JP4358735B2 - 煙予防装置 - Google Patents

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Description

本発明は、タバコの技術に、厳密には、湿式衝突バリヤーを喫煙製品に導入する装置に関する。
先行技術では、タバコの煙用にタール及びニコチンを低減する要素を設計する試みが説明されており、これらの要素の中には、多孔性のフィルターを加湿又は給湿するための手段を含んでいるものがある。代表的なものは、水又は水溶液の入った壊れやすいモジュールがフィルター内に埋め込まれており、フィルターを使用する前にモジュールを圧縮して液体を放出させるものである。すると、要素内の湿ったフィルター材料は、煙から主にタール、ニコチン及び或る種の揮発性物質を取り除く性能が改良される。
例えば、エリック.E.ウォーカーに発行の米国特許第3,884,246号では、タバコの煙のフィルター要素は、弾性のある水を通さない細長い管状のケーシングで構成されており、前記ケーシングの各端部には、フィルター材で作られた多孔性のプラグが配置されている。相対して互いに離して設けられた円板状の壁が、前記ケーシング内の前記プラグの間に配置されており、一方の壁は前記ケーシング内の前記両プラグの間にあり、一方の壁は各プラグの内側表面に当接している。前記壁は、前記ケーシングの中心部分の中にチャンバを画定しており、各壁内に少なくとも1つのポートを有している。この装置は、更に、前記チャンバ内に配置され、前記壁の間を伸張している少なくとも1つの液体含有モジュールを備えており、前記壁は、煙が前記フィルター要素を通過できる少なくとも1つの通路を有している。前記要素に支持され、前記モジュールと前記壁それぞれの少なくとも1つのポートとの間で協働する手段は、前記チャンバの外壁を押すと、液体を、前記モジュールからポートを通して前記プラグへ送るので、前記プラグは、選択的に、乾燥したフィルターとして作用するか、或いは、前記ケーシングを押すと、前記液体によって加湿されたフィルターとして作用することになる。
Leakeらへ発行の米国特許第3,428,049号では、1つ又は複数の前記モジュールが、要素内で圧縮されたフィルター材に取り囲まれている。モジュールを圧縮すると、液体がフィルター材を浸し、フィルター材が、モジュールの占める空間内へと拡張する。モジュールは、紙巻タバコの一部として作られ、フィルターに入っている。
Horsewellらへ発行の米国特許第3,635,226号では、液体含有カプセルが、タバコに隣接する吸収性プラグと非吸収性プラグの間に配置され、カプセルを圧縮すると、液体が吸収性プラグ内に放出されるようになっている。Lundegardへ発行の米国特許第3,596,665号も、2つのプラグの間に配置された壊れやすい液体含有モジュールについて記載している。このモジュールを圧縮すると、液体が両方のプラグへ放出され、フィルター性能が高くなる。
更に、フィルターを加湿するために、多くの異なる液体がフィルター機構内に封入されている。例えば、水、グリセリン、芳香族の香気剤の入った水性溶液又は乳剤等である。これらの液体は、フィルター内で、主に煙を冷却し、中に含まれている揮発性要素がフィルター基質上に凝結し易くする働きをする。
上記フィルターは、水又は他の液体で満たされた潰すことのできる又は壊れやすいカプセルの入った煙フィルターのことである。液体を含有しているフィルター要素は、保管中に液体を保持するという問題を有しており、これら含有カプセル又はフィルター構造内にある液体の他のコンテナは、液体が放出されると、液体は、フィルターに掛かる圧力を除いた後では、フィルター要素を潰れた状態に保持するので、問題を引き起こす。
上記先行技術によるフィルターは、広く受け容れるのに必要な望ましい融通性に欠けている。
上記製品では、液体製品が、フィルターの内側に組み込まれているか、又はフィルターへの付属品として作られている。
米国特許第4,003,387号、第4,046,153号及び第3,797,644号は、内部に湿った綿のフィルターが入っているプラスチック製の使い捨て紙タバコホルダーに向けられている。湿潤性は、グリセリンと水で作り出されている。煙を湿った綿のフィルターに引き込むホルダーは、紙巻タバコに取り付けられ、プラスチックケースで一体に保持され、口に入れられ、煙内のタール及びニコチン(全粒子状物質)が繊維湿潤フィルターに付着する。この様に、この製品は付属品である。殆どの喫煙者は、プラスチック製のホルダーのような異質の物体を口にするのを嫌がる。
現実問題として、タバコを製造し包装する工程、及び様々な期間に亘って紙巻タバコを保管する必要性は、喫煙前にフィルターが損傷し、乾燥し、フィルターが水分と出会うか又は水分で変形することもあるので、影響を受けることが分かっている。
Henry Burbigへ発行の米国特許第3,319,632号にある別の例は、紙巻タバコ加湿装置に関係している。この装置では、紙巻タバコのフィルター先端の内側が加湿される。この装置は、先端に差込口があり、その軸方向に伸張する中空の針が設けられており、針の側面には複数の開口部が設けられ、中空の針が水分のコンテナ内に伸張している。水分のコンテナが、弾性を有する側面を備えた搾り出し袋なので、フィルターを差込口へ挿入し、水分コンテナの側面を搾れば、フィルターの内側部分は、水分で満たされることになる。直径が極めて制約された中空針を使用すれば、1回分の搾り出しの水分量を計量して、紙巻きタバコのフィルターの内側を水で満たすことができる。
米国特許第5,158,099号は、喫煙製品用の湿式衝突バリヤーフィルター媒体について記載しており、湿式衝突バリヤーは、フィルターの端部を横切って、実質的に喫煙製品の横方向にコーティングされている。湿式衝突バリヤーは、燃焼の生成物によって作り出されるタールとニコチンを低減できるだけの十分な量が塗布されている。
国際公告第WO92/14371号は、米国特許第5,240,015号に相当しており、同特許は、米国特許第5,158,099号の一部継続であり、湿式衝突バリヤーが、物理的に塗布され、煙が口に引き込まれる紙巻タバコフィルターの上端部表面に湿式衝突バリヤーができるまで、紙巻タバコフィルターと分離しており、接着又は接合されることのない湿式衝突バリヤーに関係している。この公告は、紙巻タバコ喫煙者が吸い込むタールとニコチンを低減するために、キット及び前記キットを紙巻タバコに適用する方法についても記載している。
本出願の図1から図4は、それぞれ、国際公告第WO92/14371号の図2、8、9、5に対応している。具体的に、図1は、紙巻タバコのフィルター上部の自由端を示しており、フィルターの端面に井戸の形をした四角形の凹部12が示されている。参照番号13で示している湿った表面は、或る量の液体を凹部12に塗布してフィルターの上面に形成された衝突バリヤーである。図2は、まだ湿式衝突バリヤーが接していない紙巻タバコのフィルターの上面11の十字形の凹部形状19を示している。図3は、別の端面図であり、湿式衝突バリヤーがフィルターの上面11に塗布される前の紙巻タバコを示している。この例では、円形の凹部27がフィルターの上面11に設けられている。図4は、国際公告第WO92/14371号に記載されている衝突バリヤー成形キットを示しており、前記キットはディスペンサーと、取り扱い説明書を備えている。
国際公告第WO92/14371号に開示されている装置では、フィルターの端部に穴を作り、指定数の滴を穴に搾り出すことによって、バリヤー成形液体がフィルターに挿入される。フィルターの寸法に対して十分な大きさの穴が開けられる。凹部にバリヤー成形液体を充填すると、液体は広がって端面及びそれに隣接するフィルター材料に染み込み、湿式衝突バリヤーを形成する。しかしながら、これも問題を作り出す。例えば、流体をフィルターに入れると、中には流体を味わうユーザーもいて、それが、喫煙抑止プログラムの効果に悪影響を与える。そのような特性は、決して、喫煙を止めようとしているユーザーを勇気付けることにはならない。
従って、流体を送出して喫煙製品内に衝突バリヤーを作るための、より効果的な方法が求められている。本発明は、小さな穴を開け、カートリッジ又はコンテナから流体を注入することによって、流体を、タバコ付近のフィルター側面に、望ましくはフィルターの基部に向かって挿入する方法を提供する。こうして、バリヤーは、口に入れるフィルターの上部即ち自由端表面から離れた即ち遠い位置に作られる。本発明の各代替実施形態によって、フィルターの自由端面から遠い位置にバリヤーを作るための様々な方法が提供されている。
注入式技法を適用している数多くの紙巻タバコ/葉巻処理装置が知られている。国際公告第WO81/03413号は、喫煙者が、葉巻、紙巻タバコ、詰め替えパイプタバコ、又は同様のタバコ喫煙用消費者ユニットに処理流体を導入するのに使用する装置を開示している。流体のディスペンサーは、外側ケーシング内に保持されており、外側ケーシングは更にタバコのレシーバーを支持している。注入針は、処理流体をタバコ中に分与するためレシーバー内の中心に配置されている。ユニット内の一連の相互連通経路は、ディスペンサーを作動させると、ディスペンサーから針へと流体を案内する。
米国特許第4,269,203号は、不愉快な臭いの物質を、パッケージに入っている紙巻タバコに注入するための装置を開示している。装置は、一箱の紙巻タバコを入れるための上部チャンバと、臭いの物質を含む下部チャンバとを備えた中空の保持ケースを含んでいる。中空の針は、紙巻タバコに突き刺すために、下部チャンバから上部チャンバ内へ伸張するように配置されている。この装置は、一回の注入操作で、多数の紙巻タバコに不愉快な物質を注入する。
米国特許第3,732,872号は、紙巻タバコの全長に亘って添加剤溶液を均一に分配する装置を提供している。ヒンジ付きブロックは、紙巻タバコを保持するための窪んだ空洞又は受台を有しており、軌道の一端に可動的に取り付けられている。注射器又は添加剤リザーバーを保持するためのクランプが設けられているキャリッジが、ヒンジ付きブロックに相対する位置で軌道に可動的に取り付けられている。注射器又はリザーバーは、針とプランジャを有している。キャリッジは、注射器の針が紙巻タバコの全長に突き刺さり、先端が、挿入した側の端部とは反対側の紙巻タバコの端部に位置するように、前方に動かされる。その後、添加剤溶液の注入が行われる。
米国特許第4,054,146号は、ニコチン及びタールを含む喫煙副産物の内容物と、喫煙者が吸い込む煙の量を低減するための装置を提供している。鑽孔機ボックスを使って、パック内の全ての紙巻タバコの喫煙端部を覆っている紙に同時に孔を開ける。パックを丸ごと開いている側のボックス内に配置し、針が埋め込まれたカバーをボックスに押し付けて、針を紙巻タバコに突き刺す。喫煙時、孔の開いた紙巻タバコから出る煙は、ニコチンとタールの割合が低い。針は、紙巻タバコのタバコ領域の側壁だけに孔を開ける働きをする。フィルターには孔は無く、添加剤材料の注入もない。
記載した先行技術による添加剤又は流体の注入手段は、添加剤物質の、喫煙製品の特定の領域、特にフィルター内における具体的な配置を提供してはいない。記載した装置は、特に、低粘度物質を送り込むには適しているが、必ずしも、もっと粘度の高い又は粘着性の種類の材料の手軽な注入には適していない。
従って、添加剤物質の特別に正確な配置に関して、本発明は、流体が、ユーザーの口に入る紙巻タバコの端部から十分に離れたフィルター内の位置に分散配置され、ユーザーが流体を味わうという危険性が最小になるように、バリヤー流体をフィルター先端内に挿入する方法を提供するという要件も満たしている。この様に、バリヤー成形流体の注入の容易さと、流体を味わう危険性を最小化することを、本発明は提供しており、関連する喫煙中止プログラムの使用と、それに対するユーザーの支持が促進される。
米国特許第3,884,246号 米国特許第3,428,049号 米国特許第3,635,226号 米国特許第3,596,665号 米国特許第4,003,387号 米国特許第4,046,153号 米国特許第3,797,644号 米国特許第3,319,632号 米国特許第5,158,099号 国際特許第WO92/14371号 米国特許第5,240,015号 国際特許第WO81/03413号 米国特許第4,269,203号 米国特許第3,732,872号 米国特許第4,054,146号
本発明は、喫煙製品のフィルター内に流体の散布ゾーンを提供するための装置を提供しており、同装置は、
(a)喫煙製品に挿入されると湿式衝突バリヤーを形成する流体用のコンテナと、
(b)前記流体を喫煙製品に送り込むために、コンテナと送出機構の出口の間を連通させている送出機構と、を備えており、前記送出機構は、少なくとも部分的には、喫煙製品の直径よりもかなり小さい直径の管を備えており、コンテナと送出機構の組み合わせによって、喫煙製品内の所定の位置に、前記流体の実質的に限定可能な量を配置できるようになっている装置である。
ある特定の実施形態では、本発明による装置の送出機構は、注入針を備えている。特に好ましい構造では、注入針は、前記流体をフィルターの側壁を通して横方向に注入できるように作られている。湿式衝突バリヤーを提供するための流体には、コーンシロップ、ハチミツ、グリコール、ワセリン、鉱油、メープルシロップの様なシロップ型の溶液;全てのフルーツシロップ、グルガムの様な砂糖ベースの液体;大豆油、コーン油、ペクチンの様な全ての食用油;及び、全ての型式の食料食用ゲルが含まれる。これらの流体は、ユーザーがフィルターに物理的に塗布すると、主としてバリヤーの働きをする。紙巻タバコを喫煙すると、煙はバリヤーに衝突し、結果的に煙が冷却され、揮発性化合物が凝縮する。シロップ型の流体は、注入針のような直径が小さい通路内では乾燥又は硬化する傾向があるので、好適な構造では、針は、一回使用式の、前記コンテナに取り付け可能な使い捨てユニットである。一回使用式の針は、小さなボトルのネック部であるコンテナの出口部分にねじ込む方式でもよいし、押し込む方式でもよい。
このコンテナの構造によって、コンテナからの流体の送出の制御がやり易くなる。好適にも、本発明による装置では、コンテナの壁の少なくとも一部は、弾性があり及び/又は柔軟性がある。この特徴により、ユーザーは、調整しながらコンテナの外側に適切な圧力を加えて、針、そして最終的にはフィルター先端への流体の送出を制御することができるようになる。
別の実施形態の装置は、少なくとも一つの注入針を備えている。針は適切な長さになるよう選択されており、好適にも計量用の目盛が付いた注射器型の装置に取り付けられるので、針を、紙巻タバコの基部を通してタバコを貫いて挿入し、フィルターの基部に流体を放出することができる。この針は、更に、針に沿って伸張し且つ紙巻タバコの外径と実質的に同じ内径の外装を有している。この装置を使えば、紙巻タバコを針の上に押し下げ、先に述べた実施形態のように注射器装置を使い独立して、又は、紙巻タバコを何らかの型式のばね付勢流体放出機構と係合させることによって、の何れかで注入動作を行うことができる。これらの実施形態の利点は、紙巻タバコの直径の中心に流体を正確に配置できることと、適切な長さの針を選択することによって、タバコに隣接しているフィルターの基部に流体を完全に正確に配置できることである。異なる寸法の紙巻タバコには異なる長さの針を使うことができる。
この様に、注入針又は各注入針は、細長い喫煙製品の端部領域から前記喫煙製品内を軸方向に伸張してフィルターとタバコの境界に近接する前記フィルターの領域まで、挿入できるだけの軸方向長さを持っている。針は、喫煙製品のタバコ端部からフィルターとタバコの境界に近接する前記フィルターの領域まで伸張して挿入できるだけの軸方向長さを持っているか、又は喫煙製品のフィルター端部から前記フィルターの領域内をフィルターとタバコの境界近くまで挿入できるだけの軸方向長さを持っている。どちらの状況でも、前記注入針の挿入の程度を制限する停止手段を設けることができる。
別の実施形態は、流体の上部注入を考慮しており、紙巻タバコの外径と実質的に同じ内径を有する外装内に突き出ている複数の極細の中空ピンを備えている。流体用のコンテナは、このアプリケーター装置に取り付けられており、計量弁が、流体分与機構と連通している。この機構は、シリンダ内で変位させることのできるピストンを適切に備えており、ピンは変位可能なピストンに取り付けられ、そこから伸張している。紙巻タバコのフィルター先端部はピストンに向けて押し込まれ、ばねには荷重が掛けられているので、フィルターを、ピンが取り付けられているピストンに向けて押し込むと、或る計量された量の流体がフィルター内に分与される。この実施形態の利点は、流体を正確に計量できることと、フィルターの基部の直径に亘って流体を均一に散布できることである。
この様に、本発明による装置は、複数の注入針を備えている。送出機構は、更に、ピストン及びシリンダ型のユニットを備えており、ユニットのピストン又はプランジャをシリンダ内で変位させることによって送出が制御されている。前記シリンダには、装置を喫煙製品に適用している間は、細長い喫煙製品の少なくとも一部の外側と係合する外側の外装が備えられており、更に、実質的に限定可能な量の前記流体を分与し易くする目盛も設けられている。
注入針又は各注入針は、シリンダの端面から伸張しており、前記端面は、注入針を喫煙製品へ挿入する程度を制限するストッパを形成している。代わりに、前記ピストン又はプランジャにばねで負荷を掛けておき、喫煙製品の端面を、前記ピストン又はプランジャに係合させ、ばね負荷に抗してピストン又はプランジャを変位させることによって、流体を送出してもよい。従って、そのような装置では、注入針又は各注入針は、前記ピストン又はプランジャから直接伸張しており、針が伸張しているピストン/プランジャの面は、注入針を喫煙製品へ挿入する程度を制限するストッパを形成している。コンテナからシリンダへ流体を一方向に流すための逆止弁を設けてもよい。
更に、上端部のピンが1つであることも考えられ、そのピンは、側面開口部と組み合わされた端部流体放出開口部か、又は側面開口部だけを有している。これは、針を通して注入される流体が、注入ピンの端部で横向きに放出されることを意味している。
上記の様々な機構、即ち、単一又は複数の針、注射器又はばねで負荷されたディスペンサー、正確な計量を色々な方法で組み合わせれば、多様な別の実施形態も実現できる。
本発明による装置を使えば、衝突バリヤー流体の散布ゾーンを形成することができる。流体は、フィルター内に遮断ゾーンを形成し、燃焼で形成されたタール及びニコチンを遮断する。
本発明の装置を使えば、湿式衝突バリヤーを形成している流体を、喫煙者が口に入れる紙巻タバコの端部から離れた位置のフィルター先端に、注入することができる。流体をこの位置に導入すると、確実に流体がユーザーの唇と接触しないようにできるので、ユーザーが流体を味わう機会は減る。使用時に、本発明の装置は、フィルター材を横方向に破ることなく、フィルター内に流体を挿入することができる。この挿入方法では、先行技術による装置と比べて、フィルターの繊維構造への損傷が確実に少なくなる。
本発明による装置では、遮断流体は、例えば、コーンシロップ塩基、安息香酸ナトリウム、ソルビン酸カリウム、クエン酸、水及び着色剤である。食料として消費できるような組成である。薬品の組成ではないので、うっかり摂取しても、危険又は副作用は無い。
本発明による装置を使用し、3滴の流体を使えば、通常のフィルター付き紙巻タバコからのタール及びニコチンの送出量の97%以上を低減することができる。本発明による装置を使用すると、肺に達するニコチンの量が減少する。従って、喫煙者は、ニコチンから徐々に引き離され、最終的に喫煙を止めることができる。
本発明には、喫煙製品のフィルター内に流体の散布ゾーンを形成するためのキットも含まれており、同キットは、
(a)喫煙製品に挿入されると湿式衝突バリヤーを形成する流体用のコンテナと、
(b)前記流体を喫煙製品に送り込むための、コンテナと送出機構の出口の間を連通させるための多数の使い捨ての送出機構であって、各使い捨て送出機構は、少なくとも一部に、喫煙製品の直径よりもかなり小さい直径の管を備えており、喫煙製品内の所定の位置に、前記流体の実質的に限定可能な量を配置するために、一回使用式で、コンテナに取り付けることができるようになっている送出機構と、を備えている。
本発明のこの態様は、特に、注入される流体がシロップ状か又は硬化する物質で、注入するのに、一回使用式即ち使い捨て式の送出機構又は注入針が特に適している状況に適している。
添付図面を参照しながら、本発明を更に説明する。
図1から4は、先行技術のWO92/14371号に記載されている、先にここで論じた装置を示している。
図5に示すように、本発明による装置は、湿式衝突バリヤー成形流体を保持するためのコンテナ101を備えている。コンテナ101には、注入針102を備えた送出機構が設けられている。注入針102は、湿式衝突バリヤー104を形成するために、流体をフィルター先端103へ送り込むのに適切な位置で、フィルター先端103の側壁に挿入される(図6)。コンテナ101の壁部分105は、弾力があり/柔軟性があるので、コンテナ101の外側に圧力を加えることによって、中に入っている流体を押し出し、送出される流体の量を制御することができる。加えられる圧力の程度によって、放出される流体の量と、放出速度と、フィルター先端103へ注入される量が調整される。
この様に、本発明の注入式装置を使えば、バリヤー成形流体を、喫煙者が口に入れる紙巻タバコ107の端部106から離れた場所で、フィルター先端103に横方向に導入することができる。流体は紙巻タバコ107の端部106から十分に離れた場所に導入されるので、喫煙者が湿式バリヤーを味わうことはない。
図6は、紙巻タバコ107のフィルター103の拡大図であり、バリヤー流体が注入されるフィルター103の領域を断面で示している。参照番号108は、針102がフィルター先端103の側壁内に形成して、バリヤー成形流体を注入した孔である。流体は、注入すると、フィルター先端の媒体103を通して拡がってゆく。参照番号104で示しているx印部は、前記流体が拡がったときにバリヤーが位置している領域である。流体は、フィルター103の材料を通って拡散し、燃焼によって作られるタールとニコチンを捕捉する粘性バリヤーを形成する。
注入針102は、特に、流体が砂糖又はシロップ型の物質で、使用後直ちに針を洗わなければ針の内で硬化する傾向がある場合に使用する使い捨てユニットとして提供される。針102は、ボトル101のネック部分にねじ込むか、又は、コンテナの一方の端部の開口部に押し込めるようになっている。使い捨て針102は、一回使用式に適しており、抑止流体を必要量注入した後で廃棄される。本発明を利用するキットでは、1つのコンテナ101に、例えば裏当てカードに取り付けられた多数の付属品、即ち針継手102が備えられている。針102は、使用時に、一本ずつカードから取り外し、コンテナ101のネックにねじ込むか押し込むかして取り付けられる。注入操作を行うと、各注射器部分、又は針又は管102は、ボトルの内側とフィルターの内側の間にブリッジを形成する。針は、紙巻タバコ内へ或る量の流体を1回だけ送出し挿入するのに適している。使用後、針はコンテナ101から取り外され廃棄される。次いで、中身を良い状態に維持するため、締め蓋又はキャップがコンテナ101に再度装着される。使い捨ての注射器又は針機構102は、流体コンテナ101とコンテナ内に保持されている流体を含むキットに具現化されている複数の一回使用式針のセットの一部として、比較的低コストで提供される。具体的には、使用時に必要に応じて取り外せるように、多数の数の針をカードに取り付けることができる。
本発明によるシステムでは、適切な量のバリヤー成形流体を計量することが重要である。注入される量は、作り出そうとする抑止効果次第で1、2又は3滴となる。図5及び図6に関して説明している実施形態では、柔軟性のあるコンテナ101の側部を搾るのは或る程度主観的な動作であり、分与される各滴の大きさに対する制御の程度には限界があるので、注入される量に対する制御には限界がある。
図7に示す別の実施形態は、数多くの利点を提供する。図7に示すように、この注入装置は、シリンダ116と、シリンダ内で変位させることのできるプランジャ又はピストン118を有する注射器型ディスペンサー114を備えている。細長い分与針110は、プランジャ操作部分即ちハンドル124から離れているシリンダ120の基部から伸張しており、紙巻タバコ128のタバコ端部112から挿入する場合、紙巻タバコ128の端面112が、注射器120の針が伸張している端面に当接したときに、注入針の開端部が、実質的にフィルター部分126の基部122に位置するような長さになっている。次いで、ユーザーが、プランジャ118の操作又はハンドル端部124を押して注入を行う。注射器装置には目盛が付いているので、プランジャ118の移動量を適切に制御することによって正確な量の流体を分与することができる。分与装置のこの特性を使い易くするために、注射器116の円筒形本体を透明としてもよいし、適切な窓領域を設けてもよい。しかしながら、他の方法を排除するものではない。
針110は、適切な長さとなっているので、流体は、フィルターの基部122内に注入される。図5及び図6に示す装置と同じく、流体をこのように配置することによって、喫煙中にどの様な味にしろ流体から出てユーザーに気付かれるのが最小になる。しかしながら、図5と図6に示す装置と比較すると、流体は、完全に紙巻タバコ128とそのフィルター部分126の内側に入っている。フィルターの側壁には刺し孔がないので、流体がフィルター126の外側に出てくる可能性はない。針110の長さを適切に選択すると、流体を、確実且つ正確にフィルターの基部122に配置することができる。アプリケーター又はディスペンサーユニット114は、潜在的に無限の寿命を有している。注射器型ユニット114には、異なる寸法の紙巻タバコ128に合うよう異なる長さの針110を備えることもできる。紙巻タバコ128の寸法に依って、適切な長さの針110を注射器114に取り付ければよい。
紙巻タバコのタバコ部分130の細長い長さに亘って、針110の正確な実質的に軸方向の整列を改善するために、図8に示す別の装置を設けてもよい。この場合、外装132は、注射器から伸張しており、内径が、紙巻タバコ130の外径と実質的に同じである。注入器針138は、外装132内の実質的に中央に、即ち外装132の円筒形壁と同軸に整列している。従って、本装置をこの実施形態で使用するには、紙巻タバコ140を、外装132の内側に針138を覆って押し下げることになる。そうすると、針138は、紙巻タバコ140内で、紙巻タバコの軸と同軸に軸方向配置されるように拘束される。注入動作は、図7に関連付けて説明したのと全く同じ方法で適切な計量をして行う。別の構造では、別の計量及び分与機構が設けられている。外装132の中心合わせ作用によって、抑止流体をフィルターの先端126内の中央に正確に配置し易くなる。
図9に示す変形例は、フィルターの先端を通して、口に入れる紙巻きタバコの端部からの上部注入の可能性を提供している。計量された量のアルコール飲料を分与するための光学部品と同様の装置を提案している。直径が非常に小さい多数の中空ピン142がピストン144から伸張しており、ピストン144は、内部ばね148で、シリンダを画定しているスリーブ又は外装146内に下向き配置に付勢されている。ピストン144が伸張位置へと付勢されるとき、抑止流体が、シリンダを形成する外装146内のピストン144より上の内部空間と連通しているコンテナ152から、逆止弁150を通って流入する。
流体を挿入するには、紙巻タバコのフィルター先端を外装146に挿入し、紙巻タバコを押し上げればよい。中空ピン142は、フィルター先端を貫き、フィルター/タバコの境界に近い位置まで穿刺する。フィルターの端面がユニットのピストン144部分を押すと、ピストン144は、ばね148の力に抗して動かされる。従って、シリンダ146内の空間が減少し、計量された量の流体がシリンダ146から押し出され、分与針142を通して、タバコに隣接しているフィルター先端の内部へ送り出される。この装置は、アプリケーターユニット154のピストン144の1変位毎に、1滴の抑止流体を送り出すようになっている。何度も作動させると、正確に計量された量の大量の流体を分与することができる。本装置の利点は、正確な計量と、フィルター先端の直径に亘って流体を均等に散布できることである。
図7及び図8に示す単一ピン装置を、図9に示すばね付勢構造に適用することもできる。同様に、図7及び図8に示す装置で2本以上の針を使用してもよいが、この構造には好ましい選択肢ではない。しかしながら、図7及び図8に示す装置も、図9に示しているのと同様のばね付勢計量ピストン装置で、針110又は138を下向きにして垂直方向に作用させることもできる。
単一ピン配置であれ多数ピン構造であれ、注入器針の作動端部は、多様な形態を取ることができる。例えば、単純な開放端の針であってもよい。代わりに、図10に示しているように、端部を閉じて、針の側壁の横向きの孔158を通して流体を散布するようにしてもよい。
図11には別の配置を示しており、端壁156には小さい直径の端面孔160が設けられ、側壁にも半径方向の横方向孔162が設けられている。図10と図11に示す針の端部配置を使えば、確実に、抑止液体を、実質的にタバコに隣接するフィルター先端の端部内に画定される実質的に平坦な領域に亘って、均一且つ連続的に散布することができる。
従って、要するに、図7は、湿式衝突バリヤーを形成するために、注入針110を、紙巻タバコのタバコ端部112に挿入する装置の別の実施形態を示している。コンテナ114は較正され、送出される流体の量を制御できるようになっている。この装置を使えば、バリヤー成形流体をフィルター122の基部に導入することができる。喫煙者が湿式バリヤーを味わうことのないように、流体は、紙巻タバコの口端部117から十分離して導入される。
図8は、外装132が針に沿って伸張し、その内径が紙巻タバコの外径と実質的に同じである同様の装置を示している。これを使えば、紙巻タバコ128を針110に被せて押し下げることができる。
図9は、外装146内に複数のピン142が突き出ている上部注入器アプリケーターの拡大図である。この形態のアプリケーターは、紙巻タバコのフィルター端部に押し付けられる。ピンは、ばね負荷の掛かったピストン144に取り付けられているので、フィルターをピン取り付け部、即ちピストンに押し付けると、或る計量された量の流体が送出される。計量弁150は、流体が、保管コンテナ152からアプリケーターの分与ピストンへと一方向に流れるようにしている。
図10及び図11は、上部注入に関する更なる可能性を示している。図10は側面開口部158を有するピンを示しており、図11は、端部開口部160を側面開口部162と組み合わせたピンを示している。
全ての注入器型の実施形態において、注入器針の直径及び他の寸法は、液体の流れ及び粘度特性に合わせられている。1本又は複数本の注入器針が下方向に向けられている実施形態では、針のパラメーターを調節して望ましくないか又は制御されていない液体の放出を毛管現象で抑制することにより、ピストンを作動している状況を除いて、液体の流出を遮ることができる。
液体が、その特性のために針型の注入機構内で凝固又は硬化する傾向にある場合、一回使用式、即ち使い捨て式の針を利用してもよいし、そうでなければ、使用後ユーザーが直ちに針を洗浄、又は洗う必要があると理解頂きたい。従って、繰り返し使用することを目的とした本発明による装置を良好な状態に維持するには、各分与操作に続いて、保守の段階が必要である。洗浄又は洗う段階を完了しなければ、使用する流体が針を詰まらせ易い特性を有している場合には、注入針を洗浄する必要がある。
本発明に関連してここで使用している「備える/備えている」という用語、及び「有している/含んでいる」という用語は、記述している特徴、完全体、段階又は構成要素の存在を明記するのに用いているが、1つ又は複数の他の特徴、完全体、段階、構成要素又はそのグループの存在又は追加を排除するものではない。
四角形の井戸状の凹部を有する紙巻タバコの部分断面図である(先行技術のWO第92/14371号)。 十字形の凹部構造を有する紙巻タバコの上部端面図である(先行技術のWO第92/14371号)。 楕円形の凹部構造を有する紙巻タバコの上部端面図である(先行技術のWO第92/14371号)。 WO第92/14371号に開示されているキットの構成要素を示している。 バリヤー形成流体をフィルターの先端に導入するための、本発明による注入式装置を描いた図である。 バリヤーが注入されている紙巻タバコ領域の断面を示している。 バリヤー成形抑制流体を紙巻タバコのフィルター先端へ導入するための、本発明による別の注入式装置の概略側断面図である。 図7の実施形態の変形版である。 バリヤー成形流体を紙巻タバコのフィルター先端へ導入するための、本発明による注入式装置の別の実施形態の側断面図である。 注入器ピンの第1実施形態の拡大断面図である。 注入器ピンの別の実施形態の拡大側断面図である。

Claims (12)

  1. 喫煙製品のフィルター内に流体の散布ゾーンを提供するための装置において、
    (a)喫煙製品に挿入されると湿式衝突バリヤーを形成する流体用のコンテナと、
    (b)前記流体を前記喫煙製品に送り込むために、前記コンテナと送出機構の出口の間を連通させている送出機構と、を備えており、前記送出機構は少なくとも部分的に前記喫煙製品の直径よりもかなり小さい直径の管を備えており、前記コンテナと前記送出機構の組み合わせによって、前記喫煙製品内の所定の位置に前記流体の実質的に限定可能な量を配置できるようになされていると共に、前記コンテナの壁部の少なくとも一部が弾性及び又は柔軟性を有していて、前記コンテナから前記フィルター内の予め定めた位置への流体の送出を制御し得るようになされたことを特徴とする装置。
  2. 前記送出機構は注入針を備えている、請求項1に記載の装置。
  3. 前記注入針は、前記フィルターの側壁を通して前記流体を横方向に注入できるように作られている、請求項2に記載の装置。
  4. 前記針は、一回使用式の、前記コンテナに取り付け可能な使い捨てユニットである、請求項2又は3に記載の装置。
  5. 前記送出機構は、少なくとも1つの注入針を備えている、請求項1に記載の装置。
  6. 前記注入針又は各注入針は、細長い喫煙製品の端部領域から前記喫煙製品内を軸方向に伸張してフィルターとタバコの境界に近接する前記フィルターの領域まで、挿入できるだけの軸方向長さを有している、請求項に記載の装置。
  7. 前記注入針又は各注入針は、前記喫煙製品のタバコ端部から前記フィルターとタバコの境界に近接する前記フィルターの領域まで伸張して挿入できるだけの軸方向長さを有している、請求項に記載の装置。
  8. 前記注入針又は各注入針は、前記喫煙製品の前記フィルター端部から前記フィルターとタバコの境界に近接する前記フィルターの領域まで伸張して挿入できるだけの軸方向長さを有している、請求項に記載の装置。
  9. 前記注入針の挿入の程度を制限する停止手段を備えている、請求項からの何れかに記載の装置。
  10. 複数の注入針を備えている、請求項からの何れかに記載の装置。
  11. コンテナからシリンダへ流体を一方向に流すための逆止弁を備えている、請求項1から10の何れかに記載の装置。
  12. 喫煙製品のフィルター内に流体の散布ゾーンを提供するためのキットにおいて、
    (a)喫煙製品に挿入されると湿式衝突バリヤーを形成する流体用のコンテナと、
    (b)前記流体を前記喫煙製品に送り込むための、前記コンテナと送出機構の出口の間を連通させるための多数の使い捨ての送出機構であって、各使い捨て送出機構は少なくとも一部に前記喫煙製品の直径よりもかなり小さい直径の管を備えており、前記喫煙製品内の所定の位置に、前記流体の実質的に限定可能な量を配置するために、一回使用式で、コンテナに取り付けることができるようになっている送出機構と、を備え、前記コンテナの壁部の少なくとも一部が弾性及び又は柔軟性を有していて前記コンテナから前記フィルター内の予め定めた位置への流体の送出を制御し得るようになされていることを特徴とするキット。
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