗を考慮に入れた保護パスが動的に設定されることから、装置のコストと分離度テストの減少である。
しかしながら、この種の修復は、光ネットワークにおける問題を有する。これらの問題は、現在のIP/ATMデータネットワークと比較したときのデータパケットの非常に大きい粒度によって生じる。例えば、同期デジタルハイアラーキ(SDH)においては、基本単位は、典型的には同期移送モジュール1(STM−1)では155Mbpsである。STM−16は2.5Gbpsをもち、STM−64は10Gbpsサイズをもつ。これは、16又は64STM−1基本単位にそれぞれ分解することができるが、このSTM−1基本単位は、全て伝送されなければならない。パケットとは異なり、構成パケットを多数のパスにわたってフラグメント化することは可能ではない。それとは対照的に、例えば、10GのIPデータストリームは、どんな利用可能なビットレートにおいても別々にルーティングすることができる幾千ものパケットをもつ。
【0006】
光ネットワークにおいて失敗が生じるとき、光ネットワークは、ネットワークにわたって信号を多様に分散させるのに利用できる容量が不十分である。リンクの帯域幅に比べて比較的大きいパケットの粒度に起因して、影響されたトラフィックの全てをうまく再ルーティングすることができない。
さらに、或るトラフィック接続は、連続的に連結されたインターフェースを用いる。こうしたインターフェースは、典型的にはルータ又はスイッチャによって広帯域幅の接続のために用いられる。そこで、多数の基本単位が互いに付加されて(連結されて)、連続したペイロードが形成される。例えば、4つの155Mbps(STM−1)パケットは、連結されて622Mbpsのペイロード(STM−4c)を形成することができる。
連結されたペイロードをどのようにして伝送するかを決める厳しいルールが存在する。例えば、ペイロードは、フレームの連続位置において互いに伝送されなければならず、それらはフレーム構造内の特定の位置を占領しなければならない。したがって、上記の例とは異なり、連結されたSTM−16cとSTM−64cのトラフィックは、STM−1単位に分解することはできない。
【0007】
接続が設定されテイクダウンされる際に、ネットワーク帯域幅のフラグメンテーションが起こる。連結されたペイロードのために十分なだけの帯域幅がリンク上で利用可能であるが、該帯域幅は、連結されたペイロードを伝送するのにふさわしくない位置にある場合があると思われる。図2は、こうした事象の例を示す。図2を参照すると、2.5Gbpsの容量をもつSTM−16のリンク40は、各々が155Mbpsである10個のSTM−1ペイロード42を伝送する。連結された622MbpsのSTM−4cペイロード44を伝送するのに十分なだけの帯域幅が存在する。しかしながら、STM−1ペイロード42のフラグメンテーションの結果として3つになり、STM−1帯域幅によって利用可能な4つのブロックは存在しないので、STM−4cペイロードを伝送する方法はない。2つの3ブロックSTM−1帯域幅46及び48が利用可能であるが、これらがもつ帯域幅は、ペイロード44を伝送するのに不十分である。したがって、信号をこのリンク上で搬送することはできない。
光ネットワークで修復保護が実行されたときに、こうしたフラグメンテーションによって問題が生じる。修復保護は、ネットワークにおいて利用可能な帯域幅を制限する。したがって、結合されたペイロードを修復するために予備の帯域幅を見つけられる可能性は低く、公知の修復保護技術を、連続的に連結されたインターフェースにとって不適切なものにする。
【0008】
(発明の開示)
本発明は、光ネットワークにおいて修復保護を実行することに関連する問題に善処することに向けられている。大まかに言えば、これは、ネットワークのリンク上に十分な予約帯域幅を与え、それがネットワークの失敗リンクを修復するために修復パスを与えることによって達成される。
より詳細には、複数のリンクによって接続された複数のノードを含む通信ネットワークが与えられ、リンクの各々は、該リンクの少なくとも幾つかの伝送帯域幅の一部が、失敗したリンクから転送されたトラフィックを伝送して、この転送されるトラフィック用の修復パスを与えるために予約されることによって特徴付けられる伝送帯域幅を有する。
【0009】
本発明はまた、ネットワーク上の2つのノード間のデータ伝送のための光通信ネットワークにおけるリンクを与え、該リンクは、リンクの少なくとも幾つかの伝送帯域幅の一部が、失敗したリンクから転送されたトラフィックを伝送して、この転送されるトラフィック用の修復パスを与えるために予約されることによって特徴付けられる伝送帯域幅を有する。
本発明はまた、通信ネットワーク上の2つのノード間の失敗リンクを修復するための方法を与え、ネットワークは、該ネットワーク上でトラフィックを伝送するための伝送帯域幅を有する複数のリンクによって接続された複数のノードを含み、該方法は、失敗したリンクから転送されたトラフィックを伝送するために少なくとも幾つかのリンクの伝送帯域幅の一部を予約し、それにより転送されるトラフィックのために2つのノード間に修復パスを与えることによって特徴付けられる。
【0010】
本発明の実施形態は、修復のためにリンクの帯域幅の一部を予約することによって、光ネットワークのような接続に向けられたネットワークのための修復パスを実装できるという利点を有する。トラフィックは、好ましいパスが損傷するか又は動作不能になった場合に、修復帯域幅上に転送される。連続的に連結されたペイロードは、修復のために帯域幅のブロックを予約することによって、修復パスを介して伝送することができる。
さらに、リバータは、失敗したリンクが動作可能になったときに、転送されたトラフィックを失敗したリンクに戻すための手段を与え、それによりネットワークにおける修復パスの一様な分散を維持するという利点を与える。
また、連続的に連結されたペイロードは、該ペイロードが光ネットワークに入るときに、事実上連結されたペイロードに変換することができる。これは、事実上連結されたペイロードをネットワークにおける異なるリンクを介して伝送できるという利点を有する。事実上連結されたペイロードは、ネットワークの出口において、連続的に連結されたペイロードに再結合され、それによりペイロードの透明な伝送を与える。
【0011】
(発明を実施するための最良の形態)
次に、本発明の実施形態を単なる例として図面を参照しながら説明する。
説明する本発明の実施形態は、修復のためにネットワークにおいて特定的に割り当てられた帯域幅を与える。この修復帯域幅又は保護帯域幅は、失敗が起こるまでどこで修復帯域幅が必要とされるのか判断することはできないので、どんな特定のパスにも割り当てられることはない。しかしながら、それは修復のために予約される。ネットワーク全体にわたって一様に修復帯域幅を割り当てて、修復のために割り当てられ専用にされた予備容量を全てのリンクがもつことを保証することが好ましい。
保護のために帯域幅が共有されるシステムが知られており、例えば、1:N多重化セクション保護システムがある。しかしながら、こうしたシステムは、保護帯域幅が、全てが同じポイントへ及び同じポイントから移動する幾つかの指定されたパスに特定されるという点で制限される。本発明の実施形態は、ネットワーク全体に分散された修復帯域幅を与える。保護されるべき帯域幅は失敗を起こすので、パスに対する割当てはない。保護は、失敗が起こったときに動的に判断される。
【0012】
リンクを修復するためにどのように修復帯域幅を用いるかの例が、図3に示されている。ノード12’、14’、16’、及び20’は、リンク22’から34’までによって相互に接続される。この例においては、リンクの各々は、STM−1粒度をもつSTM−16容量を有する。ノード間にリンク24’を用いる4つの接続が存在し、これらは14’と12’と18’、12’と18’、及び12’と18’と20’の接続である。リンク24’が失敗する場合には、これらの接続の全ては失われる。しかしながら、種々に利用可能な保護帯域幅により、以下のルートを通してトラフィックを修復することが可能である。
・14’と12’と18’の4つの接続は、14’と18’の4つの接続として保護することができる。
・12’と18’の4つの接続は、12’と16’と18’の4つの接続として保護することができる。
・12’と18’と20’の4つの接続は、12’と14’と20’の4つの接続として保護することができる。
【0013】
失敗を判断する方法は、好ましくは、伝送データ規格において定義される標準失敗状態から導き出される。代わりのルートを見つける工程は、光ネットワーク上で実装されるマルチプロトコルラベルスイッチング(MPLS)規格か又はGMPLS規格のデータネットワークに用いられるプロトコルの使用によって決定される。
データネットワークのMPLSプロトコルは、光ネットワークにおいて効果的に動作するように修正することを必要とする。さらに、予約された修復帯域幅の存在を認識するために、プロトコルへの適切な修正が要求される。こうした修正は、修復帯域幅が通常のトラフィックに用いられないことを保証し、この実施形態においては、修復帯域幅は、パスの失敗によって失われたパスの保護のためだけに用いられなければならない。修正は、設定要求とリソース割当ての付加的なクラスを要求しても良い。
【0014】
修復帯域幅は、全ての可能性のある失敗に対する保護を与えるために、ネットワークにわたって一様に分散させる必要がある。典型的な失敗は、完全リンクによるものである。こうした失敗が生じたときに、リンクを介して伝送されるトラフィックにとって好ましいパスが失われる。その結果として、これらの失敗により、失敗の際に用いられる大きな割合の保護帯域幅がもたらされる。
失敗が修復された状態では、現在動作しているリンクは、そのトラフィックが再ルーティングされるので、トラフィックをもたない。しかしながら、保護帯域幅は、該保護帯域幅が既に損傷したリンクのトラフィックを搬送し続けるので、ロックアウトされた状態のままである。「ロックアウトされる」とは、修復帯域幅が、損傷したリンクを介して既に伝送されたトラフィック用のパスを与えるために依然として使用されることを意味する。したがって、修復帯域幅は、もはやネットワークにわたって一様に分散しない。別の失敗が起こる場合には、その後の失敗を修復するのに十分な修復帯域幅を見つけるのが困難である。
このことから考えると、保護帯域幅は復帰可能である。「復帰可能である」とは、転送されるトラフィックが予め移送された損傷リンクが修復されると、保護され転送されたトラフィックが、元のパスに戻るように復帰されることを意味する。この場合には、保護帯域幅は、損傷したリンクが動作可能になると、将来の使用のために解放される。
【0015】
別の実施形態においては、保護帯域幅を用いることなく失敗を修復することが可能であり、十分な通常の帯域幅がネットワーク上で利用可能であるべきである。トラフィックは、通常の帯域幅上で再ルーティングして、保護帯域幅を用いることを回避することができる。ルーティング・プロトコルは、この実施形態においては、それが利用可能であるならば、通常の帯域幅を用いて損傷したリンクからトラフィックを再ルーティングするように設計することができる。十分な通常の帯域幅が利用できない場合には、トラフィックは、保護帯域幅上に再ルーティングされる。この実施形態においては、保護帯域幅が用いられないときに、復帰は必要不可欠なものではない。
或る状況においては、トラフィックが幾つかのリンクを介して再ルーティングされるときに、幾つかのリンク上で保護帯域幅を用いる一方で、他のリンク上で通常の帯域幅を用いることが好ましい場合がある。これは、各々のリンクを横断するトラフィックのレベルに応じて変わる。
【0016】
別の代替的実施形態においては、保護帯域幅は、保護帯域幅が要求されないときに、普通どおりの基準で通常のトラフィックのために用いられる。好ましくは、通常通りのトラフィックは、優先度の低いトラフィックであり、保護帯域幅から外れるとすぐにネットワーク上で失敗が起こり、該トラフィックを再ルーティングするために保護帯域幅が要求される。
さらに別の代替的実施形態においては、保護帯域幅は、事実上のものである。「事実上」とは、保護帯域幅が単に保護だけのために予約されるものではないことを意味する。このさらに代替的な実施形態においては、ルーティング・プロトコルは、保護帯域幅をネットワークにおいてより一様に割り当てて、予備帯域幅の多様な利用可能性を保証するために要求される。予備帯域幅の最小閾値より下に落ちることなく回路をルーティングすることが難しくなった場合に、適切なアラームが立てられるべきである。また、失敗が修復されると、帯域幅を戻してネットワークにおける予備帯域幅の一様な分散を保証することが必要とされる。
連続的に連結されたインターフェースは、帯域幅の単一ブロックを要求することから、復帰するのに問題のあるものとなり得る。ネットワークにおける代わりのルートを見つけることは、修復保護プロトコルが用いられ予備の帯域幅が制限されるときに、困難なものとなり得る。
【0017】
さらに別の代替的実施形態においては、連続的に連結されたペイロードは、ネットワークにおいて伝送される前に、ネットワークが復帰を使用できるように事実上連結されたペイロードに変換される。このさらに代替的な実施形態においては、関連するブロックを含む事実上連結されたペイロードは、ブロックを独立してルーティングすることによって、ネットワークにおいて伝送することができる。関連するブロックが光ネットワークを出るのに伴って、これらは再結合されて連続ブロックになる。したがって、この工程は、クライアントにとって透明である。
【0018】
図4を参照すると、連続的に連結されたSTM−4cペイロード80は、光ネットワーク82を横断する。光ネットワーク上の進入点84及び出口点86において、信号は、連続仮想変換器88及び90で連続した仮想変換を受ける。そこで光ネットワークは、伝送するために、単一のSTM−4cペイロードではなく、4つの別々のSTM−1ペイロード92、94、96、98(又は信号)を有する。したがって、信号をネットワークにおいてルーティングするのがより簡単である。帯域幅の1つの大きな割当てを見つける必要はなく、そして各STM−1ペイロードは、ネットワークを横断するのに異なるパスを用いることができる。リンクの失敗が起こった場合には、代わりのルートをより簡単に見つけ出すことができる。個々のSTM−1ペイロードは、より大きな単一のSTM−4cペイロードよりも、再ルーティングするのがより簡単である。さらに、それらは異なるリンクを介して移動できるので、失敗が全てのSTM−1ペイロードに影響を及ぼす可能性は少ない。その場合、修復工程は、修復するのにより少ない信号を有する。
【0019】
4つの関連するSTM−1ペイロードは、各々が要求された目的地に到達し、要求されたオーダーで元のSTM−4cペイロードの他の構成要素と再結合されるように、適切にラベル化される。光ネットワークからの出口86において、4つのSTM−1信号が、連続仮想変換器90によって、単一のSTM−4c連続ペイロード80に戻るように結合され変換される。各STM−1ペイロードがネットワークを横断するのにかかった異なる時間に関連する時間遅延に対処するために、適切なバッファリングが必要とされると思われる。
多くの既存の伝送装置は、複雑な連続的に連結されたペイロードを取り扱うことができないので、事実上連結されたペイロードとして移送することが特に好ましい。したがって、仮想連結は、従来の装置で連続信号を伝送できるようにする。
【0020】
このさらに代替的な実施形態においては、こうした変換は、修復保護が要求されるシステム上で連続的に連結されたペイロードを取り扱う現実的な方法を与える。連続的に連結されたインターフェースは、それと同じ数のIPルータとそれらに使用するデータスイッチに遭遇する。
本発明を具体化するネットワークをインストールし維持する費用は、単一のインフラしか必要としないので、大きく減少する。1+1保護システムに要求されるようにリンクの量を2倍にする必要性はない。
ネットワークにおける全てのリンクに修復保護を与える必要性はない。代わりのパスを見つけ出すことができるように、修復保護のために予約された十分な伝送帯域幅が存在することを保証するのは重要である。2つのノード間に多数のリンクが存在する場合には、修復パスとして用いるために予約された一定の割合の帯域幅のみが必要とされる。
【0021】
請求項の範囲内に含まれる方法及びシステムの別の実施形態は、当業者であれば認識されるであろう。本発明は、例えばSTS−1等を用いるSONETシステム、並びにスイッチ波長を用いるフォトニック・システムといった他のシステムに適用可能である。さらに、修復パスは、並列に配置された一連のリンクとして配設されてもよい。単一のリンクを修復するために幾つかの修復パスを同時に用いることが可能である。
説明した実施形態は、光ネットワークに限定されるものではない。例えば、電気信号を移送するために及び無線リンクのためにSDHフレームを用いることができる。説明した実施形態は、IP/ATMパケットに比べてかなり大きいユニットが固定ビットレートで伝送されるどんな状況にも適用可能である。しかしながら、本発明は、通信に向けられた通信ネットワークに特有の用途を見出すものである。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】網状構成の通信ネットワークの概略的な図である。
【図2】STM−16リンクの概略的な図である。
【図3】本発明を具体化するネットワークの概略的な図である。
【図4】本発明を具体化する事実上連結されたペイロードの連続変換の概略的な図である。
Claims (22)
- 各々が伝送帯域幅を有する複数のリンクによって接続された複数のノードを含み、前記リンクの少なくとも幾つかの伝送帯域幅の一部は、失敗したリンクから転送されたトラフィックを伝送するために予約されて、前記転送されたトラフィック用の修復パスを与えることを特徴とする通信ネットワーク。
- ネットワーク上の2つのノード間でデータを伝送するための通信ネットワークのリンクであって、前記リンクは伝送帯域幅を有し、前記伝送帯域幅の一部は、失敗したリンクから転送されたトラフィックを伝送するために予約されて、前記転送されたトラフィック用の修復パスを与えることを特徴とするリンク。
- 前記トラフィックは、連続的に連結されたペイロードを有することを特徴とする請求項1又は2に記載の装置。
- 前記修復のために予約された部分は、帯域幅のブロックからなることを特徴とする請求項1又は2に記載の装置。
- ネットワーク上に複数の事実上連結されたペイロードを伝送するために、前記ネットワークとの間の入口又は出口に、連続的に連結されたペイロードと複数の事実上連結されたペイロードとの間で変換するための変換器を備えることを特徴とする上記請求項のいずれかに記載の装置。
- 前記複数の事実上連結されたペイロードの各々は、異なるリンク上を伝送されることを特徴とする請求項5に記載の装置。
- 前記修復部分が、失敗したリンクから転送されたトラフィックを伝送するのに必要とされない場合には、所与のリンクの修復部分を介して優先度の低いペイロードを伝送する手段をさらに含むことを特徴とする上記請求項のいずれかに記載の装置。
- 単一のリンクによって接続された2つのノード間の前記修復パスは、複数のリンクを含むことを特徴とする上記請求項のいずれかに記載の装置。
- 修復パスは、複数のリンクを介して延び、前記リンクの少なくとも1つのトラフィックを伝送するための伝送帯域幅の一部を含むことを特徴とする請求項8に記載の装置。
- 失敗したリンクが動作可能になったときに、転送されたトラフィックを修復パスから失敗したリンクに戻すためのリバータを含むことを特徴とする上記請求項のいずれかに記載の装置。
- 前記ネットワークは、同期デジタルハイアラーキ(SDH)か又はSONET信号を搬送することを特徴とする上記請求項のいずれかに記載の装置。
- 前記ネットワークは、光ネットワークであることを特徴とする上記請求項のいずれかに記載の装置。
- 通信ネットワーク上の2つのノード間の失敗リンクを修復する方法であって、前記ネットワークは、複数のリンクによって接続された複数のノードを含み、前記リンクは、ネットワーク上でトラフィックを伝送するための伝送帯域幅を有し、前記方法は、前記失敗したリンクから転送されたトラフィックを伝送するために、前記リンクの少なくとも幾つかの伝送帯域幅の一部を予約し、それにより転送されたトラフィック用の2つのノード間の修復パスを与えることによって特徴付けられる方法。
- 前記トラフィックは、連続的に連結されたペイロードを含むことを特徴とする請求項13に記載の方法。
- 前記部分は、帯域幅のブロックであることを特徴とする請求項13に記載の方法。
- 前記ネットワークに出入りするトラフィックとして、前記トラフィックを連続的に連結されたペイロードと複数の事実上連結されたペイロードとの間で変換することを含み、前記複数の事実上連結されたペイロードは、前記ネットワーク上で伝送されることを特徴とする請求項13から15までのいずれか1項に記載の方法。
- 前記事実上連結されたペイロードの各々を異なるリンクを介して伝送することを含む請求項16に記載の方法。
- 前記リンクが作動可能なときに、前記修復パスを介して優先度の低いトラフィックを伝送することを含む請求項13から17までのいずれか1項に記載の方法。
- 前記第1ノードと前記第2ノードとの間でペイロードを伝送するための修復パスを予約することを含む、請求項14から請求項18までのいずれか1項に記載の方法。
- 単一のノードによって接続された2つのノード間の前記修復パスは、複数のリンクを含むことを特徴とする請求項14から請求項20までのいずれか1項に記載の方法。
- 複数のリンクを介して修復パスを延ばすことを含み、前記リンクは、該リンクの少なくとも1つのトラフィックを伝送するための伝送帯域幅の一部を含むことを特徴とする請求項20に記載の方法。
- 前記失敗したリンクが動作可能になったときに、前記修復パスから前記失敗したリンク上にトラフィックを戻すことを特徴とする請求項13から請求項21までのいずれか1項に記載の方法。
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