JP4373869B2 - 原子炉給水加熱器等薄肉管の廃棄処理方法 - Google Patents

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この発明は、原子力発電施設で発生する主として給水加熱器用伝熱管の廃棄処理方法に関する。詳しくは、沸騰水型等の原子力発電施設で発生する給水加熱器伝熱管、計装配管、復水器伝熱管等の肉厚1.6ミリメートル以下の薄肉管等の低レベル放射能量の廃棄物の処理において、放射性物質を除去(以下除染処理)した後、管の軸長方向に縦切りし、次いで平板材に加圧成形する工程からなる放射性廃棄物の処理方法に関する。
現在、原子力発電所施設で発生する使用済みの廃棄物や原子力発電所の解体に伴って発生する解体廃棄物のうち、放射性物質に汚染された廃棄物(以下放射性廃棄物)は、発電事業者が発電所敷地内の管理区域で一時保管し、発電所外の廃棄物埋設施設(低レベル放射性廃棄物埋設センター)に引き渡して処分することが法規で義務付けられている。
発電所敷地内で保管する場合には、法規で定められた仕様を満足する管理区域を設け、その中で法規に基づいて保管しなければならない。一方、廃棄物埋設施設へ処分する場合には、放射性廃棄物を容器に密封封入し、最終処分地まで法規に基づく輸送を行い、廃棄物埋設施設へ処分を委託しなければならない。
原子力発電施設や放射性物質を取り扱う施設で部品の交換作業で発生した金属廃棄物の中には、廃棄物処理装置やタービン機器、給水加熱器等の構成部材のように放射性物質が付着している金属廃棄物と、放射性物質を有さない金属廃棄物とがある。放射性物質が付着している金属廃棄物は、放射性物質を取り除く除染処理作業を実施した後、再利用可能な物として発電所構内で保管される。
ところで、原子力発電施設で使用される給水加熱器配管材の長さは、一基あたり、総延長約46キロメートルにも及ぶ膨大な量になる。そして、これらは放射性物質により汚染されているのでその廃棄処理方法および保管場所が問題である。通常、使用済みの給水加熱器伝熱管は、管内面の除染とその除染確認検査が困難であるため、短尺に切断、プレス等の減容加工を施した後、放射性物質として処理し、保管されていた。
一方、放射能量の管理について、原子力発電施設の解体作業から廃棄物の処分施設に搬入までの各作業工程で、その解体した廃棄物毎に分別し、廃棄物を収納するに先立ち放射能量を特定するという管理手段が、先に提案されている(特許文献1)。
特開2001−141887号公報
しかしながら、従来の廃棄物処理には、次のような問題点があった。
即ち、従来の問題点の第一は、放射性物質に汚染された給水加熱器等の小径で薄肉な管は、管内面の除染とその除染確認検査が困難であった。このため、管理区域外での保管ができなかった。問題点の第二は、放射性物質に汚染された給水加熱器等の配管材部品を切断、ブラスト処理等の加工をする際に、各加工機械装置が順次放射能に二次汚染される。また、使用済研掃材等も放射性物質に二次汚染されるので、それらの保管、場所の問題が新たに起こる。即ち、除染処理されていない給水加熱器等の配管材を加工処理する際に、機械装置、使用済研掃材等が二次的に放射性物質に汚染され、これらの二次廃棄物の処理が新たな問題として発生した。
第三に、発電所管理区域内で放射性廃棄物を保管する場合や廃棄物埋設施設へ処分を依頼する場合でも、その施設は、遮蔽機能、密閉機能および耐震機能等の法規を遵守するために高い基準が要求される。このため、これら施設の建設費用は高く、廃棄物の量が増大するからといって安易に施設を拡大することはできない。また、放射性廃棄物の処理費用は廃棄物の区分によって大きく異なり、放射能による汚染のレベルが高いほど増大する。このように、原子力発電事業者等は、廃棄物の処理のために発生する莫大な費用を負担する必要がある。管理区域内で保管された放射性廃棄物は、スペース的に大きな場所を必要とする一方、金属廃棄物は嵩張った状態で蓄積されるために、保管場所として広い場所を必要とし、処理する際にも大きな費用と労力がかかる。
そこで、本発明の原子炉給水加熱器等薄肉管の廃棄処理方法は、従来の持つ問題点を解決するためになされたもので、除染処理を事前に済ませた後の工程に、薄肉管の縦切り手段を構築することにより、放射能量を確認可能とし、しかも、新たに二次汚染物質を発生させること無く、極めて、安価かつ容易に放射性廃棄物処理の効果を著しく促進させるようにする原子炉給水加熱器等薄肉管の廃棄処理方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、低レベル放射能量の薄肉管の廃棄物処理であって、前記薄肉管の外周面及び内周面を除染処理した後、処理された前記薄肉管の放射能量を測定し、この測定結果に基づいて放射能量のレベル毎に分別し、次いで、一定の放射能量のレベル以上の管を前記除染処理する工程へ戻し、或いは、一定の放射能量のレベル以下の前記薄肉管を次の工程へ流して円周方向一位置で縦切りするとともに、この縦切りされた前記薄肉管を拡開して平板材に加圧成形した後、この平板材の放射能量を測定し、この測定結果に基づいて放射能量のレベル毎に分別し、次いで、一定の放射能量のレベル以上の管を前記除染処理する工程へ戻し、或いは、一定の放射能量のレベル以下の前記平板材を収納することを特徴とすることを特徴とする。
ここで、本明細書でいう「除染処理」とは、沸騰水型等の原子力発電施設を構成し、放射性物質が付着する給水加熱伝熱管、計装配管、復水器伝熱管等薄肉管の金属部材の表面から、放射能量のレベルを低減することを目的として機械的処理により放射性物質を除去することを意味する。
本発明の原子炉給水加熱器等薄肉管の廃棄処理方法および装置は、除染処理を済ませた薄肉管の縦切り手段を構築することにより、確実に放射能量を確認でき、しかも、新たな二次汚染物質を発生させることが無いので、放射性廃棄物処理費用の増大を抑制することができる。また、従来からの保管により蓄積された放射性物質は、スペース的に大きな場所を必要とする一方、金属廃棄物は嵩張った状態で蓄積されたが、本縦切り手段およびプレス手段により薄肉管は平板状にコンパクトに成形されるので、保管場所として広い場所を必要とせず、処理する際にも大きな費用と労力を削減することができる。
本発明の実施の形態を、添付図面に例示した本発明の実施例に基づいて以下に具体的に説明する。
本発明の実施例について、図1〜図7を参照しながら説明する。図1は、管の外周研掃装置である。図2は、本発明の実施例に係わる薄肉管の縦切り装置の全体構造を示す斜視図である。図3は、同上、縦切り部位を拡大した斜視図である。図4は、同上、縦切り部位を拡大した正面図である。図5は、同上、縦切り部位の断面図である。図6は、同上、縦切り部位断面の模式図である。図7は、同上、プレス装置を拡大した斜視図である。
本実施例で使用する薄肉管の対象は、低レベル放射能量の廃棄物であって、沸騰水型原子力発電施設で発生する給水加熱器伝熱管、計装配管、復水器伝熱管等で、肉厚1.6ミリメートル以下のものである。代表的な薄肉管としては、給水加熱器伝熱管の材質および寸法はSUS304で、外径15.9ミリメートルで肉厚は1.0ミリメートルである。先ず、U字状に曲がった部分を除き、ほぼ直管の長さがまちまちの薄肉管をバンドソーにより軸長4メートル以下に切断して長さを揃える。
次に、短尺化された管1の外周表面に付着した放射性物質を取り除く除染処理をする。除染処理は管1の外周表面を濡れたウエスにより拭き取るか、ブラストにより研掃する方法がある。濡れたウエスにより拭き取る際は、紙タオルを使い、再使用せずに廃棄焼却する。ここでは、本実施例で採用した吸引式ブラストによる方法について以下に説明する。
管1の外周研掃装置を図1に示す。供給管22の先端部から空気Yを吸引すると、管1側に凹状の断面を有するカバーガイド23が、吸引力により管1の外周部分に密着状態に吸着保持され、これによってカバーガイド23と管1の外周面との間に矩形の通路が形成される。そこで、研掃タンク21から研掃材Xを供給すると、研掃材Xと空気の混合物が供給管22を通り、カバーガイド23の一方の吸い込口から他方の吐出口にかけての矩形の通路を高速度で流動しながら通過する。すると、この研掃材Xが、カバーガイド23により囲まれた管1の外周面を擦り付けながら流動し、これにより、管1の外周面に付着した放射性物質を研掃除去する。研掃除去された混合物は、吸引管24を通って回収機25へ流入する。回収機25のサイクロンセパレータ26では、流入した研掃材Xと空気Yを分離すると共に、分離された研掃材Xを回収タンク27に回収し、また、排気中に含まれる放射性物質、塵埃等をバグフィルタ28で除去したうえで、排気管29からHEPAフィルター60によりさらに放射性物質を除去したうえで大気へ放出される。
なお、上記研掃材としては、酸化アルミ、グリッド、カットワイヤ等のハードメディヤと氷、ドライアイス、プラスチック等のソフトメディヤを使用する。
次に、管1の内周表面に付着した放射性物質を除染処理する。除染処理は管1の内周表面を吸引式ブラストにより研掃する。基本的には、上記した管の外周表面に付着した放射性物質を研掃する方法と同様であり、吸引装置をブラスト対象とする管1と研掃材の供給管で接続し管1の端部から研掃材を投入し、管1の内周面を擦り付けながら流動し、これにより、管1の内周面に付着した放射性物質を研掃除去する。研掃材としては、酸化アルミ、グリッド、カットワイヤ等を使用する。
次に、管1の外周表面の放射性物質による汚染物質がブラスト処理により、一定の放射能量のレベル以下に除去されたかどうかをチェックする。サーベメータを使用し、β線とγ線を測定し、除染処理の結果を確認をする。ブラスト処理された管1をローラコンベアを使い、次工程へ搬送する過程で、サーベメータのプローブ端子を管1の外周表面に近づけて直接サーベイ法によりβ線とγ線のレベルを測定する。一定の放射能量のレベル以上ならばサーベメータによりアラーム音を発生させ、ローラコンベアを停止し、管1を前工程へ戻す。バックグランドレベル以下の管1は次の縦切り工程へ流す。
図2には、管1の縦切り装置の全体構造を示す。図の左側から工程順に管1を縦送りする送り装置30、管1の周方向一位置を縦切りする縦切り装置40、そして、縦切りされた管1を拡開、平板化するプレス装置50を連設する。送り装置30は、水平な架台31を具備し、この上に複数本の管1が並び、そして、その上に、適当な間隔をおいて管1と直角方向に送りローラ32が複数本配設される。また、管1を整列するガイド33を管1と平行に設ける。縦切り装置40は、本発明の縦切り手段の要部であって、切断機41、管1を切断機41へ送り込むための送りローラ42、そして、縦切りされた管1を次工程へ案内するガイド43からなる。次工程のプレス装置50は、縦切りされた管1を拡げる拡開ロール51およびそれを平板化する多段の加圧ロール54からなる。
図3〜6に、縦切り装置40の詳細を示す。図3、4に示すように、送りローラ42によって外周面を二方向で挟まれるようにして、管1は、ゲート44方向へ送り込まれる。ゲート44の内幅および内高の寸法は、管1の外径寸法より僅かばかり大きく管1のガイドの機能を有する。管1の縦切断部では、二本の固定刃3が管1を外周底部4を円周方向二箇所で支持し、一方、動刃2は管の開口端部6から管1の内周側を覘くように配置される。ここで、二本の固定刃3の間隔は動刃2の幅Tの寸法より僅かばかり大きい。
管1の縦切り装置40は以上のように構成され、次にその作用について説明する。
図5に、動刃2による切断機構の断面図を、図6に縦切り部位断面の模式図を示す。管1は、大矢印のように右から左へ送られる。管1において、動刃2を基準にして左部は、管1の底部4の円周方向一箇所が既に縦切断され、一方、右部は管1がこれから縦切りされる部位である。回転軸Cを中心にカムローラ34が回転し、このカムローラ34が動刃2の尾部に備える突起35を突き上げることにより、動刃2の頭部に備える内刃Aは、揺動軸Bを中心として小矢印Dのように上下に揺動するので、底部4の円周方向一箇所が内刃Aによって管1の肉厚E部をせん断加工する。なお、回転軸Cの駆動源は電動またはエアーモータによる。管1は、右から左へ送られるので底部4の円周方向一箇所が動刃2の幅Tの分切り落とされ、開口5がスリット状に管1の軸方向に延びる。
せん断作用により、管1を軸方向へ長く縦切断する作用について、詳細を説明する。図6に示すように、動刃2の幅Tが管1の内周部に食い込む部位を動刃エッジF、Fとし、固定刃3が管1の外周部に食い込む部位を固定刃G、Gとする。固定刃エッジG、Gの間隔は、動刃2の幅Tより僅か大きいので、動刃2が上下に揺動するに従い、管1における動刃エッジFと固定刃エッジGが結ぶ線にせん断応力が作用し、管1の底部4に於いて、管1は動刃2の幅Tの分だけ軸方向スリット状に切り落とされる。なお、切り屑は、連続してコイル状に巻きあがる。なお、管1の縦切断速度は、毎分6〜10メートルで実施した。縦切りされた管1は、径のサイズが一回り小さいガイド43を管1の内径側に包みこむように案内され次工程のプレス装置50へ送られる。
なお、一部曲がり管については、縦切り装置へ手動で装入等して対応可能である。
図7に示すように、管1は、開口5を下にして拡開ロール51へ送られる。拡開ロール51は、下部ロールが表面逆V字状に尖った算盤玉状のVロール52と、上部は平板状のロール53とで構成される。これらの上下ロールにより挟まれ、加圧されながら、管1の開口5が下部ロール52の逆V字鋭角状の楔へ食い込み、連続して開口5が押し拡げられる。このようにして、管1は、連続して開口5の両側へ拡開される。この時、管1は拡開ロール51の回転により引き込まれ次工程へ送られる。拡開された管1は、加圧ロール54、54へ送り込まれ、上下ロールにより加圧されながら徐々に平板状へ押し潰し成形される。同様に、管1は、加圧ロール54、54の回転により引き込まれ送られる。平板状へ押し潰され成形された管1は、次工程へ送り込まれる。
次に、平板状へ押し潰され成形された管1の外周表面の放射性汚染物質が一定のレベル以下の放射能量までに除去されたかどうかをチェックする。上記した管1の外周表面の場合と同様、サーベメータを使用し、β線とγ線を測定し除染処理の結果を確認をする。同様に、一定の放射能量のレベル以上ならばサーベメータによりアラーム音を発生させ、ローラコンベアを停止し、管1をブラスト工程へ戻す。バックグランドレベル以下の管1は次の工程へ流す。なお、従来は、給水加熱器伝熱管、計装配管、復水器伝熱管等の径が小さく長尺なのでサーベメータの測定端子を奥まで挿入して内周面の正確な測定をすることが不可能であったが、このように、平板状へ押し潰され成形された管を測定するので、容易に、しかも確実に放射能量を確認することができる。
このようにして、放射能に汚染された管1が、除染処理によってクリアランスレベル以下に達したものは、再利用可能な物として容器に収納され、原子力発電所構内の保管倉庫で管理される。
なお、本発明の使途は、原子力発電施設から発生する放射性物質により汚染された物に限るものではなく、放射性物質を取り扱う施設に於いて発生する配管の廃棄処理に適用させても勿論よい。また、直管だけに限らず、曲がり管および円筒断面の変形した管にも対応できる。
本発明の実施例に係わる薄肉管の外周研磨装置である。 同上、薄肉管の縦切り装置の全体構造を示す斜視図である。 同上、縦切り部位を拡大した斜視図である。 同上、縦切り部位を拡大した正面図である。 同上、縦切り部位の断面図である。 同上、縦切り部位断面の模式図である。 同上、縦切り後工程を拡大した斜視図である。
符号の説明
A 内刃
B 揺動軸
C 回転軸
D 往復揺動
E 肉厚部
F 動刃エッジ
G 固定刃エッジ
T 幅
X 研掃材
Y 空気
1 管
2 動刃
3 固定刃
4 底部
5 開口
6 開口端部
20 研掃装置
21 研掃タンク
22 供給ホース
23 カバーガイド
24 吸引ホース
25 回収機
26 サイクロンセパレータ
27 回収タンク
28 バグフィルタ
29 排気管
30 送り装置
31 架台
32 送りローラ
33 ガイド
34 カムローラ
35 突起
36 バネ
40 切断装置
41 切断機
42 送りローラ
43 ガイド
44 ゲート
50 プレス装置
51 拡開ロール
52 Vロール
53 ロール
54 加圧ロール
60 HEPAフィルター

Claims (1)

  1. 低レベル放射能量の薄肉管の廃棄物処理であって、
    前記薄肉管の外周面及び内周面を除染処理した後、
    処理された前記薄肉管の放射能量を測定し、
    この測定結果に基づいて放射能量のレベル毎に分別し、
    次いで、一定の放射能量のレベル以上の管を前記除染処理する工程へ戻し、
    或いは、一定の放射能量のレベル以下の前記薄肉管を次の工程へ流して円周方向一位置で縦切りするとともに、
    この縦切りされた前記薄肉管を拡開して平板材に加圧成形した後、
    この平板材の放射能量を測定し、
    この測定結果に基づいて放射能量のレベル毎に分別し、
    次いで、一定の放射能量のレベル以上の管を前記除染処理する工程へ戻し、
    或いは、一定の放射能量のレベル以下の前記平板材を収納することを特徴とする薄肉管の放射性廃棄物処理方法。
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