JP4385557B2 - Expanded grid for battery and lead-acid battery using the same - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エキスパンド加工による網目部で構成される電池の格子体およびそれを用いた鉛蓄電池に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電池極板に用いる集電体として導電体シートにスリットを形成し、エキスパンド加工したものが用いられている。またこのエキスパンド加工方法は例えば特開昭56−159065号公報に記載されているように導電体シートである鉛合金シートの一端から順次山形のプレス刃で、格子骨部を切り出すとともに、この格子骨部をプレス刃先端で順次展開していくいわゆるレシプロ方式のエキスパンド加工が知られている。
【0003】
このようなレシプロ方式のエキスパンド格子体において特開昭56−159065号公報にも記載されている通り骨部の断面積を集電用の耳部を形成した上部親骨から下部親骨に向かって順次小さくしていくことが行われている。また、特に特開昭54−157236号公報に記載されているように集電部側の親骨に接続した中骨の太さを他の部分の中骨より太くし、寿命および集電特性を高めることも知られていた。
【0004】
上記したようなレシプロ方式によるエキスパンド加工に加えてロータリー方式によるエキスパンド加工が電池用集電体の製造に用いられている。ロータリー方式のエキスパンド加工では凸状刃をその円周上に形成した円盤状カッターを所定の間隔を設けて積層したカッターロールを対にかみ合わせ、このカッターロール対を互いに反対方向に回転させつつ導電体シートを送り込んで加工する方法である。この方法では凸状刃の先端形状に応じて中骨が導電体シート上下方向に交互に円弧状に突出する。その後、導電体シートの幅方向の両端部を互いに引張ることにより円弧状に突出させた中骨を展開して網目部とする。
【0005】
このようなロータリー方式によるエキスパンド加工では中骨は、一旦、導電体シートの上下方向に展開された後、この展開方向とは異なるシート幅方向に展開することが必要である。
【0006】
このようなロータリー方式によるエキスパンド格子体の網目を構成する中骨の断面積を集電用の耳部を連設した親骨に近接するに従い大きくすると、耳部を連設した親骨と網目部を挟んで反対側の親骨に近接する中骨が切断してしまうという問題があった。また、ロータリー方式によるエキスパンド加工では前記したように中骨は異なる2方向に展開される結果、中骨には捩れが生じるので中骨、特に親骨に近接する中骨が切断しやすいという問題があった。そしてこのような捩れは電池の寿命を低下するという課題があり、これを改善する方法が要求されていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は前記したようなロータリー方式によるエキスパンド加工において従来発生していた中骨の切断を抑制し、電池の集電体に適したエキスパンド格子体とそれを用いることにより長寿命の鉛蓄電池を提供するものである。
【0008】
これらの課題を解決するために本発明の請求項1記載に係る発明は、導電性シートを網状に展開した、ロータリー方式によるエキスパンド格子体であって、前記エキスパンド格子体は、前記導電体シートに互いに平行な複数条の断続したスリットを千鳥状に形成し、平衡に隣接するスリットで形成された線条部を前記導電体シート面に対して上下方向に突出させ、前記導電体シートを幅方向に展開した網目部と前記網目部の前記導電体シート幅方向に対応する両端部に連接された親骨部とからなり、前記網目部は、捩れを生じる中骨と中骨同士が交わる結節部とからなり、集電耳部を形成した一方の親骨部から集電耳部を形成しない他方の親骨部に向かうに従い、前記中骨と前記結節部との接合部における前記中骨の断面積を小さく第1の領域と、前記第1の領域に連続して前記中骨の断面積を一定とする第2の領域と、前記第2の領域に連続し、前記集電耳部を形成しない他方の親骨部にかけて前記断面積を大きくする第3の領域を有し、前記集電耳部を形成した側の親骨部に接続する接続中骨部の前記断面積が全ての前記中骨の断面積の最大値であって、この最大値をαとし、前記中骨の断面積の最小値をβとしたときの、比(α/β)が1.1よりも大きく、かつ2.13よりも小さいことを特徴とすることを特徴とする電池用エキスパンド格子体を示すものである。
【0010】
さらに本発明の請求項2記載に係る発明は、請求項1に記載の電池用エキスパンド格子体において導電体は鉛合金で構成することを示すものである。
【0011】
そして、本発明の請求項3記載に係る発明は、請求項2に記載の構成の電池用エキスパンド格子体を用いた鉛蓄電池を示すものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態による電池用エキスパンド格子体を説明する。
【0013】
図1に示したように凸状刃1をその円周上に平坦部2を介して配列した円盤状カッター3の複数を間隔をあけて積層したカッターロール4の一対を凸状刃1同士が対応するようにかみ合わせる。従って、円盤状カッター3の間隔はかみ合う円盤状カッター3の厚みに若干のクリアランスを加えた値に設定する。
【0014】
このカッターロール4の対を互いに反対方向に回転させ、このカッターロール4の対に格子体材料で構成された長尺状の導電体シート5を送り込む。図2(a)はこのカッターロール4の対を通過した時点での導電体シート5を示す図である。対向する凸状刃1同士でせん断され、断続したスリット6の複数条が導電体シート5上に形成される。ここで平行に隣接するスリット6、6の間隔は円盤状カッター3の厚みに対応する。この平行に隣接するスリット6、6間に形成される線条部は凸状刃1の先端によって図2(b)に示したように線条部7が塑性変形を受けて導電体シート5が表裏(上下)両方向に前記導電体シート5の幅方向に交互に弧状に展開する。次に図2(c)に示したように同一線上に隣接するスリット6、6の間の断続部8を交互に切断することによって、スリット6、6を千鳥状とすることができる。
【0015】
次に図3に示したように導電体シート5の側部9を幅方向(図3中のA方向)に展開伸長して網目部10を形成する。そして導電体シート5の両方の側部9のスリットを形成しない部分である非スリット部11と網目部10とを所定寸法に切断加工して図4に示したようなエキスパンド格子体12を得る。なお、非スリット部11から切断加工により親骨部13と親骨部13に連設された集電耳部14を形成する。
【0016】
本発明では中骨15の断面積を、集電耳部14を形成した一方の親骨部13から集電耳部14を形成しない他方の親骨部13に向かって、小さくする第1の領域と、この第1の領域に連続して中骨15の断面積を一定とする第2の領域と、第2の領域から集電耳部14を形成しない他方の親骨部13にかけて中骨15断面積を大とする第3の領域を設ける。エキスパンド格子体12の網目部10を構成する中骨15の断面積は、円盤状カッター3の厚みを変える、すなわち線条部7の幅を変えることにより設定することができる。
【0017】
またこの中骨15の断面積は、親骨部13に直接接続された接続中骨16の断面積を最大値αとして、最も断面積を最小とした中間部10aでの中間中骨17の断面積をβとした時に、これらの比率(α/β)を1.1<(α/β)<2.13の関係を満たすように設定する。このような比率とすることにより、網目部10の展開寸法のばらつきを低減するとともに、親骨部13とこれに接続する接続中骨16および接続中骨16に隣接する中骨15の切断を抑制することができる。
【0018】
導電体シート5として鉛合金シート、特に圧延された鉛合金シートを用いれば、鉛蓄電池用格子体に適したエキスパンド格子体を得ることができる。鉛蓄電池に適用する導電体シート5としてはカルシウムを0.03〜1.0wt%、Snを0.2〜2.0wt%含むPb−Ca−Sn合金が加工性、強度および耐食性の点ですぐれている。また、特に鉛蓄電池として耐過放電特性や深放電が入る充放電時の寿命特性を改善する目的でこれらPb−Ca−Sn合金シートのエキスパンド加工がされる表面にPb−Sn合金、もしくはPb−Sb合金、さらにはPb−Sb−Sn合金層を形成したものを用いることもできる。
【0019】
このように導電体シート5としてPb−Ca−Sn合金の圧延体を用いて得た本発明によるエキスパンド格子体12に鉛蓄電池用活物質ペーストを充填した後、熟成乾燥して得た極板を用いることにより、本発明による鉛蓄電池を得ることができる。
【0020】
【実施例】
次に、本発明例と比較例について説明する。
【0021】
Pb−0.06wt%Ca−1.3wt%Sn合金で厚み10mmの鋳造スラブを作製した後、このスラブを冷間圧延して厚み0.9mmのシートを作製した。このシートを用い、前記した発明の実施の形態に従い、エキスパンド格子体を作製した。なお、本実施例におけるエキスパンド格子体12は29本の中骨15で構成され、それぞれの中骨15の番号を集電耳部14に連なる親骨部13に接続する中骨15をNo1とし、以降、結節部18を挟むごとにNo2、No3、…、No29とした。そしてNo29の中骨15が親骨部13に接続されている。
【0022】
本発明例によるエキスパンド格子体は表1の本発明例1〜4に示したような中骨の断面積を有している。なお、断面積は中骨15の結節部18との接合部における断面積を示している。
【0023】
また、同様に表1に示したような中骨の断面積を有する比較例1および比較例2によるエキスパンド格子体を作製した。これら本発明例および比較例のエキスパンド格子体の中骨の断面積は円盤状カッター3の厚みを変化させることにより設定した。
【0024】
【表1】
【0025】
これら表1に示した本発明例および比較例によるエキスパンド格子体を作製した後、中骨15の切断の有無と設定通りの網目展開寸法(図4における寸法L)が得られるかどうかを確認した。網目を展開することにより、網目展開寸法Lが100mmとなるまで展開を行う。この展開終了後、網目を10分間放置し、放置後の網目展開寸法Lを測定した。展開後の網目に収縮がなければ網目展開寸法L=100mmとなる。これら網目展開寸法Lの測定をするとともに、前記した中骨の切断確率を計測した。これらの結果を表2に示す。
【0026】
【表2】
【0027】
表2に示したように、本発明例によるエキスパンド格子体では中骨の切断はいずれも見られなかった。一方、比較例1および比較例2のエキスパンド格子体は表2に示したように比較例1では確率10.5、比較例2では確率13.5で中骨の切断が認められた。切断した中骨のNoは1、2、28もしくは29であり、親骨部13に近接した部分でのみ切断が発生していた。また比較例1と比較例2において示したようにただ単に中骨の断面積を増加させるだけでは中骨切断は避けられず、本発明例のように集電耳部14を形成した親骨部13から中間部10aの中骨15(本発明例においてはNo14、15)に向かって中骨15の断面積が小さくなるようなる第1の領域に設定した後、この第1の領域に連続して中骨の断面積を一定とした第2の領域と、第2の領域から、集電耳部14を形成しない側の親骨部13に向かって中骨15の断面積が大きくなる第3の領域を設けることが、中骨切断を抑制する上で必須である。
【0028】
さらに、本発明では、中骨断面積の最大値αと最小値βとの比率(α/β)を1.1〜2.13の間に設定する。なお、中骨断面積は、集電耳部14を形成した側の親骨部13に接続する接続中骨部において最大値αとする。この比率が2.13を越えて大きくなると展開後、網目は収縮し、格子寸法のばらつきを発生させてしまう。比率(α/β)を1.1〜2.13と設定すれば、エキスパンド展開寸法Lを一定とすることができるので、安定した極板寸法を得ることができる。
【0029】
次に本発明例と比較例によるエキスパンド格子体に鉛蓄電池用活物質ペーストを所定量充填した後、熟成乾燥して鉛蓄電池用正極板を得た。鉛蓄電池用活物質ペーストとしてはボールミル式による鉛粉を水と希硫酸とで混練したものを充填した後、熟成乾燥を行い、それぞれ本発明例と比較例による鉛蓄電池用正極板を得た。
【0030】
これらの正極板5枚と袋状の微孔性ポリエチレンセパレータに収納された常法による負極板5枚とを組み合わせて極板群を構成し、それぞれ本発明例および比較例による55D23形の自動車用鉛蓄電池(以下、本発明例による電池Aおよび比較例による電池B)を作製した。
【0031】
これらの電池についてJIS規格(D5301)で規定する軽負荷寿命試験を75℃気相雰囲気中で行った。その結果、比較例による電池Bについては2600サイクルで寿命となったが、本発明例による電池Aについては4280サイクルで寿命となり、本発明例の電池Aは比較例の電池Bに比較して長寿命であった。特に比較例の電池Bについて2400サイクル時点までは480サイクル毎に行う評価放電時の30秒目電圧値が本発明例の電池Aとほぼ同等の値を示していたが、2880サイクル目での評価放電時は放電30秒目電圧が急減に低下していた。この2880サイクル目で寿命試験を終了した比較例の電池Bを分解調査したところ、正極のエキスパンド格子の上下の親骨部に近接する中骨が他の中骨に比較して腐食による細り、切断が著しく進行していた。一方、本発明例による電池Aを4320サイクルで寿命試験を終了して、分解調査したところ、正極エキスパンド格子の腐食は進行していたが、比較例の電池に見られたような親骨部に近接する中骨の集中的な腐食は見られなかった。
【0032】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明によれば電池の集電体として用いるロータリー方式によるエキスパンド格子体において従来発生していた中骨の切断を抑制できるとともに、このエキスパンド格子体を特に正極に用いることにより、長寿命の鉛蓄電池を得ることができるので、本発明は工業上、きわめて有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ロータリーエキスパンド工程を示す図
【図2】ロータリーエキスパンド工程の途中段階における導電体シートを示す図
【図3】ロータリーエキスパンドされた導電体シートを示す斜視図
【図4】エキスパンド格子体を示す平面図
【符号の説明】
1 凸状刃
2 平坦部
3 円盤状カッター
4 カッターロール
5 導電体シート
6 スリット
7 線条部
8 断続部
9 側部
10 網目部
10a 中間部
11 非スリット部
12 エキスパンド格子体
13 親骨部
14 集電耳部
15 中骨
16 接続中骨
17 中間中骨
18 結節部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a battery grid composed of a mesh portion obtained by an expanding process and a lead storage battery using the same.
[0002]
[Prior art]
As a current collector used for a battery electrode plate, a conductor sheet formed with slits and expanded is used. In addition, as described in Japanese Patent Application Laid-Open No. 56-159065, for example, this expanding method cuts out the lattice bone portion with a chevron-shaped press blade sequentially from one end of a lead alloy sheet as a conductor sheet. A so-called reciprocating type expanding process is known in which the part is successively developed at the tip of the press blade.
[0003]
In such a reciprocating expanded lattice, the cross-sectional area of the bone portion is gradually reduced from the upper main bone forming the current collecting ear portion to the lower main bone as described in Japanese Patent Laid-Open No. 56-159065. It has been done. Further, as described in Japanese Patent Application Laid-Open No. 54-157236, the thickness of the central bone connected to the main bone on the current collecting unit side is made thicker than the central bone of other portions, thereby improving the life and current collecting characteristics. It was also known.
[0004]
In addition to the above-described expanding process by the reciprocating method, the expanding process by the rotary method is used for manufacturing the current collector for the battery. In the rotary type expanding process, a pair of cutter rolls with disk-shaped cutters with convex blades formed on the circumference thereof are provided at predetermined intervals, and the pair of cutter rolls are engaged with each other. This is a method of feeding and processing a sheet. In this method, depending on the shape of the tip of the convex blade, the inner bone protrudes in an arc shape alternately in the vertical direction of the conductor sheet. Thereafter, the both ends in the width direction of the conductor sheet are pulled together to develop the inner bones that are projected in an arc shape to form a mesh portion.
[0005]
In such an expanding process by the rotary method, the central bone needs to be developed in the sheet width direction different from the development direction after being once developed in the vertical direction of the conductor sheet.
[0006]
When the cross-sectional area of the middle bone constituting the mesh of the expanded grid body by such a rotary system is increased as it approaches the main bone with the current collecting ear part, the main bone with the ear part and the mesh part are sandwiched. However, there was a problem that the middle bone adjacent to the opposite parent bone was cut. Further, in the expanding process by the rotary method, as described above, the middle bone is developed in two different directions, and as a result, the middle bone is twisted, so that there is a problem that the middle bone, particularly the middle bone adjacent to the parent bone is easily cut. It was. Such twisting has the problem of reducing the life of the battery, and a method for improving this has been required.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention provides an expanded grid suitable for a current collector of a battery and a long-life lead-acid battery by using the same, which suppresses the cutting of the bone that has conventionally occurred in the expanding process by the rotary method as described above. To do.
[0008]
In order to solve these problems, the invention according to
[0010]
Further, the invention according to claim 2 of the present invention shows that in the expanded lattice body for battery according to
[0011]
The invention according to
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
A battery expanded lattice according to an embodiment of the present invention will be described.
[0013]
As shown in FIG. 1, a pair of
[0014]
The pair of
[0015]
Next, as shown in FIG. 3, the
[0016]
The cross-sectional area of the
[0017]
Further, the cross-sectional area of the
[0018]
If a lead alloy sheet, particularly a rolled lead alloy sheet, is used as the
[0019]
An electrode plate obtained by filling an expanded
[0020]
【Example】
Next, examples of the present invention and comparative examples will be described.
[0021]
A cast slab having a thickness of 10 mm was prepared from a Pb-0.06 wt% Ca-1.3 wt% Sn alloy, and then the slab was cold-rolled to prepare a sheet having a thickness of 0.9 mm. Using this sheet, an expanded lattice was produced according to the embodiment of the invention described above. In addition, the expanded
[0022]
The expanded lattice according to the example of the present invention has a cross-sectional area of the middle bone as shown in Tables 1 to 4 of the present invention. The cross-sectional area indicates the cross-sectional area at the joint portion of the
[0023]
Similarly, expanded lattice bodies according to Comparative Example 1 and Comparative Example 2 having a cross-sectional area of the middle bone as shown in Table 1 were produced. The cross-sectional areas of the central bones of the expanded lattice bodies of these inventive examples and comparative examples were set by changing the thickness of the disk-shaped
[0024]
[Table 1]
[0025]
After producing the expanded lattice bodies according to the present invention examples and comparative examples shown in Table 1, it was confirmed whether or not the
[0026]
[Table 2]
[0027]
As shown in Table 2, in the expanded lattice according to the example of the present invention, no cutting of the middle bone was observed. On the other hand, as shown in Table 2, the expanded lattice bodies of Comparative Example 1 and Comparative Example 2 were found to have a cut of the middle bone with a probability of 10.5 in Comparative Example 1 and a probability of 13.5 in Comparative Example 2. The number of the cut middle bone was 1, 2, 28, or 29, and the cut occurred only in the portion close to the
[0028]
Furthermore, in the present invention, the ratio (α / β) between the maximum value α and the minimum value β of the middle bone cross-sectional area is set between 1.1 and 2.13 . In addition, let the middle bone cross-sectional area be the maximum value α in the connecting middle bone portion connected to the
[0029]
Next, a predetermined amount of the active material paste for lead storage battery was filled in the expanded lattice bodies according to the present invention and the comparative example, and then aged and dried to obtain a positive electrode plate for lead storage battery. As a lead-acid battery active material paste, a ball mill-type lead powder kneaded with water and dilute sulfuric acid was filled, followed by aging and drying, thereby obtaining lead-acid battery positive plates according to the present invention and comparative examples, respectively.
[0030]
These five positive plates and five conventional negative plates housed in a bag-like microporous polyethylene separator are combined to form an electrode plate group, respectively, for 55D23 type automobiles according to the present invention and comparative examples. A lead storage battery (hereinafter referred to as battery A according to an example of the present invention and battery B according to a comparative example) was produced.
[0031]
These batteries were subjected to a light load life test defined by JIS standard (D5301) in a 75 ° C. gas phase atmosphere. As a result, the battery B according to the comparative example had a life of 2600 cycles, whereas the battery A according to the present invention had a life of 4280 cycles, and the battery A of the present invention had a longer life than the battery B of the comparative example. It was a lifetime. In particular, with respect to the battery B of the comparative example, the voltage value at the 30th second during the evaluation discharge performed every 480 cycles until the time of 2400 cycles showed a value almost equivalent to the battery A of the present invention example. At the time of discharge, the voltage at the 30th discharge was decreasing rapidly. When the battery B of the comparative example that completed the life test at the 2880th cycle was disassembled and investigated, the middle bones adjacent to the upper and lower main bones of the positive expanded lattice were thinner and cut by corrosion compared to other middle bones. It was progressing remarkably. On the other hand, when the battery A according to the example of the present invention was subjected to a life test at 4320 cycles and disassembled and investigated, the corrosion of the positive electrode expanded lattice was advanced, but it was close to the main bone as seen in the battery of the comparative example. No intensive corrosion of the inner bone was observed.
[0032]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, it is possible to suppress the cutting of the inner bone that has been conventionally generated in the rotary lattice using the rotary method used as the current collector of the battery, and by using this expanded lattice particularly for the positive electrode. Since a long-life lead-acid battery can be obtained, the present invention is extremely useful industrially.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing a rotary expanding process. FIG. 2 is a diagram showing a conductor sheet in the middle stage of the rotary expanding process. FIG. 3 is a perspective view showing a rotary expanded conductor sheet. Plan view [Explanation of symbols]
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