JP4378307B2 - 軸方向送り刃先交換式工具 - Google Patents
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Description
第2の発明は、インサートが着脱自在な刃先交換式工具において、該インサートは、すくい面側から見た形状が略3角形状を呈し、各辺は外側に凸円弧状であり、該インサートを刃先交換式工具として取り付けた時、該略凸円弧状の稜線が外周刃をなし、該外周刃が主切れ刃となって、該主切れ刃の切込み角度をκ度とした時に、該κを、該刃先交換式工具の最外周点Qとインサートの互いに隣り合う主切れ刃の交わる点P1とを結ぶ線分M1の工具回転軸に対する角度で、10≦κ≦30とし、該刃先交換式工具を用いた加工面の粗さが、Ryで、300〜1000μmであることを特徴とする軸方向送り刃先交換式工具である。
本構成を採用することにより、軸方向送りが高送りであっても切れ刃の耐欠損性の改善により加工信頼性が高く、更に、加工面粗さの小さい加工をすることができる軸方向送り刃先交換式工具を実現することができる。ここで、軸方向送りの高送り加工とは、切削条件における1刃当たりの送り量が0.5mm/刃を超えるような切削と定義する。
図4に示す様に、本願発明のインサートにおける主切れ刃の軸方向すくい角度をθ2は、5≦θ2≦10となることが好ましい。θ2が5≦θ2≦10であることによって、ビビリ振動を防止しながら切れ味を維持することにとって好都合である。θ2が5度未満の場合、切削動力が高くなり切れ味が悪くなるため不都合である。θ2が10度を超えて大きい時は、切れ味は良くなるが、刃先強度が低下し欠損等が発生しやすくなるため不都合である。従って、本願発明では5≦θ2≦10であることが好ましい。更により好ましくは、6≦θ2≦9である。
第2段目を設けた軸方向送り刃先交換式工具は、高送りでありながら加工面粗さを小さくすることができ、同一の工具を用いて中仕上げから最終仕上げ加工までを行なうことができる。最終仕上げ加工で要求される面粗さの程度に合わせ、各段に同じ形状のインサートをほとんど同じ姿勢で配置することや、各段に異なる形状のインサートを、個数や主切れ刃の取り付け角度を変えたりして配置することも可能である。この時、インサートの外周切れ刃は、工具の軸に対してすかし角度αを有していても良い。更に、本願発明の刃先交換式工具は、被削材の内周加工、外周加工にも用いることができる。
図2〜図4に、インサート3を工具本体2に位置決めした状態を示す。図2は、インサート3の主切れ刃の切込み角がκ度をなして取り付け座4に固定用ネジ5によって工具本体1に装着されている状態を示す。また、すかし角度α度を有している。点Qに対して軸方向であって工具切削方向と反対側にありインサートのお互いに隣り合う2つの切れ刃稜線の交わる点をP2とした時、点P2と点Qとを結んだ線を線M2とする。ここで、線M2と線Nとのなす角度がαである。ここで角度αの有無は、インサートの配置仕様によって決まる。図3は、インサートの主切れ刃の半径方向すくい角度をθ1として装着されている状態を示す。図4は軸方向すくい角度をθ2として装着されている状態を示す。図6、7は、インサートの各逃げ面の略中央部に平面部を形成し、この平面部が工具本体との当接面となって位置決めされている状態を示す。これにより、インサートの拘束が強化され回転等による主切れ刃の振動を回避して、高送り加工が可能となるため、好ましい形態である。本願発明の工具について、加工信頼性の指標である切れ刃の耐欠損性と加工面粗さを評価するために、性能評価試験を行った。評価は、耐欠損性と加工面粗さを測定した。切削条件を以下に示す。また、評価結果を表1に示す。
工具径:φ500mm
被削材:SCM440、HRC25
工具回転数:64回転/分
切込み量:可変
1刃当り送り量:6mm/刃、但し、第1段目の切れ刃
加工方法:乾式切削
表1に示す通り、本発明例1から8の軸方向送り用の刃先交換式工具は、高送りの加工条件において、加工信頼性が高く、加工面粗さの小さい加工をすることができることを確認した。本発明例2のκが15度の場合と、比較例12のκが45度の場合とを比較すると、比較例12の切削動力は本発明例2の場合の2.8倍という高い値を示した。これにより、切れ刃の欠損の発生により短寿命となってしまい高い加工信頼性が得られなかった。比較例13の様に、κが8度の場合は、切削動力は小さくなるものの、加工時間が長くなることにより加工能率が低減するため、好ましくない。
本発明例15は、全切込み量Haを3mm、第1段目、第2段目の切れ刃が、切込み量H1=2mm、H2=1mmで共に粗加工用として機能するため、切削効率の向上が可能となる。本発明例16から18は、第1段目の切れ刃が高送りによる通常の粗加工を行ない、第2段目の切れ刃が仕上げ加工を行なう様に設定したものである。本発明例16は全切込み量Haを3mmとし、第1段目、第2段目の切込み量H1=2mm、H2=1mmで、第1段目と第2段目とのインサートを、第1段目によって加工面の凸部のピッチが決まるので、該凸部が第2段目のインサートによって除去されるように、第2段目のインサートの取り付け位置に工夫を施した。その結果、本発明例14の加工面の面粗さRy300μmから、75μmへ低減した。本発明例17は全切込み量Haを3mmとし、第1段目、第2段目の切込み量H1=2mm、H2=1mmで、第2段目のインサート数を45と、第1段目のインサート数30より増やして、1刃当りの送り量を小さくした。これにより、第1段目のインサートによる加工面の凸部を第2段目のインサートによって除去した。その結果、本発明例14の加工面の面粗さRy300μmから134μmへ低減した。本発明例18は全切込み量Haを2mmとし、第1段目、第2段目の切込み量H1=1.9mm、H2=0.1mmで、第2段目のインサート数を第1段目のインサート数よりも少なくして加工した場合を示す。また、第2段目のインサートの主切れ刃形状は、1部が直線状の切れ刃形状した領域を有し、この直線状切れ刃によって平滑面を形成するものである。この時、直線状切れ刃は、工具軸に平行か僅かに傾いた姿勢で配置した。これにより、第1段目による加工面の凸部を、直線状切れ刃で平滑に除去するのである。その結果、本発明例14の加工面の面粗さRy300μmから35μmへ低減した。第2段目のインサート数は、第1段目のインサート数よりも少なくして切削動力を増加させない様に配慮することが好ましい。上記の様に、本願発明を適用する事によって、高送りでも面粗さの小さな加工が可能となった。
2:工具本体
3:インサート
4:インサートの取り付け座
5:固定用ネジ
6:インサートの主切れ刃
7:平坦部
κ:主切れ刃の切込み角
α:すかし角
P1:インサート3の互いに隣り合う切れ刃稜線の交わる点
P2:インサート3の互いに隣り合う切れ刃稜線の交わる点
Q:最外周点
M1:点P1と点Qとを結んだ線
M2:点P2と点Qとを結んだ線
N:点Qを通り軸と平行な線
θ1:半径方向すくい角
θ2:軸方向すくい角
D1:刃先交換式工具の第1段目の刃径
D2:刃先交換式工具の第2段目の刃径
Hd:切込み量
Ha:全切込み量
H1:第1段目の切込み量
H2:第2段目の切込み量
Claims (6)
- インサートが着脱自在な刃先交換式工具において、該インサートは、すくい面側から見た形状が略4角形状を呈し、各辺は外側に略凸円弧状であり、該インサートを刃先交換式工具として取り付けた時、該略凸円弧状の稜線が外周刃をなし、該外周刃が主切れ刃となって、該主切れ刃の切込み角度をκ度とした時に、該κを、該刃先交換式工具の最外周点Qとインサートの互いに隣り合う主切れ刃の交わる点P1とを結ぶ線分M1の工具回転軸に対する角度で、10≦κ≦30とし、該刃先交換式工具を用いた加工面の粗さが、Ryで、300〜1000μmであることを特徴とする軸方向送り刃先交換式工具。
- インサートが着脱自在な刃先交換式工具において、該インサートは、すくい面側から見た形状が略3角形状を呈し、各辺は外側に凸円弧状であり、該インサートを刃先交換式工具として取り付けた時、該略凸円弧状の稜線が外周刃をなし、該外周刃が主切れ刃となって、該主切れ刃の切込み角度をκ度とした時に、該κを、該刃先交換式工具の最外周点Qとインサートの互いに隣り合う主切れ刃の交わる点P1とを結ぶ線分M1の工具回転軸に対する角度で、10≦κ≦30とし、該刃先交換式工具を用いた加工面の粗さが、Ryで、300〜1000μmであることを特徴とする軸方向送り刃先交換式工具。
- 請求項1又は2記載の軸方向送り刃先交換式工具において、該主切れ刃の円弧半径をR(mm)とした時、10≦R≦20であることを特徴とする軸方向送り刃先交換式回転工具。
- 請求項1乃至3いずれかに記載の軸方向送り刃先交換式工具において、該主切れ刃の半径方向すくい角度をθ1度とした時、−10≦θ1≦0であることを特徴とする軸方向送り刃先交換式工具。
- 請求項1乃至4いずれかに記載の軸方向送り刃先交換式工具において、該主切れ刃の軸方向すくい角度をθ2度とした時、5≦θ2≦10であることを特徴とする軸方向送り刃先交換式工具。
- 請求項1乃至5いずれかに記載の軸方向送り刃先交換式工具において、該軸方向送り刃先交換式工具を第1段目に設け、更に、軸方向に間隔をあけて第2段目を配置させた軸方向送り刃先交換式工具であって、該第1段目の刃径D1と、該第2段目の刃径D2との差が、0<(D2−D1)≦4、であり、該第2段目のインサートは、すくい面側から見た形状が略4角形状又は略3角形状を呈し、各辺は外側に略凸円弧状又は直線状であり、該第2段目に該インサートを取り付けた時、該外側に略凸円弧状又は直線状の稜線が外周刃をなし、該外周刃が主切れ刃となり、該2段目の軸方向送り刃先交換式工具を用いた加工面の粗さが、Ryで、35〜300μmであることを特徴とする軸方向送り刃先交換式工具。
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