JP4376014B2 - 光伝送装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光伝送装置に関し、特にWDM(Wavelength Division Multiplex)の光信号の伝送を行う光伝送装置に関する。
光通信ネットワークは、一層のサービスの高度化、広域化が望まれており、光伝送技術として、WDMが広く導入され始めている。WDMは、波長の異なる光を多重して、1本の光ファイバで複数の信号を同時に伝送する方式である。また、通信トラフィックの急激な増加に伴って、使用すべき波長数も増加しており、DWDM(Dense WDM)と呼ばれる高密度の波長多重を行うWDMも開発されている。
DWDMは、180波近い数の波長を多重でき、1波長あたり10Gbpsとして、1.8Tbpsという超高速大容量の光伝送を実現する。ただし、DWDMは、1つの波長が狭いために、制御が複雑で、構成するデバイスも高価であり、また装置も大がかりなものになるため、基幹ネットワークに使用されることが多い。
一方、近年になって、CWDM(Coarse WDM)と呼ばれる低密度の波長多重を行うWDMが注目されている。CWDMは、多重する波長数は、十数波程度と少なくなっており、波長間隔を広く粗くすることで、波長設定に要求される精度を緩和している。
このため、CWDMは、装置構成もコンパクトで経済的なものになり、中継器を用いない既設の光ファイバケーブルを使っての近中距離(10〜50km程度)伝送のアクセス系ネットワークの主流になるシステムとして、現在期待されている技術である。
図13はDWDMの波長配置を示す図であり、図14はCWDMの波長配置を示す図である。縦軸はレベル、横軸は波長(nm)であり、それぞれ波長配置の概略を示している。図13に示すDWDMでは、波長間隔が0.4〜0.8nm程度で、1.5〜1.6μm帯で数十〜百数十波の波長多重が行われる(各波長の信号帯域は狭い)。また、図14に示すCWDMでは、波長間隔が20nm程度と広く、1.3〜1.6μm帯で波長多重数は十数波と少ない(各波長の信号帯域は広い)。
一方、WDMの従来の技術として、WDMカプラによって合波された2つの波長多重光を光分岐カプラにより合波して、1つのWDMカプラから出力される波長多重光の波長間隔に、他のWDMカプラから出力される波長多重光を重畳する技術が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開平10−148791号公報(段落番号〔0006〕〜〔0026〕,第1図)
上記のようなCWDMでは、DWDMと比べて高精度な波長設定や波長安定化回路などの複雑な制御が不要なので、システムの経済化を図ることができるが、広い波長帯域の中に波長(チャネル)を配置して伝送するために、光ファイバケーブルの特性上、波長多重信号の伝送後の各チャネルには、損失のばらつきが発生するといった問題があった。
図15は光伝送路の波長損失特性を示す図である。光ファイバケーブルとして通常使用されるSMF(Single Mode Fiber)の波長損失特性(WDL:Wavelength Dependent Loss)を示しており、縦軸は損失(dB/km)、横軸は波長(nm)である。
曲線K1は、1550nmの波長を1km伝送させたときの損失が、0.25dBであるSMFのWDLを示しており、曲線K2は、1550nmの波長を1km伝送させたときの損失が、0.3dBであるSMFのWDLを示している。
この図に対して、DWDMが使用する波長帯域B1について見ると、曲線K1、K2共に、損失の最も大きいところと小さいところの損失差分は、0.005dB程度と非常に小さいことがわかる。
図16はDWDMの各チャネルの受信レベルを示す図である。縦軸はレベル、横軸はチャネルである。図で示されるように、DWDMの場合、波長多重信号の各チャネルの損失レベルのばらつきがほとんどないため、受信側ではチャネル間で生じる損失レベル変動を考慮しなくてよい(チャネル間における受信レベル差がないので、受信レベルを同一に設定した受信機で各チャネルを受信できる)。
また、DWDMの中継用光アンプとして、エルビウム(Er3+)添加ファイバ(EDF:Erbium-Doped Fiber)を増幅用媒体とした光アンプ(EDFA)がある。これは励起光をEDFに照射して光信号を進行させ、そのとき生じる誘導放出によって、光信号のレベルを増幅させるものであるが、そのときのEDFAの利得帯域は波長帯域B1の中にほぼ含まれるものである。このため、DWDMの光伝送では、チャネル間の損失が少ないばかりでなく、EDFAを用いた中継器によって光中継伝送を行うことで、大容量の長距離伝送が可能となっている。
一方、図15のCWDMが使用する波長帯域B2について見ると、曲線K1、K2共に、損失の最も大きいところと小さいところの損失差分は、0.07dB程度と非常に大きいことがわかる。
図17はCWDMの各チャネルの受信レベルを示す図である。縦軸はレベル、横軸はチャネルである。図で示されるように、CWDMでは、広い波長帯域B2に少ない数のチャネルを配置して波長多重伝送を行うために、波長多重信号の伝送後の各チャネルには、損失のばらつきが大きくなってしまい、受信側ではチャネル間で生じる損失レベル変動を考慮する必要が出てくる。
従来のCWDMシステムでは、各チャネルを受信する受信機の受信レベルが異なるために、チャネル毎に個別にレベル設定した(個別にダイナミックレンジを調整した)複数の受信器を用意していた。このため、装置規模やコストが増大してしまい、保守管理の効率も悪いといった問題があった。
なお、従来技術(特開平10−148791号公報)の場合は、波長間隔を狭くして波長多重信号を送出する技術として提案されているが、信号伝送後の各チャネル間の損失レベル変動については何ら考慮されてはいない。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、光ファイバ伝送における損失レベル変動を効率よく抑制して、光伝送品質の向上を図った光伝送装置を提供することを目的とする。
本発明では上記課題を解決するために、図1に示すような、光信号の伝送を行う光伝送装置10において、波長多重信号の送受信ポートであるWDMポートPと、光伝送路Fの波長損失特性を補償する損失特性を有し、WDMポートPから入力した信号の波長分離、またはWDMポートPから信号を出力するための波長多重の少なくとも一方を行い、波長多重信号の伝送後のチャネル間の損失レベル差を抑制して均一レベルに設定する波長多重分離部11と、を有することを特徴とする光伝送装置10が提供される。
ここで、波長多重分離部11は、光伝送路Fの波長損失特性の一方の傾きの損失の高い波長から損失の低い波長に向かって、順に損失率の低い光学フィルタから損失率の高い光学フィルタを透過し、傾きの変化点に到達した際は、他方の傾斜の損失の高い波長から損失の低い波長に向かって、順に損失率の低い光学フィルタから損失率の高い光学フィルタを透過するような、チャネル配置構成を持つとともに、バンドパスフィルタリング機能を持ち、挿入損失が同じで、波長損失特性の各波長に対応して重み付けされた損失特性を持つ複数の光学フィルタをデージーチェーンで接続して構成される
以上説明したように、本発明の光伝送装置は、光伝送路の波長の損失特性を補償する損失特性を有し、WDMポートから入力した信号の波長分離、またはWDMポートから信号を出力するための波長多重の少なくとも一方を行い、波長多重信号の伝送後のチャネル間の損失差を補償して均一レベルに設定する構成とした。これにより、光ファイバ伝送における損失レベル変動を効率よく抑制することができ、光伝送品質の向上を図ることが可能になる。
また、光伝送路の波長損失特性の一方の傾きの損失の高い波長から損失の低い波長に向かって、順に損失率の低い光学フィルタから損失率の高い光学フィルタを透過し、傾きの変化点に到達した際は、他方の傾斜の損失の高い波長から損失の低い波長に向かって、順に損失率の低い光学フィルタから損失率の高い光学フィルタを透過するような、チャネル配置構成を持つことにより、光学フィルタの部品自体による挿入損失による影響を抑制して、チャネル間のレベル差を均一にすることが可能になる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は光伝送装置の原理図である。光伝送装置10は、WDMの光信号の伝送を行う。なお、光伝送装置10は、広い波長帯域にチャネルを配置して情報通信を行うシステムを対象とする装置であり、以降ではCWDMを例にして説明する。
WDMポートPは、光伝送路Fと接続して、波長多重信号の送受信ポートとなる。波長多重分離部(波長多重分離カプラ)11は、光伝送路Fの波長損失特性(WDL)を補償する損失特性(または透過特性)を有し、WDMポートPから入力した信号の波長分離、またはWDMポートPから信号を出力するための波長多重の少なくとも一方を行い、波長多重信号の伝送後のチャネル間の損失レベル差を抑制して均一レベルに設定する。
ここで、波長多重分離部11が光伝送路Fを流れてきた波長多重信号を受信して、波長分離を行う場合を考える。SMFの光伝送路Fは、上述した図15のようなWDLを持っているため、送信側で広い波長帯域にチャネルが配置されていると、信号伝送後、受信側ではチャネル間の損失レベル差が顕著に現れることになる。したがって、波長多重分離部11に、SMFのWDLを補償するような損失特性を持たせて、波長多重信号伝送後の損失レベル差をキャンセルして波長分離を行うようにする。これにより、波長分離後の各チャネル間にはレベル変動がなく、均一レベルにすることができる。
次に波長多重分離部11の構成及び動作について説明する。図2は波長多重分離部11の構成を示す図である。波長多重分離部11は、OSC(Optical Supervisory Channel)信号の分岐・挿入を行うための光学フィルタ11a−1、11a−2と、主信号チャネルの多重・分離を行うための光学フィルタ11b−1〜11b−nとから構成される。なお、OSC信号とは、システムの運用設定や状態監視などに用いられる監視制御用の光信号のことである(以降では、1例として、1.3μm帯のOSC波長を用いた場合を示す)。
また、光学フィルタ11b−1〜11b−nは、デージーチェーン(daisy-chain)形式でそれぞれ接続されており、それぞれのフィルタは、バンドパスフィルタリング機能を持ち、挿入損失がすべて同じである。また、光伝送路Fの各波長の損失特性に対応して、これらを補償すべき重み付けされた損失特性が設定されている。
ここで、波長分離動作について説明する。なお、送信側では、CWDMの使用波長帯域に配置したnチャネルの主信号と、CWDMの使用波長帯域よりも短波長側(1310nmとする)に配置したOSC信号とを含む波長多重信号を送信するものとする。
WDMポートPを介して入力した波長多重信号は、最初に光学フィルタ11a−1で受信される。光学フィルタ11a−1は、ローパスフィルタリング機能を有し(OSC信号がCWDMの使用波長帯域より長波長側に設定されている場合にはハイパスフィルタとなる)、OSC信号を反射し、主信号を透過する。反射したOSC信号は、光学フィルタ11a−2へ送信され、また透過した主信号は、光学フィルタ11b−1へ送信される。光学フィルタ11a−2は、OSC信号を透過し、このOSC信号(1310nm)は、後段のO/E部(図示せず)に入力されてモニタ処理される。
また、光学フィルタ11b−1は、主信号を受信すると、所定波長の1チャネルのみ透過して、残りの(n−1)チャネルの波長を反射する。光学フィルタ11b−2は、反射した(n−1)チャネルの波長を受信すると、この内の所定波長の1チャネルのみ透過して、残りの(n−2)チャネルの波長を反射する。以降同様な処理が行われて、主信号を構成していた各チャネルが分離される。
ただし、光学フィルタ11b−1〜11b−nは、光伝送路F上を伝送されてきたときに生じるWDLを相殺するような損失特性を、それぞれの所定波長に対応して持っている(重み付け設定されている)。このため、光学フィルタ11b−1〜11b−n出力後の各チャネルのレベルには偏差がなくなり、すべて均一レベルに変換される。なお、損失特性を補償するための損失補償マップのパターンは複数あり、受信側では必ずしも光伝送路FのWDLを相殺する形状の損失特性を持っていなくてもよい(受信側の損失補償マップについては図10以降で後述)。
次に波長多重動作について説明する。なお、CWDMの使用波長帯域に配置したnチャネルの主信号と、CWDMの使用波長帯域よりも短波長側(1330nmとする)に配置したOSC信号とを多重して、波長多重信号を送信するものとする。
光学フィルタ11b−nは、所定波長のチャネル番号がchnの信号を装置内部から受信すると、これを透過して光学フィルタ11b−(n−1)へ送信する。光学フィルタ11b−(n−1)は、所定波長のチャネル番号がch(n−1)の信号を装置内部から受信すると、これを透過し、かつ光学フィルタ11b−nから送信されたchnの信号を反射して、ch(n−1)、chnの波長多重信号を光学フィルタ11b−(n−2)へ送信する。以降同様な処理が行われて、主信号を構成するnチャネル分の波長が多重された信号が、光学フィルタ11b−1から光学フィルタ11a−1へ出力される。
なお、この場合も、光学フィルタ11b−1〜11b−nには、光伝送路F上を伝送したときに生じるWDLを相殺するような損失特性を、それぞれの所定波長に対応して持っている(送信側の損失補償マップについては図10以降で後述)。
また、光学フィルタ11a−2は、装置内部のE/O部(図示せず)で生成されたOSC信号(1330nm)を受信すると反射して、光学フィルタ11a−1へ送信する。光学フィルタ11a−1は、光学フィルタ11b−1から送信された主信号を透過し、OSC信号(1330nm)を反射することで、主信号とOSC信号が多重されて波長多重信号が生成し、WDMポートPを介して光伝送路F上へ伝送される。
次に光学フィルタの構成ついて説明する。図3は光学フィルタの構成を示す図である。図は主信号用の光学フィルタ11b−1〜11b−nの内部構成を示すものである。光学フィルタ11b−1は、ガラス板1−1に、光学膜2−1としてSiOやTiOなどを用いた誘電体多層膜がコーティングされた構造を持つ(OSC信号用の光学フィルタ11a−1、11a−2も同様な構成を持つ。図中省略する)。光学フィルタ11b−2〜11b−nも同様な構成である。
光学膜2−1〜2−nは、光学フィルタ11b−1〜11b−nが分離または多重すべき、所定の波長に対応した透過率または反射率を有し、かつ光伝送路Fで生じる各波長のWDLをキャンセルするために必要な損失特性が個々に設定されたものである。
ここで、ch1〜chnのチャネルが多重された波長多重信号が光学膜2−1に入射すると、ch1のみ光学膜2−1及びガラス板1−1を透過し、ch2〜chnは反射して光学膜2−2に入射する。ch2は、光学膜2−2反射し、ch3〜chnは光学膜2−2及びガラス板1−2を透過する。以降、同様な処理が行われることになる。なお、図では波長分離をしている様子を示したが、波長多重する場合は、矢印の向きが逆になるだけで、光学フィルタの構成は全く同じでよい。
なお、光学フィルタ11b−1〜11b−nは、バンドパスフィルタリング機能を持たせるため、誘電帯多層膜は100層程度となるが、OSC信号の分岐・挿入を行う光学フィルタ11a−1、11a−2は、ローパスまたはハイパスフィルタリング機能を持つために、誘電帯多層膜は4、5層程度でよく、抵コストで生成できる。
長多重分離部11のデバイス内に、本来の波長多重分離機能の他に、OSC信号用のAdd/Drop機能もあらかじめ組み込んでくことで(低コストで製造可能)、装置規模の縮小化及びサービス性の向上を図ることが可能になる。
次に光伝送路FのWDLを補償するための、光学フィルタ11b−1〜11b−nの損失特性について説明する。図4は光伝送路FのWDLと相反する損失特性を示す図である。縦軸は損失(dB)、横軸は波長(nm)である。CWDMの使用波長帯域を1470nm〜1610nmとし、20nm毎に8チャネル配置したときの損失補償特性を示している(8チャネルに対応して、光学フィルタも8個あるものとして、以降では光学フィルタ11b−1〜11b−8とする)。
図15で示したSMFの谷型のWDLの形状に対し、この損失特性のグラフGは、WDLの損失特性をキャンセルするために山型の形状となっている。波長多重分離部11では、グラフGに示されるような損失特性をチャネル毎に、光学フィルタ11b−1〜11b−8に対してそれぞれ設定する。
すなわち、WDLの大きいチャネルには損失特性を小さく設定した光学フィルタを、WDLの小さいチャネルには損失特性を大きく設定した光学フィルタを通すようにして、波長多重または分離を行うことで、1470nm〜1610nm間に配置された8チャネルの損失レベル変動差を抑えるようにする。
ただし、この場合、光学フィルタ11b−1〜11b−8に対して単純に波長順に並べただけでは(光学フィルタ11b−1がch1対応、光学フィルタ11b−2がch2対応、・・・、光学フィルタ11b−8がch8対応というような設定の仕方)、チャネル間のレベル差を均一にはできない、なぜなら、光学フィルタ11b−1〜11b−8の部品自体による挿入損失が考慮されていないからである。
したがって、光伝送路FのWDLの一方の傾き(図15の短波長側からの右肩下がりの傾き)の損失の高い波長から損失の低い波長に向かって、順に損失率の低い光学フィルタから損失率の高い光学フィルタを透過し、傾きの変化点に到達したら、他方の傾斜(図15の長波長側からの左肩下がりの傾き)の損失の高い波長から損失の低い波長に向かって、順に損失率の低い光学フィルタから損失率の高い光学フィルタを透過するようにして、挿入損失による影響を抑制する。
図5は挿入損失を考慮したチャネルの配置構成を示す図である。上記の内容を具体的に示したものである。図15で示す光伝送路FのWDLの右肩下がりの傾斜に対しては、短波長側から1470nm、1490nm、1510nm、1530nmの各チャネルを光学フィルタ11b−1〜11b−4に順にフィルタリング設定する。そして、光学フィルタ11b−5〜11b−8に対しては、光伝送路FのWDLの左肩下がりの傾斜の長波長側から1610nm、1590nm、1570nm、1550nmの各チャネルを順にフィルタリング設定する。
すなわち、1470nm、1490nm、1510nm、1530nmのch1〜ch4のチャネルは、波長が大きくなるほどWDLが小さくなっており、各WDLをキャンセルするような損失特性を、光学フィルタ11b−1〜11b−4に設定する。光学フィルタ11b−1〜11b−4の損失レベルをLch1〜Lch4とすれば、Lch1<Lch2<Lch3<Lch4である。
また、この場合、光学フィルタ11b−1〜11b−4で反射される度に、それぞれのフィルタが持っている挿入損失が反射光に加わっていくが、ch1〜ch4のチャネルは、波長が大きくなるほど元のWDLは小さくなっていくので、蓄積される挿入損失の影響も少ないとみて、光学フィルタ11b−1〜11b−4まではch1〜ch4のチャネルを順に設定しておく。
一方、1550nm、1570nm、1590nm、1610nmのch5〜ch8のチャネルは、波長が大きくなるほど、WDLも大きくなる。このため、ch5〜ch8のチャネルを光学フィルタ11b−5〜11b−8に順に設定してしまうと、蓄積される挿入損失の影響が無視できなくなってくる。
したがって、光学フィルタ11b−5〜11b−8に対しても、光学フィルタ11b−1〜11b−4のチャネル配置と同様に、光学フィルタを反射光が通過する度に、波長が大きくなるほど、WDLが小さくなる方向となるチャネルの並びにしてやる。すなわち、光学フィルタ11b−5〜11b−8それぞれに1610nm、1590nm、1570nm、1550nmのch8からch5までの各チャネルを順に設定する。
なお、ch5〜ch8の各WDLをキャンセルするような損失特性を、光学フィルタ11b−5〜11b−8に設定するが、光学フィルタ11b−5〜11b−8の損失レベルをLch5〜Lch8とすれば、Lch8<Lch7<Lch6<Lch5となる。
以上説明したように、光学フィルタ11b−1〜11b−nに対して、光伝送路FのWDLをキャンセルするような損失特性を重み付け設定し、かつ光学フィルタ自体の挿入損失の影響を抑えるようなチャネル配置構成とした。これにより、波長多重信号の伝送後のチャネル間の損失レベル差を効率よく補償することが可能になる。
なお、図6に光学フィルタのポート番号とチャネルとの対応関係を示す。テーブルTは、光学フィルタ11b−1〜11b−8のポート番号、チャネル番号、波長、設定損失(図4の損失補償値)の項目から構成され、それぞれの値を示している。
また、図5の説明では、すべてのポートで波長分離する場合を示したが、すべてのポートを波長多重にしてもよいし、またはポートを2組に分けて一方を分離、他方を多重といった構成にしてもよい。図7にすべてのポートを波長多重にした構成を示し、図8にポートを2組に分けて波長多重分離する構成を示す。これらの構成の動作は上述した動作と同様なので説明は省略する。
に光伝送装置10を適用した光伝送システムについて説明する。図9は光伝送システムの構成を示す図である。光伝送システム2は、端局装置30(第1の光伝送装置に該当)、端局装置40(第2の光伝送装置に該当)から構成され、光伝送路Fを介して、CWDMのような広い波長帯域に少ないチャネルを配置して光通信を行うシステムである。
端局装置30は、WDMポートP1、トランスポンダ31−1〜31−4と、MUX/DMUX32(第1の波長多重分離部)から構成され、端局装置40は、WDMポートP2、トランスポンダ41−1〜41−4と、MUX/DMUX42(第2の波長多重分離部)から構成される。MUX/DMUX32、42は、波長多重分離部11の機能を有している。
端局装置30→端局装置40への波長多重信号の送受信の動作について説明する。まず、トランスポンダ31−1〜31−4は、トリビュタリ側から伝送されたch1〜ch4の各波長の光信号をWDMの波長帯域幅となるように帯域変換を施して、MUX/DMUX32へ送信する。MUX/DMUX32は、ch1〜ch4の光信号を多重して、WDMポートP1を介し、光伝送路Fを通じて端局装置40へ送信する。
端局装置40は、光伝送路Fを流れてきた波長多重信号を、WDMポートP2を介して受信し、MUX/DMUX42は、ch1〜ch4の各波長に分離し、該当のトランスポンダ41−1〜41−4へ送信する。トランスポンダ41−1〜41−4は、ch1〜ch4の各波長の帯域幅をトリビュタリ側での帯域幅となるような帯域変換を施してトリビュタリへ送信する。なお、端局装置40→端局装置30への波長多重信号の送受信の動作についても上記と同様なので説明は省略する。
このような構成の光伝送システム2に対して、光伝送路FのWDLを補償する場合の損失補償パターン例を図10〜図12に示す。図10〜図12は損失補償マップを示す図である。図10は、光伝送路FのWDLと相反する損失特性の1/2のレベルをMUX/DMUX32、42それぞれに持たせた場合である。
このような設定をすることで、例えば、MUX/DMUX32から送信されたch1〜ch4の波長多重信号は、光伝送路Fを伝送した後には、損失特性が半分だけ補償されており、その後、MUX/DMUX42で残りの半分の損失特性が補償されることになる。これにより、MUX/DMUX32、42のトータルの損失特性で、SMFのWDLの損失補償を行うことで、必要以上の過剰な損失補償(over compensation)を行うことなく、チャネル間のレベルを均一にすることができる。
また、図11の場合では、MUX/DMUX32は、光伝送路Fの中間地点までに生じるWDLを補償する損失特性を持たせ(中間地点では損失レベルはフラット)、MUX/DMUX42は、光伝送路Fの中間地点以降で生じるWDLを補償する損失特性を持たせた場合である。
このような設定をすることで、例えば、MUX/DMUX32から送信されたch1〜ch4の波長多重信号は、光伝送路Fの中間点では、この距離で生じるWDLが補償されてフラットになっている。その後、光伝送路Fの中間点以降では再びWDLが生じるが、MUX/DMUX42によって、中間地点以降で生じるWDLを補償する。これにより、MUX/DMUX32、42で損失補償して、over compensationすることなく、チャネル間のレベルを均一レベルにすることができる。
さらに、図12の場合は、MUX/DMUX32、42のMUX部に、光伝送路FのWDLと相反する損失特性を持たせ、MUX/DMUX32、42のDMUX部にチャネル間の損失特性を等しくした平坦な損失特性を持たせた場合である。このような設定にすることで、例えば、MUX/DMUX32から送信されたch1〜ch4の波長多重信号は、光伝送路Fを伝送した後には、損失特性が補償されており、その後、MUX/DMUX42で平坦な損失特性を通過する。これにより、MUX/DMUX32、42で損失補償して、over compensationすることなく、チャネル間のレベルを均一レベルにすることができる(なお、図には示さないが、送信側のMUX/DMUXの損失特性をフラットにし、受信側のMUX/DMUXの損失特性を光伝送路FのWDLと相反する形状の損失特性を持たせる構成としてもよい)。
以上説明したように、光送受信に用いる波長多重分離部(MUX/DMUX)の損失特性を利用して光伝送路のWDLを補償する構成とした。これにより、広帯域なダイナミックレンジを確保でき、広い波長帯域にチャネルを配置して光伝送を行うシステムの光伝送品質の向上及び長距離化を可能にした(従来のCWDMの伝送距離は50、60km程度であるが、本発明の装置の伝送可能距離を測定したところ、中継アンプなしで、約100kmの伝送を可能にした)。
なお、上記では、CWDMに本発明を適用したシステムを中心に説明したが、CWDMよりもさらに少ない波長で情報伝送を行うWWDM(Wide WDM)にも本発明は適用可能である。また、CWDM、WWDMのような無中継システムに限らず、伝送損失を補償する必要のある光通信システムに対して、幅広く本発明を適用することができる。
(付記1) 光信号の伝送を行う光伝送装置において、
波長多重信号の送受信ポートであるWDMポートと、
光伝送路の波長損失特性を補償する損失特性を有し、WDMポートから入力した信号の波長分離、またはWDMポートから信号を出力するための波長多重の少なくとも一方を行い、波長多重信号の伝送後のチャネル間の損失レベル差を抑制して均一レベルに設定する波長多重分離部と、
を有することを特徴とする光伝送装置。
(付記2) 前記波長多重分離部は、バンドパスフィルタリング機能を持ち、挿入損失が同じで、波長損失特性の各波長に対応して重み付けされた損失特性を持つ複数の光学フィルタをデージーチェーンで接続して構成することを特徴とする付記1記載の光伝送装置。
(付記3) 前記波長多重分離部は、前記光伝送路の波長損失特性の一方の傾きの損失の高い波長から損失の低い波長に向かって、順に損失率の低い光学フィルタから損失率の高い光学フィルタを透過し、傾きの変化点に到達した際は、他方の傾斜の損失の高い波長から損失の低い波長に向かって、順に損失率の低い光学フィルタから損失率の高い光学フィルタを透過するような、チャネル配置構成を持つことを特徴とする付記2記載の光伝送装置。
(付記4) 前記波長多重分離部は、監視制御用信号の分岐・挿入を行う光学フィルタをさらに有することを特徴とする付記1記載の光伝送装置。
(付記5) 光信号の伝送を行う光伝送システムにおいて、
波長多重信号の伝送媒体である光伝送路と、
前記光伝送路の波長損失特性を補償する損失特性を有し、光信号の波長多重、または波長分離の少なくとも一方を行う第1の波長多重分離部を含み、前記光伝送路の一方の端局となる第1の光伝送装置と、
前記光伝送路の波長損失特性を補償する損失特性を有し、光信号の波長多重、または波長分離の少なくとも一方を行う第2の波長多重分離部を含み、前記光伝送路の他方の端局となる第2の光伝送装置と、
を有することを特徴とする光伝送システム。
(付記6) 前記第1、第2の波長多重分離部は、バンドパスフィルタリング機能を持ち、挿入損失が同じで、波長損失特性の各波長に対応して重み付けされた損失特性を持つ複数の光学フィルタをデージーチェーンで接続して構成することを特徴とする付記5記載の光伝送システム。
(付記7) 前記第1、第2の波長多重分離部は、前記光伝送路の波長損失特性の一方の傾きの損失の高い波長から損失の低い波長に向かって、順に損失率の低い光学フィルタから損失率の高い光学フィルタを透過し、傾きの変化点に到達した際は、他方の傾斜の損失の高い波長から損失の低い波長に向かって、順に損失率の低い光学フィルタから損失率の高い光学フィルタを透過するような、チャネル配置構成を持つことを特徴とする付記6記載の光伝送システム。
(付記8) 前記第1、第2の波長多重分離部は、監視制御用信号の分岐・挿入を行う光学フィルタをさらに有することを特徴とする付記5記載の光伝送システム。
(付記9) 前記第1の波長多重分離部が波長多重を行い、前記第2の波長多重分離部が波長分離を行う場合、前記第1、第2の波長多重分離部は、前記光伝送路の波長損失特性と相反する1/2の損失特性をそれぞれ有し、波長多重信号の伝送後のチャネル間の損失レベル差を抑制して均一レベルに設定することを特徴とする付記5記載の光伝送システム。
(付記10) 前記第1の波長多重分離部が波長多重を行い、前記第2の波長多重分離部が波長分離を行う場合、前記第1の波長多重分離部は、前記光伝送路の中間地点までに生じる波長損失特性を補償する損失特性を有し、前記第2の波長多重分離部は、前記光伝送路の中間地点以降で生じる波長損失特性を補償する損失特性を有して、波長多重信号の伝送後のチャネル間の損失レベル差を抑制して均一レベルに設定することを特徴とする付記5記載の光伝送システム。
(付記11) 前記第1の波長多重分離部が波長多重を行い、前記第2の波長多重分離部が波長分離を行う場合、前記第1の波長多重分離部は、前記光伝送路の波長損失特性と相反する損失特性を有し、前記第2の波長多重分離部は、全使用波長に対して平坦な損失特性を有して、波長多重信号の伝送後のチャネル間の損失レベル差を抑制して均一レベルに設定することを特徴とする付記5記載の光伝送システム。
(付記12) 前記第1の波長多重分離部が波長多重を行い、前記第2の波長多重分離部が波長分離を行う場合、前記第1の波長多重分離部は、全使用波長に対して平坦な損失特性を有し、前記第2の波長多重分離部は、前記光伝送路の波長損失特性と相反する損失特性を有して、波長多重信号の伝送後のチャネル間の損失レベル差を抑制して均一レベルに設定することを特徴とする付記5記載の光伝送システム。
(付記13) 波長多重を行う波長多重カプラにおいて、
複数の異なる波長の光がそれぞれ入力される複数の入力ポートと、
前記入力ポートから入力された波長に対応した損失を有し、前記入力ポートからの光を多重する多重部と、
前記多重部で多重された光を光伝送路上へ出力する出力ポートと、
を有することを特徴とする波長多重カプラ。
(付記14) 前記多重部は、波長に対する損失特性が異なる光伝送路に対応した損失を有することを特徴とする付記13記載の波長多重カプラ。
(付記15) 波長分離を行う波長分離カプラにおいて、
光伝送路上の異なる波長の光が多重化された波長多重光を入力する入力ポートと、
前記入力ポートから入力された各波長に対応した損失を有し、前記入力ポートからの光を分離する分離部と、
前記分離部で分離された光をそれぞれ出力する複数の出力ポートと、
を有することを特徴とする波長分離カプラ。
(付記16) 前記分離部は、波長に対する損失特性が異なる光伝送路に対応した損失を有することを特徴とする付記15記載の波長分離カプラ。
(付記17) 波長の多重・分離を行う波長多重分離カプラにおいて、
光伝送路上の複数の異なる波長が入出力する第1の入出力ポートと、
前記第1の入出力ポートから入力された波長に対応した損失を有し、または前記第1の入出力ポートから出力する波長に対応した損失を有して、波長を多重・分離する多重・分離部と、
前記多重・分離部で多重するための光を入力し、または分離された光を出力する第2の入出力ポートと、
を有することを特徴とする波長多重分離カプラ。
(付記18) 前記多重・分離部は、波長に対する損失特性が異なる光伝送路に対応した損失を有することを特徴とする付記17記載の波長多重分離カプラ。
伝送装置の原理図である。 波長多重分離部の構成を示す図である。 光学フィルタの構成を示す図である。 光伝送路のWDLと相反する損失特性を示す図である。 挿入損失を考慮したチャネルの配置構成を示す図である。 光学フィルタのポート番号とチャネルとの対応関係を示す図である。 すべてのポートを波長多重にした構成を示す図である。 ポートを2組に分けて波長多重分離する構成を示す図である。 光伝送システムの構成を示す図である。 損失補償マップを示す図である。 損失補償マップを示す図である。 損失補償マップを示す図である。 DWDMの波長配置を示す図である。 CWDMの波長配置を示す図である。 光伝送路の波長損失特性を示す図である。 DWDMの各チャネルの受信レベルを示す図である。 CWDMの各チャネルの受信レベルを示す図である。
符号の説明
10 光伝送装置
11 波長多重分離部
P WDMポート
F 光伝送路

Claims (2)

  1. 光信号の伝送を行う光伝送装置において、
    波長多重信号の送受信ポートであるWDMポートと、
    光伝送路の波長損失特性を補償する損失特性を有し、WDMポートから入力した信号の波長分離、またはWDMポートから信号を出力するための波長多重の少なくとも一方を行い、波長多重信号の伝送後のチャネル間の損失レベル差を抑制して均一レベルに設定する波長多重分離部とを有し、
    前記波長多重分離部は、前記光伝送路の波長損失特性の一方の傾きの損失の高い波長から損失の低い波長に向かって、順に損失率の低い光学フィルタから損失率の高い光学フィルタを透過し、傾きの変化点に到達した際は、他方の傾斜の損失の高い波長から損失の低い波長に向かって、順に損失率の低い光学フィルタから損失率の高い光学フィルタを透過するような、チャネル配置構成を持つとともに、バンドパスフィルタリング機能を持ち、挿入損失が同じで、波長損失特性の各波長に対応して重み付けされた損失特性を持つ複数の光学フィルタをデージーチェーンで接続して構成された、
    ことを特徴とする光伝送装置。
  2. 前記波長多重分離部は、監視制御用信号の分岐・挿入を行う光学フィルタをさらに有することを特徴とする請求項1記載の光伝送装置。
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