JP4360429B2 - コンピュータ操作監視システム及びコンピュータ操作監視プログラム - Google Patents

コンピュータ操作監視システム及びコンピュータ操作監視プログラム Download PDF

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本発明は、会社のオフィスや教育機関のコンピュータ授業等における従業員、作業者や生徒によるアプリケーション使用を監視するための技術に係り、とくに業務または授業中にゲーム等の制限すべきアプリケーションを使用することを防止できるコンピュータ操作監視システム、方法及びプログラムに関する。
クライアントコンピュータを使用するユーザの行動を効率的で高精度に管理する行動管理システムとして、クライアントコンピュータが、ユーザの操作内容を監視する監視手段と得られたログ情報をサーバコンピュータに出力する出力手段と、管理者端末から得られる制限情報からユーザの使用を制限する制限手段とを有し、サーバコンピュータは、ログ情報から予め設定された条件に基づいて情報を抽出する抽出手段と、この抽出手段により得られる情報からクライアントコンピュータ毎の操作内容の変化を検出する変化検出手段と、変化検出手段により得られる分析結果を管理者端末に通知する通知手段とを有するシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、ポリシー情報に基づいて、実行中のソフトウェアの動作から監視対象動作を検出する第1の解析部と、第1の解析部によって検出された動作に対して、実行履歴記録部に記録された実行履歴を解析し、ソフトウェアの正常動作からの乖離の有無を判定する第2の解析部とを備えたシステムも提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
このようにクライアントコンピュータのアプリケーションの起動ログをサーバ側で管理すれば、クライアントコンピュータのユーザが業務中にゲームを行っていたとしても、そのゲームのアプリケーションの動作をログ情報に基づいて検出し、然るべき警告通知を行うことが可能となる。しかし、このようなゲームソフトの数は非常に多く、社内のクライアントコンピュータすべての起動アプリケーションについて、ゲームソフトに該当するか否かのチェックを継続することはシステムに過大な負担を掛けることとなる。また、同じアプリケーションでもファイル名やレジストリ情報を変更したり、バージョンアップ等でファイル名などの情報が変わった時点で検出することができなくなる。
特開2005−332345号公報 特開2006−53788号公報
そこで、本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、常時すべてのクライアントコンピュータにおけるアプリケーションの起動をログ情報に基づいてチェックするといった過大な負担を掛けることなく、効率よく且つ的確に、ゲーム等の業務外操作を検知して警告通知等を行うことが可能なコンピュータ操作監視システム、方法及びプログラムを提供する点にある。
本発明は、前述の課題解決のために、コンピュータが、該コンピュータにおける入力デバイスによるユーザ操作とそれに連動した音とに関する操作音情報を取得する操作音情報取得手段と、前記取得した操作音情報を記憶する操作音情報記憶手段と、前記操作音情報を参照し、ユーザ操作に連動した操作音情報と通常業務における当該ユーザ操作に連動した操作音情報との比較により、業務外のコンピュータ操作の可能性を判定する判定手段とを備えたことを特徴とするコンピュータ操作監視システムを構成した。
ここで、前記コンピュータが、通常業務における前記ユーザ操作時の操作音情報を記憶する通常操作音情報記憶手段を備えており、前記判定手段は、前記操作音情報記憶手段の操作音情報と前記通常操作音情報記憶手段の当該ユーザ操作に連動した操作音情報とを比較することにより、業務外のコンピュータ操作の可能性を判定するものが好ましい。
また、前記コンピュータが、前記判定手段により業務外操作の可能性が高いと判定された場合に、所定の対処命令を含む対処情報を生成する対処情報生成手段と、前記生成された対処情報に基づき対処を行う対処実行手段とを備えたものが好ましい。
また、本発明は、複数のクライアントコンピュータとこれに通信接続される監視者コンピュータとから構成されるコンピュータ操作監視システムにおいて、前記監視者コンピュータが、各クライアントコンピュータにおける入力デバイスによるユーザ操作とそれに連動した音とに関する操作音情報を当該クライアントコンピュータから受信する操作音情報受信手段と、前記受信した各クライアントコンピュータの操作音情報を記憶する操作音情報記憶手段と、前記操作音情報を参照し、ユーザ操作に連動した操作音情報と通常業務における当該ユーザ操作に連動した操作音情報との比較により、業務外のコンピュータ操作の可能性を判定する判定手段とを備え、前記クライアントコンピュータが、入力デバイスによるユーザ操作とそれに連動した音とに関する操作音情報を前記監視者コンピュータに対して送信する操作音情報送信手段を備えたことを特徴とするコンピュータ操作監視システムをも提供する。
ここで、前記監視者コンピュータが、通常業務における前記ユーザ操作時の操作音情報を記憶する通常操作音情報記憶手段を備えており、前記判定手段は、前記操作音情報記憶手段の操作音情報と前記通常操作音情報記憶手段の当該ユーザ操作に連動した操作音情報とを比較することにより、業務外のコンピュータ操作の可能性を判定するものが好ましい。
また、前記監視者コンピュータが、前記判定手段により業務外操作の可能性が高いと判定されたクライアントコンピュータに対して、所定の対処命令を含む対処情報を送信する対処情報送信手段を備えるとともに、前記各クライアントコンピュータが、前記監視者コンピュータから受信した対処情報に基づき対処を行う対処実行手段を備えたものが好ましい。
また、本発明は、上記したコンピュータ操作監視システムにおいて、前記コンピュータを、該コンピュータにおける入力デバイスによるユーザ操作とそれに連動した音とに関する操作音情報を取得する操作音情報取得手段、前記取得した操作音情報を記憶する操作音情報記憶手段、および、前記操作音情報を参照し、ユーザ操作に連動した操作音情報と通常業務における当該ユーザ操作に連動した操作音情報との比較により、業務外のコンピュータ操作の可能性を判定する判定手段として機能させるコンピュータ操作監視プログラムをも提供する。
また、本発明は、上記したコンピュータ操作監視システムにおいて、前記監視者コンピュータを、通信接続されている各クライアントコンピュータにおける入力デバイスによるユーザ操作とそれに連動した音とに関する操作音情報を当該クライアントコンピュータから受信する操作音情報受信手段、前記受信した操作音情報を記憶する操作音情報記憶手段、および、前記操作音情報を参照し、ユーザ操作に連動した操作音情報と通常業務における当該ユーザ操作に連動した操作音情報との比較により、業務外のコンピュータ操作の可能性を判定する判定手段として機能させ、前記クライアントコンピュータを、入力デバイスによるユーザ操作とそれに連動した音とに関する操作音情報を前記監視者コンピュータに対して送信する操作音情報送信手段として機能させるコンピュータ操作監視プログラムをも提供する。
以上にしてなる本願発明によれば、入力デバイスによるユーザ操作に連動する操作音情報に基づいて、効率よく的確にゲーム等の業務外操作の可能性を検知できるのであり、必ずしも常時、すべてのアプリケーションをログ情報に基づいてチェックする必要はなく、非常に負担の少ない監視システムを実現することができる。
また、アプリケーションのファイル名などはバージョンアップ等で変わってしまう可能性があるが、ゲームソフトウエア等には、入力デバイスの操作にあわせて効果音を鳴動させるものが多くある。これらに基づき、使用制限すべきアプリケーションの使用についても、ファイル名等の変更にかかわらず確実に検知でき、業務外操作を広範囲にチェックできる。
次に、本発明の実施形態を添付図面に基づき詳細に説明する。
図1は、本発明に係るコンピュータ操作監視システムの全体構成を示す図であり、図1〜5は代表的実施形態を示し、図中符号1は監視者コンピュータ、2はクライアントコンピュータをそれぞれ示している。本発明のコンピュータ操作監視システムSは、図1に示すように、単又は複数のクライアントコンピュータ2,…と、通信ネットワークNを介してこれに接続される監視者コンピュータ1とから構成されている。なお、以下の実施形態においては、監視者コンピュータ1とクライアントコンピュータ2の複数のコンピュータ間で監視を行なうシステムについて説明するが、単独のコンピュータ内にて自らのコンピュータ操作の監視を行なうように構成しても勿論よい。
監視者コンピュータ1は、単又は複数のコンピュータより構成され、図2に示すように、処理装置10を中心に、記憶手段11、通信制御部12、入力操作手段13としてポインティングデバイスやキーボード等、ディスプレイ14よりなる従来から汎用されているコンピュータ装置を用いることができ、処理装置10は、マイクロプロセッサなどのCPUを主体に構成され、図示しないRAM、ROMからなる記憶部を有して各種処理動作の手順を規定するプログラムや処理データが記憶される。
処理装置10は、機能的には、各クライアントコンピュータにおける入力デバイスによるユーザ操作とそれに連動した音とに関する操作音情報を受信して操作音情報記憶部11aに記憶する操作音情報受信処理部10aと、操作音情報について、前記操作音情報記憶部11aの当該クライアントコンピュータの操作音情報を参照し、ユーザ操作に連動した操作音情報と通常業務における当該ユーザ操作に連動した操作音情報との比較により、業務外のコンピュータ操作の可能性を判定する判定処理部10bと、前記判定処理部10bにより業務外操作の可能性が高いと判定されたクライアントコンピュータに対して、所定の対処命令を含む対処情報を送信する対処情報送信処理部10cと、同じく判定処理部10bにより使用制限すべきと判定されると、当該アプリケーションを起動禁止アプリケーション情報記憶部11bに新規登録するアプリケーション登録処理部10dと、各クライアントコンピュータから画面表示情報を受信する画面情報受信処理部10eと、受信した画面表示情報をディスプレイ14に表示する画面情報表示処理部10fとを少なくとも備えており、これら機能は上記プログラムにより実現される。
記憶手段11は、監視者コンピュータ1内外のハードディスク等からなり、受信した各クライアントコンピュータの操作音情報を記憶する操作音情報記憶部11a(操作音情報記憶手段に相当)と、起動を禁止するアプリケーション情報が登録された起動禁止アプリケーション情報記憶部11bと、通常業務における前記ユーザ操作時の操作音情報を記憶する通常操作音情報記憶部11cとを少なくとも備えている。このような記憶手段11としては、上記ハードディスク等以外に、一時記憶領域に記憶するようなケースも勿論含まれる。また、操作音情報記憶手段としての操作音情報記憶部11aは、クライアントコンピュータから受信した操作音情報の履歴を記憶しているが、このような操作音情報の履歴はクライアントコンピュータで管理させ、監視者コンピュータ1は所定のタイミングでこの履歴情報或いは加工された音出力に関する情報をクライアントコンピュータから受信するようにしてもよい。
操作音情報記憶部11aは、クライアントコンピュータから受信した入力デバイスによるユーザ操作とそれに連動した音とに関する操作音情報を記憶している。このようなクライアントコンピュータからの操作音情報の受信は、リアルタイムで取得するもの以外に、クライアントコンピュータで当該情報の履歴を管理させ、所定のタイミングでこの履歴情報、或いは加工された音出力に関する情報をクライアントコンピュータから受信するようにしてもよい。クライアントコンピュータ2から監視者コンピュータ1に送信される操作音情報には、例えば入力デバイスであるマウス等のポインティングデバイスを操作した際に出力される特定の領域(範囲)にマウスが移動するときの音出力や、クリック音、キーボード等を操作した際のキー入力音など、具体的には、オーディオドライバやオーディオデバイス(例えばWAVEデバイスなど)等の音生成手段に送られる上記音の回数やタイミング情報、渡される音のデータ情報以外に、オーディオドライバ又はオーディオデバイスから出力される当該音を取得してなる当該音の種類や高さ、長さ、音を出力しているアプリケーションの情報等が含まれることが好ましい。
起動禁止アプリケーション情報記憶部11bは、クライアントコンピュータ2で使用すべきでないとして起動を禁止されるアプリケーションが登録されるところであり、この記憶部に登録されたアプリケーションの情報は、すべてのクライアントコンピュータ2に通知するようにすれば、当該アプリケーションを使用したとして操作音情報を送信したクライアントコンピュータだけでなく、その他のクライアントコンピュータ2でも、そのアプリケーションの起動を予め禁止する処置が可能となるのである。つまり、使用制限されるべきアプリケーションをあるクライアントコンピュータが使用すれば、他のクライアントコンピュータに予め当該アプリケーションの起動を禁止させ、使用を未然に防止することが可能となる。このため起動禁止アプリケーション情報記憶部11bに登録されている起動禁止アプリケーションの情報(リスト)をすべてのクライアントコンピュータに送信して共有させるようにしても良い。また、各クライアントコンピュータ2がアクセスしてサーバ中のアプリケーションを使用する場合に、該サーバにおける当該アプリケーションの使用を起動禁止アプリケーション情報記憶部11bの情報に基づいて拒否するように構成してもよい。
通常操作音情報記憶部11cは、入力デバイスによる操作音として、例えばキー操作音の通常業務における音出力形態や、ポインティングデバイス操作の通常業務における音出力形態などが記憶される。キー操作音の通常業務における音出力形態としては、例えば図5(a)に示すように通常業務における音の長さや、コンピュータのオペレーションシステムにおいて予め用意されている音、通常業務におけるキー毎の音情報の偏りなどが記憶され、ポインティングデバイス操作の通常業務における音出力形態として、例えば図5(b)に示すように通常業務におけるクリック音の長さ、コンピュータのオペレーションシステムにおいて予め用意されている音などが記憶される。
各クライアントコンピュータ2は、図3に示すように、処理装置20を中心に、記憶手段21、通信制御部22、ポインティングデバイスやキーボードなどの入力デバイス23、ディスプレイ24が接続された従来から汎用されているコンピュータ装置からなり、処理装置20は、マイクロプロセッサなどのCPUを主体に構成され、図示しないRAM、ROMからなる記憶部を有して各種処理動作の手順を規定するプログラムや処理データが記憶される。ポインティングデバイスとしては、マウスやトラックパッド、トラックボールなどが該当する。
処理装置20は、機能的には、入力デバイスによるユーザ操作とそれに連動した音とに関する操作音情報を前記監視者コンピュータに対して送信する操作音情報送信処理部20aと、操作音情報を取得した際のアプリケーション情報を、アプリケーション情報記憶部21aに一時記憶させるためのアプリケーション情報記憶処理部20bと、同じく操作音情報を取得した際のディスプレイ24の画面表示情報を記録して画面情報記憶部21bに一時記憶させるための画面情報記憶処理部20cと、監視者コンピュータ1から受信した対処情報に基づいて所定の使用制限処理を実行する使用制限処理部20dと、前記対処情報を受信することにより画面情報記憶部21bに記録された画面表示情報を監視者コンピュータ1に送信する画面情報送信処理部20eとを少なくとも備える。
記憶手段21は、クライアントコンピュータ2内外のハードディスク等からなり、操作音情報取得時のアプリケーション情報を記憶するアプリケーション情報記憶部21aと、前記操作音情報の取得時の画面表示情報を記録する画面情報記憶部21bとを少なくとも備えている。この記憶手段21は、監視者コンピュータ1と同様、ハードディスク等以外に一時記憶領域に記憶するようなケースも勿論含まれる。
上記の操作音情報送信処理部20aは、入力デバイス23によるユーザ操作とそれに連動した音出力情報を取得し、当該操作音情報を適宜監視者コンピュータ1に送信するものであるが、上述したように各クライアントコンピュータ2において操作音情報の履歴情報を記憶管理し、所定のタイミングでこの履歴情報或いは加工された音出力に関する情報を監視者コンピュータ1に送信するようにしても良い。
また、画面情報記憶部21bには、操作音情報を取得した際のディスプレイ24の画面表示情報が一時記憶され、監視者コンピュータ1での判定の結果、使用制限の必要があると判定された場合に監視者コンピュータ1に送信され、監視者コンピュータ1の画面情報表示処理部10fによりディスプレイ表示されるものであり、使用制限の必要がないと判定された場合には、画面情報送信処理部20eによる監視者コンピュータ1への送信は為されず、消去されるものである。その他の例として、各クライアントコンピュータ2におけるアプリケーション使用時の画面表示情報を、判定の結果にかかわらず監視者コンピュータ1に送信して監視者コンピュータ1で各クライアントコンピュータの画面情報を表示可能としておき、判定の結果、使用制限すべきアプリケーションを使用していると判定された場合に、当該クライアントコンピュータにおける前記アプリケーション使用時の画面表示情報を、監視者コンピュータ1において他のクライアントコンピュータの画面表示情報とは別の形態、たとえば拡大表示するなどして、監視者に対して不正使用を告知するようにすることが好ましい実施例である。
そして、監視者コンピュータ1の判定処理部10bは、操作音情報記憶部11aに記憶された操作音情報を参照し、通常操作音情報記憶部11cに記憶されている当該ユーザ操作に連動した操作音情報とを比較することにより、業務外のコンピュータ操作の可能性を判定する。例えば、操作音情報記憶部11aの操作音情報の音の長さが通常業務範囲の閾値として設定された所定の長さを超えたときもしくは所定の長さより短いときに、業務外のコンピュータ操作の可能性があると判定する。また、判定するときに、音の高低を利用してもよい。例えば、操作音情報記憶部11aの操作音情報の音の高さが、通常業務範囲の閾値として設定された所定の高低幅から外れた場合に、業務外のコンピュータ操作の可能性があると判定してもよい。尚、このような通常操作音情報記憶部11cをとくに設けず、特定のキー操作時の音が他の複数のキー操作時の音と異なるときに、業務外のコンピュータ操作の可能性があると判定したり、ポインティングデバイスのポイント移動時の音が生じているときに、業務外のコンピュータ操作の可能性があると判定することも好ましい。
監視者コンピュータ1からクライアントコンピュータ2に送信される対処情報に含まれる対処命令としては、所定の警告をポップアップ画面で表示させることや、当該アプリケーションの強制終了指令、当該アプリケーションを起動制限機能に登録し、以後、各クライアントコンピュータが当該アプリケーションを使用できないようにすること、コンピュータ操作のロックなど、種々の対処が可能である。
本例では、図1に示すように単一のコンピュータの処理装置10、記憶手段11にこれら機能、記憶部を設けて監視者コンピュータ1を構成した例について説明しているが、複数のコンピュータによりこれら機能、記憶部を分担させて構成してもよい。また、監視者コンピュータ1は必ずしも固定されたコンピュータとは限らず、通信接続されている複数のコンピュータのうち任意のものを監視者コンピュータとして指定し、他のコンピュータをクライアントコンピュータとして機能させることも勿論できる。また、監視者が操作しているコンピュータが監視者コンピュータ1とは別の場合には、前記判定処理部10bの判定の結果、使用制限すべきアプリケーションが使用された場合に、該クライアントコンピュータやアプリケーション等の情報についてメール等で通知することが好ましい。
以下、図4のフロー図に基づき、本発明のコンピュータ操作監視システムにおける各手順を説明する。
クライアントコンピュータ2は、入力デバイスによるユーザ操作とそれに連動した音とに関する操作音情報を取得することにより(S101)、該取得時の起動アプリケーション情報、画面表示情報(ウインドウ表示画面)をそれぞれ、アプリケーション情報記憶部21a、画面情報記憶部21bに記憶するとともに、前記操作音情報とアプリケーション情報を監視者コンピュータ1に送信する(S102)。
監視者コンピュータ1は、クライアントコンピュータ2から前記操作音情報を受信し(S103)、該操作音情報について、操作音情報記憶部11aに記憶する(S104)。操作音情報記憶部11aには、たとえば操作音情報の音の長さを反映する数値として重み付け(ポイント化)して保存してゆく。
そして、操作音情報を受信したクライアントコンピュータについて、前記操作音情報記憶部11aを参照し、通常業務における当該ユーザ操作に連動した操作音情報として通常操作音情報記憶部11cに記憶されている通常業務範囲の音の長さの閾値として設定された所定値との比較により、業務外のコンピュータ操作の可能性の有無を判定する(S105)。
S105で業務外操作の可能性ありと判定されると、その操作音情報に含まれている起動アプリケーションを起動禁止アプリケーション情報記憶手段に新規登録するとともに(S106)、当該クライアントコンピュータに対し、該アプリケーションの使用を制限する所定の対処情報を送信する(S107)。この対処情報には、例えば当該アプリケーションの強制終了命令が含まれる。
クライアントコンピュータ2は、監視者コンピュータ1から受信した対処情報に基づき、操作者に対する警告など使用制限に関する処理を実行する(S108)。具体的には、操作者に対する警告文をポップアップ画面でディスプレイ24に表示させるとともに、当該アプリケーションを強制終了させることとなる。また、クライアントコンピュータ2は、監視者コンピュータ1から対処情報を受信することにより、画面情報記憶部21bに記録されている画面表示情報を監視者コンピュータ1に送信し(S109)、これを受信した監視者コンピュータ1は、画面情報表示処理部10fによりディスプレイ表示する(S110)。
一方、S105において業務外操作の可能性がないと判定された場合、監視者コンピュータ1から当該クライアントコンピュータ2に対して当該アプリケーションの使用を許可する情報を送信する(S111)。また、アプリケーションの起動ログを収集していれば、あわせて不正なアプリケーションを検知した場合に起動ログ情報からさかのぼって起動回数を調べて通知することも好ましい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこうした実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる形態で実施し得ることは勿論である。例えば単独のコンピュータでシステム構成する場合には、当該コンピュータに、該コンピュータにおける入力デバイスによるユーザ操作とそれに連動した音とに関する操作音情報を取得する操作音情報取得手段と、前記取得した操作音情報を記憶する操作音情報記憶手段と、前記操作音情報を参照し、ユーザ操作に連動した操作音情報と通常業務における当該ユーザ操作に連動した操作音情報との比較により、業務外のコンピュータ操作の可能性を判定する判定手段と、該判定手段により業務外操作の可能性が高いと判定された場合に、所定の対処命令を含む対処情報を生成する対処情報生成手段と、前記生成された対処情報に基づき、該コンピュータで対処を実行する対処実行手段とを備えさせればよい。これにより監視者コンピュータを別途設ける必要がなく、自らのコンピュータ内での操作を自ら監視するシステムを提供することができる。
本発明に係るコンピュータ操作監視システムの全体構成を示す説明図。 同じくコンピュータ操作監視システムにおける監視者コンピュータの構成を示すブロック図。 同じくクライアントコンピュータの構成を示すブロック図。 同じくコンピュータ操作監視システムにおける処理手順を示すフロー図。 通常操作音情報記憶部の例を示す説明図。
符号の説明
S コンピュータ操作監視システム
N 通信ネットワーク
1 監視者コンピュータ
2 クライアントコンピュータ
10 処理装置
10a 操作音情報受信処理部
10b 判定処理部
10c 対処情報送信処理部
10d アプリケーション登録処理部
10e 画面情報受信処理部
10f 画面情報表示処理部
11 記憶手段
11a 操作音情報記憶部
11b 起動禁止アプリケーション情報記憶部
11c 通常操作音情報記憶部
12 通信制御部
13 入力操作手段
14 ディスプレイ
20 処理装置
20a 操作音情報送信処理部
20b アプリケーション情報記憶処理部
20c 画面情報記憶処理部
20d 使用制限処理部
20e 画面情報送信処理部
21 記憶手段
21a アプリケーション情報記憶部
21b 画面情報記憶部
22 通信制御部
23 入力デバイス
24 ディスプレイ

Claims (8)

  1. コンピュータが、
    該コンピュータにおける入力デバイスによるユーザ操作とそれに連動した音とに関する操作音情報を取得する操作音情報取得手段と、
    前記取得した操作音情報を記憶する操作音情報記憶手段と、
    前記操作音情報を参照し、ユーザ操作に連動した操作音情報と通常業務における当該ユーザ操作に連動した操作音情報との比較により、業務外のコンピュータ操作の可能性を判定する判定手段とを備えたことを特徴とするコンピュータ操作監視システム。
  2. 前記コンピュータが、通常業務における前記ユーザ操作時の操作音情報を記憶する通常操作音情報記憶手段を備えており、前記判定手段は、前記操作音情報記憶手段の操作音情報と前記通常操作音情報記憶手段の当該ユーザ操作に連動した操作音情報とを比較することにより、業務外のコンピュータ操作の可能性を判定してなる請求項1記載のコンピュータ操作監視システム。
  3. 前記コンピュータが、前記判定手段により業務外操作の可能性が高いと判定された場合に、所定の対処命令を含む対処情報を生成する対処情報生成手段と、前記生成された対処情報に基づき対処を行う対処実行手段とを備えてなる請求項1又は2記載のコンピュータ操作監視システム。
  4. 複数のクライアントコンピュータとこれに通信接続される監視者コンピュータとから構成されるコンピュータ操作監視システムにおいて、
    前記監視者コンピュータが、
    各クライアントコンピュータにおける入力デバイスによるユーザ操作とそれに連動した音とに関する操作音情報を当該クライアントコンピュータから受信する操作音情報受信手段と、
    前記受信した各クライアントコンピュータの操作音情報を記憶する操作音情報記憶手段と、
    前記操作音情報を参照し、ユーザ操作に連動した操作音情報と通常業務における当該ユーザ操作に連動した操作音情報との比較により、業務外のコンピュータ操作の可能性を判定する判定手段とを備え、
    前記クライアントコンピュータが、
    入力デバイスによるユーザ操作とそれに連動した音とに関する操作音情報を前記監視者コンピュータに対して送信する操作音情報送信手段を備えたことを特徴とするコンピュータ操作監視システム。
  5. 前記監視者コンピュータが、通常業務における前記ユーザ操作時の操作音情報を記憶する通常操作音情報記憶手段を備えており、前記判定手段は、前記操作音情報記憶手段の操作音情報と前記通常操作音情報記憶手段の当該ユーザ操作に連動した操作音情報とを比較することにより、業務外のコンピュータ操作の可能性を判定してなる請求項4記載のコンピュータ操作監視システム。
  6. 前記監視者コンピュータが、前記判定手段により業務外操作の可能性が高いと判定されたクライアントコンピュータに対して、所定の対処命令を含む対処情報を送信する対処情報送信手段を備えるとともに、前記各クライアントコンピュータが、前記監視者コンピュータから受信した対処情報に基づき対処を行う対処実行手段を備えてなる請求項4又は5記載のコンピュータ操作監視システム。
  7. 請求項1〜3のうち何れか1項に記載のコンピュータ操作監視システムにおいて、
    前記コンピュータを、
    該コンピュータにおける入力デバイスによるユーザ操作とそれに連動した音とに関する操作音情報を取得する操作音情報取得手段、
    前記取得した操作音情報を記憶する操作音情報記憶手段、
    および、前記操作音情報を参照し、ユーザ操作に連動した操作音情報と通常業務における当該ユーザ操作に連動した操作音情報との比較により、業務外のコンピュータ操作の可能性を判定する判定手段として機能させるコンピュータ操作監視プログラム。
  8. 請求項4〜6の何れか1項に記載のコンピュータ操作監視システムにおいて、
    前記監視者コンピュータを、
    通信接続されている各クライアントコンピュータにおける入力デバイスによるユーザ操作とそれに連動した音とに関する操作音情報を当該クライアントコンピュータから受信する操作音情報受信手段、
    前記受信した操作音情報を記憶する操作音情報記憶手段、
    および、前記操作音情報を参照し、ユーザ操作に連動した操作音情報と通常業務における当該ユーザ操作に連動した操作音情報との比較により、業務外のコンピュータ操作の可能性を判定する判定手段として機能させ、
    前記クライアントコンピュータを、
    入力デバイスによるユーザ操作とそれに連動した音とに関する操作音情報を前記監視者コンピュータに対して送信する操作音情報送信手段として機能させるコンピュータ操作監視プログラム。
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