JP4365346B2 - 光波長多重アクセスシステムおよび切替方法 - Google Patents

光波長多重アクセスシステムおよび切替方法 Download PDF

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Description

本発明は、光波長多重アクセスシステムおよび切替方法に関し、より詳細には、局側に設置されるセンタ装置と複数の光ネットワークユニットとの間の多重区間において、波長多重信号光を伝送する光波長多重アクセスシステム、および多重区間における現用系光ファイバおよび予備系光ファイバの切替方法に関する。
光波長多重分割(WDM)方式によるアクセスネットワークの開発が盛んに進められている(例えば、非特許文献1参照)。図1に、従来の光波長多重アクセスシステムの構成を示す。光波長多重アクセスシステムは、局側に設置されるセンタ装置(OLT)50と、加入者宅に設置される複数の光ネットワークユニット(ONU)70−1〜70−nと、両者を光ファイバを介して接続する波長多重分離装置60とから構成されている(例えば、非特許文献1参照)。OLT50と波長多重分離装置60との間の多重区間は、OLT50から各ONU70への下り光信号を伝送する下り光ファイバ73dと、各ONU70からOLT50への上り光信号を伝送する上り光ファイバ73uとにより接続されている。各ONU70と波長多重分離装置60との間のアクセス区間は、各ONU70への下り光信号を伝送する下り光ファイバ72d−1〜72d−nと、各ONU70からの上り光信号を伝送する上り光ファイバ72u−1〜72u−nとにより接続されている。
ここでは、OLT50から各ONU70への下り光信号用として1つの波長帯λdを割り当て、各ONU70からOLT50への上り光信号用として1つの波長帯λu(≠λd)を割り当てる。波長帯λdの波長λd1〜λdnおよび波長帯λuの波長λu1〜λunを、それぞれのONU70−1〜70−nに割り当てる。OLT50と波長多重分離装置60とにおいて、各波長の光信号を合分波する波長多重分離手段として、アレイ導波路回折格子(AWG)を用いる。
OLT50の光送受信器51−1〜51−nは、各ONU70に送信する波長帯λdの波長λd1〜λdnの下り光信号を送信し、下り光信号は、下りAWG52で波長多重される。上り信号用キャリア発生部(OCSM)53は、各ONU70に送信する波長帯λuの波長λu1〜λunの上り信号用光キャリアを一括して発生する。下り光信号と上り信号用光キャリアとは、WDMカプラ54で波長多重され、下り光ファイバ73dを介して波長多重分離装置60へ伝送される。
波長多重分離装置60のWDMカプラ61は、波長帯λdの下り光信号と波長帯λuの上り信号用光キャリアとを分波する。下りAWG62は、波長λd1〜λdnの下り光信号を分波し、上り信号用光キャリアAWG63は、波長λu1〜λunの上り信号用光キャリアを分波する。各ONU70に送信する波長λd1〜λdnの下り光信号と波長λu1〜λunの上り信号用光キャリアとは、WDMカプラ64−1〜64−nでそれぞれ個別に波長多重され、下り光ファイバ72d−1〜72d−nを介して、対応するONU70−1〜70−nへ伝送される。
ONU70−1の光送受信器71−1は、伝送されてきた波長λd1の下り光信号と波長λu1の上り信号用光キャリアを分波し、波長λd1の下り光信号を受信する。一方、光送受信器71−1は、波長λu1の上り信号用光キャリアを変調し、折り返し上り光信号として上り光ファイバ72u−1を介して波長多重分離装置60へ送信する。他のONU70についても同様である。各ONU70から送信された波長λu1〜λumの上り光信号は、波長多重分離装置60の上りAWG65で波長多重され、上り光ファイバ1uを介してOLT50へ伝送される。上り光信号は、上りAWG55で多重分離されて各ONUに対応する光送受信器51−1〜51−nに受信される。
J.Kani et al., "A WDM-based optical access network for wide-area gigabit access services", IEEE Communication Magazine, vol.41, issue2, S43-S48, February 2003
上述した構成においては、OLT50と波長多重分離装置60との間の多重区間において、ファイバ断等の障害が発生すると、ONU70のすべてとの通信が断となる。そこで、多重区間に現用系と予備系の光ファイバを配置し、OLT50と波長多重分離装置60に予備系光ファイバへの切替機能を搭載することが必要となる。
また、更なる信頼性向上のため、OLT50を置く局の停電や火災などの災害時を想定する必要がある。災害時においてもサービス断とならないように、OLT50を離れた局に分散配置し、二重化することが望まれている。しかしながら、OLT50を分散配置することにより、現用系光ファイバおよび予備系光ファイバの障害情報を、OLT50で一元的に管理することができなくなる。このとき、どのようにして監視情報を伝達し、分散配置されたOLT50を連動させて現用系と予備系との切替動作を行うかは、光波長多重アクセスシステムを構築する上で、技術的、経済的に重要な課題となっている。
本発明の目的は、経済的な多重区間の二重化構成を実現し、現用局と予備局とが連動して現用系と予備系との切り替え動作を行うことができる光波長多重アクセスシステムおよび切替方法を提供することにある。
本発明は、このような目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、第1および第2のセンタ装置(OLT)とn個の光ネットワークユニット(ONU)104−1〜104−nとが収容局103を介して配置され、前記第1のOLT(現用局)111と前記収容局との間の多重区間が下り現用系光ファイバ105及び上り現用系光ファイバ105を介して接続され、前記第2のOLT(予備局)121と前記収容局との間の多重区間が下り予備系光ファイバおよび上り予備系光ファイバ106を介して接続され、前記収容局と各々の前記ONUとの間のアクセス区間がそれぞれ下り光ファイバ107および上り光ファイバ108を介して接続され、前記第1および第2のOLTと前記各々のONUとは、各々のONUごとに割り当てた波長により通信を行う光波長多重アクセスシステムにおいて、前記第1のOLTの光送信部112は、各々の前記下り信号光の波長と異なる第1波長(波長λc0)の監視光を前記下り信号光と合波して、前記下り現用系光ファイバに送出する第1送出手段207を含み、前記第2のOLTの光送信部122は、各々の前記下り信号光の波長および前記第1波長と異なる第2波長(波長λc1)の監視光を前記下り信号光と合波して、前記下り予備系光ファイバに送出する第2送出手段307を含み、前記収容局は、前記下り現用系光ファイバから入力される前記第1波長の監視光および前記下り予備系光ファイバから入力される前記第2波長の監視光を合波して、前記上り現用系光ファイバおよび前記上り予備系光ファイバの両方に折り返し送出する監視光折り返し手段131を含み、前記第1および第2のOLTの光受信部113,123は、前記上り現用系光ファイバおよび前記上り予備系光ファイバから入力される前記第1波長の監視光および前記第2波長の監視光を前記上り信号光から分波して、前記第1波長の監視光のパワーおよび前記第2波長の監視光のパワーを検出する検出手段223,323を含み、前記第1および第2のOLTの監視制御部114,124は、前記検出手段における前記第1波長の監視光のパワーおよび前記第2波長の監視光のパワーの検出結果に基づいて、前記下り信号光を送出し、または停止する手段を含むことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、第1および第2のセンタ装置(OLT)とn個の光ネットワークユニット(ONU)504−1〜504−nとが収容局503を介して配置され、前記第1のOLT(現用局)501と前記収容局との間の多重区間が現用系光ファイバ505を介して接続され、前記第2のOLT(予備局)503と前記収容局との間の多重区間が予備系光ファイバ506を介して接続され、前記収容局と各々の前記ONUとの間のアクセス区間がそれぞれ1本の光ファイバ507を介して接続され、前記第1および第2のOLTと前記各々のONUとは、各々のONUごとに割り当てた波長により通信を行う光波長多重アクセスシステムにおいて、前記第1のOLTの光送信部512は、各々の前記下り信号光の波長と異なる第1波長(波長λc0)の監視光を前記下り信号光と合波して、前記現用系光ファイバに送出する第1送出手段607を含み、前記第2のOLTの光送信部522は、各々の前記下り信号光の波長および前記第1波長と異なる第2波長(波長λc1)の監視光を前記下り信号光と合波して、前記予備系光ファイバに送出する第2送出手段707を含み、前記収容局は、前記現用系光ファイバから入力される前記第1波長の監視光および前記予備系光ファイバから入力される前記第2波長の監視光を合波して、前記現用系光ファイバおよび前記予備系光ファイバの両方に折り返し送出する監視光折り返し手段531を含み、前記第1および第2のOLTの光受信部513,523は、前記現用系光ファイバおよび前記予備系光ファイバから入力される前記第1波長の監視光および前記第2波長の監視光を前記上り信号光から分波して、前記第1波長の監視光のパワーおよび前記第2波長の監視光のパワーを検出する検出手段623,723を含み、前記第1および第2のOLTの監視制御部514,524は、前記検出手段における前記第1波長の監視光のパワーおよび前記第2波長の監視光のパワーの検出結果に基づいて、前記下り信号光を送出し、または停止する手段を含むことを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、第1および第2のセンタ装置(OLT)とn個の光ネットワークユニット(ONU)とが収容局を介して配置され、前記第1のOLTと前記収容局との間の多重区間が現用系光ファイバを介して接続され、前記第2のOLTと前記収容局との間の多重区間が予備系光ファイバを介して接続され、前記収容局と各々の前記ONUとの間のアクセス区間がそれぞれ光ファイバを介して接続され、前記第1および第2のOLTと前記各々のONUとは、各々のONUごとに割り当てた波長により通信を行う光波長多重アクセスシステムにおける前記現用系光ファイバおよび前記予備系光ファイバの切替方法において、前記第1のOLTの光送信部は、各々の前記下り信号光の波長と異なる第1波長の監視光を前記下り信号光と合波して、前記現用系光ファイバに送出し、前記第2のOLTの光送信部は、各々の前記下り信号光の波長および前記第1波長と異なる第2波長の監視光を前記下り信号光と合波して、前記予備系光ファイバに送出し、前記収容局は、前記現用系光ファイバから入力される前記第1波長の監視光および前記予備系光ファイバから入力される前記第2波長の監視光を合波して、前記現用系光ファイバおよび前記予備系光ファイバの両方に折り返し送出し、前記第1および第2のOLTの光受信部は、前記現用系光ファイバおよび前記予備系光ファイバから入力される前記第1波長の監視光および前記第2波長の監視光を前記上り信号光から分波して、前記第1波長の監視光のパワーおよび前記第2波長の監視光のパワーを検出し、前記第1のOLTの監視制御部は、前記第1波長の監視光のパワーを検出せず、前記第2波長の監視光のパワーを検出した場合に、前記第1のOLTの光送信部からの前記下り信号光および前記第1波長の監視光の送出を停止し、前記第2のOLTの監視制御部は、前記第1波長の監視光のパワーを検出せず、前記第2波長の監視光のパワーを検出した場合に、前記第2のOLTの光送信部から前記下り信号光を送出し、前記現用系光ファイバから前記予備系光ファイバに切り替えることを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、波長の異なる二つの監視光を収容局で折り返すことにより、能動的な機能を有しない収容局を構成して、経済的な多重区間の二重化構成を実現することが可能となる。
また、本発明によれば、現用局と予備局とを分散配置した場合であっても、現用局と予備局とが連動して現用系と予備系との切り替え動作を行うことができ、高信頼な光波長多重アクセスシステムを提供することが可能となる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳細に説明する。
図2に、本発明の実施例1にかかる光波長多重アクセスシステムの構成を示す。現用局101および予備局102と、収容局103との間の区間を、それぞれ2心の光ファイバ105,106で接続することにより、多重区間を二重化している。現用局101と予備局102には、それぞれセンタ装置(OLT)111,121が配置されている。n個の光ネットワークユニット(ONU)104−1〜104−nは、下り光ファイバ107および上り光ファイバ108からなるアクセス区間を介して、収容局103に接続されている。このような構成により、ONU104−1〜104−nは、下り光ファイバ107および上り光ファイバ108と、収容局103と、現用系光ファイバ105および予備系光ファイバ106とを介して、現用系のOLT111と予備系のOLT121とに接続されている。
ONU104−1〜104−nは、光源を備えておらず、OLT111,121から供給された連続光を変調して上り信号として送出する。OLT111,121は、下り信号光および上り信号用光キャリアを送信する光送信部112,122と、上り信号光を受信する光受信部113,123と、監視制御部114,124とから構成されている。収容局103は、監視光折り返し回路131と波長合分波器132とを含む。
図3に、実施例1にかかる現用局のセンタ装置(OLT)の構成を示す。現用局101のOLT111は、光送信部112と光受信部113と監視制御部114とから構成されている。光送信部112は、n個の現用系光送信器201−1〜201−nから送信された波長λdw1〜λdwnの下り信号光と、n個の光源202−1〜202−nから送信された波長λuw1〜λuwnの上り信号用光キャリアとが、波長合分波器203,204およびWDMカプラ205を介して合波される。合波された波長多重光は、光スイッチ206に入力される。光スイッチ206は、監視制御部114からの制御信号により、合波された波長多重光を現用系光ファイバ105へ送出し、または送出を停止することができる。光スイッチ206の出力ポートは、監視光送出回路207に接続されている。監視光送出回路207は、監視光光源211から波長λc0の監視光と波長多重光とを、WDMカプラ212で合波して、現用系光ファイバ105へ送出する。
光受信部113は、監視光パワー検出回路223と、分波器222と、受信器221−1〜221−nとから構成されている。監視光パワー検出回路223は、波長λc0の監視光および波長λc1の監視光(この監視光は、後述する予備局のOLT121から送出される。)を、それぞれWDMカプラ241,243により分波する。監視光の光パワーを、それぞれ受光器242,244で検出し、測定値を監視制御部114へ送出する。一方、上り波長多重信号は、分波器222によりそれぞれの波長λuw1〜λuwnに分波され、受信器221−1〜221−nへ入力される。
なお、光送信部112内の光スイッチ206は、必ずしも必要ではなく、光スイッチを用いずに、光源または送信器の出力をON/OFFする構成としてもよい。また、監視光光源211には、DFB−LDを用いた光源、広帯域光源と光バンドパスフィルタとを組み合わせた光源を用いてもよい。
図4に、実施例1にかかる予備局のセンタ装置(OLT)の構成を示す。予備局102のOLT121は、光送信部122と光受信部123と監視制御部124とから構成されている。光送信部122は、現用局とは波長が異なり、n個の予備系光送信器301−1〜301−nから送信された波長λdp1〜λdpnの下り信号光と、n個の光源302−1〜302−nから送信された波長λup1〜λupnの上り信号用光キャリアとが、波長合分波器303,304およびWDMカプラ305を介して合波される。また、監視光の波長も現用局と異なり、監視光送出回路307は、監視光光源311から波長λc1の監視光と波長多重光とを、WDMカプラ312で合波して、予備系光ファイバ106へ送出する。
光受信部123も、現用局とは波長が異なり、上り波長多重信号は、波長λup1〜λupnに分波されて受信器321−1〜321−nに入力される。監視光パワー検出回路323の構成は、現用局と同じである。
図5に、実施例1にかかる収容局の構成を示す。収容局103は、監視光折り返し回路131と波長合分波器132とから構成されている。監視光折り返し回路131は、下り現用系光ファイバより入力される波長λc0の監視光と波長多重光とをWDMカプラ301により分離する。波長λc0の監視光は、光カプラ303により分岐し、WDMカプラ305,306を介して、それぞれ上り現用系光ファイバおよび上り予備系光ファイバに出力する。同様に、下り予備系光ファイバより入力される波長λc1の監視光と波長多重光とをWDMカプラ302により分離する。波長λc1の監視光は、光カプラ304により分岐し、WDMカプラ307,308を介して、それぞれ上り現用系光ファイバおよび上り予備系光ファイバに出力する。波長λc0の監視光および波長λc1の監視光は、それぞれ現用局の光受信部113および予備局の光受信部123に送出される。
波長合分波器132は、WDMカプラ321,322,326−1〜326−nと2入力のアレイ導波路格子フィルタ(AWG)323〜325とから構成されている。WDMカプラ321(322)は、波長λdw1〜λdwn(波長λdp1〜λdpn)の下り信号光と波長λuw1〜λuwn(波長λup1〜λupn)の上り信号用光キャリアとを分波し、AWG323(324)は、各々の波長さらに分波する。WDMカプラ326−1〜326−nは、各ONU104−1〜104−nに割り当てられた下り信号光と上り信号用光キャリアのそれぞれ1波長ずつを合波して、ONU104−1〜104−nへ送出する。
ONU104−1〜104−nにおいて、上り信号用光キャリアを変調して出力された上り信号光は、AWG325により合波されて、監視光折り返し回路131を介して上り現用系光ファイバおよび上り予備系光ファイバに出力される。収容局103は、アレイ導波路格子フィルタ(AWG)323〜325をアサーマル化することにより、受動部品のみで構成することができる。
図6に、実施例1にかかる光ネットワークユニット(ONU)の構成を示す。ONU104−1〜104−nは、下り信号光と上り信号用光キャリアとを分波するWDMカプラ401と、分波された下り信号光を復調する受信器402とを備えている。分波された上り信号用光キャリアは、光増幅器403で増幅されたのち、変調器404で変調されて、上り光ファイバ108に出力される。
図7に、実施例1における現用局および予備局の波長配置を示す。図7(a)は現用局の波長配置であり、図7(b)は予備局の波長配置である。収容局103のAWG323〜324で分波する現用系の下り光信号の波長λdw1〜λdwnの波長間隔および現用系の上り光信号の波長λuw1〜λuwnの波長間隔と、現用系と予備系の波長差Δλとを一致させる。AWGの有する周回性を利用すると、AWGのk番目の出力ポートに、現用系を用いた場合には波長λdwk、λuwkの光が、予備系を用いた場合には波長λdpk、λupkの光が出力される。なお、波長配置および現用系と予備系との波長差は、この例に限定されるものではない。例えば、波長差Δ2λとなる波長配置において、上記のようにk番目の波長が出力されるように、AWGの入力ポートを選択すればよい。
図8に、現用系から予備系に切り替える際の現用局のフローを示す。現用局101の光送信部112において、監視制御部114は、監視光光源211から送出されている波長λc0の監視光のパワーを検出する(S801)。波長λc0の監視光のパワーを検出した場合、監視制御部114は、現用系光ファイバ105が正常と判断して(S802)、光送信部112の光スイッチ206をONにして(S803)、波長多重光を現用系光ファイバ105へ送出する(S804)。
波長λc0の監視光のパワーを検出しなかった場合、監視制御部114は、波長λc1の監視光のパワーを検出する(S811)。波長λc1の監視光のパワーを検出した場合、監視制御部114は、現用系光ファイバ105は異常であるが、予備系光ファイバ106は正常と判断して(S812)、監視光光源211の出力をOFFにするとともに(S813)、光送信部112の光スイッチ206をOFFにする(S814)。従って、波長多重光の現用系光ファイバ105への送出を停止する(S815)。
一方、波長λc1の監視光のパワーを検出しなかった場合、監視制御部114は、現用系光ファイバ105および予備系光ファイバ106ともに異常と判断して(S821)、光スイッチ206の状態をそのまま保持する(S813)。
図9に、現用系から予備系に切り替える際の予備局のフローを示す。予備局102の光送信部122において、監視制御部124は、光受信部123において波長λc0の監視光のパワーを検出する(S901)。波長λc0の監視光のパワーを検出した場合、監視制御部124は、現用系光ファイバ105が正常と判断して(S902)、光送信部122の光スイッチ306をOFFにして(S903)、波長多重光の予備系光ファイバ106への送出を停止する(S904)。
波長λc0の監視光のパワーを検出しなかった場合、監視制御部124は、監視光光源311から送出されている波長λc1の監視光のパワーを検出する(S911)。波長λc1の監視光のパワーを検出した場合、監視制御部124は、現用系光ファイバ105は異常であるが、予備系光ファイバ106は正常と判断して(S912)、光送信部122の光スイッチ306をONにする(S913)。従って、波長多重光を予備系光ファイバ106に送出する(S914)。
一方、波長λc1の監視光のパワーを検出しなかった場合、監視制御部124は、現用系光ファイバ105および予備系光ファイバ106ともに異常と判断して(S921)、光スイッチ306の状態をそのまま保持する(S913)。
上述した切替方法においては、現用局101の監視制御部114が、上り現用系光ファイバから波長λc0の監視光を検出せず、かつ波長λc1の監視光を検出する場合に、波長多重光だけでなく、波長λc0の監視光の送出を停止することを特徴とする。この方法によれば、下り現用系光ファイバの異常だけでなく、上り現用系光ファイバに異常が生じた場合においても、予備局102の監視制御部124に対して、現用系光ファイバの異常を通知することができる。一方、予備局102の監視制御部124は、上り予備系光ファイバから波長λc0の監視光を検出せず、かつ波長λc1の監視光を検出する場合に、波長多重光を送出することにより、自動的に予備系へと切り替えることができる。
また、予備系から現用系への切り戻しは、誤動作をさけるために次のように行う。現用局101は、監視光光源211の出力をONにして、波長λc0の監視光を出力する。そして、予備局102の監視制御部124において、波長λc0の監視光が所与の時間Taの間検出された場合に、切り戻しを行う。現用局101の監視制御部114は、所与の時間Tb(<Ta)の間、波長λc0の監視光の検出を行い、パワーが検出されない場合、依然として現用系光ファイバに異常があると判断する。このとき、監視光光源211の出力を再びOFFにすることにより、誤動作を防ぐ。
実施例1では、OLTから上り信号用光キャリアを送信する場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、ONUに上り信号用の光源を備え、収容局の波長合分波器の構成を一部変更することにより、OLTは、下り信号光のみを送出する構成としても良い。また、収容局において監視光を折り返す手段は、実施例1の記載に限定されず、2×4光カプラにより2つの光カプラを置き換えたり、他の構成にすることもできる。
図10に、本発明の実施例2にかかる光波長多重アクセスシステムの構成を示す。現用局501および予備局502と、収容局503との間の区間を、それぞれ1心の光ファイバ505,506で双方向伝送することにより、多重区間を二重化している。n個の光ネットワークユニット(ONU)504−1〜504−nは、それぞれ1本の光ファイバ507で双方向伝送することにより、収容局503に接続されている。
ONU504−1〜504−nは、下り信号光と上り信号光とを合分波するWDMカプラ541と、分波された下り信号光を復調する受信器542と、上り信号光を出力する送信器543とを備えている。現用局501および予備局502は、下り信号光を送信する光送信部512,522と、上り信号光を受信する光受信部513,523と、監視制御部514,524と、下り信号光と上り信号光とを合分波するWDMカプラ515,525とから構成されている。
図11に、実施例2にかかる現用局のセンタ装置(OLT)の構成を示す。図3に示した実施例1との相違は、上り信号用光キャリアを送信する必要がないので、これにかかる光源、波長合分波器およびWDMカプラを備えていないことである。
図12に、実施例2にかかる予備局のセンタ装置(OLT)の構成を示す。図4に示した実施例2との相違は、上り信号用光キャリアを送信する必要がないので、これにかかる光源、波長合分波器およびWDMカプラを備えていないことである。
収容局503は、監視光折り返し回路531と波長合分波器532とを含む。監視光折り返し回路531は、現用系光ファイバ505より入力される波長λc0の監視光と波長多重光とをWDMカプラ581により分離する。波長λc0の監視光は、光カプラ583により分岐し、一方の出力を、WDMカプラ587を介して予備系光ファイバ506に出力する。他方の出力は、反射器585で反射され、WDMカプラ581を介して現用系光ファイバ505に出力される。同様に、予備系光ファイバ506より入力される波長λc1の監視光と波長多重光とをWDMカプラ588により分離する。波長λc1の監視光は、光カプラ584により分岐し、一方の出力を、WDMカプラ582を介して現用系光ファイバ505に出力する。他方の出力は、反射器586で反射され、WDMカプラ588を介して予備系光ファイバ506に出力される。
波長合分波器532は、WDMカプラ591,592,595−1〜595−nと2入力のアレイ導波路格子フィルタ(AWG)593,594とから構成されている。WDMカプラ591,592は、波長λdw1〜λdwn(波長λdp1〜λdpn)の下り信号光と波長λuw1〜λuwn(波長λup1〜λupn)の上り信号光とを分波し、AWG323(324)は、各々の波長さらに分波する。WDMカプラ595−1〜595−nは、各ONU504−1〜504−nに割り当てられた下り信号光と上り信号光のそれぞれ1波長ずつを合波して、ONU504−1〜504−nへ送出する。収容局503は、アレイ導波路格子フィルタ(AWG)593,594をアサーマル化することにより、受動部品のみで構成することができる。
実施例2において、現用系から予備系に切り替える際のフローは、現用局および予備局ともに、それぞれ図8および図9に示したフローと同じである。
本実施形態によれば、収容局に光スイッチ等の能動的な機能を追加することなく、多重空間を二重化することができる。また、現用局と予備局とを分散配置した場合であっても、それぞれにおいて多重区間の障害を検知し、連動して現用系と予備系との切り替え動作を行うことができる。
従来の光波長多重アクセスシステムの構成を示す接続構成図である。 本発明の実施例1にかかる光波長多重アクセスシステムの構成を示す接続構成図である。 実施例1にかかる現用局のセンタ装置(OLT)の構成を示す接続構成図である。 実施例1にかかる予備局のセンタ装置(OLT)の構成を示す接続構成図である。 実施例1にかかる収容局の構成を示す接続構成図である。 実施例1にかかる光ネットワークユニット(ONU)の構成を示す接続構成図である。 実施例1における現用局および予備局の波長配置を示す図である。 現用系から予備系に切り替える際の現用局のフローを示すフローチャートである。 現用系から予備系に切り替える際の予備局のフローを示すフローチャートである。 本発明の実施例2にかかる光波長多重アクセスシステムの構成を示す接続構成図である。 実施例2にかかる現用局のセンタ装置(OLT)の構成を示す接続構成図である。 実施例2にかかる予備局のセンタ装置(OLT)の構成を示す接続構成図である。
符号の説明
101 現用局
102 予備局
103 収容局
104−1〜104−n 光ネットワークユニット(ONU)
105 現用系光ファイバ
106 予備系光ファイバ
107 下り光ファイバ
108 上り光ファイバ
111,121 センタ装置(OLT)
112,122 光送信部
113,123 光受信部
114,124 監視制御部
131 監視光折り返し回路
132 波長合分波器

Claims (10)

  1. 第1および第2のセンタ装置(OLT)とn個の光ネットワークユニット(ONU)とが収容局を介して配置され、前記第1のOLTと前記収容局との間の多重区間が下り現用系光ファイバ及び上り現用系光ファイバを介して接続され、前記第2のOLTと前記収容局との間の多重区間が下り予備系光ファイバおよび上り予備系光ファイバを介して接続され、前記収容局と各々の前記ONUとの間のアクセス区間がそれぞれ下り光ファイバおよび上り光ファイバを介して接続され、前記第1および第2のOLTと前記各々のONUとは、各々のONUごとに割り当てた波長により通信を行う光波長多重アクセスシステムにおいて、
    前記第1のOLTの光送信部は、各々の前記下り信号光の波長と異なる第1波長の監視光を前記下り信号光と合波して、前記下り現用系光ファイバに送出する第1送出手段を含み、
    前記第2のOLTの光送信部は、各々の前記下り信号光の波長および前記第1波長と異なる第2波長の監視光を前記下り信号光と合波して、前記下り予備系光ファイバに送出する第2送出手段を含み、
    前記収容局は、前記下り現用系光ファイバから入力される前記第1波長の監視光および前記下り予備系光ファイバから入力される前記第2波長の監視光を合波して、前記上り現用系光ファイバおよび前記上り予備系光ファイバの両方に折り返し送出する監視光折り返し手段を含み、
    前記第1および第2のOLTの光受信部は、前記上り現用系光ファイバおよび前記上り予備系光ファイバから入力される前記第1波長の監視光および前記第2波長の監視光を前記上り信号光から分波して、前記第1波長の監視光のパワーおよび前記第2波長の監視光のパワーを検出する検出手段を含み、
    前記第1および第2のOLTの監視制御部は、前記検出手段における前記第1波長の監視光のパワーおよび前記第2波長の監視光のパワーの検出結果に基づいて、前記下り信号光を送出し、または停止する手段を含むことを特徴とする光波長多重アクセスシステム。
  2. 前記第1のOLTの光送信部は、波長λdw1〜λdwnの下り信号光を合波して、前記第1送出手段に送出する第1信号光送信手段を含み、
    前記第1のOLTの光受信部は、前記検出手段で分波された上り信号光から、前記ONUで変調された波長λuw1〜λuwnの上り信号光を分波する分波手段を含み、
    前記第1のOLTの監視制御部は、前記第1信号光送信手段を制御して、前記下り信号光を送出し、または停止することを特徴とする請求項1に記載の光波長多重アクセスシステム。
  3. 前記第2のOLTの光送信部は、波長λdp1〜λdpnの下り信号光を合波して、前記第2送出手段に送出する第2信号光送信手段を含み、
    前記第2のOLTの光受信部は、前記検出手段で分波された上り信号光から、前記ONUで変調された波長λup1〜λupnの上り信号光を分波する分波手段を含み、
    前記第2のOLTの監視制御部は、前記第2信号光送信手段を制御して、前記下り信号光を送出し、または停止することを特徴とする請求項1に記載の光波長多重アクセスシステム。
  4. 前記収容局の監視光折り返し手段は、
    前記下り現用系光ファイバから入力される前記第1波長の監視光を前記下り信号光から分波するWDMカプラと、分波された前記第1波長の監視光を分岐する光カプラと、分岐された前記第1波長の監視光を前記上り信号光と合波して、前記上り現用系光ファイバおよび前記上り予備系光ファイバのそれぞれに送出するWDMカプラと、
    前記下り予備系光ファイバから入力される前記第2波長の監視光を前記下り信号光から分波するWDMカプラと、分波された前記第2波長の監視光を分岐する光カプラと、分岐された前記第2波長の監視光を前記上り信号光と合波して、前記上り現用系光ファイバおよび前記上り予備系光ファイバのそれぞれに送出するWDMカプラとを含むことを特徴とする請求項1に記載の光波長多重アクセスシステム。
  5. 第1および第2のセンタ装置(OLT)とn個の光ネットワークユニット(ONU)とが収容局を介して配置され、前記第1のOLTと前記収容局との間の多重区間が現用系光ファイバを介して接続され、前記第2のOLTと前記収容局との間の多重区間が予備系光ファイバを介して接続され、前記収容局と各々の前記ONUとの間のアクセス区間がそれぞれ1本の光ファイバを介して接続され、前記第1および第2のOLTと前記各々のONUとは、各々のONUごとに割り当てた波長により通信を行う光波長多重アクセスシステムにおいて、
    前記第1のOLTの光送信部は、各々の前記下り信号光の波長と異なる第1波長の監視光を前記下り信号光と合波して、前記現用系光ファイバに送出する第1送出手段を含み、
    前記第2のOLTの光送信部は、各々の前記下り信号光の波長および前記第1波長と異なる第2波長の監視光を前記下り信号光と合波して、前記予備系光ファイバに送出する第2送出手段を含み、
    前記収容局は、前記現用系光ファイバから入力される前記第1波長の監視光および前記予備系光ファイバから入力される前記第2波長の監視光を合波して、前記現用系光ファイバおよび前記予備系光ファイバの両方に折り返し送出する監視光折り返し手段を含み、
    前記第1および第2のOLTの光受信部は、前記現用系光ファイバおよび前記予備系光ファイバから入力される前記第1波長の監視光および前記第2波長の監視光を前記上り信号光から分波して、前記第1波長の監視光のパワーおよび前記第2波長の監視光のパワーを検出する検出手段を含み、
    前記第1および第2のOLTの監視制御部は、前記検出手段における前記第1波長の監視光のパワーおよび前記第2波長の監視光のパワーの検出結果に基づいて、前記下り信号光を送出し、または停止する手段を含むことを特徴とする光波長多重アクセスシステム。
  6. 前記第1のOLTの光送信部は、波長λdw1〜λdwnの下り信号光を合波して、前記第1送出手段に送出する第1信号光送信手段を含み、
    前記第1のOLTの光受信部は、前記検出手段で分波された上り信号光から、前記ONUで変調された波長λuw1〜λuwnの上り信号光を分波する分波手段を含み、
    前記第1のOLTは、前記第1のOLTの光送信部から出力される信号光を前記現用系光ファイバに送出し、前記現用系光ファイバから入力される信号光を前記第1のOLTの光受信部に送出するWDMカプラを含み、
    前記第1のOLTの監視制御部は、前記第1信号光送信手段を制御して、前記下り信号光を送出し、または停止することを特徴とする請求項5に記載の光波長多重アクセスシステム。
  7. 前記第2のOLTの光送信部は、波長λdp1〜λdpnの下り信号光を合波して、前記第2送出手段に送出する第2信号光送信手段を含み、
    前記第2のOLTの光受信部は、前記検出手段で分波された上り信号光から、前記ONUで変調された波長λup1〜λupnの上り信号光を分波する分波手段を含み、
    前記第2のOLTは、前記第2のOLTの光送信部から出力される信号光を前記予備系光ファイバに送出し、前記予備系光ファイバから入力される信号光を前記第2のOLTの光受信部に送出するWDMカプラを含み、
    前記第2のOLTの監視制御部は、前記第2信号光送信手段を制御して、前記下り信号光を送出し、または停止することを特徴とする請求項5に記載の光波長多重アクセスシステム。
  8. 前記収容局の監視光折り返し手段は、
    前記現用系光ファイバから入力される前記第1波長の監視光を前記下り信号光から分波する第1のWDMカプラと、分波された前記第1波長の監視光を分岐する第1の光カプラと、分岐された前記第1波長の監視光を前記上り信号光と合波して前記予備系光ファイバに送出する第2のWDMカプラと、分岐された前記第1波長の監視光を反射して前記第1の光カプラおよび前記第1のWDMカプラを介して前記現用系光ファイバに送出するための反射器と、
    前記予備系光ファイバから入力される前記第2波長の監視光を前記下り信号光から分波する第3のWDMカプラと、分波された前記第2波長の監視光を分岐する第2の光カプラと、分岐された前記第2波長の監視光を前記上り信号光と合波して前記現用系光ファイバに送出する第4のWDMカプラと、分岐された前記第2波長の監視光を反射して前記第2の光カプラおよび前記第3のWDMカプラを介して前記現用系光ファイバに送出するための反射器とを含むことを特徴とする請求項5に記載の光波長多重アクセスシステム。
  9. 第1および第2のセンタ装置(OLT)とn個の光ネットワークユニット(ONU)とが収容局を介して配置され、前記第1のOLTと前記収容局との間の多重区間が現用系光ファイバを介して接続され、前記第2のOLTと前記収容局との間の多重区間が予備系光ファイバを介して接続され、前記収容局と各々の前記ONUとの間のアクセス区間がそれぞれ光ファイバを介して接続され、前記第1および第2のOLTと前記各々のONUとは、各々のONUごとに割り当てた波長により通信を行う光波長多重アクセスシステムにおける前記現用系光ファイバおよび前記予備系光ファイバの切替方法において、
    前記第1のOLTの光送信部は、各々の前記下り信号光の波長と異なる第1波長の監視光を前記下り信号光と合波して、前記現用系光ファイバに送出し、
    前記第2のOLTの光送信部は、各々の前記下り信号光の波長および前記第1波長と異なる第2波長の監視光を前記下り信号光と合波して、前記予備系光ファイバに送出し、
    前記収容局は、前記現用系光ファイバから入力される前記第1波長の監視光および前記予備系光ファイバから入力される前記第2波長の監視光を合波して、前記現用系光ファイバおよび前記予備系光ファイバの両方に折り返し送出し、
    前記第1および第2のOLTの光受信部は、前記現用系光ファイバおよび前記予備系光ファイバから入力される前記第1波長の監視光および前記第2波長の監視光を前記上り信号光から分波して、前記第1波長の監視光のパワーおよび前記第2波長の監視光のパワーを検出し、
    前記第1のOLTの監視制御部は、前記第1波長の監視光のパワーを検出せず、前記第2波長の監視光のパワーを検出した場合に、前記第1のOLTの光送信部からの前記下り信号光および前記第1波長の監視光の送出を停止し、
    前記第2のOLTの監視制御部は、前記第1波長の監視光のパワーを検出せず、前記第2波長の監視光のパワーを検出した場合に、前記第2のOLTの光送信部から前記下り信号光を送出し、
    前記現用系光ファイバから前記予備系光ファイバに切り替えることを特徴とする切替方法。
  10. 前記第1のOLTの監視制御部は、前記第1のOLTの光送信部から前記第1波長の監視光を送出し、
    前記第2のOLTの監視制御部は、前記第1波長の監視光のパワーを所与の時間Taの間検出した場合に、前記第2のOLTの光送信部からの前記下り信号光の送出を停止し、
    前記第1のOLTの監視制御部は、前記第1波長の監視光のパワーを所与の時間Tb(Tb<Ta)の間検出した場合に、前記第1のOLTの光送信部から前記下り信号光および前記第1波長の監視光を送出し、前記第1波長の監視光のパワーを所与の時間Tbの間検出しなかった場合に、前記第1のOLTの光送信部からの前記第1波長の監視光の送出を停止し、
    前記予備系光ファイバから前記現用系光ファイバに切り戻すことを特徴とする請求項9に記載の切替方法。
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