JP4360357B2 - 自動ドアの制御方法 - Google Patents

自動ドアの制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4360357B2
JP4360357B2 JP2005222426A JP2005222426A JP4360357B2 JP 4360357 B2 JP4360357 B2 JP 4360357B2 JP 2005222426 A JP2005222426 A JP 2005222426A JP 2005222426 A JP2005222426 A JP 2005222426A JP 4360357 B2 JP4360357 B2 JP 4360357B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
value
pwm
door
control method
stop determination
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005222426A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007039896A (ja
Inventor
良介 小見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Auto Body Co Ltd
Original Assignee
Toyota Auto Body Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Auto Body Co Ltd filed Critical Toyota Auto Body Co Ltd
Priority to JP2005222426A priority Critical patent/JP4360357B2/ja
Publication of JP2007039896A publication Critical patent/JP2007039896A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4360357B2 publication Critical patent/JP4360357B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
  • Stopping Of Electric Motors (AREA)

Description

本発明は、自動ドアの制御方法に関するものである。
リニアモータによる自動ドアの開閉制御は、複数のモータコイルに対して相対移動可能に配置したと永久磁石列の磁極を検出する磁極センサの検出信号に基づいて、ドアの位置及び速度を算出している。通常の開閉制御では、ドアの開端位置及び閉端位置で減速したドアを停止させる。開端位置では、停止判定を行ってドアを反転移動させる。閉端位置では、停止判定を行ってドアを該閉端位置に保持する。この停止判定の際には、リニアモータにフルパワー(PWM値100%)を印加した状態で、磁極センサの検出信号が1秒間切替わらない場合にドアが停止したものと想定している。この場合、リニアモータにフルパワーを急激に印加すると、ドアが振動したり跳ねたりするなど不自然な挙動を生じる場合がある。このため図6に示すように、ドアの軽重等に応じて漸増度を変化させてパワーを印加している。
しかしながら、磁極センサの検出信号の切替わりが無い状態が1秒継続したかどうかという時間経過による停止判定では、パワーが漸増状態で印加されるため、フルパワーが1秒間印加されない状態で停止と判定されてしまう。この結果、ドアの建付け等に起因する摺動抵抗が大きい場合には、押付け力が不足してドアが完全に停止していないのに停止と判定されたり、開端若しくは閉端位置で停止していないのに停止と判定してしまうという問題点があった。
なし
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、確実にドアの停止判定を行なうことができる自動ドアの制御方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための請求項1に記載の自動ドアの制御方法は、複数のモータコイルと永久磁石列とを相対移動可能に配置し、相対移動する永久磁石列の磁極を検出する磁極センサの検出信号に基づいて、一定周期毎に発生するPWM信号を、前記磁極センサの切替り毎に前記所定のモータコイルに通電してリニアモータを制御し、該リニアモータにより開閉する自動ドアの制御方法において、 前記磁極センサの切替り毎に、新たに前記PWM信号のPWM値の時間積分を開始し、その時間積分値と停止判定基準値と比較してドアの停止を判定することを特徴とする。
請求項2に記載の自動ドアの制御方法は、請求項1に記載の構成において、前記PWM値にしきい値を設定し、該しきい値以上のPWM値を時間積分することを特徴とする。
また、請求項3に記載の自動ドアの制御方法は、請求項1又は請求項2に記載の構成において、前記停止判定基準値を、PWM値100%×1秒の時間積分値としたことを特徴とする。
請求項1に記載の自動ドアの制御方法によれば、磁極センサの切替り毎に、新たにPWM信号のPWM値の時間積分を開始し、その時間積分値と設定値と比較してドアの停止を判定するものであるから、印加されるPWM信号のPWM値の漸増状態に拘らず、停止判定基準値以上の押付け力がドアに作用する。従って、ドアが完全に停止していないのに停止と判定したり、開端若しくは閉端位置で停止していないのに停止と判定してしまうことがなく、確実に停止判定をすることができる。
請求項2に記載の自動ドアの制御方法によれば、PWM値にしきい値を設定し、該しきい値以上のPWM値を時間積分するものであるから、より確実に停止判定することができる。
請求項3に記載の自動ドアの制御方法によれば、停止判定基準値をPWM値100%×1秒の時間積分値としたから、ドアの建付け等に起因する摺動抵抗が大きい場合には、押付け力が不足してドアが完全に停止していないのに停止と判定されたり、開端若しくは閉端位置で停止していないのに停止と判定してしまう実用上の問題点を確実に排除することができる。
ドアの停止判定を確実に行なうことができる自動ドアの制御方法を提供するという目的を、単なる時間経過により停止判定するものではなく、一定周期毎に発生するPWM信号のPWM値の時間積分値を停止判定基準値と比較することにより実現した。
本発明の実施例について添付図面を参照して説明する。図1は本発明の自動ドアの制御方法が適用される自動ドア装置の概略の構成図、図2はコントローラ8の概略のブロック図である。磁石可動型リニアモータ1の可動子2は、図示しないヨークに長さ8mmの同一形状の複数の永久磁石3を配列固定して永久磁石列4を構成し、モータケースの走行軌道に沿って走行できるようにしたものである。各永久磁石3は厚み方向に着磁され、隣り合うどうしがそれぞれ極性を異にしている。固定子5は、複数のモータコイル6からなるコイルユニット7を走行軌道に沿って配置したものである。各コイルユニット7とコントローラ8は給電線9を含む配線により接続されている。また、可動子2には、図示しない吊持連結具によりドア10が吊持されている。
図2に示すように、コントローラ8はゲート信号出力回路11、PWM信号出力回路12、サーボ制御回路13、位置・速度検出回路14等を組み込んだマイクロコンピュータ16及び駆動回路15等から構成されている。位置・速度検出回路14は、コイルユニット7に配置して永久磁石列4の各永久磁石3とモータコイルとの相対位置を検出する位置センサ17の検出信号に基づいて、可動子2の位置及び速度を検出する。位置センサ17は、可動子2の移動方向に8mm間隔で配置した3個1組の磁気センサにより構成され、可動子2が8mm移動すると該3個の磁気センサの磁気検出信号の組み合わせ(以下、信号パターンという)が変化する。
この可動子2の位置及び速度に基づいて、サーボ制御回路13が所定の制御プログラムに従って、それぞれ制御信号をゲート信号出力回路11とPWM信号出力回路12に送出する。ゲート信号出力回路11では、ゲート信号を駆動回路15に送出し、PWM信号出力回路12では、モータコイル6に通電するためのPWM信号を同じく駆動回路15に送出する。これにより、スター結線された3個のモータコイル6への通電が切り替わり、可動子2を一定方向へ走行させドア10を開閉する。通常の開閉制御では、ドア10を開端位置OP停止させ、停止判定処理を行って反転作動させるとともに、閉端位置CPで停止判定処理を行ってドア10を該閉端位置に保持する。
上記停止判定処理は、ドア10の開閉動作中、磁極センサの信号パターンの変化毎に実行される。図3は、上記停止判定処理の概略を示したフローチャートである。処理がスタートすると、先ずステップS10で、一定周期ts毎に発生するPWM信号のPWM値Pi(%)を順次時間積分するために変数iをi=1とする。続くステップS15で、磁極センサの信号パターンの変化の有無を判定する。変化有りの判定では、ステップS20で後述するPWM信号のPWM値(%)の時間積分値SをS=0としてクリアしステップS10に戻る。変化無しの判定では、ステップS25へ進んでPWM信号の発生周期であるts(8msec)が経過するのを待機し、一定周期tsの経過後ステップS30へ進む。
ステップS30では、PWM値Piが設定したしきい値Ps(%)より大きいか否かを判定する。PiがPs以上であれば、ステップS35でSi=Piとする。PiがPs以上でなければ、ステップS40でSi=0とする。ステップS45では、時間積分してS=S+Siとする。続くステップS50では、PWM値の時間積分値Sを予め設定した停止判定基準値Seと比較する。S≧Seでなければ、ステップS55で変数iをインクリメントして、ステップS15に戻る。そして、ステップS15以下の処理を行って、ステップS50でS≧Seとなれば、ステップS60へ進みドア10が完全に停止したものと判定する。
図4は、上記ステップS45で示した停止判定基準値Seを示した説明図である。停止判定基準設定値Seは、PWM値100%のPWM信号を1秒間時間積分した値である。これを停止判定基準値としたのは、従来1秒間磁気センサの検出パターンに変化が無い場合に、ドア10が停止したものと判定していたのに比して、より確実に停止判定を行なうためである。
図5は、開端位置OP若しくは閉端位置CPでのドア10の停止判定処理の際の、PWM信号の印加状態及びPWM値の時間積分値を示した説明図である。ドア10が開端位置OP若しくは閉端位置CPに達すると、PWM値が0%から所定の漸増度で100%まで漸増するPWM信号を一定周期毎に印加する。ここでは、PWM値が50%以上のPWM信号のPWM値Piの時間積分値がSとなる。ここでPWM値Piに50%のしきい値を設定したのは、ドア10を開端位置OP若しくは閉端位置CPに確実に押付けるためには、PWM値が50%以下ではパワー不足で、ドア10の押付け力として寄与しない考えられるからである。このしきい値は、ドアの軽重や摺動抵抗等に応じて任意に設定できる。
尚、開端位置OP若しくは閉端位置CP以外でのドア10の停止判定は、直前に印加されたPWM信号のPWM値から、所定の漸増度でPWM値を印加して上記処理により停止判定を行なう。
上記したように、位置センサ17の検出パターンの切替り毎に、一定周期ts毎に発生するPWM信号のPWM値Piの時間積分を新たに開始し、その時間積分値Sと停止判定基準Seと比較してドア10の停止を判定するものであり、印加されるPWM信号のPWM値の漸増状態に拘らず、停止判定基準値以上の押付け力がドア10に作用するから、ドアが完全に停止していないのに停止と判定したり、開端若しくは閉端位置で停止していないのに停止と判定してしまうことがなく、確実に停止判定をすることができる。
また、PWM値Piに設定するしきい値は、ドアの軽重や摺動抵抗等に応じて任意に設定でき、自動ドア開閉装置の設計仕様に適格に対応できるとともに、停止判定基準値SeをPWM値100%×1秒の時間積分値としたから、実用上確実に停止判定を行なうことができる。
上記実施例ではリニアモータが磁石可動型であったが、コイル可動型のリニアモータであってもよい。
自動ドア装置の概略の構成図である。 コントローラの概略のブロック図である。 停止判定処理の概略を示したフローチャートである。 停止判定基準値Seを示した説明図である。 PWM信号の印加状態及びPWM値の時間積分値を示した説明図である。 従来の停止判定方法を示した説明図である。
符号の説明
1 磁石可動型リニアモータ
2 可動子
4 永久磁石列
6 モータコイル
8 コントローラ
10 ドア
12 PWM信号出力回路
17 位置センサ

Claims (3)

  1. 複数のモータコイルと永久磁石列とを相対移動可能に配置し、相対移動する永久磁石列の磁極を検出する磁極センサの検出信号に基づいて、一定周期毎に発生するPWM信号を、前記磁極センサの切替り毎に前記所定のモータコイルに通電してリニアモータを制御し、該リニアモータにより開閉する自動ドアの制御方法において、
    前記磁極センサの切替り毎に、新たに前記PWM信号のPWM値の時間積分を開始し、その時間積分値と停止判定基準値と比較してドアの停止を判定することを特徴とする自動ドアの制御方法。
  2. 前記PWM値にしきい値を設定し、該しきい値以上のPWM値を時間積分することを特徴とする請求項1に記載の自動ドアの制御方法。
  3. 前記停止判定基準値を、PWM値100%×1秒の時間積分値としたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の自動ドアの制御方法。
JP2005222426A 2005-08-01 2005-08-01 自動ドアの制御方法 Active JP4360357B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005222426A JP4360357B2 (ja) 2005-08-01 2005-08-01 自動ドアの制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005222426A JP4360357B2 (ja) 2005-08-01 2005-08-01 自動ドアの制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007039896A JP2007039896A (ja) 2007-02-15
JP4360357B2 true JP4360357B2 (ja) 2009-11-11

Family

ID=37798142

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005222426A Active JP4360357B2 (ja) 2005-08-01 2005-08-01 自動ドアの制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4360357B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007039896A (ja) 2007-02-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5762582B1 (ja) シフトレンジ切り替え装置
CN102201768B (zh) 无刷电机的驱动装置及驱动方法
US7701157B2 (en) Motor controller and method for controlling motor
EP1772954A2 (en) Position detection and external driver multiplexing system for DC motors
EP2133989A1 (en) Brushless motor, brushless motor control system, and brushless motor control method
EP1318595A3 (en) Motor driving device and motor driving method
JP2010098922A5 (ja) 駆動装置
US7023173B2 (en) Apparatus for driving brushless motor and method of controlling the motor
JP2009147778A (ja) パルス信号発生装置、回転機、制御装置およびパワーウィンド制御装置
EP1772955A2 (en) Method for the selection of simultaneous or sequential operation of motors in a multiple motor drive circuit including failure detection
JP2007138743A (ja) 電子スロットル制御装置
US9121216B2 (en) Method for operating a building closure
KR20180073701A (ko) 영구자석 모터의 파킹 위치를 결정하는 방법
JP2008005656A (ja) 車両用自動開閉装置
EP1772956A2 (en) Oscillator with voltage-dependent frequency for rotor position detection
JP2010138666A (ja) 開閉部材制御装置及び開閉部材の制御方法
JP4360357B2 (ja) 自動ドアの制御方法
JP3674355B2 (ja) 自動ドアの開閉制御方法
JP4510409B2 (ja) ウインドウガラスの挟持有無検出装置
JPH07274569A (ja) 電気モ−タの通電制御装置
US10320320B2 (en) Method for controlling an electrical drive, and electrical drive
JP4396302B2 (ja) 磁石可動型リニアモータ
JP6928156B2 (ja) モータ制御装置およびドア開閉装置
JP5422526B2 (ja) ブラシレスモータの駆動装置
JP7197650B2 (ja) モータ制御装置およびドア開閉装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070912

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090710

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090721

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090803

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4360357

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120821

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130821

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250