JP4363092B2 - 組電池用電池セルユニット、電池セルユニットを用いた組電池および電池セルユニットの製造方法 - Google Patents

組電池用電池セルユニット、電池セルユニットを用いた組電池および電池セルユニットの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4363092B2
JP4363092B2 JP2003168950A JP2003168950A JP4363092B2 JP 4363092 B2 JP4363092 B2 JP 4363092B2 JP 2003168950 A JP2003168950 A JP 2003168950A JP 2003168950 A JP2003168950 A JP 2003168950A JP 4363092 B2 JP4363092 B2 JP 4363092B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery cell
battery
assembled
assembled battery
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003168950A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005005181A (ja
Inventor
泰明 早見
誠 岩島
トロンナムチヤイ クライソン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2003168950A priority Critical patent/JP4363092B2/ja
Publication of JP2005005181A publication Critical patent/JP2005005181A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4363092B2 publication Critical patent/JP4363092B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)
  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、組電池用電池セルユニット、電池セルユニットを用いた組電池および電池セルユニットの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
電気自動車に使用される動力用組電池では、複数個の単位二次電池セル(以下、単に電池セルと呼ぶ)を直列に接続して高電圧を得ている。このような組電池を充電する場合に、各電池セルの内部インピーダンスや容量のばらつきによって、各電池セルの充電電圧にばらつきが生じる。直列に接続された各電池セルには同一の充電電流が流れ、一部の電池セルが過充電状態になる。
【0003】
組電池を構成する各電池セルの充電電圧のばらつきを抑制する方法として、シャントレギュレーターと呼ばれる方法が知られている。この方法は、組電池を構成する各電池セルと並列にトランジスターを接続して充電電流をトランジスターへバイパス可能にし、各電池セルの充電時のセル電圧を検出し、セル電圧が他の電池セルよりも高くなったらトランジスターへバイパス電流を流し、電池セルへの充電電流を絞って過充電を防止するものである。
【0004】
また、組電池を構成する各電池セルの充電電圧のばらつきを補正する方法として、特許文献1に開示された方法が知られている。この方法では、組電池を構成する各電池セルの両端にそれぞれコイルとスイッチの直列回路を接続しており、各スイッチを同期を取りながら開閉させると、コイルの電磁結合によって電圧の高い電池セルから電圧の低い電池セルへ電力が流れ、各電池セルの電圧が等しくなってばらつきが補正される。
【0005】
この出願の発明に関連する先行技術文献としては次のものがある。
【特許文献1】
特開2001−339865号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の組電池用電池セルの電圧のばらつきを抑制または補正する方法には、次のような問題がある。
【0007】
上述した前者の電圧ばらつき抑制方法では、電池セルをバイパスしてトランジスターへ充電電流を流すので、バイパス用トランジスターによる損失が発生して充電効率が悪くなる。
【0008】
また、上述した後者の電圧ばらつき補正方法では、各コイルを電磁結合するためのトランスが必要となり、装置が大型になってしまう。特に、高電圧、高電流の組電池では数百個の電池セルを直並列に接続するので、大型のトランスが必要になる上に、各電池セルからトランスコイルへの配線が多くなるので製造工数が増大し、さらに多くのスイッチを用いるので装置の信頼性が低下する。
【0009】
本発明は、電圧のばらつきを補正する組電池用電池セルユニット、組電池およびその製造方法を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、コイルとスイッチの直列回路を電池セルに並列に接続した並列回路を設け、電池セルを被う外装体の表面にコイルを設置するとともに、並列回路を外装体から突出した電極端子へ接続して組電池用電池セルユニットを構成し、これらの組電池用電池セルユニットを複数個、間隔をあけて配置するとともに、電極端子により各電池セルユニットを直列に接続し、スイッチを開閉させて各電池セルユニット間の電圧差を補正する。
【0011】
【発明の効果】
本発明によれば、トランスとその配線工数を不用にし、充電効率と信頼性の高い組電池を提供することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
《第1の実施の形態》
図1は、第1の実施の形態の組電池用電池セルユニットを示す斜視図である。組電池用電池セルユニット1は、単体の電池セルと後述するコイルおよびスイッチから構成される回路を扁平形状の外装体で被ったものである。電池セルユニット1の外装体は金属薄膜を用いたラミネート構造になっており、外装体の表と裏の扁平面11にはコイル12のパターンが形成されている。また、外装体の上部には2個の電極端子13が設けられている。
【0013】
図2は、図1に示す組電池用電池セルユニット1を複数個用いて構成した組電池を電極端子側から見た図である。この組電池は、扁平型の電池セルユニット1を複数個、外装体のコイル12を設置した扁平面11が対向し、且つ各コイル12間が絶縁されるように間隔を開けて一列に並べたものである。この状態では、各電池セルユニット1の外装体扁平面11に形成されたコイル12が互いに向かい合う。ハーネス21は隣接する電池セルユニット1の正極と負極を接続する配線材であり、このハーネス21により各電池セルユニット1を直列に接続する。
【0014】
図3は、図1に示す扁平型電池セルユニット1を4個、図2に示すように外装体のコイル12を設置した扁平面11が対向し、且つ各コイル12間が絶縁されるように1列に並べた組電池の回路図である。各電池セルユニット1a〜1dは、1個の電池セル31a〜31dと、2組のコイルとスイッチの直列回路(34a+32a)と(35a+33a)、(34b+32b)と(35b+33b)、(34c+32c)と(35c+33c)、(34d+32d)と(35d+33d)を内蔵している。
【0015】
各電池セルユニット1a〜1dにおいて、コイルとスイッチの2組の直列回路はそれぞれ電池セルへ並列に接続されて並列回路を構成しており、その並列回路は上述した電極端子13に接続されている。さらに、隣接する電池セルユニット1a〜1dの正極と負極がハーネス21により接続され、4個の電池セルユニット1a〜1dは直列に接続されている。
【0016】
4個の電池セルユニット1a〜1dは一列に並べて配置されているので、隣接する電池セルユニットのコイルが互いに対向する。電池セルユニット1aのコイル35aと電池セルユニット1bのコイル32bとが対向し、電池セルユニット1bのコイル35bと電池セルユニット1cのコイル34cとが対向する。また、電池セルユニット1cのコイル35cと電池セルユニット1dのコイル34dとが対向する。
【0017】
図3により、電池セル間の電圧のばらつきを補正して平均化させる動作を説明する。今、電池セル31bの電圧が電池セル31cの電圧よりも高いものと仮定する。このとき、スイッチ33bと32cを同期させて開閉させると、対向するコイル35bと34cの電磁結合によって、電池31bの電圧がコイル34cに誘起されるとともに、電池31cの電圧がコイル35bに誘起される。コイル35bの両端に誘起した電圧は電池31bの電圧よりも低いため、電池31bからコイル35bへ放電電流が流れる。一方、コイル34cの両端に誘起した電圧は電池31cの電圧よりも高いため、コイル34cから電池31cへ充電電流が流れる。スイッチ33bと32cのオンとオフが繰り返されると、電池セル31bから放電された電力が電池セル31cへ充電され、電池セル31bの電圧と電池セル31cの電圧が同一値に近づいていき、電圧のばらつきが解消される。
【0018】
組電池を構成するすべての電池セル31a〜31dにおいて、電池セル31bと31cの間で行った電圧のばらつき補正と同様な補正が行われ、組電池を構成するすべての電池セル31a〜31dで電圧が平均化される。
【0019】
組電池用電池セルユニットは図1に示すような扁平型の外装体に限定されるものではなく、例えば図4に示すような四角柱の形状のパッケージとしてもよい。図4に示す四角柱の組電池用電池セルユニット4において、外装体の側面41にはコイル42が設置され、外装体上部には電極端子43が設けられている。この電池セルユニット4を複数個、図5に示すように電池セルユニット4のコイル42を設置した四角柱の側面41がそれぞれ対向し、且つ各コイル42間が絶縁されるように配置し、組電池を構成する。隣接する電池セルユニット4の正極と負極はハーネス51により接続され、複数の電池セルユニット4が直列に接続される。
【0020】
図6は、図5に示す組電池の回路図である。各電池セルユニット4は、スイッチ61とコイル62の直列回路が4組と、1個の電池セル63を内蔵している。各電池セルユニット4の四角柱の側面41に設けられたコイル42は互いに対向し、対向するコイル42どうしの電磁結合によって上述したように電力の授受が行われ、組電池を構成する全ての電池セル63の電圧ばらつきを補正することができる。
【0021】
組電池用電池セルユニットの形状は、扁平型、四角柱型以外にも、図7に示すような三角柱や、図8に示す六角柱としてもよい。図7は、三角柱の組電池用電池セルユニットを複数個、コイルを設置した三角柱の側面が対向し、且つ各コイル間が絶縁されるように配置した組電池である。また、図8は、六角柱の組電池用電池セルユニットを複数個、コイルを設置した六角柱の側面が対向し、且つ各コイル間が絶縁されるように配置した組電池である。
【0022】
組電池を構成する各電池セルユニットにおいて、電圧のばらつきを補正して各電池セルの電圧を平均化するために、上述したように対向するコイルと直列に接続されるスイッチを同期して開閉させ、対向するコイル間の電磁結合によって電力の授受を行う第1の実施の形態では、制御回路によりスイッチの開閉を制御する。なお、制御回路は各電池セルユニットに内蔵し、制御回路の電源は各電池セルから供給する。
【0023】
スイッチの開閉動作は常時、継続的に行うことができる。しかし、そうすると電圧のばらつきが小さい場合にもスイッチを介してコイルに電流を流すことになり、スイッチとコイルにおける損失が発生して無駄な電力を消費することになる。そこでこの第1の実施の形態では、各電池セルの電圧のばらつきがある許容範囲を満たさなくなったときだけ、スイッチを開閉して電圧の平均化を行い、損失の発生を防ぐ。
【0024】
なお、各電池セルにおける電圧のばらつきは、電池セルの両端電圧を検出する電圧検出回路、または各電池セルの温度を検出する温度検出回路を制御回路に設け、それらの電圧検出回路または温度検出回路において各電池セル間の電圧差や温度差が検出された場合のみ、スイッチを開閉させて電圧の平均化を行い、電圧の平均化がなされたらスイッチの開閉を停止する。つまり、電圧の平均化が必要なときだけ補正動作を実行させることし、無駄な電力消費を抑制する。
【0025】
電圧検出回路により検出された電池セルの電圧、または温度検出回路により検出された電池セルの温度は、制御回路内の通信回路を介して外部の充放電制御回路へ送信される。充放電制御回路では、隣接電池セルユニット間の電池セルの電圧差または温度差を判断し、電圧差または温度差の大きい隣接電池セルユニットの制御回路へスイッチの開閉指令を送信する。スイッチの開閉指令を受信した隣接電池セルユニットは対向するコイルと直列に接続されているスイッチの開閉動作を行い、上述したように電圧のばらつきを補正する。
【0026】
制御回路と充放電制御回路との間の情報の授受を無線で行うようにすれば、制御回路と充放電制御回路との間の配線をなくすことができる。具体的には、アンテナを内蔵して通信を行うための半導体チップ、すなわちRFチップを各電池セルユニットのパッケージに実装する。
【0027】
《第2の実施の形態》
図9は第2の実施の形態の組電池用電池セルユニットを示す斜視図である。第2の実施の形態の組電池用電池セルユニット9は、図1に示す第1の実施の形態の電池セルユニット1に、外装体扁平面11のコイル12の中心にコア材91を付加したものである。このコア材91を付加したことによって以下のような効果がある。
【0028】
図10(a)は、図1に示す第1の実施の形態の電池セルユニット1を2個、コイル12が対向するように配置したときのコイル12の磁束の方向を示す図である。また、図10(b)は、図9に示す第2の実施の形態の電池セルユニット9を2個、コイル12が対向するように配置したときのコイル12の磁束の方向を示す図である。ここで、電池セルユニット1、9の配置間隔dは、例えば電池セルユニット1,9の冷却のために必要な隙間である。電池セルは使用状態によっては高温になることがあるが、電池セルが高温になると電池の寿命が短くなり、望ましくない。そのため、電池セルを冷却する必要がある。電池セルユニット1,9間に冷却用の間隔dをあけて配置することによって、例えば空冷によって組電池を冷却する場合の空気の通り道を確保することができる。
【0029】
ところが、図10(a)に示すように電池セルユニット1を間隔をあけて配置すると、対向するコイル12どうしの電磁誘導により電力の授受を行うときに、コイル12から発せられた磁束の漏れが起こりやすくなり、電力の伝達効率が低下する。これに対し図10(b)に示す第2の実施の形態の電池セルユニット9は、間隔をあけて配置しても、コイル12から発せられた磁束がコア材91により形成される磁路を通るようになり、(a)に示す第1の実施の形態の電池セルユニット1の場合よりも磁束の漏れが減少し、電力の伝達効率が高くなる。
【0030】
ここで、コア材91の厚みは、2個の電池セルユニット9を向かい合わせに配置したときに、2個の電池セルユニット9のコア材91の厚みの合計が、2個の電池セルユニット9の間隔dと等しくなるようにする。そうすると、2個の電池セルユニット9のコア材91どうしが密着し、コイル12の磁束の漏れを防止することができる。また、冷却のために必要な電池セルユニット9の配置間隔dに合わせて電池セルユニット9のコア材91の厚みを決定することによって、コア材91を隣接する電池セルユニット9の間のスペーサーとして用いることができ、コア材91の厚みにより電池セルユニット9の配置間隔を正確に保つことができる。
【0031】
また、電池セルユニット9の外装体扁平面11のコイル12の中心にコア材91を配置することによって、電池セルユニット9を並べて配置する際にコア材91を位置合わせの基準として用いることができる。隣接する電池セルユニット9のコイル12の間で電磁結合により電力の授受を行う場合に、対向するコイル12どうしの相対的な位置が重要になる。対向するコイル12どうしの電磁結合が最も強くなる、すなわち相互インダクダンスが最も大きくなるように配置する必要がある。そのためには、例えば対向するコイル12の中心どうしを正確に合わせるという、精度の高い位置合わせが必要となるが、コイル12のパターンが非常に細かい場合やコイル12自体が小さい場合には、位置合わせが困難になる。
【0032】
外装体扁平面11のコイル12の中心にコア材91を配置した電池セルユニット9では、コア材91を用いて対向するコイル12どうしの位置を合わせることができる。ただし、そのためにはコイル12の中心位置にコア材91を正確に埋め込まなければならない。そこで、電池セルユニット9の製造に際して、電池セルユニット9にコア材91を設けた後に、コア材91の位置を基準にしてコイル12を形成する工程とする。そうすれば、複数の電池セルユニット9を並べて組電池を製作する際に、コア材91どうしの位置を合わせることによって、対向するコイル12の相互インダクダンスが最大になるような位置にコイル12のパターンを対向させることができる。
【0033】
《発明の第3の実施の形態》
上述した第2の実施の形態では、隣接する電池セルユニット9の両方にコア材91を設置する例を示したが、例えば図11に示すように、片方の電池セルユニット110a側には所定の厚みのコア材111をコイル12の中心に設置するとともに、それに隣接する電池セルユニット110b側にはコア材111を通す孔112をコイル12の中心に形成するようにしてもよい。これらの電池セルユニット110a、110bの製造工程では、各電池セルユニット110aおよび110bの外装体扁平面11にコア材111と孔112をそれぞれ形成した後に、コア材111と孔112を中心にしてコイル12のパターンを形成する。これにより、上述した第2の実施の形態の効果と同様な効果が得られ、コア材111を孔112に通すことによって、隣接する電池セルユニット110a、110bのコイル12のパターンがより正確に対向する。
【0034】
《第4の実施の形態》
図12は複数の組電池用電池セルユニットで構成した第4の実施の形態の組電池を示す。複数個の組電池用電池セルユニット120を並べて組電池を構成する場合に、電池セルユニット120をケース121に収納して配置する。ケース121内には、複数個の扁平型の電池セルユニット120が冷却用の間隔をあけて扁平面を対向させて並べられている。
【0035】
この第4の実施の形態では、電池セルユニット120をケース121に差し込んで、その内部に配置する。そのとき、電池セルユニット120に形成されたコア材122を、位置合わせ用部材およびスペーサとして用いる。それにより、隣接する電池セルユニット120の相対的な位置が適切な位置、すなわち、隣接する電池セルユニット120のコイル12のパターンが正確に対向し、対向するコイル12間の相互インダクダンスが最大となる位置になる。
【0036】
図13および図14は、図12に示す第4の実施の形態の組電池に用いる電池セルユニットを示す。図13に示す電池セルユニット130には、固定用爪134が形成されている。また、電池セルユニット130のコイル131の中心位置にコア材132が形成されており、電池セルユニット130をケース121の内部に挿入し、隣接する電池セルユニット130のコア材132どうしの位置を合わせてから、固定用爪134で電子セルユニット130どうしを完全に固定する。これにより、電池セルユニット130の相対位置が適切なものとなる。
【0037】
また、図14に示す電池セルユニット140は、コア材142どうしが嵌めあい構造になっており、ケース内部に電池セルユニット140を挿入すると、コア材142どうしが嵌めあい、そのまま電池セルユニット140どうしの相対的な位置が正しく固定される。
【0038】
このように、上述した実施の形態では、コイルとスイッチの直列回路を電池セルに並列に接続した並列回路を外装体で被い、外装体の表面にコイルを設置するとともに、並列回路を外装体から突出した電極端子へ接続し、電池セルユニットを構成した。これにより、上記実施の形態の電池セルユニットを用いて組電池を構成する場合に、外装体表面のコイルが対向するように電池セルユニットを配置すれば、対向するコイルどうしの電磁結合によって電力の受給が可能になり、従来の装置のようにトランスを用いる必要がなく、電池セルユニットとトランスとの間の配線も不用になる。
【0039】
また、上述した実施の形態では、組電池用電池セルユニットを複数個、間隔をあけて配置するとともに、電極端子により各電池セルユニットを直列に接続し、スイッチを開閉させて各電池セルユニット間の電圧差を補正するようにしたので、対向するコイルどうしの電磁結合によって電力の受給が可能になり、従来の装置のようなトランスを用いずに各電池セルの電圧のばらつきを補正することができる。
【0040】
上述した実施の形態では、電池セルユニットの外装体をラミネート構造にし、ラミネート構造を構成する金属薄膜の一部にコイルのパターンを形成するようにしたので、電力受給用コイルを外装体表面に容易に形成または設置することができ、電池セルユニットの製造工数を低減することができる。
【0041】
上述した実施の形態では、電池セルユニットにスイッチの開閉を制御する制御回路を内蔵したので、この電池セルユニットを複数個用いて組電池を構成する場合に、外部に設置する充放電制御回路を簡略にし、電池セルユニットと充放電制御回路との間の配線数を少なくし、配線工数を低減することができる。また、電池セルユニットに内蔵する制御回路の電源は電池セルから供給を受けるようにしたので、他に電源を用意する必要がなく、組電池の構成を簡素化できる。
【0042】
上述した実施の形態では、電池セルユニットに内蔵する制御回路に、電池セルユニットの外部に設置される充放電制御回路との間で無線通信を行う通信回路を備えるようにしたので、制御信号用配線を減らすことができ、組電池の小型化と信頼性の向上を図ることができる。また、電池セルユニットに内蔵する制御回路に電池セルの電圧を検出する電圧検出回路を備え、通信回路を介して電池セルの検出電圧を外部の充放電制御回路へ送信するようにしたので、充放電制御回路で各電池セルの端子電圧を集中管理し、各電池セル間の電圧のばらつきを容易に検出することができる。さらに、電池セルユニットに内蔵する制御回路に電池セルの温度を検出する温度検出回路を備え、通信回路を介して電池セルの検出温度を外部の充放電制御回路へ送信するようにしたので、充放電制御回路で各電池セルの温度差を集中管理し、各電池セル間の電圧のばらつきを容易に検出することができる。
【0043】
上述した実施の形態では、コイルとスイッチの直列回路を複数組、電池セルへそれぞれ並列に接続して並列回路を構成するとともに、外装体の複数の面にそれぞれ電力受給用のコイルを設置して電池セルユニットを構成し、この電池セルユニットを複数個、外装体のコイル設置面が対向し、且つ各コイル間が絶縁されるように配置するとともに、電極端子により各電池セルユニットを直列に接続し、スイッチを開閉させて各電池セルユニット間の電圧差を補正するようにしたので、小形の組電池を柔軟な形状に形成することができる。
【0044】
上述した実施の形態では、コイルとスイッチの直列回路を2組、電池セルへそれぞれ並列に接続して並列回路を構成し、外装体を扁平形状に形成して表と裏の扁平面にそれぞれコイルを設置して電池セルユニットを構成し、この電池セルユニットを複数個、外装体のコイルを設置した扁平面が対向し、且つ各コイル間が絶縁されるように一列に並べるとともに、電極端子により各電池セルユニットを直列に接続し、スイッチを開閉させて各電池セルユニット間の電圧差を補正するようにしたので、複数の電池セルを直列に接続した高電圧の組電池を小形に構成することができる。
【0045】
上述した実施の形態では、外装体を角柱形状に形成し、角柱の側面にそれぞれコイルを設置して電池セルユニットを構成し、この電池セルユニットを複数個、コイルを設置した角柱の側面がそれぞれ対向し、且つ各コイル間が絶縁されるように配置するとともに、電極端子により各電池セルユニットを直列に接続し、スイッチを開閉させて各電池セルユニット間の電圧差を補正するようにしたので、電池セルユニットをマトリクス状に配置して小形の組電池を構成することができる。
【0046】
上述した実施の形態では、外装体が扁平形状の電池セルユニットに、外装体の扁平面に設置するコイルの中心にコア材を設置し、この電池セルユニットを複数個、外装体のコイルを設置した扁平面が対向し、且つ各コイル間が絶縁されるように一列に並べるとともに、電極端子により各電池セルユニットを直列に接続し、スイッチを開閉させて各電池セルユニット間の電圧差を補正するようにしたので、対向するコイル間の磁気的な結合を強めることができ、対向するコイルの電磁誘導作用により電力の受給を行う時に漏洩磁束を低減し、電力受給時の損失を減らすことができる。また、電池セルユニットを並べて組電池を構成する際に、コア材の位置を基準にして隣接する電池セルユニットの位置合わせを行うと、対向するコイルどうしを正確に向かい合わせることができ、相互インダクダンスが最大となって電力受給時の効率を向上させることができる。
【0047】
上述した実施の形態では、扁平形状の電池セルユニットに設置するコア材の厚みを、組電池を構成する場合の電池セルユニット間の間隔に等しくし、この電池セルユニットを複数個、外装体のコイルを設置した扁平面が対向し、且つ各コイル間が絶縁されるように一列に並べるとともに、電極端子により各電池セルユニットを直列に接続し、スイッチを開閉させて各電池セルユニット間の電圧差を補正するようにしたので、コア材が電池セルユニット間のスペーサーとして機能し、例えば電池セルに冷却風を流すための隙間を確保することができる。
【0048】
上述した実施の形態では、外装体の扁平面に設置するコイルの中心に外装体を貫通する所定長さのコア材を設けた第1の組電池用電池セルユニットと、外装体の扁平面に設置するコイルの中心に外装体を貫通してコア材を通す孔を設けた第2の組電池用電池セルユニットとを複数個、外装体のコイルを設置した扁平面が対向し、且つ各コイル間が絶縁されるように一列に並べるとともに、電極端子により各電池セルユニットを直列に接続し、スイッチを開閉させて各電池セルユニット間の電圧差を補正するようにしたので、対向するコイルが正しく向かい合うように隣接する電池セルユニットを並べることができ、相互インダクダンスが最大となって電力受給時の効率を向上させることができる。
【0049】
上述した実施の形態では、外装体の扁平面にコア材を設置した後に、コア材の位置を基準にしてコイルを設置する製造方法とした。また、外装体の扁平面にコア材を通すための孔を設けた後に、孔の位置を基準にしてコイルを設置する製造方法とした。これにより、コア材または孔を中心にしてコイルが精度よく設置されるので、組電池を構成するときにコア材どうしを正確に位置合わせする簡単な手順で、またはコア材を孔にはめ込むだけで、対向するコイルを正しく向かい合わせることができ、相互インダクダンスが最大となって電力受給時の効率を向上させることができる。
【0050】
上述した実施の形態では、各電池セルユニットの充放電を制御する充放電制御回路を組電池に備え、この充放電制御回路によって、各電池セルユニットから通信回路を介して入手した電池セルの検出電圧または検出温度に基づいて、隣接する電池セルユニットの電池セルの電圧差または温度差が所定値以上の場合に、それらの電池セルユニットのスイッチを同期して開閉させ、電圧のばらつきを補正するようにしたので、電池セル間の電圧差または温度差が小さいときにはスイッチおよびコイルによる損失が発生せず、無駄な電力損失を防止できる。
【0051】
本願発明は、複数個の電池セルを直並列に接続して組電池を構成するあらゆる電源に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施の形態の組電池用電池セルユニットを示す斜視図である。
【図2】 第1の実施の形態の組電池用電池セルユニットを複数個用いて組電池を構成した例を示す図である。
【図3】 第1の実施の形態の組電池用電池セルユニットを複数個用いて組電池を構成した場合の回路図である。
【図4】 第1の実施の形態の変形例の組電池用電池セルユニットを示す斜視図である。
【図5】 第1の実施の形態の変形例の組電池用電池セルユニットを複数個用いて組電池を構成した例を示す図である。
【図6】 第1の実施の形態の変形例の組電池用電池セルユニットを複数個用いて組電池を構成した場合の回路図である。
【図7】 第1の実施の形態の他の変形例の組電池用電池セルユニットを示す図である。
【図8】 第1の実施の形態の他の変形例の組電池用電池セルユニットを示す図である。
【図9】 第2の実施の形態の組電池用電池セルユニットを示す斜視図である。
【図10】 第1の実施の形態と第2の実施の形態の組電池用電池セルユニットのコイルの磁束方向を示す図である。
【図11】 第3の実施の形態の組電池用電池セルユニットを示す斜視図である。
【図12】 第4の実施の形態の組電池用電池セルユニットをケースに収めて組電池を構成した例を示す図である。
【図13】 第4の実施の形態の組電池用電池セルユニットを示す図である。
【図14】 第4の実施の形態の変形例の組電池用電池セルユニットを示す図である。
【符号の説明】
1、1a〜1d 組電池用電池セルユニット
11 外装体表面
12 コイル
13 電極端子
21 ハーネス
31a〜31d 電池セル
32a〜32d、33a〜33d スイッチ
34a〜34d、35a〜35d コイル
41 外装体表面
42 コイル
43 電極端子
51 ハーネス
61 スイッチ
62 コイル
63 電池セル
91 コア材
110a、110b 組電池用電池セルユニット
111 コア材
112 孔
120 組電池用電池セルユニット
121 ケース
122 コア材
123 電極端子
130 組電池用電池セルユニット
131 コイル
132 コア材
133 電極端子
140 組電池用電池セルユニット
141 コイル
142 コア材
143 電極端子

Claims (23)

  1. コイルとスイッチの直列回路、及び電池セル並列に接続した並列回路を備え、
    前記コイルは、前記電池セルを被う外装体の表面に設置され、
    前記並列回路は、前記外装体から突出した電極端子へ接続されていることを特徴とする組電池用電池セルユニット。
  2. 請求項1に記載の組電池用電池セルユニットにおいて、
    前記外装体をラミネート構造にしたことを特徴とする組電池用電池セルユニット。
  3. コイルとスイッチの直列回路、及び電池セルを並列に接続した並列回路を備え、
    前記コイルは、前記電池セルを被うラミネート構造の外装体の金属薄膜の一部に形成されたコイルパターンであり、
    前記並列回路は、前記外装体から突出した電極端子へ接続されていることを特徴とする組電池用電池セルユニット。
  4. 請求項1〜3のいずれかの項に記載の組電池用電池セルユニットにおいて、
    前記スイッチの開閉を制御する制御回路を備えることを特徴とする組電池用電池セルユニット。
  5. 請求項4に記載の組電池用電池セルユニットにおいて、
    前記制御回路は、前記電池セルから電源の供給を受けて動作することを特徴とする組電池用電池セルユニット。
  6. 請求項4または請求項5に記載の組電池用電池セルユニットにおいて、
    前記制御回路は、電池セルユニットの外部に設置される充放電制御回路との間で無線通信を行う通信回路を備えることを特徴とする組電池用電池セルユニット。
  7. 請求項6に記載の組電池用電池セルユニットにおいて、
    前記制御回路は、前記電池セルの電圧を検出する電圧検出回路を備え、前記通信回路を介して前記電池セルの検出電圧を前記充放電制御回路へ送信することを特徴とする組電池用電池セルユニット。
  8. 請求項6に記載の組電池用電池セルユニットにおいて、
    前記制御回路は、前記電池セルの温度を検出する温度検出回路を備え、前記通信回路を介して前記電池セルの検出温度を前記充放電制御回路へ送信することを特徴とする組電池用電池セルユニット。
  9. 請求項1〜8のいずれかの項に記載の組電池用電池セルユニットを複数個、間隔をあけて配置するとともに、前記電極端子により各電池セルユニットを直列に接続し、前記スイッチを開閉させて各電池セルユニット間の電圧差を補正することを特徴とする組電池。
  10. 請求項1〜8のいずれかの項に記載の組電池用電池セルユニットにおいて、
    コイルとスイッチの直列回路を複数組、前記電池セルへそれぞれ並列に接続して並列回路を構成するとともに、前記外装体の複数の面にそれぞれ前記コイルを設置することを特徴とする組電池用電池セルユニット。
  11. 請求項10に記載の組電池用電池セルユニットを複数個、前記外装体のコイル設置面が対向し、且つ前記各コイル間が絶縁されるように配置するとともに、前記電極端子により各電池セルユニットを直列に接続し、前記スイッチを開閉させて各電池セルユニット間の電圧差を補正することを特徴とする組電池。
  12. 請求項10に記載の組電池用電池セルユニットにおいて、
    コイルとスイッチの直列回路を2組、前記電池セルへそれぞれ並列に接続して並列回路を構成し、前記外装体を扁平形状に形成して表と裏の扁平面にそれぞれ前記コイルを設置することを特徴とする組電池用電池セルユニット。
  13. 請求項12に記載の組電池用電池セルユニットを複数個、前記外装体の前記コイルを設置した扁平面が対向し、且つ前記各コイル間が絶縁されるように一列に並べるとともに、前記電極端子により各電池セルユニットを直列に接続し、前記スイッチを開閉させて各電池セルユニット間の電圧差を補正することを特徴とする組電池。
  14. 請求項10に記載の組電池用電池セルユニットにおいて、
    前記外装体を角柱形状に形成し、角柱の側面にそれぞれコイルを設置することを特徴とする組電池用電池セルユニット。
  15. 請求項14に記載の組電池用電池セルユニットを複数個、前記コイルを設置した角柱の側面がそれぞれ対向し、且つ前記各コイル間が絶縁されるように配置するとともに、前記電極端子により各電池セルユニットを直列に接続し、前記スイッチを開閉させて各電池セルユニット間の電圧差を補正することを特徴とする組電池。
  16. 請求項12に記載の組電池用電池セルユニットにおいて、
    前記外装体の扁平面に設置するコイルの中心にコア材を設置することを特徴とする組電池用電池セルユニット。
  17. 請求項16に記載の組電池用電池セルユニットにおいて、
    前記コア材の厚みを、組電池を構成する場合の電池セルユニット間の間隔に等しくすることを特徴とする組電池用電池セルユニット。
  18. 請求項16または請求項17に記載の組電池用電池セルユニットを複数個、前記外装体の前記コイルを設置した扁平面が対向し、且つ前記各コイル間が絶縁されるように一列に並べるとともに、前記電極端子により各電池セルユニットを直列に接続し、前記スイッチを開閉させて各電池セルユニット間の電圧差を補正することを特徴とする組電池。
  19. 請求項12に記載の組電池用電池セルユニットを複数個用いて構成した組電池であって、前記外装体の扁平面に設置するコイルの中心に所定長さのコア材を設けた第1の組電池用電池セルユニットと、前記外装体の扁平面に設置するコイルの中心に前記コア材を通す孔を設けた第2の組電池用電池セルユニットとを複数個、前記外装体の前記コイルを設置した扁平面が対向し、且つ前記各コイル間が絶縁されるように一列に並べるとともに、前記電極端子により各電池セルユニットを直列に接続し、前記スイッチを開閉させて各電池セルユニット間の電圧差を補正することを特徴とする組電池。
  20. 請求項16に記載の組電池用電池セルユニットまたは請求項19に記載の第1の組電池用電池セルユニットを製造する製造方法であって、
    前記外装体の扁平面に前記コア材を設置した後に、前記コア材の位置を基準にして前記コイルを設置することを特徴とする組電池用電池セルユニットの製造方法。
  21. 請求項19に記載の第2の組電池用電池セルユニットを製造する製造方法であって、
    前記外装体の扁平面に前記コア材を通すための孔を設けた後に、前記孔の位置を基準にして前記コイルを設置することを特徴とする組電池用電池セルユニットの製造方法。
  22. 請求項9、11、13、15、18、19のいずれかの項に記載の組電池において、
    前記各電池セルユニットの充放電を制御する充放電制御回路を備え、
    前記充放電制御回路は、前記各電池セルユニットから前記通信回路を介して入手した前記電池セルの検出電圧に基づいて、隣接する電池セルユニットの前記電池セルの電圧差が所定値以上の場合に、それらの電池セルユニットの前記スイッチを同期して開閉させ、電圧のばらつきを補正することを特徴とする組電池。
  23. 請求項9、11、13、15、18、19のいずれかの項に記載の組電池において、
    前記各電池セルユニットの充放電を制御する充放電制御回路を備え、
    前記充放電制御回路は、前記各電池セルユニットから前記通信回路を介して入手した前記電池セルの検出温度に基づいて、隣接する電池セルユニットの前記電池セルの温度差が所定値以上の場合に、それらの電池セルユニットの前記スイッチを同期して開閉させ、電圧のばらつきを補正することを特徴とする組電池。
JP2003168950A 2003-06-13 2003-06-13 組電池用電池セルユニット、電池セルユニットを用いた組電池および電池セルユニットの製造方法 Expired - Fee Related JP4363092B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003168950A JP4363092B2 (ja) 2003-06-13 2003-06-13 組電池用電池セルユニット、電池セルユニットを用いた組電池および電池セルユニットの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003168950A JP4363092B2 (ja) 2003-06-13 2003-06-13 組電池用電池セルユニット、電池セルユニットを用いた組電池および電池セルユニットの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005005181A JP2005005181A (ja) 2005-01-06
JP4363092B2 true JP4363092B2 (ja) 2009-11-11

Family

ID=34094234

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003168950A Expired - Fee Related JP4363092B2 (ja) 2003-06-13 2003-06-13 組電池用電池セルユニット、電池セルユニットを用いた組電池および電池セルユニットの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4363092B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0651497A (ja) * 1992-07-28 1994-02-25 Fujitsu Ltd レチクル作製プロセス別寸法良否判別方法およびそのための手段を具備したレチクル
WO2013128808A1 (ja) * 2012-02-29 2013-09-06 Necエナジーデバイス株式会社 電池制御システム、電池パック、電子機器および充電機器
JP2017184438A (ja) * 2016-03-30 2017-10-05 Tdk株式会社 ワイヤレス電力伝送装置
JP7465754B2 (ja) 2020-08-07 2024-04-11 本田技研工業株式会社 蓄電装置
CN114256525B (zh) * 2021-12-03 2023-10-17 深圳市波斯曼技术有限公司 一种应用于轨道交通的钠离子蓄能电池系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005005181A (ja) 2005-01-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11063307B2 (en) Control module connected to battery module
EP2579427B1 (en) Power receiver for wireless charging, and portable electronic device having same
JP6046037B2 (ja) 無線電力通信用コアアセンブリ及びそれを備える無線電力通信用電力供給装置、並びに無線電力通信用コアアセンブリの製造方法
USRE42592E1 (en) Battery pack for portable electronic equipment
EP2107624A1 (en) Battery pack
US20110250473A1 (en) Secondary battery pack
JPH09190938A (ja) 非接触型充電装置
JP4737109B2 (ja) 非接触充電式電子機器
US20180331394A1 (en) Control module connected to battery module
JP4363092B2 (ja) 組電池用電池セルユニット、電池セルユニットを用いた組電池および電池セルユニットの製造方法
CN105720313A (zh) 能够进行nfc通信的电子装置
US8216706B2 (en) Battery pack
JP3292431B2 (ja) 二次電池の過放電防止方法及びバッテリーパック
EP3723184A1 (en) Battery pack
KR101499331B1 (ko) 엔에프씨 통신부를 포함하는 무선충전 식별 배터리팩
CN113131099A (zh) 电池组
WO2015178583A1 (ko) 홀더에 탈부착이 가능한 배터리 보호회로 패키지 및 배터리 보호회로 패키지가 탈부착이 가능할 수 있는 홀더, 이를 포함하는 배터리 팩
KR20140056606A (ko) 엔에프씨통신회로부와 무선충전회로부를 포함하는 무선충전 배터리팩
US8252453B2 (en) Secondary battery
JP2000201442A (ja) 非接触電力伝送を受ける非接触icカ―ド
JPH0896793A (ja) 二次電池とこの二次電池が装着される電気機器
US20210368643A1 (en) Battery pack
US20230307774A1 (en) Battery pack
EP4044321A1 (en) Battery pack and method of manufacturing the same
EP3910725A1 (en) Battery pack

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060424

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20080624

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20080605

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20081014

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081114

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081125

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090123

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090728

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090810

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120828

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120828

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130828

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees