JP4382507B2 - リング状スイッチ - Google Patents

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Description

この発明はリング状スイッチ、詳しくは製造容易にして長さ自由に成形し得る全方向感知形のリング状スイッチに関するものである。
この種のスイッチとしては、絶縁筒体内に4分割した導電ゴムを十字間隙を挟んで挿着し、対角点位置の導電ゴム内に2本の導電ワイヤを挿通することを記載している(特許文献1参照)。
特開平11−224562号公報
しかしながら、上記のスイッチは円形の外周を閉鎖的に覆う絶縁筒体内に僅かな間隔の十字間隙を存在するように4分割した導電ゴムを挿着するので十字間隙の精度を保って製造することが難しく、また断面円形の形状により床や壁などへの配線においてスイッチを抱き支えする取付具による不感区間をなくして配線することはできないという課題があった。さらに導電ゴム間を接触させる以上に長く強い押圧が加わると導電ゴムを損傷させことがあるという課題があった。
本発明は、シリコーンゴム等の絶縁材料にて相対する2つの立上がり基端部と、該2つの立上がり基端部にて一体につながる内側リングと外側リングとを形成し、該内側リングと外側リングに空間を挟んで押し接触により通電する導電ゴム体を相対して設け、且つ前記の2つの立上がり基端部に沿った該導電ゴム体のそれぞれに電極芯線を挿着して、該導電ゴム体間の接触により全方方向からの押圧を感知してスイッチ作動するようにしたリング状スイッチを得、また該リング状スイッチは2つの立上がり基端部間の開口部を設け、該開口部の拡開にて配線用のスタンドに嵌め取付け、該スタンドの脚部を取付台中央溝にワンタッチ挿着して配線するようにして、かかる課題を解決したのである。
本発明は相対する2つの立上がり基端部につながる内側リングと外側リングにて内外のリング間に空間を形成し、該空間を挟んで立上がり基端部と内外のリングの内面に沿って押し接触により通電する導電ゴム体を相対嵌め付けしたので、立上がり基端部によって内外のリング間の空間間隙、すなわちスイッチストロークを大きく精度よく一定に保持することができて曲折配線等による接触誤作動を防止することのできる長さの自由な全方向感知形のリング状スイッチを提供することができるという効果を生ずる。しかも導電ゴム体が接触して通電する以上に長く強い押圧が加えられたときは、内側リング内が中空により弾力的に逃げ変形することができるので、過度の押圧によるスイッチの損傷を防止することができるという効果を生ずる。
立上がり基端部間に開口部を設けてリング状スイッチの中空部をスタンドに嵌め取付けするようにしたので、該スタンドの脚部を壁等にあらかじめ取付ける取付台にワンタッチ挿着することによって、不感区間を生ずることなく容易に配線取付けすることができるという効果を生ずる。
本発明は相対する2つの立上がり基端部につながる内側リングと外側リングの内面に空間を挟んで押し接触により通電する導電ゴム体を相対嵌め付けし、2つの立上がり基端部の内側に沿った導電ゴム体のそれぞれに電極芯線を挿着して長さ自由で全方向感知形のリング状スイッチを得るようにしたのである。また該リング状のスイッチの相対する立上がり基端部間の開口部の拡開によりスイッチ体と同長のスタンドのヘッド部をリング状スイッチの内側に嵌め取付けしてスイッチ体を支持し、スイッチ体の外方に表出する前記スタンドの脚部をあらかじめ壁等に沿わし取付けした取付台にワンタッチ挿着して、容易に配線することができるようにしたのである。
図1(a)(b)は本発明のリング状スイッチの実施例を示す図で、シリコーンゴム等の絶縁材料にて相対する2つの立上がり基端部1a,1bにて一体につながる内側リング1cと外側リング1dを形成し、該内外のリング1c,1dに空間2を挟んで押し接触により通電する導電ゴム体3a,3bを相対して設け、且つ前記の2つの立上がり基端部1a,1bに沿った導電ゴム体3a,3bのそれぞれに電極芯線4a,4bを挿着して、導電ゴム体3a,3b間の接触によって全方向からの押圧を感知してスイッチ作動するリング状スイッチ6を形成する。5は立上がり基端部1a,1b間の開口部である。リング状スイッチ5は押出成形機(図示してない)を用いて長尺において連続成形することができる。リング状スイッチ6は開口部5を有しているため内側リング1c内の中空部10に成形用のダイを配した状態で押出し成形することができるので、内側リング1c,外側リング1d,両リングに挿着する導電ゴム体3a,3bおよび空間2の各形状を高精度に成形することができるものとなる。リング状スイッチ6は使用に際して必要長さに切断し、電極芯線4a,4bを検知器等に接続するリード線(図示してない)につなぎ、空間2内に埃や水分などが浸入しないようにしてスイッチ6の両端を閉塞するのである。
本発明のリング状スイッチ5は、立上がり基端部1a,1bと基端部1a,1bの内側に沿った導電ゴム体3a,3bの存在により、成形後も導電ゴム体3a,3b間の空間2をしっかり維持することができるので、リング状スイッチ6が曲折したり捻れたりしたときも空間2が一定間隔に保持されて導電ゴム体3a,3bの不要な接触による誤作動を防止することができる。しかして導電ゴム体3a,3bの間は空間2であるため、軽い押圧(挟み圧)によって感度よく接触し感知するものとなる。立上がり基端部1a,1bの近くは構造上導電ゴム体3a,3b間の接触のない不感部分となるが、挟み方向の押圧によって対向側部分の導電ゴム体3a,3b間が接触するため実際上全方向感知形のスイッチとして機能するものとなる。なお内側リング1c内が中空部10となっているので、導電ゴム3a,3b間を接触通電する以上の押圧が加わったときは弾力的に逃げ変形することがてきるため、過度の押圧によるスイッチの損傷を防止して長いストロークの押圧を受止めることができる。リング状スイッチ5は立上がり基端部1a,1b間の開口部5を図1(a)のようにそのままにしておいてもよいが、図2に示すように立上がり基端部1a,1b間を接着S閉じすることにより形状の安定性を向上することができる。
図3はリング状スイッチ6を床や壁7などへ配線する例を示すもので、配線するリング状スイッチ6の長さと同長のスタンド8と取付台9を別途形成し(a)、リング状スイッチ6の開口部5を拡開してスタンド8の段拡したヘッド部8aを内側リング1c内の中空部10内に収まるようにしてスタンド8に嵌付け(b)、あらかじめ配線個所に取付けた取付台9の中央溝11にスタンド8の脚部8bを押込んでワンタッチ取付けして配線するのである(c)。中央溝11の内面とスタンド8の外面に多数の噛合条12a,12bを設け、該噛合条12a,12b間の噛合にて挿込んだスタンド8の脚部8bの抜出しを防止するようにして固定するのである。またスタンド8のヘッド部8aの内側面と取付台9の上面9a,9bに数列の食込条13a,13bを設けて、スタンド8のヘッド部8aと取付台9間で立上がり基端部1a,1bの内外面を食込条13a,13bにて挟み押えて、リング状スイッチ6に大きな外力が加えられても外れ出ないようにして安定取付けするのである。
図4は噛合条にかえて、スタンド8の脚部8bの先端に錨形の止部14a,14bを設け、取付台9の中央溝11の奥端に設けた拡げ溝11aに嵌着して固定するようにしたものである。スタンド8の挿込み量が全長に亘って必ず一定の深さとなるので、スイッチ感度と固定状態を安定したものとすることができる。
本発明のリング状スイッチは、スイッチ単体で全方向感知形のスイッチとして、またスタンドと取付台を用いて、機械装置、建物・乗物のドア、ロボットや自動走行車などの安全装置、塀や壁・床などに配線して防犯装置等のセンサースイッチとするなど広範な用途で利用することができる。
(実施例1)(a)はリング状スイッチの斜視図、(b)は同、拡大断面図 開口部を接着閉じした例を示す拡大断面図 (実施例2)配線例を示すもので、(a)リング状スイッチとスタンドおよび取付台を各別に示す斜視図、(b)はリング状スイッチとスタンドをセットした状態にて示す断面図、(c)はスタンドを取付台に挿込み固定した配線状態の断面図 (実施例3)配線用のスタンドと取付台の他例を示す拡大断面図
符号の説明
1a,1bは立上がり基端部
1cは内側リング
1dは外側リング
2は空間
3a,3bは導電ゴム体
4a,4bは電極芯線
5は開口部
6はリング状スイッチ
7は床や壁などの配線場所
8はスタンド
8aは段拡ヘッド部
8bは脚部
9は取付台
9a,9bは上面
10は内側リング内の中空部
11は中央溝
11aは拡げ溝
12a,12bは噛合条
13a,13bは食込条
14a,14bは錨形の止部

Claims (4)

  1. シリコーンゴム等の絶縁材料にて相対する2つの立上がり基端部と、該2つの立上がり基端部にて一体につながる内側リングと外側リングとを形成し、該内側リングと外側リングに空間を挟んで押し接触により通電する導電ゴム体を相対して設け、且つ前記の2つの立上がり基端部に沿った該導電ゴム体のそれぞれに電極芯線を挿着して、該導電ゴム体間の接触により全方方向からの押圧を感知してスイッチ作動するようにしたことを特徴とするリング状スイッチ。
  2. リング状スイッチは2つの立上がり基端部間開口部を設け、該開口部の拡開にて配線用のスタンドに嵌め取付け、該スタンドの脚部を取付台の中央溝に挿着して、リング状スイッチを配線するようにした請求項1記載のリング状スイッチ。
  3. 配線用のスタンドの脚部と取付台の中央溝は噛合条の噛合にて固定する請求項2記載のリング状スイッチ。
  4. 配線用のスタンドの脚部は先端に錨形の止部を設けて取付台の中央溝の奥端に設ける拡げ溝に嵌着して固定する請求項2記載のリング状スイッチ。
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