JP4366174B2 - 携帯型無線端末機 - Google Patents

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Description

本発明は、折り畳み式携帯電話機の如く、一対のキャビネットを連結機構を介して互いに開閉可能に連結して構成される携帯型無線端末機に関するものである。
従来、折り畳み式携帯電話機は、一対のキャビネットを開閉可能に連結して構成され、一方のキャビネットの内面側にメインディスプレイを配備すると共に背面側にサブディスプレイを配備し、両キャビネットを閉じた状態でもサブディスプレイによって時刻や着信などを表示することが可能となっている。
近年、携帯電話機は益々多機能化してきており、電話機能、メール送受信機能のみならず、インターネット機能を具えた携帯電話機の開発が進んでいる。又、一対のキャビネットを閉じた場合にもメインディスプレイを露出させ、該メインディスプレイの画面に、インターネットからダウンロードした画像を表示することが可能な折り畳み式携帯電話機が提案されている(例えば特許文献1及び特許文献2参照)。
例えば図8に示す折り畳み式携帯電話機は、本体キャビネット(91)と蓋体キャビネット(92)を連結機構(97)を介して互いに開閉可能に連結して構成されている。本体キャビネット(91)の内面には、複数の操作キー(95)及び送話部(93)が配備され、蓋体キャビネット(92)の内面には、ディスプレイ(96)及び受話部(94)が配備されている。又、本体キャビネット(91)の内部には、操作キー(95)、ディスプレイ(96)、送話部(93)及び受話部(94)を制御する基板アセンブリ(図示省略)が配備されている。更に、本体キャビネット(91)の背面には、電池収容室(910)が凹設されており、該電池収容室(910)には、基板アセンブリに電力を供給すべき二次電池要素を具えた電池パック(911)が収容されている。
連結機構(97)は、円筒状の連結体(90)を具え、該連結体(90)は、本体キャビネット(91)の内面に対して平行に伸びる第1の枢軸を有する一対の第1枢支ピン(98)(98)と、本体キャビネット(91)の内面に対して垂直な第2の枢軸を有する第2枢支ピン(99)とを具え、蓋体キャビネット(92)は、第1枢支ピン(98)(98)を介して連結体(90)に開閉可能に連結されると共に、本体キャビネット(91)は、第2枢支ピン(99)を介して連結体(90)に回転可能に連結されている。
図8に示す折り畳み式携帯電話機において、両キャビネット(91)(92)の内面を互いに対向させた第1全閉姿勢からディスプレイ(96)を露出させる場合、第1枢支ピン(98)(98)を回転軸として本体キャビネット(91)に対して蓋体キャビネット(92)を開き、両キャビネット(91)(92)の内面が露出する全開姿勢に設定する。これによって、ディスプレイ(96)が両キャビネット(91)(92)の内面側に露出すると共に、操作キー(95)、送話部(93)及び受話部(94)が両キャビネット(91)(92)の内面側に露出する。
又、全開姿勢にて、第2枢支ピン(99)を回転軸として蓋体キャビネット(92)を180度回転させることにより、ディスプレイ(96)が露出した状態で本体キャビネット(91)の内面が蓋体キャビネット(92)の背面と重なる第2全閉姿勢が設定される。
該折り畳み式携帯電話機によれば、両キャビネット(91)(92)を全開姿勢に設定すると、ディスプレイ(96)及び操作キー(95)が露出することとなり、これによって、ユーザは、ディスプレイ(96)の画面を観ながら操作キー(95)を操作してメールの送受信を行なうことが出来る。又、両キャビネット(91)(92)を第2全閉姿勢に設定すると、両キャビネット(91)(92)を重ね合わせた姿勢でディスプレイ(96)が露出することとなり、これによって、ユーザは、両キャビネット(91)(92)を手に保持した状態で、ディスプレイ(96)の画面に表示されたインターネットからのダウンロード画像を観ることが出来る。
特開2002−135830号公報[H04M1/02] 特開2003−174495号公報[H04M1/02]
しかしながら、図8に示す折り畳み式携帯電話機においては、両キャビネット(91)(92)を第2全閉姿勢に設定した場合、操作キー(95)が蓋体キャビネット(92)の背面側に隠れることとなるため、例えば送信メールの作成等の操作キー(95)を用いたキー操作を行なうことが出来ない問題があった。そこで、蓋体キャビネット(92)の内面に複数の操作キーを配備することが考えられる。しかしながら、蓋体キャビネット(92)にメインディスプレイ(96)及び複数の操作キーを配備した場合、該メインディスプレイ(96)及び複数の操作キーと本体キャビネット(91)に配備された基板アセンブリとを電気的に接続する構成が複雑となると共に、蓋体キャビネット(92)の厚さが増大して電話機自体が大型化する問題があった。
そこで本発明の目的は、一対のキャビネットを開閉可能に連結して構成される携帯型無線端末機において、両キャビネットの開閉に拘わらず画像表示部及びキー操作部がキャビネットの同じ面に露出する簡易な構成の携帯型無線端末機を提供することである。
本発明に係る携帯型無線端末機においては、本体キャビネット(1)と蓋体キャビネット(2)が互いに開閉可能に連結され、両キャビネット(1)(2)を開いた状態で露出することとなる両キャビネット(1)(2)の内面に、第1キー操作部(11)と第1画像表示部が配備されている。
本体キャビネット(1)の背面には、第2キー操作部(17)及び第2画像表示部が配備されており、本体キャビネット(1)の内部には、第1キー操作部(11)、第1画像表示部、第2キー操作部(17)及び第2画像表示部を制御すべき2つの基板アセンブリ(40)(49)が配備され、両基板アセンブリ(40)(49)の間に、該両基板アセンブリ(40)(49)に電力を供給すべき電池パック(5)を収容するための電池収容室(4)が設けられている。本体キャビネット(1)の側面若しくは端面には、電池パック(5)を電池収容室(4)に挿入するための挿入口(16)が開設されている。
上記本発明に係る携帯型無線端末機においては、電池収容室(4)が本体キャビネット(1)の内部に形成され、該電池収容室(4)と本体キャビネット(1)外部を連結する挿入口(16)が本体キャビネット(1)の側面若しくは端面に開設されているため、該挿入口(16)から電池パック(5)を本体キャビネット(1)内部に向けて挿入することにより、該電池パック(5)は電池収容室(4)に収容され、両基板アセンブリ(40)(49)に電気的に接続されることとなる。この結果、従来の如く本体キャビネット(1)の背面に電池パックを配備することによって該電池パックが該背面に露出することはなく、これによって、本体キャビネット(1)の背面に第2画像表示部及び第2キー操作部(17)を配備することが可能となる。
従って、上記本発明に係る携帯型無線端末機においては、両キャビネット(1)(2)を閉じ姿勢に設定した場合、第1画像表示部及び第1キー操作部(11)は両キャビネット(1)(2)の内面側に隠れることとなる一方、第2画像表示部及び第2キー操作部(17)は本体キャビネット(1)の背面側に露出しているので、ユーザは、該第2画像表示部の画面の表示を観ながら第2キー操作部(17)を用いてキー操作を行なうことが出来る。
又、両キャビネット(1)(2)を開き姿勢に設定すると、第2画像表示部及び第2キー操作部(17)は本体キャビネット(1)の背面側に露出した状態が保たれる一方、両キャビネット(1)(2)の内面側に第1画像表示部及び第1キー操作部(11)が露出することとなるので、ユーザは、該第1画像表示部の画面の表示を観ながら第1キー操作部(11)を用いてキー操作を行なうことが出来る。
具体的構成において、少なくとも何れか一方若しくは両方の基板アセンブリは、電池パック(5)との対向面に複数のチップを具え、該基板アセンブリと電池パック(5)との間には、該基板アセンブリを設置すべきフレームが配備されている。該フレームには、各チップとの対向面に開口部が形成され、前記複数のチップは、該開口部にそれぞれ収容されて電池パック(5)と対向しており、該電池パック(5)は、前記複数のチップとの対向面に金属層を具え、該金属層は、本体キャビネット(1)内部のアース部に接続されている。
又、金属層は、鍍金又は蒸着によって形成されている。
該具体的構成において、何れか一方若しくは両方の基板アセンブリから突出している前記複数のチップは、フレームの開口部にそれぞれ収容されている。このため、前記複数のチップを具えた基板アセンブリとフレームとの間に大きな隙間は存在しない。
又、フレームの開口部に収容された前記複数のチップは、電池収容室(4)に収容された電池パック(5)の金属層と対向している。ここで、該金属層は、アース部に接続されているため、前記複数のチップはそれぞれ、該金属層とフレームによって電気シールドが施されることになり、前記複数のチップに電気シールドを施すための空間をフレームと前記基板アセンブリとの間に設ける必要はない。
従って、基板アセンブリがフレームに密着して配備されることとなり、本体キャビネット(1)の薄型化を図ることが可能である。
又、他の具体的構成において、前記複数のチップ(48)は、一方の基板アセンブリ(40)に配備され、前記フレームは、電池パック(5)と該一方の基板アセンブリ(40)との間に介在するフレーム部材(6)によって形成され、電池収容室(4)は、該フレーム部材(6)と、他方の基板アセンブリ(49)を構成するベース板(46)とによって包囲されている。
該具体的構成において、一方の基板アセンブリ(40)から突出している前記複数のチップ(48)は、フレーム部材(6)の開口部にそれぞれ収容されている。このため、該一方の基板アセンブリ(40)とフレーム部材(6)との間に大きな隙間は存在しない。
又、フレーム部材(6)の開口部に収容された前記複数のチップ(48)は、電池収容室(4)に収容された電池パック(5)の金属層と対向している。ここで、該金属層はアース部に接続されているため、前記複数のチップ(48)はそれぞれ、該金属層とフレーム部材(6)によって電気シールドが施されることとなる。
更に他の具体的構成において、前記複数のチップは、両方の基板アセンブリ(40)(49)に配備され、前記フレームは、電池パック(5)と一方の基板アセンブリ(40)の間に介在する第1フレーム部材(61)と、電池パック(5)と他方の基板アセンブリ(49)の間に介在する第2フレーム部材(62)とから形成され、電池収容室(4)は、フレームによって包囲されている。
該具体的構成において、一方の基板アセンブリ(40)から突出する前記複数のチップは、第1フレーム部材(61)の開口部にそれぞれ収容され、他方の基板アセンブリ(49)から突出する前記複数のチップは、第2フレーム部材(62)の開口部にそれぞれ収容されている。このため、両基板アセンブリ(40)(49)と両フレーム部材(61)(62)との間に大きな隙間は存在しない。
又、両フレーム部材(61)(62)の開口部に収容された前記複数のチップは、電池収容室(4)に収容された電池パック(5)の金属層と対向している。ここで、該金属層はアース部に接続されているため、前記複数のチップはそれぞれ、該金属層と両フレーム部材(61)(62)によって電気シールドが施されることとなる。
本発明の携帯型無線端末機によれば、簡易な構成で、両キャビネットの開閉に拘わらず画像表示部及びキー操作部をキャビネットの同じ面に露出させることが可能である。
以下、本発明を折り畳み式携帯電話機に実施した形態につき、図面に沿って具体的に説明する。
本発明に係る折り畳み式携帯電話機は、図1に示す如く、扁平な本体キャビネット(1)と扁平な蓋体キャビネット(2)をヒンジ機構(3)を介して開閉可能に連結して構成されており、蓋体キャビネット(2)は、図2の如く両キャビネット(1)(2)を閉じて両キャビネット(1)(2)の内面側を互いに対向させた閉じ姿勢と、図1の如く両キャビネット(1)(2)を開いて両キャビネット(1)(2)の内面側を露出させた開き姿勢との間で、本体キャビネット(1)に対して開閉可能である。
図1に示す如く、本体キャビネット(1)は、内面キャビネット半体(13)と背面キャビネット半体(14)とを接合して構成されており、蓋体キャビネット(2)も同様の構成を有している。
本体キャビネット(1)の内面には、ヒンジ機構(3)側の端部に放音部(15)が配備されると共に、ヒンジ機構(3)とは反対側の端部に第1送話部(12)が配備されており、放音部(15)と第1送話部(12)との間には、複数の操作キー(11a)を具えた第1キー操作部(11)が配備されている。又、本体キャビネット(1)の左側面には、両キャビネット(1)(2)の連結方向に長い矩形状の挿入口(16)が開設されており、該挿入口(16)を貫通して扁平な電池パック(5)が収容されている。
蓋体キャビネット(2)の内面には、第1ディスプレイ(21)が配備されると共に、ヒンジ機構(3)とは反対側の端部に第1受話部(22)が配備されている。
図3に示す如く、本体キャビネット(1)の背面には、ヒンジ機構(3)側の端部に第2受話部(101)が配備されると共に、ヒンジ機構(3)とは反対側の端部に第2送話部(19)が配備されており、第2受話部(101)と第2送話部(19)との間には、第2受話部(101)に近い領域に第2ディスプレイ(18)が配備されると共に、第2送話部(19)に近い領域に、複数の操作キー(17a)及び選択キー(17b)を具えた第2キー操作部(17)が配備されている。又、ヒンジ機構(3)側の端面には、アンテナ(55)が突設されている。
本体キャビネット(1)を構成する内面キャビネット半体(13)と背面キャビネット半体(14)との間には、図5に示す如く、本体キャビネット(1)の内面側に第1基板アセンブリ(40)が配備されると共に、本体キャビネット(1)の背面側に第2基板アセンブリ(49)が配備され、両基板アセンブリ(40)(49)の間には、電池パック(5)を収容するための電池収容室(4)が形成されている。
第1基板アセンブリ(40)の表面には、弾性樹脂製のキーシート(41)が配備されており、該キーシート(41)の表面には、第1キー操作部(11)の複数の操作キー(11a)が配備されている。第1基板アセンブリ(40)は、平板状の第1ベース板(43)を具え、該第1ベース板(43)には、前記キーシート(41)に向かって突出する複数のドーム部(42)が形成されている。図6に示す如く、キーシート(41)には、ドーム部(42)との対向面に該ドーム部(42)を押圧すべき複数の押し子(41a)が突設されている。該複数の押し子(41a)は、押圧操作力が作用していない無荷重状態で複数のドーム部(42)にそれぞれ当接している。
又、第1ベース板(43)の背面には、複数のチップ(48)が配備されている。
図5に示す如く、第2基板アセンブリ(49)の背面には、弾性樹脂製のキーシート(44)が配備されており、該キーシート(44)の背面には第2キー操作部(17)の複数の操作キー(17a)及び選択キー(17b)が配備されている。第2基板アセンブリ(49)は、平板状の第2ベース板(46)を具え、該第2ベース板(46)には、前記キーシート(44)に向かって突出する複数のドーム部(45)が形成されている。図6に示す如く、キーシート(44)には、ドーム部(45)との対向面に該ドーム部(45)を押圧すべき複数の押し子(44a)が突設されている。該複数の押し子(44a)は、押圧操作力が作用していない無荷重状態で複数のドーム部(45)にそれぞれ当接している。
電池収容室(4)は、第1基板アセンブリ(40)と対向するフレーム部材(6)と、第2基板アセンブリ(49)の第2ベース板(46)とから形成されるフレームによって包囲されており、図4及び図6に示す如く、フレーム部材(6)には、第1基板アセンブリ(40)の複数のチップ(48)と対向する位置に複数の開口部(63)が開設されており、該開口部(63)に複数のチップ(48)がそれぞれ収容されている。これによって、複数のチップ(48)は電池パック(5)と対向することになる。
該電池収容室(4)に収容された電池パック(5)は、両基板アセンブリ(40)(49)に電力を供給すべき二次電池要素(50)を具え、該二次電池要素(50)は、外装体(51)及び蓋体(52)によって周囲を覆われている。外装体(51)には、前記複数のチップ(48)との対向面に鍍金処理による金属層(53)が形成されており、該金属層(53)は、本体キャビネット(1)内部のアース部(図示省略)に接続されている。
上記本発明に係る折り畳み式携帯電話機は、図2に示す閉じ姿勢で鞄や衣類のポケットに収容して携帯する。このとき、図1に示す第1ディスプレイ(21)は本体キャビネット(1)及び蓋体キャビネット(2)の内側に隠れているので、外力の作用による破損の虞はない。又、第1キー操作部(11)も本体キャビネット(1)及び蓋体キャビネット(2)の内側に隠れているので、複数の操作キー(11a)が押下されることによる誤作動の虞はない。
両キャビネット(1)(2)を閉じ姿勢に設定すると、図3に示す如く、第2ディスプレイ(18)、第2キー操作部(17)、第2送話部(19)及び第2受話部(101)は本体キャビネット(1)の背面側に露出した状態となる。このとき、キャビネット開閉検出器(図示省略)によって両キャビネット(1)(2)が閉じ姿勢に設定されたことが検出され、該検出に基づく検出信号が制御回路(図示省略)に供給される。制御回路は、前記検出信号に応じて、第2送話部(19)と第2受話部(101)を機能させる。
これによって、両キャビネット(1)(2)を閉じた姿勢での送受話が可能となる。
従って、着信時には、第2ディスプレイ(18)の画面に相手の電話番号や氏名が表示され、これに応じて操作キー(17a)によるオフフック操作を行なうことによって通話可能状態となり、ユーザは、第2受話部(101)を耳元に近づけると共に第2送話部(19)を口元に近づけて該着信に応答することが出来る。従って、着信に応じるために閉じ姿勢に設定されている両キャビネット(1)(2)の姿勢を変える必要はない。
又、発信時には、操作キー(17a)及び選択キー(17b)を操作することにより、第2ディスプレイ(18)の画面に内蔵メモリに記録された電話番号の一覧が表示され、その一覧に示された複数の電話番号の内、1つの電話番号を選択することが出来る。そして、該電話番号を選択した後にオフフック操作を行なうことにより、該電話番号の相手に向けて発信が開始される。
両キャビネット(1)(2)を図2に示す閉じ姿勢から図1に示す開き姿勢に設定することにより、蓋体キャビネット(2)の内面に配備された第1ディスプレイ(21)及び第1受話部(22)が露出すると共に、本体キャビネット(1)の内面に配備された第1キー操作部(11)、第1送話部(12)及び放音部(15)が露出する。これによって、第1キー操作部(11)によるキー操作が可能となると共に、第1ディスプレイ(21)の画面による画像及び時刻やメニューの表示が可能となる。
このとき、キャビネット開閉検出器によって両キャビネット(1)(2)が開き姿勢に設定されたことが検出され、該検出に基づく検出信号が制御回路に供給される。制御回路は、前記検出信号に応じて、第1送話部(12)と第1受話部(22)を機能させる。
これによって、両キャビネット(1)(2)を開いた姿勢での送受話が可能となる。
従って、着信時には、第1ディスプレイ(21)の画面に相手の電話番号や氏名が表示され、これに応じて操作キー(11a)によるオフフック操作を行なうことによって通話可能状態となり、ユーザは、第1受話部(22)を耳元に近づけると共に第1送話部(12)を口元に近づけて該着信に応答することが出来る。
又、メールの受信時には、操作キー(11a)を操作することにより、第1ディスプレイ(21)の画面に該受信メールの内容を表示してその内容を確認することが出来る。又、メール作成時には、操作キー(11a)を操作することにより、第1ディスプレイ(21)の画面にユーザが作成した文面が表示される。
上記本発明に係る折り畳み式携帯電話機においては、本体キャビネット(1)の内面に第1キー操作部(11)が配備され、従来、電池パックが取り付けられていた本体キャビネット(1)の背面には、第2キー操作部(17)及び第2ディスプレイ(18)が配備されている。
又、電池収容室(4)は、本体キャビネット(1)の内部に形成され、該電池収容室(4)と本体キャビネット(1)外部を連結する挿入口(16)が本体キャビネット(1)の左側面に開設されており、該挿入口(16)から電池パック(5)を本体キャビネット(1)内部に向けて挿入することにより、該電池パック(5)は電池収容室(4)に収容され、両基板アセンブリ(40)(49)に電気的に接続されることとなる。
従って、本発明に係る折り畳み式携帯電話機によれば、本体キャビネット(1)の両面にそれぞれキー操作部(11)(17)が配備されると共に、両キー操作部(11)(17)を制御する基板アセンブリ(40)(49)に電力を供給すべき電池パック(5)が本体キャビネット(1)に収容されることとなり、両基板アセンブリ(40)(49)と電池パック(5)を接続する構成は簡易である。
又、第1基板アセンブリ(40)から突出する複数のチップ(48)は、図6に示す如く電池収容室(4)を包囲するフレーム部材(6)の開口部(63)にそれぞれ収容されている。このため、第1基板アセンブリ(40)とフレーム部材(6)との間に複数のチップ(48)が挟み込まれることによって形成される大きな隙間は存在しない。
又、フレーム部材(6)の開口部(63)に収容された複数のチップ(48)は、電池収容室(4)に収容された電池パック(5)の金属層(53)と対向している。ここで、該金属層(53)は、電池パック(5)を電池収容室(4)に収容することによりアース部に接続されることとなるため、複数のチップ(48)はそれぞれ、該金属層(53)とフレーム部材(6)によって電気シールドが施されることとなる。
従って、上記本発明に係る折り畳み式携帯電話機によれば、第1基板アセンブリ(40)がフレーム部材(6)に密着して配備されることとなり、本体キャビネット(1)の薄型化が図られる。
又、本発明に係る折り畳み式携帯電話機は、図7に示す如く、第2基板アセンブリ(49)の第2ベース板(46)の表面に複数のチップ(48)を配備することも可能である。
電池収容室(4)は、第1基板アセンブリ(40)と対向する第1フレーム部材(61)と第2基板アセンブリ(49)と対向する第2フレーム部材(62)とから構成されるフレーム(60)によって包囲されており、第1フレーム部材(61)は、第1基板アセンブリ(40)の複数のチップ(48)と対向する位置に複数の開口部(63)が開設されており、該開口部(63)に複数のチップ(48)がそれぞれ収容されている。これによって、複数のチップ(48)は電池パック(5)と対向することとなる。
又、第2フレーム部材(62)は、第2基板アセンブリ(49)の複数のチップ(48a)と対向する位置に複数の開口部(64)が開設されており、該開口部(64)に複数のチップ(48a)がそれぞれ収容されている。これによって、複数のチップ(48a)は電池パック(5)と対向することとなる。
該電池収容室(4)に収容された電池パック(5)は、両基板アセンブリ(40)(49)に電力を供給すべき二次電池要素(50)を具え、該二次電池要素(50)は、外装体(51)及び蓋体(52)によって周囲を覆われている。外装体(51)は、両基板アセンブリ(40)(49)の複数のチップ(48)(48a)との対向面に鍍金処理による金属層(54)が形成されており、該金属層(54)は、本体キャビネット(1)内部のアース部(図示省略)に接続されている。
上記本発明に係る折り畳み式携帯電話機においては、両基板アセンブリ(40)(49)が両フレーム部材(61)(62)にそれぞれ密着して配備されると共に、電池パック(5)の金属層(54)によって、複数のチップ(48)(48a)に電気シールドが施されている。従って、複数のチップ(48)(48a)に電気シールドを施すための空間を第1フレーム部材(61)と第1基板アセンブリ(40)の間及び第2フレーム部材(62)と第2基板アセンブリ(49)の間に設ける必要はなく、本体キャビネット(1)の薄型化が図られる。
尚、本発明の各部構成は上記実施の形態に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。例えば、放音部を本体キャビネット(1)のヒンジ機構(3)側の端面に配備した構成においても、本実施例と同様の効果が得られる。
本発明に係る折り畳み式携帯電話機の開き姿勢の斜視図である。 該折り畳み式携帯電話機の閉じ姿勢の斜視図である。 該折り畳み式携帯電話機の閉じ姿勢を背面から見た斜視図である。 該折り畳み式携帯電話機の開き姿勢の一部破断平面図である。 該折り畳み式携帯電話機の開き姿勢の一部破断側面図である。 該折り畳み式携帯電話機の断面図である。 他の折り畳み式携帯電話機の断面図である。 従来の折り畳み式携帯電話機の平面図である。
符号の説明
(1) 本体キャビネット
(11) 第1キー操作部
(12) 第1送話部
(16) 挿入口
(17) 第2キー操作部
(18) 第2ディスプレイ
(19) 第2送話部
(101) 第2受話部
(2) 蓋体キャビネット
(21) 第1ディスプレイ
(22) 第1受話部
(3) ヒンジ機構
(4) 電池収容室
(40) 第1基板アセンブリ
(43) 第1ベース板
(46) 第2ベース板
(48) チップ
(48a) チップ
(49) 第2基板アセンブリ
(5) 電池パック
(53) 金属層
(54) 金属層

Claims (4)

  1. 本体キャビネット(1)と蓋体キャビネット(2)が互いに開閉可能に連結され、両キャビネット(1)(2)を開いた状態で露出することとなる両キャビネット(1)(2)の内面に、第1キー操作部(11)と第1画像表示部が配備されている携帯型無線端末機において、
    本体キャビネット(1)の背面には、第2キー操作部(17)及び第2画像表示部が配備されており、本体キャビネット(1)の内部には、第1キー操作部(11)、第1画像表示部、第2キー操作部(17)及び第2画像表示部を制御すべき2つの基板アセンブリ(40)(49)が配備され、両基板アセンブリ(40)(49)の間に、該両基板アセンブリ(40)(49)に電力を供給すべき電池パック(5)を収容するための電池収容室(4)が設けられ、本体キャビネット(1)の側面若しくは端面には、電池パック(5)を電池収容室(4)に挿入するための挿入口(16)が開設され、
    少なくとも何れか一方若しくは両方の基板アセンブリは、電池パック(5)との対向面に複数のチップを具え、該基板アセンブリと電池パック(5)との間には、該基板アセンブリを設置すべきフレームが配備されており、該フレームには、各チップとの対向面に1或いは複数の開口部が形成され、該開口部に前記複数のチップが収容されて電池パック(5)と対向しており、該電池パック(5)は、前記複数のチップとの対向面に金属層を具え、該金属層は、本体キャビネット(1)内部のアース部に接続されていることを特徴とする携帯型無線端末機。
  2. 前記金属層は、鍍金又は蒸着によって形成されている請求項1に記載の携帯型無線端末機。
  3. 前記複数のチップ(48)は、一方の基板アセンブリ(40)に配備され、前記フレームは、電池パック(5)と該一方の基板アセンブリ(40)との間に介在するフレーム部材(6)によって形成され、電池収容室(4)は、該フレーム部材(6)と、他方の基板アセンブリ(49)を構成するベース板(46)とによって包囲されている請求項1又は請求項2に記載の携帯型無線端末機。
  4. 前記複数のチップは、両方の基板アセンブリ(40)(49)に配備され、前記フレームは、電池パック(5)と一方の基板アセンブリ(40)の間に介在する第1フレーム部材(61)と、電池パック(5)と他方の基板アセンブリ(49)の間に介在する第2フレーム部材(62)とから形成され、電池収容室(4)は、該フレームによって包囲されている請求項1又は請求項2に記載の携帯型無線端末機。
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