JP4360626B2 - 電気機器収納用箱 - Google Patents

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本発明は、箱本体と扉との間に電気的導通を持たせた電気機器収納用箱に関するものである。
電気機器収納用箱は箱本体と扉とからなるものであり、各種の電気機器が取付けられる箱本体側は従来から接地されている。しかし扉とも電気的導通が得られていることが望まれている。
一般に扉は箱本体に蝶番により枢着されているため、扉側の蝶番金具と箱本体側の蝶番金具とがそれぞれ扉と箱本体に溶接されておれば、通常は内部の蝶番ピンを介して扉と箱本体との間の電気的導通を得ることができる。しかし塗装後の扉と塗装後の箱本体とを組み立てる際に、蝶番内に塗装が進入して蝶番ピンと蝶番金具との間の導通性を確保できなくなる可能性がある。
そこで特許文献1の発明では、蝶番ピンの周囲にコイルスプリングを嵌めて蝶番ピンと蝶番金具との接触性を高め、扉と箱本体との間の電気的導通を蝶番を介して行わせるようにしている。しかしこの構造はコイルスプリングの摺動によって塗装を剥がさなければならず、電気的導通の信頼性が高くなかった。また、蝶番ピンと蝶番金具との間に異物を介在させるため、蝶番の動きが悪くなるという問題があった。
実開平5−57879号公報
本発明は上記した従来の問題点を解決して、蝶番を利用して扉と箱本体との間の電気的導通を確保することができ、しかも蝶番の動きを悪化させるおそれのない電気機器収納用箱を提供するためになされたものである。
上記の課題を解決するためになされた本発明は、塗装された箱本体に箱本体側の蝶番金具を電気的導通を確保させて取付け、また塗装された扉に扉側の蝶番金具を電気的導通を確保させて取付け、これらの蝶番金具間を導電性の蝶番ピンにより連結するとともに、扉側の蝶番金具には弾性金属板からなる導通金具を蝶番金具の塗装膜を破ってメタルタッチするネジによって取付け、この導通金具を前記蝶番ピンの頭部に当接させて箱本体と扉との間の電気的導通を確保したことを特徴とするものである。なお、導通金具の先端を蝶番ピンの頭部の上方にオーバーハングさせ、導通金具に蝶番ピンの抜止め機能を持たせた構造とすることができる。また、箱本体をフレーム側の塗装剥離機能を持つ固定ネジでフレームに固定することにより、箱本体とフレームとの電気的導通を確保した構造とすることができる。
本発明の電気機器収納用箱は、塗装膜を破ってメタルタッチするネジによって扉側の蝶番金具に取付けられた導通金具を蝶番ピンの頭部に当接させて電気的導通を確保するものであるから、蝶番金具と扉との間が溶接などにより接続されておれば、扉と箱本体との間の電気的導通を確保することができる。また蝶番ピンと蝶番金具との間に異物を介在させる必要もないため、蝶番の動きを悪化させるおそれもない。
以下に本発明の実施形態を示す。
図1において、1は電気機器収納用箱の箱本体、2は蝶番3により箱本体1に枢着された扉である。前記したように、これらの箱本体1と扉2とは塗装品である。図2は第1の実施形態の要部を示す斜視図、図3はその断面図であり、箱本体1には箱本体側の亜鉛ダイキャスト製の蝶番金具4が、タッピンネジ17で固定されて電気的導通が確保されている。一方、扉2側には扉側の蝶番金具5が溶接され電気的導通は確保されているが、塗装されている。扉側の蝶番金具5は箱本体側の蝶番金具4の外側に位置し、導電性の蝶番ピン6により連結されている。
扉側の蝶番金具5の端部は上下に屈曲されており、弾性金属板を断面がU字状になるように屈曲させたクリップ状の導通金具7がネジ8によって取付けられている。このネジ8はタッピンネジであり、蝶番金具5の塗装膜を破って蝶番金具5との間にメタルタッチすることができるものである。図3に示すように導通金具7の先端9は蝶番ピン6の頭部10の側面に弾性的に当接しており、蝶番ピン6との間の電気的導通を確保している。なお、ネジ8の先端が導通金具7の先端9を蝶番ピン6の頭部10の方向に押すようにしておけば、より確実に電気的導通を確保することができる。
このように構成された本発明の電気機器収納用箱においては、扉2と扉側の蝶番金具5との間は溶接により導通しており、蝶番金具5と導通金具7との間はネジ8によって導通している。また導通金具7と蝶番ピン6との間は接触により導通しており、蝶番ピン6と箱本体側の蝶番金具4とはもともと接触により導通している。さらに箱本体側の蝶番金具4と箱本体1とはネジ17により導通している。このため扉2と箱本体1との間の導通が確保でき、扉2を箱本体1を経由して接地することができる。
このような構造としておけば、扉2と箱本体1との間に電気的導通が得られ、また導通金具7は蝶番ピン6の頭部10に接触するだけであるから、蝶番3の動きを悪化させるおそれもない。また図3に示すように、導通金具7の先端9を蝶番ピン6の頭部10の上方にオーバーハングさせておけば、導通金具7に蝶番ピン6の抜止め機能を持たせることができる。
なお、図1に示したように蝶番3は上下に複数個設けられるため、1個の蝶番3を上記した構造としておけばよく、その他の蝶番3については図4、図5に示すように樹脂製の抜止め部品11を扉側の蝶番金具5の端部に取付けておくことができる。図4、図5の樹脂製の抜止め部品11は弾性的に嵌めてあるだけであるから取り外しも容易であり、扉2を箱本体1から外す場合の作業性が向上する。
図6〜図9は第2の実施形態を示すもので、箱本体1には蝶番金具5が溶接され、電気的導通は確保されているが、塗装されている。第1の実施形態の導通金具7のほかに、箱本体側の蝶番金具4の途中を切り欠き、中央に接触片12を突出させた導通金具13をネジ8により取付けたものである。図8に示すように導通金具13の接触片12は蝶番ピン6の側面に弾性的に接触し、箱本体1と蝶番ピン6との間の電気的導通を確保している。この第2の実施形態の構造においては、箱本体側の蝶番金具4の内部に塗料が入り込み、蝶番金具4と蝶番ピン6との間の導通に不安がある場合にも、扉2を箱本体1を経由して確実に接地することができる。
なお、図9に示すように箱本体1が別体のフレーム14を備えている構造の電気機器収納用箱においては、上記の構造を採用してもフレーム14と箱本体1との間の導通を取ることができない。そこでそのような場合には、図9に示すように座面に突起15や歯を備えた固定ネジ16を用いて箱本体1をフレーム14に固定すれば、座面の突起15によってフレーム14の塗装を削ることができる。また固定ネジ16をタッピンネジとしておくことにより、箱本体1に溶接された金具18のネジ孔内の塗装も剥離することができる。これにより箱本体1とフレーム14との電気的導通を確保することができる。
以上に説明したとおり、本発明は箱本体1と扉2との間に設けられる蝶番金具4に、ネジ8によって導通金具7,13を取付け、この導通金具7,13を蝶番ピン6に当接させて電気的導通を確保したものであるから、蝶番金具4,5が塗装されていても扉2と箱本体1との間の電気的導通を確保することができ、しかも蝶番3の動きを悪化させるおそれのない利点がある。
第1の実施形態の電気機器収納用箱を示す斜視図である。 第1の実施形態の要部を示す斜視図である。 図2の断面図である。 他の蝶番を示す斜視図である。 図4の断面図である。 第2の実施形態の要部を示す斜視図である。 第2の実施形態の要部を示す正面図である。 図7の断面図である。 第3の実施形態の要部を示す断面図である。
符号の説明
1 電気機器収納用箱の箱本体
2 扉
3 蝶番
4 箱本体側の蝶番金具
5 扉側の蝶番金具
6 蝶番ピン
7 導通金具
8 ネジ
9 導通金具の先端
10 蝶番ピンの頭部
11 樹脂製の抜止め部品
12 接触片
13 導通金具
14 フレーム
15 突起
16 固定ネジ
17 ネジ
18 金具

Claims (2)

  1. 塗装された箱本体に箱本体側の蝶番金具を電気的導通を確保させて取付け、また塗装された扉に扉側の蝶番金具を電気的導通を確保させて取付け、これらの蝶番金具間を導電性の蝶番ピンにより連結するとともに、扉側の蝶番金具には弾性金属板からなる導通金具を蝶番金具の塗装膜を破ってメタルタッチするネジによって取付け、この導通金具を前記蝶番ピンの頭部に当接させて箱本体と扉との間の電気的導通を確保したことを特徴とする電気機器収納用箱。
  2. 導通金具の先端を蝶番ピンの頭部の上方にオーバーハングさせ、蝶番ピンの抜止め機能を持たせたことを特徴とする請求項1記載の電気機器収納用箱。
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