JP4381266B2 - 原子力容器貫通管台の異物混入防止栓およびその取扱装置 - Google Patents
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Description
これまで、原子力容器上蓋管台におけるサーマルスリーブに検査用の穴を明けるための装置(特許文献1参照方)や、原子炉圧力容器蓋の管台検査装置(特許文献2参照方)については提案されていたが、原子力圧力容器の補修時や、その貫通管台の切削時や上記予防保全作業時に用いる原子力容器貫通管台の異物混入防止栓およびその取扱装置については提案されているものはなかった。
また、止栓取外し時には、スリーブ軸を固定用外筒の先端より突出させれば、防止栓のスリーブ軸が内部に移動し係止部が現出して、装置側の取付け部との係止が可能となり、取扱装置により防止栓の取外しが行い得る。先端に係止固定されている異物混入防止栓を、貫通管台の穴内に挿入することができる。
しかして、原子力容器貫通管台の異物混入防止栓の止栓およびその取外しが、本取扱装置によれば、遠隔操作により行うことができる。
外筒12(以下、下部外筒と称す)の内部には、スプリング4が収納されていて、その下端は、下部スプリング押え13と接触している。スプリング4の上端は、プラグ軸10の下端とボルト6にて結合している上部スプリング押え11に接触している。
この上部スプリング押えの上面は、下部外筒12の内部段付き部に接触していて、スプ
リング4で圧縮されている。底板3とその上部に設けた下部スプリング押え13をボルト2にて結合している。
更に、切粉等の異物がこの孔15より外部に流出するのを防止するためメッシュ14を上部外筒7の内側前周に取付けている。
(1)取扱装置固定部について
取扱装置の下端部に取付けられた固定用金具60には、貫通管台31の上端部がはまり込むためのテーパおよび孔が設けられており、取扱装置は上方より挿入され、側面に設けられた保持シリンダ40の空気供給口42に空気を供給し、保持シリンダ40内の押棒41を貫通管台に押付けることで取扱装置を貫通管台に固定できる。
貫通管台内に挿入されている異物混入防止栓を、貫通管台上に固定されている取扱工具でつかむ時は、以下(a)〜(c)の操作による。
(a)手動にて取扱装置を低下させ、異物混入防止栓の上端に上部スリーブ66、フランジ70、下部スリーブ69と結合している押棒71の下端が接触し、更に取扱装置を下げていき、レバー80がロックできる位置まで低下させる。この位置の確認は、下部スリーブ外周に設けた目盛(図示せず)を照明付カメラ90により監視することに行う。
(b)この後、取扱装置上部に設けているシリンダ49の空気供給口52に空気を供給することで、シリンダ内のピストン50が上昇する。ピストン50は、中間部に設けている連結軸67を介してスリーブ軸68を上昇させる。
スリーブ軸68が上がることでピン83が上がり、これによりレバー80が外側に回転し、異物混入防止栓内の段付き部にはまり込み、ロック状態が得られる。ピストン50と連結軸67の結合部にはレベル表示板55が取付けられていて、シリンダ取付円筒56に設けられた開口部57の外側まで延びている。
図6(a)(b)に示すように、シリンダ取付円筒56の外側には目盛84が設けてあり、ロックE及びアンロックD状態の確認を行う。目盛84の読取は別途用意する投込みカメラで行う。
(c)アンロックDは、スリーブ軸68をロック時のレベルから若干低下させ、上記と逆の操作で行える。
取扱装置は、貫通管台31の上端に設置される固定用金具60及び固定用外筒62により固定されるが、固定用外筒62の上端に上部挿入ガイド63を設け、この中を上部スリーブ66を貫通、スライドさせる構造とすることで、取扱装置の上下移動時のガイドとしている。
又、下部ガイドとしては、図8に示すように、固定用金具60にボルト92を植込みその上端部にガイドフランジ取付板93を固定し、中央部にガイドフランジ94を設けている。このガイドフランジ94に前述の上部スリーブ66とその下端部に設けられたフランジ70を介して結合している下部スリーブ69が貫通していて、取扱装置の上下移動時におけるガイドとなっている。
(a)上部ガイド
固定用外筒62の上部に上部ガイド63を設置し、この上部ガイド63に設けた孔内を上部スリーブ66が貫通する構造となっていて、取扱装置の上下移動時のガイド機能を有している。
(b)下部ガイド
固定金具60上にボルト92を埋込みその上部にガイドフランジ取付板93を固定し、このガイドフランジ取付板93に孔あきのガイドフランジ94を設け、この孔内を下部スリーブ69が貫通する構造となっていて、取扱装置の上下移動時のガイド機能を有している。以上の2つの位置でのガイドにより安定した取扱装置の挿入が可能となる。
異物混入防止栓1を貫通管台31に挿入する場合、図4に示すように、固定用金具60が貫通管台31に設置された状態で異物混入防止栓1を挿入口部77から確実に挿入を行うため、固定用外筒62の上部にストッパシリンダ44を設け、内部のピストンに結合しているストッパ45を押出した状態にし、フランジ70がストッパ45と干渉することで挿入を一時的に中止できる構造としている。照明付カメラ95で確実な設置を確認した後、ストッパシリンダ44の空気供給口46に空気を供給しストッパ45を緩めて、上部スリーブ66、スリーブ軸68を下降して異物混入防止栓1を貫通管台31に挿入する(図5参照方)構造としている。
異物混入防止栓1の挿入に際して、照明付カメラ90を固定用外筒62の下部側面に取付け、挿入開始時の状態更にそれ以後の挿入に対して下部スリーブ69の外周に設けた目盛(図示せず)により挿入深さを監視できるようにしている。
又、取扱装置上方のシリンダ取付円筒56の外面に設けた目盛84とレベル表示板55により着脱状態の確認を、別途カメラを吊り下げて撮像確認することで実施している。
(a)異物混入防止栓1を貫通管台31の入口に挿入する時に、照明付カメラ90にて最初の挿入が完全かどうかの確認を行い、挿入の安全を確認した後、挿入を続行する。更なる挿入の続行は、下部スリーブの外周に設けた目盛(図示せず)を照明付カメラ90で確認しながら実施する。
(b)異物混入防止栓1の着脱時に、シリンダ取付円筒56に設けた開口部57の外部へ取り出したレベル表示板55と、シリンダ取付円筒56の外面に設けた目盛84(図6b参照方)の位置関係からクランプE位置又はアンクランプD位置の確認を、別途用意した投込み式カメラにて行い、異物混入防止栓1の着脱操作を行う。
4 スプリング
7a 係止部
8 シール
10 プラグ軸
12 外筒
31 貫通管台
40 保持シリンダ
60 固定用金具
62 固定用外筒
68 スリーブ軸
71 押棒
80 レバー(取付け部)
Claims (5)
- 原子炉容器の貫通管台の孔内に挿入して止栓する異物混入防止栓であって、
底付の外筒内にスプリングとプラグ軸とがその順に収納されていて、
前記プラグ軸が前記スプリングの弾力性により前記外筒の開口端側から内部に移動可能であり、
前記孔内面に密着するリング状のシールが前記外筒の外周面に設けられ、
前記異物混入防止栓を貫通管台に装着および貫通管台から取外す取扱装置のレバーが引掛け係止される係止部が前記外筒の開口端側の内周面に設けられていることを特徴とする原子力容器貫通管台の異物混入防止栓。 - 前記シールが前記外筒の開口端側に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の原子力容器貫通管台の異物混入防止栓。
- 前記係止部が輪状の突起部であることを特徴とする請求項1に記載の原子力容器貫通管台の異物混入防止栓。
- 請求項1ないし請求項3の何れかに記載の異物混入防止栓を、原子炉容器の貫通管台の孔内に挿脱着する取扱装置であって、前記貫通管台に固定する固定機構を先端に備えた固定用外筒を有し、同固定用外筒の先端より突出および任意の軸方向位置に固定可能にスリーブ軸が設けられ、前記スリーブ軸の先端部に前記異物混入防止栓の係止部に取付けられる取付け部が設けられていることを特徴とする原子力容器貫通管台の異物混入防止栓の取扱装置。
- 請求項3に記載の異物混入防止栓を、原子炉容器の貫通管台の孔内に挿脱着する取扱装置であって、前記取付け部が、異物混入防止栓のプラグ軸を押込む押棒と、同押棒内に内装されその半径方向に開閉する一対のレバーとで構成され、同レバーを開くことにより前記異物混入防止栓の突起部に引掛け係止されることを特徴とする請求項4に記載の原子力容器貫通管台の異物混入防止栓の取扱装置。
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