JP4371021B2 - コネクタ - Google Patents
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Description
両コネクタハウジングを嵌合離脱する過程で、スライダが付勢部材の付勢力を蓄勢するとともにアーム押さえ部がロックアームに設けられたロック部から遠ざかってロックアームの弾性変位が許容され、もってロック部がロック受け部に乗り上げられる。ロックアームが弾性変位するとき、押さえ逃がし部に押さえ本体部が収容され、かつ、アーム逃がし部にアーム本体部が収容されるから、アーム押さえ部の規制位置をロック部側に近い位置に設定しても、ロックアームはアーム押さえ部と干渉することがなく、ロックアームの撓み変形動作が保障される。こうしてアーム押さえ部の規制位置をロック部側に近い位置に設定することにより、ロックアームによるロックの信頼性を高めることができる。
片持ち状に形成されたロックアームの自由端側にアーム押さえ部に対する被押さえ部が設定され、ロックアームのうち被押さえ部よりも基端側に逃がし部が設定されているから、ロックアームが弾性変位すると、ロックアームの逃がし部内にアーム押さえ部の先端部が収容されて両者の干渉が回避される一方、ロック部がロック受け部と係止状態にあるときには、被押さえ部がロック部に当接されることでロック部がロック受け部から解離する事態を確実に防止できる。
本発明の実施形態1を図1ないし図18によって説明する。本実施形態では、雌コネクタハウジング(以下、単に雌ハウジング10という)と嵌合可能な雄コネクタハウジング(以下、単に雄ハウジング30という)側にスライダ50と圧縮コイルバネ70(本発明の付勢手段に相当する)とを組み付けた構成とされている。なお、以下の説明において前後方向については、雌雄の両ハウジング10,30の嵌合面側を前方とする。
ロックアーム31の下面側には、図12の(B)に示すように、前端部にロック部39を残して後方へ開口する溝部42が形成されている。ロック部39は、その後面39Aがロック受け部16の後面16Bに対して係止されることで、両ハウジング10,30を嵌合状態に保持可能とされる。このロック部39の後面39Aは、上下方向(両ハウジング10,30の嵌合方向と直交する方向)に沿ってほぼ真っ直ぐな垂直面とされ、ロック受け部16の後面と密接状態で係止可能とされ、高い保持力をもって両ハウジング10,30の離脱を規制する。一方、ロック部39の前面39Bは、前方へ向けて昇り勾配をなすテーパ状に形成され、ロック受け部16に乗り上げ容易な形態とされる。
スライダ本体56は、その幅寸法が両側壁48の内面間の距離とほぼ同じかそれより僅かに小さく設定され、その下面の幅方向略中央に、下方へ段付き状に張り出すアーム押さえ部52を備えて構成される。アーム押さえ部52の下面は、組み付け状態においてロックアーム31の上面及び端子収容部32の上面に摺接可能とされる。
図19は、参考例を示す。参考例では、ロックアーム31とアーム押さえ部52の構造が実施形態1と異なるが、その他は実施形態1とほぼ同じである。
参考例のロックアーム31は、細長棒状のアーム本体部45とその先端部に連設されたブロック状のロック部39とから構成される。ロック部39の幅寸法はアーム本体部45の幅寸法よりも大きく形成され、ロック部39の後面39Aは、アーム本体部45の両側面から略直角に連なる段付き面として構成される。一方、アーム押さえ部52の先端部には、弾性変位するロックアーム31を収容可能なアーム逃がし部57が、前面と下面とに開口して設けられている。アーム押さえ部52のうちアーム逃がし部57を挟んだ両側には、一対の押さえ本体部53が平行配置されている。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)実施形態1では、押さえ逃がし部がロックアームを厚み方向に貫通して設けられていたが、本発明においては、押さえ逃がし部がロックアームの上面に凹み形成された有底凹部として構成されても構わない。
(2)本発明においては、付勢手段として板バネや引張りコイルバネを利用することも可能である。
(3)本発明においては、上記実施形態とは逆に、雌ハウジング側にロックアーム、スライダ、及び解除操作部を設け、雄ハウジング側にロック受け部を設けることも可能である。
16…ロック受け部
30…雄ハウジング(一方のコネクタハウジング)
31…ロックアーム
39…ロック部
45…アーム本体部
50…スライダ
52…アーム押さえ部
53…押さえ本体部
57…アーム逃がし部
70…圧縮コイルバネ(付勢手段)
80…雌端子金具
90…雄端子金具
99…解除操作部
Claims (2)
- 互いに嵌合離脱可能な一対のコネクタハウジングのうちの一方のコネクタハウジングに設けられ、両コネクタハウジングの嵌合離脱方向に沿って延びるとともに前記嵌合離脱方向と交差する方向への弾性変形が可能とされたロックアームと、
他方のコネクタハウジングに設けられ、前記両コネクタハウジングが正規嵌合されたときに前記ロックアームに設けられたロック部が乗り越えて同ロック部との弾性的な係止が可能とされたロック受け部と、
前記一方のコネクタハウジングに組み付けられ、前記両コネクタハウジングの嵌合離脱方向に沿った移動を可能とされたスライダと、
前記スライダに支持され、嵌合途上にある前記他方のコネクタハウジングに押し込まれてその他方のコネクタハウジングに対する離脱方向への付勢力を蓄勢するとともに、前記両コネクタハウジングが正規嵌合されるのに伴って前記付勢力を解放して前記スライダの移動を許容する付勢手段とを備え、
前記スライダには、前記ロックアームの変位方向と対向する位置に、アーム押さえ部が設けられ、このアーム押さえ部は、前記スライダが前記付勢部材の付勢力を解放する方向へ移動したときには、前記ロック部側に近づいて前記ロックアームのロック解除方向への弾性変位を規制する一方、前記スライダが前記付勢部材の付勢力を蓄勢する方向へ移動したときには、前記ロック部側から遠ざかって前記ロックアームのロック解除方向への弾性変位を許容するよう設定されており、かつ、
前記ロックアームには、押さえ逃がし部が形成されているとともに、前記押さえ逃がし部を挟んで一対のアーム本体部が形成され、
前記アーム押さえ部には、一対のアーム逃がし部が形成されているとともに、前記一対のアーム逃がし部の間に押さえ本体部が形成され、
前記ロックアームがロック解除方向へ弾性変位したときには、前記押さえ逃がし部に前記押さえ本体部が収容され、かつ、前記アーム逃がし部に前記アーム本体部が収容される構成としたことを特徴とするコネクタ。 - 前記ロックアームは、一端側が支持端とされ、他端側が自由端とされた片持ち状に形成され、その自由端側に、前記両コネクタハウジングが正規嵌合されたときに前記アーム押さえ部の先端部との当接が可能とされた被押さえ部が設けられ、かつ、
前記逃がし部は、前記ロックアームのうち前記被押さえ部より基端側に設定されていることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
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Applications Claiming Priority (1)
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2004
- 2004-09-22 JP JP2004275754A patent/JP4371021B2/ja not_active Expired - Fee Related
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