JP4379533B2 - プラズマディスプレイの駆動方法及び装置 - Google Patents
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Description
図5において、401、402、403は論理和演算を行う2入力OR回路、404は3入力のOR回路、405は抵抗、406はコンデンサである。OR回路401の入力には、ディジタル信号に変換されたR信号の最上位ビットの信号R7とその次の重みの信号R6とが入力されている。
発光画素比率が0%であり、検出回路4からの制御電圧Vcontが0Vである場合には、基準電源505の基準電圧25Vと電圧加算回路504で加算された電圧値は25Vとなり、出力されるサブフィールドリセット電圧はフィードバック制御により10倍の250Vとなる。
本発明の第2の実施形態は、発光画素比率に対するサブフィールドリセット電圧VSRの制御特性を図7に示すような非線形特性とした場合の例である。この第2の実施形態は、サブフィールドリセット電圧制御回路以外の構成については、第1の実施形態と同様となるので、図示及びその詳細な説明は省略する。
一画面中の発光画素比率に従って、サブフィールドリセットパルス電圧を制御し、発光比率が高い場合には、サブフィールドリセットパルス電圧を上昇させるように構成したので、放電セルと放電セルとの間隔を狭くした場合であっても、暗い画面での輝点やラインのにじみ発生を防止し、明るい画面でのリセット放電を確実に実行して、誤動作なく、安定して表示パネルを駆動することができ、高画質の映像が表示可能なプラズマディスプレイの駆動方法及び装置を実現することができる。
4 検出回路
5 制御パルス電源
6 パネル駆動電源
7 信号処理回路、
8 駆動回路
9 表示パネル
90a 全リセット期間
91b〜91f サブフィールドリセット期間
92a〜92f アドレス期間
93a〜93f サステイン期間
401、402 2入力ORゲート
403 2入力ORゲート
404 3入力ORゲート
405、502 抵抗
406 コンデンサ
500 出力制御トランジスタ
501 誤差増幅器
503 抵抗
504 加算回路
505、508 基準電圧源
506、507 ダイオード
509 基準電圧源
900 表示画素
901 R放電セル
902 G放電セル
903 B放電セル
904 R蛍光体
905 G蛍光体
906 B蛍光体
907、908 アドレス電極
909 アドレス電極
910 共通維持電極
911 独立維持電極
Claims (17)
- 複数の放電セルによって構成され、1フィールドの映像が複数のサブフィールドにより表示され、前記複数のサブフィールドのうち少なくとも1つのサブフィールドがリセット期間を有するプラズマディスプレイ装置の駆動方法であって、
1フィールドの映像が所定輝度以上で発光する放電セルと前記所定輝度以上で発光しない放電セルとで構成される場合において、前記リセット期間では、1画面を構成する複数の放電セルに対する前記所定輝度以上で発光する放電セルの比率が第1の比率である場合に第1の電源からの電圧値と前記第1の電源とは異なる第2の電源からの電圧値とを加算して生成された第1の電圧値のリセットパルスが前記複数の放電セルに印加され、前記比率が前記第1の比率よりも小さい第2の比率の場合に前記第2の電源からの電圧値を低くして前記第1の電圧値よりも低くした第2の電圧値のリセットパルスが前記複数の放電セルに印加されることを特徴とするプラズマディスプレイ装置の駆動方法。 - 請求項1に記載のプラズマディスプレイ装置の駆動方法であって、前記第1の電源はサステインパルスの電圧値を生成する電源であることを特徴とするプラズマディスプレイ装置の駆動方法。
- 請求項1または2のいずれかに記載のプラズマディスプレイ装置の駆動方法であって、前記所定輝度以上で発光する放電セルの比率が第2の比率の場合に印加されるアドレスパルスの電圧値は前記所定輝度以上で発光する放電セルの比率が第1の比率である場合におけるアドレスパルスの電圧値以上であることを特徴とするプラズマディスプレイ装置の駆動方法。
- 複数の放電セルによって構成され、入力された映像信号に応じて、前記放電セルに放電を生じさせて映像を表示するプラズマディスプレイ装置の駆動方法であって、
前記放電セルの初期化を行うためにリセットパルスが1画面を構成する複数の放電セルに印加されるリセットステップと、
入力された映像に応じて点灯する放電セルの選択を行うアドレスステップと、
前記アドレスステップにおいて選択された放電セルに維持放電を生じさせるサステインパルスを印加するサステインステップとを備え、
前記リセットパルスは第1の電源からの電圧値と前記第1の電源とは異なる第2の電源からの電圧値とを加算して生成され、
前記維持放電によって所定輝度以上で点灯する点灯セルの数が0よりも多い第1の値である場合は、前記第1の値よりも多い第2の値の場合に比べて前記第2の電源からの電圧値を低くして前記リセットパルスの電圧値を低くすることを特徴とするプラズマディスプレイの駆動方法。 - 請求項4に記載のプラズマディスプレイ装置の駆動方法であって、前記サステインパルスは前記第1の電源から生成され、所定輝度以上で点灯する点灯セルの数が前記第1の値の場合と前記第2の値の場合とでサステインパルスの電圧値は変えないことを特徴とするプラズマディスプレイ装置の駆動方法。
- 請求項5に記載のプラズマディスプレイ装置の駆動方法であって、所定輝度で点灯する点灯セルの数が前記第1の値である場合は、前記第2の値である場合におけるアドレスパルスの電圧値以上の電圧値のアドレスパルスを前記アドレスステップにおいて印加することを特徴とするプラズマディスプレイ装置の駆動方法。
- 複数の放電セルによって構成され、1フィールドの映像が複数のサブフィールドにより表示され、前記複数のサブフィールドのうち少なくとも1つのサブフィールドがリセット期間を有するプラズマディスプレイ装置の駆動方法であって、
表示する映像が第1の映像である場合は第1の電源からの電圧値に前記第1の電源とは異なる第2の電源からの電圧値を加算した電圧値のリセットパルスが印加され、前記映像が所定輝度以上で発光するセルと前記所定輝度以上で発光しないセルとを含み、前記所定輝度以上で発光するセル数が前記第1の映像よりも少ない第2の映像である場合は、前記第2の電源からの電圧値を低くして前記リセットパルスの電圧値を低くすることを特徴とするプラズマディスプレイ装置の駆動方法。 - 請求項7に記載のプラズマディスプレイ装置の駆動方法であって、前記第2の映像である場合は前記第1の映像である場合と比べてアドレスパルスの電圧値を同じまたは高い値とし、サステインパルスの電圧値を前記第1の電源からの電圧値とすることを特徴とするプラズマディスプレイ装置の駆動方法。
- 複数の放電セルを有し、1フィールドの映像が複数のサブフィールドにより表示され、前記複数のサブフィールドのうち少なくとも1つのサブフィールドは放電セルの初期化を行うリセット期間を有するプラズマディスプレイ装置であって、
第1の電源と
前記第1の電源とは異なる第2の電源と
前記リセット期間においてリセットパルスを印加する駆動回路と、
1フィールドの映像が所定輝度以上で発光する放電セルと前記所定輝度以上で発光しない放電セルとで構成される場合において、1画面を構成する複数の放電セルに対する前記所定輝度以上で発光する放電セルの比率が第1の比率の場合に前記第1の電源からの電圧値に前記第2の電源からの電圧値を加算した第1の電圧値のリセットパルスが前記複数の放電セルに印加され、前記比率が前記第1の比率よりも小さい第2の比率の場合に前記第2の電源からの電圧値を低くして前記第1の電圧値よりも低い第2の電圧値のリセットパルスが前記複数の放電セルに印加されるように前記駆動回路を制御する制御回路とを有することを特徴とするプラズマディスプレイ装置。 - 請求項9に記載のプラズマディスプレイ装置であって、前記第1の電源はサステインパルスの電圧値を生成する電源であることを特徴とするプラズマディスプレイ装置。
- 請求項9または10のいずれかに記載のプラズマディスプレイ装置であって、前記所定輝度以上で発光する放電セルの比率が第2の比率の場合におけるアドレスパルスの電圧値は前記所定輝度以上で発光する放電セルの比率が第1の比率である場合におけるアドレスパルスの電圧値以上であることを特徴とするプラズマディスプレイ装置。
- 請求項9に記載のプラズマディスプレイ装置であって、
入力された映像信号から1画面を構成する複数の放電セルに対する所定輝度以上で発光する放電セルの比率を検出する検出回路を有するプラズマディスプレイ装置。 - 複数の放電セルを有し、1フィールドの映像が複数のサブフィールドにより表示され、前記複数のサブフィールドのうち少なくとも1つのサブフィールドは少なくとも放電セルの初期化を行うリセット期間を有するプラズマディスプレイ装置であって、
第1の電源と、
前記第1の電源とは異なる第2の電源と、
前記リセット期間において前記第1の電源からの電圧値に前記第2の電源を加算して生成されたリセットパルスを印加する駆動回路と、
1フィールドの映像において所定輝度以上で点灯する点灯セル数が0よりも多い第1の値である場合は、前記リセット期間において、前記第1の値よりも多い第2の値である場合と比べて、前記第2の電源からの電圧値を低くすることで1画面を構成する複数の放電セルに印加される前記リセットパルスの電圧を低くするように前記駆動回路を制御する制御回路とを有することを特徴とするプラズマディスプレイ装置。 - 請求項13に記載のプラズマディスプレイ装置であって、点灯する放電セルの選択を行うアドレス期間において、前記駆動回路はアドレスパルスを印加し、前記制御回路は、所定輝度で点灯する点灯セルの数が前記第1の値である場合は、前記第2の値である場合におけるアドレスパルスの電圧値以上の電圧値のアドレスパルスを印加するように前記駆動回路を制御することを特徴とするプラズマディスプレイ装置。
- 請求項14に記載のプラズマディスプレイ装置であって、選択された放電セルに維持放電を生じさせるサステイン期間において、前記駆動回路はサステインパルスを印加し、前記制御回路は、所定輝度で点灯する点灯セルの数が前記第1の値である場合と前記第2の場合とでサステインパルスの電圧値は変えないことを特徴とするプラズマディスプレイ装置。
- 複数の放電セルを有し、1フィールドの映像が複数のサブフィールドにより表示され、前記複数のサブフィールドのうち少なくとも1つのサブフィールドは少なくともリセットパルスを印加することにより放電セルの初期化を行うリセット期間を有するプラズマディスプレイ装置であって、
第1の電源と
前記第1の電源とは異なる第2の電源と
前記リセット期間において前記リセットパルスを印加する駆動回路と、
表示する映像が第1の映像である場合は第1の電源からの電圧値に前記第1の電源とは異なる第2の電源からの電圧値を加算した電圧値のリセットパルスが印加され、前記映像が所定輝度以上で発光するセルと前記所定輝度以上で発光しないセルとを含み、前記所定輝度以上で発光するセル数が前記第1の映像よりも少ない第2の映像である場合は、前記第2の電源からの電圧値を低くして前記リセットパルスの電圧値を低くするように前記駆動回路を制御する制御回路とを有することを特徴とするプラズマディスプレイ装置。 - 請求項16に記載のプラズマディスプレイ装置であって、前記制御回路は前記第2の映像である場合は前記第1の映像である場合と比べてアドレスパルスの電圧値を同じまたは高い値とし、サステインパルスの電圧値を前記第1の電源からの電圧値とするように前記駆動回路を制御することを特徴とするプラズマディスプレイ装置。
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