JP4377400B2 - 入力装置およびそれを備えた電子機器 - Google Patents

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本発明は、パスワード等を入力する入力装置およびそれを備えた電子機器に関する。
最近、情報の漏洩や不正使用等を防止するためにセキュリティ機能を備えた電子機器が種々開発されている。代表的なセキュリティ機能としては、半角英数字や記号を織り交ぜた複雑な文字列であるパスワードを入力することによってユーザを特定し、使用を許可するパスワード認証がある。このパスワードは、機械式またはタッチパネル式の入力装置から入力される。
ところで、従来の入力装置は、パスワードを入力するときの指の動きを観察されると、何を押したかを容易に推測される危険性がある。例えば、レジや屋外の券売機等では、後ろから覗かれたり、隠しCCDカメラに盗撮されたりする可能性が高い。そのため、第3者から入力装置の入力キーが見えなくても、パスワードを容易に推測することができるという問題がある。
特許文献1〜3では、入力キーの配置または入力キーに係る文字の配置を利用の度あるいは利用者毎に変更させることで、第3者にパスワードを察知され難くした入力装置およびその方法が開示されている。
特開2002−032176公報 特開2002−074508公報 特開2004−102460公報
入力キーの配置を変更することによって、セキュリティ機能を向上させることができる。これ以外に、ユーザの認証を2度行なうようにしても良い。例えば、最初にユーザが所属する部門を認証し、次にユーザを特定する。ユーザは、パスワードを2度入力する必要がある。そのため、入力操作に時間がかかるといったように、操作性が悪い。
そこで、本発明は、上記問題を鑑み、ユーザにとって操作性が良く、さらに、セキュリティ機能に優れた入力装置およびそれを備えた電子機器の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明では、第1の認証情報を入力する第1入力手段と、複数のコードが表示される入力キーを複数個有し、前記入力キーにより対応するコードを入力する第2入力手段と、前記第1入力手段により入力された前記第1の認証情報からユーザを認証する認証部と、前記認証部によって認証されたユーザに応じて、前記第2入力手段から入力された先の入力コードから次に入力されるコードを予測する判定部と、前記判定部によって予測されたコードに応じて前記入力キーの状態を変更する変更手段とを備え、前記変更手段は、前記認証部によって認証されたユーザに応じて前記入力キーのコードを変更し、さらに、前記判定部によって予測された次のコードに応じて前記入力キーの複数のコードのうち一部のコードの割り振り表示を変更することを特徴とする。
第1入力手段から入力があると、次に第2入力手段から入力される。第1入力手段の入力内容に対する判定手段の判定により、ユーザが次に入力すべき入力内容がわかる。ユーザが操作する前に、変更手段は、ユーザが入力操作に手間取らないようスムーズに操作できるように、第2入力手段の状態を変更する。すなわち、判定手段は、第1入力手段からの入力内容を検知して、この入力内容に基づいて第2入力手段からの入力を推測する。ユーザは、変更された第2入力手段にしたがって入力操作すればよい。
第1入力手段は、第1の認証情報を入力し、第2入力手段は、第2の認証情報を入力することを特徴とする。
第1の認証情報が入力されると、次に第2の認証情報が入力されると推測できる。そこで、変更手段は、ユーザが第2の認証情報を入力しやすいように、第2の入力手段の状態を変更する。
第2入力手段は、状態が変化する入力キーとされる。入力キーの状態が変化することにより、どの入力キーを操作すればよいといったようにガイドすることができる。ユーザは入力操作しやすくなり、操作性がよくなる。なお、第1入力手段を入力キーとすれば、第2入力手段と共用できる。また、第1入力手段として、入力キーのように直接入力するものに限らず、情報を読み取る、あるいは情報を受け取って、外部からの情報を入力するような入力手段でもよい。
第2入力手段は、状態が変化する入力キーとされ、変更手段は、入力キーの全体を変更する。具体的には、変更手段は、入力キーの色、模様、形状を変更する。あるいは、変更手段は、入力キーの一部を変更する。入力キーに複数のコードに対応する表示部が形成される。変更手段は、表示部の色、形状を変更することにより、入力キーの一部を変更する。あるいは、前記コードを変更すると共に、変更したコードに対応する表示部を変更する。この場合、変更手段は、隣り合う入力キーのコードを変更する。
第2入力手段は、状態が変化する入力キーとされ、変更手段は、第1入力手段からの入力後に所定のタイミングで前記入力キーの状態を変更することを特徴とする。通常は、第1入力手段からの入力後、入力キーが操作される前に、その入力内容に基づいて入力キーの状態が変更される。任意のタイミングで変更してもよい。この場合、入力キーの状態を切り替える切替キーが設けられる。ユーザは、次の入力操作に応じて切替キーを操作する。切替キーが操作されると、変更手段は、入力キーの状態を変更する。また、変更手段は、入力キーが操作されたとき、入力キーの状態を変更する。ユーザが入力操作するたびに、入力キーの状態が変更される。
変更手段は、状態が変化する複数の入力キーに対して、入力キー毎に異なる状態に変更する。第2入力手段からの入力が何通りかある場合、ユーザが迷わずに操作入力できるようにガイドすることができる。
上記記載の入力装置を電子機器に備えることができる。電子機器としては、コピー機、プリンタ、ファクシミリ、スキャナ、もしくは、これら2つ以上を組み合わせた複合機器等種々考えることができる。
以上の通り、最初の入力内容に応じて、第2入力手段の状態が変更されることにより、次の入力操作に際し、ユーザが手間取らないようにすることができ、ユーザは入力操作に時間を費やすことがない。その結果、スムーズに操作できる、操作性のよい入力装置を実現できる。
そして、2段階で認証情報を入力する場合、ユーザには、手元の第2入力手段の状態が変更されていることはわかるが、第3者には、第2入力手段が直接見えない。そのため、第3者は正確な入力内容までは認識できず、セキュリティ機能の向上を図れる。
以下、本発明の実施形態に係る、入力装置を図面に基づいて説明する。本実施形態における入力装置は、ユーザが操作入力を行なう電子機器に搭載される。電子機器は画像処理装置とされ、図1に示すように、原稿を読み取って画像データを入力する画像読み取り部
と、ユーザの入力を受け付ける操作パネル2と、入力された画像データの印刷を行なう画像形成部3と、画像データを保存するハードディスク装置からなる記憶部4と、外部機器とのデータ通信を行なう通信部6と、装置全体の制御を司るCPUからなる制御部7とを有する。
画像読み取り部は、画像データを入力する画像データ入力手段として機能し、CCDといった撮像素子と、原稿台や自動原稿送り装置(ADF)にセットされた原稿を検知する原稿検知センサとを有する。CCDによって読み取られた画像の画像データは画像形成部3に出力される。
画像形成部3は、画像データを処理する処理手段として機能する。具体的には、画像形成部3は、入力された画像データを印字部に出力して記録シートに画像を印刷する。
操作パネル2は、各種固定キーからなる操作部8と、液晶ディスプレイ等の表示装置9とを有する。表示装置9は、画面部9aと、画面部9aを駆動制御する駆動部とを有する。画面部9aは、周知のタッチパネルを有し、入力を操作するための入力キー10が形成される。
記憶部4は、装置全体の制御情報や設定情報、ユーザ毎の認証情報等を記憶する管理テーブル4aを有する。
通信部6は、LANケーブルを介してルータ、スイッチングハブ等に接続され、パソコン、サーバ等の外部端末によって形成されたネットワークと接続される。ネットワークは、電話回線網や光ファイバ等の通信回線を介してインターネットに接続される。通信部6は、ネットワーク内の外部端末とデータの送受信を行なうとともに、インターネットを通じて外部の外部端末とデータや電子メールの送受信を行なう。さらに、インターネットを通じてファクシミリ装置とインターネットファクシミリ通信も行なう。
また、通信部6は、外部端末やファクシミリ装置といった外部装置から画像データを受信して入力する。また、通信部6は、外部装置から画像データを入力したとき、操作指示の入力も同時に受け付ける。さらに、通信部6は、画像データを外部装置に送信するという処理を実行するため、処理手段として機能する。
画像処理装置は、ユーザを認証する認証部1を備える。ユーザが、操作部8や画面部9aの入力キー10からパスワードやID等の認証情報を入力すると、認証部1は、入力された認証情報に基づいてユーザを認証する。管理テーブル4aには、予めユーザの認証情報が登録されている。認証部1は、入力された認証情報を登録された認証情報と照合し、登録されているユーザかを確認する。登録されているユーザであることを確認することにより、ユーザが認証される。なお、認証情報は、ユーザによって直接入力されるものに限らず、ICカード等の記憶媒体から読み取った認証情報や指紋等の生体情報であってもよい。この場合、画像処理装置は、USB等の通信インターフェースや生体情報の読取装置を備える。
入力キー10は、図2に示すように、複数のコードを有する。すなわち、入力キー10は、1つのキーで異なるコードを入力することができる。なお、コードとは、英字、ひらがな、カタカナ、数字、絵、記号といった文字情報である。入力キー10内に、各コードに対応した表示部11が形成される。表示部11は、コードに応じて複数とされる。
制御部7は、駆動部を制御して動作状況に応じて画面部9aに入力キー10を表示させる。駆動部は、画面部9aに複数の入力キー10をマトリックス状に表示する。
上記の画像処理装置に搭載された入力装置は、操作部8、画面部9aの入力キー10、通信部6および通信インターフェースといった入力手段と、入力操作に応じて画像処理装置の各部に操作指令を出力する制御部7とから構成される。
ここで、入力手段は、最初の入力操作するための第1入力手段と、次に入力操作するための第2入力手段とを有する。そして、入力装置は、第1入力手段の入力内容を判定する判定部5と、入力内容に基づいて第2入力手段の状態を変更する変更部13とを備えている。
第1入力手段および第2入力手段は、入力キー10とされる。判定部5および変更部13は、制御部7によって動作され、判定部5は、入力キー10の入力操作による入力内容を検知して、次に入力操作される入力キー10による入力内容を推測する。入力キー10からの入力内容に基づき、どのような処理が行われるのかを判断し、その処理に関連して、次の入力内容を推測する。変更部13は、推測された入力内容に基づいて駆動部を制御して、入力キー10の状態を変更する。この変更によって、ユーザが入力キー10を操作するとき、その入力操作を手間取らないようにガイドすることができる。
入力キー10の状態は、入力キー10に形成された表示部11を変化させることによって変更される。すなわち、入力キー10から各コードを入力するために、複数の入力モードを有する。制御部7は、動作状況に応じて入力モードを切り替える。入力キー10が操作されると、画面部9は、コード信号を制御部7に出力する。制御部7は、入力モードに応じてコード信号からコードを判断する。
具体的には、図2に示すように、1つの入力キー10が数字と英字の3つのコードを有する場合、入力キー10には、数字を描いた第1表示部11aと、英字を描いた第2表示部11bおよび第3表示部11cとが形成される。ここで、第2表示部11bは、入力キー10の上段に記載されたコードである。第3表示部11cは、入力キー10の下段に記載されたコードである。
制御部7は、入力されたコードを数字に特定する数字入力モードと、英字に特定するアルファベット入力モードとを切り替える。数字入力モードのとき、制御部7は、入力キー10からの入力を数字として判断する。アルファベット入力モードのとき、制御部7は、入力キー10からの入力を英字として判断する。このとき、制御部7は、上段のアルファベット入力モードか、下段のアルファベット入力モードかを判断する。
最初の入力操作として、ユーザの認証情報が入力キー10から入力されたとき、認証部1で認証されたユーザに応じて入力キー10の状態が変更される。この場合、判定部5は、入力された認証情報から処理の内容を認識し、次に入力されるコードを予測する。そして、制御部1は、予測したコードに対応して、入力キー10の状態を変えるように制御する。
図3および図4に示すように、認証部1によって認証されたユーザに応じて入力キー10の一部を変更する。すなわち、認証されたユーザに応じて入力キー10のコードを変更すると共に、入力キー10の一部を構成する表示部11の状態を変更する。
例えば、次に入力される認証情報として推測されるパスワードが「A1345」と「1345A」の2つあった場合、図2に示すように、通常「A」と「1」が同じ入力キー10に割り振られているため、制御部7は、入力キー10からの入力が「A」の入力か「1」の入力か判別することができない。そこで、予測されるパスワードに応じて入力キー10のコードおよびそのコードに係る表示部11の状態を変更する。
図3に示すように、左列最上段の入力キー10の上段の英字「A」と、中央列最上段の入力キー10の上段の英字「B」の割り振りを変更すると共に、左列最上段の入力キー10の上段の英字に係る表示部11bを「B」に変更し、中央列最上段の入力キー10の上段の英字に係る表示部11bを「A」に変更する。これにより、制御部7は、ユーザが「A」を入力したのか、「1」を入力したのかを判断することができる。ユーザは、いずれのパスワードを入力しているのか明確に確認することができる。入力キー10の押し間違いといった、ユーザの入力操作ミスを減らすことができる。
他のパスワードとして、例えば、「W0123」と「0123W」の場合、図4に示すように、中央列最下段の入力キー10の下段の英字「X」と、右列最下段の入力キー10の上段の英字「W」の割り振りを変更すると共に、中央列最下段の入力キー10の下段の英字に係る表示部11cを「X」に変更し、右列最下段の入力キー10の上段の英字に係る表示部11cを「W」に変更する。なお、パスワードの先頭文字に応じて入力キー10の表示を変更する代わりに、パスワードの末尾の文字に応じて変更しても良い。
このように、先に入力された認証情報に応じて、次に入力するコードを予測し、そのコードに合わせて入力キー10の状態が変更される。このとき、変更部13は、隣り合う入力キー10の表示部11を変更する。そのため、ユーザは、変更したコードがどこにあるのかを探さなくてすむ。一方、第3者は、操作された入力キー10を知ることができるが、入力されたコードまでは分からない。したがって、ユーザの操作性を良好にできると共に、セキュリティ性を高めることができる。
また、他の入力キー10の変更の形態として、入力キー10の全体を変更する。図5〜図7に示すように、入力モードに応じて各入力キー10の色を変更する。例えば、数字入力モードの場合は、図5に示すように、入力キー10の色を青色にする。ユーザは、所望の入力キー10を操作する。制御部7は、数字入力モードであることを認識して、数字のコードと判断する。上段のアルファベット入力モードの場合は、図6に示すように、入力キー10の色を黄色にする。ユーザは、所望の入力キー10を操作する。制御部7は、上段のアルファベット入力モードであることを認識して、入力キー10の上段の英字のコードと判断する。下段のアルファベット入力モードの場合は、図7に示すように、入力キー10の色をピンク色にする。ユーザは、所望の入力キー10を操作する。制御部7は、下段のアルファベット入力モードであることを認識して、入力キー10の下段の英字のコードと判断する。
このように、入力キー10は、入力モードに応じた状態になる。ユーザは、どのコードを入力すればよいのか一目で分かり、操作性が向上する。一方、第3者は、操作された入力キー10を知ることができるが、入力されたコードまでは分からない。
他の入力キー10の変更の形態として、変更部13は、入力キー10の一部を変更する。すなわち、入力キー10の表示部11の状態を変更する。例えば、入力モードに応じて入力キー10の表示部11の色を変更する。図8に示すように、数字入力モードの場合は、数字に係る表示部11aの色を赤色にし、上段および下段の英字に係る表示部11b,11cの色を黒色にする。図9に示すように、上段のアルファベット入力モードの場合は、上段の英字に係る表示部11bの色を赤色にし、数字および下段の英字に係る表示部11a,11cの色を黒色にする。図10に示すように、上段のアルファベット入力モードの場合は、下段の英字に係る表示部11cの色を赤色にし、数字及び下段の英字に係る表示部11a,11bの色を黒色にする。
このように、入力モードが複数存在するとき、制御部7は、ユーザに対してどの入力モードであるかを報知する報知手段を備える。報知手段は、現在の入力モードを表示することにより報知する。報知手段は、画面部に入力モードを表す報知キーを表示するように、表示装置9を駆動制御する。この報知キーによって、ユーザは、現在、どの入力モードであるかを容易に認識することができる。
ここで、報知キーは、第3者から盗み見されないように表示する必要がある。例えば、報知キーを第3者に盗み見らされた場合、どの入力モードで入力されているか分かるため、パスワードを察知されることが考えられる。そこで、この報知キーは、画面部の左下に入力キー10より小さく表示される。ユーザが自らの手によって報知キーを覆い隠すことができる。これにより、第3者に入力モードを知られるのを防止することができる。
複数のコードを組み合わせたパスワードを入力するとき、入力モードの切り替えは、所定のタイミングで行なわれる。制御部7は、図11〜図13に示すように、入力キー10の状態を変更する切替キー12を形成するように表示装置9を駆動制御する。切替キー12は、現在の入力モードとは異なる入力モードを表すような色、文字とされる。現在、数字入力モードのとき、図11に示すように、上段の英字に対する切替キー12は黄色、下段の英字に対する切替キー12は青色とされる。上段の英字を入力するアルファベットモードの時は、図12に示すように、下段の英字に対する切替キー12は青色、数字入力モードに対する切替キー12はピンク色とされる。下段の英字を入力するアルファベットモードの時は、図13に示すように、上段の英字に対する切替キー12は黄色、数字入力モードに対する切替キー12はピンク色とされる。
ユーザが切替キー12を操作すると、制御部7は、入力モードを切り替える。これと同時に、入力キー10の状態を変える。また、切替キー12を他の入力モード用に変える。
上記の入力装置において、2段階の認証を行なう場合、入力キー10の状態が変更されることにより、ユーザはスムーズに操作できる。図14に示すように、ユーザは、先ず第1のパスワードを入力する。認証部1は、入力された認証情報であるパスワードを確認する(S1)。第1のパスワードが記憶部4に記憶されている認証情報と一致しないとき(S2)、制御部7は、再入力を促すメッセージを表示させる。N回入力されても認証できない場合、表示装置9に警告のメッセージを表示させる(S4)。
ユーザを認証できたとき、次の入力画面を表示させる(S5)。このとき、図15に示すように、認証されたユーザを特定し(S11)、次の入力内容を予測する(S12)。ここでは、第2のパスワードが入力されるので、そのパスワードに基づいて入力キー10のコードの状態を変更する(S13)。
例えば、入力キー10の表示部11の配列を変えて表示する(S14)。ユーザはパスワードを入力する(S15)。パスワードが1文字入力されると(S16)、変更部13は、次に入力するコードに応じて入力キー10を変更する(S17)。
ユーザがパスワードを入力し終えると、入力されたパスワードが確認される(S18,S5)。第2のパスワードが認証されると(S6)、ユーザに対する画像処理装置の利用を許可する(S9)。N回パスワードが入力されても認証できないとき(S7)、第1のパスワードで許可したユーザに対する使用を禁止すると共に、表示装置9に警告のメッセージを表示させる(S8)。
このような2段階の認証を行なうケースとして、第1の認証において、部門等のユーザが属するグループを特定する。第2の認証において、ユーザ個人を特定する。あるいは、第1の認証において、ユーザを特定する。第2の認証において、コピーやスキャン等の実行する処理の可否を判定する。例えば、機密文章に対する処理を行なうとき、第2のパスワードが入力されないと、処理が実行されないように制限しておく。第1のパスワードが漏洩しても、第2のパスワードによって、機密情報の漏洩を防止できる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で上記実施形態に多くの修正および変更を加え得ることは勿論である。本発明の入力装置は、画像処理装置に用いるだけでなく、例えば、現金支払機、現金自動受け払い機等で使用する入力装置等のパスワードを入力する入力装置を必要とする電子機器全般に使用できる。また、FAXや電話をかける際に入力する相手先のFAX番号、電話番号を入力するファクシミリ装置、電話機、携帯電話等の入力装置に用いても良い。これにより、個人情報が第3者に盗み見られることがない。
第1入力手段として、パスワードを入力する入力キーの変わりに、USB等の通信インターフェースや生体情報の読取装置としても良い。これらによって、認証情報が入力される。また、第1入力手段および第2入力手段は、ひらがなや英数字等の文字を入力する入力キーに限らず、画面処理装置におけるコピーキー、現金自動受払い機における入金キーや出金キーのような処理を選択するための入力キーであっても良い。第1の入力により特定の処理が選択されたとき、その処理に応じて、パスワードの入力、処理条件の設定入力といった第2の入力内容を予測して、入力キーの状態が変更される。例えば、複数の入力キーの中から入力可能な入力キーが分かるように、特定の入力キーの色、形状等が変更される。
変更部は、入力キーの模様、形状を変更させても良い。具体的には、入力キーに模様がついているとき、数字入力モードの場合は、入力キーの模様を網掛模様にする。アルファベット入力モードの場合、入力キーの模様をまだら模様にする。入力キーが画面部に形成されているとき、数字入力モードの場合は、アルファベット入力モードの場合は、入力キーの形状を四角形にする。入力キーの形状を円形にする。
変更部は、入力モードに応じて入力キーの表示部の形状を変更してもよい。具体的には、数字入力モードの場合は、数字に係る表示部の形状を斜体あるいは太字等にする。アルファベット入力モードの場合は、英字に係る表示部の形状を斜体あるいは太字等にする。
入力キーの一部を変更する形態として、変更部は、入力キーの一部だけを他の部分と異なる状態にする。例えば、入力キーの一隅だけ色を変える、形状を変える、模様をつけるといったことがあげられる。
変更部は、先に入力した入力内容に応じて、適宜に入力モードを変更しても良い。例えば、「A13B5」と入力する場合、変更部は、始めは数字入力モードとし、「A」が入力するとアルファベット入力モードに変更する。これにより、数字と英字が混合したパスワード等の入力情報を入力するとき、ユーザがいちいち入力モードを切り替える必要が無いため、入力作業を円滑に行なうことができる。また、1つの入力キーに複数の入力コードを有しているため、第3者に盗み見られたとしても、入力内容を認識することができないので、セキュリティ性能も向上できる。
入力キーは、タッチパネルのように画面部に形成されたものに限らず、ハードキーであっても良い。この場合、入力キーは照光式とされる。入力キーの表面に形成された文字等の表示部が任意の色に照明される。この照明を変えることにより、入力キーの状態を変更できる。入力キーは、3つ以上のコードを有しても良い。この場合、入力モードも3つ以上となる。
本発明の入力装置を有する画像処理装置のブロック図 入力キーを示す図 上段の英字を入れ替えた場合の入力キーを示す図 下段の英字を入れ替えた場合の入力キーを示す図 数字入力モードに対応した色に変更された入力キーを示す図 上段の英字を入力するアルファベット入力モードに対応した色に変更された入力キーを示す図 下段の英字を入力するアルファベット入力モードに対応した色に変更された入力キーを示す図 数字入力モードに対応した表示部に変更された入力キーを示す図 上段の英字を入力するアルファベット入力モードに対応した表示部に変更された入力キーを示す図 上段の英字を入力するアルファベット入力モードに対応した表示部に変更された入力キーを示す図 数字入力モード時の切替キーを有する入力キーを示す図 上段の英字を入力するアルファベット入力モード時の切替キーを有する入力キーを示す図 下段の英字を入力するアルファベット入力モード時の切替キーを有する入力キーを示す図 認証動作のフローチャート 入力キーの状態を変更するときのフローチャート
符号の説明
1 認証部
2 操作パネル
3 画像形成部
4 記憶部
5 判定部
6 通信部
7 機器制御部
8 操作部
9 表示装置
10 入力キー
11 表示部
12 切替キー
13 変更部

Claims (4)

  1. 第1の認証情報を入力する第1入力手段と、複数のコードが表示される入力キーを複数個有し、前記入力キーにより対応するコードを入力する第2入力手段と、前記第1入力手段により入力された前記第1の認証情報からユーザを認証する認証部と、前記認証部によって認証されたユーザに応じて、前記第2入力手段から入力された先の入力コードから次に入力されるコードを予測する判定部と、前記判定部によって予測されたコードに応じて前記入力キーの状態を変更する変更手段とを備え、前記変更手段は、前記認証部によって認証されたユーザに応じて前記入力キーのコードを変更し、さらに、前記判定部によって予測された次のコードに応じて前記入力キーの複数のコードのうち一部のコードの割り振り表示を変更することを特徴とする入力装置。
  2. 変更手段は、隣り合う入力キーのコードの割り振り表示を変更することを特徴とする請求項1記載の入力装置。
  3. 請求項1または2に記載の入力装置を備えたことを特徴とする電子機器。
  4. 電子機器が、コピー機、プリンタ、ファクシミリ、スキャナ、もしくは、これら2つ以上を組み合わせた複合機器であることを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
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