JP2016025626A - 撮像素子、撮像方法、撮像装置 - Google Patents

撮像素子、撮像方法、撮像装置 Download PDF

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剛 山中
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大助 吉岡
謙益 呉
Keneki GO
謙益 呉
堀江 陽介
Yosuke Horie
陽介 堀江
武志 小佐々
Takeshi Kosasa
武志 小佐々
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Toru Nishi
亨 西
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Taro Sugizaki
太郎 杉崎
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典弘 市丸
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Abstract

【課題】撮像素子における間引き読み出し時に、画質の劣化を抑えた読み出しが行えるようにする。
【解決手段】分光感度の異なる複数の画素が、行列状に配置された画素アレイ部と、画素アレイ部から信号を読み出す読み出し部とを備え、画素アレイ部は、分光感度が、全整色性である画素を含み、読み出し部は、画素アレイ部に配置されている画素を等間隔に間引きながら読み出しを行う。本技術は、被写体を撮像する撮像素子や、そのような撮像素子を含む撮像装置に適用できる。
【選択図】図2

Description

本技術は、撮像素子、撮像方法、撮像装置に関する。詳しくは、撮像素子における間引き読み出し時に、画質の劣化を抑えた読み出しが行えるようにする撮像素子、撮像方法、撮像装置に関する。
近年、人物等の被写体を撮像して画像(画像データ)を生成し、この生成された画像(画像データ)を画像コンテンツ(画像ファイル)として記録する電子機器、例えば、デジタルスチルカメラ等の撮像装置が普及している。これらの電子機器に用いられる撮像素子として、CCD(Charge Coupled Device)センサや、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサ等が普及している。
このようなセンサの性能軸の1つとしてダイナミックレンジがある。ダイナミックレンジとは有効な画像信号として変換できる入射光の明るさの幅であり、ダイナミックレンジが大きいほど、暗い光から明るい光まで画像信号に変換でき、性能が良いということになる。
ダイナミックレンジを大きくするために、輝度信号の主成分となる色、例えば白色を用いた画素やその信号処理に関しての提案がなされている(例えば、特許文献1参照)。白色の画素は、従来から広く使われてきたRGBベイヤ配列の各画素に比べて出力電圧が高くなることから、固体撮像装置の高感度化を図ることができる。
特開2007−287891号公報
白色の画素を含む画素配列は、RGBベイヤ配列に比べると画素配列が複雑となり、種々の処理が複雑となる可能性があった。例えば、白色の画素を含む画素配列において、全画素を読み出すのではなく、所定の行のみを読み出す間引き読み出しを行う場合、全画素を読み出したときと比較して、色の配列が変わり、位相ずれや、エッジ周りの偽色が発生する可能性があった。
白色の画素を含む画素配列を有するセンサにおいても、間引き読み出しが行えるようにし、間引き読み出しなどの、全画素読み出しとは異なる読み出しが行われたときでも、処理が複雑になるようなことがなく、位相ずれや、偽色などが発生しないようにすることが望まれている。
本技術は、このような状況に鑑みてなされたものであり、偽色などの発生を抑制した間引き読み出しが行えるようにするものである。
本技術の一側面の撮像素子は、分光感度の異なる複数の画素が、行列状に配置された画素アレイ部と、前記画素アレイ部から信号を読み出す読み出し部とを備え、前記画素アレイ部は、前記分光感度が、全整色性である画素を含み、前記読み出し部は、前記画素アレイ部に配置されている画素を等間隔に間引きながら読み出しを行う。
前記読み出し部は、読み出さない行数を偶数行とし、前記偶数行空けた間隔で読み出しを行うようにすることができる。
前記読み出し部は、読み出さない行数を2行とし、前記2行空けた間隔で読み出しを行うようにすることができる。
前記読み出し部は、前記画素アレイ部の行番号が3N(Nは1以上)の行に配置されている画素から読み出しを行うようにすることができる。
前記読み出し部は、前記間引きながら読み出しを行うときの読み出し開始の位置にオフセットを付加するようにすることができる。
前記画素アレイ部に配置されている全画素が読み出されたときの色の配置と、前記画素アレイ部に配置されている画素を等間隔に間引きながら読み出されたときの色の配置は、同一であるようにすることができる。
読み出しが行われない画素に対して、所定の間隔で、電荷の吐き出し処理を行うようにすることができる。
前記読み出し部は、前記全整色性の画素からの読み出しは行わないようにすることができる。
前記全色性の画素は、市松状に配置されているようにすることができる。
本技術の一側面の撮像方法は、分光感度の異なる複数の画素が、行列状に配置された画素アレイ部と、前記画素アレイ部から信号を読み出す読み出し部とを備え、前記画素アレイ部は、前記分光感度が、全整色性である画素を含む撮像素子の撮像方法において、前記読み出し部は、前記画素アレイ部に配置されている画素を等間隔に間引きながら読み出しを行うステップを含む。
本技術の一側面の分光感度の異なる複数の画素が、行列状に配置された画素アレイ部と、前記画素アレイ部から信号を読み出す読み出し部と、前記読み出し部により読み出された前記信号を処理する処理部とを備え、前記画素アレイ部は、前記分光感度が、全整色性である画素を含み、前記読み出し部は、前記画素アレイ部に配置されている画素を等間隔に間引きながら読み出しを行う。
本技術の一側面の撮像素子、撮像方法においては、分光感度の異なる複数の画素が、行列状に配置された画素アレイ部と、画素アレイ部から信号を読み出す読み出し部とが備えられる。画素アレイ部は、分光感度が、全整色性である画素を含み、読み出し部は、画素アレイ部に配置されている画素を等間隔に間引きながら読み出しを行う。
本技術の一側面の撮像装置においては、前記撮像素子が含まれ、前記撮像素子からの信号が処理される。
本技術の一側面によれば、偽色などの発生を抑制した間引き読み出しを行える。
なお、ここに記載された効果は必ずしも限定されるものではなく、本開示中に記載されたいずれかの効果であってもよい。
本技術が適用される撮像装置の一実施の形態の構成を示す図である。 撮像素子の構成を示す図である。 画素配置について説明するための図である。 第1の素読み出しについて説明するための図である。 第2の読み出しについて説明するための図である。 第3の読み出しについて説明するための図である。 第4の読み出しについて説明するための図である。 第5の読み出しについて説明するための図である。 画素配置の他の配置について説明するための図である。 画素配置の他の配置について説明するための図である。 画素配置の他の配置について説明するための図である。 画素配置の他の配置について説明するための図である。 画素配置の他の配置について説明するための図である。 画素配置の他の配置について説明するための図である。 画素配置の他の配置について説明するための図である。 画素配置の他の配置について説明するための図である。 画素配置の他の配置について説明するための図である。 画素配置の他の配置について説明するための図である。 画素配置の他の配置について説明するための図である。 画素配置の他の配置について説明するための図である。 画素配置の他の配置について説明するための図である。 画素配置の他の配置について説明するための図である。 画素配置の他の配置について説明するための図である。 画素配置の他の配置について説明するための図である。 画素配置の他の配置について説明するための図である。
以下に、本技術を実施するための形態(以下、実施の形態という)について説明する。なお、説明は、以下の順序で行う。
1.撮像装置の構成
2.撮像素子の構成
3.画素の配置(第1の画素配置)
4.信号の読み出し(走査)について(第1乃至第5の読み出しについて)
5.他の画素の配置例(第2乃至第18の画素配置)
<撮像装置の構成>
本技術は、撮像素子を備える撮像装置に適用できる。図1は、本技術の実施の形態における撮像装置の機能構成例を示すブロック図である。撮像装置10は、撮像素子11、画像処理部12、記録制御部13、コンテンツ記録部14、表示制御部15、表示部16、制御部17、および操作受付部18を備える。
撮像素子11は、制御部17の指示に基づいて、画像信号を生成するものであり、生成された画像信号を画像処理部12に出力する。具体的には、撮像素子11は、光学系(図示せず)を介して入射された被写体の光を電気信号に変換する。また、光学系は、被写体からの入射光を集光するレンズ群や絞りにより構成され、このレンズ群により集光された光が絞りを介して撮像素子11に入射される。
画像処理部12は、制御部17の指示に基づいて、撮像素子11から出力された画像信号(デジタル信号)について各種画像処理を施すものである。そして、画像処理部12は、各種画像処理が施された画像信号(画像データ)を記録制御部13および表示制御部15に出力する。記録制御部13は、制御部17の指示に基づいて、コンテンツ記録部14に対する記録制御を行うものである。例えば、記録制御部13は、画像処理部12から出力された画像(画像データ)を画像コンテンツ(静止画ファイルまたは動画ファイル)としてコンテンツ記録部14に記録させる。
コンテンツ記録部14は、記録制御部13の制御に基づいて、各種情報(画像コンテンツ等)を記録する記録媒体である。なお、コンテンツ記録部14は、撮像装置10に内蔵するようにしてもよく、撮像装置10から着脱可能とするようにしてもよい。
表示制御部15は、制御部17の指示に基づいて、画像処理部12から出力された画像を表示部16に表示させるものである。例えば、表示制御部15は、撮像動作に関する各種操作を行うための表示画面や、撮像素子11により生成された画像(いわゆる、スルー画像)を表示部16に表示させる。
表示部16は、表示制御部15の制御に基づいて各画像を表示する表示パネルである。制御部17は、メモリ(図示せず)に格納されている制御プログラムに基づいて撮像装置10における各部を制御するものである。例えば、制御部17は、画像処理部12により画像処理が施された画像信号(画像データ)の出力制御(表示制御)または記録制御を行う。操作受付部18は、ユーザにより行われた操作を受け付ける操作受付部であり、受け付けられた操作内容に応じた制御信号(操作信号)を制御部17に出力する。
<撮像素子の構成>
図2は、本発明が適用される撮像素子としての撮像素子の構成例を示すブロック図である。図2では、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)撮像素子を例に挙げている。
撮像素子11は、画素アレイ部41、垂直駆動部42、カラム処理部43、水平駆動部44、およびシステム制御部45を含んで構成される。画素アレイ部41、垂直駆動部42、カラム処理部43、水平駆動部44、およびシステム制御部45は、図示しない半導体基板(チップ)上に形成されている。
画素アレイ部41には、入射光量に応じた電荷量の光電荷を発生して内部に蓄積する光電変換素子を有する単位画素(図2の単位画素51)が行列状に2次元配置されている。なお、以下では、入射光量に応じた電荷量の光電荷を、単に「電荷」と記述し、単位画素を、単に「画素」と記述する場合もある。
画素アレイ部41にはさらに、行列状の画素配置に対して行毎に画素駆動線46が図の左右方向(画素行の画素の配置方向)に沿って形成され、列毎に垂直信号線47が図の上下方向(画素列の画素の配置方向)に沿って形成されている。画素駆動線46の一端は、垂直駆動部42の各行に対応した出力端に接続されている。
撮像素子11はさらに、信号処理部48およびデータ格納部49を備えている。信号処理部48およびデータ格納部49については、撮像素子11とは別の基板に設けられる外部信号処理部、例えばDSP(Digital Signal Processor)やソフトウェアによる処理でも構わないし、撮像素子11と同じ基板上に搭載しても構わない。
垂直駆動部42は、シフトレジスタやアドレスデコーダなどによって構成され、画素アレイ部41の各画素を、全画素同時あるいは行単位等で駆動する画素駆動部である。この垂直駆動部42は、その具体的な構成については図示を省略するが、読み出し走査系と、掃き出し走査系あるいは、一括掃き出し、一括転送を有する構成となっている。
読み出し走査系は、単位画素から信号を読み出すために、画素アレイ部41の単位画素を行単位で順に選択走査する。行駆動(ローリングシャッタ動作)の場合、掃き出しについては、読み出し走査系によって読み出し走査が行われる読み出し行に対して、その読み出し走査よりもシャッタスピードの時間分だけ先行して掃き出し走査が行われる。また、グローバル露光(グローバルシャッタ動作)の場合は、一括転送よりもシャッタスピードの時間分先行して一括掃き出しが行われる。
この掃き出しにより、読み出し行の単位画素の光電変換素子から不要な電荷が掃き出される(リセットされる)。そして、不要電荷の掃き出し(リセット)により、いわゆる電子シャッタ動作が行われる。ここで、電子シャッタ動作とは、光電変換素子の光電荷を捨てて、新たに露光を開始する(光電荷の蓄積を開始する)動作のことを言う。
読み出し走査系による読み出し動作によって読み出される信号は、その直前の読み出し動作または電子シャッタ動作以降に入射した光量に対応するものである。行駆動の場合は、直前の読み出し動作による読み出しタイミングまたは電子シャッタ動作による掃き出しタイミングから、今回の読み出し動作による読み出しタイミングまでの期間が、単位画素における光電荷の蓄積期間(露光期間)となる。グローバル露光の場合は、一括掃き出しから一括転送までの期間が蓄積期間(露光期間)となる。
垂直駆動部42によって選択走査された画素行の各単位画素から出力される画素信号は、垂直信号線47の各々を通してカラム処理部43に供給される。カラム処理部43は、画素アレイ部41の画素列毎に、選択行の各単位画素から垂直信号線47を通して出力される画素信号に対して所定の信号処理を行うと共に、信号処理後の画素信号を一時的に保持する。
具体的には、カラム処理部43は、信号処理として少なくとも、ノイズ除去処理、例えばCDS(Correlated Double Sampling;相関二重サンプリング)処理を行う。このカラム処理部43による相関二重サンプリングにより、リセットノイズや増幅トランジスタの閾値ばらつき等の画素固有の固定パターンノイズが除去される。なお、カラム処理部43にノイズ除去処理以外に、例えば、AD(アナログ−デジタル)変換機能を持たせ、信号レベルをデジタル信号で出力することも可能である。
水平駆動部44は、シフトレジスタやアドレスデコーダなどによって構成され、カラム処理部43の画素列に対応する単位回路を順番に選択する。この水平駆動部44による選択走査により、カラム処理部43で信号処理された画素信号が順番に信号処理部48に出力される。
システム制御部45は、各種のタイミング信号を生成するタイミングジェネレータ等によって構成され、タイミングジェネレータで生成された各種のタイミング信号を基に垂直駆動部42、カラム処理部43、および水平駆動部44などの駆動制御を行う。
信号処理部48は、少なくとも加算処理機能を有し、カラム処理部43から出力される画素信号に対して加算処理等の種々の信号処理を行う。データ格納部49は、信号処理部48での信号処理に当たって、その処理に必要なデータを一時的に格納する。
<画素の配置>
次に、画素アレイ部41の画素の配置について説明を加える。本技術は、R(赤)、G(緑)、B(青)、W(白)の各色光を出力する4個の画素が配置されているイメージセンサに適用できる。
R(赤)、G(緑)、B(青)、W(白)の各色光を出力する4個の画素は、例えば、図3に示すように、撮像領域にマトリクス状に配置される。図3において、各矩形は画素を模式的に表す。また、各矩形の内部には、カラーフィルタの種類(各画素が出力する色光)を示す記号を示す。例えば、G画素には「G」を付し、R画素には「R」を付し、B画素には「B」を付し、W画素には「W」を付す。以下の説明においても、同様に記載する。
W画素は、全整色性である分光感度の画素として機能し、R画素、G画素、B画素は、それぞれの色に特性のある分光感度の画素として機能する。本技術は、このように、全整色性である分光感度を含む4種類の分光感度の画素が、撮像面上に配置されている撮像素子(イメージセンサ)に適用できる。
図3に示したイメージセンサは、1乃至12行、1乃至4列に配置されたR画素、G画素、B画素、およびW画素の配置を示す。図3に示したのは、イメージセンサの一部分であり、1乃至12行、1乃至4列に配置されたR画素、G画素、B画素、およびW画素以外の他の行、他の列に配置されたR画素、G画素、B画素、およびW画素についての構成も同様である。
図3には、説明の都合で、行番号を付している。図中、下側から順に、1乃至12の番号を行番号として付している。また図3には、列番号も付している。図中、左側から順に、1乃至4の番号を列番号として付している。
図3に示した画素配置において、W画素が市松状に配置され、残りの部分にR画素、G画素、B画素が配置されている。W画素を輝度信号の主成分となる色として市松状に配置する場合は、残りの部分に配置される色情報成分となる複数色の画素はR/G/Bの各画素となる。
このように、W画素が輝度信号の主成分となる色として市松状に配置されたカラーコーディングのものを用いることで、当該W画素の感度が他の色に比べて高いため、撮像素子11の高感度化を図ることができる。
図3に示すように、1行目には、1列目にG画素、2列目にW画素、3列目にG画素、4列目にW画素が配置されている。2行目には、1列目にW画素、2列目にR画素、3列目にW画素、4列目にB画素が配置されている。
3行目は、1行目と同じく、1列目にG画素、2列目にW画素、3列目にG画素、4列目にW画素が配置されている。4行目には、1列目にW画素、2列目にB画素、3列目にW画素、4列目にR画素が配置されている。
5乃至8行目は、1乃至4行目と同様の画素配置とされている。また、9乃至12行目も、1乃至4行目と同様の画素配置とされている。すなわち、4行単位で繰り返されるような画素配置とされている。また、図示はしないが、列方向も同様に、1乃至4列目の配列が、5列目以降も繰り返される画素配置とされている。ここでは、4行×4列の16個の画素を、1単位として説明を続ける。
このように、2次元的に、W画素が市松配置となる、4×4画素の周期的な配置を構成するように、色配置が行われ、画素が配置されている。
このように、RGBWの4色のカラーフィルタ(CF:Color Filter)が配置され、各カラーフィルタを透過した光を受光し、各色光を出力する画素が配置されている撮像素子における読み出しについて、説明を続ける。
<信号の読み出し(走査)について>
<第1の読み出しについて>
図4を参照し、図3に示した画素配置(カラーフィルタの配置)がされている画素アレイ部41(図2)から信号を読み出す際の読み出し順序(走査の仕方)について説明する。この読み出しは、システム制御部45により、垂直駆動部42や水平駆動部44が制御されることで行われる。
図4Aは、図3に示した画素配置と同じであり、画素アレイ部41の一部分の画素配置(色の配置)を示す図である。図4Bは、画素アレイ部41の画素のうち、システム制御部45により信号を読み出すとして設定された画素を示す図である。読み出すとして設定されている画素には、R、G、B、Wの文字を付し、読み出さないとして設定されている画素には、それらの文字を付さずに図示してある。他の図面においても同様に記載する。
図4Cは、読み出された信号によるフレームのイメージを表す図であり、例えば、データ格納部49(図2)に展開されているイメージであるとする。まず、図4を参照して、通常の読み出しについて説明を加え、図5以降を参照して、間引き読み出しについて説明を加える。
通常の読み出しとは、画素アレイ部41に配置されている全画素を読み出すことである。図4Aに示したように、画素が配置されている場合、全画素読み出しのときには、図4Bに示すように1行目から順に、12行目まで読み出される。
なおここでは行毎に順に読み出されるとして説明を続けるが、行毎でなくても良く、読み出し対象とされている行に配置されている画素が、どのような順で読み出されるかは、本技術を適用するうえで問題とはならない。よって、行毎に順に読み出される場合以外にも、本技術を適用することはできる。
このような読み出しが行われとき、フレームイメージは、図4Cに示すようになる。フレームイメージは、一番上が1行目であり、下側に向かうほど、行番が進む。ここでは、読み出し時の行と、フレームイメージでの行とを区別するために、フレームイメージでの行はダッシュを付して記述する。
読み出しは、図4A、図4Bに示したように、下側から順に行われ、1行目から順に行われる。読み出された1行目は、フレームイメージにおける一番上の1’行目として配置される。読み出された2行目は、フレームイメージにおける2’行目に配置される。読み出された3行目は、フレームイメージにおける3’行目に配置される。以下同様に、読み出された4乃至12行目は、フレームイメージにおける4’乃至12’行目に配置される。
このように、全画素読み出しのときには、画素アレイ部41の撮像領域に配置された全ての画素から読み出しが行われ、フレームイメージに展開される。
<第2の読み出しについて>
次に、間引き読み出しについて説明する。間引き読み出しは、全画素読み出しに対して、所定の行に配置されている画素を読み出し、所定の行以外の行に配置されている画素は読み出さない読み出しである。
なおここでは、所定の行が読み出される場合を例に挙げて説明するが、所定の列が読み出されるように構成することも可能である。また、第5の読み出しとして説明するように、所定の色の画素(所定の位置に配置されている画素)から読み出しが行われるように構成することも可能である。
このような間引き読み出しは、読み出す画素数が、全画素読み出しに対して少なくなるため、処理時間や処理能力の低減を図ることが可能である。このことにより、間引き読み出し時には、全画素読み出し時と比較して高フレームレートを実現することが可能となる。
図5を参照し、4行読み出し、4行読み出しを行わないという読み出しについて説明する。ここではこのような読み出しを、4行間引きと称する。図5Aは、図4Aと同じく、画素アレイ部41の画素配置を示した図である。図5Aに示したような画素配置から4行間引きで読み出しが行われる場合、例えば、図5Bに示したように読み出しが行われる。
画素アレイ部41の下から1乃至4行目に配置されている画素から信号が、順次読み出される。読み出された1乃至4行目のデータは、図5Cに示すように、フレームイメージの1’乃至4’行目にそれぞれ配置される。
図5Bに示すように、画素アレイ部41の5乃至8行目は読み出しが行われない。図5Bでは、読み出しが行わない画素は、読み出されないことを示すために、R、G、B、Wの文字を記載せずに示している。他の図面においても同様に記載する。
読み出されない5乃至8行目の次の行である9乃至12行目の画素からは読み出しが行われる。画素アレイ部41の9乃至12行目から読み出されたデータは、図5Cに示すように、フレームイメージ5’乃至8’行目にそれぞれ配置される。
図示はしないが、画素アレイ部41の13乃至16行目は読み出しが行われず、17乃至30行目は読み出される。このような読み出しが繰り返し行われる。
図5に示した場合、1乃至12行に配置されている画素のうち、5乃至8行目に配置されている画素は読み出されない。4×4画素を1単位とした場合、3単位の画素群から、2単位の画素群が読み出され、フレームイメージに配置される。
図4Cに示した全画素読み出し時のフレームイメージにおける画素の配置と、図5Cに示した4行間引き読み出し時のフレームイメージの画素の配置を比較する。図4Cに示した画素配置の1’行目と図5Cに示した画素配置の1’行目は、共に、1列目から順に、G画素、W画素、G画素、W画素の順となっている。また、図4Cに示した画素配置の2’行目と図5Cに示した画素配置の2’行目は、共に、1列目から順に、W画素、R画素、W画素、B画素の順となっている。
また、図4Cに示した画素配置の3’行目と図5Cに示した画素配置の3’行目は、共に、1列目から順に、G画素、W画素、G画素、W画素の順となっている。さらに、図4Cに示した画素配置の4’行目と図5Cに示した画素配置の4’行目は、共に、1列目から順に、W画素、B画素、W画素、R画素の順となっている。
このように、フレームイメージにおいて、1単位目の画素の配置は、全画素読み出し時と4行間引き読み出し時とで、同様の配置となる。2単位目(5’乃至8’行目)の画素の配置も、1’乃至4’行目と同じく、全画素読み出し時と4行間引き読み出し時とで、同様の配置となる。すなわち、全画素読み出し時と4行間引き読み出し時とでは、フレームイメージにおける画素配置(色配置)は、同様になる。
このように、全画素読み出し時と4行間引き読み出し時とで画素の配置が同様になるように、間引き読み出しを行うことで、読み出し後の処理、例えば、画像処理部12(図1)における処理は、全画素読み出し時と4行間引き読み出し時とで同様に行うことができる。
よって、回路面積が増大するようなこともなく、間引き読み出しを行うことができる。また間引き読み出し時は、処理を低減できるため、低消費電力を実現することも可能となる。
また、間引き読み出しを行うことで、読み出しにかかる時間や、処理能力を低減させることができるため、高フレームレートを実現することが可能となる。また上記したように、間引き読み出し時に、位相ずれや偽色が発生するようなことも抑制することができる。
図5を参照して説明したように、3単位の画素群から2単位の画素群に変換されるため、画素数が減るが、例えば、スルー画像のように、高解像度を必要としない画像を表示するときなどには、このような間引き読み出しで読み出されるようにしても良い。
<第3の読み出しについて>
次に、他の間引き読み出しについて説明する。図6を参照し、4行読み出し、8行読み出しを行わないという読み出しについて説明する。ここではこのような読み出しを、8行間引きと称する。図6Aは、図4Aと同じく、画素アレイ部41の画素配置を示した図である。図6Aに示したような画素配置の画素アレイ部41から8行間引きで読み出しが行われる場合、例えば、図6Bに示したように読み出しが行われる。
画素アレイ部41の下から1乃至4行目に配置されている画素から信号が、順次読み出される。読み出された1乃至4行目のデータは、図6Cに示すように、フレームイメージの1’乃至4’行目にそれぞれ配置される。
図6Bに示すように、画素アレイ部41の5乃至12行目は読み出しが行われない。読み出されない5乃至12行目の次の行である13乃至16行目の画素からは読み出しが行われる。読み出された13乃至16行目のデータは、図6Cに示すように、フレームイメージ5’乃至8’行目にそれぞれ配置される。
図示はしないが、画素アレイ部41の17乃至24行目は読み出しが行われず、25乃至28行目は読み出される。このような読み出しが繰り返し行われる。
図6に示した場合、画素アレイ部41の1乃至16行のうちの、5乃至13行目の画素は読み出されない。4×4画素を1単位とした場合、4単位の画素群から、2単位の画素群が読み出され、フレームイメージに配置される。
図4Cに示した全画素読み出し時のフレームイメージにおける画素の配置と、図6Cに示した8行間引き読み出し時のフレームイメージの画素の配置を比較する。図4Cに示した画素配置の1’行目と図6Cに示した画素配置の1’行目は、共に、1列目から順に、G画素、W画素、G画素、W画素の順となっている。また、図4Cに示した画素配置の2’行目と図6Cに示した画素配置の2’行目は、共に、1列目から順に、W画素、R画素、W画素、B画素の順となっている。
また、図4Cに示した画素配置の3’行目と図6Cに示した画素配置の3’行目は、共に、1列目から順に、G画素、W画素、G画素、W画素の順となっている。さらに、図4Cに示した画素配置の4’行目と図6Cに示した画素配置の4’行目は、共に、1列目から順に、W画素、B画素、W画素、R画素の順となっている。
このように、フレームイメージにおいて、1単位目の画素の配置は、全画素読み出し時と8行間引き読み出し時とで、同様の配置となる。2単位目(5’乃至8’行目)の画素の配置も、1’乃至4’行目と同じく、全画素読み出し時と8行間引き読み出し時とで、同様の配置となる。すなわち、全画素読み出し時と8行間引き読み出し時とでは、フレームイメージにおける画素配置(色配置)は、同様になる。
このように、全画素読み出し時と8行間引き読み出し時とで画素の配置が同様になるように、間引き読み出しを行うことで、読み出し後の処理、例えば、画像処理部12(図1)における処理は、全画素読み出し時と8行間引き読み出し時とで同様に行うことができる。
よって、回路面積が増大するようなこともなく、間引き読み出しを行うことができる。また間引き読み出し時は、処理を低減できるため、低消費電力を実現することも可能となる。
また、間引き読み出しを行うことで、読み出しにかかる時間や、処理能力を低減させることができるため、高フレームレートを実現することが可能となる。また上記したように、間引き読み出し時に、位相ずれや偽色が発生するようなことも抑制することができる。
図6を参照して説明したように、4単位の画素群から2単位(2単位から1単位)の画素群に変換されるため、画素数が減るが、例えば、スルー画像のように、高解像度を必要としない画像を表示するときなどには、このような間引き読み出しで読み出されるようにしても良い。
<第4の読み出しについて>
次に、他の間引き読み出しについて説明する。図7を参照し、1行読み出し、2行読み出しを行わないという読み出しについて説明する。ここではこのような読み出しを、2行間引きと称する。
また図7では、読み出し開始位置にオフセットを設ける場合を例に挙げて説明する。図7Aは、図4Aと同じく、画素アレイ部41の画素配置を示した図である。図7Aに示したような画素配置から2行間引きで読み出しが行われる場合、例えば、図7Bに示したように読み出しが行われる。
画素アレイ部41の下から3行目に配置されている画素から信号が読み出される。読み出された3行目のデータは、図7Cに示すように、フレームイメージの1’行目に配置される。第4の読み出しの場合、1行目と2行目は、オフセットの行とされ、読み出しは行われず、3行目から読み出しが開始される。
また、上記した第2、第3の読み出しとは異なり、4×4を1単位としたとき、単位毎の読み出しが行われるのではなく、1単位内の所定の1行または2行が読み出しの対象とされる。すなわち、第4の読み出しにおいては、1単位を構成する4行のうちから、1行または2行が読み出される。
図7Bに示すように、画素アレイ部41の4,5行目は読み出しが行われない。読み出されない4,5行目の次の行である6行目の画素からは読み出しが行われる。読み出された6行目のデータは、図7Cに示すように、フレームイメージ2’行目に配置される。
次に、図7Bに示すように、画素アレイ部41の7,8行目は読み出しが行われず、9行目に配置されている画素から読み出しが行われる。読み出された9行目のデータは、図7Cに示すように、フレームイメージ3’行目に配置される。
さらに、図7Bに示すように、10,11行目は読み出しが行われず、12行目の画素から読み出しが行われる。読み出された12行目のデータは、図7Cに示すように、フレームイメージ4’行目に配置される。このように、2行読み出しが行われず、1行読み出しが行われるといった読み出しが、繰り返し行われる。
このように、3単位の画素群から、1単位分の画素群のデータが読み出される。この場合、1行目乃至4行目から構成される1単位目の画素群、5乃至8行目から構成される2単位目の画素群から、それぞれ1行分のデータが読み出され、9乃至12行目から構成される3単位目の画素群から、2行分のデータが読み出されることで、フレームイメージにおける1単位分の画素データが生成される。
第4の読み出しは、上記したように、3行目、6行目、9行目、12行目といったように、行番号が、3の倍数である行に配置されている画素から信号が読み出される。よって、第4の読み出しは、画素アレイ部41の3N(Nは1以上)行目に配置されている画素からの信号が読み出される読み出しである。このような読み出しのときも、上記した場合と同じ効果を得ることができる。
図7に示した場合も、フレームイメージにおける画素の配置は、第1乃至第3の読み出しのときと同じ画素(色)の配置となる。すなわち、図4Cに示した全画素読み出し時のフレームイメージにおける画素の配置と、図7Cに示した2行間引き読み出し時のフレームイメージの画素の配置を比較するに、まず図4Cに示した画素配置の1’行目と図7Cに示した画素配置の1’行目は、共に、1列目から順に、G画素、W画素、G画素、W画素の順となっている。
また、図4Cに示した画素配置の2’行目と図7Cに示した画素配置の2’行目は、共に、1列目から順に、W画素、R画素、W画素、B画素の順となっている。また、図4Cに示した画素配置の3’行目と図7Cに示した画素配置の3’行目は、共に、1列目から順に、G画素、W画素、G画素、W画素の順となっている。さらに、図4Cに示した画素配置の4’行目と図7Cに示した画素配置の4’行目は、共に、1列目から順に、W画素、B画素、W画素、R画素の順となっている。
このように、フレームイメージにおいて、1単位目の画素(色)の配置は、全画素読み出し時と2行間引き読み出し時とで、同様の配置となる。図示はしていないがフレームイメージにおける2単位目(5’乃至8’行目)の画素の配置も、1’乃至4’行目と同じく、全画素読み出し時と2行間引き読み出し時とで、同様の配置となる。すなわち、全画素読み出し時と2行間引き読み出し時とでは、フレームイメージにおける画素配置は、同様になる。
このように、全画素読み出し時と8行間引き読み出し時とで画素の配置が同様になるように、間引き読み出しを行うことで、読み出し後の処理、例えば、画像処理部12(図1)における処理は、全画素読み出し時と2行間引き読み出し時とで同様に行うことができる。
よって、回路面積が増大するようなこともなく、間引き読み出しを行うことができる。また間引き読み出し時は、処理を低減できるため、低消費電力を実現することも可能となる。
また、間引き読み出しを行うことで、読み出しにかかる時間や、処理能力を低減させることができるため、高フレームレートを実現することが可能となる。また上記したように、間引き読み出し時に、位相ずれや偽色が発生するようなことも抑制することができる。
図7を参照して説明したように、3単位の画素群から1単位の画素群に変換されるため、画素数が減るが、例えば、スルー画像のように、高解像度を必要としない画像を表示するときなどには、このような間引き読み出しで読み出されるようにしても良い。
また、上記したように、フレームイメージにおいて、第1乃至第3の読み出しのいずれかの読み出し時と同一の画素配置となるように、オフセットの行を設けることが可能である。図7Bに示した例では、オフセットの行は、1行目と2行目である。このように、読み出し開始の行は、必ずしも、通常読み出し時(第1の読み出し時、全画素読み出し時)に読み出しが開始される1行目から読み出しが行われる必要はなく、適宜変更可能である。
第2乃至第4の読み出しは、所定の行からのみ読み出しを行い、他の行からは読み出しを行わない間引き読み出しであった。例えば、再度図7を参照するに、図7Aに示したように画素アレイ部41(図2)に画素(カラーフィルタ)が配置されている場合、画素アレイ部41の全ての画素は受光し、電荷を蓄積する。
電荷を蓄積した画素の内、所定の行、図7Bでは、3,6,9,12行に位置する画素からだけ、信号が読み出される。読み出されない行、例えば、1行目の画素も、電荷を蓄積しているため、信号が読み出されず、蓄積され続けると、ブルーミングが発生する可能性が高くなる。
ブルーミングは、入射光が非常に強い場合などに過剰に発生した電荷が画素からあふれ、隣接画素などにあふれ出すことにより発生するものであり、出力画像では輝点の周囲に光が滲み出して広がる現象として現われる。上記したように、電荷が蓄積される状態が継続されると、入射光が非常に強い場合などと同じ状況となり、過剰に発生した電荷が画素からあふれる可能性がある。
ブルーミングは、不要電荷の掃き出し構造によって軽減することができる。そこで、読み出しを行わない行に対しては、所定のタイミングで、シャッタ動作を行うなどし、蓄積された電荷が吐き出される処理が行われるように構成しても良い。
第2乃至第4の読み出しは、読み出さない行を、4行、8行、または2行とした場合であった。換言すれば、第2乃至第4の読み出しは、読み出さない行が偶数行であり、その偶数行ずつ飛ばした位置にある行から読み出しが行われる場合であった。なお、2、4、8行といった偶数行を例に挙げて説明したが、これ以外の偶数行、例えば、6行などの行数が、読み出さない行数として設定される場合も、本技術の適用範囲である。
<第5の読み出しについて>
次に、他の間引き読み出しについて説明する。第2乃至第4の読み出しにおいては、行単位で読み出すまたは読み出さない処理を実行する場合について説明したが、次に、画素単位で読み出すまたは読み出さない読み出し方について説明を加える。
図8を参照して、W画素を読み出さない読み出し方について説明を加える。図8Aは、図4Aと同じく、画素アレイ部41の画素配置を示した図である。図8Aに示したような画素配置の画素アレイ部41からW画素は読み出されず、他の画素が読み出される場合、例えば、図8Bに示したように読み出しが行われる。
画素アレイ部41の下から1行目の1列目と3列目に配置されているG画素がそれぞれ読み出され、図7Cに示すように、フレームイメージの1’行目の1’列目と2’列目にそれぞれ配置される。次に、2行目の2列目と4列目に配置されているR画素とB画素がそれぞれ読み出され、図7Cに示すように、フレームイメージの2’行目の1’列目と2’列目にそれぞれ配置される。
次に、3行目の1列目と3列目に配置されているG画素がそれぞれ読み出され、図7Cに示すように、フレームイメージの3’行目の1’列目と2’列目にそれぞれ配置される。次に、4行目の2列目と4列目に配置されているB画素とR画素がそれぞれ読み出され、図7Cに示すように、フレームイメージの4’行目の1’列目と2’列目にそれぞれ配置される。
このように、図8Aに示したような画素配置を有する画素アレイ部41から、図8Bに示すように、W画素を除く画素から順次信号が読み出されることで、図8Cに示すようなフレームイメージが生成される。このような読み出しが行われることで、WRGBからなる画素配置から、RGBからなる画素配置に変換される。
このようにW画素を読み出さず、他の色の画素は読み出すことで、読み出す画素数が減るため、処理時間や処理能力を低減させることができる。また高フレームレートを実現することができる。
W画素を間引いて読み出す場合も、W画素には電荷が蓄積されるため、その蓄積された電荷を掃き出すための処理が定期的に行われるように構成することもの可能である。
なお、上記した第1乃至第5の読み出しによれば、間引き読み出しを行うことで、高フレームレート化を実現することができるが、それらの読み出し方を、例えば、ユーザが所望とするレートにあった読み出し方に設定されるような仕組みを設けても良い。
<他の画素の配置例>
上記した実施の形態においては、図3に示すような画素配置(カラーフィルタ)である場合を例に挙げて説明したが、第1乃至第5の読み出しは、図3に示した画素配置のみに適用できる読み出しではなく、他の画素配置に対しても適用できる。他の画素配置の一例を以下に示す。図3に示した画素配置を、第1の画素配置として、説明を続ける。
(第2の画素配置)
図9は、第2の画素配置に係る色配置図である。図9に示すように、第2の画素配置に係る色配置は、出力レベルが最も高くなるW画素が市松状に配置され、R画素とB画素の各画素が縦横2画素ピッチの市松配置で、かつR画素とB画素の各画素間が、斜め1画素ズレで、残りがG画素となっている。
具体的には、縦4画素、横4画素を単位としたときに、W画素が市松状に配置されている。R画素は1行目の3列目と3行目の1列目に配置され、B画素は2行目の4列目と4行目の2列目に配置されている。この配置が、縦横2画素ピッチの市松配置である。そして、残りの画素位置にG画素が配置されている。このとき、G画素は斜めストライプ状の配置となっている。
(第3の画素配置)
図10は、第3の画素配置に係る色配置図である。図10に示すように、第3の画素配置に係る色配置は、W画素が市松状に配置され、R画素とB画素の各画素が縦横4画素ピッチの正方配置で、且つR画素とB画素の各画素間が斜め1画素ズレで、残りがG画素となっている。
具体的には、縦4画素、横4画素を単位としたときに、W画素が市松状に配置されている。R画素は1行目の3列目に配置され、B画素は3行目の1列目に配置されている。この配置が、縦横4画素ピッチの正方配置である。そして、残りの画素位置にG画素が配置されている。このとき、G画素は斜めストライプ状の配置となっている。
(第4の画素配置)
図11は、第4の画素配置に係る色配置図である。図11に示すように、第4の画素配置に係る色配置は、W画素が市松状に配置され、R画素とB画素の各画素が縦横4画素ピッチの正方配置で、且つR画素とB画素の各画素間が斜め2画素ズレで、残りがG画素となっている。
具体的には、縦4画素、横4画素を単位としたときに、W画素が市松状に配置されている。R画素は3行目の1列目に配置され、B画素は1行目の3列目に配置されている。この配置が、縦横4画素ピッチの正方配置である。そして、残りの画素位置にG画素が配置されている。このとき、G画素は斜めストライプ状の配置となっている。
(第5の画素配置)
図12は、第5の画素配置に係る色配置図である。図12に示すように、第5の画素配置に係る色配置は、W画素が市松状に配置され、R画素とB画素の各画素が縦横2画素ピッチの市松配置で、且つR画素とB画素の各画素間が斜め2画素ズレで、残りがG画素となっている。
具体的には、縦4画素、横4画素を単位としたときに、W画素が市松状に配置されている。R画素は2行目の4列目と4行目の2列目に配置され、B画素は2行目の2列目と4行目の4列目に配置されている。この配置が、縦横2画素ピッチの市松配置である。そして、残りの画素位置にG画素が配置されている。
(第6の画素配置)
図13は、第6の画素配置に係る色配置図である。図13に示すように、第6の画素配置に係る色配置は、W画素が市松状に配置され、R画素とB画素の各画素が縦横2画素ピッチの正方配置で、且つR画素とB画素の各画素間が斜め1画素ズレとなっている。
具体的には、縦4画素、横4画素を単位としたときに、W画素が市松状に配置されている。R画素は1行目および3行目の1列目および3列目に配置され、B画素は2行目および4行目の2列目および4列目に配置されている。この配置が、縦横2画素ピッチの正方配置である。
(第7の画素配置)
図14は、第7の画素配置に係る色配置図である。図14に示すように、第7の画素配置に係る色配置は、W画素が市松状に配置され、R画素とB画素の各画素が縦横4画素ピッチの正方配置で、且つR画素とB画素の各画素間が斜め方向に2画素単位で並び、残りがG画素となっている。
具体的には、縦4画素、横4画素を単位としたときに、W画素が市松状に配置されている。R画素は1行目の3列目と2行目の4列目に配置され、B画素は3行目の1列目と4行目の2列目に配置されている。この配置が、縦横4画素ピッチの正方配置である。そして、残りの画素位置にG画素が配置されている。このとき、G画素は斜めストライプ状の配置となっている。
上述した第1乃至第7の画素配置に係る色配置はいずれも、出力レベルが最も高くなる輝度信号の主成分となる色画素として、W画素が市松状に配置された色配置となっている。W画素が市松状に配置されていることで、W画素はR画素、G画素、B画素の各色成分を含んでいるために、RGBベイヤ配置に対応した信号への変換精度を高めることができる。
また、第2乃至第4の画素配置および第7の画素配置に係る色配置は、W画素が市松状に配置され、且つG画素の一部が4画素単位で斜め方向にストライプ状に配置されていることを特長としている。この色配置において、W画素に隣接するG画素の信号をW画素の信号に加算して輝度信号の主成分とすることで、輝度信号量を増大させることができるため、感度(S/N)の向上を図ることができる。
そして、特に第2の画素配置に係る色配置の場合には、R画素とB画素の各画素が縦横2画素ピッチの市松配置で、R画素とB画素の各画素間が斜め1画素ずれた配置であるために、ベイヤ配置に対応した信号への変換効率を高めることができる。また、第3の画素配置に係る色配置の場合には、R画素とB画素の各画素が縦横4画素ピッチの正方配置で、R画素とB画素の各画素間が斜め1画素ずれた配置であるために変換効率を高く保つことができる。第3の画素配置に係る色配置の場合はさらに、G画素が多いためにGの変換効率を高めることができる。
また、第2,第7の画素配置に係る色配置は、G画素が斜め方向に4画素単位でストライプ配置となっている。したがって、これらの色配置の場合には、W画素に隣接する1つまたは2つのG画素の信号を当該W画素の信号に加算して輝度信号の主成分に利用することで、解像度の低下を抑えつつ高感度化(高S/N化)を実現できる。この作用効果については、G画素が斜め方向に4画素単位でストライプ配置となっている場合に限らず、縦方向または横方向において4画素単位でストライプ状に配置されている場合にも同様のことが言える。
(第8の画素配置)
図15は、第8の画素配置に係る色配置図である。図15に示すように、第8の画素配置に係る色配置は、輝度信号の主成分となる色画素としてG画素が市松配置され、R画素とB画素の各画素が縦横2画素ピッチの市松配置で、且つR画素とB画素の各画素間が斜め2画素ズレで、残りがW画素となっている。
具体的には、縦4画素、横4画素を単位としたときに、G画素が市松状に配置されている。R画素は2行目の3列目と4行目の1列目に配置され、B画素は2行目の1列目と4行目の3列目に配置されている。この配置が、縦横2画素ピッチの市松配置である。そして、残りの画素位置にW画素が配置されている。
以上説明した第1乃至第8の画素配置に係る色配置は、輝度信号の主成分となる色画素としてW画素またはG画素が市松状に配置された構成となっている。ただし、信号処理部48(図2)でRGBベイヤ配置に対応した信号への変換が容易な色配置としてはW画素またはG画素が市松配置された構成のものに限られない。以下に、W画素またはG画素が市松配置されていない色配置について、第9の画素配置として説明する。
(第9の画素配置)
図16は、第9の画素配置に係る色配置図である。図16に示すように、第9の画素配置に係る色配置は、2×2画素毎にWRGBの各画素で構成され、縦横2画素ピッチの配置となっている。
具体的には、W画素が奇数行の偶数列に配置され、R画素が奇数行の奇数列に配置され、G画素が偶数行の奇数列に配置され、B画素が偶数行の偶数列に配置されている。
(第10の画素配置)
上記した画素配置は、1画素が略正方形であり、縦方向、横方向に、それぞれ直線的に配置されている正方配置の場合を例に挙げて説明したが、第10乃至18の画素配置として示すように、斜め方向に配置されるように構成することも可能である。
図17は、第10の画素配置に係る色配置図である。図17に示すように、第10の画素配置は、斜め画素配置が採用され、かつ、色フィルタを含む分光感度特性のピークが赤色にあるR画素、ピークが緑色にあるG画素、ピークが青色にあるB画素に対して透過率の高いW画素を上下斜め方向に均等に挿入し、解像度の偏りをなくすようにした画素配置として形成されている。
図17の画素配置においては、奇数行、奇数列は、色フィルタ画素(R画素、G画素、B画素)のみで形成され、偶数行、偶数列はW画素のみで形成されている。
図17に示した画素配置は、図16などに示した単位画素(以下、適宜、正方画素と記述する)を、垂直信号線47が設けられる垂直方向を軸としたときの、その軸を中心として所定角度θ(θ=0度〜90度の間)回転させた配置とされている。このような斜め画素の配置を採用することによると、以下のような利点がある。
まず、正方画素の画素ピッチを1とすると、斜め画素の画素ピットは、回転角度θが45度のとき1/√2となり、画素の大きさを変えずに画素ピッチを小さくできる。また、図17に示したように、斜め画素配置のベイヤ配置の4つのR画素、G画素、G画素、およびB画素の真ん中にW画素を挿入して、基本的な斜め画素配置ユニットが形成されている。ベイヤ配置の残しておくことで、信号処理系の色の補間処理が容易にできる。
(第11の画素配置)
図18は、第11の画素配置に係る色配置図である。図18に示した画素配置は、図17に示した画素配置のG画素の配置位置にW画素が配置され、図17のW画素の配置位置にG画素が配置されている。
図18に示した画素配置においては、奇数行には、R画素またはB画素とW画素が、一画素毎に配置され、奇数列には、R画素またはB画素とW画素が一画素毎に配置され、偶数行、偶数列はG画素のみで形成されている。
(第12の画素配置)
図19は、第12の画素配置に係る色配置図である。図19に示した画素配置は、全ての行、列にW画素が入っている配置である。図19に示した画素配置においては、1行目に、R画素、W画素、R画素、G画素の順で画素が配置されている。2行目と4行目(偶数行)には、W画素とG画素が配置されている。3行目には、W画素、B画素、G画素、B画素の順で画素が配置されている。
(第13の画素配置)
図20は、第13の画素配置に係る色配置図である。図20に示した画素配置においては、奇数行に、R画素とB画素が交互に配置され、偶数行に、W画素とG画素が交互に配置されている。
(第14の画素配置)
図21は、第14の画素配置に係る色配置図である。図21に示した画素配置は、図17の画素配置の偶数行におけるG画素の配置位置とR画素の配置位置とが入れ替えられた配置とされている。
図21の画素配置においては、図17の配置と同様に、偶数行、偶数列はW画素のみで形成されている。そして、図21の画素配置においては、第1列から順番に、G画素のみの画素列、W画素のみ画素列、R画素とG画素が混在する画素列が配置され、この組み合わせが繰り替えされている。
(第15の画素配置)
図22は、第15の画素配置に係る色配置図である。図22に示した画素配置は、図17の画素配置の奇数行のうち1行目と3行目におけるG画素の配置位置にW画素が配置された配置とされている。このように、W画素を増やすことで、さらに感度向上を図れるように形成されるようにすることができる。
(第16の画素配置)
図23は、第16の画素配置に係る色配置図である。図23に示した画素配置は、G画素をなくし、奇数行には、R画素とB画素が交互に配置され、偶数行には、W画素が配置された構成とされている。
このような画素配置とした場合、色信号の情報は、分光特性を有するW画素の情報、および/またはR画素,B画素の情報を基に生成される。
(第17の画素配置)
図24は、第17の画素配置に係る色配置図である。図24に示した画素配置は、図23に示した画素配置と同じく、G画素をなくし、図23に示した画素配置から、さらに、1行目と5行目のR画素とB画素をW画素に置き換えた配置とされている。また全ての列にW画素を含む画素列が形成されている。
図24に示した画素配置は、偶数行には、W画素のみが配置され、奇数行には、W画素のみが配置されている行とR画素とB画素が配置されている行とが、交互に配置された配置となっている。このような画素配置の場合、図23に示した画素配置の場合と同じく、色信号の情報は、分光特性を有するW画素の情報、および/またはR画素,B画素の情報を基に生成される。
(第18の画素配置)
図25は、第18の画素配置に係る色配置図である。図25に示した画素配置は、図23に示した画素配置と同じく、G画素をなくした配置とされている。また図23に示した画素配置と比較して、W画素の画素行を増やし、また全ての列にW画素を含む画素列が形成されている。
図25に示した画素配置は、偶数行に、W画素のみが配置され、奇数行に、W画素とR画素が配置されている行と、W画素とB画素が配置されている行とが、交互に配置された配置となっている。このような画素配置の場合、図23に示した画素配置の場合と同じく、色信号の情報は、分光特性を有するW画素の情報、および/またはR画素,B画素の情報を基に生成される。
このような画素配置は一例であり、他の画素配置に対しても本技術を適用できる。例えば、上記した画素配置は、W画素を含む画素配置であったが、W画素を含まず、R画素、G画素、およびB画素から構成される画素配置に対しても本技術を適用することはできる。
また、RGBではなく、シアン、マゼンタ、イエローの組み合わせに対しても本技術を適用することはできる。また、第10乃至図18の画素配置を、第1乃至第9の画素配列と同じく正方配列に変換した場合の画素配置に対しても、本技術を適用することはできる。
なお、本明細書に記載された効果はあくまで例示であって限定されるものではなく、また他の効果があってもよい。
なお、本技術の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
なお、本技術は以下のような構成も取ることができる。
(1)
分光感度の異なる複数の画素が、行列状に配置された画素アレイ部と、
前記画素アレイ部から信号を読み出す読み出し部と
を備え、
前記画素アレイ部は、前記分光感度が、全整色性である画素を含み、
前記読み出し部は、前記画素アレイ部に配置されている画素を等間隔に間引きながら読み出しを行う
撮像素子。
(2)
前記読み出し部は、読み出さない行数を偶数行とし、前記偶数行空けた間隔で読み出しを行う
前記(1)に記載の撮像素子。
(3)
前記読み出し部は、読み出さない行数を2行とし、前記2行空けた間隔で読み出しを行う
前記(1)または(2)に記載の撮像素子。
(4)
前記読み出し部は、前記画素アレイ部の行番号が3N(Nは1以上)の行に配置されている画素から読み出しを行う
前記(1)または(2)に記載の撮像素子。
(5)
前記読み出し部は、前記間引きながら読み出しを行うときの読み出し開始の位置にオフセットを付加する
前記(1)乃至(4)のいずれかに記載の撮像素子。
(6)
前記画素アレイ部に配置されている全画素が読み出されたときの色の配置と、前記画素アレイ部に配置されている画素を等間隔に間引きながら読み出されたときの色の配置は、同一である
前記(1)乃至(5)のいずれかに記載の撮像素子。
(7)
読み出しが行われない画素に対して、所定の間隔で、電荷の吐き出し処理を行う
前記(1)乃至(6)のいずれかに記載の撮像素子。
(8)
前記読み出し部は、前記全整色性の画素からの読み出しは行わない
前記(1)に記載の撮像素子。
(9)
前記全色性の画素は、市松状に配置されている
前記(1)乃至(8)のいずれかに記載の撮像素子。
(10)
分光感度の異なる複数の画素が、行列状に配置された画素アレイ部と、
前記画素アレイ部から信号を読み出す読み出し部と
を備え、
前記画素アレイ部は、前記分光感度が、全整色性である画素を含む撮像素子の撮像方法において、
前記読み出し部は、前記画素アレイ部に配置されている画素を等間隔に間引きながら読み出しを行うステップを含む
撮像方法。
(11)
分光感度の異なる複数の画素が、行列状に配置された画素アレイ部と、
前記画素アレイ部から信号を読み出す読み出し部と、
前記読み出し部により読み出された前記信号を処理する処理部と
を備え、
前記画素アレイ部は、前記分光感度が、全整色性である画素を含み、
前記読み出し部は、前記画素アレイ部に配置されている画素を等間隔に間引きながら読み出しを行う
撮像装置。
11 撮像素子, 41 画素アレイ部, 42 垂直駆動部, 43 カラム処理部, 44 水平駆動部, 45 システム制御部, 46 画素駆動線, 47 垂直信号線, 48 信号処理部, 49 データ格納部

Claims (11)

  1. 分光感度の異なる複数の画素が、行列状に配置された画素アレイ部と、
    前記画素アレイ部から信号を読み出す読み出し部と
    を備え、
    前記画素アレイ部は、前記分光感度が、全整色性である画素を含み、
    前記読み出し部は、前記画素アレイ部に配置されている画素を等間隔に間引きながら読み出しを行う
    撮像素子。
  2. 前記読み出し部は、読み出さない行数を偶数行とし、前記偶数行空けた間隔で読み出しを行う
    請求項1に記載の撮像素子。
  3. 前記読み出し部は、読み出さない行数を2行とし、前記2行空けた間隔で読み出しを行う
    請求項1に記載の撮像素子。
  4. 前記読み出し部は、前記画素アレイ部の行番号が3N(Nは1以上)の行に配置されている画素から読み出しを行う
    請求項1に記載の撮像素子。
  5. 前記読み出し部は、前記間引きながら読み出しを行うときの読み出し開始の位置にオフセットを付加する
    請求項1に記載の撮像素子。
  6. 前記画素アレイ部に配置されている全画素が読み出されたときの色の配置と、前記画素アレイ部に配置されている画素を等間隔に間引きながら読み出されたときの色の配置は、同一である
    請求項1に記載の撮像素子。
  7. 読み出しが行われない画素に対して、所定の間隔で、電荷の吐き出し処理を行う
    請求項1に記載の撮像素子。
  8. 前記読み出し部は、前記全整色性の画素からの読み出しは行わない
    請求項1に記載の撮像素子。
  9. 前記全色性の画素は、市松状に配置されている
    請求項1に記載の撮像素子。
  10. 分光感度の異なる複数の画素が、行列状に配置された画素アレイ部と、
    前記画素アレイ部から信号を読み出す読み出し部と
    を備え、
    前記画素アレイ部は、前記分光感度が、全整色性である画素を含む撮像素子の撮像方法において、
    前記読み出し部は、前記画素アレイ部に配置されている画素を等間隔に間引きながら読み出しを行うステップを含む
    撮像方法。
  11. 分光感度の異なる複数の画素が、行列状に配置された画素アレイ部と、
    前記画素アレイ部から信号を読み出す読み出し部と、
    前記読み出し部により読み出された前記信号を処理する処理部と
    を備え、
    前記画素アレイ部は、前記分光感度が、全整色性である画素を含み、
    前記読み出し部は、前記画素アレイ部に配置されている画素を等間隔に間引きながら読み出しを行う
    撮像装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2021060118A1 (ja) * 2019-09-26 2021-04-01 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 撮像装置

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