JP4383816B2 - 通信端末 - Google Patents

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Description

この発明は、携帯端末に関し、特にたとえば音声コンテンツの出力機能を有する、携帯端末に関する。
従来のこの種の携帯端末の一例が、特許文献1に開示されている。この従来技術は、音楽を再生している途中でヘッドフォンが抜かれたときに音楽部への電源供給を停止することによって、無駄な電力消費を回避しようとするものである。
特開2002−58092号公報[H04R 3/00]
しかし、従来技術では、ヘッドフォンが抜かれた直後に音楽部への電源供給が停止され、電源供給の停止によって選曲などの操作も一切不可能となる。このため、従来技術では、操作性に問題があった。
それゆえに、この発明の主たる目的は、消費電力を抑えることができ、かつ操作性の低下を回避することができる、携帯端末を提供することである。
請求項1に従う携帯端末は、電話機能および放送を受信して出力する機能を有する携帯端末であって、操作手段、操作手段の操作を受け付ける受付画面をモニタに表示させる表示手段、受付画面を通じて行なわれた操作手段の操作に応じて放送を受信する放送受信手段、特定端子部に接続されたとき放送受信手段で受信している放送の音声信号を出力するイヤフォン、放送受信手段で放送を受信しているときイヤフォンが特定端子部から外れたことを検出する検出手段、検出手段による検出に応答して時間の測定を開始する測定手段、
測定手段によって測定された時間が期限に達したとき放送受信手段への電源供給を停止する停止手段、測定手段によって測定された時間が期限に達したときモニタに表示された受付画面を消去する消去手段、および測定手段によって測定された時間が期限に達する前に受付画面を通じた操作手段によって放送に関連する特定操作が行われたとき期限を延長する延長手段を備える。
放送受信機能が能動化されると、少なくとも音声信号を含む放送が受信され、受信された放送の音声信号が特定端子部に接続されたイヤフォンから出力され、そして放送に関連する特定操作を受け付ける受付画面がモニタに表示される。イヤフォンが特定端子部から外れると、測定手段によって時間の測定が開始され、測定された時間が期限に達すると、停止手段によって放送受信手段への電源供給が停止される。ただし、測定された時間が期限に達する前に特定操作が行われると、期限が延長手段によって延長される。
イヤフォンが外れたときに放送出力を不能化することで、無駄な電力消費を抑えることができる。また、期限が到来する前に受付画面に向けられた特定操作が行われたときに期限を延長することで、操作性の低下を回避することができる。
請求項2に従う携帯端末は、請求項1に従属し、特定操作は放送の出力制御に関連する第1操作を含む。携帯端末で放送を聴取する場合、携帯端末の性質上、受信環境が変動しやすい。たとえば、現在地に適した同調周波数が当初の周波数設定と異なる状況が発生しやすい。第1操作としては、単なるボリューム調整操作やチャネル切換操作の他に、かかる同調周波数の変化に応じたチューニング操作(微調整操作や再設定操作)がある。
そして、傍にいる別の人にこのような操作を依頼する場合に、イヤフォンが携帯端末から外されることがある。請求項2では、放送出力を不能化する期限が特定操作によって延長されるため、途中で操作不能となることはない。
請求項3に従う携帯通信端末は、請求項2に従属し、特定操作は任意の地域を選択する地域選択操作を含み、地域選択操作によって選択された地域に属する放送局の放送周波数を有効化する有効化手段をさらに備える。
携帯端末の性質上、放送を聴取する地域が変更される可能性がある。たとえば、携帯端末の所有者が東京から大阪に移動した場合などが考えられる。地域選択操作は、かかる地域の変更を考慮した操作である。この操作が行われると、選択された地域に属する放送局の周波数が有効化される。
請求項4に従う携帯端末は、請求項2または3に従属し、第1操作は受信周波数のチューニング操作を含む。放送局によっては、エリア毎に複数の周波数を準備している場合がある。このチューニング操作には、単に放送局を別の放送局に変更する操作の他に、同じ放送局について別の周波数を選択する操作も含まれる。
請求項5に従う携帯端末は、請求項2ないし4のいずれかに従属し、データ通信を行う通信手段をさらに備え、特定操作はデータ通信の制御に関連する第2操作をさらに含む。
放送局の中には、データ通信によってコンテンツを提供する局もある。第2操作は、かかるデータ通信の制御に関連する操作である。コンテンツを取得するときは必ずしも放送を聴取する必要はなく、イヤフォンが特定端子部から外される場合がある。さらに、取得したコンテンツに向けて操作が行われる場合もある。請求項5では、イヤフォンが外されてから放送出力が不能化されるまでに期限があり、さらにこの期限が第2操作によって延長される。このため、コンテンツの取得操作および取得されたコンテンツに向けた操作が途中で不能となることはない。
請求項6に従う携帯端末は、請求項5に従属し、第2操作は現時点で受信している放送番組に関連して提供されるコンテンツをデータ通信によって取得する取得操作を含む。
請求項7に従う携帯端末は、請求項6に従属し、第2操作は取得操作によって取得されたコンテンツに向けられたコンテンツ関連操作をさらに含む。
請求項8に従う携帯端末は、請求項7に従属し、コンテンツ関連操作はコンテンツに保護をかける操作を含む。
請求項9に従う携帯端末は、請求項7または8に従属し、コンテンツ関連操作はコンテンツよりも詳細な詳細コンテンツを取得する操作を含む。
請求項10に従う携帯端末は、請求項7ないし9のいずれかに従属し、不能化手段は取得操作に応じたコンテンツの取得が完了するまで期限が到来したか否かの判断を保留とし、延長手段は取得操作に応じたコンテンツの取得が完了した後に期限を延長する。これによって、データ通信環境の変化によってコンテンツの取得に予想以上の時間がかかったとしても、コンテンツの取得の完了後に継続してコンテンツ関連操作を行うことができる。
請求項11に従う携帯端末は、請求項1ないし10のいずれかに従属し、測定手段は、
起動命令に応答して閾値に相当する時間の測定を開始するタイマ手段、およびイヤフォンが特定端子部から外れたときタイマ手段に対して起動命令を発行する第1発行手段を含み、延長手段はタイマ手段に対して起動命令を発行する。
請求項12に従う携帯端末は、請求項1ないし11のいずれかに従属し、イヤフォンは、放送を捉えるアンテナ、および音声信号を出力するスピーカを有し、特定端子部は、アンテナによって捉えられた放送を入力する入力端子、およびスピーカに向けられた音声信号を出力する出力端子を有する。
請求項13従う携帯端末は、請求項1ないし12のいずれかに従属し、停止手段は、測定手段によって測定された時間が期限に達するまで特定操作が行われなかったとき、期限を延長することなく電源供給を停止する。
請求項14に従う携帯端末は、無線通信を行う機能および放送を受信して出力する機能を有する携帯端末であって、操作手段、操作手段の操作を受け付ける受付画面をモニタに表示させる表示手段、受付画面を通じて行なわれた操作手段の操作に応じて放送を受信する放送受信手段、特定端子部に接続されたとき放送受信手段で受信している放送の音声信号を出力するイヤフォン、放送受信手段で放送を受信しているときイヤフォンが特定端子部から外れたことを検出する検出手段、検出手段による検出に応答して時間の測定を開始する測定手段、測定手段によって測定された時間が期限に達したとき放送の出力を不能化する不能化手段、測定手段によって測定された時間が期限に達したときモニタに表示された受付画面を消去する消去手段、および測定手段によって測定された時間が期限に達する前に受付画面を通じた操作手段によって放送に関連する特定操作が行われたとき期限を延長する延長手段を備える、携帯端末である。
この発明によれば、イヤフォンが外れたときに放送出力を不能化することで、無駄な電力消費を抑えることができる。また、期限が到来する前に受付画面に向けられた特定操作が行われたときに期限を延長することで、操作性の低下を回避することができる。
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
図1を参照して、この実施例の移動通信システムは、携帯通信端末200と無線通信を行う複数のBS(Base Station)100,100,…を含む。移動通信基地局100はMLS(Mobile Local Switch)400と接続され、MLS400はMGS(Mobile Gateway Switch)300を介して他のMLS400と接続される。携帯通信端末200同士での電話のやり取り、つまり音声データの通信は、BS100,MLS400およびMGS300を介して行われる。
MLS400はまた、PPM(Packet Processing Module)500を介してバックボーンネットワーク600と接続され、バックボーンネットワーク600にはサーバ700が接続される。サーバ700は、インターネット800にも接続される。
携帯通信端末200からパケットデータが発信されたとき、このパケットデータは、BS100,MLS400,PPM500およびバックボーンネットワーク600を介してサーバ700に与えられる。転送されたパケットデータが他の携帯通信端末200宛のメールであれば、サーバ700は、このパケットデータをバックボーンネットワーク600,PPM500,MLS400,BS100を介して宛先の携帯通信端末200に送信する。一方、転送されたパケットデータがWEBサイト800へのアクセス要求であれば、サーバ700は、インターネット800を介してWEBサイト800にアクセスし、アクセス先から取得したパケットデータを要求元の携帯通信端末200に返送する。このときも、パケットデータは、バックボーンネットワーク600,PPM500,MLS400,BS100を介して要求元の携帯通信端末200に転送される。なお、パケットデータの通信は、430MHz帯を用いて行われる。
携帯通信端末200は、具体的には図2に示すように構成される。キー入力装置30によって通話のための発呼操作が行われると、CPU28は、信号処理回路16,無線回路14およびアンテナ12を通して発呼信号を相手方の携帯通信端末200に送信する。これに対して、相手方が着呼操作を行うと、通話可能状態となる。
通話可能状態となった後にマイクロホン26に音声が入力されると、この音声は、マイクロホン26によってアナログ信号である音声信号に変換される。変換された音声信号は、アンプ24によって増幅され、AD/DA変換回路18によってディジタル信号である音声データに変換される。変換された音声データは、信号処理回路16によって符号化処理を施され、さらに無線回路14によって変調処理を施される。無線回路14によって生成された変調音声データは、アンテナ12から発信される。
一方、相手方から送られてきた変調音声データは、アンテナ12によって受信され、無線回路14によって復調処理を施されるとともに、信号処理16によって復号処理を施される。信号処理回路16によって復号された音声データは、AD/DA変換回路18によってアナログ信号である音声信号に変換され、変換された音声信号は、アンプ20を介してスピーカ22から出力される。
このようにして相手方との間で通話が行われている最中に、キー入力装置30によって通話終了操作が行われると、CPU28は、信号処理回路16および無線回路14を制御して、相手方に通話終了信号を送信する。通話終了信号の送信後、CPU28は、通話処理を終了する。先に相手方から通話終了信号を受信した場合も、CPU28は、通話処理を終了する。
図1に示すサーバ700からメールが送信されると、このメールは、アンテナ12,無線回路14および信号処理回路16を介してCPU28に入力される。CPU28は、受信したメールをフラッシュメモリ32に保存する。また、オペレータによってメールが作成されかつ送信操作が行われると、このメールは、信号処理回路16,無線回路14およびアンテナ12を通してサーバ700に送信される。
この実施例の携帯通信端末200は、図1に示すFMラジオ局1000,1000…によって76MHz〜90MHzの帯域を利用して放送されるFMラジオ信号を受信するべく、FMチューナ36およびイヤフォンジャック38を備える。イヤフォンジャック38には、図3に示すステレオイヤフォン40のプラグ46、あるいは図4に示すモノラルイヤフォン50のプラグ54が装着され、FMラジオ信号は、ステレオイヤフォン40またはモノラルイヤフォン50とイヤフォンジャック38とを介してFMチューナ36に入力される。
図3を参照して、ステレオイヤフォン40は、FMラジオ信号を捉えるアンテナ線ATL1およびATL2と、ステレオ音声信号を形成するLチャネル音声信号をスピーカ42に伝送する信号線SL1と、ステレオ音声信号を形成するRチャネル音声信号をスピーカ44に伝送する信号線SL2とを有する。また、プラグ46には、端子T11〜T16が設けられる。アンテナ線ATL1およびATL2は端子T14に接続され、信号線SL1およびSL2は端子T13およびT15にそれぞれ接続される。端子T11およびT12は基準電位面と接続され、端子T16は開放される。プラグ46がイヤフォンジャック38に装着されると、端子T11〜T16がイヤフォンジャック38を形成する端子T1〜T6にそれぞれ接続される。
図4を参照して、モノラルイヤフォン50は、放送電波を捉えるアンテナ線ATL3と、モノラル音声信号をスピーカ52に伝送する信号線SL3とを有する。プラグ54には、端子T21〜T26が設けられる。アンテナ線ATL3は端子T24に接続され、信号線SL3は端子T23に接続される。端子T21は基準電位面と接続され、端子T22,T25およびT26は開放される。プラグ54がイヤフォンジャック38に装着されると、端子T21〜T26が端子T1〜T6にそれぞれ接続される。
図2に戻って、イヤフォンジャック38に設けられた端子T1およびT2は、それぞれ電圧線VL1およびVL2を介してCPU28と接続される。電圧線VL1には抵抗R1を介してバイアス電圧が印加され、電圧線VL2には抵抗R2を介してバイアス電圧が印加される。したがって、ステレオイヤフォン40およびモノラルイヤフォン50のいずれも装着されていないときは、いずれもがHレベルを有する電圧が、電圧線VL1およびVL2を経てCPU28にそれぞれ供給される。ステレオイヤフォン40が装着されたときは、いずれもがLレベルを有する電圧が、電圧線VL1およびVL2を経てCPU28にそれぞれ供給される。モノラルイヤフォン54が装着されたときは、Lレベルの電圧が電圧線VL1を経てCPU28に供給され、Hレベルの電圧が電圧線VL2を経てCPU28に供給される。したがって、CPU28は、電圧線VL1およびVL2に印加された電圧のレベルに基づいて、イヤフォンジャック38の状態を認識することができる。
ステレオイヤフォン46が装着されかつキー入力装置30によってラジオ機能のオン操作が行われると、CPU28は、FMチューナ36を起動し、かつ所望のチャネルのチューニングおよびステレオ音声信号の出力をFMチューナ36に命令する。図3に示すアンテナ線ATN1およびATN2によって捉えられたFMラジオ信号は、プラグ46の端子T14およびイヤフォンジャック38の端子T4を経てFMチューナ36に入力され、チューニングやステレオ音声変換などの信号処理を施される。これによって、所望のFMラジオ放送のステレオ音声信号が生成される。ステレオ音声信号を形成するLチャネル音声信号は、アンプ38と端子T3およびT13とを介してスピーカ42に与えられ、ステレオ音声信号を形成するRチャネル音声信号は、アンプ40と端子T5およびT15とを介してスピーカ44に与えられる。
モノラルイヤフォン54が装着された状態でキー入力装置30によってラジオ放送受信操作が行われた場合、CPU28は、FMチューナ36を起動し、かつ所望のチャネルのチューニングおよびモノラル音声信号の出力をFMチューナ36に命令する。図4に示すアンテナ線ATN3によって捉えられたFMラジオ放送信号は、プラグ54の端子T24およびイヤフォンジャック38の端子T4を経てFMチューナ36に入力され、チューニングやモノラル音声変換などの信号処理を施される。これによって、所望のFMラジオ放送のモノラル音声信号が生成される。生成されたモノラル音声信号は、アンプ38と端子T4およびT24を介してスピーカ52に与えられる。
ステレオイヤフォン46またはモノラルイヤフォン54が装着されかつラジオ機能のオン操作が行われたとき、CPU28は、図6の左上に示すメイン画面をLCDモニタ34に表示する。CPU28はさらに、キー入力装置30を用いたラジオ機能に有効なキー操作に応答して、LCDモニタ34の表示を図6〜図17に示す画面間で遷移させる。なお、図6〜図17に示すラジオ機能の操作画面を、総称して“ラジオ画面”と定義する。
図6を参照して、メイン画面の中央には、チューニング周波数を表示する窓W1,出力音声のボリュームを示すバーB1,および後述する曲情報または詳細情報を表示する窓W2が表示され、メイン画面の下側には“INFO.BOX”と記述されたアイコンICN1,“OK”と記述されたアイコンICN2,および“MENU”と記述されたアイコンICN3が表示される。
画面下側には、アイコンICN1〜ICN3のように、最大で3つのアイコンが水平方向に配列される。左側のアイコン,中央のアイコンおよび右側のアイコンには、図2に示すキー入力装置30に設けられた機能キー30f1,30f2および30f3がそれぞれ割り当てられる。このため、図6左上にメニュー画面については、アイコンICN1に機能キー30f1が割り当てられ、アイコンICN2に機能キー30f2が割り当てられ、そしてアイコンICN3に機能キー30f3が割り当てられる。なお、アイコンの表示が中止された場合、そのアイコンに割り当てられた機能キーの操作は無効とされる。
図6左上のメニュー画面が表示されている状態で機能キー30f3が操作されると、CPU28は、LCDモニタ34の表示を図6の右上に示すメニュー画面に遷移させる。遷移されたメニュー画面上には、“1TIME TABLE”,“2 MYエリア選択”,“3プリセット”,および“4 オートパワーオフ”のメニュー項目と、上述のアイコンICN2とが表示される。図6の左上に示すメイン画面が表示されている状態で機能キー30f1が操作されると、CPU28は、LCDモニタ34の表示を図6の下側に示す情報ボックス画面に遷移させる。遷移された情報ボックス画面上には、“1取得情報一覧”,“2 MY BOX”および“3 SEARCH”のメニュー項目と、上述のアイコンICN2とが表示される。メニュー画面および情報ボックス画面のいずれにおいても、アイコンICN1およびICN3の表示は中止されている。このため、機能キー30f1および30f3の操作は無効となる。
図7を参照して、左上のメニュー画面が表示されている状態で、十字キー30crsによって“2MYエリア選択”が選択されかつ機能キー30f2が操作されると、CPU28は、LCDモニタ34の表示を図7の右上に示すエリア選択画面に遷移させる。エリア選択画面には、スクロール可能な都道府県リストL1と上述のアイコンICN2とが表示される。
ここで、十字キー30crsによって都道府県リストL1から所望の都道府県が選択されかつ機能キー30f2が操作されると、CPU28は、選択された都道府県で受信できるFMラジオ局をキー入力装置30に配置された数字キー30nに割り当て、LCDモニタ34の表示を図7の下側に示すメイン画面に遷移させる。
周波数の割り当てについて、以下に詳しく説明する。フラッシュメモリ32には、図5に示す要領で都道府県毎に作成された複数のラジオ局テーブル32t,32t…が記憶されている。各々のラジオ局テーブル32tには、その都道府県で受信できるFMラジオ局の名称および周波数が記述されている。図5には、代表的な例として東京都のラジオ局テーブル32tおよび大阪府のラジオ局テーブル32tを詳しく示す。図7の右上に示すエリア選択画面で所望の都道府県が確定されると、確定した都道府県のラジオ局テーブル32tが有効化され、有効化されたラジオ局テーブル32tに記述されたFMラジオ局が数字キーに割り当てられる。
たとえば、確定した都道府県が“大阪府”であれば、大阪府のラジオ局テーブル32tが有効化され、ラジオ局“fmOSAKA”,“FM802”,“FM CO・CO・LO”,“α−STATION”および“Kiss−FM”が数字キー“1”〜“5”にそれぞれ割り当てられる。この結果、図7の下側に示すメイン画面の窓W1には、数字キー“1”に割り当てられたラジオ局の周波数“85.1”が表示される。
図8の左上に示すメニュー画面が表示されている状態で、十字キー30crsによって“3プリセット”が選択されかつ機能キー30f2が操作されると、CPU28は、LCDモニタ34の表示を図8の右上に示すプリセット画面に遷移させる。遷移したプリセット画面には、現時点で数字キーに割り当てられているラジオ局の名称および周波数と上述のアイコンICN2とが表示される。ここで、オペレータが十字キー30crsによって所望のラジオ局を選択しかつ機能キー30f2を操作すると、CPU28は、LCDモニタ34の表示を図8の左下に示す周波数調整画面に遷移させる。
遷移した周波数調整画面には、選択されたラジオ局の名称を表示する窓W3,選択されたラジオ局の周波数を表示する窓W4,“決定”と記述されたアイコンICN5,および上述のアイコンICN2が表示される。ここで、オペレータが、窓W4に表示された数値を十字キー30crsによって変更し、機能キー30f3を操作すると、CPU28は、選択されたラジオ局の周波数設定を変更し(具体的にはラジオ設定テーブル32tの設定値を変更)、LCDモニタ34の表示を図8右下に示すメイン画面に遷移させる。遷移されたメイン画面の窓W1には、変更後の周波数が表示される。
図9の左上に示すメニュー画面が表示されている状態で、オペレータが十字キー30crsによって“2TIME TABLE”を選択しかつ機能キー30f2を操作すると、CPU28は、ラジオ放送番組を管理する特定のWEBサイト900にアクセス要求を送信する。アクセス要求には、現時点で選局しているラジオ局を示すラジオ局情報と識別子“TIMETABLE”とが含まれる。このアクセス要求を受信したWEBサイト900は、対応するタイムテーブルのパケットデータを要求元に返送する。こうして所望のタイムテーブルが得られると、CPU28は、LCDモニタ34の表示を図9の右上に示すタイムテーブル画面に遷移させる。遷移されたタイムテーブル画面には、取得したタイムテーブルと上述のアイコンICN2とが表示される。
ここで、十字キー30crsを右方向または左方向に操作すると、CPU28は、現時点で有効なラジオ局テーブル32tに設定された別のラジオ局を検出し、検出したラジオ局のタイムテーブルを上述と同じ要領で特定のWEBサイト900から取得する。この結果、LCD34の表示は、図9の左下に示すタイムテーブル画面に遷移する。その後、オペレータが機能キー30f2を操作すると、LCDモニタ34の表示は、図9の右下に示すメイン画面に遷移する。
図10の左上に示すメニュー画面が表示されている状態で、オペレータが十字キー30crsによって“4オートパワーオフ”を選択しかつ機能キー30f2を操作すると、CPU28は、LCDモニタ34の表示を図10の右上に示すオートパワーオフ画面に遷移させる。オートパワーオフ機能は、ラジオ機能に有効なキー操作が所定の猶予期間にわたって行われなかったときにラジオ機能をオフする機能である。オートパワーオフ画面には、この猶予期間が記述された猶予期間リストL2と上述のアイコンICN2とが表示される。オペレータが十字キー30crsによって所望の猶予期間を選択しかつ機能キー30f2を操作すると、CPU28は選択された猶予期間を有効化し、LCDモニタ34の表示を図10の下側に示すメイン画面に遷移させる。
図11の左上に示すメニュー画面が表示されている状態で数字キー30nを形成するいずれか1つのキーが操作されると、CPU28は、操作されたキーに割り当てられたラジオ局へのチューニングの切り換えをFMチューナ36に命令し、切り換えられたラジオ局の周波数を窓W1に表示する。たとえば、図5に示す大阪府のラジオ局テーブル32tのラジオ局が数字キー30nに割り当てられかつラジオ局“fmOSAKA”が選局されている状態で、キー“2”が操作されると、チューニングがラジオ局“FM802”に切り換えられるとともに、図11の左上に示すように“80.2MHz”がメイン画面の窓W1に表示される。また、同じ状態でキー“5”が操作されると、チューニングがラジオ局“Kiss−FM”に切り換えられ、図11の左下に示すように“89.9MHz”がメイン画面の窓W1に表示される。
図12の左上に示すメニュー画面が表示されている状態で機能キー30f2の短時間操作が行われると、CPU28は、特定のWEBサイト900に対してアクセス要求を送信する。このアクセス要求には、現時点で選局しているラジオ局を示すラジオ局情報と識別子“曲”とが含まれる。このアクセス要求を受信したWEBサイト900は、ラジオ局情報が示すラジオ局で今現在放送されている楽曲を特定し、特定した楽曲を案内する曲情報を要求元に返送する。
図18から分かるように、曲情報は、情報の種類を識別する識別子,特定された楽曲の曲名,この楽曲を歌うアーティストの名前,この楽曲を放送するラジオ局の名前,この楽曲を放送する番組の名前,この楽曲を放送する番組の放送時間帯,およびこの情報を作成した日時によって形成される。
曲情報を受信している間、CPU28は、図12の右上に示すように窓W3をメイン画面に多重する。窓W2には、曲情報を受信中である旨および何%の情報が受信されたかを示す情報が表示される。受信された曲情報は、フラッシュメモリ32に形成された情報ボックス32cbに蓄積される。受信が完了すると、CPU28は、LCDモニタ34の表示を図12の下側に示すメイン画面に遷移させる。窓W2には、受信した曲情報に含まれる曲名,アーティスト名,ラジオ局名および番組名がスクロール態様で表示される。
図13の左上に示すメイン画面が表示されている状態で機能キー30f2の長時間操作が行われると、CPU28は、曲情報を取得したときと同様、特定のWEBサイト900に対してアクセス要求を送信する。ただし、このアクセス要求には、現時点で選局しているラジオ局を示すラジオ局情報と識別子“詳細”とが含まれる。また、このアクセス要求を受信したWEBサイト900は、曲情報よりも内容の充実した詳細情報を要求元に返送する。
再び図18を参照して、詳細情報は、曲情報が有する情報に加えて、現在選局されているラジオ局に関連するメールアドレス,WEBアドレス1,WEBアドレス2およびおすすめ情報を含む。
かかる詳細情報を受信している間、CPU28は、図13の右上に示すメイン画面をLCDモニタ34に表示する。つまり、CPU28は、詳細情報を受信中であること、および何%の情報が受信されたかを告知する窓W4をメイン画面上に多重表示する。受信された詳細情報もまた、フラッシュメモリ32に形成された情報ボックス32cbに蓄積される。受信が完了すると、CPU28は、LCDモニタ34の表示を図13の下側に示すメイン画面に遷移させる。窓W2には、受信した詳細情報に含まれる曲名,アーティスト名,ラジオ局名および番組名がスクロール態様で表示される。
図14の左上に示す情報ボックス画面が表示されている状態で、十字キー30crsによって“取得情報一覧”が選択されかつ機能キー30f2が操作されると、CPU28はLCDモニタ34の表示を図14の左上に示す取得情報一覧画面に遷移させる。遷移された取得情報一覧画面には、情報ボックス32cbに蓄積済みの曲情報および詳細情報の作成日付と、いずれか1つの作成日付に対応するラジオ局名,番組名,楽曲名およびアーティスト名と、上述のアイコンICN2と、“機能”と記述されたアイコンICN4とが表示される。
なお、曲情報と詳細情報とを識別するために、作成日付の先頭に “※”のマークが割り当てられる。このマークが割り当てられた情報が、詳細情報である。
ここでオペレータが十字キー30crsによって所望の詳細情報を選択しかつ機能キー30f2を操作すると、CPU28は、LCDモニタ34の表示を図14の下側に示す詳細画面に遷移させる。遷移された詳細画面には、ラジオ局名,番組名,放送時間帯,楽曲名,アーティスト名のような情報の他に、“リクエスト”,“ラジオEZへ”,“今週のランキング”および“おすすめ情報”のメニュー項目が表示される。また、画面の下側には、上述のアイコンICN2およびICN4が表示される。
ここで、“リクエスト”,“ラジオEZ”,“今週のランキング”および“おすすめ情報”のメニュー項目には、図18に示す詳細情報を形成するメールアドレス,WEBアドレス1,WEBアドレス2およびおすすめ情報がそれぞれ割り当てられる。
したがって、十字キー30crsによって“リクエスト”が選択されかつ機能キー30f2が操作されると、メールアドレスが示すアドレス宛にアクセス要求が送信される。また、十字キー30crsによって“ラジオEZへ”が選択されかつ機能キー30f2が操作されると、WEBアドレス1が示すアドレス宛にアクセス要求が送信される。さらに、十字キー30crsによって“今週のランキング”が選択されかつ機能キー30f2が操作されると、WEBアドレス2が示すアドレス宛にアクセス要求が送信される。この結果、アクセス先から返信されたパケットデータに基づく画面がLCDモニタ34に表示される。また、十字キー30crsによって“おすすめ情報”が選択されかつ機能キー30f2が操作されると、詳細情報に含まれるおすすめ情報がLCDモニタ34に表示される。
オペレータが十字キー30crsによって所望の曲情報を選択しかつ機能キー30f2を操作すると、詳細情報を形成する項目のうち曲情報が持っていない項目が特定のWEBサイト900から取得される。これによって、選択された曲情報が詳細情報に変換される。また、オペレータが十字キー30crsによって所望の曲情報または詳細情報を選択しかつ機能キー30f3を操作すると、選択された情報がフラッシュメモリ32に形成されたマイボックス32mbに複写される。これによって、選択された曲情報または詳細情報に保護がかけられる。
図15の左上に示す情報ボックス画面が表示されている状態で、十字キー30crsによって“MYBOX”が選択されかつ操作キー30f2が操作されると、CPU28は、LCDモニタ34の表示を図15の右上に示すマイボックス画面に遷移させる。遷移されたマイボックス画面には、マイボックス32mbに格納された曲情報,詳細情報および後述する番組情報に基づいて、“放送時間帯”,“ラジオ局名”および“番組名”からなる番組リストL3が表示される。画面下側には、上述のアイコンICN2およびICN4が表示される。ここで、オペレータが十字キー30crsによって所望の番組を選択しかつ機能キー30f2を操作すると、CPU28は、LCDモニタ34の表示を図15の下側に示す詳細画面に遷移させる。
なお、選択された番組に対応する情報が曲情報であれば、“リクエスト”,“ラジオEZへ”,“今週のランキング”および“おすすめ情報”のメニュー項目が表示されることはない。また、選択された番組に対応する情報が番組情報であれば、曲名およびアーティスト名が表示されることはない。
図16の左上に示す情報ボックス画面が表示されている状態で十字キー30crsによって“SEARCH”が選択されかつ機能キー30f2が操作されると、CPU28は、LCDモニタ34の表示を図16の右上に示す検索画面に遷移させる。遷移された検索画面には、検索条件を入力する複数の欄が表示される。オペレータが任意の検索条件を入力しかつ機能キー30f2を操作すると、入力された検索条件を含む検索要求が特定のWEBサイト900に送信される。特定のWEBサイト900は、検索条件に合致する番組を検索し、検索された番組を示す番組情報を返送する。図18を参照して、番組情報は、曲名およびアーティスト名が欠落している点を除き、詳細情報と同じである。
番組検索が実行されている間、LCDモニタ34には図16の左下に示す検索中画面が表示される。特定のWEBサイト900から番組情報が返送されると、LCDモニタ34の表示が図16の右下に示す検索結果画面に遷移する。検索結果画面には、検索された番組と上述のアイコンICN2およびICN4とが表示される。検索された番組のいずれか1つが十字キー30crsによって選択されかつ機能キー30f3が操作されると、選択された番組の番組情報がマイボックス32mbに格納される。
図17の左上に示すメイン画面が表示されている状態で、キー入力装置30に設けられたクリアキー30clrが操作されると、CPU28は、図17の右上に示すようにラジオ機能の終了を問い合わせる窓W7をメイン画面上に表示する。ここでオペレータが“1.中断”を選択すると、CPU28は、ラジオ機能のオン状態を継続しつつ、ラジオ画面の表示を終了する。これに対して、オペレータが“2.終了”を選択すると、CPU28は、ラジオ機能をオフ状態に移行させるとともに、ラジオ画面の表示を終了する。なお、“1.中断”の選択によってラジオ画面の表示が終了した後にサブキー30subが操作されると、画面表示は図17の左上に示す状態に復帰する。
なお、図6の右上に示すメイン画面が表示された状態で十字キー30crsが左右方向に操作されると、CPU28は、アンプ38および40を制御して音声信号のレベル(ボリューム)を変更する。十字キー30crsが右方向に1回操作されるとボリュームが1ステップ増大し、十字キー30crsが左方向に1回操作されるとボリュームが1ステップ減少する。
CPU28は、ラジオ機能のオン/オフを制御するために、図19〜図20に示すラジオ機能オン/オフ制御タスクを実行する。
まずステップS1で、ラジオ機能オン操作が行われたかどうかを判断し、YESであればステップS3でステレオイヤフォン40またはモノラルイヤフォン50がイヤフォンジャック38に装着されているかどうかを判断する。ここでNOと判断されると、ステップS5で警告メッセージを出力するが、YESと判断されると、ステップS7でラジオ機能をオンする。これによって、FMチューナ36への電源供給が開始され、図6の左上に示すメイン画面がLCDモニタ34に表示されるとともに、ステレオイヤフォン40またはモノラルイヤフォン50からFMラジオ放送が出力される。続くステップS9では第1タイマT1のリセット&スタートを行い、これによって第1タイマT1による計時が開始される。なお、タイマT1に設定される期間は、図10の左上に示すオートパワーオフ画面上の操作によって有効化された猶予期間である。
ステップS11では何らかのキー操作が行われたかどうかを判断し、YESであればステップS9に戻るが、NOであればステップS13に進む。たとえば、図6の左上に示すメイン画面に向けられた機能キー30f1,30f2または30f3の操作や、図6右上に示すメニュー画面に向けられた十字キー30crsの操作は、有効なキー操作と判断される。これに対して、図6右上に示すメイン画面に向けられた十字キー30crsの操作や、図6右上に示すメニュー画面に向けられた機能キー30f1または30f3の操作は、無効なキー操作と判断される。
ステップS13では、ステレオイヤフォン40またはモノラルイヤフォン50がイヤフォンジャック38から取り外されたかどうか判断し、ステップS15では第1タイマT1がタイムアウトになったかどうか判断する。ステレオイヤフォン40またはモノラルイヤフォン50が装着状態にありかつ第1タイマT1がタイムアウトになっていなければ、ステップS11に戻る。ステレオイヤフォン40またはモノラルイヤフォン50が装着状態にありかつ第1タイマT1がタイムアウトとなれば、ステップS17でラジオ機能をオフにしてステップS1に戻る。ラジオ機能のオフによってFMチューナ36への電源供給が停止され、ラジオ放送の出力も停止される。さらに、LCDモニタ34に表示されたラジオ画面が消去される。
ステレオイヤフォン40またはモノラルイヤフォン50がイヤフォンジャック38から取り外されたときは、ステップS13からステップS19に移行する。ステップS19では第2タイマT2のリセット&スタートを行い、ステップS21ではステレオイヤフォン40またはモノラルイヤフォン50が再度装着されたかどうか判断する。ステップS21でYESと判断されれば、ステップS9に戻る。しかし、ステップS21でNOと判断されれば、ステップS23に進み、ラジオ機能に向けられた有効なキー操作が行われたかどうか、つまり現時点でLCDモニタ34に表示されている画面に有効なキー操作が行われたかどうかを判断する。
ステップS23でYESと判断されたときはステップS25に進み、今回のキー操作がパケット通信を必要とするキー操作であるか否かを判断する。たとえば、図7の右上に示すエリア選択画面に向けられた機能キー30f2の操作は、パケット通信を必要としないキー操作と判断される。これに対して、図12左上または図13左上に示すメイン画面に向けられた機能キー30f2の操作は、パケット通信を必要とするキー操作と判断される。ステップS25でNOと判断されればそのままステップS19に戻るが、YESと判断されればステップS27でパケット通信が終了するのを待ってステップS19に戻る。
ステップS23でNOと判断されたときは、第2タイマT2がタイムアウトとなったかどうかをステップS29で判断する。ここでNOであればステップS23に戻るが、YESであればステップS31でラジオ機能をオフしてからステップS1に戻る。
以上の説明から分かるように、携帯通信端末200では、ラジオ機能がオンされると、ラジオ放送がジャック38に接続されたステレオイヤフォン40またはモノラルイヤフォン50を通して受信され、受信されたラジオ放送の音声信号がステレオイヤフォン40またはモノラルイヤフォン50に出力される。LCDモニタ34には、ラジオ放送に関連する特定操作を受け付けるラジオ画面が表示される。ステレオイヤフォン40またはモノラルイヤフォン50がジャック38から外れると、タイマT2によって時間の測定が開始される。測定された時間が期限に達すると、つまりタイムアウトが発生すると、ラジオ機能がCPU28によってオフされる。ラジオ機能のオフによって、FMチューナ36への電源供給が停止され、ラジオ画面の表示が終了する。ただし、測定された時間が期限に達する前に特定操作が行われると、期限がCPU28によって延長される。
ステレオイヤフォン40またはモノラルイヤフォン50がジャック38から外れたときにラジオ機能をオフすることで、無駄な電力消費を抑えることができる。また、期限が到来する前にラジオ画面に向けられた特定操作が行われたときに期限を延長することで、操作性の低下を回避することができる。
特定操作は、ラジオ放送の出力制御に関連するキー操作を含む。携帯端末でラジオ放送を聴取する場合、携帯端末の性質上、受信環境が変動しやすい。たとえば、現在地に適した同調周波数が当初の周波数設定と異なる状況が発生しやすい。このキー操作としては、単なるボリューム調整操作やチャネル切換操作の他に、かかる同調周波数の変化に応じたチューニング操作(微調整操作や再設定操作)がある。
そして、傍にいる別の人にかかるキー操作を依頼する場合に、ステレオイヤフォン40またはモノラルイヤフォン50がジャック38から外されることがある。この実施例では、ラジオ機能を不能化する期限が特定操作によって延長されるため、途中で操作不能となることはない。
また、ラジオ局の中には、詳細情報,曲情報,番組情報などのコンテンツをデータ通信によって提供するラジオ局もある。特定操作には、かかるデータ通信の制御に関連するキー操作も含まれる。コンテンツを取得するときは必ずしもラジオ放送を聴取する必要はなく、ステレオイヤフォン40またはモノラルイヤフォン50がジャック38から外される場合がある。さらに、取得したコンテンツに向けてキー操作(たとえばマイボックスへの複写操作)が行われる場合もある。この実施例では、ステレオイヤフォン40またはモノラルイヤフォン50が外されてからラジオ機能が不能化されるまでに期限があり、さらにこの期限がキー操作によって延長される。このため、コンテンツの取得操作および取得されたコンテンツに向けたキー操作が途中で不能となることはない。
さらに、期限が到来したかどうかの判断は、コンテンツの取得が完了するまで保留とされ、期限はコンテンツの取得が完了した後に延長される。このため、データ通信環境の変化によってコンテンツの取得に予想以上の時間がかかったとしても、コンテンツの取得の完了後に継続してこのコンテンツに向けられたキー操作を行うことができる。
なお、この実施例では、チューニングにあたって図8に示す操作を要求しているが、チューニングは次のような操作によって行うようにしてもよい。つまり、図6の左上に示すメイン画面が表示されている状態で十字キー30crsが上下方向に操作されたときにチューニングを変更したり、周波数の入力欄を表示して、この入力欄に直接入力された周波数にチューニングを変更したりしてもよい。また、特定の操作に応答して、画面のカラーや模様を変更できるようにしてもよい。これらの操作は、いずれもラジオ機能に有効なキー操作である。さらにこの実施例では、ラジオ放送の受信機能を有する携帯通信端末を用いて説明したが、この発明は、テレビジョン放送を受信する機能を有する携帯通信端末にも適用できる。
この発明の一実施例の構成を示す図解図である。 図1実施例に適用される通信端末の構成の一例を示すブロック図である。 図2実施例の通信端末に装着されるステレオイヤフォンの一例を示すブロック図である。 図2実施例の通信端末に装着されるモノラルイヤフォンの一例を示すブロック図である。 図2実施例に適用されるフラッシュメモリに形成されたテーブルの一例を示す図解図である。 ラジオ機能がオン状態のときにLCDに表示される画面の遷移の一例を示す図解図である。 ラジオ機能がオン状態のときにLCDに表示される画面の遷移の他の一例を示す図解図である。 ラジオ機能がオン状態のときにLCDに表示される画面の遷移のその他の一例を示す図解図である。 ラジオ機能がオン状態のときにLCDに表示される画面の遷移のさらにその他の一例を示す図解図である。 ラジオ機能がオン状態のときにLCDに表示される画面の遷移の他の一例を示す図解図である。 ラジオ機能がオン状態のときにLCDに表示される画面の遷移のその他の一例を示す図解図である。 ラジオ機能がオン状態のときにLCDに表示される画面の遷移のさらにその他の一例を示す図解図である。 ラジオ機能がオン状態のときにLCDに表示される画面の遷移の他の一例を示す図解図である。 ラジオ機能がオン状態のときにLCDに表示される画面の遷移のその他の一例を示す図解図である。 ラジオ機能がオン状態のときにLCDに表示される画面の遷移のさらにその他の一例を示す図解図である。 ラジオ機能がオン状態のときにLCDに表示される画面の遷移の他の一例を示す図解図である。 ラジオ機能がオン状態のときにLCDに表示される画面の遷移のその他の一例を示す図解図である。 詳細情報,曲情報および番組情報のデータ構造の一例を示す図解図である。 図2実施例に適用されるCPUの動作の一部を示すフロー図である。 図2実施例に適用されるCPUの動作の他の一部を示すフロー図である。
符号の説明
14 …無線回路
16 …信号処理回路
28 …CPU
30 …キー入力装置
32 …フラッシュメモリ
34 …LCD
36 …FMチューナ
38 …イヤフォンジャック
200 … 携帯通信端末

Claims (14)

  1. 電話機能および放送を受信して出力する機能を有する携帯端末であって、
    操作手段、
    前記操作手段の操作を受け付ける受付画面をモニタに表示させる表示手段、
    前記受付画面を通じて行なわれた前記操作手段の操作に応じて放送を受信する放送受信手段、
    特定端子部に接続されたとき前記放送受信手段で受信している放送の音声信号を出力するイヤフォン、
    前記放送受信手段で放送を受信しているとき前記イヤフォンが前記特定端子部から外れたことを検出する検出手段、
    前記検出手段による検出に応答して時間の測定を開始する測定手段、
    前記測定手段によって測定された時間が期限に達したとき前記放送受信手段への電源供給を停止する停止手段
    前記測定手段によって測定された時間が期限に達したとき前記モニタに表示された前記受付画面を消去する消去手段、および
    前記測定手段によって測定された時間が前記期限に達する前に前記受付画面を通じた前記操作手段によって前記放送に関連する特定操作が行われたとき前記期限を延長する延長手段を備える、携帯端末。
  2. 前記特定操作は前記放送の出力制御に関連する第1操作を含む、請求項1記載の携帯端末。
  3. 前記特定操作は任意の地域を選択する地域選択操作を含み、
    前記地域選択操作によって選択された地域に属する放送局の放送周波数を有効化する有効化手段をさらに備える、請求項2記載の携帯端末。
  4. 前記第1操作は受信周波数のチューニング操作を含む、請求項2または3記載の携帯端末。
  5. データ通信を行う通信手段をさらに備え、
    前記特定操作は前記データ通信の制御に関連する第2操作をさらに含む、請求項2ない
    し4のいずれかに記載の携帯端末。
  6. 前記第2操作は現時点で受信している放送番組に関連して提供されるコンテンツを前記データ通信によって取得する取得操作を含む、請求項5記載の携帯端末。
  7. 前記第2操作は前記取得操作によって取得されたコンテンツに向けられたコンテンツ関連操作をさらに含む、請求項6記載の携帯端末。
  8. 前記コンテンツ関連操作は前記コンテンツに保護をかける操作を含む、請求項7記載の携帯端末。
  9. 前記コンテンツ関連操作は前記コンテンツよりも詳細な詳細コンテンツを取得する操作を含む、請求項7または8記載の携帯端末。
  10. 前記不能化手段は前記取得操作に応じたコンテンツの取得が完了するまで前記期限が到来したか否かの判断を保留とし、
    前記延長手段は前記取得操作に応じたコンテンツの取得が完了した後に前記期限を延長する、請求項7ないしまたは9のいずれかに記載の携帯端末。
  11. 前記測定手段は、起動命令に応答して時間の測定を開始するタイマ手段、および前記イヤフォンが前記特定端子部から外れたとき前記タイマ手段に対して前記起動命令を発行する第1発行手段を含み、
    前記延長手段は前記タイマ手段に対して前記起動命令を発行する、請求項1ないし10のいずれかに記載の携帯端末。
  12. 前記イヤフォンは、前記放送を捉えるアンテナ、および前記音声信号を出力するスピーカを有し、
    前記特定端子部は、前記アンテナによって捉えられた前記放送を入力する入力端子、および前記スピーカに向けられた前記音声信号を出力する出力端子を有する、請求項1ないし11のいずれかに記載の携帯端末。
  13. 前記停止手段は、前記測定手段によって測定された時間が前記期限に達するまで前記特定操作が行われなかったとき、前記期限を延長することなく前記電源供給を停止する、請求項1ないし12のいずれかに記載の携帯端末。
  14. 無線通信を行う機能および放送を受信して出力する機能を有する携帯端末であって、
    操作手段、
    前記操作手段の操作を受け付ける受付画面をモニタに表示させる表示手段、
    前記受付画面を通じて行なわれた前記操作手段の操作に応じて放送を受信する放送受信手段、
    特定端子部に接続されたとき前記放送受信手段で受信している放送の音声信号を出力するイヤフォン、
    前記放送受信手段で放送を受信しているとき前記イヤフォンが前記特定端子部から外れたことを検出する検出手段、
    前記検出手段による検出に応答して時間の測定を開始する測定手段、
    前記測定手段によって測定された時間が期限に達したとき前記放送の出力を不能化する不能化手段、
    前記測定手段によって測定された時間が期限に達したとき前記モニタに表示された前記受付画面を消去する消去手段、および
    前記測定手段によって測定された時間が前記期限に達する前に前記受付画面を通じた前記操作手段によって前記放送に関連する特定操作が行われたとき前記期限を延長する延長手段を備える、携帯端末。
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