JP4386251B2 - クランプ装置 - Google Patents

クランプ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4386251B2
JP4386251B2 JP2003272153A JP2003272153A JP4386251B2 JP 4386251 B2 JP4386251 B2 JP 4386251B2 JP 2003272153 A JP2003272153 A JP 2003272153A JP 2003272153 A JP2003272153 A JP 2003272153A JP 4386251 B2 JP4386251 B2 JP 4386251B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clamp
piston
rod
chamber
gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003272153A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005028535A (ja
Inventor
孝幸 川上
一徹 黒田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pascal Engineering Corp
Original Assignee
Pascal Engineering Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pascal Engineering Corp filed Critical Pascal Engineering Corp
Priority to JP2003272153A priority Critical patent/JP4386251B2/ja
Publication of JP2005028535A publication Critical patent/JP2005028535A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4386251B2 publication Critical patent/JP4386251B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Actuator (AREA)
  • Jigs For Machine Tools (AREA)

Description

本発明は、クランプ装置に関し、特に油圧でクランプ力を発生させガス圧でクランプ解除し、油圧作動室の油へリークしたガスの混入を防止するように構成したものに関する。
従来、機械加工に供するワークや工具類を盤面に固定するのに種々の形式の油圧駆動のクランプ装置が広く実用に供されている。従来のクランプ装置は、クランプ本体と、このクランプ本体に進退可能に装着された出力ロッドを有し、クランプ本体内に設けられた油圧シリンダによりクランプ力を発生させて、ワーク等のクランプ対象物をクランプし、クランプ本体内に設けられた復帰用のコイルスプリングによりクランプ解除させるように構成されている。
他方、クランプ解除力を復帰用コイルスプリングではなく、高圧の圧縮窒素ガスのガス圧で発生させるものもある。この場合、油圧シリンダのピストン部に対してロッド側に油圧作動室、前記ロッド側と反対側にガス充填室を夫々配設し、油圧シリンダによりクランプ力を発生させ、ガス充填室に充填した圧縮窒素ガスのガス圧で前記クランプ解除するように構成されている。特許文献に記載のクランプ装置においては、油圧シリンダのピストン部をガススプリングでクランプ側へ駆動し、油圧シリンダの油圧力でクランプ解除させるよう構成されている。
特開2002―187037
前記のように、油圧力で駆動し、圧縮ガスのガス圧でクランプ解除する形式のクランプ装置においては、ガス充填室と油圧作動室とがピストン部を隔てて隣接しているため、ガス充填室の圧縮窒素ガスがピストン部のシール部からリークして油圧作動室に徐々に侵入する。こうして、油圧用の油に窒素ガスが混入するため、油の圧縮性が大きくなりクランプ力低下の原因になる。時間の経過に応じて油圧シリンダの油への窒素ガスの混入量がある程度多くなるため、ほぼ定期的に油圧シリンダからガスを抜かなければならず、そのガス抜きの作業に多くの労力と時間がかかる。
本発明の目的は、油圧力でクランプ駆動し圧縮ガスのガス圧でクランプ解除するクランプ装置であって、出力ロッド内のガス充填室に充填した圧縮ガスのガス圧でクランプ解除駆動可能なクランプ装置を提供すること、ガス充填室からリークしたガスが油圧シリンダの油圧作動室に侵入することのないクランプ装置を提供することである。
請求項1のクランプ装置は、クランプ本体と、このクランプ本体に進退可能に装着された出力ロッドと、この出力ロッドの上端部に連結されたクランプアームと、出力ロッドを退入側へ駆動する油圧シリンダとを有するクランプ装置において、前記油圧シリンダは、出力ロッドの下端に固定されたピストン部と、このピストン部に対してロッド側に形成された環状の油圧作動室と、ピストン部に対して反ロッド側に形成されたピストン逃し室とを備え、前記出力ロッドの内部に形成されたガス充填室およびこのガス充填室に充填された圧縮ガスと、前記ピストン部に気密摺動自在に挿通してガス充填室のガス圧を受圧すると共にピストン逃し室の底壁に当接状態を維持するクランプ解除用ロッドとを備え、前記ピストン逃し室の壁部に呼吸孔を形成したことを特徴とするものである。
従って、クランプ時には油圧シリンダの油圧作動室の油圧をピストン部に作用させて出力ロッドを退入側へ駆動しクランプ力を発生させ、クランプアームを介してクランプ対象物をクランプする。クランプ解除時には、出力ロッド内のガス充填室に充填された圧縮ガス圧を受圧してピストン逃し室の底壁に当接状態を維持するクランプ解除用ロッドを介して、出力ロッドを進出方向へクランプ解除する力が発生する。
ここで、ガス充填室を出力ロッド内に形成し、ピストン部に対して反ロッド側にピストン逃し室を設けたので、ガスの流れ的には、油圧作動室とガス充填室とが隣接しない構造になり、圧縮ガスがガス充填室からピストン逃し室へリークしても、呼吸孔から外部へ放出されるため、ピストン逃し室内のガス圧が高まることはなく、そのガスが油圧作動室の油に混入することがない。
請求項2のクランプ装置は、請求項1の発明において前記クランプ解除用ロッドの上端部には、出力ロッドに対する抜け止め用の鍔部が形成されたものである。そのため、仮に組み立て時や補修時にクランプ解除用ロッドがピストン逃し室の底壁から離隔したとしても、ガス充填室のガス圧を受圧するクランプ解除用ロッドが前記鍔部で係止されるため、下方へ抜け出すことがない。
請求項3のクランプ装置は、請求項1,2の発明において前記ピストン逃し室の底壁に、前記呼吸孔の代わりに、ガス充填室からピストン逃し室へリークしたガスを外部へ放出させるチェック弁を設けたものである。従って、ガス充填室からピストン逃し室へガスがリークしても、そのガスは、前記チェック弁から外部へ放出されるため、ピストン逃し室内のガス圧が高まることがない。
請求項1の発明によれば、油圧シリンダは、出力ロッドの下端に固定されたピストン部とロッド側の油圧作動室と反ロッド側のピストン逃し室とを備え、出力ロッドの内部にガス充填室を形成して圧縮ガスを充填し、ピストン部に気密摺動自在に挿通してガス充填室のガス圧を受圧すると共にピストン逃し室の底壁に当接状態を維持するクランプ解除用ロッドを設けたので、油圧作動室の油圧によりロッドを退入側へクランプ駆動でき、ガス充填室のガス圧を受圧し且つピストン逃し室の底壁に当接状態を維持するクランプ解除用ロッドを介して、出力ロッドを進出側へクランプ解除駆動することができる。
ガスの流れ的には、油圧作動室がガス充填室に隣接しておらず、油圧作動室とガス充填室の間にピストン逃し室が介在しており、ピストン逃し室の壁部に呼吸孔を形成したので、ガス充填室からガスがリークし、そのガスがピストン逃し室に侵入することはあっても、ピストン逃し室のガス圧が高まることはないから、ピストン逃し室へリークしたガスが油圧作動室の油に混入することがない。そのため、油へのガスの混入によるクランプ力の低下が生じることがない。
請求項2の発明によれば、クランプ解除用ロッドの上端部には、出力ロッドに対する抜け止め用の鍔部が形成されているので、組み立て時や補修時におけるクランプ解除用ロッドがピストン部から下方へ抜け出すのを防止することができる。
請求項3の発明によれば、ピストン逃し室の底壁に、前記呼吸孔の代わりに、ガス充填室からピストン逃し室へリークしたガスを外部へ放出させるチェック弁を設けたので、ガス充填室からピストン逃し室へリークしたガスを外部へ放出させ、ガス充填室中のガスの増大を防止し、油圧作動室中の油へのガス混入を防ぐことができる。
本発明の実施するための最良の形態について説明する。本実施形態は、機械加工に供するワークをクランプするクランプ装置に本発明を適用した一例である。 前記ワークの外周側に複数のクランプ装置が配置され、クランプ時には、各クランプアームが最大90度まで旋回しながらワークの表面に接近してクランプし、クランプ解除時には、クランプアームがワークの表面から離隔しながら復帰側へ90度旋回する。このクランプ装置は、油圧力でクランプ駆動し、圧縮窒素ガスのガス圧でクランプ解除駆動する形式のものである。このクランプ装置は、ワークの固定以外に、金型等の工具類の固定にも適用可能なものである。
図1、図2に示すように、クランプ装置1は、クランプ本体2と、出力ロッド3と、クランプアーム4と、クランプ用の油圧シリンダ5と、出力ロッド3内に形成されたガス充填室14と、クランプ解除用ロッド6と、出力ロッド3の進退動作に応じて出力ロッドを回動させるための動作変換機構7などで構成され、油圧シリンダ5は図示外の外部の油圧供給ユニットから油圧が給排される。
先ず、クランプ本体2について説明する。図1,図2に示すように、クランプ本体2は、その下半部がベース部材Bの収容穴に収容された状態で、複数のボルトによりベース部材Bに固定されている。クランプ本体2には、出力ロッド3のロッド部が挿通されるロッド挿通孔2aと、2つのシリンダ穴2b,2cとが上から順に直列的に形成されている。ロッド挿通孔2aの上端付近部には、切削切粉等の異物が侵入するのを防ぐダストシール9が装着されている。尚、シリンダ穴2cはシリンダ穴2bよりも少し大径である。
次に、出力ロッド3について説明する。図1〜図4に示すように、出力ロッド3は、上側2/3部分の上中段ロッド部3a と、この上中段ロッド部3a の下端に連なり上中段ロッド部3a よりもやや大径の下段ロッド部3bと、上端部のテーパ部3cと、上端のネジ部3dとを有する。上中段ロッド部3a がロッド挿通孔2aに挿通し、下段ロッド部3bがシリンダ穴2bに非油密に収容されており、下段ロッド部3bの下端には、油圧シリンダ5のピストン部8が固定されている。ロッド挿通孔2aの下部には、油圧のリーク防止用の環状のシール部材10が装着されている。
クランプアーム4は、その基端部が出力ロッド3のテーパ部3cに嵌合され、ネジ部3dに螺合されたナット11で固定され、このクランプアーム4は、側方へ水平に所定長さ片持ち状に張出しており、クランプアーム4の先端部の下面には、ワークWに当接してクランプするクランプ出力部4aが形成されている。
次に、油圧シリンダ5について説明する。図1、図2に示すように、出力ロッド3を下方へ退入側へクランプ駆動するための油圧シリンダ5は、出力ロッド3の下端に固定されたピストン部8と、このピストン部8に対してロッド側(上側)に形成された環状の油圧作動室12,12aと、ピストン部8に対して反ロッド側(下側)に形成されたピストン逃し室13とを有する。
前記ピストン部8は、その外周部分を構成するピストン外周部8aと、このピストン外周部8aの中心側のネジ穴に螺合されたピストン閉塞部8bであって、出力ロッド3内のガス充填室14の下端を塞ぐピストン閉塞部8bを有する。ピストン閉塞部8bの外周部にはシール部材20aが装着されている。ピストン閉塞部8bの中心部にはクランプ解除ロッド6が気密に摺動自在に挿通している。
ピストン部8は、クランプ本体2のシリンダ穴2cにシール部材8cを介して油密摺動自在に内嵌され、油圧作動室12,12aに油圧を給排するための油路15と油圧ポート16がクランプ本体2に形成されている。油圧作動室12,12aに油圧を供給すると、油圧作動室12,12aが下方へ拡大するため、ピストン部8がピストン逃し室13へ移動しながら出力ロッド3が下方へ退入側へクランプ駆動される。
次に、窒素ガス充填室12について説明する。図1、図2に示すように、出力ロッド3と、クランプ解除用ロッド6の内部には、ガス充填室14が形成され、このガス充填室14には、窒素ガス充填バルブ17から高圧( 例えば、7〜14MPa)の圧縮窒素ガスが充填されている。前記クランプ解除用ロッド6の上端部には抜け止め用の鍔部6aが形成され、ガス充填室14内の圧縮窒素ガスのガス圧を受圧するクランプ解除用ロッド6の下端は、ピストン逃し室13の底壁18に常に当接状態を維持し、クランプ解除用ロッド6に作用するガス圧によりクランプ解除用ロッド6から底壁18に押圧力が作用し、その反力が底壁18からクランプ解除用ロッド6に作用する。つまり、前記の押圧力に等しい反力がクランプ解除力となる。クランプ解除のため、油圧作動室12,12aの油圧を抜くと、前記クランプ解除力により出力ロッド3が上方へクランプ解除駆動される。
尚、クランプ解除用ロッド6の内側に形成された凹穴14aは、ガス充填室14の一部を形成している。この凹穴14aを設けた分、ガス充填室14の容積を大きくして、ガスのリークによるガス圧の変動幅を小さくすることができる。クランプ解除用ロッド6は十分な長さを有し、ピストン部8が上限位置に位置する状態において、鍔部6aがピストン閉塞部8bの上面に当接または近接し、クランプ解除用ロッド6の下端がピストン逃し室13の底壁18に当接状態を維持している。尚、クランプ解除用ロッド6とピストン閉塞部8bの間をシールするシール部材20bも設けられている。さらに、クランプ本体2のうちの、ピストン逃し室13の底壁18には、ガス充填室14からリークしてピストン逃し室13に溜まった窒素ガスを外部へ放出させるための呼吸孔19が設けられている。
次に、動作変換機構7について説明する。このクランプ装置1では、クランプ解除状態では、出力ロッド3が上限位置に位置し、クランプアーム4はワークWの上方から側方へ退避してワークの外周辺とほぼ平行な退避位置に位置し、クランプ状態では,出力ロッド3が下限付近位置に位置し、クランプアーム4が退避位置からワークW側へ90度回動(旋回)したクランプ位置に位置するようになっている。
出力ロッド3の上昇移動や下降移動に連動して、出力ロッド3を90度回動させるための次のような動作変換機構7が設けられている。図1〜図4に示すように、動作変換機構7は、クランプ本体2側に形成された半球状の3つの凹部21と、出力ロッド3の下段ロッド部3bに形成されたほぼ螺旋状の3つのカム溝22と、3つの凹部21に夫々保持されて3つのカム溝22に夫々係合した3つの鋼球23などで構成されている。
前記3つの凹部21は、シリンダ穴2bの下部の壁面側の円周3等分位置に形成され、3つのカム溝22も円周3等分位置に形成されている。各カム溝22の下部2/3部分は、下段ロッド部3bの外周約90度にわたる螺旋溝22aであり、各カム溝22の上端側の1/3部分は、鉛直方向へストレートに延びる直線溝22bである。そして、出力ロッド3が上限位置のとき、3つの鋼球23が3つの螺旋溝22aの下端部に係合している。
3組の鋼球23と螺旋溝22aの係合を介して、螺旋溝22aが鋼球23で案内されるため、出力ロッド3が図1の状態から下降するのに応じて90度まで回動し、出力ロッド3が下限付近位置に達すると、クランプアーム4がクランプ位置(退避位置から90度回動した位置)になって鋼球23が直線溝22bに係合し、その後出力ロッド3は回動することなく小距離下降し、クランプアーム4のクランプ出力部4aがワークWに当接してクランプ状態となる。クランプ解除する際には、上記と反対に、最初出力ロッド3が回動せずに小距離上昇し、その後、上昇に応じて出力ロッド3が90度まで回動しながら上限位置まで上昇する。
次に、クランプ装置1の作用について説明する。
ワークWをクランプする場合には、図1のクランプ解除状態において、図示外の油圧供給ユニットから油圧ポート16、油路15を介して油圧作動室12,12aへ油圧を供給する。すると、クランプ解除用ロッド6がピストン閉塞部8bに対して相対的に上方移動しながら、出力ロッド3が下降移動し、前記のように動作変換機構7により出力ロッド3とクランプアーム4が90度旋回し、クランプアーム4によりワークWをクランプする。図2のクランプ状態からクランプ解除する際には、油圧作動室12,12aの油圧を抜くと、ガス充填室14のガス圧を受圧するクランプ解除用ロッド6によりクランプ解除力が発生し、前記のように動作変換機構7により出力ロッド3とクランプアーム4が前記とは反対方向へ90度復帰旋回し、出力ロッド3が上限位置に復帰する。
このクランプ装置1においては、出力ロッド3内にガス充填室14を形成し、そのガス圧をクランプ解除用ロッド6に作用させてクランプ解除力を発生させるように構成してあるため、ガスの流れ的には、油圧作動室12は、シール部材20a,20bを隔ててガス充填室14に直接隣接しておらず、シール部材20a,20bとピストン逃し室13を隔ててガス充填室14に隣接している。そのため、ガス充填室14から窒素ガスがピストン逃し室13にリークしたとしても、ピストン逃し室13から呼吸孔19を通って外部へ放出されるため、ピストン逃し室13のガス圧が高まることがなく大気圧に維持される。そのため、ガス充填室14からリークした窒素ガスが油圧作動室12の油に混入することがないから、気体の混入で油の圧縮性が増大してクランプ性能が低下することがない。
また、クランプ解除用ロッド6に鍔部6aを形成したため、クランプ装置1の組み立てや補修の際に、クランプ解除用ロッド6がピストン閉塞部8bから抜け出すことがない。
次に、前記実施例を部分的に変更する例について説明する。
(1)前記呼吸孔19を省略し、その代わりに、図5に示すようなチェック弁30であって、ピストン逃し室13内の窒素ガスのガス圧が大気圧よりも幾分高い設定圧になった時にピストン逃し室13内の窒素ガスを放出させるためのチェック弁30を、ピストン逃し室13の底壁18に設けてよい。例えば、このチェック弁30は、底壁18側に設けられ下方へ環状に突出した弁座31と、弁体32と、この弁体32を弁座31の方へ弾性付勢する圧縮バネ33と、底壁18に螺合されたバネ受け34などで構成されている。
(2)前記実施例は、クランプアーム旋回型のクランプ装置に本発明を適用した場合を例として説明したが、動作変更機構7を省略し、出力ロッド2とクランプアーム4が旋回しない形式のクランプ装置にも、本発明を同様に適用することができる。
(3)前記実施例は一例を示すものに過ぎず、当業者ならば、本発明の趣旨を悦脱しない範囲で種々の変更を付加した形態で、実施可能である。
本発明は、機械加工に供するワークを固定する種々のクランプ装置や、その他ワーク以外に金型や工具類を固定する種々のクランプ装置、その他の用途のクランプ装置に適用することができる。
本発明の実施例に係るクランプ装置(クランプ解除状態)の縦断面図である。 クランプ装置(クランプ状態)の縦断面図である。 出力ロッドとピストン部とクランプ解除用ロッドの斜視図である。 図1のIV−IV線断面図である。 変更例に係るチェック弁の断面図である。
符号の説明
1 クランプ装置
2 クランプ本体
3 出力ロッド
4 クランプアーム
5 油圧シリンダ
6 クランプ解除用ロッド
8 ピストン部
12,12a 油圧作動室
13 ピストン逃し室
14 ガス充填室
18 底壁
19 呼吸孔
30 チェック弁

Claims (3)

  1. クランプ本体と、このクランプ本体に進退可能に装着された出力ロッドと、この出力ロッドの上端部に連結されたクランプアームと、出力ロッドを退入側へ駆動する油圧シリンダとを有するクランプ装置において、
    前記油圧シリンダは、出力ロッドの下端に固定されたピストン部と、このピストン部に対してロッド側に形成された環状の油圧作動室と、ピストン部に対して反ロッド側に形成されたピストン逃し室とを備え、
    前記出力ロッドの内部に形成されたガス充填室およびこのガス充填室に充填された圧縮ガスと、
    前記ピストン部に気密摺動自在に挿通してガス充填室のガス圧を受圧すると共にピストン逃し室の底壁に当接状態を維持するクランプ解除用ロッドとを備え、
    前記ピストン逃し室の壁部に呼吸孔を形成したことを特徴とするクランプ装置。
  2. 前記クランプ解除用ロッドの上端部には、出力ロッドに対する抜け止め用の鍔部が形成されたことを特徴とする請求項1に記載のクランプ装置。
  3. 前記ピストン逃し室の底壁に、前記呼吸孔の代わりに、ガス充填室からピストン逃し室へリークしたガスを外部へ放出させるチェック弁を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載のクランプ装置。
JP2003272153A 2003-07-09 2003-07-09 クランプ装置 Expired - Fee Related JP4386251B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003272153A JP4386251B2 (ja) 2003-07-09 2003-07-09 クランプ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003272153A JP4386251B2 (ja) 2003-07-09 2003-07-09 クランプ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005028535A JP2005028535A (ja) 2005-02-03
JP4386251B2 true JP4386251B2 (ja) 2009-12-16

Family

ID=34209793

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003272153A Expired - Fee Related JP4386251B2 (ja) 2003-07-09 2003-07-09 クランプ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4386251B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007043183A1 (ja) 2005-10-14 2007-04-19 Pascal Engineering Corporation スイング式クランプ装置
JP4866362B2 (ja) * 2005-10-14 2012-02-01 パスカルエンジニアリング株式会社 スイング式クランプ装置
CN105604510A (zh) * 2016-03-22 2016-05-25 镇江宝城注浆设备有限公司 一种钻杆起拔器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005028535A (ja) 2005-02-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1437515B1 (en) Clamp device
JP4260488B2 (ja) 調心駆動機構およびその機構を備えた位置決め装置
KR101675699B1 (ko) 가공물 고정용 서포트 장치
JP5557630B2 (ja) クランプ装置
JP4864164B2 (ja) 流体カプラ付きクランピングシステム
EP1961516A1 (en) Clamp device and clamping system using such device
JP5051905B2 (ja) 流体通路接続装置
JP6288768B2 (ja) クランプ装置
KR101751509B1 (ko) 클램프 장치
JP6410472B2 (ja) クランプ装置
KR100488442B1 (ko) 유체압 실린더 장치
KR20140022076A (ko) 배력기구 부착 실린더 장치
WO2021177385A1 (ja) クランプ装置
JPWO2004060606A1 (ja) 位置決め装置
JP2012066373A (ja) クランプ装置
KR101083470B1 (ko) 위치결정장치 및 이를 구비한 클램핑 시스템
JP4386251B2 (ja) クランプ装置
JP7477181B2 (ja) ワークサポート
JP7482535B2 (ja) ワークサポート
JP2017144546A (ja) 仮ロック機能付きクランプ装置
US5927178A (en) Press driven tool actuator module
US7565859B2 (en) Power clamp with kinetic energy control
JP3239951U (ja) クランプ装置
JP6018942B2 (ja) クランプ装置及びそのクランプ装置を利用したクランピングシステム
JPWO2006046420A1 (ja) ワークサポート

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060327

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090402

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090526

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090709

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090804

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090826

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090918

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090924

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121009

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131009

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees