JP4383772B2 - 温度センサの取付構造 - Google Patents

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    • G01K1/00Details of thermometers not specially adapted for particular types of thermometer
    • G01K1/14Supports; Fastening devices; Arrangements for mounting thermometers in particular locations
    • G01K1/143Supports; Fastening devices; Arrangements for mounting thermometers in particular locations for measuring surface temperatures

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、食器洗浄機やフライヤなどで利用されるヒータ部に対し温度センサの感温部を隣接して取り付けるための温度センサの取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、このような分野の技術として、特開平10−23975号公報がある。この公報には、油温サーモ感温筒(温度センサ)を油漕内に取り付けるための温度センサ取付金具が開示されている。この温度センサ取付金具は、熱伝導率の高い金属からなる第1の取付け板と上下2枚の第2の取付け板とでヒータ部及び油温サーモ感温筒を挟み込み、ネジによって上下の第2の取付け板を第1の取付け板に固定させる構成を有している。このような金具により、温度センサとヒータ部とを油漕内で簡易に連結させて、ヒータ部から温度センサへの熱伝達性を高めている。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−23975号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この取付金具は、水平方向に延びるヒータ部と鉛直方向に延びる温度センサの感温部とを単に連結するものであり、水平方向に延在するヒータ部と、水平方向に延在してヒータ部に並設される感温部とを連結させる構成を意図したものではない。
【0005】
本発明は、水平方向に延在するヒータ部と水平方向に延在する感温部との連結を容易にした温度センサの取付構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、温度センサ取付金具により、ヒータ部に対し温度センサの感温部を取り付ける構造において、温度センサ取付金具は、水平方向に延在するヒータ部と、水平方向に延在してヒータ部に並設される感温部とを連結すると共に、伝熱性金属で形成された連結部と、連結部の一端に設けられると共に、伝熱性金属で形成されてヒータ部に固定されるヒータ固定部と、連結部の他端に設けられると共に、伝熱性金属で形成されて感温部に固定される温度センサ固定部とを備え、連結部は、感温部がヒータ部の頂部に対し上方に位置するように、ヒータ部の延在方向に対し直交する方向において、ヒータ固定部と温度センサ固定部とが上下の位置関係をもつよう延在し、連結部は、第1の連結部と第2の連結部からなり、第1の連結部の一端には、第1のヒータ部に固定される第1のヒータ固定部が設けられ、第1の連結部の他端には、感温部に固定される温度センサ固定部が設けられ、第1の連結部は、感温部が第1のヒータ部の頂部に対し上方に位置するように斜めに延在し、第2の連結部の一端には、第1のヒータ部に対し水平方向において略同一の高さレベルに配置された第2のヒータ部に固定される第2のヒータ固定部が設けられ、第2の連結部の他端には温度センサ固定部が設けられ、第2の連結部は、感温部が第2のヒータ部の頂部に対し上方に位置するように斜めに延在することを特徴とする。
【0007】
この温度センサ取付金具は、水平方向に延在するヒータ部と水平方向に延在する感温部とを前提にしてなされた発明である。そこで、本発明では、ヒータ固定部と温度センサ固定部とを連結する伝熱性金属の連結部を採用し、感温部は、ヒータ部の頂部に対し上方に位置するように延在することで、異常事態発生時(例えば空焚き発生時)において、ヒータ部よりも先に感温部を液面から露出させることができ、その結果として、ヒータ部の熱で連結部が加熱され、異常な温度上昇を感温部で確実に検知することができる。従って、ヒータ部自体を必要以上に過熱し続ける事態が未然に防止される。さらに、連結部は、ヒータ固定部の延在方向に対し直交する方向において、ヒータ固定部と温度センサ固定部とが上下の位置関係を維持するよう延在することで、水平に延在するヒータ部に対し、水平に延在する感温部を確実に連結させることができる。
【0008】
さらに、連結部は、第1の連結部と第2の連結部からなり、第1の連結部の一端には、第1のヒータ部に固定される第1のヒータ固定部が設けられ、第1の連結部の他端には、感温部に固定される温度センサ固定部が設けられ、第1の連結部は、感温部が第1のヒータ部の頂部に対し上方に位置するように斜めに延在し、第2の連結部の一端には、第1のヒータ部に対し水平方向において略同一の高さレベルに配置された第2のヒータ部に固定される第2のヒータ固定部が設けられ、第2の連結部の他端には温度センサ固定部が設けられ、第2の連結部は、感温部が第2のヒータ部の頂部に対し上方に位置するように斜めに延在する。これは、並設した第1のヒータ部と第2のヒータ部とを利用して、ヒータ部に対する感温部の固定をより確実なものにしている。また、感温部を2本のヒータ部に連結させることができるので、感温部の固定強度を向上させることができると同時に、空焚き時において、連結部の加熱面積を大きくすることができ、空焚きの確実な検知に寄与する。
【0009】
また、温度センサ取付金具は、一枚の板材の途中が折り返されてなる上半部分と下半部分とを備えると好適である。このように、折り返しによって作り出された上半部分と下半部分とを利用することで、ヒータ部及び感温部をワンタッチで挟み込むことができ、組立作業の効率化が図られる。
【0010】
また、連結部には開口部が設けられていると好適である。開口部の開口面積を必要に応じて適宜変更することによって、連結部の加熱面積を適宜変更することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ本発明に係る温度センサの取付構造の好適な実施形態について詳細に説明する。
【0012】
[第1の実施形態]
図1は、食器洗浄機の洗浄水タンク内を示す斜視図である。同図に示すように、洗浄水タンク1は、洗浄ノズルやすすぎノズルを配置した洗浄室の下方に配置され、洗浄タンク1内には、洗浄ノズルにポンプを介して供給するための洗浄水が溜められる。このような洗浄水タンク1には、所定の温度(例えば60°C)に洗浄水を加熱させるためのヒータHが設けられている。このヒータHは、洗浄水タンク1内に露出する6本のヒータ部2を有し各ヒータ部2は、洗浄水タンク1の側壁1aから水平に延びている。そして、このヒータHは、円柱状のヒータ部2を2本一組としてU字状に形成したヒータユニットHaを3列に並設して成る。なお、洗浄水タンク1の側壁1aには水位センサ3が取り付けられ、洗浄水のオバーフローを防止する。
【0013】
このような洗浄水タンク1内には温度センサ(サーミスタ)8が設置され、この温度センサ8は、洗浄水タンク1の側壁1aから水平に延び、温度センサ8の先端部分には感温部8aが設けられている。また、洗浄水タンク1の裏側には、バイメタルサーモからなる電源遮断スイッチ4が取り付けられ、このバイメタルサーモ4は、最終的な保護スイッチとして利用される。例えば、通常運転時において、洗浄水タンク1内の洗浄水はヒータHによって加熱されるが、このとき、温度センサ8の感温部8aが湯温約60°Cを検知すると、この湯温を維持するようにヒータHは制御される。しかし、温度センサ8が故障して洗浄水タンク1内の湯温が上昇し続けるような場合には電源遮断スイッチ4(設定温度75°C)が作動する。
【0014】
このような温度センサ8を洗浄水タンク1内で設置するにあたり、図2及び図3に示すような温度センサ取付金具10が利用される。この温度センサ取付金具10は、伝熱性金属(例えばステンレスや銅)からなる金具本体11と、ボルト7a,9a及びナット7b,9bからなる締結手段12とで構成される。この金具本体11は、ヒータ部2に温度センサ8の感温部8aを隣接して固定させる場合に利用されると共に、空焚きの検知を確実なものにするために、ヒータ部2に対する感温部8aの位置規制にも利用される。
【0015】
この金具本体11は、水平方向に延在して並設され且つ略同一の高さレベルを有する第1及び第2ヒータ部2A,2Bに取り付けられる円筒形状の第1及び第2のヒータ固定部13,14と、水平方向に延在してヒータ部2に並設される感温部8aに対して取り付けられる円筒状の温度センサ固定部15と、2個のヒータ固定部13,14と1個の温度センサ固定部15とを連結する平板状の第1の連結部16及び第2の連結部17を有している。図面左側の第1の連結部16は、第1のヒータ部2Aから感温部8aにかけて上昇するような所定の傾斜角度をもって延在し、同様に、図面右側の第2の連結部17は、第2のヒータ部2Bから感温部8aにかけて上がるような所定の傾斜角度をもって延在する。各連結部16,17のこのような傾斜は、水位が降下する空焚き時や排水時において、付着した水滴の流下を促進する。
【0016】
このような第1の連結部16の一端には、第1のヒータ部2Aに固定される円筒状の第1のヒータ固定部13が設けられ、第1の連結部16の他端には、感温部8aに固定される円筒状の温度センサ固定部15が設けられる。そして、第1の連結部16は、感温部8aが第1のヒータ部2Aの頂部(最頂点P)に対し上方に位置するように斜めに延在する。よって、第1の連結部16は、鉛直方向において、温度センサ固定部15が上で第1のヒータ固定部13が下になるように、第1のヒータ固定部13と温度センサ固定部15とが上下の位置関係をもつよう延在する。
【0017】
同様に、第2の連結部17の一端には、第2のヒータ部2Bに固定される第2のヒータ固定部14が設けられ、第2の連結部の他端には温度センサ固定部15が設けられている。そして、第2の連結部17は、感温部8aが第2のヒータ部2Bの頂部(最頂点P)に対し上方に位置するように斜めに延在する。よって、第2の連結部17は、鉛直方向において、温度センサ固定部15が上で第2のヒータ固定部14が下になるように、第2のヒータ固定部14と温度センサ固定部15とが上下の位置関係をもつよう延在する。そして、感温部8aの頂部Sは、第1のヒータ部2Aの頂部Pと第2のヒータ部2Bの頂部Pとを結ぶライン(水面)を越える位置に設置される。
【0018】
組立作業性を考慮して、この金具本体11は、図4に示すように、伝熱性金属からなる板材をプレス成形及び打ち抜き成形して作り出された上半部分20と下半部分21とからなる。山形の上半部分20は、中央に設けられて上方に向けて膨出する半円筒状の温度センサ固定半部15aと、両側に設けられて上方に向けて膨出する半円筒状の第1及び第2のヒータ固定半部13a,14aと、第1のヒータ固定半部13aと温度センサ固定半部15aとを連結する平板状の第1の連結半部16aと、第2のヒータ固定半部14aと温度センサ固定半部15aとを連結する平板状の第2の連結半部17aとからなる。更に、第1及び第2の連結半部16a,17aには、ボルト7a,9aを貫通させるネジ挿通孔22,23が打ち抜きによって成形されている。
【0019】
同様に、山形の下半部分21は、中央に設けられて下方に向けて膨出する半円筒状の温度センサ固定半部15bと、両側に設けられて下方に向けて膨出する半円筒状の第1及び第2のヒータ固定半部13b,14bと、第1のヒータ固定半部13bと温度センサ固定半部15bとを連結する平板状の第1の連結半部16bと、第2のヒータ固定半部14bと温度センサ固定半部15bとを連結する平板状の第2の連結半部17bとからなる。さらに、金具本体11を上下で二分割することにより締結手段12が必要となり、第1及び第2の連結半部16b,17bには、ボルト7a,9aを貫通させるネジ挿通孔24,25が打ち抜きによって形成されている。
【0020】
そこで、温度センサ取付金具10を、ヒータ部2A,2B及び感温部8aに組み付けるに際し、先ず、上半部分20と下半部分21とで第1及び第2ヒータ部2A,2Bと感温部8aとを挟み込むようにして、第1及び第2の連結半部16a,17aと第1及び第2の連結半部16b,17bとの位置合わせをする。その後、ボルト7a,9aを各ネジ挿通孔22〜25内に通し、各ボルト7a,9aにナット7b,9bをねじ込むながら、金具本体11を締め込むことにより、温度センサ取付金具10はヒータ部2A,2B及び感温部8aに密着するように取り付けられる。このとき、ヒータ部2A,2Bに対する感温部8aの位置規制がなされる。
【0021】
図5に示すように、洗浄水タンク1から水漏れが発生しているような場合には水位が徐々に下がって行くが、このとき、ヒータ部2が加熱状態になっていると、異常事態(空焚き)が発生する。例えば、ヒータ部2の加熱時において水位が下がり続けると、ヒータ部2A,2Bよりも先に感温部8aが水面から露出する。このとき、ヒータ部2A,2Bと感温部8aとが連結部16,17を介して連結されているので、ヒータ部2A,2Bの熱によって連結部16,17が急激に加熱され始めることになる。そして、ヒータ部2A,2Bの周囲に水が無い状態で、ヒータ部2A,2Bは「200°C」程度まで上昇すると、感温部8aが「60°C」を検知して、ヒータHはOFF制御される。このとき、ヒータHの余熱によって暫くの間、連結部16,17及び感温部8aは加熱状態が維持されている。その後、ヒータHのON・OFFが1,2回程度繰り返されると、最終的に、感温部8aが「110°C」を検知し、この温度に達すると、空焚きであると判断されて、ヒータ電源が遮断され、「エラー」を表示する。
【0022】
それによって、ヒータ部2A,2B自体が必要以上に過熱される事態を未然に防止することができ、ヒータHの焼け焦げをも防止される。なお、水位センサ3にゴミや汚れが付着することで、水位の誤検知が起こり、空焚きが発生する場合もある。また、空焚き時において、温度センサ8が故障して洗浄水タンク1内の温度が上昇し続けるような場合には電源遮断スイッチ4(設定温度75°C)が作動する。
【0023】
更に、並設した第1のヒータ部2Aと第2のヒータ部2Bとを利用する利点として、ヒータ部2A,2Bに対する感温部8aの位置規制がより確実なものになる。また、感温部8aを2本のヒータ部2A,2Bに連結させることができるので、感温部8aの固定強度を向上させることができると同時に、空焚き時において、連結部16,17の加熱面積を大きくすることができ、空焚きの確実な検知に寄与する。
【0024】
次に、温度センサ取付金具の種々の変形例について説明する。図6に示すように、温度センサ取付金具30では、上半部分20にボルト7a,9aのヘッド部を予め溶接固定しているので、組立作業が容易である。また、図7に示すように、温度センサ取付金具33では、下半部分21Aの第1及び第2の連結半部36b,37bに雌ねじ部34,35を設けているので、組立作業が容易である。なお、図17に示すように、温度センサ取付金具38において、連結部16,17に所定の開口面積をもった開口部39を形成すると好適である。この場合、開口部39の個数や形状を適宜に設計変更することで、開口面積の調節を可能にし、連結部16,17の加熱面積を変更することができる。
【0025】
さらに、連結部16,17を採用すると、ヒータHの熱が連結部16,17の下方に熱気として集まり、その熱気が連結部16,17の下面を伝って逃げるような現象を起こすので、連結部16,17の端部が部分的に過熱され、感温部8aでの正確な検知ができなくなる虞がある。そこで、この熱気を連結部16,17から適切に逃がすようにするため、連結部16,17に開口部39を形成すると、感温部8aでより一層正確な温度検知が可能となる。
【0026】
[第2の実施形態]
温度センサ取付金具40は、図8に示しように、伝熱性金属(例えばステンレスや銅)からなる金具本体41と、ボルト37a及びナット37bからなる締結手段42とで構成される。この金具本体41は、組立作業性を考慮して、図9に示すように、伝熱性金属からなる一枚の板材の途中を折り返してなる上半部分50と下半部分51とからなる。すなわち、この金具本体41では、上半部分50の第2のヒータ固定半部14aの端部と下半部分51の第2のヒータ固定半部14bの端部とが連結され、上半部分50と下半部分51とが一体的に形成されている。さらに、金具本体41を上下で二分割することにより締結手段42が必要となり、第1の連結半部16aには、ボルト37aを貫通させるネジ挿通孔53が設けられ、第1の連結半部16bにも、ボルト37aを貫通させるネジ挿通孔54が設けられている。
【0027】
そこで、温度センサ取付金具40を、ヒータ部2A,2Bと感温部8aに組み付けるに際し、先ず、上半部分50と下半部分51とで第1及び第2ヒータ部2A,2Bと感温部8aとを挟み込むように、上半部分50を下半部分51に向かって押さえ込むと、第1及び第2の連結半部16a,17aと第1及び第2の連結半部16b,17bとの位置合わせが必然的になされる。その後、ボルト37aをネジ挿通孔53,54内に通し、ボルト37aにナット37bを螺着させ、金具本体41を締め込むことで、温度センサ取付金具40はヒータ部2A,2B及び感温部8aに密着するように取り付けられる。このような温度センサ取付金具40は、組立作業の効率化を図る上で極めて有効である。
【0028】
次に、温度センサ取付金具の種々の変形例について説明する。図10に示すように、温度センサ取付金具55では、上半部分50にボルト37aのヘッド部を予め溶接固定しているので、組立作業が容易である。また、図11に示すように、温度センサ取付金具57では、下半部分51Aの第1の連結半部16bに雌ねじ部58を設けているので、組立作業が容易である。なお、第1の実施形態と同一又は同等な構成部分には同一の符号を付す。
【0029】
[第3の実施形態]
温度センサ取付金具60は、図12に示しように、ヒータ部2Aが1本しかない場合でも取付けが可能であり、伝熱性金属(例えばステンレスや銅)からなる金具本体61と、ボルト62a及びナット62bからなる締結手段63とで構成される。この金具本体61は、水平方向に延在する1本のヒータ部2に取り付けられる円筒形状のヒータ固定部68と、水平方向に延在してヒータ部2に並設される感温部8aに対して取り付けられる円筒状の温度センサ固定部67と、ヒータ固定部68と温度センサ固定部67とを連結する平板状の連結部69とを有している。そして、この金具本体61は、上方の感温部8aと下方のヒータ部2とを斜めに掛け渡すように配置される。連結部69のこのような傾斜は、水位が降下する空焚き時や排水時において、付着した水滴の流下を促進する。
【0030】
図13に示すように、金具本体61は、伝熱性金属からなる板材をプレス成形及び打ち抜き成形により作り出された上半部分65と下半部分66とからなる。この上半部分65は、上方に向けて膨出する半円筒状の温度センサ固定半部67aと、上方に向けて膨出する半円筒状のヒータ固定半部68aと、温度センサ固定半部67aとヒータ固定半部68aとを連結する平板状の連結半部69aとからなる。更に、連結半部69aには、ボルト62aを貫通させるネジ挿通孔64が打ち抜きによって形成されている。
【0031】
同様に、下半部分66は、下方に向けて膨出する半円筒状の温度センサ固定半部67bと、下方に向けて膨出する半円筒状のヒータ固定半部68bと、温度センサ固定半部67bとヒータ固定半部68bとを連結する平板状の連結半部69bとからなる。さらに、金具本体61を上下で二分割することにより締結手段63が必要となり、連結半部69bには、ボルト62aを貫通させるネジ挿通孔64が設けられている。
【0032】
そこで、温度センサ取付金具60を、ヒータ部2及び感温部8aに組み付けるに際し、先ず、上半部分65と下半部分66とでヒータ部2及び感温部8aを挟み込むようにして、連結半部69aと連結半部69bとの位置合わせをする。その後、ボルト62aをネジ挿通孔64内に通し、各ボルト62aにナット62bをねじ込むながら、金具本体61を締め込むことにより、温度センサ取付金具60はヒータ部2及び感温部8aに密着するように取り付けられる。
【0033】
図14に示すように、洗浄水タンク1から水漏れが発生しているような場合には水位が徐々に下がって行くが、このとき、ヒータ部2が加熱状態になっていると、異常事態(空焚き)が発生する。例えば、ヒータ部2の加熱時において水位が下がり続けると、ヒータ部2よりも先に感温部8aが水面から露出する。このとき、ヒータ部2と感温部8aとが連結部69を介して連結されているので、ヒータ部2の熱によって連結部69が急激に加熱され始めることになる。そして、ヒータ部2の周囲に水が無い状態で、ヒータ部2は「200°C」程度まで上昇すると、感温部8aが「60°C」を検知して、ヒータHはOFF制御される。このとき、ヒータHの余熱によって暫くの間、連結部69及び感温部8aは加熱状態が維持されている。その後、ヒータHのON・OFFが1,2回程度繰り返されると、最終的に、感温部8aが「110°C」を検知し、この温度に達すると、空焚きであると判断されて、ヒータ電源が遮断され、「エラー」を表示する。
【0034】
それによって、ヒータ部2自体が必要以上に過熱される事態を未然に防止することができ、ヒータHの焼け焦げをも防止される。なお、水位センサ3にゴミや汚れが付着することで、水位の誤検知が起こり、空焚きが発生する場合もある。また、空焚き時において、温度センサ8が故障して洗浄水タンク1内の温度が上昇し続けるような場合には電源遮断スイッチ4(設定温度75°C)が作動する。
【0035】
次に、温度センサ取付金具の種々の変形例について説明する。図15に示すように、温度センサ取付金具70では、上半部分65にボルト62aのヘッド部を予め溶接固定しているので、組立作業が容易である。また、図16に示すように、温度センサ取付金具72では、下半部分66Aの連結半部69bに雌ねじ部73を設けているので、組立作業が容易である。
【0036】
[第4の実施形態]
温度センサ取付金具75は、図18及び図19に示しように、水平方向に延在する4本のヒータ部76及び温度センサ8の感温部8aを外側から包囲して、ヒータ部76から感温部8aへの熱の伝達を可能にした金具本体78と、ボルト79a及び雌ねじ部79bからなる締結手段80とで構成される。この金具本体78は、伝熱性金属(例えばステンレスや銅)からなると共に、下側2本のヒータ部76bに当接しながら水平に延在する底板部81と、感温部8aに当接しながら屋根状に延在する温度センサ保護部82と、上下2本のヒータ部76a,76bに当接しながら底板部81と温度センサ保護部82とを連結するように鉛直に立ち上がる連結部83とからなる。金具本体78の断面は、「家」形状をなし、この金具本体78は、ヒータ部76の長手方向に沿った鉛直平面を中心にして対称形をなし、感温部8aは、ヒータ部76に対し離間した状態で上方に位置する。
【0037】
さらに、バンド状の連結部83には、上下に細長く延在する開口部84が形成され、各開口部84の個数や形状を適宜に設計変更することで、開口面積の調節を可能にし、連結部83の加熱面積を変更することができる。さらに、連結部83及び傘状の温度センサ保護部82を採用すると、ヒータHの熱が温度センサ取付金具75の内側に熱気として集まり、その熱気が連結部83及び温度センサ保護部82を伝って逃げるような現象を起こすので、連結部83及び温度センサ保護部82の端部が部分的に過熱され、感温部8aでの正確な検知ができなくなる虞がある。そこで、この熱気を連結部83から適切に逃がすようにするため、連結部83に開口部84を形成すると、感温部8aでより一層正確な温度検知が可能となる。さらにまた、前述したような現象によって、油温度が不均一になる虞もあるので、開口部84の採用は最適であると言える。
【0038】
また、左右一対の底板部81,81から垂下するブラケット85,85の一方には長孔86が設けられ、他方には雌ねじ部79bが設けられている。そして、この雌ねじ部79bにボルト79aをねじ込むながら、金具本体78を締め込むことにより、ヒータ部76及び感温部8aに金具本体78が密着するように取り付けられる。
【0039】
このとき、左右のヒータ部76間にはスペーサ88が配置され、このスペーサ88は、金具本体78の取付け時において、左右のヒータ部76に圧着される。さらに、伝熱性金属(例えばステンレスや銅)からなるスペーサ88は、左右ヒータ部76間を熱的に連結させると共に、ヒータ部76から感温部8aへの熱伝達効率を高めている。また、スペーサ88は、前後一対の起立部88aと水平方向に延在する支持部88bとからなり、コ字状に形成されている。
【0040】
このような温度センサ取付金具75は、電気フライヤに適しており、例えば、温度センサ保護部82が屋根形状を有しているので、ユーザが鉄の箸や鉄の針串を利用する場合でも、感温部8aの破損を回避することができる。また、ヒータ部76では、電気フライヤの通常使用時において、油の温度が常に約210°C以下になるようにコントロールされている。そして、ヒータ部76の制御部が万一故障して、ヒータ部76が連続通電状態になり、油温度が約210°Cを越えて上昇し続けると、油の発火点(約350°C)以下の油温度(約250°C)を感温部8aで検知して、ヒータ電源を遮断する。
【0041】
しかしながら、電気フライヤでは、安全上、通常使用時における油温最大温度(約210°C)と異常発生時における油温最大温度(約250°C)との温度差を小さく設定しているが、油カスなどの炭化物が温度センサ取付金具75に付着すると、ヒータ部76から感温部8aへの熱伝達が促進されて、特段、異常と言えないような状況下においても、ヒータ電源が頻繁に切れてしまうような事態が発生する場合がある。
【0042】
そこで、前述したように、連結部83に開口部84を採用する結果として、開口部84の個数や形状の設計変更により、開口面積の調整を可能にし、ヒータ部76から感温部8aへ伝達される熱を、簡単な構成をもって調整することが可能となる。例えば、ヒータ部76から感温部8aへの熱の伝わりを遅くしたい場合には、開口部84を大きくする。さらに、開口部84の採用によって、感温部8aの下方で籠もっている熱が逃げ易くなる。このように、連結部83に開口部84を設ける構成は、電気フライヤに特に有効である。なお、空焚き時において、ヒータ部76の表面温度が350°C未満に達したときに、感温部8aが約250°Cを検知できるように、開口部84の形状等が決定される。
【0043】
【発明の効果】
本発明による温度センサの取付構造は、以上のように構成されているため、次のような効果を得る。すなわち、温度センサ取付金具により、ヒータ部に対し温度センサの感温部を取り付ける構造において、温度センサ取付金具は、水平方向に延在するヒータ部と、水平方向に延在してヒータ部に並設される感温部とを連結すると共に、伝熱性金属で形成された連結部と、連結部の一端に設けられると共に、伝熱性金属で形成されてヒータ部に固定されるヒータ固定部と、連結部の他端に設けられると共に、伝熱性金属で形成されて感温部に固定される温度センサ固定部とを備え、連結部は、感温部がヒータ部の頂部に対し上方に位置するように、ヒータ部の延在方向に対し直交する方向において、ヒータ固定部と温度センサ固定部とが上下の位置関係をもつよう延在し、連結部は、第1の連結部と第2の連結部からなり、第1の連結部の一端には、第1のヒータ部に固定される第1のヒータ固定部が設けられ、第1の連結部の他端には、感温部に固定される温度センサ固定部が設けられ、第1の連結部は、感温部が第1のヒータ部の頂部に対し上方に位置するように斜めに延在し、第2の連結部の一端には、第1のヒータ部に対し水平方向において略同一の高さレベルに配置された第2のヒータ部に固定される第2のヒータ固定部が設けられ、第2の連結部の他端には温度センサ固定部が設けられ、第2の連結部は、感温部が第2のヒータ部の頂部に対し上方に位置するように斜めに延在することにより、水平方向に延在するヒータ部と水平方向に延在する感温部との連結が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る温度センサの取付構造を適用した洗浄タンク内の様子を示す斜視図である。
【図2】 本発明に係る温度センサの取付構造の第1の実施形態を示す斜視図である。
【図3】 図1に示した温度センサ取付金具の正面図である。
【図4】 図1の温度センサ取付金具をヒータ部及び感温部に組み付ける前の状態を示す断面図である。
【図5】 (a)〜(d)は、空焚き時における洗浄水タンク内での水位の変化を示す図である。
【図6】 図1に示した温度センサ取付金具の他の変形例を示す正面図である。
【図7】 図1に示した温度センサ取付金具の更に他の変形例を示す正面図である。
【図8】 本発明に係る温度センサの取付構造の第2の実施形態を示す正面図である。
【図9】 図8の温度センサ取付金具をヒータ部及び感温部に組み付ける前の状態を示す断面図である。
【図10】 図8に示した温度センサ取付金具の他の変形例を示す正面図である。
【図11】 図8に示した温度センサ取付金具の更に他の変形例を示す正面図である。
【図12】 本発明に係る温度センサの取付構造の第3の実施形態を示す正面図である。
【図13】 図12の温度センサ取付金具をヒータ部及び感温部に組み付ける前の状態を示す断面図である。
【図14】 (a)〜(d)は、空焚き時における洗浄水タンク内での水位の変化を示す図である。
【図15】 図12に示した温度センサ取付金具の他の変形例を示す正面図である。
【図16】 図12に示した温度センサ取付金具の更に他の変形例を示す正面図である。
【図17】 図1に示した温度センサ取付金具の更に他の変形例を示す斜視図である。
【図18】 本発明に係る温度センサの取付構造の第4の実施形態を示す斜視図である。
【図19】 図18のXIX−XIX線に沿う断面図である。

Claims (3)

  1. 温度センサ取付金具により、ヒータ部に対し温度センサの感温部を取り付ける構造において、
    前記温度センサ取付金具は、
    水平方向に延在する前記ヒータ部と、水平方向に延在して前記ヒータ部に並設される前記感温部とを連結すると共に、伝熱性金属で形成された連結部と、
    前記連結部の一端に設けられると共に、伝熱性金属で形成されて前記ヒータ部に固定されるヒータ固定部と、
    前記連結部の他端に設けられると共に、伝熱性金属で形成されて前記感温部に固定される温度センサ固定部とを備え、
    前記連結部は、前記感温部が前記ヒータ部の頂部に対し上方に位置するように、前記ヒータ部の延在方向に対し直交する方向において、前記ヒータ固定部と前記温度センサ固定部とが上下の位置関係をもつよう延在し、
    前記連結部は、第1の連結部と第2の連結部からなり、
    前記第1の連結部の一端には、第1のヒータ部に固定される第1のヒータ固定部が設けられ、前記第1の連結部の他端には、前記感温部に固定される前記温度センサ固定部が設けられ、前記第1の連結部は、前記感温部が前記第1のヒータ部の頂部に対し上方に位置するように斜めに延在し、
    前記第2の連結部の一端には、前記第1のヒータ部に対し水平方向において略同一の高さレベルに配置された第2のヒータ部に固定される第2のヒータ固定部が設けられ、前記第2の連結部の他端には前記温度センサ固定部が設けられ、前記第2の連結部は、前記感温部が前記第2のヒータ部の頂部に対し上方に位置するように斜めに延在することを特徴とする温度センサの取付構造
  2. 前記温度センサ取付金具は、一枚の板材の途中が折り返されてなる上半部分と下半部分とを備えたことを特徴とする請求項記載の温度センサの取付構造
  3. 前記連結部には開口部が設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の温度センサの取付構造
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