JP4378882B2 - 光通信ネットワーク、中継増幅装置及びそれらに用いる通信制御方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は光通信ネットワーク、中継増幅装置及びそれらに用いる通信制御方法に関し、特に多数の光スイッチ装置を相互接続して構成される光通信ネットワークにおいて、分散的ネットワーク制御プレーンの下で光パスを動的に設定・開放する際のトランスペアレント光スイッチ装置間の波長多重装置、中継増幅装置、波長分離装置の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、基幹光通信ネットワークとしては、光ファイバによって多数の光スイッチ装置をメッシュ状に相互接続したネットワークがある。光ファイバ上では波長多重伝送装置によって波長多重された信号が伝送される。一つの光ファイバ当たりの波長多重数は最大で100にまで及ぶ。
【0003】
光スイッチ装置には2つの種類がある。それらのうちの一方はインタフェースにおいて、光−電気変換によっていったん光信号が電気信号に変換されるオペイク(opaque)光スイッチ装置である。オペイク光スイッチ装置の電気信号処理では、信号速度がある一定値に制限される等の制約があるが、信号のエラー検出や障害監視を容易に行えるという特徴がある。
【0004】
それらのうちの他方は、光−電気変換を使用しないトランスペアレント(transparent)光スイッチ装置である。トランスペアレント光スイッチ装置には波長多重された信号の一括スイッチングや、任意の信号速度や信号フォーマットの信号に対するスイッチングが可能であるという特徴がある。反面、電気信号処理を介さないため、光信号の光強度調整や光強度測定による障害監視が必要である。
【0005】
基幹光通信ネットワークは一つ以上の波長を使用して、光スイッチ装置に接続されたSONET(synchronous optical network:光同期伝送網)多重・分離装置、ATM(asynchronous tranafer mode:非同期転送モード)スイッチ、IP(internetprotocol)ルータ等の基幹光通信ネットワークのクライアントとなる装置の間に、複数の中継光スイッチ装置を経由する光パスを動的に設定・開放するサービスを提供している。
【0006】
光パスは隣接する二つの光スイッチ装置間の出力インタフェースから入力インタフェースに至る信号伝送路を示す一連の光ファイバで構成された光リンクを複数繋ぎあわせて構成されている。複数の光リンクが波長多重されて、波長多重装置から一つ以上の中継増幅装置(光アンプ)を経由して波長分離装置へ至る光多重セクション(optical−multiplex−section:OMS)上を伝送される。
【0007】
光通信ネットワークを管理、運用するネットワーク制御プレーンは光パスの設定・開放に際し、光パス上の中継光スイッチ装置の接続切替を行う。さらに、光多重セクション上に設定された光パスの数に応じて、光パス上のすべての中継増幅装置の出力光強度または利得の制御を行う。
【0008】
具体的には、ネットワーク管理装置または近傍の光スイッチ装置が光多重セクションに多重されたすべての光リンク(光多重グループ)に含まれる光パスの合計数を算出して、すべての中継増幅装置に通知する。中継増幅装置は「出力光強度=光パス数×所定の1光パスあたりの光強度」となるように出力強度を安定化させる。
【0009】
このような従来の技術の一例を図17に示す。λ1,λ2,λ3の3つの光パスが使用されており、制御部203は「光パス数=3」の情報をすべての中継増幅器210,212に増幅器制御部209,211を介して通知する。
【0010】
光パスの数の算出にはネットワーク管理装置201内に管理された光パスの中継経路から算出する方法と、光送信器204〜207の入力部の信号の有無から算出する方法とがある。尚、図17において、202は光スイッチ装置を、208は波長多重器をそれぞれ示している。
【0011】
このような中継増幅装置の制御の技術については、特開2000−174710号公報に開示されている。また、通知された光パスの数を利用して、自動出力制御(automatic−level−control:ALC)、自動利得制御(automatic−gain−control:AGC)を用いて中継増幅装置を制御する技術については、特開2000−196534号公報や特開2000−236301号公報に開示されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来のシステムでは、中継増幅装置が光パスの数及び個々の光パスの光強度に関係した属性を自律的に管理する機能を持っていない。
【0013】
また、従来のシステムではネットワーク管理装置または近傍の光スイッチ装置が光多重グループに含まれる光パスの数を算出して中継増幅装置に通知することで、中継増幅装置の出力光強度または利得が調整されるため、光パスの設定・開放に関する制御メッセージと光パスの数に関する制御メッセージとの2種類の制御メッセージの伝送が必要となる。
【0014】
さらに、従来のシステムでは中継増幅装置が個々の光パスの光強度に関係した属性を管理していないため、信号速度や信号フォーマットに依存して、細かく出力光強度または利得を調整することができない。
【0015】
したがって、従来のシステムでは光パスの動的な設定・開放を行う場合に、光多重グループ毎の中継増幅装置の出力光強度の調整を速やかにかつ適切に行うことができないという問題がある。
【0016】
また、従来のシステムでは波長多重装置あるいは波長分離装置が、光リンクに含まれる光パスの数及び個々の光パスの光強度に関係した属性を自律的に管理する機能を持っていないため、光パスの動的な設定・開放を行う場合に、波長多重装置において複数の光リンクを光多重グループに波長多重する際のあるいは波長分離装置において光多重グループから複数の光リンクを波長分離する際の、各光リンク毎の光強度の調整、すなわち光強度等化を速やかにかつ適切に行うことができないという問題がある。
【0017】
さらに、従来のシステムでは光リンクセクションに含まれる装置が、光リンク及び光多重グループに含まれる光パスの数や個々の光パスの光強度に関係した属性を自律的に管理する機能を持っていないため、光強度の検出によって光リンク及び光多重グループにおける障害を検出する場合、光パスの動的な設定・開放の際に、検出した光強度が正常値か、あるいは障害を示す異常値であるかの判定を速やかにかつ適切に行うことができないという問題がある。
【0018】
そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、光多重グループ毎の中継増幅装置の出力光強度の調整と各光リンクに対する光強度等化と障害の判定とを速やかにかつ適切に行うことができる光通信ネットワーク、中継増幅装置及びそれらに用いる通信制御方法を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】
本発明による光通信ネットワークは、光リンクによって相互接続された複数の光スイッチ装置を接続切替することで光パスを動的に設定・開放する光通信ネットワークであって、
任意の隣接する第1及び第2の光スイッチ装置と、
前記第1及び第2の光スイッチ装置間の光リンク上に配置されかつ複数の光リンクを光多重グループへ多重する波長多重装置と、
前記第1及び第2の光スイッチ装置間の光リンク上に配置されかつ任意数の中継増幅装置と、
前記第1及び第2の光スイッチ装置間の光リンク上に配置されかつ前記光多重グループを複数の光リンクへ分離する波長分離装置とを備え、
前記任意数の中継増幅装置各々は、前記光パスの強度に関する情報を含む光パス管理表と、前記光パス管理表を更新するための制御信号を受信する制御チャネル終端部と、前記光パス管理表に基づいて前記光多重グループ毎に光強度の調整または障害の有無の判定を行う光多重制御部とを備えている。
【0023】
本発明による中継増幅装置は、光リンクによって相互接続された複数の光スイッチ装置を接続切替することで光パスを動的に設定・開放する光通信ネットワークにおいて任意の隣接する第1及び第2の光スイッチ装置間の光リンク上に配置されかつ任意数の中継増幅装置であって、
前記光パスの強度に関する情報を含む光パス管理表と、前記光パス管理表を更新するための制御信号を受信する制御チャネル終端部と、前記光パス管理表に基づいて前記光多重グループ毎に光強度の調整または障害の有無の判定を行う光多重制御部とを備えている。
【0027】
本発明による光通信ネットワークの通信制御方法は、光リンクによって相互接続された複数の光スイッチ装置を接続切替することで光パスを動的に設定・開放する光通信ネットワークにおいて任意の隣接する第1及び第2の光スイッチ装置間の光リンク上に配置されかつ任意数の中継増幅装置に用いる通信制御方法であって、
前記任意数の中継増幅装置各々に、前記光パスの強度に関する情報を含む光パス管理表を備え、前記光パス管理表を更新するための制御信号を受信し、前記光パス管理表に基づいて前記光多重グループ毎に光強度の調整または障害の有無の判定を行っている。
【0029】
すなわち、本発明の光通信ネットワークは、光スイッチ装置間の中継増幅装置、波長多重装置、波長分離装置等の隣接する光スイッチ装置間に定義された光リンクセクション(optical−link−section:OLS)に含まれるすべての隣接する装置の間に光リンクに沿った制御チャネルを設け、光リンクセクションに含まれるすべての装置が光パスの数及び個々の光パスの光強度に関係した属性を管理するための光パス管理表を設けたことを特徴としている。
【0030】
この制御チャネルを使用して、光パスの設定・開放及び属性変更に関する制御メッセージを光パスの経路に沿って伝送し、光リンクセクションに含まれるすべての装置が受信した制御メッセージに規定された光パスの属性にしたがって光パス管理表を速やかに更新し、適切な光パスの数及び個々の光パスの光強度に関係した属性を認識するという動作を実行する。
【0031】
これによって、光パス管理表の光パスの数と光パスの光強度に関係した属性とから光リンク毎の、及び光多重グループ毎の光強度の基準値を算出することが可能となるため、中継増幅装置の出力光強度の調整、光強度等化、光強度の検出による障害判定を速やかにかつ適切に行うことが可能となる。
【0032】
つまり、中継増幅装置が光多重グループ毎の光パスの数及び個々の光パスの光強度に関係した属性を管理する光パス管理表を持ち、その光パス管理表に基づいて容易に出力光強度の設定すべき値を算出することが可能となるため、光多重グループ毎の中継増幅装置の出力光強度の調整を速やかにかつ適切に行うことが可能となる。
【0033】
また、波長多重装置あるいは波長分離装置が光リンク毎の光パスの数及び個々の光パスの光強度に関係した属性を管理する光パス管理表を持ち、その光パス管理表に基づいて容易に各光リンクの光強度の設定すべき値を算出することが可能となるため、波長多重装置あるいは波長分離装置において、各光リンクに対する光強度等化を速やかにかつ適切に行うことが可能となる。
【0034】
さらにまた、光リンクセクションに含まれるすべての装置が、光多重グループ毎及び光リンク毎の光パスの数や個々の光パスの光強度に関係した属性を管理する光パス管理表を持ち、その光パス管理表に基づいて容易に光多重グループ毎及び光リンク毎の基準値を算出することが可能となり、その基準値と検出値との比較によって障害を判定することが可能となるので、光リンク及び光多重グループ毎に検出した光強度から障害の判定を速やかにかつ適切に行うことが可能となる。
【0035】
よって、分散的ネットワーク制御プレーンによって制御されたトランスペアレント光スイッチ装置間の波長多重装置、中継増幅装置、波長分離装置等の光リンクセクションに含まれるすべての装置が、光リンク及び光多重グループに含まれる光パスの数や個々の光パスの光強度に関係した属性を自律的に管理する機能を持ち、光パスの動的な設定・開放に関する制御メッセージの伝送にともなって光パスの数及び個々の光パスの光強度に関係した属性の変化が速やかに認識可能となる。
【0036】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例による光通信ネットワークの構成を示すブロック図である。図1においては、2つのトランスペアレント光スイッチ装置(以下、光スイッチ装置とする)11,12で構成された光通信ネットワークの一部分の例を示している。
【0037】
光スイッチ装置11,12は微少電子機械式スイッチ(micro−electro−mechnical−switch:MEMS)あるいは自動化主分配盤(main−distribution−frame:MDF)で構成することができる。
【0038】
光スイッチ装置11,12では光パス制御部によって制御チャネル終端部51,60を介して光パス制御が行われる。波長多重装置21,22では光リンク制御部によって制御チャネル終端部52,53を介して光リンク制御が行われる。中継増幅装置31〜34では光多重制御部によって制御チャネル終端部54〜57を介して光多重制御が行われる。波長分離装置41,42では光リンク制御部によって制御チャネル終端部58,59を介して光リンク制御が行われる。上記の3つの制御部(光パス制御部、光リンク制御部、光多重制御部)は光リンク及び光多重グループに含まれる光パスの数や個々の光パスの光強度に関係した属性を記載した光パス管理表(図示せず)を管理し、光強度調整と障害検出とに関する機能を提供する。
【0039】
光パス制御部は光パスの経路管理や光スイッチ装置11,12の切替えに関する機能も提供する。また、制御チャネル終端部51〜60を相互接続して、隣接する光スイッチ装置11,12間に定義された光リンクセクション(optical−link−section:OLS)に含まれるすべての隣接する装置の間に光リンクに沿った制御チャネルを設けている。
【0040】
図2は図1の波長多重装置21,22の構成例を示すブロック図である。図2において、波長多重装置21,22では入力側から出力側に向けて順に、光リンク毎の光強度を検出して障害検出を行う光強度検出器61〜66と、多重グループ内の光リンク毎の減衰量調整を行って光強度等化を行う可変減衰器71〜76と、波長多重器81,82と、多重グループ毎の光強度を検出して障害検出を行う光強度検出器67,68とが接続されている。
【0041】
光リンク制御部Aは光パス管理表A2に加えて、波長番号、信号速度、信号フォーマットに依存した基準入力・出力光強度設定表(以下、設定表とする)A3を制御部A4によって管理する。尚、図中のA1は障害管理を行う障害管理部である。
【0042】
設定表A3の基準入力・出力光強度の値は制御チャネル終端部50を使用して図示せぬネットワーク管理装置等の外部の装置から設定することも、また光スイッチ装置11,12あるいは中継増幅装置31〜34等との間で隣接装置同士が制御チャネル終端部51,54〜57,60を介して交渉し、装置毎に設定値を決めることもできる。
【0043】
図3は図1の中継増幅装置31〜34の構成例を示すブロック図である。図3において、中継増幅装置31〜34では入力側から出力側に向けて順に、光多重グループ毎の光強度を検出して障害検出を行う光強度検出器91,92と、多重グループ毎に出力光強度または利得を調整する励起光源101,102をともなった利得媒体111,112と、多重グループ毎の光強度を検出して障害検出を行う光強度検出器93,94とが接続されている。
【0044】
光多重制御部Bは光パス管理表B2と波長番号、信号速度、信号フォーマットに依存した基準入力・出力光強度設定表(以下、設定表とする)B3とを制御部B4によって管理する。尚、図中のB1は障害管理を行う部分である。
【0045】
図4は図1の波長分離装置41,42の構成例を示すブロック図である。図4において、波長分離装置41,42では入力側から出力側に向けて順に、多重グループ毎の光強度を検出して障害検出を行う光強度検出器131,132と、波長分離器141,142と、多重グループ内の光リンク毎の減衰量調整を行って光強度等化を行う可変減衰器151〜156と、光リンク毎の光強度を検出して障害検出を行う光強度検出器133〜138とが接続されている。
【0046】
光リンク制御部Cは光パス管理表C2に加えて、波長番号、信号速度、信号フォーマットに依存した基準入力・出力光強度設定表(以下、設定表とする)C3を制御部C4によって管理する。尚、図中のC1は障害管理を行う障害管理部である。
【0047】
設定表C3の基準入力・出力光強度の値は制御チャネル終端部120を使用して図示せぬネットワーク管理装置等の外部の装置から設定することも、また光スイッチ装置11,12あるいは中継増幅装置31〜34等との間で隣接装置同士が制御チャネル終端部51,54〜57,60を介して交渉し、装置毎に設定値を決めることもできる。
【0048】
図5は図1の隣接する光スイッチ装置11,12間に設定された光パスの例を示す図である。図5において、光スイッチ装置11,12は光パス制御を、波長多重装置21及び波長分離装置41は光リンク制御を、中継増幅装置31,32は光多重制御をそれぞれ行っている。
【0049】
図6は図1の光リンク制御部の管理する光パス管理表A2,C2の構成例を示す図である。図6において、光パス管理表A2,C2は光パス番号「#11」,「#12」,「#21」,「#22」,「#31」,「#32」と、波長番号「λ1」,「λ4」,「λ2」,「λ3」と、信号速度「2.5Gbit/s」,「10Gbit/s」,「1Gbit/s」と、信号フォーマット「SONET(synchronous optical network:光同期伝送網)」,「GEther(イーサネット)」と、多重グループ番号「#1」,「#2」と、光リンク番号「#1」,「#3」,「#4」,「#6」とから構成されている。
【0050】
図7は図1の光多重制御部の管理する光パス管理表B2の構成例を示す図である。図7において、光パス管理表B2は光パス番号「#11」,「#12」,「#21」,「#22」,「#31」,「#32」と、波長番号「λ1」,「λ4」,「λ2」,「λ3」と、信号速度「2.5Gbit/s」,「10Gbit/s」,「1Gbit/s」と、信号フォーマット「SONET(synchronous optical network:光同期伝送網)」,「GEther(イーサネット)」と、多重グループ番号「#1」,「#2」とから構成されている。
【0051】
図8は図1の光パスの設定を行う制御メッセージの構成例を示す図である。図8において、制御メッセージは光パス番号「#32」と、波長番号「λ2」と、信号速度「1Gbit/s」と、信号フォーマット「GEther」と、多重グループ番号「#2」と、光リンク番号「#6」と、光パス端光スイッチ番号「300」とから構成されている。尚、光パス端光スイッチ番号は光パスの端部に位置する光スイッチ装置(図示せず)の番号である。
【0052】
図9は図1の光パスの設定・開放及び属性変更を行う制御メッセージの伝送例を示す図であり、図10は本発明の一実施例による光通信ネットワークの光リンク制御部及び光多重制御部の動作を示すフローチャートであり、図11及び図12は本発明の一実施例による光通信ネットワークの光パス制御部の動作を示すフローチャートであり、図13は図1の波長多重装置21,22の光リンクの障害検出処理を示すフローチャートであり、図14は図1の波長多重装置21,22の光多重グループの障害検出処理を示すフローチャートであり、図15は図1の中継増幅装置31〜34の光強度調整処理を示すフローチャートである。これら図1〜図15を参照して本発明の一実施例による光通信ネットワークの動作について説明する。
【0053】
図5を参照すると、光スイッチ装置11,12を介して設定された光パスの例が示されている。光スイッチ装置11と光スイッチ装置12との間には6本の光リンク#1〜#6が存在する。光リンクは2つの隣接する光スイッチ装置11,12間で固有の光リンク番号によって識別され、複数の異なる波長番号λ1,λ2,λ3,λ4の光パス(光パス番号#11,#12,#21,#22,#31,#32)を収容することができる。
【0054】
光スイッチ装置11上で波長変換される光パスでは波長番号が光リンク毎に異なる。光スイッチ装置11を介して設定された光パスでは任意の信号速度と任意の信号フォーマットの光パスとを設定することができる。光パスはネットワーク上で固有の光パス番号#11,#12,#21,#22,#31,#32によって識別される。
【0055】
波長多重装置21によって、光リンク#1〜#4が光多重グループ#1へ、光リンク#5,#6が光多重グループ#2へ波長多重される。光リンク#1〜#6にそれぞれ順に、2本、0本、1本、1本、0本、1本の光パスが設定されており、新規に光リンク#6に、光パス番号#32の1本の光パスを設定すると仮定する。
【0056】
図6及び図7を参照すると、光リンク制御部A,C及び光多重制御部Bそれぞれが管理する光パス管理表A2,B2,C2の構成例が示されている。光リンク制御部A,Cの光パス管理表A2,C2は光リンク番号を含むため、光リンク毎に光パスの数を容易に知ることができる。光多重制御部Bの光パス管理表B2は光多重グループ番号を含むため、光多重グループ毎に光パスの数を容易に知ることができる。
【0057】
また、それぞれの光パスの信号速度等の属性も知ることができる。例えば、光リンク#1には2本の2.5Gbit/sのSONET信号の光パスのみが設定されていることがわかる。
【0058】
図8を参照すると、光スイッチ装置11と光スイッチ装置12との間で、光パス#32を設定するために使用される制御メッセージに含まれる項目の例が示されている。項目には使用する光リンク番号、光多重グループ番号、光パスの信号速度等の属性の外に、光パス端光スイッチ装置番号または次光スイッチ装置番号が含まれる。
【0059】
図9を参照すると、図8に示した制御メッセージが伝送される動作の例が示されている。制御メッセージは光スイッチ装置11から光スイッチ装置12へ、設定される光パスの経路を構成する光リンクに沿って制御チャネル上を伝送される。
【0060】
光スイッチ装置11,12と波長多重装置21と中継増幅装置31,32と波長分離装置41とにそれぞれ対応して設けられた制御チャネル終端部51,52,54,55,58,60を接続するための制御チャネルが光リンクに沿って設けられている。
【0061】
制御チャネル終端部51,52,54,55,58,60に接続される光パス制御部、光リンク制御部、光多重制御部各々に光パスの数及び個々の光パスの光強度に関係した属性を管理するための光パス管理表を設け、パスの設定・開放に関する制御メッセージに規定された光パスの属性にしたがって光パス管理表を速やかに更新する。
【0062】
波長多重装置21と中継増幅装置31,32と波長分離装置41とはいずれも、制御メッセージを受信すると(図10ステップS1)、制御メッセージが光パスを設定する制御メッセージであれば(図10ステップS2)、光パス管理表A2,B2,C2に新規の光パスを登録して更新し(図10ステップS3)、制御メッセージを隣接する装置へ伝送する(図10ステップS8)。
【0063】
また、制御メッセージが光パスの属性を変更するメッセージであれば(図10ステップS4)、光パス管理表A2,B2,C2を修正して更新し(図10ステップS5)、制御メッセージを隣接する装置へ伝送する(図10ステップS8)。このメッセージには変更する属性項目と変更後の値とが含まれる。
【0064】
さらに、制御メッセージが光パスを開放する制御メッセージであれば(図10ステップS6)、該当する光パスを光パス管理表A2,B2,C2から削除して更新し(図10ステップS7)、制御メッセージを隣接する装置へ伝送する(図10ステップS8)。
【0065】
一方、光スイッチ装置11,12は制御メッセージを受信すると(図11ステップS11)、自装置番号が光パス端スイッチ番号でなければ(図11ステップS12)、次に送出する光リンクに適合するよう、必要に応じて制御メッセージに含まれる波長番号、多重グループ番号、光リンク番号を変更して制御メッセージを再構成し(図12ステップS19)、上記と同様にして、制御メッセージが光パスを設定する制御メッセージであれば(図12ステップS20)、光スイッチ装置11,12の光パス制御部にある光パス管理表に新規の光パスを登録して更新し(図12ステップS21)、制御メッセージを隣接する装置へ伝送する(図12ステップS26)。
【0066】
また、制御メッセージが光パスの属性を変更するメッセージであれば(図12ステップS22)、光スイッチ装置11,12の光パス制御部にある光パス管理表を修正して更新し(図12ステップS23)、制御メッセージを隣接する装置へ伝送する(図12ステップS26)。このメッセージには変更する属性項目と変更後の値とが含まれる。
【0067】
さらに、制御メッセージが光パスを開放する制御メッセージであれば(図12ステップS24)、該当する光パスを光スイッチ装置11,12の光パス制御部にある光パス管理表から削除して更新し(図12ステップS25)、制御メッセージを隣接する装置へ伝送する(図12ステップS26)。
【0068】
さらにまた、自装置番号が光パス端スイッチ番号であり(図11ステップS12)、制御メッセージが光パスを設定する制御メッセージであれば(図11ステップS13)、光スイッチ装置11,12の光パス制御部にある光パス管理表に新規の光パスを登録して更新する(図11ステップS14)。
【0069】
制御メッセージが光パスの属性を変更するメッセージであれば(図11ステップS15)、光スイッチ装置11,12の光パス制御部にある光パス管理表を修正して更新する(図11ステップS16)。このメッセージには変更する属性項目と変更後の値とが含まれる。
【0070】
また、制御メッセージが光パスを開放する制御メッセージであれば(図11ステップS17)、該当する光パスを光スイッチ装置11,12の光パス制御部にある光パス管理表から削除して更新する(図11ステップS18)。
【0071】
次に、上述した光パス管理表A2,B2,C2を利用した障害検出及び光強度調整について説明する。図2に示す波長多重装置21,22の光パス管理表A2を参照すると、入力光リンク毎の光パスの数を知ることができる(図13ステップS31)。この場合、「光リンク毎に検出した光強度<光リンク毎の光パスの数×基準入力光強度」(あるいは、「光リンク毎に検出した光強度<光リンク毎の当該光リンク内に設定されている全ての光パスについての基準光強度の総和」)であれば(図13ステップS32)、その光リンクに障害があると判定する(図13ステップS33)。
【0072】
この場合、基準入力光強度は波長番号、信号速度、信号フォーマットに依存して設定することができる。例えば、信号速度が2.5Gbit/sの光パスの基準入力光強度は−20dBmと、信号速度が10Gbit/sの光パスの基準入力光強度は−15dBmとそれぞれ設定することができる。
【0073】
また、例えば前方エラー訂正(forward−error−corrction:FEC)を備えた信号フォーマットを使用した光パスの場合、信号速度が2.5Gbit/sの光パスの基準入力光強度は−30dBmと、信号速度が10Gbit/sの光パスの基準入力光強度は−25dBmとそれぞれ設定することができる。
【0074】
さらに、入力光リンク毎の光パスの数とある光多重グループに含まれるすべての光リンク番号に関する情報とを利用し、可変減衰器71〜76を用いて光多重グループ毎に光リンクに含まれる光パス毎の光強度が等しくなるように光強度等化を行うことができる。
【0075】
一方、波長多重装置21,22の光パス管理表A2を参照すると、出力光多重グループ毎の光パスの数を知ることができる(図14ステップS41)。この場合、「光多重グループ毎に検出した光強度<光多重グループ毎の光パスの数×基準出力光強度」(あるいは、「光多重グループ毎に検出した光強度<光多重グループ毎の当該光多重グループ内に設定されている全ての光パスについての基準光強度の総和」)であれば(図14ステップS42)、その光多重グループには障害があると判定する(図14ステップS43)。基準出力光強度は波長番号、信号速度、信号フォーマットに依存して設定することができる。
【0076】
図3に示す中継増幅装置31〜34の光パス管理表B2を参照すると、光多重グループ毎の光パスの数を知ることができる(図15ステップS51)。この場合、光多重グループ毎の出力光強度が「光多重グループ毎の光パスの数×基準出力光強度」となるように励起光源101,102の出力光強度を調節し、利得媒体111,112の利得及び出力光強度を調整することができる(図15ステップS52〜S54)。
【0077】
この場合、「光多重グループ毎の出力光強度>光多重グループ毎の光パスの数×基準出力光強度」であれば、利得媒体111,112の利得及び出力光強度を減少させるように調整し、「光多重グループ毎の出力光強度<光多重グループ毎の光パスの数×基準出力光強度」であれば、利得媒体111,112の利得及び出力光強度を増加させるように調整する。
【0078】
基準出力光強度は波長番号、信号速度、信号フォーマットに依存して設定することができる。中継増幅器31〜34での障害検出に関しても、図2に記載した波長多重装置21,22に関して述べた方法と同様の障害の判定方法を適用することができる。
【0079】
このように、上記の実施例では、中継増幅装置31〜34が光多重グループ毎の光パスの数及び個々の光パスの光強度に関係した属性を管理する光パス管理表B2を持っており、容易に出力光強度の設定すべき値を算出することができるため、光多重グループ毎の中継増幅装置31〜34の出力光強度の調整を速やかにかつ適切に行うことができる。
【0080】
また、波長多重装置21,22あるいは波長分離装置41,42が光リンク毎の光パスの数及び個々の光パスの光強度に関係した属性を管理する光パス管理表A2を持っており、容易に各光リンクの光強度の設定すべき値を算出することができるため、可変減衰器71〜76の減衰量を調整することで、各光リンクに対する光強度等化を速やかにかつ適切に行うことができる。
【0081】
特別な例として、光リンクに光パスが設定されていない場合、つまり「光パス数=0」の場合には、可変減衰器71〜76の減衰量を最大にして光強度を最小にする。この処置は中継増幅装置31〜34の発する雑音の伝搬を遮断し、光リンク上の信号伝送を安定化させるのに有効である。
【0082】
さらに、光リンク上のすべての装置が、光多重グループ毎及び光リンク毎の光パスの数や個々の光パスの光強度に関係した属性を管理する光パス管理表A2,B2,C2を持っており、容易に光多重グループ毎及び光リンク毎の入力光強度と出力光強度との基準値を算出することができ、その基準値と検出値との比較によって障害を判定することができるため、光リンク及び光多重グループ毎に検出した光強度から障害の判定を速やかにかつ適切に行うことができる。
【0083】
尚、本実施例では光リンクに沿ったアウトバンドの制御チャネル終端部間の制御チャネルを用いているが、これはデータ信号とは異なる波長帯で光リンク上を伝送されるインバンドの制御チャネルで置換えることもできる。この制御チャネル上を伝送される制御メッセージの向きはデータ信号と同方向でも、あるいは反対方向であってもよい。
【0084】
また、制御メッセージの伝送にはTCP/IP(Transmission−Control−Protocol/Internet−Protocol)等任意のプロトコルを使用することができる。
【0085】
さらに、図7では制御メッセージが光リンクに沿って制御チャネル終端部を順番に伝送されているが、マルチキャスト伝送が可能なプロトコルを使用している場合には、光リンクセクション内の全ての制御チャネル終端部へマルチキャスト伝送することもできる。
【0086】
図5及び図6において、光リンクの識別のために光リンク番号を使用しているが、出力側の光スイッチ装置11のインタフェース番号または入力側の光スイッチ装置12のインタフェース番号でおきかえることもできる。
【0087】
また、項目として出力側の光スイッチ装置11の装置番号または入力側の光スイッチ装置12の装置番号を追加すれば、光リンクを隣接する光スイッチ装置間だけでなく、ネットワーク内で個別に識別することができる。波長番号は予め決められた論理的な波長の識別番号でも、物理的な波長あるいは周波数の値でもよい。
【0088】
図16は本発明の他の実施例による光通信ネットワークの構成を示すブロック図である。図16において、本発明の他の実施例による光通信ネットワークは光リンクセクション内の全ての制御チャネル終端部51〜60へ制御メッセージをマルチキャスト伝送するようにした以外は図1に示す本発明の一実施例による光通信ネットワークと同様の構成となっており、同一構成要素には同一符号を付してある。また、本発明の他の実施例は制御メッセージのマルチキャスト伝送以外の動作が本発明の一実施例と同様になっている。
【0089】
本発明の一実施例では、図7に示すように、制御メッセージが光リンクに沿って制御チャネル終端部を順番に伝送されているが、隣接するスイッチ装置11,12の制御チャネル終端部51,60と光リンクセクション内の全ての装置の制御チャネル終端部52〜59を隣接するスイッチ装置11,12間の光リンクに沿ったマルチキャスト可能な単一の制御チャネルで接続し、マルチキャスト伝送が可能な通信プロトコルを使用し、光リンクセクション内の全ての制御チャネル終端部51〜60へ制御メッセージをマルチキャスト伝送している。
【0090】
これによって、本発明の他の実施例では波長多重装置21,22、中継増幅装置31〜34、波長分離装置41,42の制御チャネル終端部52〜59における制御チャネルの隣接装置への伝送機能を省略することができる。また、光リンクセクション内の全ての制御チャネル終端部51〜60に同時に制御メッセージを伝送することができるので、制御メッセージの伝送に要する時間が短くなる。
【0091】
このように、中継増幅装置31〜34が光多重グループ毎の光パスの数及び個々の光パスの光強度に関係した属性を管理する光パス管理表B2を備えることによって、その光パス管理表B2に基づいて容易に出力光強度の設定すべき値を算出することができるので、光多重グループ毎の中継増幅装置31〜34の出力光強度の調整を速やかにかつ適切に行うことができる。
【0092】
また、波長多重装置21,22あるいは波長分離装置41,42が光リンク毎の光パスの数及び個々の光パスの光強度に関係した属性を管理する光パス管理表A2,C2を備えることによって、その光パス管理表A2,C2に基づいて容易に各光リンクの光強度の設定すべき値を算出することができるので、波長多重装置21,22あるいは波長分離装置41,42において、各光リンクに対する光強度等化を速やかにかつ適切に行うことができる。
【0093】
さらに、光リンクセクションに含まれるすべての装置が、光多重グループ毎及び光リンク毎の光パスの数や個々の光パスの光強度に関係した属性を管理する光パス管理表A2,B2,C2を備えることによって、その光パス管理表A2,B2,C2に基づいて容易に光多重グループ毎及び光リンク毎の基準値を算出することができ、その基準値と検出値との比較によって障害を判定することができるので、光リンク及び光多重グループ毎に検出した光強度から障害の判定を速やかにかつ適切に行うことができる。
【0094】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、光リンクによって相互接続された複数の光スイッチ装置を接続切替することで光パスを動的に設定・開放する光通信ネットワークにおいて、隣接する光スイッチ装置間のすべての装置各々に対応する制御チャネル終端部を接続するための制御チャネルを光リンクに沿って設け、制御チャネル終端部に接続される光パス制御部、光リンク制御部、光多重制御部各々に光パスの数及び個々の光パスの光強度に関係した属性を管理するための光パス管理表を設け、制御チャネルを介して伝送されかつ光パスの設定・開放に関する制御メッセージに規定された光パスの属性にしたがって光パス管理表を更新することによって、光多重グループ毎の中継増幅装置の出力光強度の調整と各光リンクに対する光強度等化と障害の判定とを速やかにかつ適切に行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による光通信ネットワークの構成を示すブロック図である。
【図2】図1の波長多重装置の構成例を示すブロック図である。
【図3】図1の中継増幅装置の構成例を示すブロック図である。
【図4】図1の波長分離装置の構成例を示すブロック図である。
【図5】図1の隣接する光スイッチ装置間に設定された光パスの例を示す図である。
【図6】図1の光リンク制御部の管理する光パス管理表の構成例を示す図である。
【図7】図1の光多重制御部の管理する光パス管理表の構成例を示す図である。
【図8】図1の光パスの設定を行う制御メッセージの構成例を示す図である。
【図9】図1の光パスの設定・開放及び属性変更を行う制御メッセージの伝送例を示す図である。
【図10】本発明の一実施例による光通信ネットワークの光リンク制御部及び光多重制御部の動作を示すフローチャートである。
【図11】本発明の一実施例による光通信ネットワークの光パス制御部の動作を示すフローチャートである。
【図12】本発明の一実施例による光通信ネットワークの光パス制御部の動作を示すフローチャートである。
【図13】図1の波長多重装置の光リンクの障害検出処理を示すフローチャートである。
【図14】図1の波長多重装置の光多重グループの障害検出処理を示すフローチャートである。
【図15】図1の中継増幅装置の光強度調整処理を示すフローチャートである。
【図16】本発明の他の実施例による光通信ネットワークの構成を示すブロック図である。
【図17】従来例による光通信ネットワークの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
11,12 トランスペアレント光スイッチ装置
21,22 波長多重装置
31〜34 中継増幅装置
41,42 波長分離装置
50〜60,90,120 制御チャネル終端部
61〜68,91〜94,
131〜138 光強度検出器
71〜76,151〜156 可変減衰器
81,82 波長多重器
101,102 励起光源
111,112 利得媒体
141,142 波長分離器
A,C 光リンク制御部
A1,B1,C1 障害管理部
A2,B2,C2 光パス管理表
A3,B3,C3 波長番号、信号速度、信号フォーマットに依存した基準入力・出力光強度設定表
A4,B4,C4 光強度調整、障害検出の制御部
B 光多重制御部
Claims (21)
- 光リンクによって相互接続された複数の光スイッチ装置を接続切替することで光パスを動的に設定・開放する光通信ネットワークであって、
任意の隣接する第1及び第2の光スイッチ装置と、
前記第1及び第2の光スイッチ装置間の光リンク上に配置されかつ複数の光リンクを光多重グループへ多重する波長多重装置と、
前記第1及び第2の光スイッチ装置間の光リンク上に配置されかつ任意数の中継増幅装置と、
前記第1及び第2の光スイッチ装置間の光リンク上に配置されかつ前記光多重グループを複数の光リンクへ分離する波長分離装置とを有し、
前記任意数の中継増幅装置各々は、前記光パスの強度に関する情報を含む光パス管理表と、前記光パス管理表を更新するための制御信号を受信する制御チャネル終端部と、前記光パス管理表に基づいて前記光多重グループ毎に光強度の調整または障害の有無の判定を行う光多重制御部とを有することを特徴とする光通信ネットワーク。 - 前記制御信号は、設定される光パスの経路を構成する光リンクに沿った制御チャネル上を伝送され、前記光パス管理表に新規の光パスを登録するようにしたことを特徴とする請求項1記載の光通信ネットワーク。
- 前記制御信号は、開放される光パスの経路を構成する光リンクに沿った制御チャネル上を伝送され、前記光パス管理表から該当する光パスを削除するようにしたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の光通信ネットワーク。
- 前記制御信号は、情報が変更される光パスの経路を構成する光リンクに沿った制御チャネル上を伝送され、前記光パス管理表の該当する光パスの情報を変更するようにしたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか記載の光通信ネットワーク。
- 前記光パスの強度に関する情報は光パス番号と、波長番号と、信号速度と、信号フォーマットと、光多重グループ番号と、光リンク番号及び前記光スイッチ装置のインタフェース番号のいずれかとを含むことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか記載の光通信ネットワーク。
- 前記中継増幅装置は、前記光多重グループ毎に利得媒体を含み、前記光パス管理表を参照し、前記光パスの強度に関する情報に基づいて前記光多重グループ毎の光強度が「当該光多重グループ内に設定されている全ての光パスについての前記基準光強度の総和」となるように前記利得媒体の利得を設定して前記光多重グループ毎に光強度の調整を行うようにしたことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか記載の光通信ネットワーク。
- 前記中継増幅装置は、前記光多重グループ毎に光強度検出器を含み、前記光パス管理表を参照し、前記光パスの強度に関する情報に基づいて前記光多重グループ毎に検出された光強度と「当該光多重グループ内に設定されている全ての光パスについての前記基準光強度の総和」とを比較して前記光多重グループ毎に障害の有無を判定するようにしたことを特徴とする請求項1または請求項6記載の光通信ネットワーク。
- 光リンクによって相互接続された複数の光スイッチ装置を接続切替することで光パスを動的に設定・開放する光通信ネットワークにおいて任意の隣接する第1及び第2の光スイッチ装置間の光リンク上に配置されかつ任意数の中継増幅装置であって、
前記光パスの強度に関する情報を含む光パス管理表と、前記光パス管理表を更新するための制御信号を受信する制御チャネル終端部と、前記光パス管理表に基づいて前記光多重グループ毎に光強度の調整または障害の有無の判定を行う光多重制御部とを有することを特徴とする中継増幅装置。 - 前記制御信号は、設定される光パスの経路を構成する光リンクに沿った制御チャネル上を伝送され、前記光パス管理表に新規の光パスを登録するようにしたことを特徴とする請求項8記載の中継増幅装置。
- 前記制御信号は、開放される光パスの経路を構成する光リンクに沿った制御チャネル上を伝送され、前記光パス管理表から該当する光パスを削除するようにしたことを特徴とする請求項8または請求項9記載の中継増幅装置。
- 前記制御信号は、情報が変更される光パスの経路を構成する光リンクに沿った制御チャネル上を伝送され、前記光パス管理表の該当する光パスの情報を変更するようにしたことを特徴とする請求項8から請求項10のいずれか記載の中継増幅装置。
- 前記光パスの強度に関する情報は光パス番号と、波長番号と、信号速度と、信号フォーマットと、光多重グループ番号と、光リンク番号及び前記光スイッチ装置のインタフェース番号のいずれかとを含むことを特徴とする請求項8から請求項11のいずれか記載の中継増幅装置。
- 前記光多重グループ毎に利得媒体を含み、前記光パス管理表を参照し、前記光パスの強度に関する情報に基づいて前記光多重グループ毎の光強度が「当該光多重グループ内に設定されている全ての光パスについての前記基準光強度の総和」となるように前記利得媒体の利得を設定して前記光多重グループ毎に光強度の調整を行うようにしたことを特徴とする請求項8から請求項12のいずれか記載の中継増幅装置。
- 前記光多重グループ毎に光強度検出器を含み、前記光パス管理表を参照し、前記光パスの強度に関する情報に基づいて前記光多重グループ毎に検出された光強度と「当該光多重グループ内に設定されている全ての光パスについての前記基準光強度の総和」とを比較して前記光多重グループ毎に障害の有無を判定するようにしたことを特徴とする請求項8または請求項13記載の中継増幅装置。
- 光リンクによって相互接続された複数の光スイッチ装置を接続切替することで光パスを動的に設定・開放する光通信ネットワークにおいて任意の隣接する第1及び第2の光スイッチ装置間の光リンク上に配置されかつ任意数の中継増幅装置に用いる通信制御方法であって、
前記任意数の中継増幅装置各々は、前記光パスの強度に関する情報を含む光パス管理表を備え、前記光パス管理表を更新するための制御信号を受信し、前記光パス管理表に基づいて前記光多重グループ毎に光強度の調整または障害の有無の判定を行うことを特徴とする通信制御方法。 - 前記制御信号は、設定される光パスの経路を構成する光リンクに沿った制御チャネル上を伝送され、
前記任意数の中継増幅装置各々は、前記光パス管理表に新規の光パスを登録するステップを含むことを特徴とする請求項15記載の通信制御方法。 - 前記制御信号は、開放される光パスの経路を構成する光リンクに沿った制御チャネル上を伝送され、
前記任意数の中継増幅装置各々は、前記光パス管理表から該当する光パスを削除するステップを含むことを特徴とする請求項15または請求項16記載の通信制御方法。 - 前記制御信号は、情報が変更される光パスの経路を構成する光リンクに沿った制御チャネル上を伝送され、
前記任意数の中継増幅装置各々は、前記光パス管理表の該当する光パスの情報を変更するステップを含むことを特徴とする請求項15から請求項17のいずれか記載の通信制御方法。 - 前記光パスの強度に関する情報は、光パス番号と、波長番号と、信号速度と、信号フォーマットと、光多重グループ番号と、光リンク番号及び前記光スイッチ装置のインタフェース番号のいずれかとを含むことを特徴とする請求項15から請求項18のいずれか記載の通信制御方法。
- 前記中継増幅装置は、前記光パス管理表を参照し、前記光パスの強度に関する情報に基づいて前記光多重グループ毎の光強度が「当該光多重グループ内に設定されている全ての光パスについての前記基準光強度の総和」となるように前記利得媒体の利得を設定して前記光多重グループ毎に光強度の調整を行うステップを含むことを特徴とする請求項15から請求項19のいずれか記載の通信制御方法。
- 前記中継増幅装置は、前記光パス管理表を参照し、前記光パスの強度に関する情報に基づいて前記光多重グループ毎に検出された光強度と「当該光多重グループ内に設定されている全ての光パスについての前記基準光強度の総和」とを比較して前記光多重グループ毎に障害の有無を判定するステップを含むことを特徴とする請求項15または請求項20記載の通信制御方法。
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