JP4369739B2 - リュックサック - Google Patents

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Description

本発明は、リュックサックに関する。
一般にリュックサックは、リュック本体の背面側(使用者の背中に接する側)に備えられたショルダーベルトに使用者が腕を通し、肩にかけて背負うことにより、使用者の両手を解放してリュック本体内に収容した荷物を持ち運ぶことができるため、広く用いられている。
ところで、リュック本体は、通常、使用者の背中に接する背面部の周縁に底面部、左右の側面部の一端縁が縫着され、背面部と対向する前面部が底面部から立ち上げられて構成されている。そして、背面部は、剛性を有するクッション素材で形成され、使用者の背中を保護している。このように背面部が剛性を有するため、背面部よりも幅広の荷物や、側面部よりも大きな厚みの荷物をリュック本体内に収容する場合、背面部を除く各面部が変形することにより対応している。
しかし、背面部が変形しないため、変形の自由度が小さく、リュック本体に収容可能な荷物の大きさや形状の許容範囲が狭い。
このために、収容容量を変更可能としたリュックサックが従来から提供されている(例えば、特許文献1参照。)。
例えば、特許文献1には、リュック本体に襠部材がファスナーを介して取り付けられ、ファスナーを閉じると、収容容量が少ない小型のリュックサックとして使用でき、ファスナーを開くと、襠部材が伸長し、その結果リュック本体が拡開されて収容容量を増し、大型のリュックサックとして使用できるものが記載されている。
特開平7−284410号公報
しかしながら、上記した特許文献1のリュックサックにおいて、ファスナーを開いて、襠部材を伸長しても、襠部材の分だけ収容容量がわずかに増加するに過ぎない。また、収容容量を増加させるために、一々ファスナーを開くのは煩雑である。さらに、このリュックサックにおいても、剛性を有する背面部の周縁に底面部、側面部の一端縁が縫着されているため、変形の自由度は小さく、リュック本体に収容可能な荷物の大きさや形状の許容範囲も依然として狭い。
本発明は、上記従来の問題点を解決すべく創案されたもので、種々の大きさや形状の荷物を好適に運搬することができるリュックサックを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明に係るリュックサックは、平面視略長方形状の薄板状可撓性部材から形成されて、長手方向の略中央部で折曲可能なホルダー部材と、折曲されたホルダー部材の一半部と他半部との間に挟持可能な収容部材と、からなり、ホルダー部材には、一半部に一対のショルダーベルトが取り付けられ、また、折曲されたホルダー部材の一半部と他半部とを相対向させた状態に収容部材とともに保持する保持手段が設けられ、収容部材は、柔軟な素材で形成されたことを特徴とする。
この発明によれば、ホルダー部材の一半部と他半部とが相対向されるとともに、相対向した一半部と他半部との間に収容部材が挟まれた状態で、ホルダー部材の一半部と他半部とを収容部材とともに保持手段を介して保持することができる。そして、一方の半部に取り付けられた一対のショルダーベルトにより、収容部材を保持したリュックサックを背負って運搬することができる。この場合、荷物は、ホルダー部材とは別体の収容部材に収容され、収容部材は柔軟な素材で形成されているので、収容部材の変形の自由度が大きく、荷物の大きさや形状が変化しても対応することができる。したがって、種々の大きさや形状の荷物を収容部材に収容して運搬することができる。
本発明は、前記収容部材は、ホルダー部材に着脱自在に保持され、大きさの異なる複数の袋体から選択される少なくとも一つの袋体で構成されることを特徴とする。
この発明によれば、荷物の大きさや形状に合わせて、最適な収容部材を選択して荷物を収容し、運搬することができる。
本発明に係るリュックサックによれば、種々の大きさや形状の荷物を好適に運搬することができる。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1ないし図6には、本発明のリュックサック1の第1実施例が示されている。
このリュックサック1は、ホルダー部材2と、ホルダー部材2に挟持可能な収容部材3と、から構成される。
ホルダー部材2は、平面視略長方形状の薄板状可撓性部材からなり、任意の位置で折曲することができる。
ここで、ホルダー部材2を、その長手方向の略中央で折曲して二分した場合の一方を一半部21、他方を他半部22というものとする。また、本発明の実施の形態の説明において、ホルダー部材2の一半部21および他半部22の折曲部側を下方、その自由端側を上方とする。
ホルダー部材2の一半部21および他半部22には、これらの一半部21および他半部22を相対向させた状態を保持するように、4本の接続ベルト4が設けられている。この接続ベルト4は、先端に接続具43が設けられたベルト本体41と、先端に、接続具43に対応する受け具44が設けられるとともに、長さを調節可能なアジャスタベルト42とから構成され、ベルト本体41の基端が一半部21における上方の左右の各側縁部および下方の左右の各側端部にそれぞれ縫着され、また、アジャスタベルト42の基端が他半部22における上方の左右の各側縁部および下方の左右の各側端部にそれぞれ縫着されている。
そして、各ベルト本体41の接続具43を、各ベルト本体41に対応するアジャスタベルト42の受け具44に連結することにより、アジャスタベルト42をベルト本体41に接続し、接続ベルト4が形成される。
また、ホルダー部材2の一半部21および他半部22の上端には、1本のベルト5が設けられている。このベルト5も、先端に接続具53が設けられたベルト本体51と、先端に、接続具53に対応する受け具54が設けられるとともに、長さを調節可能なアジャスタベルト52とから構成され、ベルト本体51の基端が一半部21の上端に縫着され、また、アジャスタベルト52の基端が他半部22の上端に縫着されている。
そして、ベルト本体51の接続具53を、ベルト本体51に対応するアジャスタベルト52の受け具54に連結することにより、アジャスタベルト52をベルト本体51に接続し、ベルト5が形成される。
さらに、ホルダー部材2の他半部22には、一対のショルダーベルト6が設けられている。このショルダーベルト6も、先端に接続具63が設けられたベルト本体61と、接続具63を介してベルト本体61と連結され、長さを調節可能なアジャスタベルト62とから構成されており、ベルト本体61の基端が他半部22の上端に縫着され、また、アジャスタベルト62の基端が他半部22の下端に縫着されている。
なお、ホルダー部材2の他半部22上端には、ベルト5を跨いで、把手7が取り付けられており、リュックサック1を持ち運ぶ際に掴むことができる。
収容部材3は、図4に示すように、上部32に出し入れ口33が設けられた布製の大型の巾着袋で構成されており、出し入れ口33には紐通し部34が設けられ、この紐通し部34に絞り紐35が挿通されている。
また、収容部材3外面には、4本の接続ベルト4に対応して、4個のベルト通し36がそれぞれ取り付けられており、各接続ベルト4を対応する各ベルト通し36に通すことができる。
ここで、接続ベルト4とベルト通し36によって保持手段が構成されている。
さらに、収容部材3の出し入れ口33の近傍にも、ベルト通し37が取り付けられており、ベルト5をベルト通し37に通すことができる。
なお、収容部材3は、十分な容量を確保して、例えば、折り畳み自転車のような大型の荷物を収容することができるように構成するのが望ましい。
また、収容部材3の下部31の一部を、ホルダー部材2の下部近傍に縫着してもよい。
さらに、収容部材3は、柔軟な素材であれば、布製に限定されるものではなく、また、収容部材3の一部をゴムなどの弾性部材で形成したり、プリーツ加工を施して、伸縮可能としてもよい。
さらにまた、収容部材3は、上記した巾着袋に限定されるものではなく、例えば、大型の風呂敷きのような正方形の布の対角線方向角隅部を結束したものであってもよい。
次に、上記構成のリュックサック1の使用方法について説明する。
初期状態においては、ホルダー部材2と収容部材3とは、分離されているものとする。
使用者は、まず、ホルダー部材2を床面等の上に広げておく(図6(a)参照)。
次に、収容部材3の出し入れ口33を広げて、荷物を収容部材3内に入れ、絞り紐35を紐通し部34から引き出して出し入れ口33を窄め、絞り紐35を結束する。そして、収容部材3をホルダー部材2の一半部21と他半部22との間に載置する(図6(b)参照)。
続いて、ホルダー部材2の一半部21と他半部22を相対向するまで折り曲げて、接続ベルト4のアジャスタベルト42を収容部材3のベルト通し36に通すとともに、接続具43と受け具44とを連結する。また、ベルト5のアジャスタベルト52を収容部材3のベルト通し37に通すとともに、接続具53と受け具54とを連結する。(図6(c)参照)。この際、各アジャスタベルト42、52の長さを調節して、一半部21と他半部22とを所望の間隔にする。このため、ホルダー部材2の一半部21と他半部22とを相対向させた状態に、収容部材3とともにとともに保持することができる。
そして、使用者は、ショルダーベルト6に腕を通し、肩にかけて、リュックサック1を背負って、荷物を運ぶことができる。
このように、リュックサック1によれば、ホルダー部材2とは別体の収容部材3が柔軟性を有するので、種々の大きさや形状の荷物を収容部材3の出し入れ口33から入れることができ、好適に運搬することができる。
例えば、折り畳み自転車のような大型の荷物を収容した場合、収容部材3がホルダー部材2から大きくはみ出すが、接続ベルト4、5によって確実に保持されているとともに、各接続ベルト4、5の長さを調節することで、ホルダー部材2の一半部21と他半部22間の間隔が調節されるので、好適に運搬することができる(図5参照)。一方、小型の荷物を収容した場合には、ベルト通し36,37に通した接続ベルト4、5の長さを調節することによって、収容部材3の広がりが規制されるとともにホルダー部材2の一半部21と他半部22間の間隔が調節されるので、収容部材3はホルダー部材2に安定して保持される。
図7には、本発明のリュックサック1の第2実施例が示されている。
この実施例は、上記した第1実施例と収容部材3のみが異なっているものであって、異なる構成についてのみ説明し、同一構成についての説明は省略する。
収容部材3は、大きさの異なる2つの巾着袋で形成されており、それぞれの巾着袋に取り付けられたベルト通し36,37に接続ベルト4、5を挿通することで、各巾着袋をホルダー部材2に取り付けることができる。
なお、巾着袋の数は2つに限られるものではなく、3つ以上であってもよい。また、使用者が選択する巾着袋は1つであってもよい。例えば、大、中、小の3種類の巾着袋の中から、使用者が収容する荷物の大きさに合わせて1つの巾着袋を選択し、この巾着袋を接続ベルト4、5によりホルダー部材2に挟んで保持してもよい。この場合、使用者が選択しなかった巾着袋は、選択した巾着袋内に折り畳んで収容してもよい。
本発明は、種々の大きさや形状の荷物を好適に運搬するリュックサックに適用できる。
本発明に係るリュックサックの第1実施例を示す斜視図である。 図1に示すリュックサックを示す正面図である。 図1に示すリュックサックを示す側面図である。 本発明に係るリュックサックの収容部材を示す正面図である。 本発明に係るリュックサックの使用例を示す正面図である。 本発明に係るリュックサックの使用方法を示す模式図である。 本発明に係るリュックサックの第2実施例の使用例を示す側面図である。
符号の説明
1 リュックサック
2 ホルダー部材
21 一半部
22 他半部
3 収容部材
36 ベルト通し(保持手段)
37 ベルト通し
4 接続ベルト(保持手段)
5 ベルト
6 ショルダーベルト

Claims (2)

  1. 平面視略長方形状の薄板状可撓性部材から形成されて、長手方向の略中央部で折曲可能なホルダー部材と、折曲されたホルダー部材の一半部と他半部との間に挟持可能な収容部材と、からなり、
    ホルダー部材には、一半部に一対のショルダーベルトが取り付けられ、また、折曲されたホルダー部材の一半部と他半部とを相対向させた状態に収容部材とともに保持する保持手段が設けられ、
    収容部材は、柔軟な素材で形成されたことを特徴とするリュックサック。
  2. 前記収容部材は、大きさの異なる複数の袋体から選択された少なくとも一つの袋体であることを特徴とする請求項1記載のリュックサック。
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