JP4359634B2 - カラー固体撮像装置、および画素信号の読み出し方法 - Google Patents

カラー固体撮像装置、および画素信号の読み出し方法 Download PDF

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Description

本発明は、モザイク状にカラーフィルタを形成したカラー固体撮像装置に関し、より詳しくは、高解像度化素子の感度向上のために画素信号を加算して読み出す技術に関するものである。
一般に、カラー固体撮像装置は、マトリクス状に配列された多数の画素の光入射面上に、それぞれ分光特性の異なる複数種類のカラーフィルタを一定の空間周期で配列することにより形成される画素領域(画素部)を備えている。つまりは、1つの画素に1種類のカラーフィルタが割り当てられるように、複数種類のカラーフィルタがそれぞれ配置されている。
図7の(a)は、水平垂直方向に2画素×2画素の計4画素を1組として、この1組に4種類のカラーフィルタC1,C2,C3,およびC4を割り当てて配列したカラー固体撮像装置の画素部の一構成例を示す。画素部は、多数の画素が水平垂直方向にマトリクス状に配列された画素配列層と、画素配列層の光入射面側に設けられ、複数種類のカラーフィルタが各画素に割り当てられるように配列されたカラーフィルタ層とを含んでいる。
また、図7の(a)に示した4種類のカラーフィルタC1,C2,C3,およびC4において、図8の(a)に示すように、C1=Gr(緑1),C2=R(赤),C3=B(青),およびC4=Gb(緑2)とした場合は、特にベイヤー配列として知られている。なお、GrおよびGbは一般に同じ分光特性とされるが、以下では識別のために別記号とする。
さて、カラー固体撮像装置においては、解像度を向上する開発が進められ、年々高解像度のカラー固体撮像装置が商品化されつつある。解像度は、どの程度細かく画像を表現できるかを表す尺度であり、この値が高いほどより自然に近い画質を得ることができる。
しかし、単に解像度を高めただけでは問題が生じる。例えば、特許文献1には、高解像度のカメラが主に静止画用であり、動画を撮影することが困難であるという問題に対して、加算前の各色の空間的な色の配列と加算後の各色の空間的な色の配列とが同じになるように複数の画素信号を加算する技術が記載されている。これにより、動画撮像時の画像劣化を防止している。
また、近年、携帯用画像入力製品向けを中心に、カラー固体撮像装置におけるトータルの画素数を拡大しつつ、光学サイズは縮小化する開発が進んでいる。この場合、画素サイズは大幅に縮小化され、1画素当りの感度および飽和信号量は少なくなるので、性能確保は一段と厳しくなる。言い換えると、光学サイズを維持したまま多画素化すなわち高解像度化を行うためには、一方で画素サイズを縮小し、他方で感度を維持する必要がある。このため、これを実現することが近年の固体撮像装置に対する要求として存在する。なお、現在は、8M(800万画素)程度の開発が各メーカーで進められている。
ここで、感度や飽和信号量を増大させ、性能を確保するために、画素信号を加算して読み出すことが有用である。特に、低照度の条件下での使用においては、画素信号を加算する事によって高感度化を計る手法が行われている。微細画素による多画素撮像素子では、低照度時などに画素信号を加算して読み出すことは、感度増大、読み出しフレームレートの高速化、およびモアレの抑圧などに有利である。
画素信号の加算について、図7の(a)に示した2画素×2画素の計4画素を加算する場合を例にして説明する。この場合、同じ色同士で加算する必要があるため、4画素×4画素の計16画素を加算単位とする。そして、図7の(b)に示すように、計16画素中の同じ色が割り当てられた画素の画素信号を加算して読み出す。
例えば、カラーフィルタC1が割り当てられた画素は、計16画素中4画素あるので、この4つの画素の画素信号を加算して色信号sC1を読み出す。この色信号sC1は、加算単位当り1画素分の色信号となる。すなわち、図7の(b)中、大文字かつ太字でC1と記載しているように、加算単位当りで1画素分のカラーフィルタC1の色情報を含む色信号となる。
このようにして、加算単位当りそれぞれ1画素分の加算した色信号sC1,sC2,sC3,およびsC4を得ることになる。また、色信号sC1,sC2,sC3,およびsC4は、画素信号を4つ分加算しているので、4画素加算分の高い感度を得ることが可能となっている。
同様に、図8の(a)に示したベイヤー配列において2画素×2画素の計4画素を加算する場合、図8の(b)に示すように、加算単位当りそれぞれ1画素分の加算した緑1(Gr)の色情報を含む色信号sGr,赤(R)の色情報を含む色信号sR,青(B)の色情報を含む色信号sB,および緑2(Gb)の色情報を含むの色信号sGbを得ることになる。
特開2001−36920号公報(平成13年2月9日公開)
しかしながら、上記のような画素信号を加算する方法では、解像度が大幅に低下する問題を避けることができない。つまりは、上記加算方法では、同じ色同士で加算する必要があるため4画素×4画素の計16画素を加算単位として、空間的に離散している同色のカラーフィルタの色情報を含む画素信号だけを加算している。それゆえ、カラーフィルタC1,C2,C3,およびC4の4色それぞれで、加算単位当り1つの画素信号を作成することになる。
このため、解像度が、水平垂直方向共に1/4となってフル画素の1/4×1/4となり、トータルでは画素数換算で1/16に大幅に低下するという問題が生じる。それゆえ、8M素子であっても、0.5M(50万画素)素子相当となり、画像モニタ程度の応用しか用途がなく、スチル画像としては使えないレベルになってしまう。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、画素信号の加算による解像度の低下を抑制し、高感度と高解像度との両立を図ることができるカラー固体撮像装置、および画素信号の読み出し方法を提供することにある。
本発明のカラー固体撮像装置は、上記課題を解決するために、左上に第1の分光特性を有する第1の画素、右上に第2の分光特性を有する第2の画素、左下に第3の分光特性を有する第3の画素、および右下に第4の分光特性を有する第4の画素からなる水平および垂直方向に隣接する2画素×2画素の計4画素を組として、当該組を水平および垂直方向にマトリクス状に配列することにより形成される画素部を備え、水平および垂直方向に隣接する2組×2組の計16画素を加算単位として、上記各画素の画素信号を加算して読み出すカラー固体撮像装置であって、上記組を構成する第1の画素、第2の画素、第3の画素、および第4の画素のそれぞれの画素信号を加算して読み出すことにより輝度信号が作成されることを特徴としている。
従来では、上記水平および垂直方向に隣接する2画素×2画素の計4画素の組において画素信号を加算して読み出す場合、画素信号を同じ分光特性を有するもの同士で加算する必要があるため、水平および垂直方向に隣接する2組×2組の計4組の計16画素を加算単位としていた。そして、この加算単位の計16画素において、第1の分光特性、第2の分光特性、第3の分光特性、および第4の分光特性をそれぞれ有する各画素信号を同じ分光特性を有するもの同士で加算して、第1の分光特性、第2の分光特性、第3の分光特性、および第4の分光特性のそれぞれで、加算単位当り1つの画素信号を作成していた。このため、解像度が、水平および垂直方向共に1/4となってフル画素の1/4×1/4となり、トータルでは画素数換算で1/16に大幅に低下するという問題が生じていた。
これに対し、本発明のカラー固体撮像装置における上記の構成によれば、上記組を構成する第1の画素、第2の画素、第3の画素、および第4の画素のそれぞれの画素信号を加算して読み出すことにより輝度信号が作成されるので、高い解像度が求められる輝度信号が2画素×2画素の単位で得られることになる。これにより、解像度が、水平および垂直方向共に1/2となってフル画素の1/2×1/2となり、トータルでは画素数換算で1/4となる。
それゆえ、従来の加算方式のような画素信号の加算による解像度の低下を抑制し、従来の加算方式と比べて、4倍の高解像度を得ることが可能となる。さらに、輝度信号は、4画素分の画素信号を加算して作成されているので、4倍の感度を得ることが可能となる。よって、画素信号の加算による解像度の低下を抑制し、高感度と高解像度との両立を図ることが可能となる。
また、本発明のカラー固体撮像装置は、上記加算単位において、同じ色が感応された画素の画素信号同士をそれぞれ加算して読み出すことにより色信号が作成されることが好ましい。
上記の構成によれば、色信号の解像度はトータルでは画素数換算で1/16となるが、色信号は比較的低解像度でよく、高い解像度が求められる輝度信号の解像度が従来の加算方式の4倍となっているので、トータル性能として高い解像度のカラー信号を得ることが可能となる。さらに、色信号も4画素分の画素信号を加算して作成されているので、4倍の感度を得ることが可能となる。よって、画素信号の加算による解像度の低下を抑制し、感度を増加させながら、高い解像度を維持することが可能となる。
また、本発明のカラー固体撮像装置は、上記組を構成する4つの画素のうちいずれか1つの画素の画素信号から、当該画素と組内で水平方向に隣接する画素の画素信号を引算して読み出すことにより色差信号が作成され、上記加算単位において、上記作成された同一の組み合わせの4つの色差信号を加算して読み出すことにより色信号が作成されることが好ましい。
上記の構成によれば、色信号の解像度はトータルでは画素数換算で1/16となるが、色信号は比較的低解像度でよく、高い解像度が求められる輝度信号の解像度が従来の加算方式の4倍となっているので、トータル性能として高い解像度のカラー信号を得ることが可能となる。さらに、色信号も4画素分の画素信号を加算して作成されているので、4倍の感度を得ることが可能となる。よって、画素信号の加算による解像度の低下を抑制し、感度を増加させながら、高い解像度を維持することが可能となる。さらに、上記色差信号が作成されることにより色の範囲が増えるので、再現可能な色の範囲を拡大することが可能となる。
また、本発明のカラー固体撮像装置は、上記第1の分光特性および第4の分光特性は同じであり、上記色信号は、上記加算単位に含まれる4つの第2の画素の画素信号を加算して読み出すことにより作成される第1色信号、および上記加算単位に含まれる4つの第3の画素の画素信号を加算して読み出すことにより作成される第2色信号であることが好ましい。
上記の構成によれば、上記加算単位に含まれる色は3種類となり、色の3原色における必要最小限の構成を有することになる。また、上記輝度信号、上記第1色信号、および上記第2色信号の3つの信号を作成するだけでカラー信号を得ることが可能となり、信号処理が簡単になるというメリットがある。
また、本発明のカラー固体撮像装置は、上記第1の画素および第4の画素は緑色に感応され、かつ、上記第2の画素は赤色に感応され、かつ、上記第3の画素は青色に感応されていることが好ましい。
上記の構成によれば、上記各色の配列はベイヤー配列として一般的に知られている。よって、一般的なベイヤー配列に本発明を適用して、大きな効果を得ることが可能となる。
また、本発明のカラー固体撮像装置は、上記画素部に配列されている画素の画素信号を保持する信号蓄積部と、上記信号蓄積部への上記画素信号の書き込みと、上記信号蓄積部からの上記画素信号の読み出しとを制御する制御手段とを備え、上記信号蓄積部は、画素を単位とした列毎に、上記加算単位における1行目の画素の画素信号を保持する第1蓄積部、上記加算単位における2行目の画素の画素信号を保持する第2蓄積部、上記加算単位における3行目の画素の画素信号を保持する第3蓄積部、および上記加算単位における4行目の画素の画素信号を保持する第4蓄積部を有し、上記制御手段は、上記加算単位における1列目および2列目の上記第1蓄積部および第2蓄積部にそれぞれ保持された画素信号を加算して読み出し、上記加算単位における3列目および4列目の上記第1蓄積部および第2蓄積部にそれぞれ保持された画素信号を加算して読み出すとともに、上記加算単位における1列目および2列目の上記第3蓄積部および第4蓄積部にそれぞれ保持された画素信号を加算して読み出し、上記加算単位における3列目および4列目の上記第3蓄積部および第4蓄積部にそれぞれ保持された画素信号を加算して読み出すように制御することが好ましい。
上記の構成によれば、上記画素部に配列された画素の画素信号は、上記加算単位毎に第1蓄積部〜第4蓄積部を有する信号蓄積部により保持され、上記信号蓄積部への上記画素信号の書き込みと、上記信号蓄積部からの上記画素信号の読み出しとは、制御手段により制御される。
すなわち、制御手段が、上記加算単位における1列目および2列目の上記第1蓄積部および第2蓄積部にそれぞれ保持された画素信号を加算して読み出すように制御することにより、第1の画素、第2の画素、第3の画素、および第4の画素のそれぞれの画素信号が加算して読み出されることになる。また同様に、制御手段が、上記加算単位における3列目および4列目の上記第1蓄積部および第2蓄積部にそれぞれ保持された画素信号を加算して読み出すように、上記加算単位における1列目および2列目の上記第3蓄積部および第4蓄積部にそれぞれ保持された画素信号を加算して読み出すように、上記加算単位における3列目および4列目の上記第3蓄積部および第4蓄積部にそれぞれ保持された画素信号を加算して読み出すように制御することにより、第1の画素、第2の画素、第3の画素、および第4の画素のそれぞれの画素信号が加算して読み出されることになる。
よって、上記加算単位当り上記加算して読み出された4つの画素信号を作成することになる。この加算して読み出された画素信号は全ての色情報を含むため輝度信号となる。したがって、上記信号蓄積部と上記制御手段とを備えるだけで、輝度信号を容易に作成することが可能となる。
また、画素部は通常の構成のままでよく、上記信号蓄積部と上記制御手段とを追加構成するだけでよい。これにより、従来ある画素部に容易に適用することが可能となるので、微細画素による多画素撮像素子の応用分野を拡大することが可能となる。
また、本発明のカラー固体撮像装置は、上記制御手段は、さらに、上記加算単位において、当該加算単位における画素の画素信号がそれぞれ保持された複数の蓄積部から、同じ色が感応された画素の画素信号同士をそれぞれ加算して読み出すように制御することが好ましい。
上記の構成によれば、制御手段により、上記複数の蓄積部から同じ色が感応された画素の画素信号が加算して読み出される。この加算して読み出された画素信号は1つの色情報を含むため色信号となる。したがって、さらに色信号を容易に作成することが可能となる。
また、本発明のカラー固体撮像装置は、上記制御手段は、さらに、上記組を構成する4つの画素の画素信号をそれぞれ保持する4つの蓄積部のうちいずれか1つの蓄積部に保持された画素信号から、当該蓄積部と組内で水平方向に隣接する蓄積部に保持された画素信号を引算して読み出し、上記加算単位において、上記引算して読み出した同一の組み合わせの4つの画素信号を加算して読み出すように制御することが好ましい。
上記の構成によれば、制御手段により、上記蓄積部に保持された画素信号が引算して読み出された後、この引算して読み出された同一の組み合わせの4つの画素信号が加算して読み出される。この加算して読み出された画素信号は、色情報をふくむため色信号となる。したがって、さらに色信号を容易に作成することが可能となる。また、途中、蓄積部に保持された1つの色情報を含む画素信号は、引算されて他の色情報が増えていることにより色の範囲が増えるので、再現可能な色の範囲を拡大することが可能となる。
また、本発明のカラー固体撮像装置は、上記加算単位における列方向の上記画素信号の加算は、アナログ信号により行われるが好ましい。
上記の構成によれば、アナログ信号による加算の場合、A/D変換に伴う量子化ノイズの影響を受けずに加算することができるため、S/N向上に有利となる。
また、本発明のカラー固体撮像装置は、上記第1蓄積部、第2蓄積部、第3蓄積部、および第4蓄積部のそれぞれの後段にAD変換部をさらに備え、上記加算単位における列方向の上記画素信号の加算は、上記AD変換部により出力されたデジタル信号により行われることが好ましい。
上記の構成によれば、上記AD変換部をさらに備えることにより、第1蓄積部、第2蓄積部、第3蓄積部、および第4蓄積部からそれぞれ読み出された画素信号は、デジタル信号に処理される。そして、デジタル信号による加算の場合、加算処理をデジタル的に行えるので、画素信号を加算して読み出す処理を容易にすることが可能となる。
また、本発明の画素信号の読み出し方法は、左上に第1の分光特性を有する第1の画素、右上に第2の分光特性を有する第2の画素、左下に第3の分光特性を有する第3の画素、および右下に第4の分光特性を有する第4の画素からなる水平および垂直方向に隣接する2画素×2画素の計4画素を組として、当該組を水平および垂直方向にマトリクス状に配列することにより形成される画素部を備え、水平および垂直方向に隣接する2組×2組の計16画素を加算単位として、上記各画素の画素信号を加算して読み出すカラー固体撮像装置であって、上記組を構成する第1の画素、第2の画素、第3の画素、および第4の画素のそれぞれの画素信号を加算して読み出すことにより輝度信号を作成する第1ステップと、上記加算単位において、上記各画素にそれぞれ感応された色に基づいて当該各画素の画素信号を加算して読み出すことにより色信号を作成する第2ステップとを含むことを特徴としている。
上記の構成によれば、上記組を構成する第1の画素、第2の画素、第3の画素、および第4の画素のそれぞれの画素信号を加算して読み出すことにより、輝度信号が作成される。また、次いで色信号が作成されるので、カラー信号を容易に得ることが可能となる。
また、高い解像度が求められる輝度信号が2画素×2画素の単位で得られることになる。これにより、解像度が、水平および垂直方向共に1/2となってフル画素の1/2×1/2となり、トータルでは画素数換算で1/4となる。
それゆえ、従来の加算方式では解像度がトータルでは画素数換算で1/16と大幅に低下していたが、本発明のカラー固体撮像装置では、従来の加算方式と比べて、4倍の高解像度を得ることが可能となる。さらに、輝度信号は、4画素分の画素信号を加算して作成しているので、4倍の感度を得ることが可能となる。よって、画素信号の加算による解像度の低下を抑制し、高感度と高解像度との両立を図ることが可能となる。
また、本発明の画素信号の読み出し方法は、上記第2ステップでは、上記加算単位において、同じ色が感応された画素の画素信号同士をそれぞれ加算して読み出すことにより上記色信号を作成することが好ましい。
上記の構成によれば、色信号の解像度がトータルでは画素数換算で1/16となるが、色信号は比較的低解像度でよく、高い解像度が求められる輝度信号の解像度が従来の加算方式の4倍となっているので、トータル性能として高い解像度のカラー信号を得ることが可能となる。さらに、色信号も4画素分の画素信号を加算して作成しているので、4倍の感度を得ることが可能となる。よって、画素信号の加算による解像度の低下を抑制し、感度を増加させながら、高い解像度を維持することが可能となる。
また、本発明の画素信号の読み出し方法は、上記第2ステップは、上記組を構成する4つの画素のうちいずれか1つの画素の画素信号から、当該画素と組内で水平方向に隣接する画素の画素信号を引算して読み出すことにより色差信号を作成するステップと、上記加算単位において、上記作成した同一の組み合わせの4つの色差信号を加算して読み出すことにより上記色信号を作成するステップとを有することが好ましい。
上記の構成によれば、色信号の解像度はトータルでは画素数換算で1/16となるが、色信号は比較的低解像度でよく、高い解像度が求められる輝度信号の解像度が従来の加算方式の4倍となっているので、トータル性能として高い解像度のカラー信号を得ることが可能となる。さらに、色信号も4画素分の画素信号を加算して作成しているので、4倍の感度を得ることが可能となる。よって、画素信号の加算による解像度の低下を抑制し、感度を増加させながら、高い解像度を維持することが可能となる。さらに、上記色差信号を作成することにより色の範囲を増加させることができるので、再現可能な色の範囲を拡大することが可能となる。
以上のように、本発明のカラー固体撮像装置は、左上に第1の分光特性を有する第1の画素、右上に第2の分光特性を有する第2の画素、左下に第3の分光特性を有する第3の画素、および右下に第4の分光特性を有する第4の画素からなる水平および垂直方向に隣接する2画素×2画素の計4画素を組として、当該組を水平および垂直方向にマトリクス状に配列することにより形成される画素部を備え、水平および垂直方向に隣接する2組×2組の計16画素を加算単位として、上記各画素の画素信号を加算して読み出すカラー固体撮像装置であって、上記組を構成する第1の画素、第2の画素、第3の画素、および第4の画素のそれぞれの画素信号を加算して読み出すことにより輝度信号が作成される構成である。
これにより、上記組を構成する第1の画素、第2の画素、第3の画素、および第4の画素のそれぞれの画素信号を加算して読み出すことにより輝度信号が作成されるので、高い解像度が求められる輝度信号が2画素×2画素の単位で得られることになる。これにより、解像度が、水平および垂直方向共に1/2となってフル画素の1/2×1/2となり、トータルでは画素数換算で1/4となる。
それゆえ、従来の加算方式では解像度がトータルでは画素数換算で1/16と大幅に低下していたが、従来の加算方式のような画素信号の加算による解像度の低下を抑制し、従来の加算方式と比べて4倍の高解像度を得ることができる。さらに、輝度信号は、4画素分の画素信号を加算して作成されているので、4倍の感度を得ることができる。よって、画素信号の加算による解像度の低下を抑制し、高感度と高解像度との両立を図ることができるカラー固体撮像装置を実現するという効果を奏する。
例えば、低照度での画素信号の加算を行っても、従来よりも高い解像度の信号を得ることが可能となるので、高解像度仕様の素子であっても従来の手法であれば8M(800万画素)素子は0.5M(50万画素)相当となってスチル画像として実用上問題があったが、本発明のカラー固体撮像装置では、同じ8M素子に対して2M(200万画素)相当となり、スチル画像としても使え、実用上問題のないレベルの画像を得ることができる。
また、本発明の画素信号の読み出し方法は、左上に第1の分光特性を有する第1の画素、右上に第2の分光特性を有する第2の画素、左下に第3の分光特性を有する第3の画素、および右下に第4の分光特性を有する第4の画素からなる水平および垂直方向に隣接する2画素×2画素の計4画素を組として、当該組を水平および垂直方向にマトリクス状に配列することにより形成される画素部を備え、水平および垂直方向に隣接する2組×2組の計16画素を加算単位として、上記各画素の画素信号を加算して読み出すカラー固体撮像装置であって、上記組を構成する第1の画素、第2の画素、第3の画素、および第4の画素のそれぞれの画素信号を加算して読み出すことにより輝度信号を作成する第1ステップと、上記加算単位において、上記各画素にそれぞれ感応された色に基づいて当該各画素の画素信号を加算して読み出すことにより色信号を作成する第2ステップとを含む方法である。
これにより、上記組を構成する第1の画素、第2の画素、第3の画素、および第4の画素のそれぞれの画素信号を加算して読み出すことにより、輝度信号が作成される。また、次いで色信号が作成されるので、カラー信号を容易に得ることができるという効果を奏する。
また、高い解像度が求められる輝度信号が2画素×2画素の単位で得られることになる。これにより、解像度が、水平および垂直方向共に1/2となってフル画素の1/2×1/2となり、トータルでは画素数換算で1/4となる。
それゆえ、従来の加算方式では解像度がトータルでは画素数換算で1/16と大幅に低下していたが、本発明のカラー固体撮像装置では、従来の加算方式と比べて4倍の高解像度を得ることができる。さらに、輝度信号は、4画素分の画素信号を加算して作成しているので、4倍の感度を得ることができる。よって、画素信号の加算による解像度の低下を抑制し、高感度と高解像度との両立を図ることができる画素信号の読み出し方法を提供するという効果を奏する。
本発明の一実施形態について図面に基づいて説明すれば、以下の通りである。
まず、本実施の形態のカラー固体撮像装置の特徴的構成である画素信号の加算について説明し、その次に、上記画素信号の加算を実現する本実施の形態のカラー固体撮像装置の回路構成について説明する。
図1は、本実施の形態のカラー固体撮像装置の画素部における、(a)はカラーフィルタ配列図であり、(b)は画素信号の加算方法を模式的に示す図である。
本実施の形態のカラー固体撮像装置は、多数の画素がマトリクス状に配列された画素配列層と、画素配列層の光入射面側に設けられ、それぞれ分光特性の異なる複数種類のカラーフィルタが一定の空間周期で配列されて各画素に割り当てられるように配置されたカラーフィルタ層と、を含む画素部を備えている。
本実施の形態のカラー固体撮像装置では、多数の画素は、隣接する水平方向の2画素および垂直方向の2画素、すなわち水平垂直方向に隣接する2画素×2画素の計4画素を1組として、この1組に、4種類のカラーフィルタC1,C2,C3,およびC4がそれぞれ割り当てられている。詳細には、図1の(a)に示すように、水平垂直方向に隣接する2画素×2画素の組Aでは、左上にカラーフィルタC1、右上にカラーフィルタC2、左下にカラーフィルタC3、および右下にカラーフィルタC4がそれぞれ割り当てられている。そして、上記組Aが水平垂直方向に複数配列される。なお、カラーフィルタが割り当てられた画素は、そのカラーフィルタに設定されている色が感応されることになる。
また、本実施の形態のカラー固体撮像装置では、このカラーフィルタが割り当てられた画素の画素信号が加算して読み出される。このとき、水平垂直方向に隣接する2組×2組、すなわち4画素×4画素の計16画素を1加算単位としている。なお、説明の便宜上、図1ではこの加算単位分のみを示している。
ここで、従来のカラー固体撮像装置において画素信号を加算する場合、図7に示したように、4画素×4画素の計16画素を1加算単位とし、該加算単位当りそれぞれ1画素分の加算した色信号sC1,sC2,sC3,およびsC4を得ていた。このため、解像度が、水平垂直方向共に1/4となり、トータルでは画素数換算で1/16に大幅に低下する。
これに対し、本実施の形態のカラー固体撮像装置では、4画素×4画素の計16画素の1加算単位において、図1の(b)に示すように、隣接する2画素×2画素の組内で各画素信号の加算を行い、「Y=C1+C2+C3+C4(なお、説明の便宜のため、この式でのC1,C2,C3,およびC4はカラーフィルタC1,C2,C3,およびC4が割り当てられた画素の画素信号を示す)」を得る。Yは全ての色情報を含むため輝度信号となる。つまりは、本実施の形態のカラー固体撮像装置では、隣接する2画素×2画素の計4画素の各画素信号を加算することにより、輝度信号Yを作成している。また、加算単位当り4つの輝度信号Yを作成することになる。
これにより、輝度信号Yを2画素×2画素により1画素分を得ることができるので、その解像度は図7に示した従来の加算方式に比べ、2×2=4倍となる。すなわち、従来では画素加算によって解像度が1/16に低下していたが、本実施の形態のカラー固体撮像装置の加算方法では解像度を1/4の低下に抑制することが可能となる。よって、本実施の形態のカラー固体撮像装置では、解像度をフル画素比1/4まで高められ、高い解像度を確保することが可能となる。
また、色信号は、1加算単位における計16画素中の同じ色が感応された画素の画素信号を加算して作成する。例えば、図1の(b)では、カラーフィルタC2およびC3がそれぞれ割り当てられた画素について、それぞれ4画素分の画素信号を加算し、それぞれの色信号sC2およびsC3を作成する。すなわち、大文字かつ太字でC2およびC3と記載しているように、加算単位当りで1画素分のカラーフィルタC2およびC3の色情報を含む色信号を作成する。
よって、解像度のゆるい色信号sC2およびsC3については従来と同じ解像度となるが、高い解像度が求められる輝度信号Yについては従来方式の4倍となり、トータル性能として高い解像度のカラー信号を得ることが可能となる。さらに、輝度信号Yおよび色信号sC2およびsC3ともに、4画素分を加算して得ているので、4倍の感度を得ることが可能となる。
以上により、本実施の形態のカラー固体撮像装置では、画素信号の加算を行っても、画素信号の加算による解像度の低下を抑制し、高感度と高解像度との両立を図ることが可能となる。
次に、上記画素信号の加算を実現する本実施の形態のカラー固体撮像装置の回路構成について説明する。
図2は、本実施の形態のカラー固体撮像装置の一構成例を示す回路ブロック図である。なお、図2では、図1に示した1加算単位における構成を図示している。
本実施の形態のカラー固体撮像装置は、図2に示すように、画素11(第1の画素〜第4の画素)およびコラム信号線12を含んで構成される画素領域10(画素部)と、アナログメモリ21(第1蓄積部〜第4蓄積部)、水平読み出し線22、書き込み制御線W1〜W4(制御手段)、および読み出し制御線R1〜R4(制御手段)を含んで構成されるアナログ信号蓄積部20(信号蓄積部)を備えている。画素領域10は、上述した画素部に含まれる部分である。アナログ信号蓄積部20は、図2に示すように画素領域10の下端に設けられているが、これに限らず、画素11が配列されている行方向の上端または下端に設けられればよい。なお、カラー固体撮像装置における図示しない残りの部分は、従来の一般的な構成で実現される。
画素11は、水平垂直方向に隣接する4×4の計16個が配置されている。また、画素11は、図1の(a)に示した4種類のカラーフィルタC1,C2,C3,およびC4の配列により、それぞれの色が感応されている。
コラム信号線12は、画素11の画素信号が流れる配線であり、大きくは4本設けられている。すなわち、1本のコラム信号線12は、一列分の4つの画素11とスイッチにより接続がそれぞれ制御可能とされながら、垂直方向に形成されている。また、コラム信号線12は、アナログ信号蓄積部20のアナログメモリ21に接続される。
アナログメモリ21は、コラム信号線12から供給される画素11の画素信号を蓄積する(保持する)メモリであり、画素11と対になるように同数設けられる。すなわち、図2に示す実施例では、アナログメモリ21は16個設けられている。また、一列分の4つのアナログメモリ21は、1本のコラム信号線12とスイッチにて接続がそれぞれ制御可能とされながら接続されている。
ここで、複数のアナログメモリ21を、各画素11の画素信号用としてそれぞれ区別する目的で蓄積部と呼ぶとすると、4画素×4画素の1加算単位に対応して、4つの蓄積部M1j,M2j,M3j,およびM4j(jは列方向の番号を示す)が、コラム信号線12毎(画素11の列毎)に設けられている。例えば、図2において、一番左のコラム信号線12では、一列分のカラーフィルタC1,C3,C1,およびC3が割り当てられた画素11に対応するように、蓄積部M11,M21,M31,およびM41が設けられている。
水平読み出し線22は、アナログメモリ21に書き込まれた画素信号が流れる配線であり、大きくは最終的に1本にまとめられる4本が設けられている。すなわち、最終的に1本にまとめられる前の1本の水平読み出し線22は、一列分の4つのアナログメモリ21とスイッチにより接続がそれぞれ制御可能とされながら、垂直方向に形成されている。そして、最終的に1本にまとめられた水平読み出し線22は、後段の構成に接続される。
書き込み制御線W1〜W4は、コラム信号線12とアナログメモリ21との間に設けられたスイッチのオンおよびオフを制御する制御信号を供給する配線である。書き込み制御線W1〜W4は、一行分の4つのアナログメモリ21とコラム信号線12との間にそれぞれ設けられたスイッチにそれぞれ接続されながら、水平方向に形成されている。例えば、書き込み制御線W1は、一行分の4つの蓄積部M11,M12,M13,およびM14とコラム信号線12との間にそれぞれ設けられたスイッチにそれぞれ接続されている。
読み出し制御線R1〜R4は、アナログメモリ21と水平読み出し線22との間に設けられたスイッチのオンおよびオフを制御する制御信号を供給する配線である。読み出し制御線R1〜R4は、一行分の4つのアナログメモリ21とコラム水平読み出し線22との間にそれぞれ設けられたスイッチにそれぞれ接続されながら、水平方向に形成されている。例えば、読み出し制御線R1は、一行分の4つの蓄積部M11,M12,M13,およびM14と水平読み出し線22との間にそれぞれ設けられたスイッチにそれぞれ接続されている。
なお、上述した本実施の形態のカラー固体撮像装置の回路構成について説明した各個数は、隣接する4画素×4画素の計16画素を1加算単位としたときの画素11の個数に合わせた図2に示す実施例に基づいて説明しただけであり、これに限るわけではない。
上記構成を有する本実施の形態のカラー固体撮像装置では、まず最初に、書き込み制御線W1〜W4により制御信号を与えることによってスイッチが制御されて、蓄積部M11〜M44に行単位で画素信号を順次書き込む。すなわち、蓄積部は4行あるので、行単位で4回書き込むことにより、1加算単位中の各画素信号を4つの蓄積部に順次書き込むことになる。例えば、書き込み制御線W1に制御信号が与えられて各スイッチがオンされ、1行分のカラーフィルタC1,C2,C1,およびC2が割り当てられた画素11の各画素信号が、各コラム信号線12を介して、蓄積部M11,M12,M13,およびM14にそれぞれ同時に書き込まれる。
4行分の画素信号すなわち画像情報の書き込みが完了すると、読み出し制御線R1〜R4により制御信号を与えることによってスイッチが制御されて、蓄積部M11〜M44に書き込まれた画素信号が、加算しながら読み出される。
このとき、上述したように本実施の形態のカラー固体撮像装置では、隣接する2画素×2画素の計4画素の各画素信号を加算することにより輝度信号Yを作成し、1加算単位における計16画素中の同じ色が感応された画素の画素信号を加算することにより色信号sC2およびsC3を作成している。
つまりは、輝度信号Yは、以下の組み合わせで加算しながら、加算単位当り4つの輝度信号Y11,Y12,Y21,およびY22が順番に読み出される。
Y11=(M11+M21)+(M12+M22)
Y12=(M13+M23)+(M14+M24)
Y21=(M31+M41)+(M32+M42)
Y22=(M33+M43)+(M34+M44)
(なお、説明の便宜のため、上記4つの式でのM11〜M44は蓄積部M11〜M44に保持された画素信号を示す。)
詳細には、輝度信号Yは、1行目のアナログメモリ21に書き込まれた画素信号と2行目のアナログメモリ21に書き込まれた画素信号とを加算(1行目+2行目)して読み出し、その後、3行目のアナログメモリ21に書き込まれた画素信号と4行目のアナログメモリ21に書き込まれた画素信号とを加算(3行目+4行目)して読み出す。
例えば、輝度信号Y11を読み出す場合、読み出し制御線R1およびR2に制御信号が与えられて各スイッチがオンされ、蓄積部M11,M12,M21,およびM22と水平読み出し線22とが接続される。これにより、蓄積部M11,M12,M21,およびM22に蓄積された画素信号を水平読み出し線22により加算して読み出すことにより、輝度信号Y11を得ることが可能となる。
また、色信号sC2およびsC3は、4つの輝度信号Y11,Y12,Y21,およびY22が読み出された後、以下の組み合わせで加算しながら順番に読み出される。
C2 =(M12+M32)+(M14+M34)
C3 =(M21+M41)+(M23+M43)
(なお、説明の便宜のため、上記2つの式での、C2およびC3はカラーフィルタC2およびC3の色情報を含む色信号sC2およびsC3を示し、M12,M32,M14,M34,M21,M41,M23,およびM43は蓄積部M12,M32,M14,M34,M21,M41,M23,およびM43に保持された画素信号を示す。)
詳細には、色信号は、同じ色の画素信号が書き込まれているアナログメモリ21の画素信号を加算して読み出す。例えば、色信号sC2を読み出す場合、読み出し制御線R1およびR3に制御信号が与えられて各スイッチがオンされ、蓄積部M12,M14,M32,およびM34と水平読出し線4とが接続される。これにより、蓄積部M12,M14,M32,およびM34に蓄積された画素信号を水平読み出し線22により加算して読み出すことにより、色信号sC2を得ることが可能となる。
このように、各アナログメモリ21当り2回読み出しが行なわれている。すなわち、1加算単位において、1回目の加算読み出しにより輝度信号Y11〜Y22を得て、2回目の加算読み出しにより色信号sC2およびsC3を得ることが可能となる。
また、輝度信号および色信号は画素信号を4つ分加算しているので、4画素信号加算分の高い感度を得ることが可能となる。さらに同時に、撮像画像全体の解像度を決める輝度信号については2画素×2画素単位で高い解像度を得ることが可能となっているので、高感度および高解像度のカラー信号を得ることが可能となる。
以上により、本実施の形態のカラー固体撮像装置では、加算単位当り、高解像度を要求される輝度信号に関しては隣接する2画素×2画素単位での画素信号の加算を4組に対して行い、高解像度を要求されない色信号に対しては離散した各色(2画素×2画素を単位とした4色)毎の画素信号の加算を行う。
そして、上記加算を実現するために、加算単位当り4行分のアナログメモリ21(水平画素数×4行)を備えており、4行単位で書き込んだ各画素のデータすなわち画素信号に対して、読み出し時にタイミング制御を行うことにより、輝度信号用の加算と色信号用の加算とをそれぞれ可能にしている。
上記構成および手法にて読み出しを行うことにより、低照度での画素信号の加算を行っても、従来よりも高い解像度の信号を得ることが可能となる。したがって、高解像度仕様の素子であっても、従来の手法であれば8M素子の例では0.5M相当となってスチル画像として実用上問題があったが、本実施の形態のカラー固体撮像装置では、同じ8M素子の例に対して2M(200万画素)相当となり、実用上問題のないレベルの画像を得ることが可能となる。さらに、間引き読み出し時に問題となる色モアレ現象も生じない。
また、アナログ信号蓄積部20は、特にこの構成に限定するものではなく、例えば、図3に示すように構成してもよい。
図3は、アナログ信号蓄積部30の一構成例を示す回路ブロック図である。なお、図3では、書き込み制御線および読み出し制御線を省略している。アナログ信号蓄積部30は、図2に示したアナログ信号蓄積部20の構成に加えて、1本にまとめられる前の水平読み出し線22毎に、AD変換部31をそれぞれ設けている。AD変換部31は、各アナログメモリの後段に備えればよい。
上記の構成を有するアナログ信号蓄積部30では、行間の画素信号の加算は蓄積部間のアナログ信号で行い、列間の加算は、列毎に設けられたAD変換部31によりAD変換された後のデジタル信号で行う。
図2に示したアナログ信号蓄積部20におけるアナログ信号による加算の場合は、A/D変換に伴う量子化ノイズの影響を受けずに加算できるため、S/N向上に有利である。これに対し、アナログ信号蓄積部30におけるデジタル信号による加算の場合は、S/N的には不利であるが、加算処理をデジタル的に行うことが可能となり、画素信号を加算して読み出す処理を容易にすることが可能となる。
ここで、図1の(a)に示した4種類のカラーフィルタC1,C2,C3,およびC4において、図4の(a)に示すように、C1=Gr(緑1),C2=R(赤),C3=B(青),およびC4=Gb(緑2)としたベイヤー配列の場合であっても、本実施の形態のカラー固体撮像装置に適用することができる。
すなわち、図4の(a)に示すカラーフィルタ配列図のように、カラーフィルタがベイヤー配列されている場合、図4の(b)に示すように、隣接する2画素×2画素の計4画素の各画素信号を加算することにより、輝度信号Y「Y=Gr+Gb+R+B(なお、説明の便宜のため、この式でのGr,Gb,R,およびBはカラーフィルタGr,Gb,R,およびBが割り当てられた画素の画素信号を示す)」が作成される。そして、カラーフィルタBおよびRについて、それぞれ4画素分の各画素信号を加算することにより、それぞれの色信号sBおよびsRが作成される。
これにより、トータル性能として高い解像度のカラー信号を得ることが可能となるとともに、4倍の感度を得ることが可能となる。よって、画素加算を行っても、高感度と高解像度との両立を実現することが可能となる。よって、一般的なベイヤー配列に本発明を適用して、大きな効果を得ることが可能となる。
なお、本実施の形態のカラー固体撮像装置では、色信号は1加算単位における16画素中の同じ色が感応された4画素の各画素信号を加算して得ていたが、これに限らず、他の加算方法を用いてもよい。
図5の(a)はベイヤー配列のカラーフィルタ配列図であり、(b)は他の例の画素加算方法を模式的に示す図である。
まず、輝度信号Yは、図4の(b)に示したように、隣接する2画素×2画素の計4画素の各画素信号を加算することにより作成される(Y=Gr+Gb+R+B)。
次いで、色信号について説明する。図5の(b)に示すように、カラーフィルタBに割り当てられた画素の画素信号から、水平方向に隣接するカラーフィルタGbに割り当てられた画素の画素信号を引き算することにより、色差信号s(B−Gb)が作成される。この色差信号s(B−Gb)は1加算単位で4つ作成され、この4つの色差信号s(B−Gb)を加算することにより色信号が作成される。また、カラーフィルタRに割り当てられた画素の画素信号から、水平方向に隣接するカラーフィルタGrに割り当てられた画素の画素信号を引き算することにより、色差信号s(R−Gr)が作成される。この色差信号s(R−Gr)は1加算単位で4つ作成され、この4つの色差信号s(R−Gr)を加算することにより色信号が作成される。
すなわち、カラーフィルタGr,Gb,R,およびBがそれぞれ割り当てられた組を構成する4つの画素のうちいずれか1つの画素の画素信号から、当該画素と組内で水平方向に隣接する画素の画素信号を引算して読み出すことにより色差信号が作成され、1加算単位において、作成された同一の組み合わせの4つの色差信号を加算して読み出すことにより色信号が作成される。
このように作成された色信号であっても、4画素分の画素信号を加算して得ているので、高い感度を維持することが可能となる。また、輝度信号Yは、高い解像度を維持しているので、高感度と高解像度との両立を図ることが可能となる。
また、カラーフィルタの配列はベイヤー配列の場合に限らず、他の配列にも適用することができる。
図6の(a)〜(d)は、様々な配列例によるカラーフィルタ配列図である。
(a)は、図4に示したベイヤー配列のGr(緑1)およびGb(緑2)を白(White)に置き換えた配列例である。なお、白色は全色透過である。(b)は、図4に示したベイヤー配列のGb(緑2)をエメラルド(Emerald)に置き換えた配列例である。(c)は補色に置き換えた配列例であり、一般的には、シアン(Cyan)、イエロー(Yellow)、マゼンタ(Magenta)、およびグリーン(Green)の4色により構成される。(d)は、図4に示したベイヤー配列のGb(緑2)を白(White)に置き換えた配列例である。
これら(a)〜(d)のいずれの配列例においても、隣接する2×2画素間の各画素信号の加算により輝度信号が得られ、4×4画素の中で2種の独立した色信号が、それぞれ4画素分の各画素信号を加算することにより得られる。なお、(c)の配列例の場合は、図5を参照して説明したような、色差信号を算出してから色信号を読み出す加算方法が適している。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、高解像度化素子の感度向上のために画素信号を加算して読み出すカラー固体撮像装置に適用できる。上記カラー固体撮像装置としては、例えば、動画や静止画を撮影するビデオカメラおよびスチルカメラなどの、各種の映像機器に搭載されているカラー固体撮像装置がある。
本発明のカラー固体撮像装置における加算方式を模式的に示す図である。 上記カラー固体撮像装置の実施の一形態を示す図である。 上記カラー固体撮像装置におけるアナログ信号蓄積部の他の構成例を示す図である。 本発明のカラー固体撮像装置における、ベイヤー配列時の加算方式を模式的に示す図である。 本発明のカラー固体撮像装置における他の加算方式を模式的に示す図である。 様々なカラーフィルタの配列例を示すカラーフィルタ配列図である。 従来の加算方式を模式的に示す図である。 従来のベイヤー配列時の加算方式を模式的に示す図である。
符号の説明
10 画素領域(画素部)
11 画素(第1の画素〜第4の画素)
12 コラム信号線
20,30 アナログ信号蓄積部(信号蓄積部)
21 アナログメモリ(第1蓄積部〜第4蓄積部)
22 水平読み出し線
31 AD変換部
W1〜W4 書き込み制御線(制御手段)
R1〜R4 読み出し制御線(制御手段)

Claims (13)

  1. 左上に第1の分光特性を有する第1の画素、右上に第2の分光特性を有する第2の画素、左下に第3の分光特性を有する第3の画素、および右下に第4の分光特性を有する第4の画素からなる水平および垂直方向に隣接する2画素×2画素の計4画素を組として、当該組を水平および垂直方向にマトリクス状に配列することにより形成される画素部を備え、水平および垂直方向に隣接する2組×2組の計16画素を加算単位として、上記各画素の画素信号を加算して読み出すカラー固体撮像装置であって、
    上記組を構成する第1の画素、第2の画素、第3の画素、および第4の画素のそれぞれの画素信号を加算して読み出すことにより輝度信号作成するとともに、
    上記加算単位において、上記各画素にそれぞれ感応された色に基づいて当該各画素の画素信号を加算して読み出すことにより色信号を作成することを特徴とするカラー固体撮像装置。
  2. 上記加算単位において、同じ色が感応された画素の画素信号同士をそれぞれ加算して読み出すことにより色信号が作成されることを特徴とする請求項1に記載のカラー固体撮像装置。
  3. 上記組を構成する4つの画素のうちいずれか1つの画素の画素信号から、当該画素と組内で水平方向に隣接する画素の画素信号を引算して読み出すことにより色差信号が作成され、上記加算単位において、上記作成された同一の組み合わせの4つの色差信号を加算して読み出すことにより色信号が作成されることを特徴とする請求項1に記載のカラー固体撮像装置。
  4. 上記第1の分光特性および第4の分光特性は同じであり、
    上記色信号は、上記加算単位に含まれる4つの第2の画素の画素信号を加算して読み出すことにより作成される第1色信号、および上記加算単位に含まれる4つの第3の画素の画素信号を加算して読み出すことにより作成される第2色信号であることを特徴とする請求項2に記載のカラー固体撮像装置。
  5. 上記第1の画素および第4の画素は緑色に感応され、かつ、上記第2の画素は赤色に感応され、かつ、上記第3の画素は青色に感応されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のカラー固体撮像装置。
  6. 上記画素部に配列されている画素の画素信号を保持する信号蓄積部と、
    上記信号蓄積部への上記画素信号の書き込みと、上記信号蓄積部からの上記画素信号の読み出しとを制御する制御手段とを備え、
    上記信号蓄積部は、画素を単位とした列毎に、上記加算単位における1行目の画素の画素信号を保持する第1蓄積部、上記加算単位における2行目の画素の画素信号を保持する第2蓄積部、上記加算単位における3行目の画素の画素信号を保持する第3蓄積部、および上記加算単位における4行目の画素の画素信号を保持する第4蓄積部を有し、
    上記制御手段は、上記加算単位における1列目および2列目の上記第1蓄積部および第2蓄積部にそれぞれ保持された画素信号を加算して読み出し、上記加算単位における3列目および4列目の上記第1蓄積部および第2蓄積部にそれぞれ保持された画素信号を加算して読み出すとともに、上記加算単位における1列目および2列目の上記第3蓄積部および第4蓄積部にそれぞれ保持された画素信号を加算して読み出し、上記加算単位における3列目および4列目の上記第3蓄積部および第4蓄積部にそれぞれ保持された画素信号を加算して読み出すように制御することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のカラー固体撮像装置。
  7. 上記制御手段は、さらに、上記加算単位において、当該加算単位における画素の画素信号がそれぞれ保持された複数の蓄積部から、同じ色が感応された画素の画素信号同士をそ
    れぞれ加算して読み出すように制御することを特徴とする請求項6に記載のカラー固体撮像装置。
  8. 上記制御手段は、さらに、上記組を構成する4つの画素の画素信号をそれぞれ保持する4つの蓄積部のうちいずれか1つの蓄積部に保持された画素信号から、当該蓄積部と組内で水平方向に隣接する蓄積部に保持された画素信号を引算して読み出し、上記加算単位において、上記引算して読み出した同一の組み合わせの4つの画素信号を加算して読み出すように制御することを特徴とする請求項6に記載のカラー固体撮像装置。
  9. 上記加算単位における列方向の上記画素信号の加算は、アナログ信号により行われることを特徴とする請求項6,7または8に記載のカラー固体撮像装置。
  10. 上記第1蓄積部、第2蓄積部、第3蓄積部、および第4蓄積部のそれぞれの後段にAD変換部をさらに備え、
    上記加算単位における列方向の上記画素信号の加算は、上記AD変換部により出力されたデジタル信号により行われることを特徴とする請求項6,7または8に記載のカラー固体撮像装置。
  11. 左上に第1の分光特性を有する第1の画素、右上に第2の分光特性を有する第2の画素、左下に第3の分光特性を有する第3の画素、および右下に第4の分光特性を有する第4の画素からなる水平および垂直方向に隣接する2画素×2画素の計4画素を組として、当該組を水平および垂直方向にマトリクス状に配列することにより形成される画素部を備え、水平および垂直方向に隣接する2組×2組の計16画素を加算単位として、上記各画素の画素信号を加算して読み出す画素信号の読み出し方法であって、
    上記組を構成する第1の画素、第2の画素、第3の画素、および第4の画素のそれぞれの画素信号を加算して読み出すことにより輝度信号を作成する第1ステップと、
    上記加算単位において、上記各画素にそれぞれ感応された色に基づいて当該各画素の画素信号を加算して読み出すことにより色信号を作成する第2ステップとを含むことを特徴とする画素信号の読み出し方法。
  12. 上記第2ステップでは、上記加算単位において、同じ色が感応された画素の画素信号同士をそれぞれ加算して読み出すことにより上記色信号を作成することを特徴とする請求項11に記載の画素信号の読み出し方法。
  13. 上記第2ステップは、
    上記組を構成する4つの画素のうちいずれか1つの画素の画素信号から、当該画素と組内で水平方向に隣接する画素の画素信号を引算して読み出すことにより色差信号を作成するステップと、
    上記加算単位において、上記作成した同一の組み合わせの4つの色差信号を加算して読み出すことにより上記色信号を作成するステップとを有することを特徴とする請求項11に記載の画素信号の読み出し方法。
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