JP4383935B2 - アドレス生成方法、通信方法 - Google Patents

アドレス生成方法、通信方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4383935B2
JP4383935B2 JP2004081829A JP2004081829A JP4383935B2 JP 4383935 B2 JP4383935 B2 JP 4383935B2 JP 2004081829 A JP2004081829 A JP 2004081829A JP 2004081829 A JP2004081829 A JP 2004081829A JP 4383935 B2 JP4383935 B2 JP 4383935B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
performance
address
service
network
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2004081829A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005269465A (ja
Inventor
浩明 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2004081829A priority Critical patent/JP4383935B2/ja
Publication of JP2005269465A publication Critical patent/JP2005269465A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4383935B2 publication Critical patent/JP4383935B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Description

本発明は、通信ネットワークにおけるアドレス生成方法、アドレス生成回路、及び該アドレス生成方法にて生成されたアドレスを用いた通信パケット、通信プロトコルに関する。
従来のネットワークアドレスは、ネットワーク上の端末の物理的な位置を示すもので構成されていた。例えば、インターネットで標準プロトコルとなっているTCP/IPでは、32ビットのアドレスを、ネットワークアドレス部とホストアドレス部とで構成し、該ネットワークアドレス部において、該ネットワーク上の端末までのノードを示している。
しかし、このようなアドレス構成では、ネットワーク上にある各端末の属性、例えば接続に必要なQoS(品質保証サービス)等を認識するために、該各端末の本来の主情報、つまり端末の物理的な位置情報を転送する回線とは別に、シグナリングパケットを転送する必要があった。
これを解決するものとして、例えば、図10に示されるように、ユーザから送信されるパケットに、送信元の自アドレスであるSource Addressと、相手(送信先)のアドレスであるDestination Addressとを含め、該Source AddressとDestination Addressに多次元アドレスを使用し、さらに該Source AddressとDestination Addressの各々のアドレスには、ユーザの属性をユーザの多次元アドレスの個々の成分として取り入れ、該各アドレスの領域を複数に区切り、物理的な位置、論理的な位置、及び属性の成分で体系付けて、個々のユーザに対応したパケット転送が可能となる構成にしたものが開示されている。(特許文献1参照)
特開平11−112571号公報
しかしながら、前述した従来のアドレス構成では、前記Source AddressとDestination Addressの各々のアドレスにおいて、ネットワーク中の端末の位置が明示的に示されるだけで、その端末がどのような機能、性能を有する端末であるかを示すものではなかった。
このため、従来の通信プロトコルでは、アドレスを生成する際に、ネットワーク上にある端末を探すためのプロトコルと、該探した端末と通信を行うためのプロトコルとを含め、それらのプロトコルを使ってネットワーク上の各端末と情報交換して、該各端末の機能を認識した後に、該ネットワークを通じてアプリケーションを実行するものであった。つまり、従来のアドレス構成でネットワーク上にある所望の端末と通信によるアプリケーションを実行するためには、アドレス内に多くの通信プロトコルを含んでいる必要があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、アドレス内に多くの通信プロトコルを有さなくとも、ネットワーク中の所望のアプリケーションを有する端末を迅速に検索し通信を行うことを可能とするアドレス生成方法、アドレス生成回路、通信パケット、及び通信プロトコルを提供することを目的とする。
来の課題を解決するために、本発明のアドレス生成方法は、複数の端末間でデータを交換する通信ネットワークの各端末において、該端末間で送受信する通信パケットに含まれるアドレスを生成するアドレス生成方法であって、前記端末を示す端末IDを生成し、前記端末の持つ機能を示す機能コードを用いて前記端末が持つ機能を格納するサービスIDを生成し、このサービスIDは、前記端末が前記機能コードを複数有する場合にも、これら複数の機能コードを組み合わせて1つのサービスIDを生成する複数機能合成手段を有しており、前記端末IDと前記サービスIDとを組み合わせて1つの端末アドレスを生成するものである。
これにより、アドレスに機能コードを含めることが可能となり、各端末が持つ少なくとも一つの機能をアドレスにて判断することができ、この結果、少ない通信プロトコルにより、通信によるアプリケーションを実行することができる。
また、本発明のアドレス生成方法は、前記端末の持つ性能を示す性能コードを用いて前記端末持つ性能を格納するパフォーマンスIDを生成し、このパフォーマンスIDは、前記端末が前記性能コードを複数有する場合にも、これら複数の性能コードを組み合わせて1つのパフォーマンスIDを生成する複数性能合成手段を有しており、前記端末IDと前記サービスIDと前記パフォーマンスIDとを組み合わせて1つの端末アドレスを生成するものである。
これにより、アドレスに、機能コード、及び性能コードを含めることが可能となり、各端末が持つ少なくとも一つの機能及び性能をアドレスにて判断することができ、この結果、最少のプロトコルによって、通信によるアプリケーションを実行することができる。
また、本発明のアドレス生成方法は、前記通信ネットワークの端末グループを示すネットワークIDを作成し、前記端末IDと前記サービスIDと前記ネットワークIDとを組み合わせて1つの端末アドレスを生成するものである。
これにより、アドレスに、端末の属するネットワーク、及び機能コードを含めることが可能となり、各端末が持つ少なくとも一つの機能及び性能をアドレスにて判断することができ、この結果、最少のプロトコルによって、通信によるアプリケーションを実行することができる。
また、本発明のアドレス生成方法は、前記通信ネットワークの端末グループを示すネットワークIDを生成し、前記端末IDと前記サービスIDと前記パフォーマンスIDと前記ネットワークIDとを組み合わせて1つの端末アドレスを生成するものである。
これにより、アドレスに、端末の属するネットワーク、及び機能コード、及び性能コードを含めることが可能となり、各端末が持つ少なくとも一つの機能及び性能をアドレスにて判断することができ、この結果、最少のプロトコルによって、通信によるアプリケーションを実行することができる。
また、本発明のアドレス生成方法は、前記サービスIDは、前記機能コードを組み合わせて生成するものである。
これにより、端末の持つ機能が複数であっても、該複数ある機能を正確にアドレスに表示できる。
また、本発明のアドレス生成方法は、前記パフォーマンスIDは、前記性能コードを組み合わせて生成するものである。
これにより、端末の持つ機能の性能が複数であっても、該複数ある性能を正確にアドレスに表示できる。
また、本発明のアドレス生成方法は、前記サービスIDは、前記機能コードの全ての組み合わせを示す対応表から選択して生成するものである。
これにより、端末の持つ機能が複数であっても、該複数ある機能を正確にアドレスに表示できる。
また、本発明のアドレス生成方法は、前記パフォーマンスIDは、前記性能コードの全ての組み合わせを示す対応表から選択して生成するものである。
これにより、端末の持つ機能の性能が複数であっても、該複数ある性能を正確にアドレスに表示できる。
また、本発明のアドレス生成方法は、前記サービスIDの複数機能合成手段は、前記機能コードをそれぞれ素数として構成し、該素数を乗算して生成するものである。
これにより、端末の持つ機能が複数であっても、該複数ある機能を正確に、且つ短くアドレスに表示できる。
また、本発明のアドレス生成方法は、前記パフォーマンスIDの複数性能合成手段は、前記性能コードをそれぞれ素数として構成し、該素数を乗算して生成するものである。
これにより、端末の持つ機能の性能が複数であっても、該複数ある性能を正確に、且つ短くアドレスに表示できる。
本発明の通信方法は、複数の端末間でデータを交換する通信ネットワークにおける、通信に必要なステータス情報を示す制御部と、前記データを格納するペイロード部とにより構成され、該制御部に含まれるアドレス部が、送信端末の端末アドレスである送信元アドレス、及び受信端末の端末アドレスである送信先アドレスで構成された通信パケットを端末間で送受信する通信方法において、前記送信元アドレス及び送信先アドレスは、前記通信ネットワークの端末グループを示すネットワークIDと、前記端末を示す端末IDと、前記端末の持つ少なくとも一つの機能を含む機能コードを用いて生成されるサービスIDと、前記端末の持つ少なくとも一つの性能を含む性能コードを用いて生成されるパフォーマンスIDと、で構成されているものであって、前記送信端末が、前記複数の端末のうちの該送信端末とデータを交換可能な受信端末を検索する際、前記送信元アドレスを構成する前記ネットワークIDを、該送信端末が属するグループを示すものにし、前記端末IDを、前記グループ内の前記送信端末を示すものにし、前記サービスIDを、前記送信端末が実行する少なくとも一つの機能を含むものにし、前記パフォーマンスIDを、前記送信端末が実行する少なくとも一つの性能を含むものにし、且つ、前記送信先アドレスを構成する前記ネットワークIDを、該送信端末が属するグループを示すものにし、前記端末IDを、前記グループ内の全ての端末を示すものにし、前記サービスIDを、前記受信端末が実行する機能を含むものにし、前記パフォーマンスIDを前記受信端末が実行する性能を含むものにし、送信する第一のステップと、前記送信端末から前記通信パケットを受信した各受信端末は、前記送信先アドレスを構成する前記ネットワークID、前記端末ID、前記サービスID、及び前記パフォーマンスIDを検出し、該検出した前記ネットワークIDが該受信端末の所属するグループを示すものであって、該検出した前記端末IDに該受信端末を示す端末IDが含まれ、且つ該検出した前記サービスIDに該受信端末が持つ少なくとも一つの機能コードが含まれ、該検出した前記パフォーマンスIDに該受信端末が持つ少なくとも一つの性能コードが含まれている場合のみ、前記送信端末に対して応答を行い、それ以外の場合は、前記送信端末に対して応答を行わない受信をする第二のステップとを含む、ものである。
これにより、複数の端末間でデータを交換する通信ネットワークにおいて、該端末間で送受信する通信パケットに含まれる送信先アドレス及び送信元アドレスに、該アドレスが示す端末の機能及び性能を含めることが可能となり、ネットワーク中の端末から所望の機能を有する端末を迅速に検索でき、この結果、最少のプロトコルにより通信によるアプリケーションを容易に実行することができる。
また、本発明の通信方法は、前記第一、第二のステップに続いて、さらに、前記通信パケットを送信した送信端末が、該送信端末に対し応答を行った前記受信端末のうち、所望の機能及び性能を有する一つの受信端末に対して前記データを送信する際は、前記送信元アドレスを構成する前記ネットワークIDを、該送信端末が属するグループを示すものにし、前記端末IDを、該送信端末を示すものにし、前記サービスIDを、該送信端末が実行する少なくとも一つの機能を含むものにし、前記パフォーマンスIDを、該送信端末が実行する少なくとも一つの機能の性能を含むものにし、且つ、前記送信先アドレスを構成する前記ネットワークIDを、前記送信端末が属するグループを示すものにし、前記端末IDを、前記受信端末を示すものにし、前記サービスIDを、前記受信端末が実行する少なくとも一つの機能を含むものにし、前記パフォーマンスIDを、前記受信端末が実行する少なくとも一つの機能を含むものにし、送信する第三のステップと、前記送信端末から前記通信パケットを受信した各受信端末は、前記送信先アドレスを構成する前記ネットワークID、前記端末ID、前記サービスID、及び前記パフォーマンスIDを検出し、該検出した前記ネットワークIDが該受信端末の所属するグループを示すものであって、該検出した前記端末IDに該受信端末を示す端末IDが含まれ、且つ該検出した前記サービスIDに該受信端末が持つ少なくとも一つの機能コードが含まれ、該検出した前記パフォーマンスIDに該受信端末が持つ少なくとも一つの性能コードが含まれている場合のみ、前記通信パケットの前記ペイロード部のデータを処理し、それ以外の場合は、前記ペイロード部のデータを処理しないという受信をする第四のステップとを含む、ものである。
これにより、前記送信端末に対して応答を行った前記受信端末のうち、所望の機能及び性能を有する一つの受信端末を迅速に検出して、該検出された受信端末に対して、最少のプロトコルにより、通信によりアプリケーションを容易に実行することができる。
また、本発明の通信方法は、前記第一、第二のステップに続いて、さらに、前記通信パケットを送信した送信端末が、前記複数の受信端末に対して前記データを同報通信する際は、前記送信元アドレスを構成する前記ネットワークIDを、該送信端末が属するグループを示すものにし、前記端末IDを、該送信端末を示すものにし、前記サービスIDを、該送信端末が実行する少なくとも一つの機能を含むものにし、前記パフォーマンスIDを、該送信端末が実行する少なくとも一つの機能の性能を含むものにし、且つ、前記送信先アドレスを構成する前記ネットワークIDを、前記送信端末が属するグループを示すものにし、前記端末IDを、前記グループ内のすべての端末を示すものにし、前記サービスIDを、前記受信端末が実行する少なくとも一つの機能を含むものにし、前記パフォーマンスIDを、前記受信端末が実行する少なくとも一つの機能を含むものにし、送信する第三のステップと、前記送信端末から前記通信パケットを受信した各受信端末は、前記送信先アドレスを構成する前記ネットワークID、前記端末ID、前記サービスID、及び前記パフォーマンスIDを検出し、該検出した前記ネットワークIDが該受信端末の所属するグループであり、該検出した前記端末IDに該受信端末を示す端末IDが含まれ、且つ該検出した前記サービスIDの示す前記機能コードに該受信端末が持つ少なくとも一つの機能コードが含まれ、該検出した前記パフォーマンスIDが示す前記性能コードに該受信端末が持つ少なくとも一つの性能コードが含まれている場合のみ、前記通信パケットの前記ペイロード部のデータを処理し、それ以外の場合は、前記ペイロード部のデータを処理しないという受信をする第四のステップとを含む、ものである。
これにより、ネットワーク上にあるすべての端末に対して同報通信をする際に、データを受信して処理可能な受信端末を迅速に検出して、該検出された受信端末に対して、最少のプロトコルにより、通信によりアプリケーションを容易に実行することができる。
本発明のアドレス生成方法、アドレス生成回路、通信パケット、及び通信プロトコルによれば、ネットワーク中の端末から所望の機能を有する端末を迅速に検索し通信することにより、最少のプロトコルにより通信によるアプリケーションを容易に実行することができる。
以下に、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
(実施の形態1)
まず、図1及び図2を用いて、本実施の形態1にかかる通信パケット100の構成について説明する。
図1は、本発明の実施の形態1にかかる通信パケットの構成を示す図である。なお、図1では、本通信パケットの各ブロックのビット長を示すために32ビット単位で記載している。
本実施の形態1に係る通信パケット100は、パケットのステータス情報を格納するヘッダ部1と、データを格納するペイロード部2、パケットのエラー検出を行うためのFCS(Frame Check Sequence)3とで構成されている。
そして、ヘッダ部1はさらにプロトコルのバージョンを示すVer5と、パケットの内容を示すType6、ヘッダ部1の長さをバイト単位で示すヘッダ長7と、前記ペイロード部2の長さをバイト単位で示すペイロード長8と、パケットがフラグメンテーションされた場合、フラグメンテーションのグループを示すフラグID9と、パケットがフラグメンテーションにより分割されたかどうかを示すフラグビット10と、該フラグメンテーションにより分割されたパケットの順番を示すフラグシーケンス11と、パケットを送信した端末を示す送信元アドレス12とパケットを受信する端末を示す送信先アドレス13とからなるアドレス部4と、オプション14とにより構成されている。
ここで、図2を用いて、前記アドレス部4の詳細な構成を説明する。
図2は、前記アドレス部の構成を示す図である。なお、図2においても、アドレス部4の各ブロックのビット長を示すために32ビット単位で記載している。
図2に示すように、本実施の形態1に係る送信元アドレス12及び送信先アドレス13は、それぞれネットワーク上の端末の中で同じグループを示すネットワークID15a,15bと、該同じネットワークIDを持つグループ内にある各端末を示す端末ID16a,16bと、該各端末が持っている機能を示すサービスID17a,17bと、該各端末が持っている機能の性能を示すパフォーマンスID18a,18bとにより構成されている。なお、前述の各IDは、各端末内で任意に決定することができるものである。
ここでは、前記ネットワークID15a,15b及び端末ID16a,16bが、それぞれ8ビットの領域を有し、前記サービスID17a,17b及びパフォーマンスID18a,18bが、それぞれ16ビットの領域を有するものとして説明する。
以下、具体的なネットワーク構成の例を示す。
図3は本発明の好適な応用例を示す無線ネットワークである。
第1カメラ30は、無線通信機能を有する動画カメラで、端末IDは01HEX(以下、16進数での表示を「HEX」で示す。)であり、映像及び音声をMPEG2方式で圧縮してデータとして伝送する機能を有する。第2カメラ31は、無線通信機能を有する静止画カメラで、端末IDは02HEXであり、撮影した映像を静止画としてJPEG方式に圧縮してデータとして伝送する機能を有する。第1モニタ32は無線通信機能を有するモニタで、端末IDは03HEXであり、MPEG2方式にて圧縮されたデータをデコードし、該デコードされた映像信号及び音声信号を再生して、該映像信号をモニタに動画表示し且つ前記音声信号をスピーカから出力する機能を有する。スピーカ33は無線通信機能を有するスピーカで、端末IDは04HEXであり、MPEG2方式にて圧縮されたデータをデコードして音声信号を再生する機能を有する。第2モニタ34は無線通信機能を有するモニタで、端末IDは05HEXであり、JPEG方式にて圧縮されたデータをデコードして画像を再生し、モニタに静止画表示する機能を有する。そして、記録機35は無線通信機能を有するデータ記録装置で、端末IDは06HEXであり、MPEG1、MPEG2方式にて圧縮されたデータを記録、再生する機能を有する。また、このネットワークのネットワークIDは01HEXとする。
ここで、図4及び図5を用いて、前述したような無線ネットワーク上にある各端末が備える、アドレスを生成するアドレス生成回路について説明する。
図4は、本実施の形態1における、各端末が備えるアドレス生成回路の構成を示す図であり、図5(a)は、本実施の形態1におけるサービスID生成部に含まれる機能コードレジスタの一例を示す図であり、図5(b)は、本実施の形態1におけるパフォーマンスID生成部に含まれる性能コードレジスタの一例を示す図である。
図4に示すように、アドレス生成回路40は、ネットワークIDを出力するネットワークID生成部41と、端末IDを出力する端末ID生成部42と、機能コードレジスタ44からサービスIDを生成して出力するサービスID生成部43と、性能コードレジスタ46からパフォーマンスIDを生成して出力するパフォーマンスID生成部45と、前述の各生成部から出力されたIDを組み合わせてアドレスを出力する合成部47と、からなる。そして、このアドレス生成回路40により、通信パケット100内のアドレス部4、つまり、送信元アドレスと送信先アドレスを生成する。
ここで、図5を用いて、前記アドレス生成回路40内のサービスID生成部43におけるサービスID17の生成方法、及びパフォーマンスID生成部45におけるパフォーマンスID18の生成方法について説明すると、前記サービスID17a,17bは、図5(a)に示されるように、機能コードレジスタ44に、各端末が備えるすべての機能に対してあらかじめ機能コードを割り当てて保持しておき、送信局となる端末が送信元アドレスを決定する場合、自端末が実行しようとする少なくとも一つのサービスの機能を、前記機能コードレジスタ44に保持された機能コードを用いて生成する。例えば、自端末が実行するサービスが、映像出力と音声出力である場合、前記サービスIDは、映像出力のコード:02と、音声出力のコード:03とを乗算して、サービスID:0006HEXを生成する。
また、パフォーマンスID18a,18bは、図5(b)に示されるように、性能コードレジスタ46に、各端末が備えるすべての機能にかかる性能に対してあらかじめ性能コードを割り当てて保持しておき、前記自端末が実行しようとする機能に対応した性能を、前記性能コードレジスタ46に保持された性能コードを用いて生成する。例えば、自端末が実行するサービスである前記映像出力と音声出力が、MPEG2で圧縮されたデータの出力である場合、前記パフォーマンスIDは、MPGE2のコード:02より、パフォーマンスID:0002HEXを生成する。
このように、各レジスタ44,46に保持されている各コードを素数とし、複数のコードを乗算することにより、各端末が備える機能の全てを示す1つのサービスID、あるいは該各端末が備える機能の性能の全てを示す1つのパフォーマンスIDを生成することができる。
なお、前記サービスIDあるいはパフォーマンスIDを生成する方法は、前述の方法に限るものではなく、例えば、複数のコードを並べて1つのIDを生成する方法や、あらかじめ複数のコードを組み合わせた表を作成し、その表より選択する方法であっても、前記と同様の効果が得られる。
次に、図6〜図9を用いて、ネットワーク上にある端末間でデータを伝送する通信プロトコルについて説明する。
まず、ネットワーク上にある端末から、所望の機能及び性能を有する端末を検索し、端末−端末間でデータを伝送する通信プロトコルについて、図6〜7を用いて説明する。ここでは、図3の第1カメラ30がネットワーク中から映像、音声入力機能を有する端末を検索し、通信するまでを例に挙げて説明する。
図6(a)は、本実施の形態1に係る端末−端末間の通信パケットの流れを示す図であり、図6(b)は、図6(a)に示す各通信パケットの送信元アドレス、及び送信先アドレスを示す図であり、図7は、本実施の形態1に係る端末−端末間でデータを伝送する際の一連の流れを示すフローチャートである。
まず、送信端末である第1カメラ30は、自端末のインターネットID、端末ID、及び自端末の機能である画像、音声出力機能とその性能であるMPEG2を、端末ID、及びサービスID、パフォーマンスIDとして送信元アドレスS1に含め、一方、ネットワーク上にある全ての端末を選択するID、及び他端末に実行させたい機能として画像、音声入力機能とその性能であるMPEG2を、端末ID及び、サービスID、パフォーマンスIDとして送信先アドレスD1含めた接続要求パケット60を、全ての端末に対して送出する(ステップs71)。
このときの送信元アドレスS1及び送信先アドレスD1を図6(b)に示す。送信元アドレスS1では、ネットワークIDが“01HEX”、端末IDが“01HEX”であり、サービスIDは図4の機能コードレジスタ44から、映像出力“02”、音声出力“03”を検出して、“0006HEX”を生成し、パフォーマンスIDは、図4の性能コードレジスタ46から、MPEG2“02”を検出して、“0002HEX”を生成する。
一方、送信先アドレスD1では、ネットワークIDは“01HEX”、端末IDは“FFHEX”に設定する。この“FFHEX”はブロードキャストを示す。そしてサービスIDは、図4の機能コードレジスタ44から、映像入力“05”、音声入力“07”を検出して、“0023HEX”を生成し、そしてパフォーマンスIDは、図4の性能コードレジスタ46から、MPEG2“02”を検出して、“0002HEX”を生成する。
この接続要求パケット60を受信したネットワーク上にあるすべての各端末31〜35は、送信先アドレスD1により、第1カメラ30が要求する機能、性能を認識する(ステップs72〜s76)。そして機能、性能が自端末の保有する機能、性能と適合する第1モニタ32は応答パケット61を、スピーカ33は応答パケット62、記録機35は応答パケット63を送出し(ステップs77)、それ以外の端末、第2カメラ31、第2モニタ34は、第1カメラ30に対して応答しない(ステップs78)。
このときの各端末から出力される送信元アドレス及び送信先アドレスを図6(b)に示す。
前記第1モニタ32の応答パケット65の送信元アドレスS2は、図6(b)に示すように、ネットワークIDが“01HEX”、端末IDが“03HEX”であり、サービスIDは、図4の機能コードレジスタ44から画像入力“05”、音声入力“07”、表示“13”を検出して、“01C7HEX”を生成し、パフォーマンスIDは、図4の性能コードレジスタ46からMPEG2“02”を検出して、“0002HEX”を生成する。一方、送信先アドレスD2は、前記第1カメラ30からの接続要求パケット60に含まれる送信元アドレスS1と同じ内容とする。
また、スピーカ33の応答パケット62の送信元アドレスS3は、図6(b)に示すように、ネットワークIDが“01HEX”、端末IDが“04HEX”であり、サービスIDは、図4の機能コードレジスタ44から音声入力“07”、表示“13”を検出して、“005BHEX”を生成し、パフォーマンスIDは、図4の性能コードレジスタ46からMPEG2“02”を検出して、“0002HEX”を生成する。一方、送信先アドレスD3は、前記第1カメラ30からの接続要求パケット60に含まれる送信元アドレスS1と同じ内容とする。
さらに、記録機35の応答パケット63の送信元アドレスS4は、図6(b)に示すように、ネットワークIDが“01HEX”、端末IDが“06HEX”であり、サービスIDは、図4の機能コードレジスタ44から映像入力“05”、音声入力“07”、記録“11”を検出し、“0181HEX”を生成し、パフォーマンスIDは、図4の性能コードレジスタ46からMPEG2“02”を検出して、“0002HEX”を生成する。一方、送信先アドレスD4は、前記第1カメラ30からの接続要求パケット60に含まれる送信元アドレスS1と同じ内容とする。
これらの応答パケット61〜63を受信した第1カメラ30は、サービスIDとして映像、音声入力機能を保有し、パフォーマンスIDがMPEG2である第1モニタ32を選択し(ステップs79)、該選択した第1モニタ32に対して画像、音声データパケット64を送信する(ステップs80)。
前記画像・音声データパケット64の送信元アドレスS5は、図6(b)に示されるように、第1カメラ30の機能、性能を表すため、前記送信元アドレスS1と同じ内容になり、一方、送信先アドレスD5は、ネットワークIDが“01HEX”、端末IDが第1モニタ32の端末アドレス“03HEX”となり、サービスIDは、図4の機能コードレジスタ44から画像入力“05”、音声入力“07”、表示“13”を検出して、“01C7HEX”を生成し、パフォーマンスIDは、図4の性能コードレジスタ46からMPEG2“02”を検出して“0002HEX”を生成する。
前記画像、音声データパケット64を受信した第1モニタ32は、受信が完了したことを通知するため応答パケット65を送信する(ステップs81〜s82)。このときの応答パケット65の送信元アドレスS6は、図6(b)に示すように、前記送信元アドレスS2と同じ内容となり、送信先アドレスD6も前記送信元アドレスD2と同じ内容となる。
以上のようにして、第1カメラ30と第1モニタ32は、データの送受信を行い、第1モニタ32では、送信先アドレスD5に含まれるサービスID及びパフォーマンスIDの内容に従い、該画像、音声データパケット64のペイロード部のデータを、MPEG2のフォーマットにより画像、音声信号に復元し表示する(ステップs83)。
次に、ネットワーク上にある画像、音声入力機能を有する端末を検索し、それらの端末に対してデータを同報通信する通信プロトコルについて、図8〜9を用いて説明する。ここでは、図3の第1カメラ30がネットワーク中から映像、音声入力機能を有するすべての端末を検索し、同報通信するまでを例に挙げて説明する。
図8(a)は、本実施の形態1において複数端末に対して同報通信する際の通信パケットの流れを示す図であり、図8(b)は、図8(a)に示す各通信パケットの送信元アドレス、及び送信先アドレスを示す図であり、図9は、本実施の形態1において同報通信でデータを伝送する際の一連の流れを示すフローチャートである。
まず、送信端末であり第1カメラ30は、自端末のインターネットID、端末ID、及び自端末の機能である画像、音声出力機能とその性能であるMPEG2を、端末ID、及びサービスID、パフォーマンスIDとして送信元アドレスS1に含め、一方、ネットワーク上にある全ての端末を選択するID、及び他端末に実行させたい機能として画像、音声入力機能とその性能であるMPEG2を、端末ID及び、サービスID、パフォーマンスIDとして送信先アドレスD1含めた接続要求パケット80を、全ての端末に対して送出する(ステップs91)。
このときの送信元アドレスS1及び送信先アドレスD1を図8(b)に示す。送信元アドレスS1では、ネットワークIDが“01HEX”、端末IDが“01HEX”であり、サービスIDは図4の機能コードレジスタ44から、映像出力“02”、音声出力“03”を検出して、“0006HEX”を生成し、パフォーマンスIDは、図4の性能コードレジスタ46から、MPEG2“02”を検出して、“0002HEX”を生成する。
一方、送信先アドレスD1では、ネットワークIDは“01HEX”、端末IDは“FFHEX”に設定する。この“FFHEX”はブロードキャストを示す。そしてサービスIDは、図4の機能コードレジスタ44から、映像入力“05”、音声入力“07”を検出して、“0023HEX”を生成し、そしてパフォーマンスIDは、図4の性能コードレジスタ46から、MPEG2“02”を検出して、“0002HEX”を生成する。
この接続要求パケット80を受信したネットワーク上の各端末31〜35は、送信先アドレスD1により、第1カメラ30が要求する機能、性能を認識する(ステップs92〜s96)。そして機能、性能が自端末の保有する機能、性能と適合する第1モニタ32は応答パケット81を、スピーカ33は応答パケット82、記録機35は応答パケット83を送出し(ステップs97)、それ以外の端末、第2カメラ31、第2モニタ34は、第1カメラ30に対して応答しない(ステップs98)。
このときの各端末から出力される送信元アドレス及び送信先アドレスを図8(b)に示す。
前記第1モニタ32の応答パケット81の送信元アドレスS2は、図8(b)に示すように、ネットワークIDが“01HEX”、端末IDが“03HEX”であり、サービスIDは、図4の機能コードレジスタ44から画像入力“05”、音声入力“07”、表示“13”を検出して、“01C7HEX”を生成し、パフォーマンスIDは、図4の性能コードレジスタ46からMPEG2“02”を検出して、“0002HEX”を生成する。一方、送信先アドレスD2は、前記第1カメラ30からの接続要求パケット80に含まれる送信元アドレスS1と同じ内容とする。
また、スピーカ33の応答パケット82の送信元アドレスS3は、図8(b)に示すように、ネットワークIDが“01HEX”、端末IDが“04HEX”であり、サービスIDは、図4の機能コードレジスタ44から音声入力“07”、表示“13”を検出して、“005BHEX”を生成し、パフォーマンスIDは、図4の性能コードレジスタ46からMPEG2“02”を検出して、“0002HEX”を生成する。一方、前記第1カメラ30からの接続要求パケット80に含まれる送信元アドレスS1と同じ内容とする。
さらに、記録機35の応答パケット83の送信元アドレスS4は、図8(b)に示すように、ネットワークIDが“01HEX”、端末IDが“06HEX”であり、サービスIDは、図4の機能コードレジスタ44から映像入力“05”、音声入力“07”、記録“11”を検出し、“0181HEX”を生成し、パフォーマンスIDは、図4の性能コードレジスタ46からMPEG2“02”を検出して、“0002HEX”を生成する。一方、送信先アドレスD4は、前記第1カメラ30からの接続要求パケット80に含まれる送信元アドレスS1と同じ内容とする。
これらの応答パケット81〜83を受信した第1カメラ30は、サービスIDとして映像、音声入力機能を保有し、パフォーマンスIDがMPEG2である第1モニタ32と、サービスIDとして音声入力機能を保有し、パフォーマンスIDがMPEG2であるスピーカ33と、サービスIDとして映像、音声入力機能及び記録機能を保有し、パフォーマンスIDがMPEG2である記録機35とに対して、同時に画像、音声データパケット84を送信する(ステップs99)。
前記画像・音声データパケット84の送信元アドレス送信元アドレスS5は、図8(b)に示されるように、第1カメラ30の機能、性能を表すため、前記送信元アドレスS1と同じ内容になり、一方、送信先アドレスD5は、ネットワークIDが“01HEX”、端末IDがブロードキャストを示すアドレス“FFHEX”となり、サービスIDは、図4の機能コードレジスタ44から画像入力“05”、音声入力“07”、記録“11”、表示“13”を検出して、 “138DHEX”を生成し、図4の性能コードレジスタ46からMPEG2“02”を検出して“0002HEX”を生成する。
前記画像、音声データパケット84を受信した全ての端末の中で、機能、性能が適合する第1モニタ32、スピーカ33、及び記録機35は、受信が完了したことを通知するため応答パケット85〜87を送信する(ステップs100〜s101)。このときの各端末から出力される応答パケット85〜87における送信元アドレスS6〜S8は、図8(b)に示すように、それぞれ前記送信元アドレスS2〜S4と同じ内容となり、送信先アドレスD6〜D8も前記送信元アドレスD2〜D4と同じ内容となる。
以上のようにして、第1カメラ30は、第1モニタ32、スピーカ33、及び記録機35に対してデータを同報通信し、該データを受信した第1モニタ32は、前記送信先アドレスD5に含まれるサービスID及びパフォーマンスIDの内容に従い、該画像、音声データパケット84のペイロード部のデータを、MPEG2のフォーマットにより画像、音声信号に復元し表示し、また、スピーカ33は、前記送信先アドレスD5に含まれるサービスID及びパフォーマンスIDの内容に従い、該画像、音声データパケット84のペイロード部のデータを、MPEG2のフォーマットにより音声信号に復元し音声出力し、さらに、記録機35は、前記送信先アドレスD5に含まれるサービスID及びパフォーマンスIDの内容に従い、該画像、音声データパケット84のペイロード部のデータを、MPEG2の画像、音声データとして記録する。
このように、本実施の形態1によれば、通信パケットに含まれる送信元アドレス及び送信先アドレスに、端末の機能、あるいは性能を含めるようにしたので、前記アドレスから他端末の情報を認知することにより、端末検索や応答において、最少の通信プロトコルで通信を行うことが出来る。
本発明にかかるアドレス生成方法、アドレス生成回路、通信パケット、及び通信プロトコルは、機能及び性能がある程度特定できる映像・音声ネットワークのアドレス生成方法、及び通信プロトコル等として有用である。
本発明の実施の形態1にかかる通信パケットの構成を示す図である。 本発明の実施の形態1にかかるアドレス部の構成を示す図である。 本発明の実施の形態1にかかる無線ネットワークの構成を示す図である。 本発明の実施の形態1にかかるアドレス生成部の構成を示す図である。 本発明の実施の形態1にかかる機能コードレジスタに保持される機能コードを示す図である。 本発明の実施の形態1にかかる性能コードレジスタに保持される性能コードを示す図である。 本発明の実施の形態1にかかる端末−端末間の通信パケットの流れを示す図である。 本発明の実施の形態1にかかる端末−端末間の各通信パケットの送信元アドレス、及び送信先アドレスを示す図である。 本発明の実施の形態1に係る端末−端末間でデータを伝送する際の一連の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1において、複数端末に対して同報通信する際の通信パケットの流れを示す図である。 本発明の実施の形態1において、複数端末に対して同報通信する際の各通信パケットの送信元アドレス、及び送信先アドレスを示す図である。 本発明の実施の形態1において、同報通信でデータを伝送する際の一連の流れを示すフローチャートである。 従来のアドレス構成を示す図である。
符号の説明
1 ヘッダ部
2 ペイロード部
3 FCS
4 アドレス部
5 Ver
6 Type
7 ヘッダ長
8 ペイロード長
9 フラグID
10 フラグビット
11 フラグシーケンス
12 送信元アドレス
13 送信先アドレス
14 オプション
15a,15b ネットワークID
16a,16b 端末ID
17a,17b サービスID
18a,18b パフォーマンスID
30 第1カメラ
31 第2カメラ
32 第1モニタ
33 スピーカ
34 第2モニタ
35 記録機
40 アドレス生成回路
41 ネットワークID生成部
42 端末ID生成部
43 サービスID生成部
44 機能コードレジスタ
45 パフォーマンスID生成部
46 性能コードレジスタ
47 合成部
60、80 接続要求パケット
61、81、65、85 第1モニタからの応答パケット
62、82、86 スピーカからの応答パケット
63、83、87 記録機からの応答パケット
64、84 画像、音声データパケット

Claims (13)

  1. 複数の端末間でデータを交換する通信ネットワークの各端末において、該端末間で送受信する通信パケットに含まれるアドレスを生成するアドレス生成方法であって、
    前記端末を示す端末IDを生成し、
    前記端末の持つ機能を示す機能コードを用いて前記端末が持つ機能を格納するサービスIDを生成し、このサービスIDは、前記端末が前記機能コードを複数有する場合にも、これら複数の機能コードを組み合わせて1つのサービスIDを生成する複数機能合成手段を有しており、
    前記端末IDと前記サービスIDとを組み合わせて1つの端末アドレスを生成する、
    ことを特徴としたアドレス作成方法。
  2. 請求項1に記載のアドレス生成方法において、
    前記端末の持つ性能を示す性能コードを用いて前記端末持つ性能を格納するパフォーマンスIDを生成し、このパフォーマンスIDは、前記端末が前記性能コードを複数有する場合にも、これら複数の性能コードを組み合わせて1つのパフォーマンスIDを生成する複数性能合成手段を有しており、
    前記端末IDと前記サービスIDと前記パフォーマンスIDとを組み合わせて1つの端末アドレスを生成する、
    ことを特徴としたアドレス生成方法。
  3. 請求項1に記載のアドレス生成方法において、
    前記通信ネットワークの端末グループを示すネットワークIDを生成し、
    前記端末IDと前記サービスIDと前記ネットワークIDとを組み合わせて1つの端末アドレスを生成する、
    ことを特徴としたアドレス生成方法。
  4. 請求項2に記載のアドレス生成方法において、
    前記通信ネットワークの端末グループを示すネットワークIDを生成し、
    前記端末IDと前記サービスIDと前記パフォーマンスIDと前記ネットワークIDとを組み合わせて1つの端末アドレスを生成する、
    ことを特徴としたアドレス生成方法。
  5. 請求項1に記載のアドレス生成方法において、
    前記サービスIDは、前記機能コードを組み合わせて生成する、
    ことを特徴とするアドレス生成方法。
  6. 請求項2に記載のアドレス生成方法において、
    前記パフォーマンスIDは、前記性能コードを組み合わせて生成する、
    ことを特徴とするアドレス生成方法。
  7. 請求項1に記載のアドレス生成方法において、
    前記サービスIDは、前記機能コードの全ての組み合わせを示す対応表から選択して生成する、
    ことを特徴とするアドレス生成方法。
  8. 請求項2に記載のアドレス生成方法において、
    前記パフォーマンスIDは、前記性能コードの全ての組み合わせを示す対応表から選択して生成する、
    ことを特徴とするアドレス生成方法。
  9. 請求項1に記載のアドレス生成方法において、
    前記サービスIDの複数機能合成手段は、前記機能コードをそれぞれ素数として構成し、該素数を乗算して生成する、
    ことを特徴とするアドレス生成方法。
  10. 請求項2に記載のアドレス生成方法において、
    前記パフォーマンスIDの複数性能合成手段は、前記性能コードをそれぞれ素数として構成し、該素数を乗算して生成する、
    ことを特徴とするアドレス生成方法。
  11. 複数の端末間でデータを交換する通信ネットワークにおける、通信に必要なステータス情報を示す制御部と、前記データを格納するペイロード部とにより構成され、該制御部に含まれるアドレス部が、送信端末の端末アドレスである送信元アドレス、及び受信端末の端末アドレスである送信先アドレスで構成された通信パケットを端末間で送受信する通信方法において、
    前記送信元アドレス及び送信先アドレスは、前記通信ネットワークの端末グループを示すネットワークIDと、前記端末を示す端末IDと、前記端末の持つ少なくとも一つの機能を含む機能コードを用いて生成されるサービスIDと、前記端末の持つ少なくとも一つの性能を含む性能コードを用いて生成されるパフォーマンスIDと、で構成されているものであって、
    前記送信端末が、前記複数の端末のうちの該送信端末とデータを交換可能な受信端末を検索する際
    前記送信元アドレスを構成する前記ネットワークIDを、該送信端末が属するグループを示すものにし、前記端末IDを、前記グループ内の前記送信端末を示すものにし、前記サービスIDを、前記送信端末が実行する少なくとも一つの機能を含むものにし、前記パフォーマンスIDを、前記送信端末が実行する少なくとも一つの性能を含むものにし、且つ、
    前記送信先アドレスを構成する前記ネットワークIDを、該送信端末が属するグループを示すものにし、前記端末IDを、前記グループ内の全ての端末を示すものにし、前記サービスIDを、前記受信端末が実行する機能を含むものにし、前記パフォーマンスIDを前記受信端末が実行する性能を含むものにし、送信する第一のステップと、
    前記送信端末から前記通信パケットを受信した各受信端末は、
    前記送信先アドレスを構成する前記ネットワークID、前記端末ID、前記サービスID、及び前記パフォーマンスIDを検出し、
    該検出した前記ネットワークIDが該受信端末の所属するグループを示すものであって、該検出した前記端末IDに該受信端末を示す端末IDが含まれ、且つ該検出した前記サービスIDに該受信端末が持つ少なくとも一つの機能コードが含まれ、該検出した前記パフォーマンスIDに該受信端末が持つ少なくとも一つの性能コードが含まれている場合のみ、前記送信端末に対して応答を行い、
    それ以外の場合は、前記送信端末に対して応答を行わない受信をする第二のステップとを含む
    ことを特徴とした通信方法
  12. 請求項11に記載の通信方法において、
    前記第一、第二のステップに続いて、さらに、
    前記通信パケットを送信した送信端末が、該送信端末に対し応答を行った前記受信端末のうち、所望の機能及び性能を有する一つの受信端末に対して前記データを送信する際は、
    前記送信元アドレスを構成する前記ネットワークIDを、該送信端末が属するグループを示すものにし、前記端末IDを、該送信端末を示すものにし、前記サービスIDを、該送信端末が実行する少なくとも一つの機能を含むものにし、前記パフォーマンスIDを、該送信端末が実行する少なくとも一つの機能の性能を含むものにし、且つ、
    前記送信先アドレスを構成する前記ネットワークIDを、前記送信端末が属するグループを示すものにし、前記端末IDを、前記受信端末を示すものにし、前記サービスIDを、前記受信端末が実行する少なくとも一つの機能を含むものにし、前記パフォーマンスIDを、前記受信端末が実行する少なくとも一つの機能を含むものにし、送信する第三のステップと、
    前記送信端末から前記通信パケットを受信した各受信端末は、
    前記送信先アドレスを構成する前記ネットワークID、前記端末ID、前記サービスID、及び前記パフォーマンスIDを検出し、
    該検出した前記ネットワークIDが該受信端末の所属するグループを示すものであって、該検出した前記端末IDに該受信端末を示す端末IDが含まれ、且つ該検出した前記サービスIDに該受信端末が持つ少なくとも一つの機能コードが含まれ、該検出した前記パフォーマンスIDに該受信端末が持つ少なくとも一つの性能コードが含まれている場合のみ、前記通信パケットの前記ペイロード部のデータを処理し、
    それ以外の場合は、前記ペイロード部のデータを処理しないという受信をする第四のステップとを含む
    ことを特徴とした通信方法
  13. 請求項11に記載の通信方法において、
    前記第一、第二のステップに続いて、さらに、
    前記通信パケットを送信した送信端末が、前記複数の受信端末に対して前記データを同報通信する際は、
    前記送信元アドレスを構成する前記ネットワークIDを、該送信端末が属するグループを示すものにし、前記端末IDを、該送信端末を示すものにし、前記サービスIDを、該送信端末が実行する少なくとも一つの機能を含むものにし、前記パフォーマンスIDを、該送信端末が実行する少なくとも一つの機能の性能を含むものにし、且つ、
    前記送信先アドレスを構成する前記ネットワークIDを、前記送信端末が属するグループを示すものにし、前記端末IDを、前記グループ内のすべての端末を示すものにし、前記サービスIDを、前記受信端末が実行する少なくとも一つの機能を含むものにし、前記パフォーマンスIDを、前記受信端末が実行する少なくとも一つの機能を含むものにし、送信する第三のステップと、
    前記送信端末から前記通信パケットを受信した各受信端末は、
    前記送信先アドレスを構成する前記ネットワークID、前記端末ID、前記サービスID、及び前記パフォーマンスIDを検出し、
    該検出した前記ネットワークIDが該受信端末の所属するグループであり、該検出した前記端末IDに該受信端末を示す端末IDが含まれ、且つ該検出した前記サービスIDの示す前記機能コードに該受信端末が持つ少なくとも一つの機能コードが含まれ、該検出した前記パフォーマンスIDが示す前記性能コードに該受信端末が持つ少なくとも一つの性能コードが含まれている場合のみ、前記通信パケットの前記ペイロード部のデータを処理し、
    それ以外の場合は、前記ペイロード部のデータを処理しないという受信をする第四のステップとを含む
    ことを特徴とした通信方法
JP2004081829A 2004-03-22 2004-03-22 アドレス生成方法、通信方法 Expired - Lifetime JP4383935B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004081829A JP4383935B2 (ja) 2004-03-22 2004-03-22 アドレス生成方法、通信方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004081829A JP4383935B2 (ja) 2004-03-22 2004-03-22 アドレス生成方法、通信方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005269465A JP2005269465A (ja) 2005-09-29
JP4383935B2 true JP4383935B2 (ja) 2009-12-16

Family

ID=35093495

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004081829A Expired - Lifetime JP4383935B2 (ja) 2004-03-22 2004-03-22 アドレス生成方法、通信方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4383935B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20090113021A1 (en) * 2007-10-24 2009-04-30 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) System and method for generating functional addresses
JP6671837B2 (ja) * 2014-08-22 2020-03-25 三菱重工業株式会社 アドレス設定装置、空調システム、及びアドレス設定方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005269465A (ja) 2005-09-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7466671B2 (en) Data transfer method and radio terminal for executing transport layer protocol on radio network
JP4197191B2 (ja) 無線通信装置
EP1860841B1 (en) Method and system for replacing media stream in a communication process of a terminal
US20060104278A1 (en) Apparatus and method for compressing headers in a broadband wireless communication system
JP2003348556A (ja) テレビ電話システムおよびその端末装置
WO2001084863A1 (en) A method and apparatus for routing data in a communication device
US8270903B2 (en) Method for displaying information in mobile communication terminal using bluetooth
US8160102B2 (en) Method and apparatus for upper level protocol message
US9930073B2 (en) Radio communication system, radio apparatus, radio communication method, packet generation method, and method for reproducing data from packet
US20160247505A1 (en) Radio communication system, radio apparatus, radio communication method, packet generation method, and method for reproducing data from packet
WO2007037117A1 (ja) 中継装置及び中継方法、変換装置及び変換方法、中継処理用プログラム及び変換処理用プログラム並びに情報記録媒体
JP2011205485A (ja) 無線通信機器登録システムおよび無線通信機器登録方法
JP4383935B2 (ja) アドレス生成方法、通信方法
JP2006157477A (ja) 送信機、及び通信フレームの生成方法
JP2022020452A (ja) 通信システム、ノード、通信方法及びプログラム
JP3392599B2 (ja) パケット送信装置及びパケット送受信システム
JP2001326979A (ja) 無線携帯端末及び無線携帯端末の通信方法
US9838514B2 (en) Radio communication system, radio apparatus, radio communication method, packet generation method, and method for reproducing data from packet
JP4063814B2 (ja) Atm通信装置およびその通信方法
KR20050088706A (ko) 휴대단말기의 멀티미디어메시지 전송장치 및 송수신 방법
JP2003158548A (ja) パケット送信装置及びパケット送受信システム
JP2007074381A (ja) 同報通信システム及びプログラム
US7286797B2 (en) Data transmission system, data transmission method, and electronic apparatus
US20070214479A1 (en) Digital broadcasting system and method for broadcasting service provider data
KR20050070031A (ko) 임베딩된 고유 통신 식별자를 이용한 통신 접속 설정

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070227

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090113

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090310

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090901

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090924

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121002

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150