JP4379806B2 - データ利用装置 - Google Patents

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Description

本発明は、データ利用装置間で転送されるコンテンツデータの利用を有効期限により制限するデータ利用装置に関する。
現在、コンテンツの一例として音楽などが記録されたCD(コンパクトディスク)のパッケージメディアからコンテンツをパーソナルコンピュータに複製したり、パーソナルコンピュータを介して他の再生装置に複製したり、CDから直接、内部記憶装置を備えた再生装置に複製して音楽データなどを利用するという利用形態が普及している。一方、インターネットなどのネットワーク環境の普及に伴い、ネットワークを介したコンテンツデータの複製が容易になっているため、個人利用を目的とした複製と、ネットワークを介した不特定多数とのデータ交換など個人利用の範囲を逸脱した複製行為との区別をすることが困難になっている。
また特定の再生装置に限定してコンテンツデータを利用できるように暗号化を施したコンテンツデータを供給する情報サービスがあるが、複数の再生環境を持つユーザにおいても利用する端末が限られてしまうため利便性が低くなりがちである。そこで、不正な複製とならない範囲で複製を許可する方法としては、複製許可回数をコンテンツデータの記録装置に記憶させて所定の回数以上の複製を抑制する方法や、孫コピーを禁止するなど所定の世代以上の複製を抑制する方法や、複製後に複製元の記録装置からコンテンツデータを消去するなどの方法が行われていた。
また下記の特許文献1では、複製管理装置から複製許可情報を受信して複製を行う方法が提案されている。また下記の特許文献2では、共通秘密情報を保持するグループ管理機器が限定数の機器に対して共通秘密情報を送信することによってコンテンツ利用が許可されたグループを形成する方法が提案されている。
特開2004−110816号公報(要約書) 特開2004−120736号公報(要約書)
しかしながら、所定の回数や世代以上の複製を抑制する方法では、制限が個人利用の範囲と一致しているとは言えないという課題があり、また複製後に複製元の記録装置からコンテンツデータを消去する方法では複数の再生装置を利用する個人の利便性を損なうという課題があった。また特許文献1に記載の発明では、複製管理装置に接続することが必須となるため、複製管理装置に接続できる手段を備えた機器以外には適用が困難であった。また特許文献2に記載の発明では、限定数の機器に対してのみコンテンツ利用が許可されたグループに所属することを許可するため、この限定数が個人利用の範囲と必ずしも一致しているとは言えない。また共通秘密情報を機器間で連鎖的に転送した場合にも同様にコンテンツ利用ができるため、個人利用の範囲を逸脱した機器にも同様の許可が与えられる恐れがある。
本発明は上記従来例の問題点に鑑み、コンテンツの著作権を保護することができるとともに、利用者の負担が少ない方法で個人利用の範囲内においてコンテンツの複製を認めることができるデータ利用装置を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために、
複数のデータ利用装置間でコンテンツデータが転送されて、前記各データ利用装置が供給された前記コンテンツデータの利用を有効期限によって制限するよう制御するデータ利用装置であって、
現在時間を測定する時間測定手段と、
前記複数のデータ利用装置のうち当該データ利用装置以外の第1のデータ利用装置からコンテンツデータが供給される前に、少なくとも、前記第1のデータ利用装置の属性を識別する属性識別情報と、前記属性識別情報の有効期限を示す属性有効期限情報と、属性間距離情報とから構成される属性情報が供給されたとき、この属性情報が供給されたときの前記時間測定手段で測定された属性情報取得時間情報と前記供給された属性情報とをそれぞれ記録する属性情報記録手段とを備え、
前記属性情報記録手段にそれぞれ記録された前記属性情報に含まれる属性有効期限情報及び属性間距離情報、並びに前記属性情報取得時間情報に基づき得られるデータ利用期間に限定して、前期第1のデータ利用装置から供給されるコンテンツデータを利用するように構成したものである。
また、前記属性間距離情報は、前記属性識別情報が互いに異なる属性情報を有した複数のデータ利用装置が直接又は間接的に相互接続されたときの接続頻度又は接続経路の種類に応じて決定されることは本発明の好ましい態様である。
さらにまた、前記属性情報は、当該データ利用装置が有する属性情報を記録する主属性情報と、当該データ利用装置以外の複数のデータ利用装置がそれぞれ有する属性情報を記録可能な従属属性情報とから構成され、
前記第1のデータ利用装置が当該データ利用装置に接続された場合に、前記第1のデータ利用装置が有する主属性情報を当該データ利用装置が有する属性情報の従属属性情報に記録するように構成したことは本発明の好ましい態様である。
さらにまた、前記第1のデータ利用装置が有する主属性情報に含まれる属性識別情報が、当該データ利用装置が有する主属性情報に含まれる属性識別情報と同一である場合に、
前記第1のデータ利用装置が有する従属属性情報に記録された属性情報を当該データ利用装置の従属属性情報に追加記録するとともに、
当該データ利用装置が有する従属属性情報に記録された属性情報を前記第1のデータ利用装置が有する前記従属属性情報に追加記録するように構成したことは本発明の好ましい態様である。
上記構成により、有効期限が設定された属性情報を特定の属性情報付与装置から他の装置に付与し、付与された装置はまた他の装置に連鎖的に属性情報の付与を繰り返し、同じ属性の装置群を形成する。ここですでに他の属性情報が付与されている装置に接続した場合は、属性情報を与える側の属性情報の残存有効期間よりも短い有効期限の従属属性として属性情報を与える。またある属性情報を付与された装置群に含まれる装置とある他の属性情報を付与された装置群に含まれる装置とがお互いに頻繁に接続を繰り返している場合に、接続頻度や接続経路の数に応じてそれぞれの接続で与え合う有効期限を長くする処置を施す。属性情報が無効となった装置は属性情報付与装置又は有効な属性情報を持つ装置に再度接続することで無効となった属性情報を再度有効にする。このようにして属性情報を付与された装置に限りコンテンツデータ利用が可能となる。
本発明によれば、実際に定期的に直接接続可能な物理的距離に存在することができるコンテンツ再生装置やコンテンツ記録装置に限定して同一の属性情報を付与することができるため、個人の利用する範囲にある装置を1つの属性として管理することができる。一方、他人のコンテンツ再生装置やコンテンツ記録装置に接続して属性情報の付与を行った場合は、定期的な接続がないため、属性情報の所定の有効期限を過ぎるとその装置に付与された属性情報は無効となり、それ以上のコンテンツ利用はできなくなる。また連鎖的に属性情報を付与した場合には属性有効期限が短くなるため、他人による利用が困難になるという効果を得ることができる。
またあらかじめ異なる属性が与えられた属性発行機能を持った複数の装置を所有する個人や個人に準ずるグループにおいては、たとえ複数の異なる属性情報が装置の混在する形で付与されていても、それぞれの属性に主に属する装置間での接続の頻度に応じて属性間の距離を定義し、属性間の距離が短ければ有効期限を長くすることで利用者の負担を少なくしながら同一属性の装置と同様にコンテンツの利用ができるようになる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
<第1の実施の形態>
図1は本発明に係るデータ利用装置の第1の実施の形態を示すブロック図、図2は図1の属性情報の構成例を詳しく示す説明図である。
図1において、属性情報付与装置2は1つの属性情報3を有しており、暗号化コンテンツデータ作成装置1、暗号化コンテンツデータ利用装置6a、6bはまだ属性情報3を有していない初期状態であるとする。まず属性情報付与装置2は暗号化コンテンツデータ作成装置1に接続すると、暗号化コンテンツデータ作成装置1に属性情報3を付与する。ここで、属性情報3は図2に示す内容を有している。
図2において、属性情報3は主属性情報60と従属属性情報61と初期乗数62とから成る。初期状態では主属性情報60と初期乗数62のみが有効な値を持つ。初期乗数62は異なる属性情報3を有する他のデータ利用装置へ属性情報3が付与された場合の有効期限を指定する目的で使用される。
図3に本発明による主属性情報60の構成例を詳しく示す。図3において、主属性情報60は、暗号化コンテンツデータ利用装置6a、6bの属性を識別するための属性識別情報70と、暗号化コンテンツデータ4を暗号化及び復号(「復号化」ともいう)する暗号鍵を算出するために必要な暗号情報(鍵生成情報)71と、コンテンツデータの利用を有効期限により属性識別情報70ごとに制限するための属性有効期限72から成る。属性識別情報70は属性を識別するユニークな値を持ち、暗号情報71は属性識別情報70に対してユニークな値を持ち、コンテンツデータの暗号化及び復号に必要な情報を持つ。属性有効期限72は属性情報3の有効期限が切れる時刻を表す。
図4に本発明による従属属性情報61の構成例を詳しく示す。図4において、従属属性情報61は複数の従属属性情報80、81、82で構成することができ、従属属性情報80、81、82の各々は個別属性情報83と、図5に詳しく示す接続経路情報84と、属性間距離情報85と、乗数86とから成る。個別属性情報83は図3に示す主属性情報60と同様な内容(属性識別情報70、暗号情報71及び属性有効期限72)である。属性間距離情報85は接続経路情報84で示される装置との接続数や、それぞれの接続に関する履歴情報の量や頻度や経路の多様さに応じて決定され、接続種類や回数が多く、接続頻度や接続経路が多様である場合(種類が多い場合)に、より大きい値になるように設定される。
乗数86は属性間距離情報85に応じて設定される値であり、同じ従属属性情報61に属する個別属性情報83に含まれる属性識別情報70を含んだ属性情報3を持つ装置へ属性情報3が付与された場合の有効期限を指定する目的で使用される。乗数86は具体的には、同じ従属属性情報61に属する属性間距離情報85と図2の初期乗数62を掛けた値になる。
図5に本発明による接続経路情報84の構成例を詳しく示す。図5において、接続経路情報84は複数の接続経路情報を持つことができ、接続経路情報84の各々は、ある共通の属性識別情報70を含む属性情報3を有する装置群に含まれる装置の接続装置識別子91、92、93と、ある他の共通の属性識別情報70を含む属性情報3を有する装置群に含まれる装置の属性識別情報70と両者が接続をした場合の接続履歴情報94、95、96で示される。
図6に本発明による接続履歴情報94、95、96の構成例を詳しく示す。図6において、接続履歴情報94、95、96はそれぞれ複数の接続履歴情報を持つことができ、ある共通の属性識別情報70を含む属性情報3を有する装置群に含まれる装置と、他のある共通の属性識別情報70を含む属性情報3を有する装置群に含まれる装置が接続をした接続時刻情報101、102、103で示される。また接続履歴情報94、95、96が更新される度に接続履歴に含まれる接続の時間間隔、接続回数から接続頻度を求め定量的な値に変換したものが接続頻度情報104として記録される。
なお、接続履歴情報94、95、96、接続頻度情報104、接続経路情報84、属性間距離情報85、乗数86、属性有効期限72、暗号情報71、属性識別情報70、初期乗数62、従属属性情報61、主属性情報60からなるデータ構造は、本発明を具現化する上での1つの例であり、それぞれの機能を満たす限りはこの例のデータ構造に限定するものではない。
図1に戻って、本発明によるデータ利用装置の第1の実施の形態を説明する。図1において、属性情報付与装置2は暗号化コンテンツデータ利用装置6aに接続し属性情報3を付与する。暗号化コンテンツデータ利用装置6aは付与された属性情報3を時間測定装置9aが有する現在時刻情報と共に属性情報記録装置8aに記録する。
次に暗号化コンテンツデータ作成装置1が暗号化コンテンツデータ利用装置6aに接続し暗号化コンテンツデータ4を送信すると、暗号化コンテンツデータ利用装置6aは暗号化コンテンツデータ作成装置1から送信された暗号化コンテンツデータ4をコンテンツデータ記録装置7aに記録する。次に暗号化コンテンツデータ利用装置6aが暗号化コンテンツデータ利用装置6bに接続し、属性情報記録装置8aに記録された属性情報3を暗号化コンテンツデータ利用装置6bに送信すると、暗号化コンテンツデータ利用装置6bはこれを時間測定装置9bの現在時刻と共に属性情報記録装置8bに記録する。次に暗号化コンテンツデータ利用装置6aがコンテンツデータ記録装置7aに記録された暗号化コンテンツデータ4を暗号化コンテンツデータ利用装置6bに送信すると、暗号化コンテンツデータ利用装置6bはこれをコンテンツデータ記録装置7bに記録する。
こうして暗号化コンテンツデータ利用装置6a、6bは共通の属性情報3を共有し、この属性情報3内の暗号情報71で暗号化された暗号化コンテンツデータ4を利用することができるが、利用期間については、属性情報3内の属性有効期限72と現在時刻の差である有効期間に属性情報3内の初期乗数62を乗算して残存有効期間を求め、この残存有効期間と現在時刻から求められる新しい有効期間まで利用することができる。
<第2の実施の形態>
次に、図7に本発明によるデータ利用装置の第2の実施の形態の構成を示す。図7において、属性情報付与装置2a、2bはそれぞれ1つの属性情報3a、3bを有しており、暗号化コンテンツデータ作成装置1a、1b、暗号化コンテンツデータ利用装置6a、6bはまだ属性情報3a、3bを有していない初期状態であるとする。まず属性情報付与装置2aは暗号化コンテンツデータ作成装置1aに接続し属性情報3aを付与する。属性情報3aは図2〜図6に示す内容を有している。次に属性情報付与装置2aは暗号化コンテンツデータ利用装置6aに接続し属性情報3aを付与する。次に暗号化コンテンツデータ利用装置6aは付与された属性情報3aを属性情報記録装置8aに時間測定装置9aが有する現在時刻情報と共に記録する。次に暗号化コンテンツデータ作成装置1aは属性情報3aに含まれる暗号情報71で復号できるように暗号化された暗号化コンテンツデータ4aを作成し、暗号化コンテンツデータ利用装置6aに接続し暗号化コンテンツデータ4aを送信する。次に暗号化コンテンツデータ利用装置6aは送信された暗号化コンテンツデータ4aをコンテンツデータ記録装置7aに記録する。
次に属性情報付与装置2bは暗号化コンテンツデータ作成装置1bに接続し属性情報3bを付与する。属性情報3bは図2〜図6に示す内容を有している。次に属性情報付与装置2bは暗号化コンテンツデータ利用装置6bに接続し属性情報3bを付与する。次に暗号化コンテンツデータ利用装置6bは付与された属性情報3bを属性情報記録装置8bに時間測定装置9bが有する現在時刻情報と共に記録する。次に暗号化コンテンツデータ作成装置1bは属性情報3bに含まれる暗号情報71で復号できるように暗号化された暗号化コンテンツデータ4bを作成し、暗号化コンテンツデータ利用装置6bに接続し暗号化コンテンツデータ4bを送信する。次に暗号化コンテンツデータ利用装置6bは送信された暗号化コンテンツデータ4bをコンテンツデータ記録装置7bに記録する。
こうして暗号化コンテンツデータ利用装置6a、6bはそれぞれ属性情報3a、3bを有し、この属性情報3a、3b内の暗号情報71で暗号化された暗号化コンテンツデータ4a、4bを利用することができるが、利用期間については、属性情報3a、3b内の属性有効期限72と現在時刻の差である有効期間に属性情報3a、3b内の初期乗数62を乗算して残存有効期間を求め、この残存有効期間と現在時刻から求められる新しい有効期間まで利用することができる。
次に暗号化コンテンツデータ利用装置6a、6bが互いに接続し、暗号化コンテンツデータ利用装置6aの属性情報記録装置8aに記録された属性情報3aを暗号化コンテンツデータ利用装置6bに送信すると、送信された属性情報3aは、暗号化コンテンツデータ利用装置6bの属性情報記録装置8bに記録された属性情報3bの従属属性情報61として記録される。すなわち属性情報3aの主属性情報60が属性情報3bの個別属性情報83として記録される。また属性情報3bの接続経路情報84として、暗号化コンテンツデータ利用装置6aの識別情報と暗号化コンテンツデータ利用装置6bの識別情報が図5の接続装置識別子91〜93のように記録され、また時間測定装置9bに保持された時間情報が図6の接続時刻情報101、102、103のように記録されて、属性情報3bの接続履歴情報94、95、96が記録される。
なお、記録される接続履歴情報94、95、96は、それぞれの履歴情報に関連づけられて、記録されている接続時刻情報101、102、103が所定の値よりも古い値から削除されていく。接続履歴情報94、95、96が更新されると、これに従い接続頻度情報104が更新される。これに伴い同じ従属属性情報61の属する属性間距離情報85と乗数86が更新される。そして、この乗数86に属性情報3aの属性有効期限72に応じた有効期間を掛けて残存有効期限を求め、残存有効期限に応じた新しい有効期限が属性情報3bの従属属性情報61の個別属性情報83の属性有効期限72として記録される。
また同様に、属性情報記録装置8bに記録された属性情報3bを暗号化コンテンツデータ利用装置6aに送信すると、送信された属性情報3bは、暗号化コンテンツデータ利用装置6aの属性情報記録装置8aに記録された属性情報3aの従属属性情報61として記録される。すなわち属性情報3bの主属性情報60が属性情報3aの個別属性情報83として記録される。また属性情報3aの接続経路情報84に、暗号化コンテンツデータ利用装置6aの識別情報と暗号化コンテンツデータ利用装置6bの識別情報が図5の接続装置識別子91〜93のように記録され、また時間測定装置9aに保持された時間情報が図6の接続時刻情報101、102、103のように記録されて、属性情報3aの接続履歴情報94、95、96が記録される。接続履歴情報94、95、96が更新されると、これに従い接続頻度情報104も更新され、これに伴い同じ従属属性情報61の属する属性間距離情報85と乗数86が更新される。そして、この乗数86に属性情報3bの属性有効期限72に応じた有効期間を掛けて残存有効期限を求め、残存有効期限に応じた新しい有効期限が属性情報3aの従属属性情報61の個別属性情報83の属性有効期限72として記録される。
次に暗号化コンテンツデータ利用装置6aのコンテンツデータ記録装置7aに記録された暗号化コンテンツデータ4aを暗号化コンテンツデータ利用装置6bに送信して、暗号化コンテンツデータ利用装置6bのコンテンツデータ記録装置7bに記録し、また、暗号化コンテンツデータ利用装置6bのコンテンツデータ記録装置7bに記録された暗号化コンテンツデータ4bを暗号化コンテンツデータ利用装置6aに送信して、暗号化コンテンツデータ利用装置6aのコンテンツデータ記録装置7aに記録する。
こうして暗号化コンテンツデータ利用装置6a、6bは、相手先の属性情報3b、3aを従属属性情報61として有し、この属性情報3b、3a内の暗号情報71で暗号化された暗号化コンテンツデータ4b、4aを利用することができるが、利用期間については、再生するコンテンツデータ4b、4aと同一の属性識別情報を有した従属属性情報61内の個別属性情報83の属性有効期限72まで利用することができる。
<第3の実施の形態>
図8は本発明によるデータ利用装置の第3の実施の形態の構成を示す。図8においてデータ利用装置50、データ利用装置51は同じ属性識別情報70を含む属性情報3を有しており、データ利用装置52、データ利用装置53は同じ属性識別情報70を含む属性情報3を有しており、データ利用装置50とデータ利用装置52は異なる属性識別情報70を含む属性情報3を有している。
この状態でデータ利用装置50とデータ利用装置53が接続してお互いに属性情報3を送信すると、データ利用装置53の主属性情報60がデータ利用装置50の従属属性情報61として記録され、またデータ利用装置50の主属性情報60がデータ利用装置53の従属属性情報61として記録される。次にデータ利用装置51とデータ利用装置52が接続してお互いに属性情報3を送信すると、データ利用装置52の主属性情報60がデータ利用装置51の従属属性情報61として記録され、またデータ利用装置51の主属性情報60がデータ利用装置52の従属属性情報61として記録される。
次にデータ利用装置50とデータ利用装置51が接続してお互いに属性情報3を送信すると、データ利用装置50の従属属性情報61として記録されているデータ利用装置53の主属性情報60がデータ利用装置51の従属属性情報61として記録される。またデータ利用装置51の従属属性情報61として記録されているデータ利用装置52の主属性情報60がデータ利用装置50の従属属性情報61として記録される。
次にデータ利用装置52とデータ利用装置53が接続してお互いに属性情報3を送信すると、データ利用装置52の従属属性情報61として記録されているデータ利用装置51の主属性情報60がデータ利用装置53の従属属性情報61として記録される。またデータ利用装置53の従属属性情報61として記録されているデータ利用装置50の主属性情報60がデータ利用装置52の従属属性情報61として記録される。
以上詳述したように、本発明に係るデータ利用装置によれば、ネットワークを介した不特定多数とのデータ交換などが行われると、残存有効期間は複製ごとに短くなる一方であるので、個人利用の範囲を逸脱した複製行為を防止することができる。また、1人のユーザが所有する複数の装置間で頻繁に複製が行われると、残存有効期間が延びるので、個人利用を目的とした複製を認めることができる。
本発明に係るデータ利用装置の第1の実施の形態を示すブロック図である。 図1の属性情報の構成例を詳しく示す説明図である。 図2の主属性情報の構成例を詳しく示す説明図である。 図2の従属属性情報の構成例を詳しく示す説明図である。 図4の接続経路情報の構成例を詳しく示す説明図である。 図5の接続履歴情報の構成例を詳しく示す説明図である。 本発明に係るデータ利用装置の第2の実施の形態を示すブロック図である。 本発明に係るデータ利用装置の第3の実施の形態を示すブロック図である。
符号の説明
1、1a、1b 暗号化コンテンツデータ作成装置
2、2a、2b 属性情報付与装置
3、3a、3b 属性情報
4、4a、4b 暗号化コンテンツデータ
6a、6b 暗号化コンテンツデータ利用装置
7a、7b コンテンツデータ記録装置
8a、8b 属性情報記録装置
9a、9b 時間測定装置
50〜53 データ利用装置
60 主属性情報
61、80〜82 従属属性情報
62 初期乗数
70 属性識別情報
71 暗号情報
72 属性有効期限
83 個別属性情報
84 接続経路情報
85 属性間距離情報
86 乗数
91〜93 接続装置識別子
94〜96 接続履歴情報
101〜103 接続時刻情報
104 接続頻度情報

Claims (4)

  1. 複数のデータ利用装置間でコンテンツデータが転送されて、前記各データ利用装置が供給された前記コンテンツデータの利用を有効期限によって制限するよう制御するデータ利用装置であって、
    現在時間を測定する時間測定手段と、
    前記複数のデータ利用装置のうち当該データ利用装置以外の第1のデータ利用装置からコンテンツデータが供給される前に、少なくとも、前記第1のデータ利用装置の属性を識別する属性識別情報と、前記属性識別情報の有効期限を示す属性有効期限情報と、属性間距離情報とから構成される属性情報が供給されたとき、この属性情報が供給されたときの前記時間測定手段で測定された属性情報取得時間情報と前記供給された属性情報とをそれぞれ記録する属性情報記録手段とを備え、
    前記属性情報記録手段にそれぞれ記録された前記属性情報に含まれる属性有効期限情報及び属性間距離情報、並びに前記属性情報取得時間情報に基づき得られるデータ利用期間に限定して、前期第1のデータ利用装置から供給されるコンテンツデータを利用するように構成したデータ利用装置。
  2. 請求項1に記載のデータ利用装置において、
    前記属性間距離情報は、前記属性識別情報が互いに異なる属性情報を有した複数のデータ利用装置が直接又は間接的に相互接続されたときの接続頻度又は接続経路の種類に応じて決定されることを特徴とするデータ利用装置。
  3. 請求項1に記載のデータ利用装置において、
    前記属性情報は、当該データ利用装置が有する属性情報を記録する主属性情報と、当該データ利用装置以外の複数のデータ利用装置がそれぞれ有する属性情報を記録可能な従属属性情報とから構成され、
    前記第1のデータ利用装置が当該データ利用装置に接続された場合に、前記第1のデータ利用装置が有する主属性情報を当該データ利用装置が有する属性情報の従属属性情報に記録するように構成したことを特徴とするデータ利用装置。
  4. 請求項3に記載のデータ利用装置において、
    前記第1のデータ利用装置が有する主属性情報に含まれる属性識別情報が、当該データ利用装置が有する主属性情報に含まれる属性識別情報と同一である場合に、
    前記第1のデータ利用装置が有する従属属性情報に記録された属性情報を当該データ利用装置の従属属性情報に追加記録するとともに、
    当該データ利用装置が有する従属属性情報に記録された属性情報を前記第1のデータ利用装置が有する前記従属属性情報に追加記録するように構成したことを特徴とするデータ利用装置。
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