JP4386438B2 - 遊技機用台間機 - Google Patents
遊技機用台間機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4386438B2 JP4386438B2 JP2005020486A JP2005020486A JP4386438B2 JP 4386438 B2 JP4386438 B2 JP 4386438B2 JP 2005020486 A JP2005020486 A JP 2005020486A JP 2005020486 A JP2005020486 A JP 2005020486A JP 4386438 B2 JP4386438 B2 JP 4386438B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- medal
- machine
- game
- gaming machine
- slot
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Slot Machines And Peripheral Devices (AREA)
Description
ここで、遊技機を新しい機種に変更する場合には、遊技機用台間機は遊技場に据え置かれ、遊技機のみが交換されることが多い。このような場合には、予め設置されている遊技機用台間機と、遊技機との位置あわせをする必要があるが、従来は、例えば特許文献2に示すような、ネジと複数のネジ孔により位置調整可能とする機構や、位置合わせ用マークを設けることにより、位置あわせを行っていた。さらに、特許文献3に示すように、遊技機にメダルを供給するためのノズルが適正位置に無い場合には、メダル投入ができないように制御するメダル貸出機も考案されている。
そこで、本願発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、以下の点にある。すなわち、請求項1記載の発明は、適正な位置決めが行われたことを作業者が確実に確認でき、かつ、不適切な位置で作動することのない遊技機用台間機を提供することを目的とする。また、請求項2記載の発明は、上記目的に加え、簡易な機構で遊技機との位置あわせが可能な遊技機用台間機を提供することを目的とする。
なお、括弧内の符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(請求項1)
(特徴点)
請求項1記載の発明は、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項1記載の発明は、遊技場に固定設置され、遊技媒体を投入するための遊技媒体投入口(メダル投入口11)を有する遊技機を隣接して設置する遊技機用台間機(以下台間機と省略する)に係る。そして、この台間機は、遊技媒体を払い出す遊技媒体払い出し装置と、隣接する遊技機の遊技媒体投入口(11)に払い出しに係る前記遊技媒体を移送するための移送手段(メダル移送ブロック34)と、前記遊技機に設けられた移動体(突出体51)の適正な移動を検知して遊技機との位置決めが適正に行われたことを確認するための位置決め確認手段(貸出機側スイッチ機構40)とを備えている。
ここで、遊技機の「適正な設置位置」とは、遊技機及び台間機がそれぞれ有効に機能するために予め設定された位置のことであり、遊技機と台間機との上下方向、左右方向、前後方向の位置関係が適正になることである。
「移動体」は、遊技機が適正位置でないときに在る場所から、遊技機が適正位置となった場合に在るべき場所に移動するものである。例えば、移動体(51)として、遊技機の側面から突出するとともに突出している部分を押圧されると遊技機側面内部に没入可能な出没突起を設け、遊技機が適位置にない場合には(例えば台間機の側面に押圧されて)出没突起は没入しており、遊技機が動かされて適位置に達した場合には(例えば台間機の側面に設けられた凹部に嵌入して)突出するように形成することができる。
本発明における「遊技媒体」とは、具体的には、遊技メダルやコイン、パチンコ球などの遊技球などを指す。そして、本発明における台間機は、遊技媒体払い出し装置として、例えばメダルを払い出すためのホッパー装置(貸し出しメダル払い出し装置23)を備えたメダル貸出機(2)などとすることができ、払い出しメダルを隣接する遊技機、例えばスロットマシンのメダル投入口(11)に直接移送可能に形成されている。前記移送手段(34)は、内部を遊技媒体が通過可能な移送通路を有する管状又は樋状のノズルとすることができる。
そして、前記位置決め確認手段(40)が前記移動体(51)の適正な移動を検知していない場合には、電源回路が遮断されて非通電状態になり、前記位置決め確認手段(40)が前記移動体(51)の適正な移動を検知した場合には、電源回路が導通状態となって通電状態になるものであり、前記遊技媒体払い出し装置の駆動部は前記電源回路に電気接続されており、前記電源回路に電気が導通すると同時に前記遊技媒体払い出し装置が自動的に作動して遊技媒体を払い出し、払い出された遊技媒体が前記移送手段(34)を介して隣接する遊技機の遊技媒体投入口(11)に投入されることにより、前記遊技機が適正な設置位置となったことを確認可能に形成されていることを特徴とする。
そして、本発明においては、遊技媒体投入口(11)が移送手段(34)から遊技媒体を適正に受け入れ可能な位置となった場合が、遊技機の「適正な設置位置」ということになる。ここで、「遊技媒体を適正に受け入れ可能」とは、移送手段(34)から排出される遊技媒体が、零れたり詰まったりすることなく、遊技機の遊技媒体投入口(11)に転送されるような状態になっていることである。
本発明においては、遊技機を隣接設置していない状態においては、台間機の電源回路は遮断されており、台間機は非通電状態で作動しない。そして、遊技機が、台間機との関係において予め設定された適正な位置に設置された場合には、遊技機の移動体(51)が所定位置に移動して、位置決め確認手段(40)が位置決めの完了を確認する。このとき、報知手段(26)により所定の報知がなされるので、作業者は位置決め完了を確実かつ明確に知ることができる。さらにこのとき、台間機の電源回路が導通状態になり、台間機は通電状態になって作動可能となる。
また、本発明では、位置決め確認手段(40)の位置決め確認により台間機の電源回路が導通状態となると、自動的に遊技媒体払い出し装置(23)が作動して(例えばホッパーを作動させるためのモータが駆動して)、遊技媒体が移送手段(34)を通じて遊技媒体投入口(11)に移送される。すなわち、遊技機設置作業中に、台間機から遊技媒体が払い出されることで、遊技機が適正な位置に設置されたことを知ることができるのであり、遊技媒体払い出し装置(23)を報知手段として位置づけたものである。
なお、通電により開始された遊技媒体の移送を停止するには、例えば、所定時間移送が行われた後停止するようにタイマーで制御したり、遊技媒体払い出し装置(23)の作動を停止させるための停止スイッチを設けるなどすればよい。
(請求項2)
(特徴点)
請求項2記載の発明は、上記した請求項1記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
ここで、「常態」とは、弾性体(52)が無負荷状態であることを意味するものである。
また、前記「スイッチ機構」は、例えば、端部に接点(45)を有しバネ等により陥没部(25)の開口側(遊技機が設置される側側)に付勢された摺動体(42)を備え、この摺動体(42)が出没突起(51)に押されて奥側に移動して接点(45)が接触する押圧スイッチや、出没突起(51)の先端が当接して押圧することにより表面が弾性変形して、内部に隔離配置されている接点(45)が接触する接触スイッチとすることができる。
本発明において、遊技機を台間機に隣接させて設置する場合には、台間機の位置決め確認手段(40)が設けられている側面に、遊技機の位置決め移動手段(50)が設けられている側面を沿わせるようにして、遊技機を手前側から押入していく。このとき、出没突起(51)は、台間機の側面に押圧されて、凹部(18)内に没入している。そして、遊技機が適位置にまで移動してくると、陥没部(25)と凹部(18)との位置が合致して、出没突起(51)は凹部(18)から陥没部(25)の内部に向かって突出する。すると、出没突起(51)の先端部が位置決め確認手段(40)のスイッチを押して、接点(45)が接触し、電源回路が導通状態になる。
(請求項3)
(特徴点)
請求項3記載の発明は、上記した請求項1又は2記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項3記載の発明は、前記遊技機は、遊技媒体としての遊技メダルを投入可能なメダル投入口(11)を備え、このメダル投入口(11)には、側方から遊技メダルを受け入れ可能な側方移送通路(11B)が設けられ、前記遊技機用台間機は、遊技メダルを貯留可能な内部空間と、内部空間に貯留されている遊技メダルを前記移送手段(34)に送り出すメダル送り装置(32)と、メダル送り装置(32)から送り出された遊技メダルを下方に落下させるためのメダル落下口(33)とを有する一括投入機構(3)を備え、前記遊技媒体払い出し装置(23)は、前記一括投入機構(3)の内部空間に遊技メダルを払い出し可能である。
そして、前記遊技機が適正位置に設置された場合には、前記移送手段(34)の端部(34a)と前記側方移送通路(11b)の端部の位置が合致して前記メダル通路(35)と前記側方移送通路(11)が連通することにより、前記移送手段(34)から前記メダル投入口(11)に遊技メダルが移送されるように形成され、前記遊技機が適正位置に設置されたにもかかわらず、前記移送手段(34)から前記メダル投入口(11)に遊技メダルが移送されない場合には、前記移送手段(34)を前後に移動させて位置調整することにより、前記移送手段(34)の端部(34a)と前記側方移送通路(11b)の端部の位置を合致させることができることを特徴とする。
(図面の説明)
図1乃至図8は、本発明の実施の形態を示すものである。
図1はスロットマシン1及びメダル貸出機2の概略平面及び正面図、図2はスロットマシン1及びメダル貸出機2の外観斜視図、図3はメダル貸出機2の側面図、図4は一括投入機構3の拡大断面図、図5乃至図7は電源スイッチ機構4の拡大横断面図、図8は電源スイッチの電気回路の概略図である。
(スロットマシン1)
スロットマシン1は、図2に示すように、筐体10及び筐体の正面側に取り付けられた前扉13から形成され、正面側には回転リール(図示せず)の図柄を視認可能な図柄表示窓14が形成されている。また、この図柄表示窓14の下方でありスロットマシン1の略中央部は、スタートスイッチやストップスイッチなどの操作手段が設けられる操作部16となっている。そしてこの操作部16の正面右端部には、遊技メダルを投入するためのメダル投入口11が設けられている。なお、特に図示しないが、メダル投入口11の下方には、遊技メダルの真贋を判断すると共に投入メダルをカウントするためのメダルセレクターが設けられている。また、スロットマシン1の下部には、払い出しメダルを貯留可能な払い出しメダル皿15が設けられている。
そして、メダル投入口11から遊技メダルを投入し、スタートスイッチの操作により回転リールを回転させ、ストップスイッチの操作により回転リールを停止させ、このとき、複数の回転リールに表示された図柄が所定の位置態様に停止すると入賞となり、所定枚数のメダルが払い出されるように形成されているものである。
(メダル貸出機2)
メダル貸出機2は、スロットマシン1の側面側に隣接して設置される箱型の装置であって、金銭と引き替えに遊技メダルを貸し出すと共に、貸し出しメダル及び遊技者が投入するメダルをスロットマシン1のメダル投入口11に投入するためのものである。すなわち、メダル貸出機2は、図3に示すように、外箱20に、紙幣カウンター22及び貸し出しメダル払い出し装置23が内蔵されているとともに、正面側には一括投入機構3が取り付けられているものである。
紙幣カウンター22は、外箱20の正面下方に設けられた紙幣投入口21から投入された紙幣を読み取って、貸し出しメダル払い出し装置23に所定枚数の遊技メダルを払い出させるためのものである。なお、メダル貸出機としては、紙幣投入口21及び紙幣カウンター22の他に、硬貨投入口や硬貨カウンター、釣り銭払い出し口などを有していてもよい。また、プリペイドカード投入口とカードリーダーを有していてもよい。
一括投入機構3は、前記貸し出しメダル払い出し装置23から払い出される遊技メダル、及び遊技者が投入する遊技メダルを、スロットマシン1のメダル投入口11に一括投入するための機構である。具体的には、一括投入機構3は、図1及び図4に示すように、大きく分けて、メダル貸出機2の外箱20の正面に取り付けられた本体カバー30と、本体カバー30の内部に設けられたメダル送り装置32とから構成されている。
本体カバー30は、図2、図3に示すように、メダル貸出機2の外箱20の正面略中央部から手前側(スロットマシン1を正面から見た場合の手前側。以下同じ)に突出する箱形部材であり、上方に開口する一括投入開口31が形成され、図4に示すように、内部にはメダル送り装置32が内蔵されている。
また、前記排出機構80は、ソレノイド81の作動で開閉板82を開くことにより、メダル送り装置34のベルト上及び開閉板82の上にあるメダルや異物などを、リセット開口36から排出させるためのものである。
(遊技メダルの移送)
上記構成を有する一括投入機構3の遊技メダルの移送過程を説明する。
まず、一括投入開口31から遊技メダルを投入すると、遊技メダルはメダル送り装置34の搬送ベルト32bの後方部上面と開閉板82の上面に積み重なるように落下し、一括投入機構3の内部空間に貯留される。また、メダル貸出機2に紙幣を投入した場合には、貸し出しメダル払い出し装置23から遊技メダルが払い出され、貸し出しメダル受入口37を通って、一括投入機構3の内部空間(搬送ベルト32b及び開閉板82の上側)に貯留される。次に、一括投入開口31の周囲を手で押さえると、タッチセンサが反応して、メダル送り装置32が作動を開始する。すなわち、駆動モータ32dが駆動して、搬送ベルト32bが前方に移動開始する。
電源スイッチ機構4は、スロットマシン1が適正位置に設置されることにより、メダル貸出機2を通電状態にするための装置であり、図1に示すように、スロットマシン1とメダル貸出機2の隣接する当接部に設けられた接触スイッチ機構であり、具体的には、図5に示すように、メダル貸出機2のスロットマシン側の側面に設けられた貸出機側スイッチ機構40と、スロットマシン1のメダル貸出機側の側面に設けられたスロット側スイッチ機構50とを有している。
貸出機側スイッチ機構40は、メダル貸出機2の外箱20の側面に形成された凹部25の内部に設けられた押圧スイッチであって、スロットマシン1とメダル貸出機2との位置決めが適正に行われたことを確認するための位置決め確認手段として機能する。具体的には、貸出機側スイッチ機構40は、一方の端部に平板状の当接部41、他方の端部には主電源70(図8参照)と接続する接点45aを備える柱状の摺動体42と、この摺動体42を外箱20の外側方向に付勢するバネ43を有している。
そして、当接部41が押圧力を受けると、バネ43は圧縮され、摺動体42が外箱20の内部側に移動し、接点45aと接点45bが接触して、メダル貸出機2が通電状態となり、当接部41にかかる押圧力がなくなると、圧縮されていたバネ43の復元力により摺動体42が外箱20の外部側に移動し、接点45aと接点45bが非接触となり、メダル貸出機2が非通電状態となるよう形成されているものである。
スロット側スイッチ機構50は、スロットマシン1の筐体10の側板に形成された凹部18の内部に設けられた出没突起であって、スロットマシン1が適正な設置位置となった場合に移動して、位置決め完了を前記貸出機側スイッチ機構40に伝達する位置決め移動手段として機能する。具体的には、スロット側スイッチ機構50は、先端が球状に形成された突出体51と、突出体51を筐体10の外側方向に付勢するバネ52を有している。
そして、突出体51の先端部押圧力を受けると、バネ52は圧縮され、突出体51は凹部18の内部側に移動し、凹部18の内部に没入し(図6参照)、先端部にかかる押圧力がなくなると、圧縮されていたバネ52の復元力により突出体51は凹部18の外側に突出するよう形成されているものである。
(スロットマシン1の設置とメダル貸出機2の電源入力)
次に、上記構成を有する電源スイッチ機構4の作用を説明する。
次に、新たに設置するスロットマシン1を、前記メダル貸出機2の隣に配置し、外箱20に形成された凸部24の正面側をスロットマシン1のスライド溝17の背面側に嵌入させる。これにより、メダル貸出機2に対するスロットマシン1の上下方向の位置決めを行うことができ、例えば床面が水平でない場合であっても、貸出機側スイッチ機構40とスロット側スイッチ機構50の高さ方向の位置がずれないようにすることができる。そして、スロットマシン1をメダル貸出機2の側面に沿って奥方向に移動させる。このとき、スロット側スイッチ機構50の突出体51は、図6に示すように、先端部が外箱20の側面に当接することにより凹部18の内部に没入している。
さらに、台交換のため、スロットマシン1を設置位置から取り出す場合には、スロットマシン1を手前側に移動させることにより、突出体51が凹部25の手前側端部に形成された傾斜部25Aに当接しつつ凹部18内に押し戻され、凹部25から抜け出して図6に示す状態となる。これにより、スロットマシン1は、突出体51と凹部25の係合に阻止されることなく、また突出体51が凹部25の内壁と噛み合って破損することなく、手前側に移動可能となる。突出体51が凹部25から脱することにより当接部41への押圧力が無くなり、摺動体42はバネ43の復元力により外箱20の外部側に移動する。これにより、接点45a,45bの接触が離れ、電源回路が遮断されて、メダル貸出機2が非通電状態となり、パイロットランプ26は消灯する。
また、スロットマシン1が適位置に無いとき、あるいはスロットマシン1が隣に設置されていないときには、メダル貸出機2が非通電状態となるので、過ってメダル貸出機2を作動させてしまい、遊技メダルを床に零してしまうというトラブルも防ぐことができる。
ところで、メダル貸出機2の電源回路中に、図8に示すようなジャンパースイッチ60を設けてもよい。これは、ジャンパースイッチ60をONにすることにより、接点45a,45bの接触状態如何にかかわらず、メダル貸出機2を通電状態にできるようにしたものである。このように形成することにより、当接部41が押圧されなくても主電源のONによりメダル貸出機2を通電状態にすることができ、スロット側スイッチ機構50を有していないスロットマシンが隣接設置される場合に不都合のないようにすることができる。
また、本発明においては、電源スイッチ機構4は、メダル貸出機2が単体で設置されている状態、又はメダル貸出機2の隣にスロットマシン1を設置する最中はメダル貸出機2を非通電状態とし、スロットマシン1が適位置に設置された場合には、メダル貸出機2を通電状態とすることができるようになっている。つまり、スロットマシン1の設置作業中にメダル貸出機2が作動することにより、スロットマシン1が適位置に設置されたのを知ることが可能である。従って、報知手段としてのパイロットランプ26は、必ずしも設けなくともよい。例えば、非通電状態にしたメダル貸出機2の貸し出しメダル払い出し装置23をONにして(メダルが払い出し可能な状態にして)おき、メダル貸出機2が通電状態となると、自動的に貸し出しメダル払い出し装置23が作動するように設定しておく。そして、スロットマシン1の設置作業中に、メダルがメダル投入口11に転送されることにより、スロットマシン1が適位置に配置されたのを確認することができる。すなわち、貸し出しメダル払い出し装置23を報知手段として機能させてもよいのである。このように形成することにより、メダルの移送状況を実際に確認でき、メダル投入口11とメダル移送ブロック34の位置の微調整も同時に点検できるという利点がある。
10 筐体 11 メダル投入口
11a 投入スリット 11b 側方移送通路
13 前扉 14 図柄表示窓
15 払い出しメダル皿 16 操作部
17 スライド溝 18 凹部
2 メダル貸し出し機
20 外箱 21 紙幣投入口
22 紙幣カウンター 23 貸し出しメダル払い出し装置
24 凸部 25 凹部(陥没部)
26 パイロットランプ(報知手段)
3 一括投入機構
30 本体カバー 31 一括投入開口
32 メダル送り装置 32a ローラ
32b 搬送ベルト 32c 逆転ローラ
32d 駆動モータ 33 メダル落下口
34 メダル移送ブロック(移送手段) 35 メダル通路
36 リセット開口 37 貸し出しメダル受入口
4 電源スイッチ機構
40 貸出機側スイッチ機構(位置決め確認手段)
41 当接部 42 摺動体
43 バネ 44 ストッパー
45 接点
50 スロット側スイッチ機構(位置決め移動手段)
51 突出体(移動体・出没突起) 52 バネ
53 ストッパー
60 ジャンパースイッチ 70 主電源
80 排出機構 81 ソレノイド
82 開閉板 90 排出貯留箱
Claims (3)
- 遊技場に固定設置され、遊技媒体を投入するための遊技媒体投入口を有する遊技機を隣接して設置する遊技機用台間機であって、
遊技媒体を払い出す遊技媒体払い出し装置と、
隣接する遊技機の遊技媒体投入口に払い出しに係る前記遊技媒体を移送するための移送手段と、
前記遊技機に設けられた移動体の適正な移動を検知して遊技機との位置決めが適正に行われたことを確認するための位置決め確認手段とを備え、
前記位置決め確認手段が前記移動体の適正な移動を検知していない場合には、電源回路が遮断されて非通電状態になり、前記位置決め確認手段が前記移動体の適正な移動を検知した場合には、電源回路が導通状態となって通電状態になるものであり、
前記遊技媒体払い出し装置の駆動部は前記電源回路に電気接続されており、前記電源回路に電気が導通すると同時に前記遊技媒体払い出し装置が自動的に作動して遊技媒体を払い出し、払い出された遊技媒体が前記移送手段を介して隣接する遊技機の遊技媒体投入口に投入されることにより、前記遊技機が適正な設置位置となったことを確認可能に形成されていることを特徴とする遊技機用台間機。 - 前記遊技機は、遊技機が適正な設置位置となった場合に、前記移動体の移動により位置決め完了を伝達するための位置決め移動手段を備え、
前記位置決め移動手段は、遊技機の側面に設けられた凹部と、この凹部内に取り付けられ、常態において隣接する遊技機用台間機の側面に向かって前記凹部から突出し、弾性体により突出方向に付勢されるとともに先端部に押圧力を受けることにより前記凹部内に没入する移動体としての出没突起とを備え、
前記位置決め確認手段は、遊技機用台間機の側面に設けられた陥没部と、前記出没突起が前記陥没部内に突出していない場合には電源回路を導通状態にするための接点が非接触であり、前記出没突起が前記陥没部内に突出することにより前記接点が接触するスイッチ機構とを備え、
前記遊技機が適正な位置に配置された場合には、前記凹部と前記陥没部の位置が合致して、前記出没突起が前記陥没部内に突出するように形成されていることを特徴とする請求項1記載の遊技機用台間機。 - 前記遊技機は、遊技媒体としての遊技メダルを投入可能なメダル投入口を備え、このメダル投入口には、側方から遊技メダルを受け入れ可能な側方移送通路が設けられ、
前記遊技機用台間機は、遊技メダルを貯留可能な内部空間と、内部空間に貯留されている遊技メダルを前記移送手段に送り出すメダル送り装置と、メダル送り装置から送り出された遊技メダルを下方に落下させるためのメダル落下口とを有する一括投入機構を備え、
前記遊技媒体払い出し装置は、前記一括投入機構の内部空間に遊技メダルを払い出し可能であり、
前記移送手段は、前記一括投入機構の正面に前後方向に摺動可能に取り付けられているとともに、前記メダル落下口から落下する遊技メダルを、上方から受けて前記メダル投入口の側方移送通路に1枚ずつ移送するメダル通路を備え、
前記メダル通路の上端部の奥行き長さは、前記メダル落下口の下端部の奥行き長さよりも大きく形成されており、
前記遊技機が適正位置に設置された場合には、前記移送手段の端部と前記側方移送通路の端部の位置が合致して前記メダル通路と前記側方移送通路が連通することにより、前記移送手段から前記メダル投入口に遊技メダルが移送されるように形成され、
前記遊技機が適正位置に設置されたにもかかわらず、前記移送手段から前記メダル投入口に遊技メダルが移送されない場合には、前記移送手段を前後に移動させて位置調整することにより、前記移送手段の端部と前記側方移送通路の端部の位置を合致させることができることを特徴とする請求項1又は2記載の遊技機用台間機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005020486A JP4386438B2 (ja) | 2005-01-28 | 2005-01-28 | 遊技機用台間機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005020486A JP4386438B2 (ja) | 2005-01-28 | 2005-01-28 | 遊技機用台間機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006204546A JP2006204546A (ja) | 2006-08-10 |
JP4386438B2 true JP4386438B2 (ja) | 2009-12-16 |
Family
ID=36961988
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005020486A Expired - Fee Related JP4386438B2 (ja) | 2005-01-28 | 2005-01-28 | 遊技機用台間機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4386438B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5170669B2 (ja) * | 2008-06-10 | 2013-03-27 | サミー株式会社 | 遊技機の筐体 |
-
2005
- 2005-01-28 JP JP2005020486A patent/JP4386438B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006204546A (ja) | 2006-08-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7197417B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5438228B1 (ja) | 遊技媒体貸出装置 | |
JP4386438B2 (ja) | 遊技機用台間機 | |
JP2014133061A (ja) | 遊技媒体貸出装置 | |
JP2008206732A (ja) | メダル貸出機 | |
JP4386439B2 (ja) | 遊技機用台間機 | |
JP7197418B2 (ja) | 遊技機 | |
JP4340590B2 (ja) | 台間機用遊技メダルの一括投入機構 | |
JP2007236577A (ja) | 遊技メダルの一括投入システム | |
JP5490269B1 (ja) | 遊技媒体貸出装置 | |
JP2006004159A (ja) | 台間機用遊技メダルの一括投入機構 | |
JP2016019792A (ja) | 遊技媒体貸出装置 | |
JP2015134244A (ja) | 遊技用装置 | |
JP2007244791A (ja) | 遊技機 | |
JP4693746B2 (ja) | メダル貸出機 | |
JP4693747B2 (ja) | メダル貸出機 | |
JP4844155B2 (ja) | Icコイン処理装置 | |
JP4684907B2 (ja) | 遊技機用台間機 | |
JP4608447B2 (ja) | 遊技機用台間機 | |
JP2015155017A (ja) | 遊技用装置 | |
JP4749257B2 (ja) | メダル貸出機 | |
JP4979284B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2006280549A (ja) | 遊技メダル貸機用メダル移送装置並びに遊技メダル貸機 | |
JP4804180B2 (ja) | メダル貸出機 | |
JP5745122B2 (ja) | 遊技媒体貸出装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090409 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090416 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090601 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090924 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090928 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121009 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121009 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131009 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |