JP4378508B1 - 歩行補助具 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、お年寄りや歩行障害者が安心して歩行出来る安定性の高い、小型で軽量で、小回りがきく歩行補助具を提供することにある。
【解決手段】本発明は、上弦部a1、縦部a2、下弦部a3からなる略コ形状に曲折した支持ユニットAと、支持ユニットAの上弦部a1と下弦部a3を縦部a2に対して、反対方向に構成した上弦部b1、縦部b2、下弦部b3からなる略コ形状の支持ユニットBからなり、支持ユニットAの上弦部a1と支持ユニットBの上弦部b1を一直線上に連結して、縦部a2と縦部b2が鋭角をなすように固定し、一体化して形成し、歩行者は、前記連結した上弦部a1と上弦部b1からなる把持部Cを握持し、下弦部a3と下弦部b3を接地させて使用するものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自立して歩行することが困難なお年寄りや歩行障害者が、安全に使用できる歩行補助具に関するものである。
歩行が困難な人が、自立して安全に歩行する場合、支柱を一本とした一本脚杖や、両手両肘で支持して全体重をあずけて移動する歩行器等を、歩行補助具として使用するのが一般的である。
しかしながら一本脚杖は、安定性よりは使い易さに重視をしており、腕の力の弱い人や、自立性の低下した人が使用するのには適さない。又、歩行器においては安定性を高めるために、大型に形成され重量のあるものが多い。従って小回りがきかないので、病院や施設のような、極めて整備された洋式環境の中での歩行訓練用としてしか使えないため、一般家屋内での使用には適切でない。
そこで、U字型をした石突部の上方に、平行な一対の脚部の上端部に握持部を形成して、杖のように片手歩行や、歩行器のように両手歩行が可能な、歩行補助具が提案されている。(例えば特許文献1)
しかしながら、前記の歩行補助具においては、小型、軽量で小回りがきくように形成されているが、構成する要素が多くコスト高になる。又、片手歩行で前進する場合、U字型の石突部が横向きになるので、補助具が前方に傾きやすく倒れる危険性が考えられる。そして両手で歩行するときには、握持部が体の真正面に位置しないので、安定した歩行に難点が見受けられる。
特開2002−65771号公報
本発明は、以上のような従来の歩行補助具の欠点を解決するために、小型、軽量で小回りがきいて、場所と使用者の障害の度合いによって、杖のように片手で歩行ができ、又、歩行器のように両手で歩行が可能な安定性の高い、歩行補助具を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明は、上弦部、縦部、下弦部からなる略コ形状に曲折した支持ユニットAと、支持ユニット1の上弦部とは長さを違えて形成された下弦部を縦部に対して反対方向に構成した支持ユニットBからなり、2つの支持ユニットの上弦部を一直線上に連結して、縦部が鋭角をなすように、下弦部を適切な間隔をとって地面に平行に形成し、歩行者は、前記連結した上弦部からなる把持部を握持し、2つの下弦部を接地させて使用する。
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
(1) 略コ形状に曲折した2つの支持ユニットの上弦部どうしを一直線上に連結して、一体化したシンプルな構成でなるため、小型、軽量に形成することが出来るので、安価で、しかも小回りがきく歩行が可能となる。
(2) 2つの支持ユニットの接地している下弦部により、接地面での支持面積を広く確保できるので、安定性が高く、又補助具本体が自立するので、起立時の支え具としても利用出来る。
(3) 片手で握持して前進歩行する場合、接地している長寸法の下弦部の先端部を前方に向けて歩行するので、前方に傾き難く、安定感がある。
(4) 両手で把持部を握持して前進歩行する場合、接地している短寸法に形成された下弦部の脇に、空いたスぺースを確保出来るので、そのスぺースに踏込み足を入れて、把持部を体の真正面で支えて、安定した姿勢で歩行が出来る。
本発明の歩行補助具の一実施形態の外観図。 本発明の歩行補助具の支持ユニットの上弦部の連結形態を示す図。 本発明の歩行補助具の使用形態を示す図。 本発明の歩行補助具の支持ユニットの縦部を曲折して形成した実施形態図。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
図1は、本発明の歩行補助具の一実施形態の外観図である。図1(イ)の左手使用の歩行補助具は、上弦部a1、縦部a2、下弦部a3からなる略コ形状に曲折したアルミニウム等の軽量金属パイプで形成した支持ユニットAと、支持ユニットAの上弦部a1と下弦部a3を縦部a2に対して反対方向に構成した上弦部b1、縦部b2及び支持ユニットAの下弦部a3とは長さを違えて形成された、下弦部b3からなる略コ形状の支持ユニットBからなり、支持ユニットAの上弦部a1と支持ユニットBの上弦部b1を一直線上に連結して、縦部a2と縦部b2が鋭角をなすように、下弦部a3と下弦部b3を適切な間隔をとって地面に平行に形成し、歩行者は、前記連結した上弦部a1と上弦部b1からなる把持部Cを握持して、下弦部a3と下弦部b3を接地させて使用する。又、左手使用を反転した形態で形成することにより、右手使用を形成することが出来る。
前記、2つの支持ユニットA、Bの上弦部a1、b1を連結してなる把持部Cの外周には、握持し易いようにゴム、スポンジ、樹脂等のカバーcを取り付け、そして接地している下弦部a3、b3の先端部と曲折部の外周には、ゴム等の緩衝材dを取り付けて形成している。
本発明の歩行補助具は、図2(イ)、(ロ)に示すように、把持部Cを形成している上弦部a1、b1の一方を挿入して連結し、ビスf等で固定して形成している。連結する方法としては、溶接、接着、ネジ止め等一般的な方法で固定し、形成しても支障ない。
本発明は、2つの支持ユニットA、Bの上弦部a1、b1を一直線上に連結して形成する例を示したが、一本のパイプを曲折して形成することも可能である。
図3 (イ) のように、把持部Cを片手で握持して歩行者の一側で保持しながら杖のように使用したり、又図3 (ロ)のように、把持部Cを両手で握持して歩行者の真正面で保持して使用して、接地している短寸法の下弦部b3の脇の空いたスペースeに、踏込み足を入れて歩行することが出来る。そして、補助具本体が自立しているので、着座した時に起立する支え具としても利用可能である。
本発明の支持ユニットのパイプを、アルミニウム等の軽量金属パイプで形成する例を示したが、木材、竹、ハイテク金属(チタン、カーボン等)で形成することも出来る。
本発明の支持ユニットのパイプに、布、皮、籐等を巻いたり、塗装を施して装飾的なイメージを演出することも出来る。
本発明の支持ユニットAの縦部a2を、デザイン性を強調するために、図4に示すように、曲折した形状で構成することも可能である。
本発明の支持ユニットA、Bの縦部a2、b2と、接地している下弦部a3、b3を曲折して形成した例を示したが、鋭角に形成することも可能である。
本発明は、杖や歩行器等の歩行補助具を製造する産業に利用出来る。
A 支持ユニット
B 支持ユニット
C 把持部
a1 支持ユニットAの上弦部
a2 支持ユニットAの縦部
a3 支持ユニットAの下弦部
b1 支持ユニットBの上弦部
b2 支持ユニットBの縦部
b3 支持ユニットBの下弦部
c カバー
d 緩衝材
e 踏み込み足スペース
f ビス

Claims (1)

  1. 上弦部a1、縦部a2、下弦部a3からなる略コ形状に曲折した支持ユニットAと、支持ユニットAの上弦部a1と下弦部a3を縦部a2に対して、反対方向に構成した上弦部
    b1、縦部b2、及び支持ユニットAの下弦部a3とは長さを違えて形成された下弦部b3からなる略コ形状の支持ユニットBからなり、支持ユニットAの上弦部a1と支持ユニ
    ットBの上弦部b1を一直線上に連結して、縦部a2と縦部b2が鋭角をなすように、下弦部a3と下弦部b3を適切な間隔をとって地面に平行に形成し、歩行者は、前記連結した上弦部a1と上弦部b1からなる把持部Cを握持し、下弦部a3と下弦部b3を接地させて使用することを特徴とする歩行補助具。
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