JP4380479B2 - 部品組立体 - Google Patents

部品組立体 Download PDF

Info

Publication number
JP4380479B2
JP4380479B2 JP2004266925A JP2004266925A JP4380479B2 JP 4380479 B2 JP4380479 B2 JP 4380479B2 JP 2004266925 A JP2004266925 A JP 2004266925A JP 2004266925 A JP2004266925 A JP 2004266925A JP 4380479 B2 JP4380479 B2 JP 4380479B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
case
color
component assembly
holes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004266925A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006087170A (ja
Inventor
浩 加部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rhythm Co Ltd
Original Assignee
Rhythm Watch Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rhythm Watch Co Ltd filed Critical Rhythm Watch Co Ltd
Priority to JP2004266925A priority Critical patent/JP4380479B2/ja
Publication of JP2006087170A publication Critical patent/JP2006087170A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4380479B2 publication Critical patent/JP4380479B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Electromechanical Clocks (AREA)
  • Automatic Assembly (AREA)

Description

本発明は、ケースの内部に部品を組付けてなる部品組立体に関する。
電子製品の製造においては、所定の機能を構成する部品をユニット化し、このユニット化してなる部品組立体を電子製品のパーツとする。部品組立体は、ケースの内部に部品を組付けて製造される。
通常、部品組立体を完成させると、ケースの外部からは内部の部品を確認することはできない。このため、ケースの内部に組付ける部品として異なる種類の部品を使い分ける場合は、その種類を表示する手段として、ケースの外側に表示が設けられる。例えば特許文献1には、バーコードシールを張り付ける構成が記載されている。
また、ケースの内部の部品を直接確認できるように工夫すれば、部品の種類確認の信頼性を高めることが可能である。例えば特許文献2には、ケースの内部に組付ける基板に種別識別表示を設けるとともに、その種別識別表示を確認するための覗き窓をケースに設ける構成が記載されている。
特開2002−123800号公報 特開平5−160577号公報
さて、アナログ時計を構成するパーツとしては、ムーブメントと称する部品組立体が知られている。ムーブメントは、モータ及び歯車等を薄型のケースの内部に組付けて構成されている。特に近年では、各種時計の機能や性能に応じて異なる性能のモータを使い分ける必要があり、ムーブメントの製造現場においては、その生産性を向上すべく、更なる工夫が求められている。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、より合理的に構成された部品組立体を提供することである。
本願第1請求項に記載した発明は、ケースの内部にモータを組付けてなる部品組立体において、当該部品組立体は、時計の指針を駆動するムーブメントであり、前記ケースには、外部と連通する複数の孔部を設け、前記モータのボビンには、前記複数の孔部のいずれかに挿入する突部を設け、前記複数の孔部から前記突部の色と、前記モータのコイルの色とを確認することにより、前記ケースの内部に組付けられた前記モータの種類を判別することができるようにし、前記複数の孔部は、前記ケースの同一面に設けられている構成の部品組立体である。
本願第2請求項に記載した発明は、ケースの内部にモータを組付けてなる部品組立体において、当該部品組立体は、時計の指針を駆動するムーブメントであり、前記モータとしては、時針パイプ及び分針パイプを駆動する第1モータと、秒針パイプを駆動する第2モータとを備え、前記ケースには、外部と連通する複数の孔部を設け、前記第1モータのボビン及び前記第2モータのボビンには、前記複数の孔部のいずれかに挿入する突部をそれぞれ設け、前記複数の孔部から前記突部の色と、前記第1モータのコイルの色及び前記第2モータのコイルの色とを確認することにより、前記ケースの内部に組付けられた前記第1モータの種類及び前記第2モータの種類を判別することができるようにし、前記複数の孔部は、前記ケースの同一面に設けられている構成の部品組立体である。
本発明によれば、より合理的に構成された部品組立体を得ることができる。
以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。図1は部品組立体を示す正面図、図2は背面図、図3は側面図である。また、図4は部品組立体の内部を示す透視正面図、図5は透視背面図である。
これらの図に示す本例の部品組立体1は、時計の指針を駆動するムーブメントである。この部品組立体1は、薄型のケース100の内部及び外部に所定の部品を組付けてなるものであり、ケース100の正面側に突出した時針パイプ210、分針パイプ220、及び秒針パイプ230が所定の速度で回転する構成となっている。各パイプ210,220,230には、時計の時針、分針、及び秒針がそれぞれ装着される。
ケース100は、正面側ケース部材110と背面側ケース部材120とを組み付けてなる2分割タイプのものである。各ケース部材110,120は、ねじ止め又はフックによる係合にて互いに固定される構成となっている。
ケース100の内部には、時針パイプ210及び分針パイプ220を駆動する第1モータ300と、秒針パイプ230を駆動する第2モータ400が組付けられている。各モータ300,400は、ケース100に固定したステータ310,410にそれぞれロータ320,420を装着してなるものである(図4及び図5参照)。図中の311は第1モータ300のステータ310のボビンを示し、312は第1モータ300のステータ310のコイルを示している。また、図中の411は第2モータ400のステータ410のボビンを示し、412は第2モータ400ステータ410のコイルを示している。
尚、各パイプ210,220,230と各モータ300,400との間には、それぞれ所定の輪列が設けられている。輪列については、図面明確化のため図示を省略する。
更に、背面側ケース部材120の外面には、第1モータ300に給電を行う配線が設けられた第1回路基板500が装着されており、ケース100の内部には、第2モータ400に給電を行う配線が設けられた第2回路基板600が組付けられている。第2回路基板600は、その一部がケース100の外部に露出されており、第2回路基板600の端子は、その露出部位に設けられている。
また、各回路基板500,600の一方には発光手段710、他方には光センサ720が設けられている。輪列の要所には透光部が設けられており、発光手段710及び光センサ720は、これらの透光部が重なる時を検出する。すなわち、各モータ300,400の制御と併せて透光部が重なる時を検出することにより、各指針210,220,230による表示時刻を認識する構成となっている。
ケース100の背面側には、時針パイプ210及び分針パイプ220に装着された時針及び分針の位置を任意に設定するための針合せ800が設けられている。針合せ800は、ケース100の内部において所定の輪列と噛合されている。
そして、ケース100の要所(図例では正面側ケース部材110の要所)には、外部と連通する孔部101を設け、第2モータ400のボビン411には、この孔部101に挿入する突部411aを設けている。そして、孔部101から突部411aの色を確認することにより、ケース100の内部に組付けられた第2モータ400の種類を判別することができるようしている。
つまり、部品組立体1は、部品共通化の観点から、これをパーツとする時計の形態に応じて性能が異なる同型のモータを使い分ける構成となっており、第2モータ400の種類は、ボビン411の色にて表示するものとしている。つまり、性能が異なる同型のモータにおける相違点は、コイルの線径及び巻数であり、部品管理上、コイルの線径及び巻数を表示する方法として、ボビン411の色分けを行っている。ボビン411の色は、黒色、白色、黄色等、適宜異なるように設定される。かかるボビン411は、有色樹脂を射出成形してなるものであり、突部411aを含め全体が同じ色となっている。
本例では、図6に示すように、第2回路基板600の要所には突部411aを挿通する挿通部601を設けており(図6(a)参照)、突部411aは、第2回路基板600の挿通部601に挿通しつつケース100の孔部101に挿入され(図6(b)参照)、その先端部を孔部101に溶着して固定される(図6(c)参照)。このような構成によると、ケース100に対する第2モータ400及び第2回路基板600の位置決めをより正確に行うことが可能となる。また、突部411aを溶着することによれば、突部411aと孔部101とを確実に固定することができるとともに、それらの隙間が解消される。故に、孔部101からケース100内部への塵の進入を防止することができる。
以上のように、本例は、ケースの外部から内部の部品を直接確認することができる部品組立体であり、より合理的に構成されたものである。本例の部品組立体は、特に時計のムーブメントとして好適に利用することができる。尚、本例における各部の構成は、特許請求の範囲に記載した技術的範囲において適宜に設計変更が可能であり、図例説明したものに限定されないことは勿論である。
次に、本発明の第2実施例を図7に基づいて説明する。本例の場合、ケース100の要所(図例では正面側ケース部材110の要所)には、外部と連通する第2孔部102を設け、第1モータ300のボビン311には、この第2孔部102に挿入する突部311aを設けている。そして、第2孔部102から突部311aの色を確認することにより、ケース100の内部に組付けられた第1モータ300の種類を判別することができるようしている。突部311aは、第2孔部102に溶着している。第1モータ300の種類は、ボビン311の色にて表示するものとしている。かかるボビン311は、有色樹脂を射出成形してなるものであり、突部311aを含め全体が同じ色となっている。
また、ケース100の要所(図例では正面側ケース部材110の要所)には、外部と連通する第3孔部103設け、第3孔部103から第2モータ400のコイル412の色を確認することにより、ケース100の内部に組付けられた第2モータ400の種類を判別することができるようにしている。
更に、ケース100の要所(図例では正面側ケース部材110の要所)には、外部と連通する第4孔部104設け、第4孔部104から第1モータ300のコイル312の色を確認することにより、ケース100の内部に組付けられた第1モータ300の種類を判別することができるようにしている。
すなわち、第1モータ300及び第2モータ400の種類は、それぞれコイルの色、又はコイルの色とボビン311の色との組み合わせによって表示するものとしている。
尚、第3孔部103及び第4孔部104には、ケース100内部への塵の進入を防止するべく透明シール900を装着している。その他の構成は、前述した具体例と同様である。
このように、第1モータ300及び第2モータ400の種類をそれぞれ判別可能にすべく、複数の孔部101,102,103,104を設けてもよい。各モータ300,400の種類は、コイルの色を確認することによって判別するように構成することも可能である。
本発明の部品組立体は、種類が異なる部品を使い分ける場合に対応したものであり、時計のムーブメント等、電子製品を構成するパーツとして好適に利用することが可能である。
本発明の実施例に係り、部品組立体を示す正面図である。 本発明の実施例に係り、部品組立体を示す背面図である。 本発明の実施例に係り、部品組立体を示す側面図である。 本発明の実施例に係り、部品組立体の内部を示す透視正面図である。 本発明の実施例に係り、部品組立体の内部を示す透視背面図である。 本発明の実施例に係り、突部を孔部に挿入する工程を示す説明図である。 本発明の実施例に係り、部品組立体を示す正面図である。
符号の説明
1 部品組立体
100 ケース
101 孔部
102 第2孔部
103 第3孔部
104 第4孔部
110 正面側ケース部材
120 背面側ケース部材
210 時針パイプ
220 分針パイプ
230 秒針パイプ
300 第1モータ
310 ステータ
311 ボビン
311a 突部
312 コイル
320 ロータ
400 第2モータ
410 ステータ
411 ボビン
411a 突部
412 コイル
420 ロータ
500 第1回路基板
600 第2回路基板
601 挿通部
710 発光手段
720 光センサ
800 針合せ
900 透明シール

Claims (2)

  1. ケースの内部にモータを組付けてなる部品組立体において、
    当該部品組立体は、時計の指針を駆動するムーブメントであり、
    前記ケースには、外部と連通する複数の孔部を設け、
    前記モータのボビンには、前記複数の孔部のいずれかに挿入する突部を設け、
    前記複数の孔部から前記突部の色と、前記モータのコイルの色とを確認することにより、前記ケースの内部に組付けられた前記モータの種類を判別することができるようにし
    前記複数の孔部は、前記ケースの同一面に設けられていることを特徴とする部品組立体。
  2. ケースの内部にモータを組付けてなる部品組立体において、
    当該部品組立体は、時計の指針を駆動するムーブメントであり、
    前記モータとしては、時針パイプ及び分針パイプを駆動する第1モータと、秒針パイプを駆動する第2モータとを備え、
    前記ケースには、外部と連通する複数の孔部を設け、
    前記第1モータのボビン及び前記第2モータのボビンには、前記複数の孔部のいずれかに挿入する突部をそれぞれ設け、
    前記複数の孔部から前記突部の色と、前記第1モータのコイルの色及び前記第2モータのコイルの色とを確認することにより、前記ケースの内部に組付けられた前記第1モータの種類及び前記第2モータの種類を判別することができるようにし
    前記複数の孔部は、前記ケースの同一面に設けられていることを特徴とする部品組立体。
JP2004266925A 2004-09-14 2004-09-14 部品組立体 Expired - Fee Related JP4380479B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004266925A JP4380479B2 (ja) 2004-09-14 2004-09-14 部品組立体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004266925A JP4380479B2 (ja) 2004-09-14 2004-09-14 部品組立体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006087170A JP2006087170A (ja) 2006-03-30
JP4380479B2 true JP4380479B2 (ja) 2009-12-09

Family

ID=36165204

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004266925A Expired - Fee Related JP4380479B2 (ja) 2004-09-14 2004-09-14 部品組立体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4380479B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6113055B2 (ja) * 2013-11-06 2017-04-12 シチズン時計株式会社 電子時計

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006087170A (ja) 2006-03-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4730397B2 (ja) 針位置検出装置
TWI721050B (zh) 用於手錶之馬達模組、馬達化群組及手錶
KR100989245B1 (ko) 침위치검출장치 및 침위치검출장치를 구비한 전자기기
JP2009085674A (ja) 針位置検出装置
JP2009085686A (ja) 針位置検出装置
CN113631889A (zh) 绝对式编码器
JP7507941B2 (ja) アブソリュートエンコーダ
JP2006046924A (ja) 回転位置検出機構及び計時装置
JP4380479B2 (ja) 部品組立体
JPH10123266A (ja) 時計機械体
JPH0277680A (ja) 多機能電子時計
JP5288257B2 (ja) 表示装置
US20170244290A1 (en) Simplified motor module
JP5141677B2 (ja) 針位置検出装置及び指針式時計
EP1562142A2 (en) Electromagnetic counter with built-in illumination device
JP5847041B2 (ja) 回転位置検出装置
JP2001042060A (ja) 自動修正時計用ムーブメント
JP5847042B2 (ja) 回転位置検出装置
JP2000275365A (ja) 時計の駆動装置
JP4993006B2 (ja) 針位置検出装置及び針位置検出方法
JP4556980B2 (ja) 針位置検出装置
KR100666418B1 (ko) 자동 수정 시계
US9971310B2 (en) Movement and electronic timepiece
JP2010145367A (ja) 時計のムーブメント
JP3534648B2 (ja) 自動修正時計

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060926

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090612

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090625

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090806

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090914

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090914

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121002

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4380479

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121002

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141002

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees