JP4376020B2 - 粉粒体粉砕機用サイレンサ - Google Patents

粉粒体粉砕機用サイレンサ Download PDF

Info

Publication number
JP4376020B2
JP4376020B2 JP2003301631A JP2003301631A JP4376020B2 JP 4376020 B2 JP4376020 B2 JP 4376020B2 JP 2003301631 A JP2003301631 A JP 2003301631A JP 2003301631 A JP2003301631 A JP 2003301631A JP 4376020 B2 JP4376020 B2 JP 4376020B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
granular material
outside air
silencer
fuel mixture
air introduction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003301631A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005066514A (ja
Inventor
文雄 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsukasa Industry Co Ltd
Original Assignee
Tsukasa Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tsukasa Industry Co Ltd filed Critical Tsukasa Industry Co Ltd
Priority to JP2003301631A priority Critical patent/JP4376020B2/ja
Publication of JP2005066514A publication Critical patent/JP2005066514A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4376020B2 publication Critical patent/JP4376020B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Disintegrating Or Milling (AREA)

Description

本発明は、食品、化学品、医薬品等の粉粒体、例えば小麦、蕎麦、大豆、小豆、コーヒー豆、コーン、乾麺、米菓、麺端材等を粉砕する粉粒体粉砕機の消音を行う粉砕機用サイレンサに関するものである。
従来、食料品や医薬品の製造、あるいは廃棄プラスチック、生ごみ、建築材料のリサイクル等の工程に用いられる各種の粉砕機のための消音装置が提供されている(特許文献1〜3参照)。
特許文献1は、外気をドラムに導入する際の騒音を防止する消音ダクトを提供するものである。
特許文献2,3は、被粉砕物を回転刃等で粉砕する際に発生する騒音を打ち消すための音波を発生させるものである。
特開2000−167837公報 特開平09−75767号公報 特開平08−150621号公報
しかしながら、特許文献1では、外気の導入に起因する騒音は防止できても、粉粒体を粉砕する際に発生する衝撃音が外部に漏れ、消音が困難であるという問題がある。
また、特許文献2、3は騒音をスピーカ等から発生する他の音波で相殺するものであり、装置の大型化を招き、小型の粉砕機には適用が困難であるという問題がある。
そこで、本発明は、粉粒体を粉砕する際に発生する衝撃音を消音する、小型の粉砕機にも適用できる粉砕機用サイレンサを提供することを課題とする。
上記課題に鑑み、請求項1記載の発明は、粉粒体を受け入れる粒体供給部と、粉粒体を粉砕する粒体粉砕部と、粉砕された粉粒体を排出する粉粒体排出部とを備える粉粒体粉砕機に、粉粒体を供給するとともに粉粒体の粉砕の際に発生する騒音を防止する粉粒体粉砕機用サイレンサであって、周方向に形成され外気を受け入れる外気導入部を有する外管と、上流部と接続して粉粒体又は粉粒体の混合気を受け入れる入口接続部と、前記粉粒体供給部と接続する出口接続部とを有する内管と、を備える二重管構造であり、前記外管の内部に同軸状に前記内管が固定され、該内管の外径面と前記外管の内壁との間に前記外気導入部と連通する外気導入通路が形成され、該外気導入通路と前記内管とを連通する連通通路が形成され、該連通通路を介して前記外気を前記入口接続部側に導くとともに、該外気を前記供給されてくる粉粒体又は粉粒体と気体の混合気と合流させて混合気とし、該混合気を前記外気の導入方向とは逆方向に前記出口接続部側に輸送することを特徴とする粉粒体粉砕機用サイレンサである。ここでいう外気は、空気でも不活性ガスでもいずれでもよい。粉体、粒体、又は粉粒体の粉砕機に適用され、例えば、大豆、乾麺、米菓等の不良品や半製品、端材のリサイクル、茶葉、乾燥海藻、パン粉等の粉砕の際に発生する音を消音するものである。
請求項2記載の発明は、前記外気導入部にフィルタが装着されている請求項1の粉粒体粉砕機用サイレンサである。
請求項3記載の発明は、前記外管は大径部と小径部とから構成され、大径部に前記外気導入通路が形成され、小径部に前記入口接続部が固定される請求項1の粉粒体粉砕機用サイレンサである。
請求項1記載の発明によれば、前記入口接続部から供給されてくる粉粒体又は混合気と、前記外気導入部から導入される外気とを混合して混合気を生成できるとともに、騒音の拡散方向と逆方向に混合気を流し、騒音発生源との距離をできる限り長くし、二重管構造とすることにより、粉粒体粉砕機内で発生する騒音を効果的に消音することができる。
請求項2記載の発明によれば、フィルタが消音材を兼用するので、消音効率が高まる。
請求項3記載の発明によれば、外気を増量することができるので、消音効率が高くなる。
本発明の実施形態であるサイレンサ7が適用されたインラインミル1は、図1〜図4の通り、ラインに投入するときに、原料の解砕を行う必要がある場合にその機能を持たせたものであり、粉粒体輸送ラインの初段に設置され、上部に原料供給口2を備え、原料供給口2の下には安全上、ベルトコンベア3が設置されており、原料供給口2から投入された原料はベルトコンベア3で、ベルトコンベア3の下方に位置するカッター部4に運ばれ、カッター部4である程度の大きさに切断され解砕された原料は、ホッパ5に排出され、スクリューフィーダ6に供給されるようになっている。このスクリューフィーダ6の出口には粉粒体に外気を混合する混合装置を兼ねるサイレンサ7が設けられている。供給口8と排出口9を備えた本体ケーシング10の内部に粉砕室11(図2参照)が形成されている。この粉砕室11の開閉に用いられる開閉扉12が本体ケーシング10に連結されている。供給口8は開閉扉12の中央部分に形成されている。サイレンサ7は粉砕室11からの騒音を防音するものである。本体ケーシング10は方形であって、高さや幅よりも厚みが薄く形成されている。
図2及び図3に示すように、粉砕室11には回転盤13が壁方向に備えられ、回転盤13の中心にある回転軸14に十字形状の回転刃が3枚重ねられた形状のチョッパ15が取り付けられている。回転軸14は本体ケーシング10の厚み方向の中央部に配置され、先端部が粉砕室11に突出し、基端部は後方に配置されたものである。回転軸14に取り付けられたチョッパ15が、回転軸14とベルト14aで連結した駆動モータ19(図1参照)によって、回転盤13と同軸で高速回転する構造であり、開閉扉12の供給口8から、カッター部4で切断された粉砕原料が、スクリューフィーダ6によって、粉砕室11の中央部分の領域である粗粉砕部16に定量的に供給され、粗粉砕される。図4の点線で囲った内側部分が、粗粉砕部16に相当する。粗粉砕部16は無くても良い。
例えば、大豆、あるいは乾麺、パン等、ある程度の大きさの塊であった原料を、チョッパ15によって粒状に剪断し、砕くのである。チョッパ15は、柔軟性、弾性に富んだ衝撃・破砕に強い原料の剪断や、固化した粉粒塊の解砕等に特に適している。ラインにおける粉砕室11は、駆動モータ19によって高速回転する回転盤13によって、吸い込み風量を発生し、送風機と同じような役目をするので、スムーズな空気の流れとともに、原料粉粒体が供給口8から粗粉砕部16に供給される。
カッター部4は、原料供給口2から投入された原料をある程度の大きさに切断するものである。例えば、乾麺、乾燥海藻、パン、麺端材、固化した食品粉粒塊等を、鋭利な刃でカットしてある程度の大きさに揃えるものである。大豆やせんべいのかけら等、粉砕対象物の種類によっては、カッター部4で必ずしも切断される必要はないので、カッター部4は省略が可能である。
図4、図5に示すように、粗粉砕部16の周囲には、回転盤13の表面部13aに複数の衝撃ピン22が固着され、粉砕室11の開閉扉12の内側(粉砕室側)側面に固定された固定盤18には、その衝撃ピン22に噛み合うように形成された複数の櫛歯形状の衝撃片23を円環状に配置している。この衝撃片23は、3つの輪状歯23a〜23cが、同心円状に固着されたものである。本実施形態では衝撃片23の輪状歯を3周列としたが、用途に応じて適宜数の周列の配置が可能である。
粗粉砕部16のチョッパ15によって粗粉砕された粗粒粉砕原料が、一番内側の輪状歯23aの間隙20を通り抜けるくらいの大きさまで粉砕されると、回転盤13の遠心力によって、粗粉砕部16から、その周囲の微粉砕部17へと拡散されるようになっている。粗粉砕部16は無くても良い。
図6に示すように、微粉砕部17に拡散された粗粒粉砕原料は、回転盤13に固着された複数の衝撃ピン22と、固定盤18に固着された複数の衝撃片23とで衝撃を受け、また、粗粒粉砕物同士が衝突することによる粉砕、さらには、微粉砕部17から粗粉砕部16へと循環して、再びチョッパ15の剪断作用も受け、短時間で微粉砕されるのである。このように、粉砕室11の中心部に供給された粉砕原料は、空気の流れと共に粗粉砕部16から微粉砕部17へと拡散され、衝撃ピン22と衝撃片23の衝撃を受けて細かく砕かれ、一番外側の輪状歯23cの間隙20を抜け、粉砕室11の外周部周面に取り付けられた円筒型スクリーン21を通過して所望の粒度に整粒され、微粉(製品)として排出口9から排出されるのである。
図7〜図9に示す通り、二次空気取り入れ用のサイレンサ7は、周方向に形成され外気を受け入れる外気導入部70と、軸方向に形成される接続端部71と、を有し、大径部72と小径部73とから構成される段部を備えた外管74、及び、外周方向に開口して形成され上流部であるスクリューフィーダ6と接続して粉粒体を受け入れる入口接続部75と、軸方向に開口形成され供給口8と連通するとともに接続する出口接続部76とを有する内管77を備え、外管74と内管77とから構成される二重管構造である。また、サイレンサ7は、外管74の内部に内管77が同軸状に固定され、内管77の外径面と外管74の内壁との間に外気導入通路78が形成され、この外気導入通路78と内管77とを連通する連通通路79が外管74と内管77の上流側の端部に形成され、この連通通路79を介して外気を入口接続部75側に導くとともにスクリューフィーダ6から供給されてくる粉粒体と合流させて混合気とし、この混合気を外気の導入方向とは逆方向に内管77の内部通路80を介して出口接続部76側に輸送し、供給口8及び粉砕室11へ混合気を供給するものである。外管74及び内管77に備えた軸受6aでスクリューフィーダ6の回転軸6bが内管77及び外管74と直交して軸支されている。内管77は外管74の内部にリブ82〜84(図8参照)等の接続部材で固定されている。外管74の上流側に開口部85が形成され、この開口部85を入口接続部75が貫通し、それらは溶接され、導入された外気及び供給される粉粒体が漏れないようになっている。また、外管74の接続端部71の内周端は内管77の外周面と溶接されており、導入される外気が外部に漏れないようになっている。入口接続部75は外管74の開口部85から突出しスクリューフィーダ6のケーシングと接続されるようになっている。入口接続部75の中央部を回転軸6bが貫通している。また、二次空気の防塵・異物除去を行う円筒型のエアフィルタ86を外気導入部70に備えている。大径部72は内管77の下流側を包囲し、小径部73は内管77の上流側を包囲している。87は連通通路79と連絡する空気流入開口であり、内管77の出口接続部76とは反対端部に軸方向に開口形成されたものである。
図7に示す通り、回転盤13の回転力で発生する吸引力により、外気導入部70から二次空気を導入し、二次空気の全部を外気導入通路78を通過させ、これを外管74の小径部73の閉端した端部壁81で反転させることにより流れを逆方向に転換させて連通通路79を通過させ、スクリューフィーダ6から粉体の流れと直交する方向から外気を導入させながら、粉体を巻き込んで内管77の入口部で合流させて混合気となし、この混合気を外気の導入方向とは逆方向に粉砕室11へ流すようになっており、外管74と内管77との二重管構造とすることで、サイレンサ機能を備えるものである。エアフィルタ86にも補助的な消音機能がある。
その他、開閉扉12を開閉するロック装置25、フックを引っ掛けて吊り上げるための吊上部26、開閉扉12を回動させるヒンジ部27と、を備えている。
以上説明した実施形態1のインラインミル1に適用されたサイレンサ7によれば、入口接続部75から供給されてくる粉粒体と、外気導入通路78から導入される外気とを混合して混合気を生成できるとともに、騒音の拡散方向と逆方向に混合気を流して音と衝突させ、また、外気を反転させて流路を延長することで、騒音発生源である粉砕室11との距離をできる限り長くし、さらに二重管構造とすることにより、粉粒体粉砕機内で発生する騒音を効果的に消音することができる。また、ラインにおける粉砕室11は、高速回転する回転盤13によって、吸い込み風量を発生し、送風機と同じような役目をするので、二重構造のサイレンサ7からスムーズに二次空気を取り入れるので、別途、送風機を設けることが不要となり、製粉設備ラインの小型化に資するものである。
次に本実施形態のサイレンサ7が適用され、粉粒体の空気輸送ラインにインラインで設置されるインラインミル101につき図10〜図12を参照して説明する。このインラインミル101はインラインミル1から原料供給口2、ベルトコンベア3、カッター部4、ホッパ5及びサイレンサ7を除去し、モータ19を直結型のモータ119として構造をより簡素化し、本体ケーシング110を上部に固定するベース130を設けたものである。共通構造については対応する部品番号は100番台として説明は援用し、内部構造の説明及び図示も実施形態1のインラインミル1を援用する。ここではサイレンサ7は粉粒体と気体との混合気に外気を混合するとともに消音作用をなすものである。
この実施形態2の各種適用例である製粉設備200について、図13を参照して説明する。図13の製粉設備200は、実施形態のサイレンサ7を装着したインラインミル101をインラインシフタ201と組合せた多段式構造として同一階(例えば1階又は2階)に平面的に配置したものである。これにより、従来の大規模な製粉設備を大幅に小型化できるのである。まず、インラインミル101とインラインシフタ201の接続形態であるが、図13の製粉設備200において、インラインミル101の排出口109をインラインシフタ201のインレット204に配管で接続し、インラインシフタ201のアウトレット216と接続したロータリーバルブ220の圧送アダプタ221とインラインミル101の供給口108とを配管で接続し、次々にインラインシフタ201とインラインミル101を交互に接続して平面的に配置する構造である。ロータリーバルブ220はインラインシフター220の稼動と同調して稼動するものであり、エアロック機能を備え、エアロックをしながら、粉粒体の定量排出を行うものである。インラインミル101で粉砕された粉体は、インラインシフタ201の篩にかけられ、篩を通過した粉(スルー分)の取出口210から取り出される。一方、インラインシフタ201の篩を通過できなかった粉(オーバー分であり篩の網目の径よりも大きな径の粉体)はアウトレット216を介してロータリーバルブ220によって次のインラインミル101に搬送され粉砕が行なわれるわけである。アウトレット216にロータリーバルブ220を設けたが、アウトレット216または取出口210のいずれかにエアロック機能を備えるロータリーバルブ220を設けることが好ましい。空気をバランスよくアウトレット216及び取出口210に分流するためである。つまり1箇所に入ったものは1個所から出てゆくようにするためである。インラインミル101とインラインシフタ201のブースト効果によって、動力源を省略化でき、掃除が簡単になり、汚染を防止できる効果がある。インラインシフタ201の詳細はWO02/38290A1(PCT/JP01/09765)を参照されたい。また、初段のインラインミル101のサイレンサ107へはスクリューフィーダにより粉粒体が供給され、サイレンサ107で混合気にされるとともに、粉砕の際の騒音を消音する効果が生じる。二段目のインラインミル101のサイレンサ107へはインラインシフタ201に接続されたロータリーバルブ220及び圧送アダプタ221により混合気が供給され、サイレンサ107で外気が混合気に加えられるとともに、粉砕の際の騒音を消音する効果が生じる。
本発明は粉粒体を粉砕する粉砕機の消音を行う粉砕機用サイレンサに適用されるものである。
尚、本発明は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲に於て、改変等を加えることが出来るものであり、それらの改変、均等物等も本発明の技術的範囲に含まれることとなる。例えば、実施形態ではインラインミルへの適用例を説明したが、これのみならず、本発明は非インライン型のミルにも適用できることは無論である。
本発明の実施形態のサイレンサが装着され、開閉扉が閉じた状態のインラインミルの外観を示す斜視図である。 同開閉扉が開いた状態のインラインミルの外観を示す斜視図である。 同開閉扉が閉じた状態のインラインミルの縦断面図である。 同インラインミルの粉砕室の正面図である。 同インラインミルの開閉扉に固定される固定盤の正面図である。 同粉砕室の開閉扉を閉じた状態の内部構造を示す説明図である。 同インラインミルのサイレンサの横断面である。 同サイレンサの正面図である。 同サイレンサの正面図である。 本発明実施形態のサイレンサが適用される別のインラインミルの正面図である。 同インラインミルの平面図である。 同インラインミルの左側面図である。 同インラインミルを適用した製粉設備200の平面図(a)及び側面図(b)である。
符号の説明
1…インラインミル、 2…原料供給口、 3…ベルトコンベア、
4…カッター部、 5…ホッパ、 6…スクリューフィーダ、 7…サイレンサ
8…供給口、 9…排出口 11…粉砕室、 12…開閉扉、
13…回転盤、 14…回転軸、 15…チョッパ、16…粗粉砕部、
17…微粉砕部、 18…固定盤、 19…駆動モータ、 20…間隙、
21…スクリーン、 22…衝撃ピン、 23…衝撃片
70… 外気導入部 71… 接続端部 72… 大径部
73… 小径部 74… 外管 75… 入口接続部
76… 出口接続部 77… 内管 78… 外気導入通路
79… 連通通路 80…内部通路 82〜84… リブ
85… 開口部 86… エアフィルタ

Claims (3)

  1. 粉粒体を受け入れる粒体供給部と、粉粒体を粉砕する粒体粉砕部と、粉砕された粉粒体を排出する粉粒体排出部とを備える粉粒体粉砕機に、粉粒体を供給するとともに粉粒体の粉砕の際に発生する騒音を防止する粉粒体粉砕機用サイレンサであって、
    周方向に形成され外気を受け入れる外気導入部を有する外管と、
    上流部と接続して粉粒体又は粉粒体の混合気を受け入れる入口接続部と、前記粉粒体供給部と接続する出口接続部とを有する内管と、を備える二重管構造であり、
    前記外管の内部に同軸状に前記内管が固定され、該内管の外径面と前記外管の内壁との間に前記外気導入部と連通する外気導入通路が形成され、該外気導入通路と前記内管とを連通する連通通路が形成され、該連通通路を介して前記外気を前記入口接続部側に導くとともに、該外気を前記供給されてくる粉粒体又は粉粒体と気体の混合気と合流させて混合気とし、該混合気を前記外気の導入方向とは逆方向に前記出口接続部側に輸送することを特徴とする粉粒体粉砕機用サイレンサ。
  2. 前記外気導入部にフィルタが装着されている請求項1の粉粒体粉砕機用サイレンサ。
  3. 前記外管は大径部と小径部とから構成され、大径部に前記外気導入通路が形成され、小径部に前記入口接続部が固定される請求項1の粉粒体粉砕機用サイレンサ。
JP2003301631A 2003-08-26 2003-08-26 粉粒体粉砕機用サイレンサ Expired - Fee Related JP4376020B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003301631A JP4376020B2 (ja) 2003-08-26 2003-08-26 粉粒体粉砕機用サイレンサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003301631A JP4376020B2 (ja) 2003-08-26 2003-08-26 粉粒体粉砕機用サイレンサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005066514A JP2005066514A (ja) 2005-03-17
JP4376020B2 true JP4376020B2 (ja) 2009-12-02

Family

ID=34406195

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003301631A Expired - Fee Related JP4376020B2 (ja) 2003-08-26 2003-08-26 粉粒体粉砕機用サイレンサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4376020B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5240973B2 (ja) * 2006-11-02 2013-07-17 ホソカワミクロン株式会社 粉砕装置
CN101904546B (zh) * 2010-07-19 2012-01-11 苏州先阔生物科技有限公司 非研磨式咖啡豆粉碎设备
CN114288783B (zh) * 2021-12-30 2022-11-11 江苏微雀信息科技有限公司 非对称式物态自转移装饰工程施工降尘装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005066514A (ja) 2005-03-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4452047B2 (ja) ミル
JP5160453B2 (ja) 微粉砕装置
JP4452046B2 (ja) ミル
JP6087296B2 (ja) ミル
JP2002524232A (ja) 粉砕機および粉砕方法
JP4376020B2 (ja) 粉粒体粉砕機用サイレンサ
JP5916981B2 (ja) ミル
KR101746050B1 (ko) 곡물 및 해조류 분말 제조장치
JP2750325B2 (ja) 解砕・整粒機
KR100720286B1 (ko) 곡류 등의 분쇄분류방법 및 곡류 등의 분쇄분류기
JP4408669B2 (ja) 製粉設備
JP5669536B2 (ja) ミル
KR101907137B1 (ko) 곡물분쇄기의 내부분쇄망 및 분쇄칼날 구조
US20160059239A1 (en) Device for communication of process feed material with upstream sifting
KR950012298B1 (ko) 로우터리(rotary) 분쇄기
JP7372595B2 (ja) 竪型粉砕機
CN212791192U (zh) 多功能自吸式粉粹机
JP5973629B2 (ja) ミル
JP4889345B2 (ja) 気流式粉砕機の運転方法
CN216419654U (zh) 一种钞票粉碎机
JP2005052711A (ja) 気流式微粉砕機
JP2008114152A (ja) 粉砕装置
JP4889346B2 (ja) 気流式粉砕機
JPH02207852A (ja) 微粉砕機
CN116648308A (zh) 排气引导器、立式粉碎机以及排气方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060728

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090406

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090821

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090908

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4376020

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120918

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150918

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees