JP4360725B2 - 内視鏡の照明装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、照明光を伝達するためにライトガイドを用いた内視鏡の照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
内視鏡の照明装置は一般に、対物光学系による観察範囲を照明する照明光を伝達するためのライトガイドが内視鏡に内蔵されていて、そのライトガイドの入射端部は、光源装置に接続されるライトガイドコネクタの先端に配置されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
内視鏡においては一般に、生検鉗子その他の各種処置具類が処置具挿通チャンネルに挿脱される。
【0004】
ただし、処置具が使用されない状態の時に被写体を照明する照明光の明るさが不足していて観察に支障があるような場合には、照明の明るさを補うために処置具挿通チャンネルに補助ライトガイドを挿通して、被写体を照明する場合がある。特に、いわゆる親子式内視鏡の子スコープ等のように挿入部が細い内視鏡の場合に、そのような必要性が生じる場合が少なくない。
【0005】
しかし、光源装置側においては、光源の集光位置は一か所しかとれないので、一つの光源装置に複数のライトガイドを接続することはできない。したがって、補助ライトガイドを用いるときは光源装置を一台余分に準備する必要があるので、管理や手間が非常に煩雑であると同時に、内視鏡検査室のスペース上の問題も生じ、術者にとって非常に煩わしいことになる場合が多かった。
【0006】
そこで本発明は、補助用の光源装置を余分に準備することなく補助ライトガイドを簡単に使用することができる内視鏡の照明装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明の内視鏡の照明装置は、対物光学系による観察範囲を照明する照明光を伝達するために内視鏡に内蔵された主ライトガイドの入射端部が、光源装置に接続されるライトガイドコネクタの先端に配置された内視鏡の照明装置において、主ライトガイドの入射端部と共に第2のライトガイドの入射端部をライトガイドコネクタの先端に配置し、第2のライトガイドの射出端部を内視鏡の挿入部以外の場所に配置して、そこに外部の補助ライトガイドの入射端部を接続できるようにしたものである。
【0008】
なお、第2のライトガイドの射出端部が、ライトガイドコネクタの側面部に配置されていてもよく、補助ライトガイドが、処置具類を挿脱するために内視鏡に配設された処置具挿通チャンネルに挿脱されてもよい。
【0009】
【発明の実態の形態】
図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図2は挿入部1の直径が非常に細く、いわゆる親子式内視鏡装置の子スコープとして用いることができる内視鏡を示しており、可撓性の挿入部1の基端は操作部2に連結されている。
【0010】
挿入部1の先端部分1aには対物光学系等が内蔵されていて、挿入部1の前方を観察することができるようになっている。挿入部1内には処置具類を挿脱するための処置具挿通チャンネル3が挿通配置されていて、その挿入口は操作部2に配置され、出口は観察視野方向に向けて挿入部1の先端部分1aに開口形成されている。
【0011】
図示されていない光源装置に接続されるライトガイドコネクタ4は、操作部2に連結された連結可撓管5の先端に取り付けられており、挿入部1内から操作部2内及び連結可撓管5内を通って配置されたライトガイドファイババンドルからなる主ライトガイド6の入射端部6aが、ライトガイドコネクタ4の突端に配置されている。
【0012】
主ライトガイド6の射出端部6bは観察視野方向に向けて挿入部1の先端部分1aに配置されており、入射端部6aから入射して射出端部6bから射出される照明光Aが、観察視野を照明する。
【0013】
ライトガイドコネクタ4は、図1に拡大して示されるように、手で保持される筒状の本体ハウジング41の先側に、光源装置に差し込まれる挿入管体42が突設されている。
【0014】
そして、挿入管体42の突端に取り付けられたレンズ43の裏側に主ライトガイド6の入射端部6aが配置され、主ライトガイド6は、挿入管体42内から本体ハウジング41内を通過する状態に配置されている。
【0015】
ライトガイドコネクタ4内には、短いライトガイドファイババンドルからなる第2のライトガイド7が配置されている。第2のライトガイド7は、入射端部7aが主ライトガイド6の入射端部6aと一体的に配置されて、挿入管体42内に通され、本体ハウジング41内で主ライトガイド6から分岐されている。
【0016】
なお、主ライトガイド6の入射端部6aと第2のライトガイド7の入射端部7aとは、端面をそろえて並んだように配置してもよく、或いはファイバどうしがある程度混じり合うように配置してもよい。
【0017】
第2のライトガイド7の射出端部7bは、ライトガイドコネクタ4の側面に設けられたコネクタ受け筒8の底部に外方に向けて配置されており、コネクタ受け筒8の外周面には、後述する補助ライトガイド装置10の接続筒12に形成された案内溝13が係合する係合ピンが突設されている。
【0018】
図3は、被写体を照明する照明光の明るさが不足していて観察に支障があるような場合に、照明の明るさを補うために処置具挿通チャンネル3に補助ライトガイド装置10を挿通して被写体を照明する際の状態を示している。
【0019】
補助ライトガイド装置10内には、例えば数本のプラスチック製ライトガイドファイバからなる補助ライトガイド11が全長にわたって挿通配置されており、その基端に設けられた接続筒12をライトガイドコネクタ4のコネクタ受け筒8に接続することにより、第2のライトガイド7と補助ライトガイド11とが接続された状態になる。接続筒12にはL字状の案内溝13が形成されている。
【0020】
そして、処置具挿通チャンネル3に通された補助ライトガイド装置10の先端部分10aを挿入部1の先端部分1aから突出させることにより、補助ライトガイド11内を伝達された照明光Bが被写体に照射される。
【0021】
このようにして、内視鏡の主ライトガイド6に照明光を供給する光源装置から補助ライトガイド装置10にも照明光を供給して、被写体に対して補助照明を行うことができる。
【0022】
図4は、補助ライトガイド装置10の接続筒12がライトガイドコネクタ4のコネクタ受け筒8に接続された部分を拡大して示しており、接続筒12はコネクタ受け筒8の外周面に嵌合する円筒状に形成されている。
【0023】
補助ライトガイド11の入射端部11aには、ガラスロッド14とレンズ15が光軸位置に直列に配置されていて、第2のライトガイド7の射出端部7bから射出された光束が効率よく補助ライトガイド11内に入射するようになっている。
【0024】
図5は、補助ライトガイド装置10の先端部分10aの一例を示している。補助ライトガイド11は例えば四フッ化エチレン樹脂製チューブ16等によって外装されており、その先端に取り付けられた先端筒体18内において、補助ライトガイド11の射出端部11bの端面にビーズ接着(光学ガラスビーズが一様に並べられて、エポキシ樹脂系又はアクリル樹脂系等の光学用接着剤が充填塗布されたもの)が施されて、水分の浸入防止が図られている。
【0025】
硬化した光学用接着剤はガラスビーズと共にその表面(端面)が平滑に研磨されており、射出端部11bに配列された各ガラスビーズ内での屈折作用により、射出する照明光の配光角拡大が行われる。
【0026】
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、例えばコネクタ受け筒8は、ライトガイドコネクタ4に限らず、操作部2等のように挿入部1以外のどこに配置しても差し支えない。また、補助ライトガイド装置10は、処置具挿通チャンネル3内に通して被写体の明るさを補う目的に使用されるものに限らない。
【0027】
【発明の効果】
本発明によれば、主ライトガイドの入射端部と共に第2のライトガイドの入射端部をライトガイドコネクタの先端に配置し、第2のライトガイドの射出端部を内視鏡の挿入部以外の場所に配置して、そこに外部の補助ライトガイドの入射端部を接続できるようにしたことにより、補助用の光源装置を余分に準備することなく、主ライトガイドに照明光を供給する光源装置を兼用して、補助ライトガイドを簡単に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のライトガイドコネクタの拡大断面図である。
【図2】本発明の実施の形態の内視鏡の側面図である。
【図3】本発明の実施の形態の内視鏡に補助ライトガイドが併用された状態の側面図である。
【図4】本発明の実施の形態のライトガイドコネクタに補助ライトガイドが接続された状態の拡大断面図である。
【図5】本発明の実施の形態の補助ライトガイド装置の先端部分の拡大断面図である。
【符号の説明】
4 ライトガイドコネクタ
6 主ライトガイド
6a 入射端部
7 第2のライトガイド
7a 入射端部
7b 射出端部
8 コネクタ受け筒
10 補助ライトガイド装置
11 補助ライトガイド
11a 入射端部

Claims (3)

  1. 対物光学系による観察範囲を照明する照明光を伝達するために内視鏡に内蔵された主ライトガイドの入射端部が、光源装置に接続されるライトガイドコネクタの先端に配置された内視鏡の照明装置において、
    上記主ライトガイドの入射端部と共に第2のライトガイドの入射端部を上記ライトガイドコネクタの先端に配置し、上記第2のライトガイドの射出端部を上記内視鏡の挿入部以外の場所に配置して、そこに外部の補助ライトガイドの入射端部を接続できるようにしたことを特徴とする内視鏡の照明装置。
  2. 上記第2のライトガイドの射出端部が、上記ライトガイドコネクタの側面部に配置されている請求項1記載の内視鏡の照明装置。
  3. 上記補助ライトガイドが、処置具類を挿脱するために上記内視鏡に配設された処置具挿通チャンネルに挿脱される請求項1又は2記載の内視鏡の照明装置。
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