JP4382992B2 - 反作用駆動型遠心ロータ - Google Patents

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Description

【0001】
本発明は、液体中に浮遊している固体粒子または液体粒子を除去して当該液体を浄化するための遠心ロータに関する。より特殊的には、本発明は、この目的のための遠心ロータであって、この遠心ロータには、
分離チャンバと出口チャンバの双方を囲むケーシングであって、軸線方向に間隔を置いて配置されている2つの端壁とそして軸線方向においてこれらの端壁の間に位置している外周壁とを含むケーシングと、
環状の隔壁であって、その一方の側面は、この隔壁と上記端壁の一方との間に位置する上記分離チャンバに軸線方向に向かって面し、そしてその他方の側面は、上記隔壁と上記端壁の他方との間に位置する上記出口チャンバに面するように、このロータと同軸にケーシング内に配置されており、上記分離チャンバは、上記隔壁の半径方向内側部分にある空隙を介して出口チャンバと連通している環状の隔壁と、
浄化される与圧液体を受け入れ、そしてこの液体を分離チャンバに案内するようになっている入口装置と、そして
出口を通して浄化された液体をロータから放出するための出口装置であって、上記出口は、ロータの回転軸から或る距離だけ離れて位置し、そしてこの出口を通って液体が流出するとき、ロータがその周方向に反力を受けるように、方向づけられており、ケーシングは、出口チャンバが形成されるケーシングの内側の部分に、2つ以上の陥凹部を有し、これらの陥凹部はロータの周方向から見てそれぞれが互いに或る距離だけ離れて位置し、そして各陥凹部から上記出口が始まる出口装置と、
が含まれる遠心ロータに関する。これらの陥凹部は通常、ケーシングの上記他方の端壁内に形成されるが、その代わりにケーシングの外周壁に形成されることも可能である。
【0002】
この種の遠心ロータは、例えば、欧州特許EP0728 042B1号、米国特許US5,683,342号、US5,637,217号、US5,707,519号、US5,785,849号および国際特許WO97/23296号によって公知である。
【0003】
本発明の目的は、上に定義された種類の遠心ロータにおける分離効率の改善を簡単な手段で可能にすることである。
【0004】
この目的を達成するために、本発明においては、当初に定義された種類の遠心ロータが、出口チャンバの内部に存在する液体を遠心ロータの回転に連行するために、隔壁と遠心ロータの上記他方の端壁のとの間に配置されている少なくとも1つの液体連行部材を備えており、この液体連行部材は、その領域において、ロータに対してこのロータの周方向に液体が出口チャンバ内で流動することをほぼ完全に妨げるように、形成されることが示唆されている。この液体連行部材は、羽根またはこれと同様な形態を有することができる。
【0005】
出口チャンバ内を上記出口のレベルまで半径方向外側に向かう液体の行程を、このように連行することによって、大きな滑りロスまたはスライディングロスを避けることができる。こうして、このような液体の連行がない場合に比して、液体が遠心ロータ内で有する過剰圧力のより大きな部分を遠心ロータの駆動のために使用すること、即ち、相当程度、遠心ロータのより高い回転速度を達成することが可能になる。
【0006】
幾つかの液体連行部材が、所望の結果を得るために様々な方法で形成されることもあり得る。互いに異なる形態を有する複数の液体連行部材が用いられることもあり得る。
【0007】
本発明の好ましい実施の態様では、上述の種類の液体連行部材は、遠心ロータの周方向から見て、出口チャンバ内におけるほぼ全流動域を覆って、上記複数陥凹部の各領域に配置されている。液体連行部材はまた、関連する陥凹部に入り込んでいることが好ましい。
【0008】
この代わりに、液体連行部材を、遠心ロータの回転方向から見て、陥凹部の前または後ろにおいて、その陥凹部に隣接して配置することもできる。
【0009】
遠心ロータの周方向から見た、各陥凹部間の領域においては、出口チャンバの様々な部分から陥凹部へと液体が流動するように、空間が存在しなければならない。所望ならば、これらの領域に液体連行部材が存在してもよいが、この場合、これらの液体連行部材は遠心ロータの周方向への液体の流動を制限するのみであって、完全に防止してはならない。
【0010】
隔壁とケーシングの上記他方の端壁との間の全距離に渉ってはいない液体連行部材は、隔壁の内側の縁部から、上記陥凹部内に位置している遠心ロータの出口の半径方向のレベルまでのみ半径方向に延びていることが好ましい。
【0011】
液体連行部材の全てが、上記隔壁と一体成形になっていることが好ましい。その代わりに、勿論、ケーシングの或る部分と一体成形にすることも、あるいは隔壁とケーシングの端壁との間の出口チャンバ内に配置されている分離環状部材に設けることも可能である。
【0012】
本発明は、添付の図面を参照しながら、以下に説明される。
【0013】
図に示されている遠心ロータは、回転軸Rを中心として回転され、この回転軸はまた遠心ロータの中心軸を構成する。遠心ロータは、上部の端壁2および外周壁3を含むキャップとそして下部の端壁1とから成る、外側のケーシングを備える。
【0014】
下部の端壁1は中央の管状の円柱4を支えており、この円柱は、遠心ロータ全体を貫通し、そして上部の端壁2にある開口部を貫通して上に延びている。端壁2および外周壁3は、ナット5によって端壁1に固定され、このナットは円柱4の上部にねじ込まれている。
【0015】
図1の参照番号6および7は、模式的に図示されている軸受装置の部分に関しており、この軸受装置によって、遠心ロータは固定シャフト(図示されていない)に回転するように嵌め込まれ、遠心ロータ内で処理される液体は上記シャフトを通って供給される。図1に示されているように、中央の管状の円柱4は、この種の液体を遠心ロータに流入させるための2つの開口部8を有する。
【0016】
遠心ロータは、上記ケーシングの中に、環状の隔壁9を有し、この隔壁は、その半径方向最も外側の部分において下部の端壁1における環状のフランジ10に接している。隔壁9は遠心ロータの内部を1つの分離チャンバ11と1つの出口チャンバ12とに分割する。
【0017】
分離チャンバ11には、多数の分離ディスク13を備えた分離装置が取り付けられている。これらのディスクはそれぞれ、分離チャンバ11内において小さな半径からより大きな半径まで共に軸線方向にかつ弧状に延びている。これらの分離ディスク13は支持体に取り付けられ、この支持体は下部の支持部材14および上部の支持部材15から成る。支持部材14および15はスリーブ状の部分を有し、これらの部分は円柱4を囲み、そして円柱4によって案内され、更に開閉可能なスナップロック装置16により互いに連結されている。支持部材14および15は更にそれぞれ環状のフランジ17および18を有し、これらのフランジによって、円柱4の近辺におけるその軸線方向の端末部分にある窪みを介して、支持部材14および15は、分離ディスク13と結合している。これらの分離ディスク13はまた、様々な軸線方向のレベルに配置されそして分離ディスクの周囲に延びている幾つかのリング19によって、互いに対して固定されている。
【0018】
上部の支持部材15は、軸線方向および半径方向に延びている幾つかの羽根20を備えており、これらの羽根は、円柱4の周囲に配分されている。これら羽根20のうちの2つは、開口部8の領域内の円柱4から分離ディスク13の半径方向最も外側の部分までずっと、半径方向に延びているが、他の羽根20は主として、分離ディスク13の半径方向内側から半径方向外側の縁部まで延びている。羽根20は全てほぼ半径方向に延びているが、これは即ち、弧状の分離ディスク13と或る角度を成しているということである。
【0019】
また分離ディスク13と隔壁9との間の領域にも、羽根21が配置されており、これらの羽根21は、分離ディスクの半径方向内側の縁部と半径方向外側の縁部との間において、一方では軸線方向にまた一方では半径方向に、または弧状に延びている。円柱4の周囲に配分されている羽根21もまた、分離ディスク13と或る角度を成している。
【0020】
図1の弧状の線22によって示されているように、また図2にも見出せるように、端壁1は溝を形成し、この溝は、円柱4の周囲に延びており、そして遠心ロータの内部において上記出口チャンバ12の主要部分を形成する。端壁は、この溝内における窪みの形態で、それぞれが円柱4の直径方向反対側に位置する2つの陥凹部23を有する。出口チャンバ12の部分を形成するこれら陥凹部の各々には、端壁1を貫通してその外側まで延びている出口24が形成されており、そしてこの出口は、遠心ロータの回転軸Rの周囲に延びている円に対してほぼ接線方向に向いている。各陥凹部23は、ロータの周方向に向かって限定的な拡張部を有し、そして遠心ロータの回転方向から見て後部の制限壁を有し、この制限壁を貫通して出口24が延びている。この後部の制限壁は隔壁9に対してほぼ垂直に延びているが、前部の制限壁は隔壁9に対して鋭角を成している。
【0021】
図2に見られるように、隔壁9はその下側に、ほぼ軸線方向にそして半径方向に延びている2つの羽根25を有する。図1に示されているように、これらの羽根の各々は、陥凹部23の1つに入り込むように延びており、そこで、遠心ロータの回転方向から見て、陥凹部の後部の制限壁に近接するか、または接して配置される。羽根25は、出口24を覆わない程度にのみ陥凹部23の中に延びている。
【0022】
羽根25に加えて、隔壁9はその下側に、円柱4の周囲に配分されている多数の半径方向のリブ26を有しており、そしてこれらのリブは、出口チャンバ12内において、軸線方向に向かってほんの小さな距離だけ延びている。リブ26は、隔壁9の半径方向内側の縁部から外側に向かって、出口24が位置している半径方向の同じレベルの近辺まで延びている。
【0023】
本発明による遠心ロータは以下のように作動する。
【0024】
液体中に浮遊している粒子、例えば、この液体よりも大きい密度を有する、すす粒子が除去される液体、例えばオイルは、円柱4の内部を通りそして入口の開口部8を通って、過剰な圧力で分離チャンバ11に供給される。液体は複数の羽根20によって円柱4の周囲に均等に配分され、そしてこれら羽根の間を半径方向外側に向かって流れる。この後、液体は、複数の分離ディスク13の間に形成される流路を通って、分離ディスク13と隔壁9との間に位置している複数の羽根21の間にある空間まで軸線方向に流動する。次に液体は、円柱4に向かって流れ、そして隔壁9の半径方向内側の縁部において分離チャンバ11を離れる。円柱4と隔壁9の半径方向内側の縁部との間の空隙を通って、液体は出口チャンバ12に入る。出口チャンバ12において、液体は、陥凹部23へ流れ込み、そして出口24を通って放出される。液体が出口24を通って遠心ロータから出る時に生じる反力によって、遠心ロータは回転し始め、そして回転し続ける。
【0025】
複数の羽根20の間を液体が通過するとき、この液体は羽根20によってロータの回転の中に連行される。複数の分離ディスク13の間を液体が通過するとき、遠心力によって上記の粒子は液体から分離される。これらの分離ディスク13は遠心ロータの周囲に向かって弧状に延びているので、分離ディスク13間の各隙間内の粒子は、分離ディスク13の表面に向かって強制的に移動させられる。その後、粒子はこの表面を滑動し、分離ディスク13の外側の縁部に向かい、ここから遠心ロータの回転軸に対して更に遠くへ移動し、そして最後にケーシングの外周壁3の内側に付着する。
【0026】
粒子を除去された液体は、分離ディスク13間の流路を通って流動してから、羽根21間を中央の円柱4に向かう方向に流れる。その時、羽根21のために、液体はその角速度の増大が妨げられる。
【0027】
隔壁9の内側の縁部にある上記の空隙を通って、浄化された液体は、円柱4の周囲に均等に配分されて出口チャンバ12に導かれる。次に、液体の一部は隔壁9の内側の縁部から直接、2つの陥凹部23に流れ込むが、残りの液体は出口チャンバ12の他の部分に流れ込む。
【0028】
各陥凹部23内に入り込んでいる2つの羽根25が存在するので、出口チャンバ12において、遠心ロータの周方向に向かって、妨げられずに液体の流動が生じることはない。その代わりに、出口チャンバ12に入り込む液体は、リブ26と同様に羽根25によって、ほぼ半径方向外側に向かって押される。リブ26は軸線方向に特に大きな拡張部を有していないが、その中でこのリブ26が半径方向に延びている円柱4の周囲の環状空間において、リブ26は出口チャンバ12内に存在する液体に対して実質的に軸線方向反対側への回転連行効果を有する。
【0029】
リブ26の半径方向外側の領域において、液体は、各陥凹部23に向かって遠心ロータの周方向に向かった流動を行うことができる。しかしながら、出口チャンバ12の他の部分においてもさえも、液体は各陥凹部23に向かって周方向に流動する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による遠心ロータの軸線方向断面図を示す。
【図2】 図1の遠心ロータの分離された2つの部分を示す斜視図である。

Claims (13)

  1. 液体中に浮遊している固体粒子または液体粒子を除去して当該液体を浄化するための、回転軸(R)を中心にして回転させられる遠心ロータであって、
    離チャンバ(11)と出口チャンバ(12)の双方を囲むケーシングであって、軸線方向に間隔を置いて配置され2つの端壁(1、2)と軸線方向において前記端壁(1、2)の間に位置している外周壁(3)とを含むケーシングと、
    状の隔壁(9)であって、その一方の面が該隔壁(9)と前記端壁(1、2)の一方との間に位置する前記分離チャンバ(11)に軸線方向を向いて面し、他方の面が該隔壁(9)と前記端壁(1、2)の他方との間に位置する前記出口チャンバ(12)に面するように、該遠心ロータと同軸に前記ケーシング内に配置され、前記分離チャンバ(11)は前記隔壁(9)の半径方向内側部分にある空隙を介して前記出口チャンバ(12)と連通している環状の隔壁(9)と、
    化される与圧液体を受け入れ、該液体を前記分離チャンバ(11)に案内するようにされた入口装置(4、8)と、
    化された液体を複数の出口(24)を通して前記遠心ロータから放出するための出口装置であって、前記出口(24)は該遠心ロータの回転軸(R)から或る距離だけ離れて位置し、前記出口(24)を通って液体が流出するとき該遠心ロータがその周方向に反力を受ける向きにされ、前記ケーシングはその内側部分の一部に、2つ以上の陥凹部(23)を画定する前記出口チャンバ(12)を有し、陥凹部(23)は該遠心ロータの周方向互いに或る距離だけ離れて位置し、該陥凹部(23)の各々から前記出口(24)が始まる出口装置と、
    を有する遠心ロータにおいて、
    前記隔壁(9)と前記遠心ロータの前記他方の端壁(1、2)との間に、前記出口チャンバ(12)内に存在する液体を該遠心ロータとともに回転させる少なくとも1つの液体連行部材(25)が配置され、該液体連行部材(25)は前記出口チャンバ内ほぼ全流路断面を覆い、したがって該液体連行部材(25)が設けられた領域において、液体が前記出口チャンバ(12)内で該遠心ロータに対して該遠心ロータの周方向に流動することがほぼ完全に防止されるように形成されている、ことを特徴とする遠心ロータ。
  2. 前記液体連行部材(25)は羽根の形状を有する、請求項1に記載の遠心ロータ。
  3. 該遠心ロータの周方向から見て前記出口チャンバ(12)内のほぼ全流路断面を覆う前記少なくとも1つの液体連行部材(25)が、前記陥凹部(23)の各々に対して配置されている、請求項1または2に記載の遠心ロータ。
  4. 前記液体連行部材(25)の各々は、対応する陥凹部(23)の領域内に配置されている、請求項3に記載の遠心ロータ。
  5. 前記液体連行部材(25)の各々は、対応する陥凹部(23)の内部に入り込んでいる、請求項4に記載の遠心ロータ。
  6. 前記陥凹部(23)の各々は、前記遠心ロータの回転方向から見て前部および後部を有し、前記出口(24)の1つは前記陥凹部の前記後部から始まり、対応する前記液体連行部材(25)は前記陥凹部(23)の内部に、前記後部において入り込んでいる、請求項5に記載の遠心ロータ。
  7. 前記陥凹部(23)の各々は、該遠心ロータの回転方向から見て後部の制限壁を有し、前記陥凹部(23)内および該陥凹部(23)と前記隔壁(9)との間に存在する液体が該遠心ロータとともに回転させられるように、前記液体連行部材(25)が前記後部の制限壁に接している、請求項6に記載の遠心ロータ。
  8. 追加液体連行部材(26)が前記出口チャンバ(12)内に配置され、前記液体連行部材(25、26)はその総数が前記陥凹部(23)より多く、前記回転軸(R)の周囲に分布されている、請求項1に記載の遠心ロータ。
  9. 前記液体連行部材の少なくとも幾つかは、前記遠心ロータの周方向から見て互いに隣り合った前記陥凹部(23)間の領域内に位置している、請求項8に記載の遠心ロータ。
  10. 前記出口チャンバ(12)は、互いに隣り合った前記陥凹部(23)間において、前記遠心ロータの周方向への該遠心ロータに対する相対的な液体流動が許容されるような形状を有するが、前記液体連行部材(26)は前記出口チャンバ(12)の前記互いに隣り合った陥凹部(23)間において、液体流動を制限するように配置されている、請求項9に記載の遠心ロータ。
  11. 前記出口チャンバ(12)における前記遠心ロータの周方向への該遠心ロータに対する相対的な液体流動をほぼ完全に防止するように、前記陥凹部(23)の各々において少なくとも1つの液体連行部材(25)が該陥凹部の内部に入り込んでおり、さらに、該遠心ロータの周方向から見て互いに隣り合った2つの前記陥凹部(23)間各領域において、少なくとももう1つの液体連行部材(26)が該遠心ロータの周方向への液体流動を許容しながら制限するように形成されている請求項1に記載の遠心ロータ。
  12. 前記陥凹部(23)は前記ケーシングの前記他方の端壁(1、)に形成され、前記陥凹部(23)の内部に入り込んでいる前記少なくとも1つの液体連行部材(25)は該陥凹部(23)の半径方向内周と外周との間を延び、2つの陥凹部(23)間に位置する前記液体連行部材(26)は、半径方向外側に前記出口(24)と同じ径方向位置までしか延びていない、請求項11に記載の遠心ロータ。
  13. 前記液体連行部材(25、26)は前記隔壁(9)と一体に形成されている、請求項11に記載の遠心ロータ。
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