JP2003158548A - パケット送信装置及びパケット送受信システム - Google Patents
パケット送信装置及びパケット送受信システムInfo
- Publication number
- JP2003158548A JP2003158548A JP2002353329A JP2002353329A JP2003158548A JP 2003158548 A JP2003158548 A JP 2003158548A JP 2002353329 A JP2002353329 A JP 2002353329A JP 2002353329 A JP2002353329 A JP 2002353329A JP 2003158548 A JP2003158548 A JP 2003158548A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- address
- packet
- transmission
- destination
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y02B60/33—
Landscapes
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
ての装置群の論理機器アドレスとを知っている時、同報
通信を行なう際のフレキシブルで効率的なマルチキャス
ト通信を実現する。 【解決手段】送信先のアドレスを計算し決定する手段、
自論理機器、他論理機器のアドレスを格納する手段、マ
ルチキャスト通信の組を表すグループ名と装置名を格納
するアドレス記憶手段、パケットヘッダとして送信先ア
ドレスを付与する手段、送られてきたパケットのアドレ
スが自装置宛か否かを判断する手段、送受信を行なう手
段から構成されるパケット送信装置とする。
Description
パケット送信装置及びパケット送受信システムに関す
る。
数の情報通信機器A、B、C…、Xによって形成され、
それぞれの装置は互いに情報を送受信することができる
ネットワークでは、以下のような方法でパケットの送受
信が行なわれる。
から送信先を選び、図3で示すようなパケット構造を持
つパケットによって情報を送信することを考える。パケ
ットにはデータ部4とヘッダ部3がある。ヘッダ部3は
2つのアドレスを含み、1つは送信先アドレス5で他は
送信元アドレス6である。通常のネットワークにおいて
は、このパケットが送信されるとヘッダ部3に付与され
たアドレス先へ送られ、受信装置は受信パケットのヘッ
ダを見て、アドレスが自分のアドレスならば受信でき
る。
置Aであるとすれば、前記のように送信先アドレスとし
て装置Aの装置アドレスを付加して送信することが可能
である。
法のいくつかを例にあげる。
すべての送信先アドレスとして各々の機器アドレスを付
加して送信する、1対1通信を繰り返す方法である。こ
れは、同報機能がないため、送信先の数が多くなると送
信するパケット数が増加し、送信までの手続きが繰り返
されるため、送信に時間がかかるという問題があった。
ーションをとりマルチキャストアドレスを設定する方法
である。受信装置は、機器A、B、Cとする。Xは受信
装置にマルチキャストアドレス設定要求を出す。送信装
置Xによって決められたマルチキャストアドレスは受信
側で設定され、受信装置はそれぞれackを返す。送信
側装置XはA、B、Cすべてからマルチキャストアドレ
ス設定完了のackを受けとると、同報通信できる。例
えば、IPアドレスのクラスDがこれにあたり、マルチ
キャストアドレスとして28ビットのグループ番号が設
けられている。この方法によると、1パケットで送信す
ることができ、送信先が常に決まった装置群へ同報する
場合有利な方法といえる。しかしながら、この方法は、
ネゴシエーションを取るための要求パケットを、送信側
装置はすべての送信先に対し各々のアドレス、またはブ
ロードキャストアドレスを付与して設定要求を出さなけ
ればならない。また、送信相手が変わる度にマルチキャ
ストアドレスを変更しなければならないので、新しい送
信相手とのマルチキャストアドレスを決定するためのネ
ゴシエーションをとらなければならないので、実際にデ
ータが送出されるまでのロスタイムが大きいなどの問題
があった。
を必要としない方法としては、すべての送信先の装置ア
ドレスを1パケットのヘッダに付加し送信する方法があ
る。しかし、この方法では送信先が増えるとパケットヘ
ッダが長くなり、オーバヘッドが大きくなるため、実行
スループットが減少してしまう問題点があった(特許文
献1を参照)。
を必要としない別の方法としては、ブロードキャストア
ドレスを用いる方法である。この方法は始めにブロード
キャストアドレスを決めておけば、送信先の装置台数に
かかわらず、固定のヘッダ長で、同報通信可能な全ての
装置群全部へ送信することができるので、オーバーヘッ
ドの心配はない。しかし、この方法では、装置群の中か
ら特定の複数の装置と通信することはできない。この場
合、結局、前述の方法を繰り返すことになるという問題
があった。
ケット送受信方法では、マルチキャストアドレスを送受
信側に設定してから、送信するため送信元装置では送信
先装置とネゴシエーションが必要で、一方受信側装置に
おいてもマルチキャストアドレスの設定が必要で、手続
きが繁雑で時間を有していた。また、すべての宛先を並
べて宛先とする場合、その数が増えるとパケットヘッダ
長が大きくなり、オーバーヘッドが大きくなるという問
題があった。
送信可能なすべての装置群のアドレスと送信したい相手
先のアドレスから計算される同報アドレスをパケットヘ
ッダに付与して送信し、受信側では、自機器のアドレス
のみを記憶しておけば、自分宛情報かどうかの判断をし
情報を受信することができるので、ネゴシエーションの
手間と時間を省くので効率的である。また、1パケット
で送信できるので、トラフィックの増大も起こさない。
送信先が1台の時に送信先アドレスを機器アドレスのま
まで送信することにより、アドレス計算を省くことがで
き、送信設定の時間をさらに短縮することができる。
で、同報通信可能な装置の台数が増えた場合にも、装置
の台数を制限することなく対応でき、また、通信してい
る装置の数が少ない時には短いヘッダで済ますことがで
きる。
は、よりフレキシブルで効率的なマルチキャスト通信を
提供することを目的とするものである。
より出力されるパケットを受けて、宛先を付けて送信す
る下位層装置において、送信先の機器数が複数の時には
ブロードキャストアドレスを設定し、1台の場合はユニ
キャストアドレスを設定することにより、複数の台数の
時のユニキャスト通信を繰り返す、またはヘッダに送信
先の機器アドレスを並べる必要がなくなり、しかも上記
の受信側での下位層装置で自機器宛でない不必要なパケ
ットを破棄することができるので、上位層での受信操作
の負担を減らすことができる。
に、本発明のパケット送信装置は、可変長のアドレスフ
ィールドを持つ自機器の情報と送信先の論理機器アドレ
スを少なくとも記憶するアドレス記憶部と、アドレス記
憶部の論理アドレス情報を用いて、送信パケットの可変
長のアドレスフィールドを持った送信アドレスを決定す
る送信アドレス演算部と、送信アドレス演算部で作成さ
れた送信先アドレスをヘッダに付与したパケットを生成
するパケット生成部と、無線通信可能な他の機器を識別
し、その台数を検出する他機器アドレス検出部と、検出
された機器と同時に通信できる機器の台数を判別し、そ
の最大数の決定を行う同時通信可能台数決定部と、を備
え、パケットを送信するときに、前記パケット生成部が
前記パケットのアドレスフィールドに前記同時通信可能
台数決定部で決定された最大数の機器にマルチキャスト
ができるだけの長さで、宛先機器のすべてまたはその一
部の機器アドレスと、自機器のアドレスから計算される
マルチキャストアドレスを設定し、該パケットを前記最
大数と共に送信することを特徴としたパケット送信装置
を提供し、またこれを備えたパケット送受信システムを
提供する。
た最大数分のマルチキャストができるだけのアドレスフ
ィールドに、宛先機器のすべてまたはその一部の機器ア
ドレスと、自機器のアドレスから計算されるマルチキャ
ストアドレスを設定し、最大数と共に送信、受信側で
は、パケットに付与された、最大数、マルチキャストア
ドレス、送信元アドレスと、自機器が保持する自機器ア
ドレスの全部、または一部から自機器宛の情報か否かを
判断し、自機器宛の情報のみを獲得できる方法を提供す
るものである。
り出力されるパケットを受けて、宛先を付与して送信す
る下位層装置において、その宛先アドレスが、1つの装
置を示すアドレスとブロードキャストアドレスを持つ場
合には、上記の装置で生成した送信先アドレスが複数の
装置を示す時にはブロードキャストアドレスを設定し、
1つの場合はユニキャストアドレスを設定するパケット
送受信装置、およびパケット送受信方法を提供する。
下のように作用する。
送信元を装置Xとする。送信可能なすべての装置群の中
から装置Xは、装置A、B、Cにデータを送信しようと
する。ただし、各装置は自機器アドレスとともに他機器
アドレスも知っている。装置Xは、他機器アドレスと自
機器アドレスからマルチキャストアドレスを計算し、こ
のマルチキャストアドレス、必要ならば送信元アドレス
を固定長のパケットヘッダに付与して送信する。このよ
うなパケット送受信装置より出力されるパケットを受け
て、下位層の装置で宛先を付けて送信する場合、この宛
先はブロードキャストアドレスを設定し送信される。
キャストアドレスを送信先の機器アドレスに設定し、マ
ルチキャストアドレスを計算する手間を省くことができ
る。下位層の装置で宛先を付けて送信する場合、下位層
での宛先はブロードキャストアドレスを設定し送信され
る。
受けとり、受信パケットヘッダに付与されたマルチキャ
ストアドレスと自機器アドレス、必要ならば送信元のア
ドレスから自装置宛のデータかどうかを判別する。これ
により、送信者は各装置のアドレスを用いた演算のみで
得られるマルチキャストアドレスの付与により、1パケ
ットでしかもネゴシエーションなしに複数の装置宛に同
報通信することができる。受信時には、受信パケットの
ヘッダのマルチキャストアドレスと自機器アドレスを用
いた演算のみで自装置宛のパケットを選択受信すること
で、効率的なマルチキャスト情報転送を行なうことが可
能となる。
ストアドレスを記述するアドレスフィールドでは足りな
くなった時には、同時に通信可能な最大数分のアドレス
フィールドを確保し、上記と同様の方法でマルチキャス
トアドレスを計算する。受信側では、受信パケットヘッ
ダに記述されたアドレスフィールド長とマルチキャスト
アドレス等から、上記の方法で自装置宛のパケットを選
択受信することができる。
置の働きを述べる。図1に装置の構成を示す。
ャート、図7は受信時のフローチャートである。
レスを計算し決定する送信アドレス演算部110、図5
で示すような自論理機器アドレス、他論理機器アドレス
を格納する機器アドレス管理テーブル210、マルチキ
ャスト通信できる機器の組を表す機器グループ名とそれ
を構成する装置名、必要ならば送信アドレス演算部11
0で計算されたグループアドレスを格納するグループア
ドレス管理テーブル220を持ったアドレス記憶部12
0、送信指示を受けデータにパケットヘッダとして送信
先アドレス、必要ならば自機器アドレスを付与し、また
自装置宛のパケットの受信指示を行なうパケット管理部
130、送られてきたパケットのアドレスを受け、アド
レスフィルタリングマスクを設け、受信パケットが自装
置宛か否かを判断する受信アドレス識別部140、ネッ
トワークと実際に送受信を行なう送受信部150から成
る。
複数、X1、A,B,C…(A+B+C+…+X=n)
2のn台の装置が集まり、図4に示すようなネットワー
クを形成する。このネットワークで、特願平6−757
57号によって識別された通信可能な端末のうち、送信
装置をXとし、Xは送信先としてA、B、Dを選択する
とする。ただし、少なくとも各装置は図5に示されるネ
ットワークで一意な論理機器アドレスMadd(N)、
N=A,B,…Xを持つ。
管理部120へ送信指示が出されると(s1)、パケッ
ト管理部120は、送信アドレス演算部110へマルチ
キャストアドレスを設定する命令を出す(s2)。送信
アドレス演算部110では、アドレス記憶部120の機
器アドレス管理テーブル210に格納されている装置群
A、B、…2の中から送信相手A、B、Dを選び、送信
先論理機器アドレスMadd(A)、Madd(B)、
Madd(D)、必要ならば自論理機器アドレスMad
d(X)を送信アドレス演算部110へ出力する。
(N)から Gadd(X,A,B,D)=f(Madd(X),M
add(A),Madd(B),Madd(D)) を満たすようなマルチキャストアドレスGadd(X,
A,B,D)を計算し、このGadd(X,A,B,
D)を送信先アドレスとする(s4)。そして、このマ
ルチキャストアドレスGadd(X,A,B,D)、自
機器アドレスMadd(X)を宛先ヘッダとして送信デ
ータに付与し(s5)、生成されたパケットを送受信部
150よりネットワークへ送出する(s6)。
0にあらかじめA、B、Dの組をグループG1として登
録しておけば、パケット管理部へ120はG1というグ
ループ名で送信指示を出すことができる。パケット管理
部120は、送信アドレス演算部110へG1でマルチ
キャストアドレスを設定する命令を出すと、送信アドレ
ス演算部110では、アドレス記憶部120のグループ
アドレス格納テーブル220に格納されているグループ
名G1,…からG1を探し、G1のメンバA、B、Dを
選び、以下、同様の方法で送信することができる。
(X,A,B,D)を設定した際に、Gadd(X,
A,B,D)をグループG1のマルチキャストアドレス
としてアドレス記憶部120のグループアドレス格納テ
ーブル220に格納しておけば(図5)、次にA、B、
Dを指定するか、もしくはグループG1を指定した場合
には、この記憶された同報アドレスGadd(X,A,
B,D)がアドレス記憶部120からパケット生成部1
30に送られ、マルチキャストアドレスの計算を省くこ
とも可能である(s3)。
ットは受信アドレス識別部140に出力される(s1
1)。ここでは受信者がAであるとする。受信アドレス
識別部140は、送られてきたマルチキャストアドレス
Gadd(X,A,B,D)とアドレス記憶部120の
自論理機器アドレスMadd(A)から、送られたパケ
ットが自装置宛のものかどうかを判別するために、g
(A)=h(Gadd(X,A,B,D),Madd
(A))を設定する(s12)(s13)。今、このg
(A)によって、自装置宛のものならばデータをパケッ
ト管理部120へ出力し(s15)、自装置宛でない場
合は廃棄する(s14)。
われるパレット送受信方法の例を示す。
Madd(N)、N=A,B,…,Xを持ち、 Gadd(X,A,B,D)=MMadd(A) MM
add(B) MMadd(D) とする。ここで、ビット機器アドレスMMadd(N)
は各論理機器アドレスの左から数えた数字の桁数にビッ
トフラグを立てたものである。図9に論理機器アドレス
から、ビット機器アドレスへの変換の例を示す。これを
ビット毎の論理和をとったものがGadd(X,A,
B,D)となる。
のための関数g(A)として、 g(A)=Gadd(X,A,B,D) MMadd
(A) とする。すなわち、受信パケットに付与されたマルチキ
ャストアドレスGadd(X,A,B,D)=1101
00…とフィルタリングマスクとしてAのビット機器ア
ドレスMMadd(A)=1000…とのビット毎の論
理積をとり、自装置宛ならば自機器アドレスのフラグが
立っている桁でg(A)=1にビットマスクされるよう
にする。本実施例によると、AがGadd(X,A,
B,D)を受信すると、g(A)=1となり、A宛であ
ることが分かる(図10)。
われるパケット送受信方法で、送信先が1ヶ所だけの場
合である請求項2の例を示す。図12に実施例3におけ
る送信時のフローチャートを、図13に受信時のフロー
チャートを示す。
送信先が複数かどうかを判断する(s23)。複数なら
実施例2と同じ方法でマルチキャストアドレスGadd
(X,A,B,D)を設定し、送信先が1ヶ所の時(A
だけに送信する場合)は、送信先アドレスとして送信先
の論理機器アドレスMadd(A)を設定し(s2
8)、それぞれパケット管理部120でパケットヘッダ
3の生成を行なう(s25)。このときのヘッダフォー
マットは図11のように、宛先数が複数であるかどうか
を示す宛先機器数識別フラグ7の領域を設け、送信先が
1ヶ所の場合はフラグを立てるようにする。
グの際に、この宛先数識別フラグ7を見て(s33)、
複数なら実施例2と同様、送信先1ヶ所と見なされた場
合は、受信パケットに付与された送信先アドレスである
論理機器アドレスMadd(A)=1をアドレスの左か
ら数えた数字の桁数にビットフラグを立てたMMadd
(A)=1000000…に変換(s36)、実施例2
と同様のアドレスフィルタリングを行なう(s34)。
もしくは、フィルタリングマスクをMMadd(A)か
ら論理機器アドレスMadd(A)に変換した後、送信
先アドレスとフィルタリングマスクが一致しているかど
うか比べることにより、アドレスフィルタリングを行な
うこともできる。
ト送受信装置より出力されるパケットを受けて、宛先を
付与して送信する請求項3記載の下位層装置における例
を示す。この上下の装置の関係は、例えば、IP(In
ternet Protocol)に対するMAC(M
edia Access Control)ドライバ
や、TCP(TransmissionControl
Protocol)とIPである。図14に、実施例
4における下位層装置の構成を示す。図16に、実施例
4におけるパケットの構成図を示し、図17に、下位層
が特にイーサネット(R)のMACドライバである時の
パケットの構成図を示す。
であるパケット送受信部100との入出力を行なうパケ
ット管理部510、送信先のアドレスを計算、決定する
送信アドレス演算部520、図15で示すような論理機
器アドレスとそれに対応する下位層機器アドレスを格納
するアドレス管理テーブル530、送られてきたパケッ
トのアドレスを受け、アドレスフィルタリングマスクを
設け、受信パケットが自装置宛か否かを判断する受信ア
ドレス識別部540、ネットワークと実際に送受信を行
なう送受信部550から成る。
部510パケット送信指示が届くと、パケットヘッダ生
成部510では、上位層の送信ヘッダに付与された宛先
数識別フラグ7を見て、送信先が複数かどうかを判断
し、アドレス管理テーブル530から下位層でのパケッ
トヘッダ8を付与する。ここで、送信先アドレス9とし
て、宛先数が1ヶ所の場合は、機器アドレスに対応した
下位層のユニキャストアドレスを設定するが、複数の場
合は、ブロードキャストアドレスを設定する。また、パ
ケット管理部510がパケットの送信指示と同時に宛先
情報も受けとる場合には、その宛先情報から宛先が複数
は1つか判断し、アドレス管理テーブル530から下位
層でのパケットヘッダ8を上記と同じ手順で付与しても
よい。
を受信アドレス識別部540で自分宛か判断し、自分宛
の情報なら、パケットヘッダを削除して、ペイロード部
分をパケット管理部510に渡し、受信指示をパケット
送受信部100へ出す。以後の手続きは、実施例3と同
様である。
下位層アドレスを付与する場合である。図18に装置の
構成図を示す。
が届くと、パケット管理部120では、宛先情報が送信
情報内ヘッダに付与されずに本装置に到着した場合に
は、自装置内で管理する自層のアドレスを送信アドレス
演算部110から獲得して、パケットヘッダに付与す
る。パケット管理部120から送信情報を受けた下位層
アドレス演算部160では、送信先が複数かどうかを判
断し、宛先数が1ヶ所の場合は、機器アドレスに対応し
た下位層のユニキャストアドレスを、複数の場合は、ブ
ロードキャストアドレスをアドレス記憶部130から獲
得して、下位層パケットヘッダに付与する。または、付
加情報として、パケット本体とは別に管理する。そし
て、上記送信情報と必要ならば付加情報を、送受信部1
50を通じて下位層パケット送受信部500へ送出す
る。
を受信アドレス識別部140で自分宛か判断し、自分宛
の情報なら、パケットヘッダを削除して、ペイロード部
分をパケット管理部120に渡し、受信指示を出す。
が、アドレスフィールドのビット長(実施例2ではn
台)を越え、nからn+k(k=1,2,3,…)にな
った時の例を示す。
す。ここで、機器認識部400は、特願平6−7575
7号に示されるような方法で互いの装置を認識する。同
時通信可能台数決定部300は、機器認識部400で認
識された装置の最大数を決定する。
と、同時通信可能台数決定部300を見て、同時通信で
きる装置の台数を知る。ここでは、n+k台になったこ
とになる。そこで送信先アドレスフィールドの長さをn
ビットからn+kビットに変更するため、これを図20
のパケットヘッダ3のアドレスフィールド11に書き込
み、一方、この長さのアドレスフィールドでマルチキャ
ストアドレス9、フィルタリングマスクを設定するよう
送信アドレス演算部110受信アドレス識別部140を
書き換える。以後、送信先アドレスの決定方法、受信方
法は実施例2に従う。
が、nからn−k(n>k)になった時の例を示す。
る。ここで、同時通信可能台数決定部300は、機器認
識部400で認識された装置の最小数を決定し、送信パ
ケットのヘッダ3のアドレスフィールド長11に装置の
最小数を書き込む(図20)。
ットワーク通信において、送信側では送信可能なすべて
の装置群のアドレスから計算されるマルチキャストアド
レスを設定して送信し、受信側ではそれと自己アドレス
から設定される新たな関数を用いてパケットを選択受信
することができ、不特定の複数の受信可能者に対する情
報の送受信を効率的に行なうことができる。
の図
ト
ト
の図
Madd(N)への変換の図
ング計算の図
ットヘッダ構成の図
ート
ート
ルの図
(R)フレームフォーマットの図
のパケットヘッダの図
Claims (3)
- 【請求項1】可変長のアドレスフィールドを持つ自機器
の情報と送信先の論理機器アドレスを少なくとも記憶す
るアドレス記憶部と、アドレス記憶部の論理アドレス情
報を用いて、送信パケットの可変長のアドレスフィール
ドを持った送信アドレスを決定する送信アドレス演算部
と、送信アドレス演算部で作成された送信先アドレスを
ヘッダに付与したパケットを生成するパケット生成部
と、無線通信可能な他の機器を識別し、その台数を検出
する他機器アドレス検出部と、検出された機器と同時に
通信できる機器の台数を判別し、その最大数の決定を行
う同時通信可能台数決定部と、を備え、 パケットを送信するときに、前記パケット生成部が前記
パケットのアドレスフィールドに前記同時通信可能台数
決定部で決定された最大数の機器にマルチキャストがで
きるだけの長さで、宛先機器のすべてまたはその一部の
機器アドレスと、自機器のアドレスから計算されるマル
チキャストアドレスを設定し、該パケットを前記最大数
と共に送信することを特徴としたパケット送信装置。 - 【請求項2】前記送信アドレスが複数の宛先を示す時に
は、使用するネットワークの下位層における送信先アド
レスにブロードキャストアドレスを設定し、一方、前記
送信先アドレスが1つの時には、使用するネットワーク
の下位層における送信先アドレスにユニキャストアドレ
スを設定する下位層パケット通信部をさらに備ることを
特徴とする、請求項1に記載のパケット送信装置。 - 【請求項3】パケットを受信するときに、受信パケット
に付与されたマルチキャストアドレスと、送信元アドレ
スおよび自機器が保持する自機器アドレスの全部または
一部を用いて、到着したパケットが自機器宛かどうかを
判別する受信アドレス識別部を備えたパケット受信装置
と、請求項1に記載のパケット送信装置と、を備えたこ
とを特徴とするパケット送受信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002353329A JP2003158548A (ja) | 2002-12-05 | 2002-12-05 | パケット送信装置及びパケット送受信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002353329A JP2003158548A (ja) | 2002-12-05 | 2002-12-05 | パケット送信装置及びパケット送受信システム |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23799195A Division JP3392599B2 (ja) | 1995-09-11 | 1995-09-18 | パケット送信装置及びパケット送受信システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003158548A true JP2003158548A (ja) | 2003-05-30 |
Family
ID=19197903
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002353329A Pending JP2003158548A (ja) | 2002-12-05 | 2002-12-05 | パケット送信装置及びパケット送受信システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003158548A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007510364A (ja) * | 2003-10-31 | 2007-04-19 | ザ・ボーイング・カンパニー | ジオキャストシステムおよび方法 |
US7646738B2 (en) | 2005-09-12 | 2010-01-12 | Funai Electric Co., Ltd. | Wireless network information distribution method |
JP2010524334A (ja) * | 2007-04-04 | 2010-07-15 | トムソン ライセンシング | 装置グループ制御 |
JP2010187243A (ja) * | 2009-02-13 | 2010-08-26 | Meidensha Corp | 入出力データ転送方式 |
US8719439B2 (en) | 2010-12-21 | 2014-05-06 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Content transmitting and receiving device, content transmitting and receiving method, and content transmitting and receiving program product |
JP2017529009A (ja) * | 2014-09-19 | 2017-09-28 | テレフオンアクチーボラゲット エルエム エリクソン(パブル) | 目的受信機を識別するパケットに依拠したマルチキャストアーキテクチャにおける分散的選択による、ツリー属性の自動化された判定及び受信機識別子の割り当て |
-
2002
- 2002-12-05 JP JP2002353329A patent/JP2003158548A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007510364A (ja) * | 2003-10-31 | 2007-04-19 | ザ・ボーイング・カンパニー | ジオキャストシステムおよび方法 |
US7646738B2 (en) | 2005-09-12 | 2010-01-12 | Funai Electric Co., Ltd. | Wireless network information distribution method |
JP2010524334A (ja) * | 2007-04-04 | 2010-07-15 | トムソン ライセンシング | 装置グループ制御 |
JP2010187243A (ja) * | 2009-02-13 | 2010-08-26 | Meidensha Corp | 入出力データ転送方式 |
US8719439B2 (en) | 2010-12-21 | 2014-05-06 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Content transmitting and receiving device, content transmitting and receiving method, and content transmitting and receiving program product |
JP2017529009A (ja) * | 2014-09-19 | 2017-09-28 | テレフオンアクチーボラゲット エルエム エリクソン(パブル) | 目的受信機を識別するパケットに依拠したマルチキャストアーキテクチャにおける分散的選択による、ツリー属性の自動化された判定及び受信機識別子の割り当て |
US10439928B2 (en) | 2014-09-19 | 2019-10-08 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) | Automated determination of tree attributes and assignment of receiver identifiers by distributed election in multicast architectures relying on packets identifying intended receivers |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6912231B2 (en) | Multi-broadcast bandwidth control system | |
JP3931175B2 (ja) | 明示的マルチキャストのトンネリングサービス方法及び装置 | |
US7860094B2 (en) | Multicast routing method and apparatus for routing multicast packet | |
JP4486902B2 (ja) | ネットワークシステム及びゲートウェイ装置 | |
US6735177B1 (en) | Multicast communication device and method | |
WO2005122503A1 (ja) | ルータ装置、通信装置、ルーティング方法、ルーティングプログラム及びルーティングプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 | |
US8050209B2 (en) | Group communication method, communication device and management device | |
JP3392599B2 (ja) | パケット送信装置及びパケット送受信システム | |
CN100364295C (zh) | 在分布式路由器系统中交换路由选择信息的方法和设备 | |
JP2006222659A (ja) | 無線通信装置、無線通信システム及び方法 | |
JP2007081569A (ja) | 無線ネットワーク情報配信方法 | |
JP2003158548A (ja) | パケット送信装置及びパケット送受信システム | |
US6973055B1 (en) | Network with several network clusters for wireless transmission of packets | |
JPWO2007029337A1 (ja) | データ損失を低減するアドホック系ネットワーク装置 | |
JP2003069640A (ja) | イーサネット(登録商標)上における明示的マルチキャストサービス方法及び装置 | |
KR100391016B1 (ko) | 엑스캐스트를 이용한 멀티캐스트 데이터 전송 방법 | |
US9942823B2 (en) | Communication terminal, communication method, and communication program | |
KR100226781B1 (ko) | 노드(node)인식(recognition)방법 | |
US8194268B2 (en) | Method of and apparatus for broadcast printing via a network | |
KR100905191B1 (ko) | 엑스 캐스트 ip 데이터그램을 라우팅하는 장치 및 방법 | |
WO2008063012A1 (en) | Apparatus and method for routing x-cast ip datagram | |
JP2007074198A (ja) | ネットワーク通信システム | |
JP3866242B2 (ja) | 伝送装置 | |
JP3116217B2 (ja) | ネットワークシステム | |
JP2007074197A (ja) | ネットワーク通信システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041203 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041210 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050208 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20050415 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20050606 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050610 |