JP4380624B2 - 成形品 - Google Patents

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Description

本発明は、成形品に関する。さらに詳しくは、軒樋等に用いられる断面が略U字状の成形品に関する。
従来、帯状の金属板を芯材とし、この芯材を軟質発泡樹脂層で被覆した複合材料は公知であり、例えば、下記特許文献1には、上記複合材料を断面略U字状に曲げ加工した軒樋が開示されている。すなわち、下記特許文献1の第1図(a)、(b)には、塩化ビニル樹脂の発泡体で両面を被覆された金属コア材を曲げ加工して形成された軒樋が記載されている。
そして、上記軒樋は塩化ビニル樹脂発泡体で金属コア材が被覆されているため、上側から強い日差しを受けても、比較的温度上昇し易い底面部の断熱特性が向上し、また、応力緩和作用も発揮されるため、従来の単なる樹脂被覆体において生じる樹脂皮膜の座屈現象を回避できるという効果がある旨記載されている。
特開平10−61125号公報(第1〜3頁、第1図(a)、(b))
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術においては、帯状金属を塩化ビニル樹脂発泡体等の軟質発泡樹脂層で被覆した複合材料を曲げ加工するとき、上記軟質発泡樹脂層の強度不足により、凹みが生じたり、亀裂等が発生し、表面を傷付けることなく成形することが困難であるという問題がある。本発明は、このような問題を解決して、上記曲げ加工するときに成形作業が容易で、表面が損傷されず、見栄えよく、かつ、強度的にも優れた成形品を提供することを、その課題とする。
上記課題を解決するために、本発明においては、つぎのような技術的手段を講じている。すなわち、請求項1に記載の発明によれば、帯状金属からなる芯材と、該芯材の少なくとも片側の表面の長手方向に間を空けて3列に並設された軟質発泡樹脂層と、該軟質発泡樹脂層どうしの間の2つの空間に嵌挿される下向きのリブ部が突設された硬質塩化ビニル樹脂からなる硬質合成樹脂表面板とを一体化して複合板を形成し、ついで該複合板を上記硬質合成樹脂表面板が内側となるように上記リブ部を加熱下に曲げ加工してなる断面が略U字状の成形品が提供される。また、上記芯材の他の側の表面の長手方向にも上記と同じ構成の軟質発泡樹脂層と硬質合成樹脂表面板とを積層、一体化して芯材をサンドイッチ構造に被覆して複合板を形成してもよい。
請求項2に記載の成形品は、請求項1に記載の発明に加えて、上記軟質発泡樹脂層が軟質塩化ビニル樹脂と発泡剤と発泡成形助剤とを含有する発泡性樹脂組成物を発泡させて形成されることが好ましい。
請求項に記載の成形品は、請求項1に記載の発明に加えて、上記成形品が軒樋であることが好ましい。
請求項に記載の成形品は、請求項1に記載の発明に加えて、上記芯材の表面に凹凸を設けてもよい。凹凸を設ける方法はとくに限定されず、芯材自身を波板状とする、あるいは芯材の表面に部分的に凹凸を設ける等、公知の方法を用いることができる。
請求項1に記載の発明にかかる成形品は上記のとおりであり、帯状金属からなる芯材の少なくとも片側の表面の長手方向に軟質発泡樹脂層を間を空けて3列に並設し、さらに下向きのリブ部が突設された硬質合成樹脂表面板を該リブ部が該軟質発泡樹脂層どうしの間の2つの空間に嵌挿するように一体化して複合板を形成し、ついでこの複合板を上記リブ部を加熱下に曲げ加工してアール部とするため、アール部が凹んだり、亀裂が生じる等の問題なく曲げられ、断面が略U字状の成形品を作業性よく得ることができる。また上記硬質合成樹脂表面板が硬質塩化ビニル樹脂からなるため、帯状金属からなる芯材の表面を保護し、見栄えよく、かつ、芯材が錆びたり腐食することを防ぐ。
請求項2に記載の成形品は上記のとおりであり、請求項1の成形品の有する効果に加え、上記軟質発泡樹脂層が軟質塩化ビニル樹脂と発泡剤と発泡成形助剤とを含有する発泡性樹脂組成物を発泡させて形成してなるため、例えば、上記成形品を軒樋として用いた場合、温度がより高くなる部分、例えば、底面部における断熱特性が向上するとともに、応力緩和作用も発揮することができる。
請求項に記載の成形品は上記のとおりであり、請求項1の成形品の有する効果に加え、上記成形品を軒樋として用いることにより、耐候性に優れるとともに、見栄えのよい軒樋とすることができる。
請求項に記載の成形品は上記のとおりであり、請求項1に記載の成形品の有する効果に加え、上記芯材の表面に凹凸が設けられているため、芯材の表面と軟質発泡樹脂層および硬質合成樹脂表面板との接触面積が増すため、アンカー効果が向上し、剥離や座屈等を生じることなく、しっかりと被覆し、耐久性のある成形品とすることができる。
以下、本発明の成形品を軒樋に適用する第1実施形態について図面を参照して、詳細に説明する。まず、上記第1実施形態に用いる複合板について説明する。図1は、上記複合板Aを示す分解斜視図である。図1に示されているように、複合板Aは硬質合成樹脂表面板1と軟質発泡樹脂層2と帯状金属からなる芯材3とからなり、上記軟質発泡樹脂層2は芯材3の表面の長手方向に間を空けて3列に並行して設けられる。また、上記硬質合成樹脂表面板1には上記軟質発泡樹脂層2どうしの間の2つの空間2a、2bに嵌挿される下向きのリブ部11a、11bが突設されている。
上記硬質合成樹脂表面板1と軟質発泡樹脂層2と芯材3とは後記する方法によって積層一体化されて複合板Aを形成し、この複合板Aを硬質合成樹脂表面板1が内側となるようにリブ部11a、11bを加熱下に曲げ加工し、本発明にかかる断面が略U字状の成形品が得られる。図2は上記のように曲げ加工して得られた成形品を第1実施形態にかかる軒樋Bとしたときの断面図である。
つぎに、本発明にかかる成形品の製造方法について説明する。まず、第1実施形態にかかる複合板Aを製造する方法について図3に示す製造工程の概略図を参照して説明する。図3において、芯材3として用いられる帯状金属はコイル状態で供され、回転ロールRで製造ラインに送出される。送出された芯材3の表面には、軟質発泡樹脂押出し機Eから、その先端に備えられた金型で軟質発泡樹脂が間を空けて3列に並行して押出され、軟質発泡樹脂層2が形成される。さらに、硬質合成樹脂押出し機Fから、その先端に備えられた金型で下向きの2つのリブ部を突設するように賦形された硬質合成樹脂表面板1が押出され、積層される。このとき、上記軟質発泡樹脂層2どうしの間の2つの上記空間2a、2bに上記リブ部11a、11bが嵌挿され、複合される。ついで、冷却サイジングダイGで冷却し、硬質合成樹脂表面板1と軟質発泡樹脂層2と芯材3とが一体化され、その後、切断機Hで所定の長さに切断して図1に示す複合板Aが得られる。
上記複合板Aは、つぎに、ベンダーにより曲げ加工される。図4は複合板Aをベンダーによって曲げ加工する状態を模式的に示す断面図である。図4において、ベンダーに載置された複合板Aは、硬質合成樹脂表面板1のリブ部11a、11bを図示しないヒータで60〜100℃に加熱し、ベンダーの刃Jによって矢印の方向にプレスするとともに、ベンダーの受け部Kで受けて曲げ加工する。このように加熱下に曲げ加工することによってリブ部11a、11bが、凹んだり、亀裂が生じる等の問題なく均質にアール部を形成し、図2に示す第1実施形態にかかる軒樋Bが得られる。
また、本発明の第2実施形態においては、表面に波板状に凹凸部分を設けた芯材3aを用いるとともに、他の側の表面にも第1実施形態と同様に長手方向に軟質発泡樹脂層4を間を空けて3列に並設し、その上に硬質合成樹脂表面板5を積層し、軟質発泡樹脂層4どうしの間の2つの空間に硬質合成樹脂表面板5の下向きのリブ部51a、51bを嵌挿し、被覆される。
このように、芯材3aをサンドイッチ構造状に被覆して形成された複合板を第1実施形態と同様にベンダーによって曲げ加工し、図5に示す軒樋Cとすることができる。図5に示すように、上記芯材3aは、波板状に形成して凹凸部分が設けられ、アンカー効果が向上しているため、芯材3aが軟質発泡樹脂層および硬質合成樹脂表面板によって両側の表面からしっかりと被覆され、耐候性に優れるとともに、見栄えのよい軒樋Cを得ることができる。このように本発明は種々設計変更可能であり、特許請求の範囲を逸脱しない限り、本発明の技術的範囲に属する。
本発明の第1実施形態にかかる複合板を示す分解斜視図である。 上記第1実施形態にかかる成形品を適用して得られた軒樋を示す断面図である。 上記第1実施形態にかかる成形品の製造工程を示す概略説明図である。 上記第1実施形態にかかる複合板をベンダーによって曲げ加工する状態を模式的に示す断面図である。 本発明の第2実施形態にかかる成形品を適用して得られた軒樋を示す断面図である。
符号の説明
A 第1実施形態にかかる複合板
B 第1実施形態にかかる軒樋
C 第2実施形態にかかる軒樋
1 硬質合成樹脂表面板
11a リブ部
11b リブ部
2 軟質発泡樹脂層
2a 空間
2b 空間
3 芯材
3a 第2実施形態にかかる芯材
4 第2実施形態にかかる軟質発泡樹脂層
5 第2実施形態にかかる硬質合成樹脂表面板
51a 第2実施形態にかかるリブ部
52a 第2実施形態にかかるリブ部
R 回転ロール
E 軟質発泡樹脂押出し機
F 硬質合成樹脂押出し機
G 冷却サイジングダイ
H 切断機
J ベンダーの刃
K ベンダーの受け部

Claims (4)

  1. 帯状金属からなる芯材と、該芯材の少なくとも片側の表面の長手方向に間を空けて3列に並設された軟質発泡樹脂層と、該軟質発泡樹脂層どうしの間の2つの空間に嵌挿される下向きのリブ部が突設された硬質塩化ビニル樹脂からなる硬質合成樹脂表面板とを一体化して複合板を形成し、ついで該複合板を上記硬質合成樹脂表面板が内側となるように上記リブ部を加熱下に曲げ加工してなる断面が略U字状の成形品。
  2. 上記軟質発泡樹脂層が軟質塩化ビニル樹脂と発泡剤と発泡成形助剤とを含有する発泡性樹脂組成物を発泡させて形成された請求項1に記載の成形品。
  3. 上記成形品が軒樋である請求項1又は2に記載の成形品。
  4. 上記芯材の表面に凹凸が設けられた請求項1乃至3のいずれかに記載の成形品。
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