JP4361818B2 - 画面表示領域検出装置,画面表示領域検出方法および画面表示領域検出プログラム - Google Patents

画面表示領域検出装置,画面表示領域検出方法および画面表示領域検出プログラム Download PDF

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Description

本発明は,例えば大型のディスプレイ画面においてコンテンツを表示させる領域をユーザに指定させ,その指定された領域を検出する画面表示領域検出技術に係わり,特に,ディスプレイの画面表示領域のうち,ユーザの携帯カメラにより撮影された領域をコンテンツの表示領域として検出する画面表示領域検出装置,画面表示領域検出方法および画面表示領域検出プログラムに関する。
ユーザがディスプレイ画面の任意の位置に任意の大きさでコンテンツを表示しようとする場合,コンテンツを表示した後に,ウィンドウの移動やサイズの変更を行うというやり方が一般的な方法である。しかしこの方法では,ウィンドウの移動やサイズ変更の手間がかかり,さらに街頭などの公衆環境においては思わぬ位置に個人情報などが表示されてしまうおそれがあるため,他人に見せたくないプライベートな情報が見られてしまうことがあるという問題がある。
これに対し,2003年情報科学技術フォーラムFIT2003-K-022 「ユーザによる領域指定型情報表示システムの提案」では,ユーザが予めコンテンツを表示する領域の位置・大きさ・形状を指定してから表示させる方法について講演発表されている(非特許文献1参照)。この非特許文献1に記載されているような方法を適用すれば,ユーザが表示させたい領域だけに初めからコンテンツを表示させることが可能となる。また,領域を指定する方法については,指やペンなどによる描画ストロークが示されている。
一方,指定した位置を認識する方法として,下記の特許文献1に記載された「情報表示方法及び情報表示装置」に係る発明がある(特許文献1参照)。この特許文献1では,スクリーンに表示された情報に対し,赤外レーザ光などを照射する携帯ポインタで指示したい場所を指定すると,スクリーン全体を撮影しているカメラにより赤外レーザ光の位置を取得し,表示座標へと変換する方法が示されている。
特開平7−261913号公報 2003年情報科学技術フォーラムFIT2003-K-022 「ユーザによる領域指定型情報表示システムの提案」渡部他(NTT)
しかし,上記従来技術において,コンテンツを表示する領域を指定する場合には,指やペンあるいは赤外レーザ光などにより領域を描画していたため,それに必要な入力デバイスや認識カメラなどを設置しなければならなかった。
本発明は,上記従来技術の問題点を解決し,ディスプレイの全体表示領域の中からユーザがコンテンツを表示させたい領域をビデオカメラで撮影して指定するという直感的な操作により,画面表示領域を指定できるようにすることを目的とする。
上記課題を解決するため,本発明は,例えば大型のディスプレイへのコンテンツ表示領域を携帯端末のカメラの撮影にて指定させる。ディスプレイの一部の領域に試験画像を表示させては,携帯カメラ画像と比較し,一部の領域が携帯カメラでの撮影範囲か否かを判定する。撮影範囲であれば,一部の領域を細分化していき,より精度よく撮影範囲を特定していく。
図1に従って,本発明の概略を説明する。図1中,1は画面表示領域検出装置,2は大型ディスプレイなどの画像情報表示手段,3は携帯端末である。携帯端末3は,ユーザが所持する端末で,ビデオカメラなどの撮影手段31と,撮影手段31で撮影した動画像を送信する動画像送信手段32とを備えている。
画面表示領域検出装置1は,コンテンツを表示する画像情報表示手段2に対し,画面の全体あるいは一部に画像を表示し,その画像と表示した表示領域情報と表示時間情報とを関連付けて記録する。
ユーザは,画像情報表示手段2の所望する領域に何らかのコンテンツを表示させたい場合,その画像情報表示手段2においてコンテンツを表示させたい領域を,携帯端末3の撮影手段31によって撮影し,撮影された画像情報を動画像送信手段32を用いて画面表示領域検出装置1に送信する。
画面表示領域検出装置1は,ユーザが撮影手段31で撮影した動画像情報を,伝送媒体などを通じて取得する。画面表示領域検出装置1は,ユーザが指定した領域を判定するための画像を,例えば大きさおよび位置を変えながら画像情報表示手段2に表示し,画像情報表示手段2のどの領域に画像を表示すると,取得された動画像情報として検出されるかを判定し,検出される領域を細分化していくことにより,より正確にユーザの指定した撮影領域を抽出し,最終的に抽出された領域にコンテンツを表示する。
以上のような処理により,ユーザが撮影した領域を抽出し,その領域にコンテンツを表示させることができる。
また,撮影手段31からの動画像情報がネットワークにより伝送される場合や,検出処理自体に時間がかかる場合には,画像情報を表示してから検出されるまでの遅延時間を予め測定しておき,この遅延時間を考慮して検出判定を行うことで対処できる。
また,検出させる画像情報を特定の単一色とし,さらに領域を検出させる前にその単一色を撮影した動画像情報を経由して予め取得しておくことにより,照明やディスプレイ表示による影響が加えられたとしても,より正しく判定することができる。
また,一旦抽出した後も継続して撮影手段31で撮影しておき,その表示領域が変わったことを検出した場合には,改めて上記の手段により変更となった領域を検出することで,ユーザが指定する表示領域に柔軟に対応することができる。
すなわち,本発明は,ディスプレイの画面領域の中でユーザが指定した領域を検出する画面表示領域検出装置であっ,前記ディスプレイの画面領域をいくつかの領域に分割し,その領域の1つを表示領域として設定する手段と,前記表示領域に表示する画像を設定する手段と,前記ディスプレイの表示領域に前記設定画像を出力する手段と,ユーザの端末により撮影された前記ディスプレイの一部の領域を動画像として取得する手段と,前記設定画像を表示したときに,その画像の前記表示領域が前記動画像中に撮影されたかを検出する検出手段と,前記検出手段による検出結果をもとに前記撮影された領域を抽出し,抽出した撮影領域をユーザが指定した領域として検出する手段とを備えることを特徴とし,特に前記表示領域を順次細分化していくことにより領域の絞り込みを行う機能を有する画面表示領域検出装置である。
また,本発明の一態様では,前記検出手段は,前記設定画像を表示した後,前記動画像を取得するまでに要する遅延時間に基づいて,前記表示領域が前記動画像中に撮影されたかを検出する手段であることを特徴とする。
また,本発明の他の一態様では,前記検出手段は,前記表示領域が前記動画像中に撮影されたかを検出するよりも前に,前記設定画像を表示したときの動画像を予め検出対象画像として取得しておき,前記表示領域が前記動画像中に撮影されたかを検出するときには,前記検出対象画像が前記撮影された動画像に現れるかを検出することを特徴とする。
本発明によれば,コンテンツを表示させたい領域を指定するためのポインタ操作やそれに必要な機器が不要となり,単にユーザがビデオカメラで撮影するだけの感覚的な操作で,ディスプレイ画面においてコンテンツを表示させたい領域を指定することができるようになる。
図2は,本発明に係る画面表示領域検出装置の構成例を示す図である。図中の1はCPUやメモリと各種の手段を実現するためのソフトウェアプログラムとからなる画面表示領域検出装置,2はディスプレイなどの画像情報表示手段(以下,ディスプレイと記述する),3は携帯端末である。
画面表示領域検出装置1において,11はディスプレイ2に表示する画像情報を生成する画像情報生成手段,12はディスプレイ2に表示する画像を設定する画像情報設定手段,13はディスプレイ2の画面上の画像の表示領域を設定する表示領域設定手段,14はタイマなどから時間情報を取得する時間情報取得手段,15は画像が表示される領域情報と画像情報とを表示履歴DB(データベース)101に記録する表示履歴記録手段である。
16は携帯端末3から動画像を取得する動画像取得手段,17は画像情報設定手段12で設定された画像を検出対象画像として取得する検出対象設定手段,18は携帯端末3から取得した動画像と検出対象画像との差分を取って,検出結果を検出リスト102へ記録する検出判定手段である。
19は画像情報設定手段12で設定された同期のための画像の出力パターンと動画像取得手段16で取得された動画像のパターンとの同期を判定する同期判定手段,20は同期判定手段19の判定結果に基づいて,画面表示領域検出装置1により作成・表示された画像が動画像取得手段16で取得されるまでの遅延時間を求める遅延時間計測手段,21は所定の同期パターン情報を出力する同期パターン設定手段である。
22は画面の表示領域を分割しユーザが撮影した領域を検出するための制御を行う実行制御手段,103は分割領域データが格納される分割領域DB(データベース),104はユーザが指定するディスプレイ2上の領域を含む領域のデータである候補領域データが格納される候補領域DB(データベース)である。
携帯端末3において,31はユーザによって指定されるディスプレイ2上の領域を撮影する撮影手段,32は撮影手段31によって撮影された動画像を画面表示領域検出装置1に送信する動画像送信手段である。
〔第1の実施の形態〕
まず,本発明の第1の実施の形態について説明する。画面表示領域検出装置1の画像情報生成手段11は,画像情報設定手段12により設定された画像が表示領域設定手段13により設定された領域に表示されるように画面出力データを生成する。これにより生成された画面出力データは,ディスプレイ2により表示される。
一方,ディスプレイ2の前にいるユーザは,携帯端末3を所有しており,撮影手段31によってコンテンツを表示したい領域を動画像として撮影し,動画像送信手段32によって,その動画像を直接あるいはネットワークを介して画面表示領域検出装置1へ伝送する。携帯端末3は,一般的には通信機能を備える携帯可能なビデオカメラ付きの装置であり,例えば,テレビ電話機能を備えたNTTドコモ社のFOMA(登録商標)端末を利用することができる。このFOMA端末は,内蔵されたビデオカメラの動画像をFOMA網と呼ばれるネットワークを介して相手側の端末に伝送することが可能である。この他,ビデオカメラ撮影可能なPDAであれば携帯端末3として用いることができ,インターネットと接続し,画面表示領域検出装置1へ撮影した動画像をストリーミングデータとして送出してもよい。
携帯端末3と画面表示領域検出装置1とは,動画像を伝送する手段によって接続されている。上記のFOMA網やインターネットなどでよいが,必ずしもネットワークである必要はない。
画面表示領域検出装置1の動画像取得手段16は,携帯端末3から動画像をデジタルデータとして取得する。例えば,携帯端末3がFOMA端末であれば,FOMA網を介した受側の端末として「テレビ電話機Moppet」と呼ばれる製品を利用し,Moppetから出力されたNTSC信号をキャプチャーすることにより,動画像をデジタルデータとして取得することができる。
以上の構成により,画面表示領域検出装置1により生成されディスプレイ2に表示された画像は,携帯端末3により撮影され,動画像取得手段16に戻ってくる。
そこで,画面表示領域検出装置1は,ディスプレイ2の一部の領域に画像を次々と表示させていき,動画像に変化が現れるか否かを判定していく。変化した場合,携帯端末3はその領域を撮影していることを示しており,ユーザが指定する領域を含んだ候補領域となる。逆に変化がない場合には,その領域は撮影範囲外であり,ユーザの指定領域ではないことを意味する。
次に,画像の表示領域の分割を行うことによって候補領域を特定する処理について,その概略を説明する。実行制御手段22は,動画像取得手段16が携帯端末3からの動画像の取得を開始すると,ディスプレイ2に表示する画像の表示領域を分割する。
図3の領域(1) 〜(4) は,実行制御手段22によって,画像の表示領域を分割したときの第1回目の分割領域を示している。例えば,領域(2) の点線で囲んだ部分をユーザが携帯端末3で撮影しているとすると,図4の(A)〜(D)のように,領域(1) 〜領域(4) に順に画像を表示させていった場合に,ユーザの撮影領域と重なっている領域は領域(2) だけであるため,領域(2) に画像を表示させたときだけ撮影された動画像に変化が現れる。
そこで,画像を表示した際に,表示される領域が特定できる位置座標などの領域情報と,表示した画像情報,そして表示した時間情報を合わせて表示履歴DB101に記録しておき,後述するように,動画像に変化があった時間をもとにそのとき表示されていた領域を候補領域として特定する。例えば,図5の斜線で塗りつぶされた領域(2) は,分割1回で特定される候補領域を示している。なお,時間情報とは,日付と時刻やシステム起動時からの相対的な時間などである。
このようにして特定された候補領域をさらに分割し,同様の動作を繰り返していく。例えば,2回目の分割では,図5に示す候補領域の領域(2) を,図6に示す領域2−(1) 〜領域2−(4) のように分割し,これらの領域2−(1) 〜領域2−(4) に順に画像を表示して,撮影された動画像に変化が現れる領域を調べる。この場合,領域2−(3) と領域2−(4) に画像を表示したときに変化が現れるので,図6に示す領域2−(3) および領域2−(4) が,分割2回で特定される候補領域ということになる。
さらに,この領域2−(3) および領域2−(4) を,図7に示す領域2−4−(1) 〜領域2−4−(4) および領域2−3−(1) 〜領域2−3−(4) のようにそれぞれ4個に分割し,各分割領域に順に画像を表示して候補領域の絞り込みを行うと,図7にハッチングで示した領域2−4−(2) ,領域2−4−(3) および領域2−3−(1) ,2−3−(4) が,分割3回で特定される候補領域として抽出される。
このように,分割を繰り返すに従い,候補領域は次第に小さくなるため,変化の検出に高い精度が要求されるようになる。そのため,分割する回数に上限を設け,上限に達したならその時に残った全ての候補領域をユーザの指定領域として抽出することとする。図8にハッチングで示した領域は,分割する回数の上限が5回の場合に最終的に特定される候補領域を表している。
上述した方法では,ユーザが指定した領域と,抽出された領域とに誤差が生じることとなる。例えば,図8にハッチングで示した領域と点線で囲まれた範囲の差が,この場合の領域の誤差となる。しかし,ディスプレイ2の表示や照明条件,携帯端末3の撮影能力などにより検出精度は異なり,またユーザが携帯端末3を構える安定性にも影響してくるため,詳細部分に渡り領域を分割することはあまり意味を持たない。
したがって,上述のような様々な条件を勘案した上で,分割回数に上限を設ければ,誤差による利便性の低下は防ぐことができる。なお,図3〜図8では,上下左右に4等分した方法を示したが,分割方法はどのような形態であっても構わない。
以下,図2に示す画面表示領域検出装置1の内部の動作について,さらに詳しく説明する。実行制御手段22は,携帯端末3(FOMA端末)からの着信などにより,動画像取得が開始されると,表示領域を分割し,分割領域DB103にそれぞれの分割領域データを格納する。
前述したように,第1回の分割時の分割領域は図3に示す領域(1) 〜領域(4) であり,この4個の分割領域データが,例えば図9(A)に示すデータ構成で分割領域DB103に格納される。分割領域DB103における分割領域データの値X1,Y1,X2,Y2は,図9(B)のように,各分割領域の左上座標を(X1,Y1),右下座標を(X2,Y2)としたときの座標値である。
表示領域設定手段13は,分割領域DB103から分割領域データを取得し,ディスプレイ2の表示座標として設定する。
画像情報設定手段12は,領域全体に表示する画像を設定する。この画像は,動画像変化の判定に使用するため,変化が大きくなるようなものがよい。例えば,ディスプレイ2の背景が黒なのに対して,白色というように変化が大きくなるものを設定する。また,ディスプレイ2の表示・発色性能や照明条件などを考慮して,特定の対象領域以外は通常の背景色を表示し,対象領域には背景色と大きく異なる色の表示画像を設定するとより正確な判定が可能となる。あるいは,表示領域の大きさに対応させて,小さくなるに従い変化の大きい色を設定するようにしてもよい。さらに,画像は領域全体を単色にするのが簡単であるが,照明を考慮して携帯端末3からの撮影向き(仰角)に応じたグラデーションで構成してもよい。
画像情報生成手段11は,このようにして設定された画像を,指定したディスプレイ2中の画面領域に表示する。これと同時に,表示履歴記録手段15は,時間情報取得手段14より表示時刻を取得し,領域情報と画像情報を表示履歴DB101に記録する。
図10は,表示履歴DB101に格納されるデータの例を示している。図10に示すように,表示領域DB101には,表示履歴データ毎のIDと,時間情報と,表示領域の座標情報と,表示された画像情報(例えばRGB値)とが格納される。
分割領域DB103の分割領域データについて,上記の動作を一通り実行する。なお,次の位置・画像に切り替えるタイミングは,予め設定された一定時間間隔Tで行うこととする。この一定時間間隔Tは,ディスプレイ2の表示性能や携帯端末3の撮影性能に合わせて設定し,表示された画像を動画像として確実に取得できる間隔以上でなければならない。
この例では,図9(A)に示す分割領域DB103と図10に示す表示履歴DB101とを対比すると明らかなように,時間「12:34:56.00」から一定時間間隔T(T=1秒)毎に,図3に示す領域(1) ,領域(2) ,領域(3) ,…の順に画像が表示されていることがわかる。
一方,動画像取得手段16は,携帯端末3により撮影された動画像を一定時間間隔Tあるいはそれ以内の間隔で画像として取得する。また,検出対象設定手段17は,画像情報設定手段12で設定された画像を検出対象画像として取得しておく。検出判定手段18は,取得された動画像から得られる画像と検出対象画像の差分を取り,ある一定の閾値以内であれば検出,そうでなければ非検出として検出リスト102へ時間情報を付けて記録していく。
図11(A)は,検出リスト102の一例を示している。検出リスト102には,ID情報と,時間情報と,検出対象画像との差分値と,検出結果が格納される。ここでは,検出結果として,取得された動画像から得られる画像と検出対象画像との差分値が閾値「100」以下の場合に“1”のフラグを立ててある。この閾値「100」は,例えば,検出対象画像と画素単位で比較した差の値の総和の値とする。よって,この場合,検出された領域(検出対象画像と動画像から得られる画像の重複領域)が大きくなるほど,差分値は0に近くなるという反比例の関係にある。
なお,検出する領域は検出対象画像の大きさとは関係がない。例えば,図12のように,携帯端末3で点線枠内を撮影している場合,検出対象画像が領域(1) に表示される時の差分値が20,領域(2) に表示される時の差分値が345,領域(3) に表示される時の差分値が98765,領域(4) に表示される時の差分値が98などのようになる。
この場合,領域(2) や領域(3) も細分化して,候補領域として検出してもよいが,照明条件等,他のノイズによる影響もあるため,例えば閾値「100」と照らし合わせて差分値が大きい場合,これらは除外することとする。図12の領域(1) ,領域(4) については,閾値「100」以下なので,さらに細分化し領域を特定する。
なお,検出対象画像が撮影範囲よりも小さい場合,細分化されるに従い検出の割合が減少するため,閾値をそれに合わせて変化(この場合は次第に大きく)させていってもよい。
実行制御手段22は,検出リスト102から検出された“1”のフラグのものについて,その時間情報から表示履歴DB101を参照し,検出された領域を特定し,候補領域DB104に格納する。
図13(A)は,分割1回目の候補領域DB104に格納されるデータの例を示している。図11(A)に示す検出リスト102で“1”のフラグが立てられたID=s2の時間情報は,「12:34:57.00」である。また,図10に示す表示履歴DB101中,この時間情報に対応する領域は,ID=t2であり,領域の左上座標が(400,0),右下座標が(799,299)である領域(図4の領域(2) )であることが特定される。よって,分割1回目の候補領域DB104には,図13(A)に示すように,領域(2) の座標情報が候補領域データとして格納されることになる。
実行制御手段22は,上記候補領域の検出処理を分割領域DB103の分割領域データについて一通り実行すると,分割回数が設定値に達していなければ分割回数を1カウントした後,候補領域DB104にある候補領域データの領域をさらに分割して分割領域DB103に格納し,処理を繰り返す。
例えば,分割1回目の候補領域である領域(2) を図6に示す領域2−(1) 〜領域2−(4) の4領域に分割し,図9(C)のように,分割領域DB103に分割2回目の分割領域データとして格納する。また,検出リスト102のフラグ情報と表示履歴DB101とを参照し,図6の領域2−(3) と領域2−(4) を分割2回目の候補領域として特定し,その座標情報を,図13(B)に示すように候補領域DB104に格納する。
分割回数が上限の設定値に達していたら,その時点での全ての候補領域をユーザ指定の領域として抽出する。以上に述べたように実施すれば,ユーザが撮影した領域を抽出することができる。
〔第2の実施の形態〕
次に,本発明の第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態では,画像を表示してからそれを撮影した動画像を取得するまでの遅延時間の測定と,撮影条件による影響を受けた検出対象画像の設定に関する点が,前述した第1の実施の形態と異なる。
画面表示領域検出装置1により作成・表示された画像が,携帯端末3により撮影され,動画像取得手段16で取得されるまでに,伝送手段や動画像キャプチャなどの処理時間により時間的な遅れが生じることがあるため,検出判定手段18ではこの遅延を考慮して画像を比較する必要がある。
そのため,本発明の第2の実施の形態では,携帯端末3により撮影され動画像として伝達されてくるまでの時間を遅延時間として予め計測しておく。計測方法としては,例えば,ディスプレイ2全体にある特定の画像を表示した時刻と,その画像が動画像として捉えられた時刻の時間差から遅延時間を求める方法を用いてもよい。
ただし,この方法では,携帯端末3で撮影するビデオカメラ等の撮影手段31の性能,ディスプレイ2の表示性能,照明条件などの様々な要因により,表示させた特定の画像を動画像から正しく検出することが難しい場合がある。
そこで,例えば図14に示すように,白と黒のように色が明確に異なる2色の画像を画面全体に規則的に表示させる“同期パターン”を用意する。ここでは,同期パターン1(黒→白→黒),同期パターン2(黒→白→黒→白→黒),同期パターン3(黒→白→黒→白→黒→白→黒),その後にまた同期パターン1,同期パターン2,…の順番で,同期パターン設定手段21に設定された同期パターンにより,t0,t1,t2,…の一定間隔で繰り返し画像を表示することとしている。そして,このパターンから画像の変化の有無だけを検出することにより,遅延時間の測定,さらに検出対象画像の取得を行う。
まず,実行制御手段22は,遅延時間計測手段20において遅延時間が計測されていないことを確認し,表示領域設定手段13に表示領域を画面全体と設定させ,画像情報設定手段12に上記の同期パターンに従って白黒いずれかの色画像を設定させる。設定された白黒の同期パターンは,画像情報生成手段11およびディスプレイ2により,一定時間間隔Tでディスプレイ2の画面に表示される。また,表示履歴記録手段15は,これらの設定情報と表示した時刻を表示履歴として表示履歴DB101に記録する。
このようにして表示された同期パターンは,携帯端末3により撮影され,動画像となって動画像取得手段16で取得される。ここでは,図14のs2の時点から取得できたとする。また,携帯端末3はそのままの位置で撮影を続けており,s2以降も継続して動画像を取得できていることとする。
検出判定手段18は,動画像取得手段16において取得した画像の変化分をs2の時点から一定時間間隔Tで順次検査する。すなわち,1つ前の画像を検出対象画像として設定し,現在の画像との差分を取る。例えば,s2の時点の画像とs3の時点の画像とのフレーム間差分を取り,その差分をC23として算出する。以降同様に,C34,C45,…を求めていく。これらの差分情報は,検出した時間情報とともに検出リスト102に記録する。
ディスプレイ2では,黒→白→黒という同期パターン1に続いて,黒→白→黒→白→黒という同期パターン2を表示し,続いて黒→白→黒→白→黒→白→黒という同期パターン3を表示している。したがって,同期パターン2の開始時点(t4)と同期パターン3の開始時点(t9)においては,黒色の画像が連続(t3とt4,t8とt9)することとなる。
図14の例では,動画像取得手段16が取得した動画像について,検出判定手段18が,白→黒⇒黒→白→黒→白→黒⇒黒→白→…(⇒は[変化なし],→は[変化あり])のように,黒⇒黒の[変化なし]の後,4回[変化あり]を検出し,再度[変化なし]を検出する。すなわち,C34で[変化なし]を検出した後,C45,C56,C67,C78と4回[変化あり]であり,C89で[変化なし]となる。
同期判定手段19は,画像の色に変化がない2つの時点s4,s9を検知し,表示履歴DB101に記録された設定情報を参照することにより,同期パターン2が表示されている時間のt4〜t8と,動画像取得手段16で取得した時間のs4〜s8とを同定することができる。
したがって,遅延時間計測手段20において,s8の時刻とt8の時刻の差から遅延時間を求めることができる。図11(B)は,0.55秒の遅延がある場合の検出リストの例を示している。
また,検出対象画像を固定にする場合には,この同期パターンの中に検出対象画像を入れておいてもよい。すなわち,図14中の例えばt5時点の画像を検出対象画像とし,このときに動画像で検出されたs5の画像を検出対象画像として検出対象設定手段17に設定しておくのである。このようにすることで,携帯端末3における撮影条件や伝送などによる色変化の影響を受けた検出対象画像を予め取得しておくことができるため,画像情報設定手段12で設定した画像情報を,直接,検出対象画像として設定するよりも,検出性能を向上させることができる。
なお,ここでは同期パターンとして白黒の2値を用いた例で説明したが,正しく変化を検出できるのであればRGB(赤緑青)の3色を組み合わせた8色を順に並べても良く,その分早く測定することができる。
以上のような処理を加えることで,動画像の取得に遅延を生じる場合や検出対象画像が撮影環境に影響を受けた場合においても,ユーザが撮影した領域を抽出することができる。
図15は,本発明の第2の実施の形態に係る処理フローチャートである。ユーザは指定したいディスプレイ2の領域を携帯端末3のビデオカメラで撮影し,それと同時に画面表示領域検出装置1にアクセスして,撮影している動画像を伝送する(ステップS1)。画面表示領域検出装置1は動画像を取得したならば(ステップS2),同期パターンに従った検出対象画像の表示により同期確認を行い(ステップS3),同期パターンを同定するとそれに基づいて遅延時間を算出する(ステップS4)。
次に,図3のように画面を分割し,各領域を表す座標などの分割領域データを作成して,分割領域DB103に記録する(ステップS5)。ここで,分割領域DB103に未チェックの分割領域データがあるときには,ステップS7以降の処理を行う(ステップS6)。ただし,1回目は上記のとおり必ず存在する。
まず,1つの分割領域データを取得し,それに従い表示領域と表示画像を設定する(ステップS7)。そして,その設定に従ってユーザが携帯端末3のビデオカメラで撮影しているディスプレイ2に表示する(ステップS8)。このとき,表示領域と画像情報の設定情報を時間情報と合わせて表示履歴DB101に記録する(ステップS9)。時間情報とは,日付と時刻やシステム起動時からの相対的な時間などである。
ディスプレイ2に表示した後,ステップS4で算出した遅延時間分の待機を行い(ステップS10),表示した画像が携帯端末3からの動画像に検出されるかを判定する(ステップS11)。検出された場合には,当該領域の情報を候補領域DB104に記録する(ステップS12)。分割領域DB103と候補領域DB104においては,例えば前述した図9,図13に示すようなデータ構成で領域情報を管理する。上記の処理を分割領域DB103の分割領域データを一通りチェックするまで繰り返す。
ステップS6の判定により,分割領域DB103の分割領域データを全てチェックした場合には,分割回数が既定回数に達しているかを判断し(ステップS13),既定回数に達していなければ,分割回数をカウントアップして候補領域DB104のそれぞれの領域をさらに分割した分割領域データを作成し,それを分割領域DB103に格納し(ステップS5),上記の処理を繰り返す。
分割回数が既定回数に達していれば,その時点で残った全ての候補領域をユーザ指定領域として抽出し(ステップS14),抽出されたユーザ指定領域に任意のコンテンツを表示する(ステップS15)。ここで表示するコンテンツは,システムがユーザに提供する映像等のコンテンツでも,ユーザが選択したWebページやその他の画像情報などのコンテンツでも何でもよく,本発明では表示コンテンツの内容は問わない。
なお,遅延時間が大きい場合には,動画像の検出を遅延時間分待機せずに,表示処理と検出処理を並行して行ってもよい。それには,例えば,時間情報とともに検出リストに結果を記録し,遅延時間分を差し引いた時間で照合し,検出されたものだけの領域情報を候補領域DB104に記録していけばよい。
以上により,ユーザが撮影した領域を抽出し,コンテンツを表示することができる。以上の画面表示領域検出の処理は,コンピュータとソフトウェアプログラムとによって実現することができ,そのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して提供することも,ネットワークを通して提供することも可能である。
本発明は,例えば,公共の街頭ディスプレイに表示する位置や大きさを予め指定し,ユーザ自身のコンテンツを表示させるための画面表示領域検出技術に関し,特にユーザが携帯端末で撮影したディスプレイ上の領域を特定し,その領域にコンテンツを表示させることに利用できる。
本発明の概略を説明する図である。 本発明に係る構成例を示す図である。 第1回の分割時の分割領域を示す図である。 分割領域への画像の表示例を示す図である。 分割1回で特定される候補領域を示す図である。 分割2回で特定される候補領域を示す図である。 分割3回で特定される候補領域を示す図である。 最終的に特定される候補領域を示す図である。 分割領域DBに格納されるデータの例を示す図である。 表示履歴DBに格納されるデータの例を示す図である。 検出リストの一例を示す図である。 携帯端末から取得した画像と検出対象画像との差分値を説明する図である。 候補領域DBに格納されるデータの例を示す図である。 遅延時間の測定を説明する図である。 本発明の第2の実施の形態に係る処理フローチャートである。
符号の説明
1 画面表示領域検出装置
2 画像情報表示手段(ディスプレイ)
3 携帯端末
11 画像情報生成手段
12 画像情報設定手段
13 表示領域設定手段
14 時間情報取得手段
15 表示履歴記録手段
16 動画像取得手段
17 検出対象設定手段
18 検出判定手段
19 同期判定手段
20 遅延時間計測手段
21 同期パターン設定手段
22 実行制御手段
31 撮影手段
32 動画像送信手段
101 表示履歴DB
102 検出リスト
103 分割領域DB
104 候補領域DB

Claims (7)

  1. ディスプレイの画面領域の中でユーザが指定した領域を検出する画面表示領域検出装置であって,
    前記ディスプレイの画面領域を候補領域とし,候補領域をいくつかの領域に分割し,その領域を1つずつ順番に表示領域として設定する表示領域設定手段と,
    前記表示領域に表示する画像を設定する画像情報設定手段と,
    前記ディスプレイの表示領域に前記設定画像を出力する画像情報生成手段と,
    ユーザの端末により撮影された前記ディスプレイの一部の領域を動画像として取得する動画像取得手段と,
    前記設定画像を表示したときに,その画像の前記表示領域が前記動画像中に撮影されたかを検出する検出手段と,
    前記検出手段により前記表示領域が前記動画像中に検出された場合に,前記検出された表示領域を候補領域とし,候補領域の分割回数が所定の回数に達するまで当該候補領域をさらに分割して表示領域を設定し,前記画像情報設定手段,前記画像情報生成手段,前記動画像取得手段,前記検出手段による処理を繰り返し,最終的に特定される候補領域をユーザが指定した領域として検出する制御手段とを備える
    ことを特徴とする画面表示領域検出装置。
  2. ディスプレイの画面領域の中でユーザが指定した領域を検出する画面表示領域検出装置であって,
    前記ディスプレイの画面領域をいくつかの領域に分割し,その領域の1つを表示領域として設定する表示領域設定手段と,
    前記表示領域に表示する画像を設定する画像情報設定手段と,
    前記ディスプレイの表示領域に前記設定画像を出力する画像情報生成手段と,
    ユーザの端末により撮影された前記ディスプレイの一部の領域を動画像として取得する動画像取得手段と,
    前記設定画像を表示したときに,その画像の前記表示領域が前記動画像中に撮影されたかを検出する検出手段と,
    前記検出手段による検出結果をもとに前記撮影された領域を抽出し,抽出した撮影領域をユーザが指定した領域として検出する制御手段とを備え,
    前記検出手段は,
    前記設定画像を表示した後,前記動画像を取得するまでに要する遅延時間に基づいて,前記表示領域が前記動画像中に撮影されたかを検出する手段である
    ことを特徴とする画面表示領域検出装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の画面表示領域検出装置において,
    前記検出手段は,
    前記表示領域が前記動画像中に撮影されたかを検出するよりも前に,前記設定画像を表示したときの動画像を予め検出対象画像として取得しておき,前記表示領域が前記動画像中に撮影されたかを検出するときには,前記検出対象画像が前記撮影された動画像に現れるかを検出する手段である
    ことを特徴とする画面表示領域検出装置。
  4. ディスプレイの画面領域の中でユーザが指定した領域を検出する画面表示領域検出方法であって,
    前記ディスプレイの画面領域を候補領域とし,候補領域をいくつかの領域に分割し,その領域を1つずつ順番に表示領域として設定する表示領域設定ステップと,
    前記表示領域に表示する画像を設定する画像情報設定ステップと,
    前記ディスプレイの表示領域に前記設定画像を出力する画像情報生成ステップと,
    ユーザの端末により撮影された前記ディスプレイの一部の領域を動画像として取得する動画像取得ステップと,
    前記設定画像を表示したときに,その画像の前記表示領域が前記動画像中に撮影されたかを検出する検出ステップと,
    前記検出ステップにより前記表示領域が前記動画像中に検出された場合に,前記検出された表示領域を候補領域とし,候補領域の分割回数が所定の回数に達するまで当該候補領域をさらに分割して表示領域を設定し,前記画像情報設定ステップ,前記画像情報生成ステップ,前記動画像取得ステップ,前記検出ステップによる処理を繰り返し,最終的に特定される候補領域をユーザが指定した領域として検出する制御ステップとを有する
    ことを特徴とする画面表示領域検出方法。
  5. ディスプレイの画面領域の中でユーザが指定した領域を検出する画面表示領域検出方法であって,
    前記ディスプレイの画面領域をいくつかの領域に分割し,その領域の1つを表示領域として設定する表示領域設定ステップと,
    前記表示領域に表示する画像を設定する画像情報設定ステップと,
    前記ディスプレイの表示領域に前記設定画像を出力する画像情報生成ステップと,
    ユーザの端末により撮影された前記ディスプレイの一部の領域を動画像として取得する動画像取得ステップと,
    前記設定画像を表示したときに,その画像の前記表示領域が前記動画像中に撮影されたかを検出する検出ステップと,
    前記検出ステップによる検出結果をもとに前記撮影された領域を抽出し,抽出した撮影領域をユーザが指定した領域として検出する制御ステップとを有し,
    前記検出ステップは,
    前記設定画像を表示した後,前記動画像を取得するまでに要する遅延時間に基づいて,前記表示領域が前記動画像中に撮影されたかを検出するステップである
    ことを特徴とする画面表示領域検出方法。
  6. 請求項4または請求項5に記載の画面表示領域検出方法において,
    前記検出ステップは,
    前記表示領域が前記動画像中に撮影されたかを検出するよりも前に,前記設定画像を表示したときの動画像を予め検出対象画像として取得しておき,前記表示領域が前記動画像中に撮影されたかを検出するときには,前記検出対象画像が前記撮影された動画像に現れるかを検出するステップである
    ことを特徴とする画面表示領域検出方法。
  7. 請求項4,請求項5または請求項6に記載の画面表示領域検出方法を,コンピュータに実行させるための画面表示領域検出プログラム。
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