JP4381863B2 - 排気系のフィニッシャー - Google Patents

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Description

本発明は、車両用などのエンジンの排気系の下流端のテールパイプに、外観向上のために取付けられるフィニッシャーの改良にに関するものである。
従来、自動車などの車両では、そのエンジンの排気系の下流端のテールパイプに、フィニッシャーを取り付け、排気系の外観を向上させて車両全体のグレードアップを図るようにすることが行われており、そのテールパイプへのフィニッシャーの取付手段として、たとえば特許文献1に開示される。
特開2002−138830号公報
ところで、この特許文献1に開示されるものでは、フィニッシャー本体3を下流側排気管(テールパイプ)2に固定するためのボルト9を、路面側からフィニッシャー本体3に螺挿し、しかも、そのボルト9の下端がフィニッシャー本体3下方部の外周面よりも路面側へ突出しているため、車両の後方あるいは側方からそのボルト9が見えることがり、フィニッシャーを取り付けることによる外観上の度合が低下する要因になっており、また、路面側に突出するボルト9が、路面上の障害物に干渉するおそれがあるという問題がある。
本発明はかかる実情に鑑みてなされたものであり、テールパイプに対するフィニッシャーの固定手段が、フィニッシャーの後方から見えないようにして、フィニッシャーを取り付けることによる外観度合の向上を一層顕著なものとすることができるようにした、新規な排気系のフィニッシャーを提供することを目的とするものである。
前記目的を達成するため、本請求項1記載の発明は、排気系のテールパイプの終端部に取り付けられるフィニッシャーにおいて、筒状に形成されるフィニッシャー本体の前方上部に取付部を形成し、この取付部に、フィニッシャー本体に差し込まれるテールパイプの上部を、該テールパイプ(2)の外周面上方に設けられる固定手段をもって固定し、この固定手段を、フィニッシャー本体の軸方向の投影面内に収め、かつ前記フィニッシャー本体の中心軸線を、テールパイプの中心軸線よりも上位に位置させたことを特徴としている。
本請求項1記載の発明によれば、筒状に形成されるフィニッシャー本体の前方上部に設けた取付部に、フィニッシャー本体に差し込まれるテールパイプの上部を固定手段をもって固定し、この固定手段を、フィニッシャー本体の軸方向の投影面内に収めたので、このフィニッシャーを後方から見た場合に、固定手段はフィニッシャーに隠れて、そのフィニッシャー後方から固定手段を確実に見えなくすることができ、フィニッシャーを取り付けることによる外観上の度合を一層顕著に改善することができる。
特に、このフィニッシャーを車両用エンジンの排気系に適用した場合には、車両の後方から固定手段を確実に見えなくすることができ、さらに、固定手段は路面上の障害物と干渉する心配がない。
さらに、フィニッシャー本体の中心軸線は、テールパイプの中心軸線よりも上位に位置させたので、フィニッシャーの前方上部に前記固定手段を設けるための空間を確保しやすくなる。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に例示した本発明の実施例に基づいて以下に具体的に説明する。
図1は、本発明フィニッシャーを備えた、車両用エンジンの排気系の一部斜視図、図2は、図1の2矢視の拡大平面図、図3は、図2の3−3線に沿う断面図、図4は、図3の4−4線に沿う断面図、図5は、テールパイプとフィニッシャーの分解斜視図である。
図1において、車両用のエンジンEの排気系Exにおける排気管1の下流部に消音器Mの入口が接続され、この消音器の出口にテールパイプ2が接続され、このテールパイプ2の終端部にフィニッシャーFが取り付けられる。
フィニッシャーFは、排気系Exの人目につき易いテールパイプの終端部を装飾して、その排気系Exの外観を向上させるために、そのテールパイプ2の終端部に取り付けられるものであり、以下に、図2〜5を参照して、フィニッシャーFの構造について説明する。
前記フィニッシャーFは、その主体部分を構成するフィニッシャー本体10と、その前部開口端の内周面に固定される筒状前壁部11と、その後部開口端の内周面に固定される筒状後壁部12と、その筒状後壁部12の前部に固定される筒状ガイド部13とより構成される。
前記フィニッシャー本体10は、ステンレス板などの耐熱金属板により両端開放の楕円筒状に形成されており、その外周面は光沢にある表面仕上げがなされており、また、その後端は、断面U字状に内方に向けて折り返されて後端の切り口が外部に露出しないようにされており、さらにその後端面は、上面から下面に向け、かつ、その左右方向の一側面から他側面に向けて前方に傾斜する傾斜面に形成されている。
また、前記筒状前壁部11は、ステンレス板などの耐熱金属板により形成され、全体として漏斗状をなしており、その前部11Fは、テールパイプ2の終端部が差し込まれる短円筒状に、また、その後部11Rは、フィニッシャー本体10の前端部内周面が固定される短円筒状にそれぞれ形成され、それらの中間部11Nはそれらを一体に連結するコーン状に形成されている。図4,5に明瞭に示すように、前記筒状前壁部11の短円筒状の前部11Fおよびそのコーン状の中間部11Nの上部には、それらに跨がって上方に向けて断面台形状のテールパイプ2の取付部15が形成され、この取付部15の上面の平坦な取付面15Fには、ボルト孔16が穿設されると共にその裏面にウエルドナット17が溶接され、このウエルドナット17には、後に述べるように、テールパイプ2にフィニッシャーFを固定するためのクランプボルト18が螺挿される。
前記筒状後壁部12もステンレス板などの耐熱金属板により形成され、フィニッシャー本体10の後端部内面に固定される後部12Rと、その後部12Rからフィニッシャー本体10内を前方に向かって延びるコーン状の中間部12Nと、その前端に続く短円筒状の前部12Fとより構成されている。そして、この筒状後壁部12の前端縁には、テールパイプ2の後端縁と衝合するストッパ面sが形成される。
また、前記筒状ガイド部13もステンレス板などの耐熱金属板により形成され、円筒状をなしてフィニッシャー本体10内に、その下側に若干偏倚して収容されており、その後部が前記筒状後壁部12の前部12Fの外面に嵌合固定されて、テールパイプ2の終端部を同心状に嵌合すべく、フィニッシャー本体10内を前方に延びて前記筒状前端壁11の前端まで達しており、その内面左右には、テールパイプ2の保持面13Hが形成されている。また、図2に示すように、この筒状ガイド部13の上部には、テールパイプ2に固定される後述の固定金具20の突出舌片23と係合する回り止め用の凹部13Dと、その両側に続くV字状のガイド部13Gが形成されている。
しかして、図3に示すように、テールパイプ2の差し込まれる前記筒状ガイド部13は、フィニッシャー本体10内を若干下方に偏倚した位置にあり、その中心軸線L1−L1は、フィニッシャー本体10の中心軸線L2−L2よりも下にある。
図2〜5に示すように排気系Exの下流端である、テールパイプ2の外周部には、固定金具20が固定される。この固定金具20は、テールパイプ2の外周面に固定される下辺部20Dと、この下辺部20Dより起立される起立部20Sと、この起立部20Sの上縁より前記下辺部20Dと略平行に延びる片持状の上辺部20Uとより、後方開放のコ字状に形成されており、上辺部20Uと下辺部20Dには、長円形のボルト孔21,22がそれぞれ穿設されている。さらに下辺部20Dの後端には、回り止め用の突出舌片23が後方に延びている。
フィニッシャーFを、テールパイプ2に取り付けるには、テールパイプ2の終端部をフィニッシャーFの筒状ガイド部13内に差し込む。これにより、テールパイプ2の外周面は、筒状ガイド部13の内周面に嵌合支持されると共にその後端縁は、筒状後壁部12の前縁のストッパ面sに衝合(図3参照)し、フィニッシャーFはテールパイプ2に対して軸方向の位置決めがなされる。また、フィニッシャーFの前端のテールパイプ取付部15の取付面15Fは、テールパイプ2の固定金具20内に挿入され、位置決め用の突出舌片23は、位置決め用の凹部13D内に嵌入されてフィニッシャーFのテールパイプ2に対する周方向の位置決めがなされる。ここで、フィニッシャー2の上方から、固定金具20のボルト孔21を貫通したクランプボルト18を、テールパイプ取付部15のボルト孔16を通してウエルドナット17に螺挿し締め付ければ、図3、4に示すように、フィニッシャーFを、テールパイプ2に固定して取り付けることができる。そして、前記クランプボルト18、ウエルドナット17および固定金具20は、本発明に従う固定手段Lを構成している。
ところで、テールパイプ2にフィニッシャーFを固定した状態では、テールパイプ2の中心軸線は、筒状ガイド部13の中心軸線L1−L1と略一致するので、図3に示すように、フィニッシャーFの中心軸線L2−L2は、テールパイプ2の中心軸線よりも高い位置にあって、その結果、フィニッシャーFは、テールパイプ2に対して上方に偏倚した位置に取り付けられて、該フィニッシャーFの前部上方には、固定手段Lを設けるための空間を広く確保することができ、これにより、フィニッシャーFのテールパイプ2への固定手段Lを、フィニッシャーFの最上面を通る延長面e(図3参照)よりも低い位置、すなわち、フィニッシャーFの軸方向の投影面内に収めることができ、その結果、この実施例のように、フィニッシャーFを、車両用エンジンEの排気系Exのテールパイプ2に取り付けた場合に、この固定手段Lは、車両のリアバンパーに隠れるようになり、車両後方および車両側方の双方からこの固定手段Lが見えにくくなり、特に、車両後方から見た場合に、固定手段LはフィニッシャーFに隠れ、車両後方からこの固定手段Lを確実に見えなくすることができる。よって、フィニッシャーFを取り付けることによる外観上の度合の改善を一層顕著なものとすることができる。
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明はその実施例に限定されることなく、本発明の範囲内で種々の実施例が可能である。たとえば、前記実施例では、本発明フィニッシャーを車両用エンジンの排気系に実施した場合を説明したが、これを、他のエンジンの排気系にも適用できることは勿論であり、また、前記実施例では、フィニッシャーは、断面楕円形に形成されるが、これを断面円形、その他の形状に形成してもよい。
本発明フィニッシャーを備えた、車両用エンジンの排気系の一部斜視図 図1の2矢視の拡大平面図 図2の3−3線に沿う断面図 図3の4−4線に沿う断面図 テールパイプとフィニッシャーの分解斜視図
2・・・・・・・・・テールパイプ
10・・・・・・・・・フィニッシャー本体
Ex・・・・・・・・・排気系
L・・・・・・・・・固定手段

Claims (1)

  1. 排気系(Ex)のテールパイプ(2)の終端部に取り付けられるフィニッシャーにおいて、
    筒状に形成されるフィニッシャー本体(10)の前方上部に取付部(15)を形成し、この取付部(15)に、フィニッシャー本体(10)に差し込まれるテールパイプ(2)の上部を、該テールパイプ(2)の外周面上方に設けられる固定手段(L)をもって固定し、この固定手段(L)を、フィニッシャー本体(10)の軸方向の投影面内に収め、かつ前記フィニッシャー本体(10)の中心軸線を、テールパイプ(2)の中心軸線よりも上位に位置させたことを特徴とする、排気系のフィニッシャー。
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